学校たんけん隊

Home

お知らせ

お願い

blog

profile

掲示ばん

サイトmap

親のお付き合い

子どもの安全

子どもの生活

リンク集

ブログ

Home>もうすぐ1年生>入学のための生活準備

入学のための生活準備

つきぐま小学校の生活って、幼稚園よりも「早く!」「きちんと!」を求められることも多いもの。親としては「「問題児」にならずに小学校生活に早く慣れて欲しい…」という気持ちでいっぱいですよね。

というわけで、入学説明会(体験入学)で配布される資料の一部と入学後に、ママが「これが必要だ!」と実感したことを紹介します。

入学のための生活準備(説明会資料から)

入学説明会で配布される資料には、入学にあたっての生活面での準備が書かれています。学校によって多少の違いはあるようですが、だいたい幼稚園からの延長で、一般的なしつけ内容になっています。

「もうすぐ1年生よ(しっかりしなさい)」という言葉をよく口にだしたくなりますが、控えめにしてほしいものです。これをあまり繰り返すと、学校への期待より不安のほうが大きくなります。どうか、学校は「楽しいところだ」という期待感をもたせてください。

早寝早起き、洗顔、歯磨き、排便の習慣をきちんとつけて下さい。また食事は好き嫌いなく、20分で済ませられるようにお願いします。(補足、冷たい水で洗顔できるようにして下さい。)

返事くらい…とお考えではありませんか。はっきりと「はい」「いいえ」が言えることはとても大事なことです。自分の名前が言え、呼ばれたら「はい」と返事ができるようにしておきましょう。

もちろん話すことも大事ですが、それ以前に「人の話をしっかりと聞く」ことです。まずお話している人を見て、しっかりと話が聞けることです。

遊びの後片付け、身の回りの整理整頓、衣服の着脱など。自分のことは自分でするようにさせておられますか。

成長の著しいこの時期に、子ども達が遊びから学び取るものは実に多くあります。誰とでも遊べる子、外で元気に遊べる子にしておいてほしいものです。

正しい道路歩行、横断の仕方等常に心がけさせておいて下さい。道路への急な飛び出しは厳禁です。

戻る

やっぱり必要な生活準備(入学後に実感したこと)

食事時間は短く

「食べ物はしっかり噛もう!」というスローガンがあるくせに、食事時間はせいぜい20分あるかないか…くらい。授業が長引いたり配膳など準備に時間がかかったりすると、あっという間に10分を切ってしまうことも。

給食を食べてきたはずなのに、帰ってきた第一声が「お腹すいたぁ~!」が多いのは、実は時間切れで食べきれなかったということもあり。ここで「最後まで全部食べる!」と給食お片付け時間中もガンバル子は問題児扱い?になることも。(担任にもよるけど…)

トイレの使い方

小学校のトイレはほとんどが和式です。家庭も幼稚園も洋式が多いので、慣れていない子も多いはず。練習といっても外出先でしかできないのが難点。女の子なら、キュロットスカートや堅めのデニムパンツのような着脱しにくい洋服は、当分の間やめておいたほうが無難。 

また学校ではトイレは休み時間中にすませておくことになっています。でないと授業中に誰かが「トイレ!」って行くと、必ず「ボクも」「ワタシも」と授業が成り立たなくなるおそれもあるから。

ところが休み時間のたびに、「トイレに行きたい人は今のうちにどうぞ~」なんて親切に声なんてかけてくれないから、行きそびれたら大変。
 でも授業中ガマンできず「粗相」するほうがもっと大変!「授業中トイレに行きたくなってしまったら、先生に「トイレに行きたい」と言って行かせてもらいなさい!」と教えておこう。

忘れ物をしない

最近の子は「忘れ物」に対してどうも罪悪感がうすいようで…。「しょ~がない!」という子も多く、教室の「落とし物箱」(落としても誰も探さないから、いろんなモノがあるらしい)から借用するからダイジョーブなんだそうです(トホホ…)。
 でも、テキスト類なら隣の子も迷惑だし、絵の具セットならどうするの?

親が気付いた時は届けたくなるものもありますが「この過保護の親が!」と先生の評判はすこぶる悪いことも。届けるなら休み時間にこっそり届けよう。 

整理整頓しよう!

最近の学校は落し物がいっぱい!教室の「落し物箱」には、筆記具ならゴロゴロ、体操服に給食用品までいろいろ落ちています。
 当の子どもたちも、モノを失えば「家に別のがあるし」「また買うよ」とちっとも探さないし、忘れ物は「落し物箱から借りよう!」というふうに、とっても「前向き」に解決しているようです。モノを大切にしないというか、執着しないというか…。

また、学校は持ち物が多いわりに、収納場所がすご~く狭い。お道具箱の中身も立体パズルのように収納してたりします。だから、きちんと整理整頓できないと落し物が多発します。(落としても戻ってくるようにせめて名前くらいは書いておこう。)

神経質で几帳面な先生が担任なら、「だらしがない!」と嫌われます。

体育や身体測定などで着替えるときも、服をきちんとたたんで一まとめにしておかないと、特に下着や体操服などみんな同じようなものは、わからなくなってしまいます。スイミングスクールのように、カギつきロッカーの貸出しはありません。 

とにかく「早く、きちんと」     

学校のキーワードは「早く」「きちんと」。生活も勉強も時間通りに「きちんきちん」と進められていくところです。時間のわりに、学習内容が多いのか行事が多いのか…わからないけれど、とにかくバタバタと忙しく急かされることが多いですね。

マイペースちゃんには始めのうちはちょっと辛いこともあるけれど、1年2年と生活していくうちに慣れてきます。大丈夫!

本当に必要な生活準備(生きる力を養う…ということ)

自分の命を守る 

子どもを取り巻く環境は、年々悪化しています。朝の「行ってきまぁ~す!」の後は、必ず「車に気をつけてね」だけでなく「ヘンな人にも気をつけてね」

登下校とも子どもだけの集団なので、そばに頼りになる大人がいなくても「リスクをいかに回避するか」きちんと教えておきたいもの。大人にとっては当たり前のことでも、子どもには「わからない」こともいっぱいのようです。

例えば、よく言われる「大声で助けを呼ぼう!」について…。これだけだと子どもは「大声ってどんな声?」や「助けを呼ぶってどうするの?」と内容がよく理解できないようです。「「助けて!」「いや!」「ぎゃ!」と大きな声をだして、そばにいる大人に「助けて!」という」「近くにあるお家に逃げ込む!」といったふうに、具体的に詳しい解説を加えてきちんと説明しておいたほく必要があります。

交通ルールについても同じこと。道路を「右みて、左みて、右みて渡る」も、子どもは「右に顔をむけて、左に顔をむけて、右に顔をむけて渡る」だったりします。(とにかく全然見てない。(-_-))「見る」とは「何を見るのか」「どのあたりまでなら車が来ていても渡れるか」など具体的に説明を。

→ くわしくは、子どもの安全「子どもの身を守るために(不審者編)」へ

意思表示ははっきりと。

21世紀を生きる人間には、これは絶対に必要ですよね。また、小学校は幼稚園とは違って、「1人でやる」が求められます。先生も幼稚園の先生ほどはいつも親切に聞いてはくれないし、そもそも大勢の子どもを抱えて、先生1人で生活すべての面倒を見ることも不可能。

「気分が悪い」「プリントが足りない」「授業中だけどトイレに行きたい」など「困っていること」は、自分からはっきりと言わないと誰にも伝わりません。 

もっとも低学年のうちなら、お節介な子がクラスに必ずいて、「せんせぇ~○○ちゃんが~しんどい言うてはるよ~!」って言ってくれる場合も多いみたい。
 おとなしくてなかなかはっきりものが言えない子なら、始めから担任に伝えておくといいかも。

また「いじめられた!」「イヤなことをされた!」という場合も、中途半端な笑みや態度でなく、毅然と「イヤ!」「やめて!」と言えること。先生や親にも伝える(言いつける)のが基本。 集団の中での自己主張は、自己防衛のためにも絶対に必要なことです。
 (ヘラヘラしながら「やめてくれよぉ~!」なんて言ってても、先生には「ふざけてるな」くらいにしか見えないし、いじめっ子だっていつまでもやめないものです。かえってからかいがいがあるようです。)

おとなしい子にはなかなか難しいことかもしれないけれど、やはり少しずつでも練習していきましょう。なかなか人前で話せないような子なら、始めに担任の先生に話しておいてあげましょう。最初は一人でできなくても、周りの大人の力や友だちの影響などでだんだんできるようになります。

気をつけたいのは親のほう。子どもがハッキリ言わないからといって、親が先まわりして話していると、いつまでたっても子どもは自分からは意思表示をしません(しなくても生活できるから…)。大人が先回りしないで待つこと。結構大切なことだと思いました。

ただし、いくら自己主張が大事といっても、先生の意見にはっきり「NO!」といったら問題児扱いかも^_^; いろんな意見や考えがあって当然なのですが、そこまで寛容性のある先生は少ないのも事実。学校の求めることはむつかしい…。 

人の話はしっかり聞こう

学校では、宿題も明日の持ち物も下校時間の変更も、ぜんぶ生徒に伝えるだけで、保護者へ直接の連絡がないことも多いです。大切なことは連絡プリントが届くことも多いけれど、それも担任によります。そのため、子ども達は先生の言ったことをきちんと連絡帳にメモをして、それを親に伝えるという作業が毎日必要になります。

また、学校では「10分後に体育館前にノートを持って集合!」などの指示もあるので、先生の話がきちんと聞けないとやっぱり困る!

先生の話、お友だちの話など人の話を集中して聞くことは大人になってからも必要な力です。ぼんやりしていて聞き逃した。聞き逃したことをそのままにしておいたり、自分勝手な判断でやってしまった…。いずれも大きな失敗につながってしまいます。

「人間に口は1つしかないけれど、耳と目が2つあるということは、話す以上に「見る」「聞く」ことが大切だから…」などと言う人もいますね。学力の差は、この「「聞く力」の差」と言い切る先生もいるくらいです。確かにできる人は目で人の話を聞いています。耳と目で聞くのですから人の2倍の集中力で聞いているということでしょうか。

小学生ではなかなか難しいことですが、「1回で指示が通る」はこれから先の生活でも大切なことになります。
 また、人が話をしているときにとても気になる行為は、

大人でもそういう人がいますが、たいてい「人の話聞いてる?」と相手を不愉快にさせ、結局話や指示がうまく通らなくて、再び「イラっ!」とさせること必定です。特に「え?」はクセになっている子や人がいますよ~。

とはいっても、人間いつもいつもスイッチをONにして、集中しているわけではないですからね。ぼんやりしていて「ついうっかり聞いていませんでした…」は誰でもあります。そのときは、「聞いていませんでした。すいませんがもう1度お願いします」と言えることもとても大切です。

戻る