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1年生になったとたん、子どもどうしのお約束には「ママの付き添い」はなくなってしまいます。また子どもの入学を機に、お仕事を始めるママも多いので、朝から「お茶会」のような優雅な時間を持つ人は少なくなります。
というわけで、ママ友とのお付き合いはどうなるの?と子どもの友だちとのお付き合いについても考えてみました。
お茶会は激減!
ママ友がいない…
《こんなところに気をつけよう》
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ママはライバル?ごあいさつは「○○ちゃん、どう?」
やっぱり小学校に入学すると気になるのは、なんといっても「子どもの成績」かも。だから小学校ママのご挨拶は必ず「○○ちゃんどう?」。この「どう」には「元気よく過ごしてますか」の意味も「頭のほうのデキ具合はどうですか?」の意味も含まれるのかも(笑)。おかげでやたらと人の子のデキに探りを入れてくる人だっていっぱい。
できたらできたで「勉強ばっかりさせておかしくなる!」といわれるし、できないとできないで「あそこの子はアホだ!」と言われるもの。いずれにしても返答は難しい。
Aさん「あら~、久しぶり。○○ちゃん、この頃どう?」
つき 「元気にしてるよ~。△△ちゃんは、どう?」
(↑返答は「元気にしてるよ」「風邪ひいてるわ」ぐらいでOK!)
Aさん「うちは…。もう元気だけが取り柄でさ~。頭のほうは全然(笑)。」
(↑たいていは自分の子どもをけなしておくと無難。)
つき 「そんなことないでしょ~。△△ちゃんはしっかりしてるし…」
(↑などと、みんな心にもない社交辞令を言う(^^ゞ。)
Aさん「いや~全然。○○ちゃんのほうがしっかりしてるでしょ?忘れ物とかもないで
しょ?」
(↑と~ぜん、お返しとして相手を褒め上げておく。)
つき 「忘れ物な~。いちいちカバン見るとイラつくから見ないことにしてるのよ。」
(↑毎日チェックしてても、熱心なママと思われないように黙っておく。)
Aさん「そうできるのがうらやましいわ~。うちなんか…」と続く(爆)
家族ぐるみで幼稚園時代をベッタリで過ごしたママたちも、小学校に入れば突然「ライバル心」を露わにしてくることもアリ。なまじこれまで仲がいいだけに、露骨に成績表の◎の数を聞いてきたり、テストの点数を聞いてくる人もあります。
人の子の成績の探りがあからさまになればそろそろ決別を。巻き込まれると親も子もしんどいだけ。
Bさん「あら~元気?○○ちゃん、最近どう?」
つき 「ちょっと熱出してね。昨日から寝てるわ。」
Bさん「そう~心配ね~。そうそうこの前もらった成績表さ~、◎ってみんないくつある?」
(↑結構ストレートに聞く人と、回りくどく聞く人がいる。)
つき 「さぁ~、どんなもんやろね~。」
(↑フツー、親類縁者以外には話さないと思うけど。)
Bさん「うちは5コやってんけど、○○ちゃんは?」
(↑自分ちの暴露は、真実かサクラなのかは不明。)
つき 「そんなん覚えてないわ~。小学校の成績表ってよ~わからんし。」
(↑たいていは、こんな感じでとぼけるしかない。)
Bさん「え~?覚えてないの?なんかさ~、うちの担任さ~…」と続く(爆)
(↑うちの子熱あるから、早く解放してほしいな~と思いながら聞いている。)
うちの先生、当り?はずれ?
小学校に入学した当初は、小学校で同じクラスのママ同士よりも同じ幼稚園ママ友同士での情報交換が多くなります。クラスが違う=担任が違うわけですから、もちろん学習の進め方から子どもたちの面倒見など、違うところがいっぱい。
そこで必ず行われるのが「担任比較!」。評価も「大当たり」「当り」「フツー」「はずれ」「大はずれ~!」とたいていは5段階評価になっています(笑)。
お兄ちゃんやお姉ちゃんがすでに在籍していると先生の情報はある程度わかっていますから(やたら詳しい人がいたりする…)、1年生の担任発表の時点で「1組はハズレ、3組はまぁ当りかな?」と情報がおりてきたりします。「あの先生さ~」と担任に当った人間にしかわからない一面もあったり、ママ友情報の中では貴重な部類に入る情報となります。
(「あの先生、セクハラっぽいよ。特に「サラサラ髪で、且つロングヘアーの女の子」には気色悪いほど優しいから要注意よ!」という情報が来たことも(^_^;))
担任によっては、「いい先生よ~」と「何なの?あの先生は!」と極端に評価がわかれることがあります。良い悪いだけでなく、子どもにとって「合う合わない」の差はやはりあるようです。
ママ友が「大ハズレよ、今度の担任は!」と言っている人に「そんなに悪くないわよ~」などと言ってしまうと、「あそこの子は先生お気に入りでヒイキされている」と言われたり、「いい先生よ~」と言っている人に「あの担任は!」などと言うと「あそこの子に問題があるんじゃないの?」とロクなことを言われかねません。反対の評価をする人には、正直なことを話す必要はありません。
A(1組)「うちの担任、ノートのひらがなとか全然添削してくれなくってさ~。はずれ~
って感じ」
(↑結構、担任の細かい行動までチェックする人が多い。)
B(2組)「あ~、うちもうちも(笑)。だいたい算数もプリントばっかりよ。3組の担任
はしっかりしてるからいいよね~。」
(↑よそのクラスまで、しっかり把握している人も多い。)
C(3組)「そうかな~。なんか結構きちきちしてて、ちょっとしんどいかな~って思う
こともあるよ」
(↑「うちは当りでよかったわ~」って思っていても、まず言わない。)
A(1組)「そのほうがいいよ。うちは男の先生だからさ~、何でもアバウトで困るわよ。」
(↑女の子のママには「女性の先生」、男の子のママには「男性の先生」のほう
が低学年では受けがいい傾向にあり。高学年ほど女性の先生の人気が下がる。)
B(2組)「なんか先生の質落ちたよね~。」
A(1組)「そうそう、いい先生はここのところどんどん転勤してるもん。○○先生って
さ~、前の学校でも「学級崩壊」起こしたらしいわよ~。…」
(↑他校での過去のさまざまな事情にまで詳しい人もいる。)
うちの子、クラスで何番目?
小学校に入学当初は「機嫌よく元気に通ってくれたらそれでいいわ~」と思うもの、それ には「そこそこフツーの成績で」という条件が付くということに気付くことがあります。気付いた瞬間から、我が子は人の子に比べてどうなのか、フツーでやっているのか劣っているのかが非常に気になったりもします。でも心の中の焦りを悟られたくなくて、お勉強のドリル類は近くの本屋さんでは買わずにちょっと電車に乗って買いに行って、同じクラスのママとばったり…なんてことも起こります(爆)。(←学期の始めに多い。)
声をかけるとお互いが気まずいので、知らないフリをしておきましょう。
低学年の間で「デキ」に差があるように見えるのが、「計算スピード」「文字の美しさ」「作文」の3つ。これができればなんとなく「できる子」に見えます。
なので「陰山プリント」でがんばってるママも多いみたいだけど、絶対に誰にも話さないもの。「うちは遊ばせてるばかりで何もしてないわよ~」と笑顔で話すママの言葉は信用してはいけない。しっかり「プレ四谷大塚コース」にも通わせてたりもしますよ~^_^;
(ただしこのころのデキが後々のデキと関連があるかどうかは未知数です。)
Aさん 「うちの子、なんか計算遅くってさ~。気になってるのよ。」
Bさん 「そんなことないでしょ?それにまだ1年生だし。」
(↑間違っても「気にしたほうがいいよ」とは言えない。「まだ○年生だし」は
大きくなってからもずっと使われ続ける。)
Aさん 「最初はそう思ってたんだけどね。百マス計算に10分くらいかかるのよ~。」
(↑不安な気持ちでいっぱいだから、10分でも大丈夫という確証が欲しかったり
する。)
Bさん 「大丈夫よ。すぐに早くなるわよ~。」
(↑どうすればいいかわからないから、ノ~天気に「大丈夫じゃない?」と言う
しかない)
Aさん 「そうなの?この前▲▲さん、2分くらいじゃない?って言われてたから。」
(↑不安な人に、こういうことを言ってますます不安に陥れる人間もいる。)
Bさん 「あんまり気にしなくていいと思うけどな~。」
(↑2分に驚かないママは、子どもはそのハードルをクリアしている可能性も高い。
そうでない場合は「2分?すご~い。うちの子もダメなのかな~」となるはず。)
先生によっては、学級だよりにお子ちゃまの作文を御丁寧にそのままコピーして掲載してくれたりします…(^_^;) 3年生でも通用します!みたいな文字に文章を見たその日には、心穏やかに過ごすことは難しい(笑)。ホントは「うちの子はうちの子」でいいんだけどね~(^_^;)
掲載されちゃったママさんも、「ホント、お宅はよくお出来になって~」とイヤミを言われ続けたりします。
Aさん「○○ちゃんは上手ね~。この前も何か賞をもらったらしいわよ。新聞に載ってたって。」
(↑こういう情報に詳しい人もいます。)
Bさん「なんか、去年くらいから、お絵描き教室に行かせてるらしいわよ。」
(↑人の子のおけいこまでとっても詳しい人もいます(笑))
Cさん「あそこのママって、結構熱心だもんね。」
Aさん「そうそう、3歳くらいからK文もいかせてて、分数なんかもバッチリらしいわよ。」
(↑人の子のおけいこの「進度」までとっても詳しい人もいます(爆))
Cさん「すご~い、うちなんて全然だけど…」
Bさん「いいのよ。子どものうちはしっかり遊ばせておかないとヘンになるわよ。」
(↑人の受賞を素直に喜ばない人はいっぱいいます。)
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先輩ママに聞け!
小学校も高学年にもなれば、幼稚園派閥だけの情報じゃ心もとない(笑)。子どものデキも気になるし、そろそろ塾に通わせようか…と思っても、新聞の折込チラシだけではなんだか判断もつかないし。
そんなときに頼りになるのが自分の子より1~2つ上程度の子どもがいるお母さん(^.^)。塾の情報から学校情報までとっても詳しかったりします。相手も同じ学年でないなら直接的なライバルにはならないから比較的親切かも。
(といって、突然「仲良くしましょう!」って近づくと「なんで?」と不審がられるので、なるべくなら子どもが小さいときからそこそこ付き合ってたほうがいいかも(笑))
Aさん「おたくのお姉ちゃんは塾行ってるの?」
Bさん「とりあえずね~。塾にでも行かないとついてけないし(笑)」
Aさん「どこの塾?なんかいろいろあるみたいだけど、どこがいいのかよくわからな
くて…」
(↑こういう聞き方は相手も答えにくい。なるべくなら「駅前の○○教室はどう?」
と聞いたほうが的確な返事が返ってくるかも。)
Bさん「受験するのなら駅前の○○教室とかかな…。1駅むこうの△△学園もいいって
きくよ」
(↑なかなか自分の子が通う塾名は言ってくれないもの。通う塾のレベルである程度
の成績が推測できるし、塾の壁には成績表張り出してるから自分の子のデキがバレ
るとイヤだしね。)
Aさん「やっぱり受験用の塾しかないのかな~?」
Bさん「受験しないなら□□塾は?うちの子の友だち通ってるわよ。聞いてあげよっか?」
(↑高学年にもなると「子ども情報」が意外と役に立つことも。)
塾は?受験は?成績は?^_^;
Aさん「ねえねえ、○○さんのところ、どこに合格したか知ってる?」
(↑いきなりこんなふうに聞く人もいる…)
Bさん「さぁ~、私は知らないけど…」
(↑知っていても「△中合格だって!」なんて話せない…^_^;)
Aさん「ええ~?同じ塾じゃないの~?」
Bさん「でも、うちは補習用だからコースが違うし」
(↑基本的にコースが違えば、子ども同士も交流も少ないもの。別コースが何をやっ
ているのかはお互いわからないことが多い。)
Aさん「合格した子の名前って、塾に張り出してるんじゃないの~?今度見てきてよ~」
(↑最近は個人情報保護のために、あまり大々的に名前を載せなくなってます。)
Bさん「直接聞いたほうがいいんじゃない?」…
(↑聞けるなら聞いてるだろうけど、こうしか答えようがない…)
よそはよそ!うちはうち!^_^;
Aさん「おたくは女の子の一人っ子なら、私立に入れるんでしょ?」
(↑いきなり単刀直入に聞く人もいる…)
Bさん「うちはそこの公立に行かせるつもりよ」
Aさん「ええ~?女の子なのに?」
(↑もちろん「男の子なのに?」バージョンもある。)
Bさん「うちは引越しの多い家だから、私立に行くと動きがとりにくいし」
(↑理由はいろいろあるけど全部しゃべる元気はないから、一番もっともらしいこと
を言っておくのが無難。)
Aさん「○○ちゃんなら、△△女子中はどう?雰囲気合ってると思うけどな~」
(↑勝手に人んちの子の進路を決めてくれる人もいる…。)
Bさん「そんな頭もないしね…」
うちの子、人間関係大丈夫?
Aさん「この前、うちの子が泣いて帰ってきたんだけBちゃんから何か聞いてる?」
(↑最初の切り出しはこの形が多い。)
Bさん「ああ~。席替えで何かあったみたいよ~。うちの子が言ってたけど」
(↑女の子のお母さんはいろいろと詳しく子どもから話を聞いていることが多い。)
Aさん「何があったのかしら…?」
Bさん「なんかクジ引きで席決めたのに「いやだ」とわがまま言う子がいて、Aちゃんは
「自分の隣がいやだ」と言われたと思ったんじゃないのかな~。娘の話だからハッ
キリとはわからないけど」
(↑子どもの話なので信憑性はどこまであるかは不明とつけることが多い。)
Aさん「それで席替えはどうなったの?」
Bさん「そこまでは聞いてないよ~。聞いててあげよっか?」…
(↑たいてい家で「ねえねえ、この前の席替えの件、もうちょっと詳しく教えてくれる
かな?」と子どもに聞くことになる。女の子の場合はこれで流れがつかめることも
多い。男の子の場合は「さぁ~」としか言わず、なかなか難しいことも。)
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