自然特捜課 特別捜査官 悠:(2000.8月)
いもむし事件の主人公の正体は判明したのでしょうか?
これは私の推測なのですが、あのいもむしはマユ蛾の幼虫のような気がします。
ただし、シンジュサンでないことは確かです。
自然特捜課 特別捜査官 悠:(2000年10月)
青虫事件の犯人らしき蛾を見つけましたので、お知らせします。
日本ヴォーグ社発行「完璧版−蝶と蛾の写真図鑑」で見たのですが
オオクジャクヤママユという蛾の幼虫が、あの青虫事件の犯人青虫に
そっくりなんです。
多少、違う所もあるのですが、あの青虫がマユ蛾の幼虫だと言う事を
確信しました。
オオクジャクヤママユは、本来ならばヨーロッパの中部〜南部に生息する
大型の蛾です。
ただ、色々な事情で幼虫が日本に入り、気候の似ている山間部で繁殖した
のかもしれません。
自然管理者(Yoshimi):(2000年10月)
ついに青虫事件の犯人が挙ったというわけですね。
ワクワク、興奮しますね〜。ありがとう、ありがとう、ありがとう!
ヨーロッパの大型蛾とは驚きですね。
今年は幼虫に気が付かないうちに、夏、また新しい繭が
いくつかぶら下がったのですが、蛾を見かけることは
ありませんでした。(24時間待機してはいないから・・・。)
自然特捜課 特別捜査官 悠:(2000年10月)
いも虫は犯人検挙までは至らず、容疑者という段階になってます。
それと、日本原産のマユ蛾にも容疑がかかっておりますので....(笑)(ごめんなさい。)
図書館で大きな図鑑を見れば、ひょっとしたら詳しくわかるかも。
あと、以前紹介させていただきました、幼虫図鑑とかですね。
自然管理者(Yoshimi):(2000年10月)
かなりのマユが業者の剪定によって持ち去られてしまいました。
でも、ある程度の数は残っていたのですが、今年(2000年)秋になってもどういうわけか成虫を見ることはできませんでした。
自然特捜課 特別捜査官 悠:(2000年10月)
うーーーーむ。
それは鳥の仕業かもしれません。
鳥でなければ、やっぱり他の昆虫に食われてしまったのかも...
しぼんでいるのは、たぶん中で幼虫が死んでいる可能性が高いです。
もし、出来るなら、中を開けるかよく観察するかで調べて見るのも
いいかも知れません。
やっぱり、日本では羽化が難しいのかな?
もし、来年アオムシさんが来たら、今度は捕獲してルリタテハの
幼虫同様、別にネットかなにかでゲージを作って、食草をいっぱい
入れてあげて、自然環境に近い所で飼育してはどうでしょうか?
自然管理者(Yoshimi):
そうしてみます。成虫も是非見たいですからね。