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バザー開催マニュアル
幼稚園PTAの大イベントといえば、やっぱりバザー。
商品を集めたり宣伝ポスターを作ったりと、忙しいことも多いけど、学園祭の模擬店で燃えたあの青春時代と同じ感動が味わえることは間違いないかも!
バザーの目的
バザーの収益は、幼稚園の設備の手入れ、遊具や絵本など備品の購入、園児活動費(人形劇など)に使われることが多いようです。年ごとにいろんな費目に使うところや、毎年同じものに使う園もあります。
バザー開催が近づくと、バザー用の商品作りや値段つけなど、準備段階からママが集まって作業することも多くなります。同じ活動をしたメンバーって結束が強まるもの。仲良しのお友だちだって見つかるかもしれません。
そういう意味で、PTA会員の親睦を図る一大イベントでもあるようです。
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役員さんの心得
- バザーの日程は近隣で行事やイベントがないかどうかをまず確認してから決めよう。小学校や中学校で発表会などの行事があったり、近隣でのフリマ、近くの高校で学園祭、SCでのバーゲン開始日などとぶつかると、各段に客足が落ちます。
- バザーは幼稚園行事のなかでも一大イベントの1つ。だけど、あんまり気負いすぎて「ガンバレ!ガンバレ!」とすると、役員のなかからも一般Pからも不満の声があがります。気を付けましょう。
- 昨年度のやり方は参考程度に。やたらと「去年はどうだった」と比較をしたり、こだわったりしないで、今のメンバーでできる範囲のことを。
- 園ママの中には、「手芸大好き!」という人もいるけど、その反対の人もいます。ホントは手伝いたいけど、子どもが小さいのでムリ…などと事情のある人もいます。
「リサイクル品の提出や手作り品の提出」だけでなく、「前日の会場設営」「当日の当番」など、バザーにはいろんな協力方法があることををアピールして、できるだけ多くの人が参加しやすいようにしましょう。
- 細かい手作業ではなく、人を動かしたり調整することも役員サンの大事な仕事。いつも一歩さがって冷静に対処できればベター。
- 終わったら、感想はどうであれ「お疲れさま~☆」のあいさつを。
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バザー開催マニュアル(^^)v
準備
- まず、バザーに出品する品物を集めます。いわゆる「家庭で眠っているいらないモノ」を各家庭から持ってきてもらうわけですが、最近はフリマやネットオークションなどで処分してしまう人も多いみたい。早い時期から通知を出しておくことがオススメ。
- 商品を回収する日や時間を、「面倒だな!」と思われる日時に設定すると持ってきてくれなかったりすることも。バス通のように毎日園に来ない人がいる場合は、他の行事や保護者会がある時など、みんなが園に集まる日に回収するといいかも。
また、幼稚園と協力して、園児を通じて回収という方法も便利です。
- バザーは、フリーマーケットではないので「新品・未使用品」「子ども服なら洗濯済みのもの」と通知しておかないと、とんでもないものがくることも。手紙や連絡網を使って連絡を徹底しておくほうが無難。(それでも、ケッタイなものは必ず来るよ!(-_-;))
- 食品は安全性の問題により、未開封・賞味期限内でも禁止とするところが最近では多いようです。
- 手作り商品を作る際、材料(コットンのはぎれ等)を提供してもらうなら、使用しなかった場合に「処分してもいい?」の意志確認をしておこう。「私の出したあの布がどこにも使われていない!」という人もいます。
- 手作り品の作成会場には、針道具やアイロン・ボンドなど小さい子どもにとって危険なものがいっぱい。なるべく子ども連れの人には各家庭で内職してもらうか、託児係をおくほうがいいかも。万が一事故っても、園児以外の子どもは幼稚園・PTA関係の保険は適用外になります。
売れ筋商品
リサイクル品
- タオルセット
- 石鹸の詰め合わせ
- 紳士用ビジネスソックス
- 子供服なら100㎝以上のものがいい。(90cm以下は購入者が限られる)
手作り品
- 子どもの髪飾り(チューリップ型、ビーズなど)
- 小学校用・幼稚園用指定サイズの袋物
- トールペインティングで絵付けしたもの(プレート、植木鉢など)
- 人気キャラを刺繍したワッペン類
(コンピュータミシンがあれば簡単にできる。ただし著作権の問題は残る。)
- カントリー調のオーナメント
- 子供向けの布おもちゃ
こどもに人気
- スライム(ねちょねちょしてママはいやがるかも。)
- リカちゃんの洋服・小物類
- キャンディーレイ
とりあえず買ってもらえる?もの
- ポプリの匂袋
- リース
- パッチワークのコースターやランチョンマット
値段つけ
- とにかく安くなきゃ売れない!チャリティー精神を持って買い物にくる人はいないと見ていいかも。
- 同じ形態の商品には同一価格を。人によってバラバラとつけると「同じモノなのに値段が全然違う!」とクレームが必ずきます。(よく見てる…(-_-;)
- 当日のレジ係がラクなように、100円単位など端数ナシの値段がベスト。
- 趣味性の強いもの、状態が悪くて売れにくそうなものは、はじめから価格をグーと下げておこう。
- プライスカードは大きめに。よく見える位置につけよう。また、しっかり付けておかないと、すぐにはずれて値段が分からなくってしまって大変。
- どんなに面倒でも全商品に値札はつけておくほうがいいみたい。例えば「タオルセットは300円」みたいに1ヶ所にだけ表示すると、お客から何度も聞かれるし、会計係も「ホントにこれ300円だったかしら…?」と、混乱しやすくなります。
宣伝・ディスプレイ
- バザーに数多く参加してもらうため、それなりの宣伝も必要。とくに親のみ参加なら「行くのめんどー!」と思われないような工夫も。できるだけ準備の段階から盛り上げて、作業の参加人数を増やしておくといいかも。
作業に参加すれば、なんとなく気になって覗きたくなったりするもの。
- 幼稚園関係以外の人間にも公開するなら、近所の人にも声をかけよう。近所のスーパーにポスターがはってあるのを見かけることもあります。
- ラッピング1つで100円のものを200円として売ることも可能に。箱がいたんでいるなら、箱は処分してセロファンの袋に入れてリボンをかけてもOK。些細なことで売れ行きはかわります。がんばろう!
- バックヤードに商品をおいて小出しにすると、「そっちのものに取り替えて!」などと混乱するので、会場に余裕があるなら一度に並べたほうがベター。
お当番
- 当日の当番にあたる人は担当時間内は拘束されてしまうために、「買物できない」と不満がでます。交代制にしたほうが無難。
- 役員(当日のお当番)だけに事前販売をやっているところもあるけど、「ど~せ、いいやつは役員が取り込んでいる」「タダで持って帰ってるんじゃない?」と、あらぬウワサをよぶことに。なるべくやらないほうが懸命だと思います。
- レジ係は、計算係とお金を扱う人を分けたほうが会計ミスが少ないかも。
その他
- プライスカードは多少時間がかかってもキチンと回収すれば、最終の売上計算は絶対ラク。
- 売れ行きがおちてきたら、「値下げセール」などでテコ入れ。その際に「3割引」なんて中途半端なことはやめましょう。計算しにくいです。
- 残り物の処分は大変なので、終了後「ご自由にどうぞ」にしてもいいかも。
後片付け
- 幼稚園だけでなく、保護者に向けても会計報告をしよう。もちろん使い道が決まったらその報告も。
- 残念ながら売れ残りは必ず出るもの。「残ったものを役員で買い取る」までする必要はないけれど、捨ててしまうのはやはりもったいない。引きとり先を探しておきましょう。ものによっては、園に寄付してもいい。
- 「園児の工作材料や活動に使えるものもあるよ」って意見もあり。
- みんなで「お疲れさまでした」の気持ちをお忘れなく(^_-)
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