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1年生の学習内容

つきぐま「ゆとり教育」の失敗?反省?のため、授業時間数が増やされることになりましたが、それによって学力低下が解消されるのかどうかは未知数。その一方で中学受験の準備開始時期がどんどん早まっているように思います。

学習の基礎となる1年生の授業の内容について紹介します。
(年間学習カレンダーについては、現在調査中です。)

こくご 

文字・文法

読解

作文  

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さんすう

計算

1年生では、先ず「計算のもと(素過程)」とよばれる

を学習します。テキストは練習問題が少ないということで、ドリルやプリントを使った学習が多いようです。

文章題

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せいかつ

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たいいく 

つきぐまの感想

1年生で大事なことは

・「概念」を身につけさせる
・勉強することを嫌いにしない(苦手意識を持たせない)

だと思いました。

大人にとってはもう当たり前の概念になっているため、「数とは何か」「足すとは何か」のような問いにうまく答えることができません。だから、この説明ができてきちんと指導ができる先生に当たれば儲けもの。ついでに「考える」ことの大切さもきちんと教えてくれる先生なら大変ありがたいですね。でも当たらなければ家でがんばるしかありません。(学校はそこまで面倒見てくれないのが実情です。)

概念の理解ができていなくても、表向きは数の操作も文字の読み書きもできるようにはなります。だから安心しがちなのですが、身についていなければ中学生以降で表出してきます。

学校も親も何かにつけ「早く早く」と急かすことが多いですから、特にじっくり考えて理解する子は「とろい子」というレッテルを貼られることもあります。でも「じっくり考えて」は概念を理解するうえで非常に重要だと思います。「じっくり」 → 「時間がかかる」 → 「できない」 → 「ダメな子」と劣等感を持つことのないよう家で見守ってあげてほしいと思います。

この時期たとえ出遅れたとしても、しっかり概念を理解し「考える」ということを身につけた子はこれから先で取り返せますよ。

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