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入園のための生活準備

つきぐまもうすぐ入園だというのに「うちの子、あれもできない」「うちの子、これもできない!」と焦っているママはいませんか?

幼稚園生活をはじめる上で、「これだけは!」という入園に必要なことを考えてみました。(でもホントに一番大事なことは、ママがオタオタしないで落ち着くこと^_^;)

入園前にこれだけは…(1)

入園前に「これだけはしつけてください」という話は、入園説明会で説明があります。園によって若干の違いはありますが、たいていは生活習慣や基本的なしつけです。

「入園するために」というより、生活する上で必要なことも多いので少しずつ生活の中で身につけていければOK。入園前からできるにこしたことはないけど、「入園までに何がナンでもできるように!」と、無理はしなくてもいいものみたい。

幼稚園もそのあたりの事情はわかってくれているので、少しずつ親や友だちや先生からいい刺激を受けながら身につけていければいいようです。

だからと言って、「親の言うことはきかないから、幼稚園の先生にしつけてもらおう」なんていうのはNGですよ。生活習慣は家庭でしつけるのが原則です。

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入園前の生活準備(説明会資料から)

大人が夜型生活のために子ども達もどうしても夜型になりがち。でも、幼稚園が始まれば毎朝決まった時間に園に通わなければならないので、「今日は夜更かしをしたから、明日は朝寝坊ね!」はできない。

というわけで、遅寝・遅起きちゃんは少しずつ朝型生活を変えていこう。昼寝をする子も、幼稚園が始まればだんだんなくなってくるようです。入園後はとても疲れるせいか早寝になる子も。 

幼稚園というところは、「園服を脱ぐ」「スモックを着る」「体操服を着る」などの「服を着替える」ことが意外と多い。通園服が自由なら、なるべく着脱が簡単なものを。

ブラウスは可愛いけれど、長袖Tやポロのほうが脱いだり着たりは絶対ラクだし、時間もかからない。ズボンやスカートもウエストがゴム入りがいいかも。 ボタンの多い服、後にボタン・ファスナーのあるものもNG。

でも、入園後しばらくは、「スモックを着ましょう!」「はい、スモックを脱ぎましょう!」とお着替えの練習を2時間くらいかけてやっているみたい(笑)

何でも食べられるにこしたことないけど、食べられないならしょーがない。「大人になったら食べられるかもね。」って気長にいこう。無理じいは厳禁。

お弁当持ちの園なら、子どもの好物を食べれるだけ入れておけばOK。(あまり栄養や偏食の矯正を期待しなくていいかも。)給食がある幼稚園で、食べることに問題ありなら、早めに先生に相談を。でも、最近では厳しい給食指導は少なく、「楽しく食事しよう♪」になっています。

「一人でトイレに行き、用をすませ、後始末をして教室に帰ってくる」という一連の動作を、入園したばかりのお子様に要求するのはちょっと厳しいかも。

と、幼稚園の先生はわかってくれているので、はじめのうちは「おしっこ!」と言えば、ちゃんと連れて行ってもらえます。また、先生が気を付けてみてくれているので、変な顔していたり身体をくねくねさせていたら「おしっこ行きたいの?」と聞いてくれることも多い。慣れてくれば徐々に一人でできるようになるようです。 先生だって失敗されたら困るから、けっこう気を付けてくれているもの。 

ただし園服が私服なら、トイレで困らない服を。こんな服はかわいいけどやめたほうが無難。

基本的に幼稚園ではオムツは禁止の場合が多い。でも3歳児で「オムツが取れてまだ日が浅い」という子なら、ママとしてはちょっと心配。

でも、このくらいの年齢なら、遊びに夢中で気付いたときには「あっ~~~!」という失敗もよくあります。パンツの「おみやげ」をもって帰ってくる子が他にもいるので大丈夫!トイレトレーニングが完璧じゃない!って子も、友だちの様子をみて「自分も!」とできるようになる子が多いと聞きます。

また、お腹がゆるく下痢気味の状態だと元気でも休ませるという人も多い。小の失敗は笑いですむけど、大きいほうの失敗はちょっと衝撃が大きいらしい。

子どもが幼稚園からもらってきた「交通安全ワークブック」に、こんな記述があります。

『幼児が道路交通の場で、交通事故の危険を自ら積極的に避け、安全に振舞うことができる諸能力はまだまだ未熟です。にもかかわらず、親などの大人たちはとかく子どもの安全能力を過大評価している場合が少なくありません。』

交通ルールについても、例えば、道路を「右みて、左みて、右みて渡る」と暗誦ができても、「本当に理解できているのか」どうかは別。子どもは「右に顔をむけて、左に顔をむけて、右に顔をむけて渡る」だったりします。(つまり、全然車などを認識していない。) 

「見る」とは何か、「何を見るのか」が全くわかっていないことも。「見る」とは「何を見るのか」「どのあたりまでなら車が来ていても渡れるか」など具体的な説明を。

幼稚園でも昼食後はハミガキがあります。ただし、子どもが一人でするハミガキで、虫歯予防できるかどうかはギモン。夜寝る前のハミガキはまだまだ親の仕上げ磨きがいるかも。

子どもって、手を洗ったら服の裾でふくし、顔をあらえば、服の襟を引っ張り上げて拭く。(だから襟まわりの部分がすぐに伸びる。)でも、最近の園では食中毒の集団発生を怖れているので、特に手洗いには厳しくなっています。 

幼稚園では一斉に購入したモノを使うことも多いため、自分のと人のものを間違えることもよくあります。まだ字か読めないうちは、名前が書いていてもわからないので、全ての持ち物にMyマークを付けます。

ただし持ち物全て共通マークにすること。園の靴箱やロッカーにも、名前の横にMyマーク(花や虫、動物など)のシールを付けてくれています。その印さえ覚えれば、自分のモノや収納する場所がわかるようになっています。

子どもは、鼻水をズルズルすするか袖口で拭くというケースも多いけど、衛生上やっぱりティッシュでかむほうがいい。ポケットにティッシュやハンカチを入れて、すぐに使えるようにしておこう。

紙の始末も、その辺りでポイにならないようにゴミ箱の前でかむといいのかも。中耳炎など病気があればお医者の指導に従おう。

子どもの話って、頭の中にあることを事実と空想を交えて、それも思いついたことをポッと話すので、何がなんだかよくわからないこともいっぱい。まして園で起こったことは、ママは見ていないのでホントによくわからないもの。

といっても「5W1Hで話せ!」は、まだまだ無理。ママの「詳しく知りた~い」という気持ちもよくわかるけど、「だ~か~ら、それは誰がやったわけ?」とか「だ~か~ら~、それはいつの話なの?」という質問はなるべく控えめに。
 とにかく話を聞いてあげられれば○。子どももそれで満足してくれる。

ただし、「幼稚園は楽しかった?」「友だちはできたの?」と、ママから矢継ぎ早に質問をしないこと。「「ママは楽しかった。友だちいっぱいできた」といってほしいんだ」と思わせると、ホントは困っていることがあっても、子どもは言わなくなると言われています。

まぁ、園から帰ってきたときは「お疲れさまでした~」くらいの気分で待っててあげよう。

幼稚園児でも一人でお片付けはなかなか難しい。できれば最初はママが手伝いながら、練習していこう。

幼稚園だと、「あぁ~!○○ちゃん、一人だけやってな~い」って叫ぶお目付け役の子がクラスに数人必ずいます。ママが注意するより効果は大。(だからといって家でなんにもさせないのはNG。)

「あいさつ」はやっぱり「人間関係」の基本です。「はい」「いいえ」「ありがとう」に「おはよう」「こんにちは」など、きちんと言えるにこしたことはない。

でもママが挨拶していれば子どももするようになるってしつけ本に書いてあるけど、おとなしい子はそれで��なかなかできないものみたい。「慣れてくれればできるかも」って気長に待とう。

キチンと誰にでも挨拶するのがいいって思われているフシもあるけど、最近は変質者の出没が多くてコワイので、人見知りするくらいでちょうどいいかも。

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入園前に、これだけは…(2)

自分を守るために、意思表示ははっきりと

幼稚園の先生は、困ったことがあれば親切に聞いてくれるし、お節介な子もクラスに必ず何人かいて何かと世話を焼いてくれます。

でも、いくら先生が見てくれているといっても、1クラスに数十人。そうそう全てをめんどう見るのは不可能。「困っていること」があれば自分からはっきりと言わないと、誰にも伝わりません。

また、「おもちゃを横取りされた!」「理由もないのに叩かれた!」など「理不尽なこと」をされたのなら、中途半端な笑みや態度でなく、毅然と「イヤ!」「やめて!」といい、先生や親にも伝える(言いつける)のが基本。 集団の中での自己主張は、自己防衛のためにも絶対に必要なことです。

おとなしい子にはなかなか難しいことかもしれないけれど、やはり少しずつでも練習していきましょう。なかなか人前で話せないような子なら、始めに担任の先生に話しておいてあげましょう。最初は一人でできなくても、周りの大人の力や友だちの影響などでだんだんできるようになります。

気をつけたいのは親のほう。子どもがハッキリ言わないからといって、親が先まわりして話していると、いつまでたっても子どもは自分からは意思表示をしません(しなくても生活できるから…)。大人が先回りしないで待つこと。結構大切なことだと思いました。

人の話をしっかり聞く。

先生の話、お友だちの話など人の話を集中して聞くことは大人になってからも必要な力です。ぼんやりしていて聞き逃した。聞き逃したことをそのままにしておいたり、自分勝手な判断でやってしまった…。いずれも大きな失敗につながってしまいます。

「人間に口は1つしかないけれど、耳と目が2つあるということは、話す以上に「見る」「聞く」ことが大切だから…」などと言う人もいますね。学力の差は、この「「聞く力」の差」と言い切る先生もいるくらいです。確かにできる人は目で人の話を聞いています。耳と目で聞くのですから人の2倍の集中力で聞いているということでしょうか。

幼稚園児ではなかなか難しいことですが、「1回で指示が通る」はこれから先の生活でも大切なことになります。

また、人が話をしているときにとても気になる行為は、

大人でもそういう人がいますが、たいてい「人の話聞いてる?」と相手を不愉快にさせ、結局話や指示がうまく通らなくて、再び「イラっ!」とさせること必定です。特に「え?」はクセになっている子や人がいますよ~。

とはいっても、人間いつもいつもスイッチをONにして、集中しているわけではないですからね。ぼんやりしていて「ついうっかり聞いていませんでした…」は誰でもあります。そのときは、「聞いていませんでした。すいませんがもう1度お願いします」と言えることもとても大切です。
(幼稚園児ですから、「もう1回言って」くらい言えればOKでしょう。)

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