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Home>子どもの身を守るために>夜間の交通安全編

子どもの身を守るために(夜間の交通安全編)

つきぐま子どもたちはおけいこや塾通いなど、夕方から夜にかけて外出する機会も結構多いものですよね。ところが、夜の長い季節なら夕方も5時を過ぎると外は真っ暗!

変質者も恐いけど車だって恐い!そこで夜間の交通安全について考えてみました。

夜間の事故

交通事故のなかでも死亡事故の約7割は、夜間に発生しています。街のなかでは街路灯も多くなり、歩行者も自転車も余り暗さを感じることなく通行できるようになりました。
 また歩行者からは、車のライトは明るくよく見えるため、すぐに車と認識することができますが、実は車のドライバー側からは、ライトをつけていても歩行者や自転車の姿が「よく見えない」「全く見えていない」ということも多いものです。

事故の特徴

事例1「近づいてくる車があるのに渡る」

交通事故事例1

ドライバーには歩行者の姿が見えていない! 

歩行者からはまぶしいほど明るく見える車のライトも、ドライバーからは30mくらいまで近づかないと、歩行者をはっきりと認識することができません。

また車のライトの光は右前方には十分届かないため、車からみると進行方向右から横断してくる歩行者は、より発見しにくくなります。

安全対策:
近づいて来る車があれば、その車が通り過ぎてから横断しましょう。 

事例2「走り去った車の直後から横断する」

交通事故事例2

対向車のライトで、歩行者の姿が見えない!

歩行者の左からくる車のドライバーは対向車のライトに目を幻惑され、横断してきた歩行者の姿が非常に見えにくくなり、事故の危険が大きくなります。

特に雨の日は、対向車同士のライトが交差する中を横断する歩行者は、道路中央付近で車から見えなくなることもあります。(グレア現象)

安全対策:
進行方向右からの車が通りすぎても、すぐに渡らず、左からも車が来ていないことを確認してから横断しましょう。  

事例3「近くに横断歩道があるのに、それ以外から横断する」

交通事故事例3

横断歩道外からの歩行者は見落としやすい!

夜間、ドライバーは前方の横断歩道上の歩行者の有無に注意が傾きがちです。なので、それ以外から横断してくる歩行者を見落とすことが多くあります。

コンビニなど店舗の前から道路を横断するのも危険です。

安全対策:
必ず横断歩道のあるところ、信号のあるところで、安全をしっかり確認して横断しましょう。 

事例4「右左折車に気をつけないで横断する」 

交通事故事例4

ライトの死角にいる歩行者は見落としやすい!

交差点を横断する時、右左折車があっても「車が止まってくれるだろう」と思うのは危険です。

ライトのあたらない車の死角部分に入り込んだ歩行者は、車から見落とされていることも多いものです。特にトラック・バスなどの大型車側方の通行は要注意です。

また、青信号でいきなり飛び出した自転車が、横断歩道上で、右左折車と出会い頭に衝突という事故も多発しています。

安全対策
青信号でも飛び出さず、右左折車に十分注意しましょう。 

事例5「無灯火の自転車で走行する(1)」

交通事故事例5A

無灯火自転車は歩行者以上に発見しにくい!

最近の街中は街路灯も多いので、自転車のライトをつけなくても、通行できる場合も多いのですが、実は車からは歩行者以上に発見しにくい存在になります。

また車道走行中、後から車が近づいてきたら、路肩によって車が通りすぎるのを待ちましょう。

安全対策
夜間は必ずライトをつけること。反射板の使用も有効です。

事例6「無灯火の自転車で走行する(2)」

交通事故事例6

無灯火自転車は歩行者以上に発見しにくい!

最近の街中は街路灯も多いので、自転車のライトをつけなくても、通行できる場合も多いのですが、実は車からは歩行者以上に発見しにくい存在になります。

また車道走行中、後から車が近づいてきたら、路肩によって車が通りすぎるのを待ちましょう。

安全対策
夜間は必ずライトをつけること。反射板の使用も有効です。

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夜間に目立つ色

冬になると、どうしても黒っぽい色の洋服を着ることも多くなりますが、黒い服を着た人を30m離れたところから車のライトで照らしても、ほとんど認識できないといわれています。

そこで『路上で目立つ色はどんな色?』というおもしろい実験結果(JAFユーザーテスト)
を紹介します。(色の順番は、目立つ色はよく見える順に、目立たない色は見えない順に並べています。)

○昼間(14時)

目立つ色  : (黄)(赤)○(白)
目立たない色: ●(黒)(茶)

○夕方(日没時)※

目立つ色  : ○(白)(黄)
目立たない色: (茶)●(黒)(青)

○夜間(21時)※

目立つ色  : (黄)(赤)
目立たない色: ●(黒)(茶)(青)←黒・茶・青は色の識別が不能

※ヘッドライトロービーム点灯で実験

実験結果から

目立つ色は黄色と赤だが、夜間はそれでも見えにくい。同じ位置でも、黄色や赤は比較的近くに見えて、青・緑は遠くに見える。夜間は、緑はかろうじて見える程度、黒・茶・青に到っては色の識別ができない。夜間目立ちやすい白は、逆に昼間は目立ちにくくなる。 

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安全対策

  • 夜間に通行する場合は、歩行者や自転車からは車がよく見えても、車からは「見えていない可能性がある」ことを自覚しましょう。
  • 反射材などを利用して、車からも目立つようにしましょう。
  • 自転車の反射材は、後部だけでなく前部・側面にも取り付けましょう。また汚れると反射しにくくなるので、ふだんから手入れをしておきましょう。

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つきぐまの感想

つきぐまは、近くのコンビニ前の交差点で、車とニアミスを起こたことがあります。びっくり
したよぉ~。平日の昼間で、横断歩道にはそこそこ人もいたんですよ。

青信号だったので、コンビニの袋をぶら下げて渡りだした途端でした、左折の車がつっこんできたのは…。私の日傘をかすめるように目の前で止まったんです。

横断歩道上にいた人、みんなびっくり!その上、その車を見て二度びっくり!なんと女性ドライバーは、子どもを運転席の膝の上に乗せて運転してたんです。とにかく事故にはならなかったものの、その車もびっくりしたんでしょうね。しばらく横断歩道上で停止してしまって、信号が変わっても動きませんでした。ひょっとして夜間ならアウト!だったかもと思うとゾ~~~。

車がどんな違反をしていても、ケガをさせられたらおしまい。歩行者側でも身を守る方法を考えておきたいですね。

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