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「役員やってもいいよ」と手をあげた人も、ジャンケンに負けた人も、これから世にも忙しいPTAのお仕事が始まります!(ご愁傷さまです。)
でも同じやるならうま~く活動を進めていきたいものですね。そこで、役員としての心得から人間関係を円滑にする方法などを考えてみました。
小P役員になった人には、
など、いろんな理由の人がいます。でもせっかくやるなら1年後「2度とやらんわ!(怒)」となるより、「いろいろあったけどまあまあ楽しいほうかな」って言えるほうがいいですよね。
そこで、ちょっとは負担感も減るかな~?という心得を考えてみました。
役員心得
《こんなところに気をつけよう》
《これだけは厳禁!》
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「PTA活動は大変(>_<)」という人が多い中、比較的自分の自由になる時間と活動時間が一致して、仲間にも恵まれたという場合は「楽しいわ~(^o^)」となることもあります。楽しいとあれこれとアイデアだって湧いてきて、「こんな行事があれば子どもが喜ぶかも」「また明日集まろうか…」などなど余計な活動を増やしたがる人もいますね(笑)。
PTA活動にやりがいを見つけたり、意義を見い出すことも悪いことではないのですが、そういう熱い思いは時として暴走を引き起こすことがあります。十分注意しましょう。
《こんなところに気をつけよう》
(「一生懸命がんばる姿」は相手の精神的な負担になることもあります。「がんばる姿」が人には「もっとがんばろうね」と責められてる気分になることもあるし、「できないなら替わってあげるね」という一言も相手の負担になっていることもあるようです。)
《これだけは厳禁!》
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PTA活動は、活動量の多さによる負担だけでなく人間関係の負担が大きいと感じる人が非常に多いようです。実際に役員や委員を経験して「体調を崩してしまった…」と訴える人も結構います。 そこで少しでも人間関係が円滑になるような「言葉」や「態度」、そして「考え方(人との距離感の取り方)などを考えてみます。
Youメッセージとは、主語がYouとなるもの。You are careful.のような形の文になるものです。これは、Be careful! 命令文の形にすることができるものです。つまり相手に「こうしてください!」と命令や押し付けのニュアンスを含んでしまいます。
それに対しIメッセージとは、主語がIとなるもの。I think….I'm afraid…. I hope….などのような形の文になるものです。これは「私は…と思います」という主観を含む物言いとなり、こちらの意見を押し付けるのではなく自分の主観のみを述べ、判断はあくまで相手にゆだねるというものです。
同じ言うなら…
いずれの言い方で言われたいでしょうか?内容は同じことです。いずれも「明日来てほしい」という思いを伝えているだけです。でも、ちょっとした違いで相手に与える印象は大きく変わってしまいますね。
もちろん言葉以外にも、口調も大事です。ぴしぴしとした物言いはきつく聞こえてしまうので相手に反感をもたれやすいですし、おだやかで優しい口調で言われたなら、「いいわよ~」と引き受けてしまったわ~となるかもしれません。
「PTAはこうするべき!」「部長ならこうあるべき!」「役員だからこうするべき!」「親としてこうあるべき!」と「べき」論大好き人がいますが…。
「こうあるべき」は自分の信念だけにしましょう。世の中には多様な価値観があり、人に押し付けるべきことではありません。
同じ言うなら…
「私は…と思っています」「私は…と考えています」とあくまで主観であることを強調しましょう。相手への威圧感がなくなります。
困っている人へ
「べき」論を持ち出す人は「自分の考えに自信がないんだな」くらいに思っておきましょう。本当に自信がある人は、いちいち人に自分の考えを押し付けませんし、人が同じようにしなくても全然気にしないものです。
「こうあるべきです!」と言われたら、「あなたは「こうあるべき」と考えてらっしゃるんですね」と返答しておきましょう。頂いた言葉はすべて受け取る必要はありません。投げ返しておきましょう。
1年間のPTA活動のすべてに参加できる人はほとんどいません。「その日は絶対に外せない会議がある…」などの事前に参加が難しいとわかるものから、「どひゃ~(>_<)朝から子どもが熱を出してしまった…」というドタキャンのものまで、人それぞれいろんな事情はあります。
「できない」ことは「できない」でかまわないので、「その日は参加できません」「今日は参加できません」とハッキリと伝えましょう。「言いにくいから…」とぐずぐずと日延べするほうが最終的に迷惑になる場合も多いものです。
また「できない」ことはあるかもしれませんが、何か「できる」こともあるかもしれません。ただ「できません」「行けません」だけでは、相手にとっては何だか不誠実で無責任に聞こえることもあります。たとえ「できない」理由が正当なものであったとしても「やりたくないだけかしら?」とヘンに勘ぐられるかもしれません。なので、できる範囲の中で代替案を提示してみましょう。
「ありがとう。気持ちだけ頂いておくわね」という返答があれば、うれしいものですね。
同じ言うなら…(1)
「その日は仕事で欠席します。なので家でできる仕事があればやってきます」
ただ「できません」「行けません」だけではなく何かできることの代替案を伝えます。こんな感じでOKですよ。「参加できなくてごめんなさいm(__)m」というあなたの気持ちが伝わると思います。もちろん持ち帰りの仕事を渡されたならきちんと仕上げましょう。
同じ言うなら…(2)
事情があるのはわかります。「参加できない」こともわかりました。でも…いつまでもいつまでも「ゴメンね。申し訳ないです。ごめんね」と謝られても困るんです…(-_-;)
謝罪は明るく、手短に。それよりも「何か他にできることはありますか?」「今度お当番を変わりますので言ってください」などの代替案を伝えてくれたほうがありがたいです。
同じ言うなら…(3)
「仕事があるので欠席したいのですが…」と語尾を濁さないこと。「じゃあ「ダメです!」と言ったら参加するわけ?」と言われますよ(笑)語尾は言い切りで結構です。結論は決めているのに相手に判断を任せる言い方は「どっちにしろ「そうする」って決めてるのに…」とあまりいい印象を与えないようです。
困っている人へ
ハッキリ言っても「またぁ~?」「休まれたら困るんですけど…」とイヤミを言う人もいますが、気にしなくっていいでしょう。誰からも何も言われたくないからと「いい人」をすると自分が辛くなりますよ。
「またぁ~?」と言われたら「またぁ~です^_^;」
「休まないでください…」と言われたら、「私も休みたくないんですが、ごめんなさい^_^;」
あまり悪意はなく人が言ったことを一度は必ず否定的に言う人は、どこにでもいます。そういう言い方がクセなのかもしれません…(-_-;) でも「私はこうします!」と宣言する人に、面と向かって「それはダメです!」という人は意外と少ないものです。思い切ってハッキリ言ってみてください。
あまり活動に熱心でない人、事情があってあまり参加できない人は必ずいます。そういう人を無理やりにでも活動に引きずり込もうとしたり、「あの人ズルイ」とグチばかりこぼしたり…も多いものです。
でも、そんなところに多大なエネルギーを注がないようにしましょう。活動は「できる」人でまわすほうがずっと手っ取り早く、そして「やる気」のある人で回すほうがずっと気持ちよくできるものです。
同じ言うなら…
「参加してくれてありがとう」「来てくれて助かったわ」
参加しない人のことを「あの人来ない!!」と言うより、参加してくれた人に「ありがとうね。助かったわ」というほうがお互い気持ちよくないでしょうか。同じエネルギーを注ぐのなら、やってくれた人に感謝の気持ちを注ぐほうはずっと有意義だとつきぐまは思います。
PTAの委員にたまたま当たって、たまたま同じ委員会に所属するだけの人間だと思っているのに、「ご出身は?」「お仕事は?」「ご主人のお仕事は?」「お家は持ち家?賃貸?」と人のプライバシーにまでズカズカと入ってくる人がいます。
もちろん人間ですから、「聞きたいな~」と思うことがあるのは仕方がないことです。でも興味本位にズケズケとアレコレ聞くことは「人間としてどうなの?」と思われる確立は高いです。本人に聞かずに周囲の人間に探りを入れる、子どもに直接探りを入れるのはもってのほか。レッドカードの行為です。
人にはそれぞれプライバシーがあります。人が話さないことは聞かなくていい話なのです。
困っている人へ
もし人に自分のプライバシーをアレコレ聞かれた場合、もちろん話す・話さないはその人の自由ですが、信頼しない人やまだそこまで親密な関係になってない人に自分のプライバシーを話したくない人は多いですし、また話す必要もないと思います。
など、ハッキリと拒否してみましょう。間違っても曖昧な表情や言葉で「いや~」「その~」と言ってたらダメですよ。イヤなことはハッキリと「NO」という。大人も子どもも自分を守るための鉄則です。
友だちのように親しくすりよってきてはプライバシーを聞き出そうとする人がいますね。「付き合って間もないのになれなれしい」「無視してるのかなと思ったら、やたらとなれなれしいときがある」という人は要注意です。できれば離れておくほうがいいかもしれません。
例えば…
○○さんのこと気に入らないから無視する・意地悪を言う。「ええ~?ウッソ~」と思う人がいるかもしれませんが、コレ意外と多いのです。学校や会社とは違って「人をいじめちゃ~ダメでしょう!!!」と注意してくれる人が周囲にいないため、結構どこまでもエスカレートするんです。ホントに…(T_T)
でも大人になってまで「○○さんキライ。シカトしない?」は恥ずかしい行為ですよね。
子どもが生まれてから、時間を決めてもなかなかその通りにはいかないことも多いかと思います。10時に出発と思っていても、玄関先で子どもがグズグズしたため、あっという間に20分も過ぎていた…はよくある話です。
でも…社会の常識は「10時」といえば10時カッキリ始まるものですし、提出期限は1分1秒と遅れることも許されなかったはずです。まして連絡もなく約束をすっぽかすとは…(>_<)。
PTA活動は確かにサークル的な活動かもしれませんが、貴重な時間を割いて参加している人もたくさんいます。多少のことはお互いさまでも、やはり遅刻も欠席も必ず連絡が必要です。提出期限などの期日も守りましょう。
世の中にはいろんな人がいます。つまり「いろんな価値観」があるということです。自分が「当たり前」と思っていることでも、相手にとっては非常識かもしれませんし、相手の常識は自分のとっての非常識なのかもしれません。
その人の考え方や価値観はその人のアイデンティティーに関わる問題です。「それっておかしい」「フツーはこうよね」と批判するのはやめましょう。
会議の場ではおとなしくうつむいて座っていたのに、会議がはけて下足室前では意見をバンバン言う人がいます。せっかくに意見も会議で言わなければ実現しません。
また後日、部長さんに個別に「この間のあの件だけど…」と意見を出すのは感心できません。逆に「あの人はいつも後になって意見を持ってくる迷惑なヤツ!」と思われかねません。
「周りの人間は一生懸命じゃないし、よくサボる。おかげで私ばっかりしんどい思いをしている。そんなのズルイ!!!」なんて思ったことはありませんか?
もしお給料が入るのなら、長い時間働いた分、しんどかったけどお給料は他の人より余分にもらえたし、まっいいか~と納得できるのかもしれません。でもPTA活動のようにボランティアの場合は、活動をした分だけ自分の時間に食い込むわけですので、どうしても「ソンした」と思ってしまうことが多いですね。
こんなときは、思い切って考え方を変えてしまいましょう。上でも書いたように「あの人は…!」とグチにエネルギー注がずに、一緒に活動したメンバーで感謝の言葉を伝え合う。それだけでもちょっといい気分になれて気持ちはラクになります。
確かにうまくサボって、それでも「1年やりました\(^o^)」と言う人はずいぶんと得をしているように見えるかもしれませんが、世の中って意外とみんな見ているものですよね。「そ~ゆ~人なんだ」とひそかに評価している人だっていっぱいいるかもしれません。
一生懸命やった姿は多くの人の目に触れているはずですし、第一、家庭の中で子どもがその背中を一番見ているんだと思います。やはり我が子は「いつもズルイことをして逃げる大人」じゃなくて、「ちゃんと引き受けてくれる大人」になって欲しいですよね。
そのために親が多少グチをこぼしながらでも、できる範囲の活動をやることは、それが一番「(自分の)子どものため」になっているのかもしれません。
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つきぐまやお友だちが「この人苦手だな~」と思うときに実践してる方法です。30過ぎたら体力不足か「もうど~でもエエわ~(-_-)」とあきらめの境地になることが多くなってきました。
もし、みなさんの中で「私はこうしてます\(^o^)/」という人がいれば、ぜひご連絡ください。ここで紹介したいと思います。
PTAのお付き合いなら長く見積もってもカッキリ1年。幼稚園ママのお付き合いならどんなに長く���も約3年ですから…。気の合わない人と一生付き合う必要はありません。期間限定のお付き合いですから…^_^;
イヤミなことばかり言ってくる人、勝手だなと思う人がそばにいるとお付き合いもうんざりしますね。そこで、敵を撃沈させるために\(^o^)と作戦を立てるのもなかなかオツなもの(^^)
「ふ~ん、そう来たか…。んなら次の手はコレね」と考えるわけです。自分の置かれている立場を少し俯瞰的に眺めてみると作戦は結構転がっています。
例えば…「さっさと片付けてよ。遅いんだからもう!」と自分が思っていても、相手から見れば「何をあんなに急いでるの?せっかちな人ね」と感じているのかもしれません。
自分が思っているからといって、相手もそう思っているとは限りません。「さっさと片付けたい」のは自分の単なる要望。もしそうして欲しいのなら「○時までに帰らなくっちゃいけないから、さっさと片付けたいの」と言えばいいだけのことです。
もちろん気持ちを伝えても、相手にも立場や言い分はあるはずです。それを聞いたら「なるほどな~」と思うこともあります。相手の立場を考えたら、何かの板ばさみになって辛い思いをしていることがあるかもしれません。
自分の立場からの思い込みだけで、相手を判断したり決め付けたりはしないほうがいいですね。誤解が生じてしまうと後々がやっかいです。
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「学校たんけん隊掲示ばん」に集まった「カチンとくる言葉・うれしかった言葉」を集めてみました。「カチンとくる言葉」は言わない。「うれしかった言葉」は実践してみると案外PTAの人間関係もうまくまわるかもしれませんね。
カチンとくる言葉
時間のある人が仕事を持っている人に合わせて当然!みたいに思っている人は、言葉の端々にそれが出てきます。
毎年メンバーによって進め方が違います。前年度の人から聞いたとおりにやって、出てきた言葉が↑です。後任の人には「去年はこうだったけど今年の人だちでやり易いように提案なさってはいかが?」と言うほうがいいかな^_^;
みんな頑張ってるんだから…(T_T)
前年度の役員さんが立ち上げたことでも、私たちは諸事情で実行することができないものもあります。新しいことを始めるときは「今年度試験的に行うもので、来年度以降の開催は未定です」と言っておいてほしい(T_T)
ホンネかと思いますが、そういわれたら何も協力したくなくなります…。
うまいこと誘導尋問して子どもに聞くんですよ…。
「役員会で決まった案を提出している」という形式を守るためらしい…。
うれしかった言葉
自分でできることを見つけてやってくださる方がいると役員仲間の雰囲気が全然違ってきますよ!
結構「過去の役員」であるお局さんが口出しをして、現役役員が思ったとおりの活動ができなかったので、後任の人には↑のスタンスでいます。後任に聞かれたときは話を聞いた上で、どうしてもおかしいと思う部分のみ意見を言います。
役員じゃない方からも感謝や労いの言葉や温かい言葉を頂戴すると励みになります。
(ご協力いただいたオハナさん、ぶーたんさん、よいちょさん、みみりんさん、meirinさん、すみれさんぶうたさん、ほうたいさん、ポモさん、本当にありがとうございましたm(__)m)
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