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小学校行事(学校行事)
小学校に入っても、行事はいろいろあります。でも、子ども達にとっては楽しいばかりとは限らない?
親の手伝いや出番も少なくなって、「何をやっているのかさっぱり(>_<)」
というものから、しっかり親がサポートするものまで、一般的によく行われている行事を中心にまとめてみました。
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遠足 (校外学習)
- 遠足は春と秋の2回。春にハイキング・ピクニック的なお出かけ遠足で、秋に社会見学(工場見学や遺跡の見学)を兼ねた遠足、またはその逆というパターンが多いようです。
- 子ども達の遠足の楽しみの1つは200円程度の「おやつ」。女の子なら、友達同士で、おやつの買出しにいったりと、遠足前からウキウキ状態。駄菓子屋で買い物していた時代は10円5円と計算しやすかったけど、今はスーパーで、38円に55円、78円などと計算がむつかしい!その上最後は消費税の×5%まであって大変!(やっぱり電卓がほしい…)
- 遠足の日は「お弁当」が必要。雨天中止で通常授業になっても、残念ながら給食はありません(あらかじめ学校が給食を発注していないため)。予備日もお弁当持ちになります。久しぶりに作るお弁当はかえって手間と時間がかかるかも。集合時間が早くなっていることもあるので気をつけましょう。
持ち物
- 体操帽
- 名札
- リュックサック
- 履きなれた靴
- お弁当
- 水筒
- おしぼり
- レジャーシート(学校では「しきもの」と書いてある)
- おやつ(200円程度)
- 遠足のしおり
- 雨具(レインコートが便利。傘なら折りたたみを)
- ハンカチ・ティッシュ
- ビニール袋 数枚
- 時計(もっている人のみ)
- バス遠足のときは、バス酔いする人は酔止め薬
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検診・測定
- 発育測定(身長・座高・体重の計測。)や体重測定、検診などの保健室関係の行事がよくあります。
- 検診でひっかかると専門医での再検査を受ける必要があります。保健カードとは別に要検査の用紙が学校から渡されます
- どの病院を選ぶかは自由なのでかかりつけ医で診察してもらえます。治療がすめば、病院で用紙に記入してもらって学校へ提出します。
保健カードって?
体格の測定(身長・体重など)と健康診断(内科検診や耳鼻科検診)、検査(視力や聴力)の結果を記したカルテ(カード)。子どもが持って帰ってきた翌日に押印(サイン)して持たせます。
体重測定や内科検診では服を脱がないといけないので、なるべく着脱の簡単な洋服がベター。学校によっては相変わらず「パンツ1丁&男女混合」というデリカシーのないところもありますが、保護者の声をうけて「男女別」「体操服OK」という学校もふえつつあります。
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参観&保護者会
- 参観はたいてい、平日の午後(5時間目)に月1回程度。学期に1度くらいは「家族参観」といって土日の開催もあり。秋は作品展や音楽会などの発表会と兼ねるところもあります。運動会や学期末の個別懇談会が行われる月は基本的に授業参観はありません。
- 保護者会(学級懇談会)はたいてい参観のあとに開かれます。4月はPTAのクラス役員選出が、3学期に次年度のPTA本部役員選出が行われることがありますが、それ以外はいつも同じパターンです。
初回は先生と保護者の自己紹介で、顔合わせという感じ。次回以降は、先生から「現在のクラスの様子や問題点」を伺い、その後ある決まったテーマ(お小遣い、宿題、いじめなどのテーマが多く、事前にPTAの役員さんが先生と協議して決めている)についての話し合いが行われます。
小グループ別にわかれてのディスカッション、全体会で指名形式の場合も。司会は学級委員が行うことが多い。
- 幼稚園とちがって仕事をもつママも多いため、もともと参観も保護者会も出席率は高くありません。下に小さい子を連れてという人は、「参観だけで限界」という場合も多いし、3学年(1・3・5年など)同時開催だと、兄弟がいる場合はかけもちになって半分ずつ出席するという忙しい人も。
「必ず出席しなければ…」という感じでないのは確か。「参加したくないなぁ」と思ったら参観だけで帰ってきてもOK。重要なお話なら、あとでプリントが配布されます。我が子の自慢に自分の教育観をとうとうと話続ける変わった人が同じクラスにいると、すこぶる出席率が悪いというウワサも。
- 保護者会中は子どもを預かってくれるところがない!近所のママ友はみんな保護者会だし、先生も保護者会。学校は「児童はすみやかに下校すること」と指導している場合もあるけれど、大きい兄・姉がいる場合はまだしも、子ども1人でカギをあけて留守番させるのはちょっと不安というママも多いかも。
残念ながら、いまのところ校庭や教室前で遊んで待つしかないのが現状です。学校内での悲惨な事件が発生していることから、保護者会中の校庭・校舎内の監視体制強化や手の空いている先生での児童の託児など対策が望まれます。
- ママのなかには、人前でも堂々と上手くお話できる人もいます。反対に「私はちょっとニガテで…」という人もいるはず。とくに自分の前の人がすっごく上手に話されると、思わず「うっ!」ときてしまいますよね。
「緊張してしまった」というときは、始めに「ちょっと緊張してま~す」と前置きを入れておくのもベター。下向いてしゃべると、声が聞えないだけでなく全体に暗い印象を与えるので、前を見てハッキリとしゃべりましょう。
- 普通の授業のときは、写真・ビデオ撮影する人はあまりいません。音楽室や体育館で発表形式の授業のときは持っていってもいいかも。
持ち物
- スリッパ
- 筆記用具(大学ノートより、メモっぽいノートのほうがいい。)
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夏休み
- 小学生にとっては苦役の「なつやすみの宿題」。国語・算数系なら、夏用ドリル(内容は1学期の復習)が1冊程度。年々量は減っているという話もよく聞きます。
日記や絵日記は数日分。イベントがないと作文が書けないのが子ども。「海に行った」「プールに行った」「映画に行った」の話がほとんど。
- 読書感想文やコンクール用に提出する作文・工作・ポスターなど1点以上。
コンクール用の読書感想文は、課題図書だけでなく好きな本の感想を書く自由課題もあり ます。字数制限もあります。(詳細は「読書感想文の書き方」へ)
工作やポスターは主催者の注意事項を守りましょう。低学年ではテーマとして難しいもの(税金や年金、選挙など)もあります。子どもでも理解ができるものをを選んだほうが無難。でないと「どうしてできないの!」の親子ゲンカ → 親の作品になってしまいます。
- 夏休み恒例の「自由研究」も。環境問題をテーマにしたものがトレンドですが、昔ながらの採集や観察ものを選ぶ子もいます。自由研究用のキットも、多種販売されています。パパ・ママのほうが夢中になって仕上げてしまわないように注意しましょう。(どうしても手を出したいパパさんは大人が楽しめる大人用キットも販売されています。)
- 宿題の教室での展示は9月中。秋に運動会を開催する学校では参観がないため、この展示を見ることはできないようです。(そのほうが親には精神衛生上はいいのかも。)
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校内作品展
- 絵画(図画)のみを展示するところや、工作(造形)もありという学校も。クラスやグループなどで1つの作品を作るというところも。
- 各学年で1つのテーマを決めて描かせると、参考作品を真似るのか先生が個性を嫌うのか、同じ構図の絵ばかりが並んでフシギ~。(「ようこそ先輩!課外授業」でも「?」って言われてました…)
- 保護者うちではなぜか写実的な作品への評価が高いようです。ゴッホ風の線が歪んだものやマチス風に大胆な構図ものは人気がなく、日本画風に余白が多く、背景を単色にしているというものも評価が低いみたい。
でもコンクールで選ばれるような絵って、親には人気がないインパクトのある作品だったりするんです、これが…^_^(素人の目はそんなものです。)
- 作品展前後に近所にある絵画教室への入会者が増える!?というウワサも。
- 作品展をみれば、その学校の校風がわかる?
子ども達の絵が生き生きした絵、楽しそうな絵、「見て見て!」と声がしそうな絵なら、それぞれの個性を大切にしてくれているのかも。でもきちっとした構図に同じような絵ばかりで、見ているほうが苦しくなるような絵が多いなら、締め付けが厳しい学校かも。
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マラソン大会
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学校の周囲の道路を走る本格的なマラソン大会もあれば、校庭を決められた周回だけを走る簡単なマラソンも。順位やタイムを競うよりも「完走すること」を目標にしてい��学校が多いようです。
- マラソン練習は、朝や休み時間を使って校庭を走ります。マラソン練習前には健康診断も行われます。
- マラソンコースの沿道にはカメラやビデオの列が。学年により距離が違うため、走るコースに若干の違いがある場合も。確認をしておこう。子ども達の監視や交通整理のためにPTA役員が駆り出されることも多いようです。
- 「長距離が苦手…」という子にとっては辛いマラソン。つきぐまは数年前、近所の子に「今日は頑張った?」と声をかけたら、「その話はしないで!!!」とベソをかかれてしまった…という失敗をしでかしました。
いくら「完走が目標!」といっても、子どもにとっては気になる順位。後半順位の子には沿道でも「がんばれ~」の声援もほどほどに暖かく見守るだけでいいのかも。終了後も「どうやった?」と近所の子に聞き出すのもほどほどに。
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PTA行事(親子行事)
- ミニ運動会や大ゲーム大会、オリエンテーリングなど、PTA主催の親子行事があります。全学年で行われる場合や学年親睦会として開催されることも。参加は自由の場合が多いようですが、親子で楽しむ競技やゲームが多いと子どもだけの参加はちょっと辛いものになるかも。
- 親同士でドッチボールなど子どもより保護者が盛り上がることもあります。学年親睦会なら参加率が高く、学校全体だと半数程度の参加になるようです。
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