美しい豊能町の自然を紹介しましょう

Part-37 の結論です( Ed. Aug.11, 2002)

「いもむし事件」の犯人は”シンジュサン”だとわかりました!。

特別捜査官 悠さんのお手柄です!


シンジュサンの登場は:


Part 17: シンジュサン、・・・


Part 37: いもむし事件、たらふく食べたらマユ作り/シンジュサン


Part 51: シンジュサン、久々の再登場




Part-37 のいもむし事件について後日、
悠特別捜査官と以下のやりとりがありました。 下記をご覧ください。


@2000年8月 容疑者の割り出し(2001年1月9日追記)

A2002年8月 真犯人の検挙 (2002年8月11日追記)




@2000年8月 容疑者の割り出し(2001年1月9日追記)

自然特捜課 特別捜査官 悠:(2000.8月)
いもむし事件の主人公の正体は判明したのでしょうか?
これは私の推測なのですが、あのいもむしはマユ蛾の幼虫のような気がします。
ただし、シンジュサンでないことは確かです。

自然特捜課 特別捜査官 悠:(2000年10月)
青虫事件の犯人らしき蛾を見つけましたので、お知らせします。 日本ヴォーグ社発行「完璧版−蝶と蛾の写真図鑑」で見たのですが オオクジャクヤママユという蛾の幼虫が、あの青虫事件の犯人青虫に そっくりなんです。
多少、違う所もあるのですが、あの青虫がマユ蛾の幼虫だと言う事を 確信しました。 オオクジャクヤママユは、本来ならばヨーロッパの中部〜南部に生息する 大型の蛾です。
ただ、色々な事情で幼虫が日本に入り、気候の似ている山間部で繁殖した のかもしれません。

自然管理者(Yoshimi):(2000年10月)
ついに青虫事件の犯人が挙ったというわけですね。 ワクワク、興奮しますね〜。ありがとう、ありがとう、ありがとう!
ヨーロッパの大型蛾とは驚きですね。
今年は幼虫に気が付かないうちに、夏、また新しい繭が いくつかぶら下がったのですが、蛾を見かけることは ありませんでした。(24時間待機してはいないから・・・。)

自然特捜課 特別捜査官 悠:(2000年10月)
いも虫は犯人検挙までは至らず、容疑者という段階になってます。
それと、日本原産のマユ蛾にも容疑がかかっておりますので....(笑)(ごめんなさい。)
図書館で大きな図鑑を見れば、ひょっとしたら詳しくわかるかも。 あと、以前紹介させていただきました、幼虫図鑑とかですね。

自然管理者(Yoshimi):(2000年10月)
かなりのマユが業者の剪定によって持ち去られてしまいました。 でも、ある程度の数は残っていたのですが、今年(2000年)秋になってもどういうわけか成虫を見ることはできませんでした。

自然特捜課 特別捜査官 悠:(2000年10月)
うーーーーむ。
それは鳥の仕業かもしれません。
鳥でなければ、やっぱり他の昆虫に食われてしまったのかも... しぼんでいるのは、たぶん中で幼虫が死んでいる可能性が高いです。 もし、出来るなら、中を開けるかよく観察するかで調べて見るのも いいかも知れません。
やっぱり、日本では羽化が難しいのかな?

もし、来年アオムシさんが来たら、今度は捕獲してルリタテハの 幼虫同様、別にネットかなにかでゲージを作って、食草をいっぱい 入れてあげて、自然環境に近い所で飼育してはどうでしょうか?

自然管理者(Yoshimi):
そうしてみます。成虫も是非見たいですからね。





A2002年8月 真犯人の検挙 (2002年8月11日追記)


自然特捜課 特別捜査官 悠:(2002.7月末)
えっと、自然特捜課からのお知らせです。 去年だったか、いもむし事件についてのレポートを報告いたしましたが とんでもない誤りに気付きました。

変更は成虫についてです。

あのイモムシは、色々と調べました結果「シンジュサン」の幼虫と 言う事が判明いたしました。
緑のカラダにうっすらと白い化粧を施しているあの幼虫はほぼこれに 間違いないと言う事です。
食草にも「クロガネモチ」は含まれています。
オオクジャクヤママユに要らぬ容疑をかけたことを反省しています。
オオクジャクヤママユさん、ごめんなさい。



自然管理者(Yoshimi):(2002.8月初)
電撃ニュースをありがとうございます。
あのころに、シンジュサンの幼虫は白無垢で・・・と、教わったにもかかわらず ピンときていませんでした。
確かに、最初芋虫に気づいたときには真っ白に黒い目・・・だったかな? とにかく全身真っ白でした。2cm〜3cmの段階ではクロガネモチの幹の白と同じ真っ白でした。鮮明に覚えています。
保護色でしょうね。最後に何匹かが空中移動をしたキンモクセイの幹も白っぽいからきっとそうでしょう。
HPの説明で、「緑の葉を食べたためか、体の白が抜けて緑になっていく」
なんて書いているのに・・・!

真っ白だったとき、写真を撮らなかったことが、今となっては悔やまれます。
HPで「自然」をとりあげてなかったら、多分その段階でスグに消毒!を していたでしょう。はじめはただ傍観していて、繭づくり直前の段階で、 やっとビッグチャンスとばかりに撮影を開始・・・したのでした。


そういえば、あの年だったかと思うのですが、まだ梅雨だったころ、夕方 クロガネモチの木の下の地面に、シンジュサンが1羽(1匹?)疲れ果てた 様子でいるのを見つけ、写真を撮った記憶があります。
産卵の後だったのかもしれないですね。

とにかく、犯人が明確になって一件落着。
長期にわたる捜査、有難うございました。



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