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英語教室
中・高・大と何年にもわたってな英語を学んだはずなのに、どうもさっぱりしゃべれない…となると、やはり「我が子には!」とリキが入る親たちもいっぱい(^^ゞ
その上「総合的な学習の時間」で、授業に英語を取り入れているという小学校もチラホラ。
で、ちょっと気になる英語教室について調べてみました。(英語教室の情報はゲストの沙羅さんからいっぱいいただきました。ありがとうございます。m(__)m )
「英語教室」って、どんなことするの?
- 文字通り『英語(English)』を学習するところ。教室によって「英会話」中心というところと「受験英語」中心というところがあります。
- 英語教室を運営しているのは、
- 英会話学校系
- 学習塾系(平常授業以外に開講している場合が多い)
- フランチャイズ系(ECCや公文など、近所のオバちゃんが開いているもの)
などがあります。最近ヤマハ音楽教室も英語教室を展開しています。(音は耳からはいるものだから、音楽も英語も一緒だとか…。)
- 中学生以上は、フツー塾の平常授業のなかに「英語」はカリキュラムに組み込まれていて、そこで受験用の英語(いわゆる読み書き中心)を学習する場合が多い。ただし最近の入試では会話問題やヒアリング問題を出題するところも多い。
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授業方法
- 親世代が経験した英語の授業とは全然違って、先生も教室もなんだか“アメリカン~!”ってノリ。\(^o^)/
- 先生が生徒にマンツーマンでレッスンしてくれる「個人レッスン」と生徒数人で授業を行う「グループレッスン」があります。
- グループレッスンといっても、せいぜい8~10人くらいまでの小人数クラス。幼児の場合ならグループ人数は5~6人くらい。
- 個人レッスンには、フリータイム予約制(都合のいい時間に予約を入れる)のところもあります。
- 講師は全員外国人というところもありますが、日本人講師もいたり、日本人でも帰国子女に限定というところもあります。また、外国人講師コースや日本人講師コースとに分けている教室もあり。(やはりいきなりネイティブの外国人講師だと、緊張してしまうこともあるから(^_^;))
- 授業はたいてい教室の床で円になって座る形式。先生がカードを見せて答えたり、歌を歌ったり、クイズをしたりなど楽しいものが多い。(塾系の教室でも、机は全部片付けて教室の真ん中に集まることが多いみたい。)
- ライティングの時は折りたたみ式のテーブルがついた椅子を出して、そこで練習したりします。
- ちなみに授業は全部英語!生徒が日本語でしゃべっても、講師は英語で返してきます。
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授業回数/週 ・ 授業時間
授業回数
週1回
授業時間
約1時間(フリータイム制のときは、都合のいい日時にレッスンを受けられます。
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費用
毎月
-
月謝(グループレッスン):5000円~10000円程度。
(塾系の教室では、平常授業を受けていると割引制度があることも。)
- 月謝(個人レッスン):1回4000円~6000円程度。
初回・年度始め
- 入会金(キャンペーン期間中は無料などとウレシイ場合もあり。)
- 年会費(毎年)
- 設備費
(毎月の月謝に含まれるところもあるが、別途の場合は1年分一括で請求されることも。ただし、年度途中で辞めるときは月単位で返金してくれることが多い。)
- 教材費(英語の教材では必ずCDやテープが付いてくるので結構高い。)
- 指定用品購入費(必要な用具類へ)
その他
☆行事費
英語教室につきものなのは、クリスマスやハロウィーンなどのパーティー。お菓子代やゲーム代(ビンゴをしたりする)など、費用を別途徴収されることも。ハロウィーンの場合は仮装が必要なので、衣装代が意外と高くつくことも。
☆検定試験代
- 実用英語技能検定試験
- 児童英検
- 国連ジュニア英検など
英語検定などを受ける場合に必要になる検定代。受験は希望者だけだったり、教室全員参加のところも。もちろん「このコースは英検4級取得を目指す!」などの目標を掲げていると、全員が受けます。
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必要な用具類
- テキスト
- ワークブック(月単位で1冊というところと1年分が1冊になっているところも)
- CDやテープ類
(テキストのフレーズや英語の歌というのも入ってる。主に家庭学習で使用)
- 英語カード(英単語と絵が書いてあるもの)
- 筆記用具(色鉛筆を持ってくるように言われることもあり)
- レッスンバッグ
※別途、家庭教材を必要とする教室も。
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通学方法
各自、教室へ。(スクールバスをもっているところも。)
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その他
- 最近の英語教室は我々の英語の授業とはかなり違う!辞書で単語調べて、発音記号や意味なんかを書き写すような作業はまったくナシ!発音も意味もぜんぶイメージで覚えるんだって!(例えば、「Blue=青」ではなくて「Blue=●」で覚えちゃうそうです。)
※TPR(Totalphysicalresponse)指導法
英語を聞いて、それを身体で反応し英語で教えていく方法。日本語にいちいち訳さず、 英語と身体の動作を結びつけていける利点があります。
- ライティングはPhonics(フォニックス)の指導が一般的。英語のつづり字と発音の結び付きの規則のことで、アメリカなどの国語(つまりEnglish)教育で使われている方法。この指導法で「単語を見れば読める」「聞けば書ける」ようになるらしい。。。
- 幼児コースには「親子参加コース」と「子どものみコース」を設けているところもあります。親子参加だとママ友もできて楽しいかも。
ただし「子どものみコース」だと、スイミングなどと違い親は見学はできないこともあります。でも教室を託児所がわりにして結構息抜きしてるママも…(笑)
- 1年間でカリキュラムを組まれているので、途中入会はちょっとキビシーときも。
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学校で役立つこと
- そりゃ~、中学入学時、英語の授業にビビらなくてすむ!?やっぱりある程度知っているほうが、余裕を持って授業を受けられるかも?
- 小学校でも「総合学習」として外国人を招いて国際交流の場を設けることもあるから、英語に慣れていると楽しい交流ができるかも。
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教室選びのPOINT
- 教室によって「会話重視」や「受験重視」などコンセプトが違うので、選択を間違えると悲劇。会話重視の教室では、高校受験英語を取り入れてなかったりもします。
- 講師が日本人か外国人かということも大きなポイント。やはり外国人講師だと「トイレ」も言い出せないのではないか…ととっても不安を感じる子もいるみたい。講師を自由に選べるとうれしいかも。
- 英語教室は意外に月謝が高いもの。ただし月謝が安くても、教材費や設備費などの名目で別途徴収が多いところも。「週1回授業で月謝はたったの○○円!」などという謳い文句で判断するのはけっこうキケン。(>_<)
- やたらと教材費が高い、必要のない英語ビデオの購入をすすめるなどの教室はイマイチ。
- 先生がCDやテープを使って英語を聞かせるだけなら、親でもできるかな?とも思った。
-
英会話系教室では突然に倒産することもあるから要注意。一括前払いより月謝制をとっている教室のほうが安心できます。
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コメント
- 週1程度の英語の授業なら、「読んで」「書けて」「聞けて」「しゃべれて」のすべてを求めてもむつかしい。小さいうちは、あまりカリカリせず生活や遊びのなかに英語があるくらいでもいいかも。
- 中学受験では英語の試験はないので、高学年あたりで辞める子も多い。
- 先生によってはアクションがオーバーでビビる子も。(学校のセンセとちがい、抱きしめんばかりに「Good!」「Wonderful!」「Excellent!」の連発!大人もビビる…。)
- クリスマスやハロウィンなど楽しい行事も多い。外国人もいっぱいいるからなんか雰囲気もUP!
- 授業はフロアに座って一斉にカードなんかを広げるから、紛失するものも多い。記名は忘れずに…。
- 中1英語は、最初は本当にゆっくりと丁寧に進みます。「英語を先取りで習っているから」なんて思っていると、あっという間に落ちこぼれていた…ということも実際あります。先取りの余裕で自信を持たせたまま突っ切るか、先取りしないで緊張感を持続させたまま突っ切るかは子どもさんの性格次第かも。
中学生がつまづく単元は、ときどきは親もチェックしたほうがいいみたい。
- 中学生がつまづきやすいのは以下の単元。
- 3人称単数現在の「s」(1年)
- 不定詞(2年)
- 現在完了形(3年)
- 関係代名詞(3年)
※ 単元ではありませんが、非常にわかりにくいのが冠詞や複数形の概念。日本語の概念にはないのでなかなか子どもには理解しにくいみたい。
たとえば、I have a dog. はOKですが、 I have
dog.は日本ではまずアリエナイ。どちらの表現もないことはないのですが、ニュアンスが大きく変わってしまいますよね。でも、学校でも塾でもこういった概念をあまり詳しく教えてくれないことが多いので要注意です。
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