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Part-50 : ルリタテハのサナギにはゴールドのアクセサリー

( Photo: 9月4-9日 ) ( Updated: 2000年10月10日 )

後半は特別捜査官 悠さんとのお話





ハ〜イ!みなさんおなじみのルリタテハの幼虫でございます。

昨年は過激なファッションで登場させていたたきましたの。 9月4日には昨年と同じホトトギスに群がらせていただきましたわ。いつの間に卵が産み付けられたって?そんなこと。・・・。




昨年は2匹だったのに、今年は8匹も生存できて嬉しいかぎりですわ。体長も太さも個人差があります。既にかなり葉っぱは美味しくいただきました。この先食料不足が深刻になりそう・・・。



9月9日、姿が減ってきた、と思われたでしょ?ヘンシンをしましたの。さなぎとなってぶら下がっております。赤で囲んだところに。このほかにも・・・。




これがさなぎのクローズアップです。

ドウデス?どうして凝ったものをつくるのって?約3cmですが、真中がくびれていますでしょ。上部の色使いはヘンシン前との関連ですの。くびれのところの2点はこの秋流行といわれている”ゴールド”ですのよ。まぶしく光る素材を使用。でもご安心あれ、地面から10cmのところなので、少なくとも人間の目にはつきにくくってよ。大きな写真はこちらで是非。





ところでこれらのさなぎ、その後が問題でした!
こちらは悠特別捜査官とのお話です。(2001年1月9日追記)


自然管理者(Yoshimi):

サナギの次にはチョウと、トントン拍子に 行くかどうかは判らないんです。ある図鑑には、成虫で冬越しを する、とあったので、是非蝶を見たいと思い、台所とお風呂場に 枝ごと取りこんでおいたのです。楽しみに待っていたのに、2週 間ほどして、よく見ると!!!なんと穴があいていて、中味は 空っぽではありませんか!これってどういうこと?
来年、もしサナギが今年みたいにゲットできたら、どのように すれば蝶が見られるのか?・・・やはり特捜刑事さんに調べて もらいたいのです。



自然特捜課 特別捜査官 悠:

えーっと、穴はどんな穴だったのでしょうか?
針で突いたような穴ならば、残念ですが他の昆虫にさなぎを 食われてしまったという事です。
さなぎが破れたような後があるなら、それは羽化したのでしょう。 私も以前、アオスジアゲハの幼虫を暖房の効いた部屋で飼育してしまい 2月というとんでもなく寒い時期に成虫をかえしてしまいました。
ルリタテハは成虫で越冬はしますが、まわりの気温には敏感なので 室内では飼育は難しいかも知れません。 なるべく、自然に近い環境を作って観察する事をオススメします。 それから害虫よけに、枝のまわりをネットで囲むといいですよ?


自然管理者(Yoshimi):

庭のホトトギスの枝についたサナギもほとんど全滅。ただ1つ だけ中味がまだ存在しているようですが・・・、色は沈んでほぼ 黒といってもいいほどです。


自然特捜課 特別捜査官 悠:

うーーーーむ。
それは鳥の仕業かもしれません。
鳥でなければ、やっぱり他の昆虫に食われてしまったのかも... しぼんでいるのは、たぶん中で幼虫が死んでいる可能性が高いです。 もし、出来るなら、中を開けるかよく観察するかで調べて見るのも いいかも知れません。





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