遠足は、子どもたちがとっても楽しみにしている行事の1つ!バスを使ってちょっぴり遠出の遠足を企画する学校も多いかも。
でも「乗り物酔い」する子にとってのバス遠足は、お楽しみどころか苦痛と不安がいっぱい。そこで「乗り物酔い」の対策を考えてみました。
自動車やバス、電車、船、飛行機などの乗り物に乗ったときに、吐き気、めまい、顔面蒼白などの症状がおこるのが乗り物酔いです。医学的にも、ちゃんと「加速度病」という名前が付いているんですよ~!
乗り物酔いは、耳の奥の平衡感覚をつかさどる内耳の働きに原因があるといわれています。そのため、内耳の発達途中にある子どもに多く、大人になるにつれ治まってくる人も多いようです。
『乗り物酔い』はこんなふうにしておこる!
平衡感覚器(内耳) 体の傾きや振動などで、内耳にある三半規管や耳石器(前庭)が刺激を受ける。 |
視覚(目) 道のカーブや景色の揺れなどで、揺れや振動を認識する。 |
揺れの情報が脳に伝えられる。
脳がこの揺れを「不快」と判断。
自律神経中枢からストレスホルモンが大量に分泌される。
自律神経が不安定になる。
気分が悪くなる。
※内耳には、どんな働きがあるの?
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乗り物酔いをおこしやすい人
乗り物酔いをおこしやすいとき
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体の調子を整えておこう!
車内でも気を付けよう!
ドライバーも気を付けよう
予防と対策(番外編)
古くから伝えられている民間療法もあり。こんなことで乗り物酔いを克服できるというハナシも。
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つきぐまは、子どものころの家族旅行で山口県長門にある青海島(有名な景勝地らしい)というところで遊覧船に乗って、激しく船酔いした経験があり。
海がエラく荒れてていて、「もうやめよ~よ」って乗船するのを拒否したのに、ムリやり乗せられて(もっとも一人置いておくのももっと危険だけど)、その上「あの岩はすごいなぁ~」などと窓を開けて写真撮ったりするもんだから…。もう船の中で卒倒しそうだったよ~(笑)。
(などという古い話を、事あるごとに「あの時はヒドイ目に遭わされた」とネチネチといってやります。親の楽しみに付き合わせて何かあったら代償は高いよ^_^)
この他にも、「梅仁丹」を「酔い止めにいいから」と無理やり食べさせられて、逆にエラい酔ってしまった経験も。(←こっちは遠足で。いらぬお節介はみなさんやめましょう)
こんなふうに乗る前からストレスをかけてしまうと、めったに酔わないつきぐまですら酔います。「普段しないことはやらない」「イヤがることを無理にしない」なども乗り物酔い防止には役に立つかも。(^^)
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