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お別れ会開催マニュアル

つきぐま卒業年度のPTA役員さんにのみ与えられるミッションは「卒業対策」(略して卒対)。でも、これがPTAでの本当に最後のオツトメとなります。

が、しかし!これ、案外モメること多いんよな~。人によって「子どもの卒業」に対する思いや園・学校に対する思いに結構温度差があって、こんなところでママ同士が激突することもあるんです。。。

(新しくページを追加しました。09.02.20)

卒業謝恩会ってなに?

卒業や卒園で生徒や先生、保護者がお別れするので、最後にパーティーでもぱ~っとやりましょう~(*^^)vという主旨で行われる懇親会が「お別れ会」です。

「卒業・卒園おめでとう」というお祝いの気持ちをこめて…というときは「卒業(卒園)を祝う会」、先生への感謝の気持ちをこめて…というときは「卒業(卒園)謝恩会」、在校生が中心となって上の学年を送りだすという気持ちをこめて…というときは「卒業生を送る会」などという名称になることも。

学校や幼稚園が主催する場合、学校・幼稚園とPTAが共催の場合、PTA独自で開催する場合があります。PTA独自開催の場合は、保護者のみ対象や親子開催、学年一括、クラス別などさまざまなバリエーションがあり。

それぞれに思惑もあるので、3月に入れば卒業式までの約3週間程度の間で、学校主催「お別れ会」、PTAクラス別保護者「お別れ会」、PTA学年一括「親子お別れ会」、そして卒業式後にPTAクラス別「親子卒業謝恩会」などと、何度も何度も同じような行事が繰り返されることも。。。

(ちなみにつきぐまの幼稚園では、PTA主催学年一括保護者「お別れ会」、PTA主催クラス別保護者「お別れ会」、PTA主催前年度クラス別保護者「お別れ会」、幼稚園・PTA共催「お別れ会」、PTA主催クラス男女別「親子お別れ会」と計5回の「お別れ会」を経験しました。
 クソ忙しい時期に本当に大変だった…。あれのこれのと理由をつけて新年会・忘年会を繰り返すサラリーマンと一緒か(-_-;))

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お別れ会の形式

主催者

学校・園主催の「お別れ会」は、授業時間を数時間潰して開催します。卒業学年のみでの開催や全学年参加の開催もあり。生徒数が少ない場合は、会場にキャパがあるので全学年参加することも多いかも。

「お別れ会」のプログラム自体は学校や園がメインで行い、PTA(卒業対策委員)おやつやジュースなの飲食物を準備したり、会場の飾り付けなどのお手伝いをすることも。

「お別れ会」の企画・段取りをPTAの卒対委員会で行います。

「お別れ会」の企画・段取りをPTAの学年委員で行います。

「お別れ会」の企画・段取りをPTAのクラス委員で行います。

有志での開催

卒業年度の3月になると、学校・園主催やPTA主催での「お別れ会」が開催されることで、なぜか小さな単位での「お別れ会」が乱発することが…。

卒業学年以外でのOBクラスで開催されるもの。ただし別れたクラスが再度集まるためには、誰かが音頭を取る必要があるため、親同士がある程度仲が良かったという場合でないと開催されにくい。でも、あるクラスで「開催」が決まると、連鎖的に他のOBクラスでも開催されることがあります。

クラス内の「男の子だけ」「女の子だけ」で行うもの。基本的には親が仲良しの場合が多く、企画・段取りを行います(^_^;)小学校卒業時で、「女の子お別れ会」のみ、子ども企画があるかも。ただしパーティーの準備は親中心(笑)
 この子ども企画の場合は女の子特有の「誰は呼んで誰は呼ばない」などややこしいこともあったりします…。卒業前なので、そういったことで仲違いしなくていいよう、親側にも交通整理をしてやる必要があるかも。

同じ小学校(中学校)に進学するから「今後ともよろしくね」の意味で開催される「お別れ会」。こちらは親企画。ある学区での開催が決まると、連鎖的に他の学区でも開催されることがあります。

地域の子ども会があるところでは、子ども会単位で「お別れ会」が開催されますが、特に自治会・子ども会がないところでは、同じマンション・団地などを単位として開催されていることもあります。これも親企画。
 もともと仲良しグループの数人での企画が、子どもを通じて広がっていき、参加人数が拡大した場合は、事務局側に「こんな大規模にするつもり、なかったのよね」という思いがあると、事務局以外の保護者はたぶん輪に入りにくいです(-_-;)()

 

内容

数人のグループごとに「出しもの」を舞台の上で行い、他は観客として観覧するタイプのもの。「出しもの」は学校主催の場合は生徒中心で、PTA主催の場合は保護者が中心となります。

ただ、保護者が「出しもの」をすると、企画に準備、おまけに何度も練習のためにお集りがあったりで結構大変!幼稚園の場合は、下に未就園児がいるケースも多いので、そもそも練習に参加するのが一苦労ですし、小学校の場合だと仕事をしている人も増えます。3月は決算月でもあるので、基本的に休暇は取りにくいものです。「卒業式」ですでに休暇を取得されているので、それ以外に何日もお休みは不可能。

そして、子どもに「うける芸」をするのも至難の業。サラリーマン用忘年会や新年会の「芸」ではドン引きされるかも…(-_-;)

 

ブッフェスタイルの立食や着席のパーティーなど。もちろん普段の親睦会と同じく、「お食事会」として、集会所で「お弁当」という場合も。

ホテル・レストランでの会場を貸し切ってのパーティーは価格が高いものです。そのうえで親子参加になれば人数分の出費となります。(つきぐまJrの公立小学校卒業謝恩会はご近所のレストラン開催の「お別れ会」は親子セットで5000円でした。)

お弁当の場合は1人に1つだけど、ブッフェスタイルの場合でケータリングにお願いする場合は、参加人数の約7割程度の料理でOK。予算が足りないときは乾きもののお菓子で誤魔化すことはできますが、ドリンクが足りないのはたぶん許されません…(T_T)

親子参加の場合、たいてい子どもがガサガサします。小6の子どもでも会場内を走り回ったりとか(-_-;)おしゃれなこじゃれたパーティーにしたいなら、大人のみの参加にするほうが無難です、たぶん…。

 

お食事・パーティー型のカジュアル版で、お茶とお菓子がふるまわれるもの。給食の残金などがある場合は、この形でできるとリーズナブルで済みます。
学校で開催される最終保護者会後に各教室で茶話会型お別れ会を開催する場合もあります。

卒業遠足として、遊園地やテーマパーク、もしくは近隣のアスレチック公園などに行くもの。

団体料金で入場できますが、入場後は結局は少人数単にで行動することになる場合も多いので、あまり「お別れ会」らしくない「お別れ会」になってしまうかも。

子ども参加の場合、全員で何かをする行事は「お別れ会」で最後なので、ドッジボールやキックベースなど簡単なスポーツ大会などを行うもの。

 

場所

園や学校での開催は、内容などにいろいろ制約があったりチェックが入る場合も多いものです。特に卒業間際になると、学校行事で体育館やお遊戯室を使用するため、PTAで開催の「お別れ会」なら貸して頂けない場合も。かなり早い時期から打ち合わせが必要になります。(例年開催している場合は、学校側から日時の提示があるはず。)

価格が高くなるのが難点だけど、主催者側は準備の手間ヒマがいらないのでラク。卒業謝恩会はどの園・学校も開催時期が同じになるので、早めに人数を確定させて予約を入れましょう。

賃料が安いうえに、PTAが開催するものは社会教育活動と見なされ、賃料の減免措置がある場合もあります。ただし飲食禁止など規約が厳しいところもあるので要チェックです。

マンションの集会所のような民間の集会所は、借主に制限があり。役員さんの中に住人がいない場合はちょっと面倒かも。こちらも飲食禁止など規約が厳しいところもあるので要チェックです。またマンションに訪問客用の駐車場が設置されていない場合は、駐車場の問題も。

 

参加対象

 

日程

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お芝居観劇型「出しもの」

そこそこに評判は悪くないもの

入学・入園から卒業までのさまざまな行事や日常の一コマの写真やビデオをスライドショーに編集して放映するもの。最近はデジカメで撮影されているので、データの取り込みもラク。プレゼンテーション用ソフトウェア(PowerPointなど)でスライド編集すると、それなりの「思い出のアルバム」の上映ができます。

先生による「思い出の一場面」のようなコメントを話してもらえば、思い出深い「お別れ会」になるかも。

教職員にとっては負担が重いものの、楽しみにしている生徒も結構いるらしい。

 

あってもいいかな~くらいのもの

PTAで主催の場合は、基本的に子ども全員に何かをさせるのかかなり難しいと思ったほうがいいでしょう。どうしてもやりたいなら、音楽会やお遊戯会など過去にしっかり練習していたであろう合唱程度で済ませるのが無難なライン。

新たに「お別れ会」向けに歌の練習などを各家庭に依頼すると、保護者の負担が増えて不満がでますし、アフター幼稚園・小学校で一斉に子どもを集めて合唱や合奏の練習をさせるのは、時間的にも技術的にも難しいものがあります。

 

なくてもよいけど、
しぶしぶやることが多いもの

会場が広くないとなかなか難しいけれど、最近のお子は数人のユニットでダンスをするのは得意だし、舞台で踊りたがる子は結構います。ただ何組かだけを選抜するようなのは、のちのち遺恨が残りやすいので、かなり時間が取れる場合にのみ考えてもいいかも。

劇というのは、音楽・美術・演劇などすべての力が必要となる総合芸術と言われるもの(-_-;)つまり企画も段取りも練習も非常に大変です。そうそう保護者が集まれるわけではないので、やらないに越したことはないと思います。(段取りの悪い「劇」は観客から見ておもしろいものではありません…。)

合唱も事前に何度も練習が必要となるうえ、ピアノ伴奏の場合は誰に演奏してもらうのかでモメることも。(つきぐまの学校では、「なんであの人が?」となったことがあります…。)また配布するものが、スコアだけだと「楽譜読めないんですけど!」と不満が出ます。といって1人ずつにCDにコピーするのは著作権法にも触れます…。
 で、結局それぞれが練習して、当日ぱっと合わすのは相当にムツカシイ。

「歌声喫茶みたいに、みんなで歌うといい」と表現したママさんがいましたが、「歌声喫茶ってなんですか?」というママさんもいて、世代間のギャップが表面化することも…。(ちなみにつきぐまも「歌声喫茶」は知りません…。話で聞いたことはありますが…(^_^;))

生徒・園児の人数にもよりますが、人数が比較的多いときは、舞台上でちまちまと手品をしても、観客には見えないことが多いかも。「お別れ会」用に練習をして…なら、やめたほうが無難。もとから手品の練習をしている人なら、やる価値はありかも。

生徒・園児の人数にもよりますが、人数が比較的多いときは素人では収拾をつけることができません。やるなら、できれば幼稚園や学校の教師・保育士経験者を入れたほうがベター。(子どもを静かに集中させるワザをお持ちです。)

卒業式当日にホンモノの送辞・答辞をやるので、わざわざ「お別れ会」で「もどき」をやらない。子どもたちも(その親御さんも)本番用とお別れ会用の2つの送辞・答辞を準備するのは大変です!

ペットボトルや廃材などを使っての卒業生へのプレゼントを作って贈呈することもありますが、正直、あまり評判はよくないようです。
 いつだったか、ペットボトルのふたに絵を書いたものや牛乳のキャップに絵を描いたものを頂いたことがありますが、「?」で用途も目的もよくわかりませんでした。でも人が作ったものは処分しにくいものです…。そのあたりもお察しいただければ…。

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役員さんの心得^_^;

《こんなことに気を付けて》

会費の徴収・先生へのお礼の費用などは必ず「お別れ会」当日に精算しましょう。「卒業式のときにまた会えるし…」と言っていると、式当日は最近の卒業・卒園式には列席者が異常に多く、ビデオ撮影のための放列ができるなど会場そのものが混乱しています。その中でのお金のやりとりはハッキリ言って難しいです。

お別れ会が式後の場合、その後一斉に出会うことはもうありません。取っぱぐれのないよう気をつけましょう。

「お別れ会」「卒業式」で先生への花束贈呈がある場合、誰が渡すのかで不満が出やすいもの。PTA役員さんがやったり、役員さんのお友だちにだけ声をかけて…は恨みを買いやすいもの。「やりたい人」でジャンケンしてもらうのが一番無難かも(^_^;)

「卒業・卒園式」で先生への花束贈呈を行う場合、式当日の朝から花屋さんに花を引き取りに…は無謀。卒業対策委員さんは、卒業生の保護者でもあるからです。「だれかPTA役員さんにお願いをしよう」と思っても、本部役員さんは来賓として出席しますので、会場から離れることはできませんし、対象学年以外はお休みになることも多いので、他学年の保護者にお願いするのも難しいものです。

必ず当日朝に配達してくれる「花屋さん」で注文を。

また、思い出のある花を選ぶのなら別ですが、花屋さんでは予算、目的、色、雰囲気などを伝えれば、それなりに「見映え」のする花束を作ってもらえます。素人がアレコレ口出しをすると、会場によっては目立たずに貧相なこともあったりします。「見せる」ものは、プロの意見を参考にしたいものです。特に予算に制限のある場合は…。

《これだけは厳禁!》

でも親にとって卒業・卒園式を迎えるということは「こんなに大きくなったのだ~」という感慨もあるために、どうしても「卒業」に気持ちを入れこんでいってしまいます。だから「お別れ会」も準備をしているうちに、「これも」「あれも」「これはもっとこう」「あれはもっとああ」みたいにどんどんドンドンとエスカレートしていく傾向があるのでは?

でも、子どもたちは「卒業」が終わると次には「入学」が待っています。そして子どもさんによっては、進学時期には期待と不安が入り混じって精神的不安定になることもあります。

本当は、終わって行く卒業準備よりこれから始まる入学準備のための子どものケアのほうがずっとずっと大事だと思います。

「おしまい」のためのけじめも必要という意見もあると思います。それなら、「お別れ会」のように目に見える卒業準備に時間を割くより、ここ数年間の総括のような目に見えない卒業準備のために、ぜひ子どもさんとの時間をたくさん持ってほしいと思います。特に幼稚園の場合、親子で一緒に登園するのはもうおしまいですよ。

そのためにも、「お別れ会」は最初にきちんと「どこまでやるのか」の枠組みを決めておきましょう。親の思いばかりが熱く暴走して、肝心の子どもの気持ちが置き去りではせっかくの「お別れ会」も本末転倒です。

(正直いって、つきぐまJrを見ている限り、「過去」に対する思いは大人と子どもとはずいぶんとちがうようです。卒業が「感慨深い」になるには、もう少し年齢を経ないとダメなのかもしれませんね。)

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「お別れ会」体験談

小お別れ会体験談1

子どもたちが「出しもの」

をやって、親は後ろで参観するだけ。数年前までは親も出し物をしてたらしいけれど、学校からやんわりと「時間にも限りがありますので」と親の出し物は断られるようになったらしい。(どうやら学校はとても迷惑に思っていたようだ…)

だけど…今の子どもたち、自分たちできちんと自分たちの「出しもの」を遂行できない子がいます。舞台の上で全員がコンニャク人間のようにくにゃくにゃしているだけだったり。。。先生や親がきちんとプログラムを作ってやらないとできないことも…結構あるようです。

「お別れ会」の最中に給食費の残金を利用してお菓子とジュースが振舞われました。

小お別れ会体験談2

つきぐま自身が小6のときにやった「お別れ会」は、子どもたちが各班ごとでサンドイッチやホットドッグのメニューを考え、材料の買い出しに行き、そして調理室で作ったものを教室に持ち込んでの茶話会でした。もちろん親なし。
 サンドイッチのパンの耳でおやつを作る子がいて、レシピを教えてもらったり、具材の交換をしたり、また茶話会で初めてしゃべった子もいたりで、クラスごとの開催で、何か特別な催しをやったわけではないのだけど、私自身は思い出深い「お別れ会」になりました。

→つきぐまJrからの指摘。「こういう「なにかをするわけでもない、ただの茶話会」っていいな~と思うけど、今の子にはたぶんムリ。メニューも考えられないし、たぶんパンの投げ合いになって終わり…」そういうものですか…(T_T)

幼お別れ会体験談1

お別れ会は親が主役で子どもと先生が観客。寸劇をしたり、ダンスをしたり。ママは全員そろいのエプロンをつけて手話もつけて合唱だとか…。3学期はアフター幼稚園はずっと「お歌」と「劇」の練習でとにかく大変だった。。。

最後に先生への花束贈呈があったのだけど、渡すのはもちろん親(笑)。PTAの役員とはちがって、「私がやります\(^o^)」とすぐに手が挙がってた。

幼お別れ会体験談2

親たちが被りモノで出しもの(クイズ、ゲーム、手品など)をして、親子で先生へのお礼の気持ちをこめて合唱。でも、子どもたち、途中で飽きて走り回ってた…。

おまけに、この合唱曲を巡って保護者同士がモメにモメた。どんな歌にするのかから始まって、途中で替え歌を作ろうとなったり、誰がピアノ伴奏をするだとか…。
 結局は小学校に上がってからもお互いに口もきかない関係に。くれぐれも保護者が熱く暴走することのないように注意したいものです。

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先生へのお礼

※ つきぐまJrの園では、お礼の品を巡って数年前に、「となりのクラスよりもいいものを!」と競い合いが起きて、「より高価なものを!」と金額がどんどんつりあがったらしい。(最終的に高価なブランド品になったらしい…)
おかげで年度の始めから、園から「そういうの、やめてくださいね」とキツく注意がありました。。。

幼稚園卒園の「お礼の商品」として選ばれるもの

※ 貰う側の立場として…、公立学校で先生をしている人に聞いてみました!

正直、例年同じようなものを頂くことになりますが、好みもあるので「何も贈らないでください」と思っているそうです。クローゼットに使わない贈り物が積まれていてジャマだとか…(笑)特に個人で渡されるは非常に困るとのこと。

どうしても贈りたいのなら、形に残るものより、ぱっと食べて無くなるもの、ぱっと使ってなくなるもののほうがいいかもしれません。まあ、基本的に必要ないように思います。

 

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