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子どもの身を守るために(通報編)

つきぐま 「不審者と遭遇してしまった…!」(>_<)「子どもが『おばちゃん助けて…(T_T)』と叫んでる!」そんなとき、あなたならどうします?
 たいていは初めての経験で何をどうすればいいかわからない状態になる可能性大!

そこで、いざ不審者と出会ってしまったときの対応や警察に連絡する際のポイント
などを説明します。

不審者と遭遇した!

「道を歩いていて、もし不審者を見かけたら…。」とにかくめちゃくちゃ怖いはず。「怪しい!」というのを直感で感じたとしても、次の行動には足がすくむというのも本当です。

そう、不審者や事件・事故と遭遇したときは、目撃した側もかなり動揺するし、あわてるものなのです。そこで、「こんなことに気をつけて!」という注意事項を警察で聞きました。

一般の人が声をかけると不審者との間でトラブルになることもあります。危険なので絶対に声をかけないこと。

110番または最寄の警察署に連絡します。(直通がわからなくても、大代表で「不審者見かけました」といえば担当部署につないでくれます。)

「こんなことで110番してもいいの?」と躊躇する場合があっても、重大かそうでないかは警察で判断してくれます。警察が早くに現場に行って、その人の目的などを聞くことが重要なので、すぐに連絡してみてください。

ちょっと体験談1

以前のことですが、知人が帰宅途中、若い女の子が不審な男に声をかけられてて、無理やり袖を引っ張られてたところにバッタリ遭遇(だいたい電車が到着してから駅のトイレなどに行ってたら、他の客はだ~れもいなくなって、道も寂しくなってしまってたらしい(-_-;))。
 「おかしいな」と思ったので、女の子のほうに「早よ帰りや。お母さん待ってるで~」と声をかけたら、その男、すっとんで逃げていったらしい…。

「「何やってるっ!」なんていって、逆切れされたら怖いしね~^_^;」と、声をかけるなら女の子にと思ったそ~な。目の前でバッタリ!ってときにケータイ出すのもコワいし、知らないフリして最後の目撃者になるのもヤだし、選択肢はそれしかなかったそうですが…。

ちょっと体験談2

つきぐまが、そういう人物(大声をあげて、フラフラ歩いてた…)に遭遇して、すれ違うしかな かったとき、とにかく刺激しないよう、目を合わさないよう、なるべく自然に自然にフツーにフツーにと歩いて、すれ違ってから次の辻で曲がってから猛ダッシュしました…。

大人だからその程度の機転はきくけれど、これが子どもだったら、いつもどおりにワイワイガヤガヤしてて、ば~と道に広がって歩いたりしてて、「うるさい!ガキがっ!!!」と思われてガツンと殴られたりするんだろうか…なんて思ったりもしました。
 ほんのちょっとの刺激で、切れそうって感じだったもん…。

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「こちらは警察です!」

もし警察に通報するときに、「こんなことを聞かれます」ということを警察署で聞いてきました(←実は広報の取材で話聞いてきました^_^;)つきぐまの昔の体験談と今回のお話を簡単にまとめてみました。

場所は?

これはとにかく重要なので詳しく聞かれます。住所や地番はハッキリわからなくても、目印になる店などがあればそれで大丈夫です。

ただしお互いに地図をはさんで「ここです~」とやるわけじゃないから、電話で伝えるのは意外と難しいです。「コンビニの右手」「「○○銀行の上」みたいなのは伝わりにくいので、できれば「コンビニの東側」「○○銀行を北に1本入った路地」など方角をつけるといいようです。
(つきぐまは何度も「方角はわかりますか?」と言われました。「地図が読めないオンナ」です^_^;)

人物は?

何十歳ぐらいと言えればいいけど、「若い」「中年」みたいな年齢幅があっても大丈夫。  

中肉中背、やせている、太っているなど。  

事件の報道でも身長170cmくらいとか言われるけれど、フツー他人の背の高さなんか気にしたことないことが多いから「自分や自分の知っている人と比べてみるといい」んだそうです。店内など建物内だと「このあたりまであった」という表現もOK。

長さ、毛の色、ヘアースタイルなど。

めがね、ひげなど。

どんな服(背広、ジャージの上下など)、色、靴、帽子など。半そで長袖なんかもポイント。

刃物など危険なものを持っていたか、カバンなど。

大声を出していた、何かを振り回していたなど。たぶん、この様子で「おかしい」と思うから、通報の最初で話しているはず

不審者も移動してるなら、どの方向へどんな手段で移動したかを説明。「東の方向へ徒歩で」「西の方向へ車で」などです。

通報者の身元

通報した人も、名前だけでなく住所や電番まで詳しく聞かれます。警察が不審者に職務質問する際に「○○町の××さんの通報で」なんていわないので、きちんと答えてください。

あまり心配しないで…

警察に通報!なんてやっぱり敷居が高いもの。その躊躇する気持ちが通報を遅らせ、タイミングを逃してしまいます。でも警察の方も慣れたもの。こちらがしゃべることをメモられるのでなく、向こうからの質問に答えることがほとんど。

「不審者を見た!」というあなたの情報をもとに捜査が始まります。「何でもいいから早く行ってよ(T_T)」と慌てるつきぐまは、電話の向こうの警察官から「大丈夫ですよ。最寄の交番から警官を行かせます。でも不審者を見たのはあなたですから、詳しく教えていただかないと、警察はどんな人物に声をかけたらいいのかわからないのです。ご協力お願いします」と言われてしまいました…。
 自分が見たことを的確に言葉に換えていく…意外と難しいです。

「わからない」ことは「わからない」とハッキリ伝えてもOK!見たはずなのに意外と覚えてないもんみたいだし、「わかりません」と言っても怒られることはないです。(なんでも「○○っぽい感じ?」な~んて答えてしまうんですよね…。なんとなく絶対!って自信もなくて…^_^;)

こっちの身元までいっぱい聞かれて「なんかこっちのことも疑われてるの?」なんて思ったけれど、調書書くならやっぱり必要みたい。名前は漢字まで。カタカナ書きはちょっとカッコ悪いのかな?

ちょっと体験談

ちなみに校区内で誘拐未遂などの事件が起こってるのに「学校からは連絡1つない!(`´)」なんてときももちろん警察に聞いてもOK。

つきぐまJrの学校で下校中に誘拐未遂事件があったのに学校からは連絡がなく、結局校区内の中学校や幼稚園で配られた情報で小学校の保護者は事件を知ったのです。仕方なく直接警察に電話して「○○町の××いいます。こんな事件が起こってると近所で聞きましたが、学校から連絡はないので事実を知りたいのですが…」というと、「捜査中なので詳しいところまではお話できませんが」という前置きがあったけれど、事件の概要(被害者の性別と年齢、状況、場所)は教えてくれた上に、「こういうことに注意してください」と注意まで頂きました。

事件が起こってからだと遅いので、防犯が大事だよ!ってことで、警察は気軽に話してくれます。おまけに「学校から連絡がないとはどういうことですか?」といろいろ聞かれることになってしまい、学校の対応のまずさについても逐一チクる結果となりました(笑)。
(もちろん当局からの指示は絶大の効果があったようで、翌日早速学校から事件のお手紙が出ました。)

最近は詳しい情報がホムペでも見れるようになっているけど、ギモンがあれば警察に聞いてみるのもいいかも。(学校の安全対策に問題があるなら、教委よりも警察に言うほうがいいかも^_^;学校がズサンなことをしていたら注意してくれるかも。)

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子どもが「助けて!」と叫んでる…

もし子どもが事件に遭遇して「助けて!」と助けを求められたら…。

  • まず子どもを保護してください。

子どもは動揺しているので、とっさに何があったのかは言えません。とにかく保護します。

  • 110番に通報してください。

内容や事情はわからなくてもいいので、「子どもが助けを求めています」と連絡してください。警察で対応してくれます。

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子どもとのお約束

子どもを連れ去る事件が増えています。そんなときどうするか、そうならないようにどうするか、普段からきちんと教えておきたいものですね。

  • 知らない人にはついていかない。

子どもにとっての「知らない人」は大人とは定義が違います。身元のわからない人であっても、「毎日通学路で出会う人」「毎日公園で見かける人」は「知ってる人」となってることも。
 具体的に「知らない人」とはどういう人なのかを教えておくほうがいいでしょう。

  • 無理につれていかれそうになったら、大きな声で「たすけて」とさけぶ。

大きな声は急に出るものではありません。普段から大きな声を出せるように、大きな声で挨拶したり練習しておきましょう。「たすけて」で誰も気付いてくれないときは「火事です!」と叫びます。

  • お友だちが連れ去られそうになっていたら、大人に知らせるか警察に110番。
  • 1人にならない。

学校へ行くとき、帰るとき、外で遊ぶとき、必ず1人にならないようにします。
(といっても下校時は必ず最後は1人になるんだけどね…。)

  • 防犯ブザーは毎日作動するかどうかの確認を。

いくら防犯ベルを持っていても、いざというときに鳴らなければ意味がないものです。毎日
作動するかどうかを確認し、使い方の練習をしておきましょう。
(といってもマンション内で毎日鳴らすのも迷惑がられるよね…。)

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つきぐまの感想

近くで誘拐事件が起こっても、意外と「うちは大丈夫」なんて安心してるところはありませんか?絶対安全だという根拠は何ですか?

「男の子だから…」そういう人も大勢います。でも被害に遭ってる男の子もいます。男女は関係ありません。

「高学年だから…」そういう人も大勢います。被害に遭ってるのは小さい子のほうが多いかもしれませんが、でも6年生ももちろん中学生でも高校生でも被害に遭う子はいっぱいいます…。

被害に遭えばその子は一生その傷を背負って生きていくことになります。適切なサポートがあればその傷を乗り越えて立ち直ることは可能です。でもその傷は消えることはないはずです。つらい人生になってしまうかもしれません。

確かに不可抗力もいっぱいあります。でも1つでも防ぐことができたら…、いつも思っています。PTAでくだらない講演会を開く費用と時間があれば「防犯」に使ってほしい。親睦に使うお金と時間があるなら「子どもを守るために」使ってほしい。な~んて思ってたら、そう思ってる人も意外に多いんですね。ちょっと安心しました。

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