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Home>PTAとのお付き合い>役員・委員選出会の進め方

役員・委員選出会の進め方

つきぐま4月の新学期が始まれば、避けられないのが新年度のPTAクラス役員・委員の選出!(笑)最初の初参観&保護者会の場では、新しい担任の先生の挨拶が終われば、たいていは恐怖の新委員選出会に早変わり。

その選出会の仕切りを任された役員さん!こんなことに注意しましょう^_^;

クラス役員選出会のもよう

PTA役員のクラス役員選出は、本部役員選出とクラス委員選出の2種類あります。本部役員が選考委員(推薦委員)が選んでくる場合はクラス委員選出の1回のみとなるようです。同じPTA役員の選出会ですが、選出の内容が違うのでそれぞれ特徴が違います。

本部役員選出会

本部役員選出の際はたいていクラス代表は1名のみ。もしここで「やってもいいよ~\(^o^)」と手があがれば、仕切り役さんは「ありがとうございます。クラスの代表はさんということで…。みなさんお疲れ様でした~」で終われるんですが…。

ただし「本部役員って大変なんでしょ?」なんてことは周知の事実なので「やってもいいよ」と手が挙がることは非常にマレです。その場合はどんよりとした空気の中で「誰かいませんか~?」と延々と話し合いが続くことになります。

そしてどんな場合でも選出は難航することが多いのですが…、こんな場合も意外と難航します。

対象者がある程度いるということは「当選確率」はかなり低くなります。また6年間で1度も本部役員に当たらない人が意外に多いならば「こんな確率で当たったら不運としかいいようがない!」状態となり、対象者のアキラメ度(「役員になっても仕方がないか…」)が悪くなります。

そうなると「私も免除にしてください」と「大お断り大会」「大言い訳大会」が催され、場は混乱することが予想されます。「私じゃなくても他にいっぱいいるでしょ?」となるわけですね(-_-;)

役員選出対象者全員が声を大にして「私はできませんよ!」とやりだすと非常にやっかいです。特にその全員が結託して訴えだした場合は要注意です。「赤信号みんなで渡れば…」の雰囲気に一気になってしまうことが多いです。そして彼らの「PTAなんてもんはヒマなもんがやりゃ~いいのよ!」という声に押され、経験者に2巡目がまわってきたりします。

「大お断り大会」をやっていると、「次は誰がやるのかしら~(^^)」と余裕で見学していた経験者がブチ切れて大騒動になることもあります。

「私はできません」と言ってる人も最初はやはり罪悪感を持ってる人も多いのですが、経験者がブチ切れて「いい加減にしな!勝手なことばっかり!」と怒鳴ってしまうと素直になれないのが、これまた人情。「できないものはデキマセン!」と突然に開き直られたりして収拾つかないことも。

クラス委員選出会

クラス委員選出は新年度の4月初回の保護者会と兼ねることが多いようです。そのため新担任との初顔合わせの場となると保護者の出席率はすこぶる良い傾向にあります。ただし持ち上がり学年では「担任一緒でしょ?」と興味がなくなるので出席率が低くなります。

ただし、クラス委員はもともと選出される人数が多いため「6年間に1度くらいは仕方がないか~」と思っている人も多いハズ!本部役員選出会ほどの修羅場にならないことも多いかも。
 学年が小さい間は「一緒にやろう(^^)」とママ友同士で「やってもいいよ~\(^o^)」と手を挙げてくださる方も多いです。

気をつけるのは2巡目にはいってしまう年と最終学年のみ。2巡目はこれまた全員当たるわけではないので「当たったら不運!」と対象者のアキラメ度が悪くなりますし、最終学年は「今年乗り切ったら卒業できる!」という思惑でトンデモナイ言い訳が出てくることも予想されます。 

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仕切り役って誰がなる?

選出会の仕切りに選ばれる人は、だいたいこんな人かも\(^o^)

選出方法 仕切り
本部役員(選考委員方式)選出 本部役員・選考委員(推薦委員)
本部役員(クラス選出方式)選出 学級委員
本部役員役職決定(互選会) 旧本部役員
クラス委員(クラス専門委員)選出  学級委員
専門委員正副委員長決定(互選会) 旧専門委員長・副委員長

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選出会仕切り術1(当日までの準備)

役員選出が絡む保護者会には「必ず欠席」というツワモノも必ずいます。よくあるケースが最終的にクジ引きで選出になって欠席者が大当たりしたものの、「連絡先がわからない」ために「連絡が取れない」など。
 そもそも連絡が取れなければ、たとえ当たったとしても別の人に回るのではないか?と考えている輩もいっぱいいますから、その場になって連絡は難しいと思ったほうがいいかも。

「後日に了解を得ましょう」などといって解散し、その後大当たりの人に連絡すると「私はできませんよっ!」なんて言い出されるととても困りますよ~。(再度の招集はまず不可能です。)

事前にクラス名簿をもらって、1軒ずつ電話をして保護者会の出欠の確認と「当たっても文句いいません」という一筆はもらっておきたいところですね。

選出会の仕切りになると、選出会前に「免除してほしいのですが…」と個別に問い合わせをしてくる人もいます。

規約に免除理由を明記しているならば、必ずその基準に合わせましょう。自分のクラスだけ独自基準を設けてしまうと「あのクラスは免除なのに私のクラスでは免除じゃない。おかしいっっっ!!!」ってことになってしまいます。

規約には載っていないけれど「慣例」あるいは「本部役員選出のガイドライン」などがあるならば、それを基準としておきましょう。あらかじめ本部などに「免除理由の基準について」確認を取っておくほうがベターです。

ディープな内容の「お断り」も出てくることがありますが、その際も勝手に承認したり、クラスの前で「○○さんは××ですので免除とします」など公衆の面前で公表しないこと。あくまで学級委員や推薦委員などクラス委員選出立会いの人や役員・委員選出の管理部門(本部や選出委員会など)と相談し、内容については胸におさめてください。クラスでは「○○さんは免除理由のいずれかに相当するので」と曖昧にぼかして話しましょう。

認められることが多い免除理由

☆未就園児や3歳以下の子どもがいる。
☆現在妊娠中である。
☆過去にPTA役員・委員を経験したことがある。
☆別の学年に在籍する子どもで本年度の役員・委員にあたっている。

最終的にクジ引きになることも多いので、アミダ用の紙、くじ引きの棒や紙など(場合によってはガラガラ大抽選大会用のガラガラ、ビンゴなどもアリかも^_^;)は必ず準備をしておきます。

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選出会仕切り術2(当日の注意事項) 

役員選出対象者となる人は「今年はど~か当たりませんよ~に…」とかなりナーバスな状態で座っていますし、すでに前年度までに役員を経験したというメンバーにとっては「今年はどんな騒動があるか?」と興味津々で参加しています。始まる前からタダゴトではない雰囲気が…。万が一不手際でもあろうことなら、「おい仕切り役、何やってんだよ~。さっさと決めろよ~」って冷たい視線が飛んでくる! 

仕切り役さん、さまざまなことに注意して乗り切っていきましょう(^^)v

選出の前には必ず「選出に関する規約」を読みあげ、簡単な説明をします。そうでないと決まってから「私は聞いていない」「そんなことは知らなかった」などという輩も出てきて場が混乱することがあります。
 仕切りを任された人にも説明責任があることを覚えておきましょう。

仕切り役はあくまでオブザーバーに徹したほうがいいでしょう。選出方法は全員で決めることなの、で仕切りが「こうしよう」「ああしよう」と自分で判断をしてはイケナイ。。。困ったことがあれば、「どうしますか~?」と必ずクラス全員で考えます。

最後は必ず採決し、何か言われても「みんなで決めたことですから…」と逃げ道を作っておきます。でないと「あの仕切りのせいで…」とウラミをかうことがあります。なかなか意見が出ない場合は「こういうのはどうでしょう」と提案した上で採決しましょう。

クラスの選出会が始まったものの、みんな下を向いてしまって全く決まらない…という状況になることが多いものです。なので「何時までに立候補等の挙手がなければどうするか」とあらかじめ時間を区切って、話し合いで決まらない場合のバックアッププランを決めておきましょう。

ときどき「クジ引きでは決めたくない。話し合いで…」と仕切る人もいます。仕切り役は「どう決めたいか」について発言はしないほうが無難です。「話し合っても決まらないんだったら「くじ」にすりゃいいじゃん。うちの子塾の時間なのに迷惑だわ」と思っている人もいますよ。
 決め方を仕切り役が限定すると「○○さんってさぁ、この前さぁ~」と語り草になってしまうので、あくまでも提案という形で出し、採決しておくことをオススメします。

「早く決めたいな~」というのはわかるけれど、あまり「○○さんどう?やってみない?」などと声をかけない。「あんなところで声をかけたイヤなヤツ!」と一生恨まれるかも。
(もちろん「あの人のことキライ!」っていう場合は普段の恨みを込めて「○○さんどうですか?」と言ってみよう\(^o^))

あせって決めようとしないで、「てめ~らさっさと決めないと、夜中までかかるぜ!」くらいの態度も必要です。

免除理由について、取り立てて基準がない場合はクラス内で話し合うことになりますが、その際も「これは免除にしてもいいんじゃないでしょうか?」とは言わない。「どうしますか?」「どうされますか?」と必ずクラスメンバーに確認します。

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選出会仕切り術3(つきぐまが思いついたこんな方法\(^o^)) 

つきぐまが仕切りをやったとき「選出に決まるのに時間がかかるのは迷惑だ~!」と思っていたので、こんな方法試してみようと考えていました。

決まらないからと何時間も付き合うのは時間のムダ。途中でグダグダとなるなら最初から時間を制限しておいたほうがいいかも。規約では話し合いで決めるとなってることが多いので、一応30分程度の話し合いの時間を設け、それで部長・副部長の挙手がないなら、くじ引きやジャンケンなどで決めるというのも悪くないかも。

お茶があるとホ~っと一息つけるし、空気が和むからとコーヒーや紅茶が振舞われることが多いですが、ホ~としてもらっちゃ~困りますからお茶は決まってから振舞おう(笑)。

ローマ教皇選出の選挙システムのことをコンクラーベ(conclave)というのだそうです。そしてローマ教皇が選出されるまで、その選出会の間中、枢機卿たちはシスティナ礼拝堂に缶詰にされたのだそうです。(2005年からは缶詰はなくなっているそうですが、決められた宿舎から礼拝堂に通うだけで、外部との接触は禁じられているのだそうです。大変やね…。)

だからPTA役員選出会も「決まらなければコンクラーベと同じでこの部屋から一歩も外に出れませんよ」と脅しましょう。(選出会に入る前にトイレには必ず行っておきましょうね(^_-)。)

以下は考えただけで、実際にやったことはないのですが…。

議員の半分しか椅子がない議会があるってご存知ですか?半数は起立のまま案件を処理していくことになるから、比較的ぱっぱと決めていけるらしいのです。立ちっぱなしはやはりシンドイので「さっさと決めちゃおう」となる可能性が大。体力のない人間が犠牲になるのかもしれません。みなさん選出会の前はしっかり立つ訓練しておきましょう。

やったことはありませんが、子どもを同席させるのも手かな~と思ったりします。子どもの前でも平気に「できません」を繰り返すツワモノもいるかもしれませんが、たいていは自分の子どもの手前、あまりカッコよくない言い訳はしないはず。
 だって、みんな子どもさんには「できないって逃げるんじゃない!」「何でも挑戦しなきゃ~」って言ってるのではありませんか?(笑)

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