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転校マニュアル

つきぐま子どもが学校に通い出してから、家の事情で転校が必要になることもあります。もちろん義務教育期間中なので、転居先の学校は必ず受け入れてくれますが、「学年のキリのいいところで引っ越したほうが、新しいクラスでなじみやすい?」「ど~せ引っ越すなら少しでも早いほうがいい?」など、親側にもさまざまな不安がありますね。

そこで、転校に必要な書類や入手の方法から、転校スケジュールなどを調べてみました。

転校に必要な書類

書類名 入手先 交付までの日数 申し込み方法
在学証明書 現在在籍する学校 希望日に交付 担任に「校区外への転居」を申出ると、学校から「転出届」が届き、必要事項を記入して提出すると、必要書類が希望日に交付されます。
教科書受給証明書 現在在籍する学校 希望日に交付
就学通知書
(転入学許可書)
転入先の教育委員会学務課 即日 まず転居先の役所で転入届を提出し、住民票を異動します。その後新しい住民票をもって教育委員会で手続きをします。

※ 自治体によって書類名や手続きに若干の違いがあります。各窓口の指示に従ってください。

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転校スケジュール1(引っ越しするまで)

転居予定の住所から「どこの小学校区に所属するのか」については、教育委員会に問い合わせれば教えてくれます。もちろん不動産屋さんでも教えてくれるし、生活関連施設(学校、病院、スーパー)などが記載された地図なんかを持っていることも多いので参考にすると便利かも。
 (ただしどちらも悪いこと(「学校が荒れている」など)は話してくれないので注意。)

学校のことを詳しく知りたい場合は直接学校へ。TELでもOKですが、学校へ足を運ぶと雰囲気をつかみやすいようです。

やはり本当の学校の実態を知りたいときは、地域住人に直接アタック!家を見に行ったついでに井戸端会議をしているオクサマたちに聞いてみると、案外ホンネが聞けるかも。その地域に知人がいるなら聞いてもらうのもいいでしょう。あと、頼りになるのは地域情報がテーマの個人サイト。転勤で異動する場合は「転勤族」をテーマにしたサイトもあるので、会員になるといろんな情報をもらえるかも。

[つきぐまJrの場合]

新学期を前に、「あと一人でクラス増になる!」など定員ギリギリの学年で、学校側はかなり熱心に「売り込み」(「ぜひぜひ当校へ…いい所ですよ~」などなど)をしてくださいました^_^; 

住まいが決まって子どもが通う校区が決まれば、転校先の学校へ連絡しておきます。転入生用の資料が早めに必要なら、その旨を伝えると郵送してくれます。

とくに定員(1クラス40人)ぎりぎりの学年だと、転入者があるとクラス数が増える可能性もあるので、早めに伝えると学校側も心積もりをしてくれます。(ただし実際のクラス編成は、住民票を異動し転入学の手続きが済んでからになるようです。)

まず先生に「校区外へ転出する」ことを伝えます。(このとき、まだ周囲の人に「引越し」を公表したくないなら、しっかり先生に口止めをお願いしておきましょう。でないと先生によっては、クラスの子に「○○さんは今度引越しします。」と話してしまい、あっという間に「引越し」が知れ渡る可能性があります。)

その後、担任から「転出届」学校により書類名はちがいます)が届けられるので(子どもを通じて渡されることが多い)、必要事項を記入して提出します。学校では希望日までに必要な書類を準備してくれます。最終登校日に受け取る人が多いようです。

[つきぐまJrの場合]

「転出届」には、子どもの名前や現在在席する学年クラス名、転居先の住所や、新しい学校名などを記入するようになっていました。

転校に必要な書類(「在学証明書」「教科書支給証明書」)を学校でもらいます。書類は直接保護者に手渡されるので、交付日に(登校最終日が多い)、最後の挨拶も兼ねて学校へ出向きましょう。学期末・学年末以外の転出では、最終日に持って帰る荷物が非常に多いので、大きい袋を準備しておきましょう。

子どもの印鑑(ゴム印)も返却されるので、転入先の学校にすぐ提出できるよう書類と一緒においておきましょう。(引越し荷物に紛れないように注意!)

[つきぐまJrの場合] 

転校する子のために、クラスで簡単な「お別れ会」が開催され、子どもたちの寄せ書きや手紙の冊子(「新しい学校へ行っても元気でね!」みたいな内容です。)をいただきました。
 それを受けて、転校する人がクラスの子全員に餞別を贈る習慣があるところもあります。これまで引っ越した人から餞別をもらったことはないかどうか確認しておきましょう。文房具などで数百円相当の品が多いようです。(私、個人としては、親しくしていた友達くらいでいいかなって思ってますけど…。) 

引越しから登校する日まであまり日数がないなら、学校関係用品の箱には目印をつけておくとすぐ開梱できるので便利。とはいっても、目印の箱が一番下になると大変なので、最初に置き場を決めておきましょう。(引越し屋さんはダンボール類はどんどん部屋に積み上げてしまうので、始めに指示しておいたほうがベター。)
 最低限の荷物はランドセルなど子どものカバンに詰め込んで、自分の手で運んだほうがいい。

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転校スケジュール2(引っ越ししてから) 

まず市役所で転入届を提出して住民票を異動させ、新しい住民票の写しを交付してもらいます。次に教育委員会で、その住民票を元に転入学する学校が指定され、「転入学許可書」を交付してもらうことになります。

手続きに関しては自治体窓口の指示に従ってください。新しい住民票の写しは転入届が受理され、住民基本台帳に登録されてからでないと交付されないので、意外と待ち時間も必要となります。
 役所と教育委員会が別々の場所にあるときも結構大変で、時間もかかります。(ただし自治体によっては一括で処理してくれるところもあるようです。)

※転入届の手続きに必要なもの

書類3通をもって今度新しく通うことになる学校へ。あらかじめアポを取っておくと手続きが早いです。ここで書類を提出し、受理されると転入学の手続きが終了します。学校では連絡先として電番を聞かれることが多いので、新しい電番を控えていきましょう。(まだこの時点では覚えてない場合が多いですよ^_^;)
  転入生用の資料をもらっていない場合は、この時渡してくれます。登校初日の登校時間や学校での集合場所(控え室)も教えてくれます。

まず、名札、制服・制帽のあるところは新しいものが必要になります。転校生向け一斉販売は行われませんので、各自指定用品取り扱い店へ。制服などは発注してから若干時間が必要になるので早めに注文しておきましょう。

学用品は授業がスタートしてから指示通りのものを買い揃えていけばOKです。「前の学校で使っていたもので結構です」といわれることも多いようです。

当日、指定された時間に集合場所(控え室)に行きます。新学期からの転入なら、全学年の転入生が全員集まっています。保護者も同伴しているので、さっそくママ友が見つかるかも。
 その後、集合場所に今度担任になる先生または代理の先生が迎えにきてくれる場合が多いようです。クラス替えが行われる学年だと、学年代表の先生がクラス発表会場に連れていってくれます。子どもたちが各クラスに入ったあとで、転入者保護者むけに説明会があるところもあります。

家庭調査書など提出書類がある場合は子どもに持たせ、担任に提出させましょう。

下校のときは、家が近所の子たちと一緒に帰してくれる場合が多いようです。(学年が小さい間は今後そのメンバーで帰ってくることが多いです。)

公立学校での学習は学習指導要領に基づいて行われます。もちろんテキストもこの指導要領にそって作成されています。でも、学習進度は各学校によってさまざま。ゆっくり取り組���で教えてくれるところもあれば、パッパと終わらせていくところも(学校というよりも担任の個性によるところが大きいかも)。

テキストも出版社によって学習内容の順序が少し違ったり、先生によって学習する順番を変えていることもあります。それによって学習できなかった単元があるなら、一度先生に相談を。個別に指導してくれる場合もあります。もっとも「そういうのは家庭のほうでお願いします」と言い放つ先生もいますが…。

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転校Q&A 

「親の転勤で…」と言う場合は引越しまでほとんど時間がないことがありますが、自己都合(家の購入など)の場合は、比較的前もって引越しすることがわかっている場合もあります。

でも、あまり早めに学校に伝えると、それから引っ越すまでの間に何か問題が発生した場合、先生がキチンと対応してくれないのではないか?(「ど~せ引っ越す子だから…まぁいいか~」と思われるのではないか?)という心配もありますね。また「引越しするんだよ~」と公表することで子どもたちも浮き足立つこともあるので、1カ月くらいを目安にするといいかもしれません。

学年末で転出するなら、PTAの新年度役員選出などの際に堂々と辞退できるので、そのときに公表する人も。学校によってはときどき転出予定の確認を行うところもあります。

もっとも転出することで定員減になり、クラス数が減る場合もあるので、学年人数が微妙なときは早めに言っておいてもいいかもしれません。

どうしても学校が信用できないというのなら、「明日転出します!」といっても、まぁ学校は慌てるだろうけど書類はキチンと作ってくれます。ただし同じ都道府県内での引越しなら、転校先の学校に元担任が着任することもないわけではないので(学校の先生は県内(府内)の地域(北部や南部など)内で異動するケースが多い)ほどほどに。

教科書について

転入先の学校と前の学校と同じ教科書を使っている場合はそのまま使います。違う場合は新しい教科書が支給されます。
 新学年からの転入になる場合は、始業式の日に他の子と同じように新しい教科書が支給されます。

新規で購入する必要があるもの 

名札、制服、通学帽など。

今持っているものでいいもの

体操服や教材(鍵盤ハーモニカ、リコーダーなど)は、前の学校のものでOKという場合が多いようです。担任の先生に確認して下さい。ただしお道具箱は収納するスペースによって入らないこともあります。

体操服に関しては「運動会のときに指定のものを着せたほうが…」と、購入する人が多いようです。これまでの体操服は洗い替えにとっておくと便利。

ただし、いくら「今までの物でかまわない」と言われても、子どもは「みんなと同じもの」を欲しがる場合も多いです。

親としては、「形状や色がちょっと違うけど、中身は同じジャン」と思うし、使えるものはなるべく使ってほしいものですが、子どもはただでさえ「転校生」ということで、クラス中の注目を浴びているうえ「違うもの」を持っていることで、いじめやからかいの対象になってしまうこともないとは言えません。
 子どもにとっては「持ち物1つが人生の一大事!」という場合もあります。子どもがツライ思いをしているのなら、親側も柔軟に対応してみてもいいかも。

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