Home>もうすぐ1年生>小学校行事(親も楽しめる行事)
小学校行事(親も楽しめる行事)
小学校では、幼稚園のように行事のたびに親にお声はかからないけど、子どもの姿は見たいし、記録にも残したい!
ここでは記念となる「入学式」と「運動会」について紹介します。(ただし運動会は、「幼稚園のときのほうが立派だった…^_^;」ということもあります。)
入学式
準備
- 通学路を子どもといっしょに確認しておこう。集団登校なら班の集合場所も。入学式翌日からは、親の送り迎えはありません。
- 当日必要な持ち物はすべて記名しておこう。必要書類の記入も忘れずに。(家庭調査書などはコピーしておくと、来年度以降の記入がラク。通学路の地図も。)
書類には印鑑が必要なことも多いので、モレのないように。
- 持ち物への記名は思ったより時間がかかるもの(とくに算数セット)。できれば早い内からスタートしておくのがベストです。
当日
- まず「自分の子は何組か」を確認しましょう。クラス発表はボードや壁に大きく掲示するケースや印刷物を配布するケースもあります。
- 受付で出欠確認や書類(就学通知など)を提出します。名札をもらったら、胸に付けてあげましょう。受付が済めば、6年生のお世話係が子どもだけを教室まで誘導してくれる学校もあります。
- 入学式の式次第には「学校長式辞」や「教育委員会告辞」など、けっこう堅苦しい内容が多く、厳格な感じがあります。来賓には、議員さんや行政関係者が多いけれど、幼稚園や保育園の関係者が招待されている場合も多い。子ども達にはウレシイお客さんです。
- 担任の発表は式の途中に行われることもあり。歓声やブーイングの正体は保護者。ママの一部は、お兄ちゃんたちが始業式でもらってきた「学校通信」などで、1年担任の「当り!ハズレ!」をすでに知っていることも。(この担任発表後は、「何組はハズレね」と盛りあがってしまって、話なんかちっとも聞いていない保護者も多いかも。)
- 入学式終了後、子ども達は先生に連れられて教室にもどります。保護者も各教室へ。教室後や廊下で、先生の話や子ども達の様子を参観できます。(全員で写真撮影があることも。)
- この日は教科書の配布やプリント類、お祝い品など持ちかえるものが多いので、大きめの袋をお忘れなく。先生から連絡事項があればメモをしておこう。
持ち物
子ども
保護者
- 上靴(スリッパなど)
- 下靴を入れるための袋
- 提出書類
- 筆記具・印鑑(提出書類にモレがあったときに便利)
- 当日配布される物をいれるために、少し大きめの袋(紙袋など)
- カメラ、予備のバッテリーおよび媒体
- ビデオ、予備のバッテリーおよび媒体
ママたちの服装
季節が春なので、明るいカラーのスーツやワンピが多いようです。幼稚園ほど派手な感じはないかも。時期によっては「花冷え」で寒い日もあります。入学式会場となる体育館は底冷えします。念のため寒さ対策を。
カメラPOINT
- 入学式での保護者席は子ども達の後になっています。セレモニー最中は、後姿しか撮影できません。また学校にもよりますが、新1年生だけでなく2年生やお世話係の6年生たちも出席していて、彼らが新1年生の後に座る場合もあります。この場合は、まず1年生の姿は見えません。
- なので、撮影のチャンスは入場する時や退場するとき。席は花道に面した通路側や保護者席最前列なら撮影しやすそうです。場所取りのためには、早めの登校を。
- 入学式の時期はちょうど桜の花が見頃の時期。学校のなかにも撮影ポイントがいっぱい。
学校の正門には「○年度 入学式」の看板があったり、各教室の黒板や壁面に「入学おめでとう!」の飾りつけもあります。(6年生が作ってくれたりしている。)クラス発表用のボードを撮影しておくと記念になるかも。
《こんなところに気をつけよう》
- 入学式時点で「準備がまだ!」「名前付けがまだ!」という人、だいじょーぶです。学校が「持ってきてください!」というまでまだ若干の猶予があるので、式前日はあわてないでゆっくり寝ましょう。徹夜で焦る必要はありませんよ。
- 後日、市町村の広報誌で入学式風景が掲載されることがあります。ひょっとして我が子が写っているかも。読まずに捨てることなんてないよーに。
《これだけは厳禁!》
-
最近の入園式や入学式では、保護者がビデオ撮影のため、式の最中にうろつく輩が多いそうです。「わが子のかわいい姿を!」という気持ちも理解できますが、やはりヒンシュクであることに間違いナシ。
特に学校の入学式は幼稚園のものよりも厳格です。後に「派手に撮影してた人はあの親よ」とママどうしで語り継がれるだけでなく、職員室でも話題になりますよ。
【戻る】
運動会
運動会の概要
- 運動会の開催は、春(5月)と秋(9月)があります。
- 最近の小学校では、「かけっこ」でも順位をつけなかったり、事前にタイムを計測してから同じ速さの子同士を組ませていることも多いみたい。1年生なら30~50mくらい。高学年で100mです。
- 団体競技は今も昔も変わらない「玉入れ」や「綱引き」など。練習期間が短いためか、あまり練習しなくてもできる簡単なものも多い。それでも子どもたちは結構盛りあがっています。(自分のチームが負ければ、なぜか「相手チームがズルした」という。)
- 団体演技と呼ばれる「ダンス」にはパターンがある。一般に「日本民謡系」「最近のポップス系」そして「アニメ主題歌系」が使用されることが多い。学年の先生たちの好みもあるのだろうか…。
「日本民謡系」
ソーラン節やよさこい、沖縄民謡というのもあります。子どもは喜ばないし、保護者の間でも地元と関係ない民謡だと「大阪やのになんで?」というギモンの声が出たりもします。
「ポップス系」
一般ウケする曲やリズム感のあるものが多く使われます。(数年前に流行ったものは、なんどなく違和感があることもある。10年単位で古いものは「懐かしいな~」と喜ばれる(笑))
「アニメ系」
ジブリ系や「ディズニー」系が人気。
- 先生によっては「創作ダンス」の指導が得意!という人もいます。その先生が同じ学年 にいると(ダンスは学年単位で行われることが多い)、運動会の団体演技は必ず先生手作りの創作ダンスに。
(なぜか親たちの間で「あの先生、前の学校でもずーっとやってたらしいよ」といううわさが飛びます。(なんで前任校のことまで知ってるの?))
- 高学年は「組体操」。ピラミッドなら3段(最後は崩れないで一人ずつ降りる)、塔なら 2段くらいと昔ほど大きなワザもありません。(それすら美しくはできないことも多い。)号令のかわりにBGMを使うところが多い。
- 昼食は、教室で子ども同士でお弁当を食べる学校と、保護者と子どもが運動場などで一緒 に食べるところがあります。雨なので順延になった場合は、子どもだけ教室でお弁当か給食 になります。(平日開催になると参加できない保護者も多いため。)
準備
子ども編
- 運動会の練習期間も、幼稚園とはちがって普段の授業はちゃんとあります。(といっても1日2~3コマは運動会の練習に使うこともありますが…。)
- 9月開催の場合は残暑が厳しい年もあって、体力の消耗が激しいもの。体調には気をつけてあげましょう。
- 体操服はやはり洗い替えがあるとベター。洗い替えは何でもOKなら、もう1着購入する必要はありませんが、「運動会には新しいものを」と購入する人も。
運動会前日は、体操服洗濯デーを設けてくれることが多いようです。
- 運動会には履きなれた靴。かけっこ競技だけでなく、ダンスの間奏や入退場など走ることが多いので、靴が途中で脱げると悲惨。ブカブカする時はひもで調整したり、中敷を利用しよう。
撮影準備編
- 運動会の全容を知るのは先生と子どもだけ。小学校にあがれば、幼稚園みたいに先生を捕まえて聞くことはかなり抵抗があります。PTA役員の手伝いも当日限りが多いので、子ども達の演技や競技についてはほとんどわからないようです。
子どもの話やプログラムの入退場門の位置から、類推するしかないかも。
- せっかくの運動会「わが子が見つからない!」のでは話にならない。でも同じ体操服と帽子姿では、なかなかわかりにくいもの。
そこで、目印になるのは靴下の色。ハデな色ほどわかりやすいが、トータルでコーディネイトしないとホントに靴下だけが浮くかも。ちゃんと写真やビデオで記録に残るため、そのあたりも考慮しよう。
女の子なら大きめのリボンをつける人もいるが、たいていの競技は帽子をかぶるので意味がないこともあり。確認しておこう。
場所取り編
持ち物
子ども
(学校から指定されたものを準備!)
保護者
- レジャーシート
- プログラム
- カメラ、予備のフィルム
- ビデオ、予備のバッテリーおよびテープ
- 帽子(日傘はNG。後の人に迷惑です。)
- 日焼け止めクリーム(晴天だと意外に陽射しは強い)
- 上にはおれるパーカー類(季節によっては寒いときも)
- 水筒
- ビニール袋(ゴミ入れ)
- お弁当(保護者と子どもがいっしょに食べるときは絶対必要。)
カメラPOINT
カメラマンの心得
運動場が広い学校だと、カメラマンと子ども達とはかなり距離がある。そのためフツーのビデオ・カメラでは「わが子はどこに写ってるの?」という作品しかできないかも。「子どものアップ」を撮りたいなら、超望遠の高級器材の準備が必要。
撮影場所は?
「どの競技がどの位置で行われるか」がわかれば、後はポイント場所を確保するだけ。他の学年の競技を見て出発場所などを確認しよう!
★ダンス系
- 学年が上がるにつれて、陣形が変わるものをよく使う。運動場の端~端までを使って動くこともあるので、全ての場面でわが子が撮影できると考えないほうがいい。ただし、いつもどの陣形に子どもがいるかは把握しておきたい。
万が一見失ったときは、画面を引いて全体を撮影するといいかも。
- 子ども達はたいてい来賓席のほうを向いていて演技をするので、来賓用テント下付近が撮影のポイント。(ただし来賓用テントは保護者の立ち入り禁止にしていることが多い)
★かけっこ系
- 「かけっこ」の撮影ポイントはゴール前。曲線のあるコースなら、途中で全員インコースに入ってくるので子どもは団子状態でゴールしてくる。つまり先頭の子以外は隠れてみえないことも。
- スタート地点ではちょっと緊張気味で待つ我が子の姿が撮影できる。子どものかけっこ程度なら、スタート地点からゴールも見えるのでいい作品が撮れるかも。
《こんなところに気をつけよう》
-
我が子の姿を撮影したい気持ちはよくわかりますが、子ども席の後や入退場門付近、道具置き場などに陣取っての撮影はNGです。進行上も支障をきたします。最低限のルールは守りましょう。
- 自分の子の出番は終わったのに、ゴール付近で陣取って動かないのはNG。お互いに 気持ちよく撮影するために、終わったら次の人へ譲ってあげよう。もちろん譲ってもらったら感謝の言葉を。
- 大きなシートで最前列の広大な場所をキープしているくせに座っているのは3人!なんていう場所取りもNG。場所は必要分だけにしよう。もし、広く取りすぎてしまったらちゃんとみんなに譲ってあげよう。
- 運動会シーズンは涼しくなっているけど、まだまだ陽射しは強いこともある。帽子や日焼け止めクリームをお忘れなく。日傘は視界をふさぐうえ、まわりの人に危険なので絶対NG。
- お弁当やお菓子の包み紙などゴミは全部持って帰ること。その場に捨てて帰る非常識の人がときどきいますが、後片付けは先生と高学年の児童、保護者のお仕事なのです。(ご存知ですか?)
時間が長いのでアルコールを飲むパパの姿も見かけますが、やはり学校なのでホドホドに。また会場には小さな子どももいっぱいいるので、タバコのポイ捨ては非常にキケンです。(禁煙にしている学校も多い。)
【戻る】