第28集(2007年5月1日〜2007年7月31日)


2007年7月31日(火)

映画『どろろ』のDVDがレンタルビデオショップでレンタル開始され、あまりにも毀誉褒貶が激しい映画だと知り、
ちょっと気になりましたので、TSUTAYAで『どろろ』を借りて観ました。

(観てみて、)私は原作を読んだことが無いので、原作との比較で語ることは出来ませんが、魔物との戦闘シー
ンで着ぐるみ怪獣みたいなのが出て来たのに萎えました。土屋アンナさん演じる蛾の妖怪のデザインもおぞまし
さが少なく、三下キャラのようにしか見えませんでした。それに蛾の妖怪の変身後の姿よりも変身前の土屋アン
ナさんの厚化粧のほうがずっと不気味というのはいただけません。前半、能天気なヒロミ・ゴーが歌い出しそうな
ラテンでナチョ・リブレなBGMが流れる中、延々と続く魔物との戦闘シーンの数々も多ければいいというもので
はありません。そういうのはウルトラマンに任せていればいいのです。あまりに長かったので寝そうになりました。
それに、わざとらしいくらい禍々しい城も建てた人のセンス悪過ぎです。まあ、天下取りたさに魔物と契約し、こ
れから生まれて来るという実の子の身体を魔物に売り渡した父親が建てたのですから禍々センスのほうが正解
なんかも知れませんが。

しかし、それら以前の問題として、百鬼丸(演:妻夫木聡)と、どろろ(演:柴咲コウ)の配役を最初に見た時、「こ
れ絶対狙ってるだろーw」と思ったのは言うまでも無いのですが、そんなことよりも私の心配していたことが映画
を観ていて的中していたのでした。

『どろろ』の原作もアニメもほとんど知らない私ではありますが、ウィキペディアなんかで調べてみて、なんとなく知
ってしまったことはありました。この話、少なくとも原作とアニメはハッピーエンドとは程遠い救われない話であると
いうことです。

百鬼丸は原作では48の身体を全て取り戻せず、いずこに行ってしまったのか誰も知らないなんて話になっている
らしいですし、アニメ版は最後の敵が妖怪に魂を売って身も心も妖怪化した実の父親で、百鬼丸は身体を取り戻
すためには実父と対決せねばならなくなり、父親に勝って48箇所全ての身体を取り戻した後、どろろとも別れるん
だそうです。その後の2人がどうなったのかは、やはりはっきりしません。妖怪化したとはいえ、親殺しの業を背負
うこととなった百鬼丸という終わり方は、これまた割り切れないものが残る終わり方です。

私は基本的にハッピーエンドで終わらないものを観ることには抵抗がある気持ちを有しているのですが、仮にこの
『どろろ』の映画の脚本を書けと言われた場合は原作者の制作意図を最大限尊重するものを書かないわけにはい
かないという気持ちになり、やはりハッピーエンドにはしない可能性が高いです。しかし、今回のこの『どろろ』、ど
ろろ自身が父親を暴君に殺されたトラウマを有していて、その暴君が実は百鬼丸の父親で、しかも彼は実の息子
である百鬼丸の身体48箇所を48の魔物達に差し出し、妻にヒルコのような姿になって生まれた百鬼丸を川に捨
てさせたという、おおよそ現実離れした話で、異次元童話的な事前のお約束が無ければ到底ついていけないフィ
クションである上、男装しているどろろは実は女の子で、 母親(この人も死んでしまいます)から 「お前は男の子と
して生きろ。父親が死んだからといって男の子が泣いてはいけない。泣いていいのは本当にいい男に出会った時
だけだ。」なんて言われてしまいます。

これはいやな予感がしています。本当は女の子のどろろが泥棒の男の子として生き、化け物を粉砕した百鬼丸の
左腕に仕込まれた刀に惹かれてこいつを奪おうと百鬼丸にまとわりつくところまでは原作と同じなのですが、映画
のどろろの母親の台詞は、どろろをまともな女の子にしてくれる白馬の王子様の白羽の矢を百鬼丸にブスリと突き
立てようとしています。観てて「その設定やめええええ!!」と思ったのは言うまでもありません。ハードボイルドな
設定がこれでは台無しです。手塚治虫先生はラブコメや萌え漫画が描きたかったわけではなく、白土三平先生や
水木しげる先生の人気作に刺激された結果『どろろ』が生まれたらしいと聞いています。余計なことをしたらいかん
と思います。『どろろ』は『白雪姫』ではないのです。百鬼丸は王子様ではないのです。

ところでこの映画の終わり方、「完」でも「終」でもなく、「残り24体」だなんて文字が出てミスチルの歌がかかって
終わります。「続編作るんかい!」というツッコミがいっぱい入ってます。作るみたいです。 でも、ガラッパチで傷心
のどろろの心を救い、可愛い女の子にしてくれる白馬の王子様の百鬼丸だなんて萌え萌えハッピーエンディング
映画なんか作ったら観た後映画館で暴れだす人が出るかも知れませんので、 今から気をつけて下さいとだけは
言うときます。


2007年7月30日(月)

うどんのおたふくに入り、週刊少年ジャンプ2007年第35号を手に取って見てみました。

こち亀は両さんのコーヒー偽装問題の話でした。両さんが月1回の親睦会で、交通課の新人の山田のび太君
にお酒を無理矢理飲ませたことから署長に大目玉をくらい、署員全員が3ヶ月間の禁酒を命じられてしまいま
す。署長の「のび太が酔っぱらってのびたじゃ・・・ないか・・・」は聞かなかったことにします。

酒を禁じ、代わりにコーヒーを飲めと署長に言われた両さんのその後の行動が偽装の方向に行ってしまうあた
り、今回はやってくれてます。

『SKET DANCE』はまたもや濃いい新キャラを出してくれてました。オカルト研究部の結城澪呼(ゆうきれいこ)
さんというキャラです。

なんかジャンプってやたら同じ苗字や名前の人が出てませんか?結城リト君なんてのも別の漫画に居ますし、
柊さんって苗字の人も複数の漫画で見かけるし、メガネかけてる女の子はかなりの確率でミオちゃんだなんて
名前だったりするし。これって何か談合でもやってんでしょうか?気になります。

それはさておきこの結城澪呼さん、スケット団の部室に窓から入ろうとするんですが、長髪なもんですから貞子
そのまんまな入り方してくれてます。団員に「その入り方やめえええ!!!」とか言われてます。

そんな澪呼さん、学校の七不思議の心霊写真を撮影しようと焼却炉の前で張っていて、幽霊が出たなんて言っ
て必死になってカメラのシャッターを押したんだそうですが、その時の絵が「ぎゃあああああああ!」なんてめっち
ゃ怖い顔で半狂乱になって叫びながらパシャパシャやってるもんですから、「アンタのほうが怖いわ!」と読者に
思われてます。この漫画、お笑い系漫画の夏のホラー話のお約束を見事に守ってくれてます。こういうのは高橋
留美子大先生がお得意なんですが。まあそれは置いておいて、この漫画でちょっと気になることが1つあるので
す。

ボッスンがあのウルトラアイを装着した時の顔が、あの冒険者の坂本君に似てると思ってしまうのです。作者の
篠原健太先生が坂本君に似るように狙ってやってるとはさすがに思わないんですが、この偶然は私の笑いのツ
ボに見事にストライクしてくれてます。

とある漫画は久しぶりに話題にするような気がします。今回のとある漫画、フランダースの犬ネタが出て来たのが
なんか一見ワル風の主人公の中にある純情さが出てていいなあと思いました。作者の叶恭弘先生はこういった
悲しい、しかし辛辣な皮肉が哀愁の中に織り込まれた童話がお好きな方なのでしょうか。オスカー・ワイルドの童
話ネタ
なんか出たらまず間違い無いですね。 しかし、「ルーベンスの絵画ならぬ柊の水着を最期に見られたし十
分さ・・・ああパトラッシュもう疲れたよ・・・・・・」って、この時の絵はいろんな意味においてすごいセンスだなあと。


2007年7月29日(日)

60分ヒーリングセッションを実施しました。

本日セッションを受けられた方(以下Wさん、仮イニシャル、男性)は陸上競技のスポーツマン(種目は秘密)の
学生で、レイキのセミナーを受けた先生のところで競技の記録を伸ばすためにはイメージトレーニングが重要と
教わったとのことですが、効果が思うように出ないのはどうしてなのだろうかとのことでした。

私はスポーツについては全くの門外漢なのですが、スポーツで高記録を出すためにはイメージトレーニングの
実施のみでは全く不十分で、「身体に的確な動きを身につけさせる」ための反復の鍛錬と、「その競技に必要
な筋力を、それも的確な形でつける」ための鍛錬が必要なのではないかと私は思いました。

小学生の時に「野球がうまくなる本」「サッカーがうまくなる本」・・・etc.を読んだだけで自分がうまくなったと思
った人はいらっしゃいませんか。実際は読んだだけでは全然うまくなりません。そのために練習があるのです。

これはスポーツの世界の話ではありませんが、調理の世界でも、例えば刺身を切って美しく盛り付けるという
仕事や、菓子職人のデコレーションの仕事、そして、いろんなものを揚げたり焼いたりしながら的確にいろんな
ものを並行的に作っていかねばならないラーメン店やハンバーガーショップの仕事も「その仕事を的確に行え
る按配を身体が覚えている」という状態にまでなっていないとモノにはなりません。この点、身体に的確な動き
を覚えさせるために反復の鍛錬をするスポーツに似ているものがあるのです。

動かす身体の部分は大きく異なり、一見スポーツの世界とは最もかけ離れた世界のように見える漫画家やア
ニメーターの仕事も、モノになるような絵が描けるようになるために反復の鍛錬を、それも絵を本格的に初めて
間が無い初心者のうちは行っている人が多いです。これはいきなり絵を描くのではなく、まず漫画やアニメーシ
ョンに使える描線が描けるようになるための「線を描く練習」を行うのです。これも身体に覚えさせるという意味
において、テニスや卓球のラケットの素振りに近いものがあります。楽器演奏の練習、例えば金管楽器を演奏
するにあたり、その楽器を的確に演奏する技術を身に付ける鍛錬もやはりこれらに近いものがあります。これ
らの鍛錬には、「身体がその操作の仕方を覚える」という側面と、「それを行うのに適した身体になっていく」と
いう側面があります。

私は、一部の例外的な天才を除き、一般人が努力、根性、鍛錬といった要素が一切無い状態でいっぱしのこ
とを行えるわけなど無いと思っています。また、一部の例外的な天才と書きましたが、そのように言われる方
々も、その大部分の方が自らの努力について語らないだけで、見えないところで鍛錬をしていることが多いの
ではないかとも私は思うのです。

Wさんとはイメージトレーニングのお話の他にもいろんなスポーツがらみのお話をしました。Wさんはスポーツ
マンゆえ、筋肉痛にご縁がある上、波動感覚がある方でもあり、満員電車に乗っている時やアルバイトをして
いる時などに身体に原因不明の不調が出ることがあるとうかがいました。

筋肉痛には激しい運動による筋繊維の破壊や炎症といったものの場合と、その他の原因が考えられる場合
とがあります。アプローチの仕方の違いを語っていきました。そして、原因不明の不調は想念エネルギーの
関係のものとわかりましたので、そのお話をしていきました。

Wさんは「今、頭頂部に違和感がある。」と言われましたのでみてみたら、Wさんのアルバイト先の男性の想
念が入っていました。なかなか面白い、いい人のようでした。Wさんもこの方とはいい関係を築かれてるとの
ことで、セッションを受けられた後にアルバイトに行く必要があるとのことでした。

ここで想念エネルギーのお話が出て来ましたので、どうアプローチしていったらいいのかもお話ししました。
Wさんが、「例えば、僕がある女の子のことを好きになって『好き』という想念を送り続けてたら、その子にも
影響が出るのですか?」というご質問をされましたので、それにもお答えしました。

実を申しますと、『好き』という感情一つとってみても、いろんな『好き』があり、その有様はそれぞれが異なる
のです。また、その感情を誰が出したかということでもその状態は異なるのです。残念ながら、その『好き』は
自らの一方的で、しかも性愛の充足への渇望のようなものが内在した感情の発露であることが多く、この場
合、想念エネルギーに弱い人だと体調が不調になったり、 耐えられないほどの激痛ではないのですが胸の
チャクラのところが射抜かれたような痛みを感じるようになったり、風邪でも喘息でも無いのに咳が頻繁に出
たりします。そのくせ熱は出ず、喉も荒れないのです。

これはWさんのお話ではないのですが、大学生の女の子で、凄く異性に好きと思われている人のヒーリング
を行ったことが私はあるのですが、とても可憐でおとなしくて可愛らしい感じの美人の女の子で、風邪でもない
のにあまりにも頻繁に「くしゅんくしゅん。」と可愛らしい声で咳をしているので、「もしや?」と思ってみてみたら、
それはもの凄い数の男性の好き好き想念だったのでした。

こう書きますと、何万人もの見知らぬ人に思われてしまう立場の人、例えば政治家や芸能人は大変なのでは
ないかと思われるかも知れません。彼等は実を申しますと、想念エネルギーに強い人が多いのです。 逆にい
うと強くなければその仕事が続かずに挫折します。

芸能人の場合、「この仕事をするようになってから身体が非常に疲れやすく、病弱にもなった。」「どうもこの仕
事は私には合わないのではないかと思う。」「芸能界に入った途端、身の回りのトラブルが激増した。」・・・etc.
ということになり、 ある程度売れていたにもかかわらず引退するという人も多いのです。 残っている人は、もの
凄い人数の想念、それもその多くは身勝手でレベルの低い悪想念に耐えられる強い人だからこそ、今も残って
いると言えます。


2007年7月28日(土)

少し前に給食費不払いの問題が報道されていた学校給食についてネットで調べてみました。

このサイト給食の歴史のコーナーは学校給食の歴史につき、豊富なサンプル写真付きでの解説がなされて
いて見応えがあります。

中でもコッペパンは学校給食のために生まれたようなパンで、私は小学生の頃、このパンが非常に苦手でした。
今はもう少しおいしく製パンされているのでしょうか。ちょっと気になります。

そんな私ですが、コッペパンよりも苦手だったのが牛乳でした。隣にいた子(当時)が私が牛乳を飲もうとすると、
しつこく笑わそうとしたからです。 その隣の彼は、私が難攻不落なのを悔しがってなのか、ついには自作の「恥ず
かしい絵」まで描いて見せて私を笑わそうとしました。

私の小学生時代は「鼻から牛乳」とか「噴いた」とかいった表現を早くも実感していた小学生時代だったのです。
しかも田舎やから、「これで思いっきり噴いてくれ。」と言わんばかりの牛乳ビンで出て来ましたし、これでどうしろ
とと私は追い詰められました。こんなもんでしたから、「決して香川県で小学生時代を送ってはいけない。」と私は
冗談で思っています。

隣の彼についに牛乳を噴かされてしまった私は、学園天国ではありませんが、こんなやつの隣ではなく、クラスで
一番可愛いあの子の隣に行きたいとまでは思ったわけではないのですが、 それでも「せめて席替えだけはやって
欲しい。でないとなかなか牛乳が飲めんが。」と思い続けていました。 しかし、席替え後の給食時の配置がまたも
や隣に彼だったのです。ああ悪夢だトラウマだ、まともに牛乳飲ませろという気持ちが、現在の私の銭湯では必ず
コーヒー牛乳を買って腰に手を当てて飲むというおっさんの性癖を生んでしまいました。治す気は特にありません。


2007年7月27日(金)

「ヒーリング雑感のコーナー」を更新しました。


2007年7月26日(木)

某スバーガー西○西南○店での対話

店員「いらっしゃいませ。本日は店内でお召し上がりですか?」

阿部「はい。」

阿部、しばらく某スバーガー西葛○南口○のメニューを眺め、店員に質問。

阿部「この、ナン・タコスのメキシカンモレソースってどんな味ですか?」

店員「果物のチャツネに
チョコレートを加えたお味です。メキシ
   コの家庭料理ではおなじみのおソースなんですよ。」

阿部「うーん・・・。」

阿部、しばらくメニューを見ながら固まる。再び目を上げると店員の満面の笑みがそこに。


店員「おいしいですよ。」



阿部「・・・・・・・。」
(内心「はははははははは・・・。」)

店員「・・・・・・・。」(内心、多分「はははは・・・・・・。」)




阿部「カレーチキンバーガーのサラダセットお願いします。」

店員「お飲み物はいかがいたしましょうか?」

阿部「ラッシーでお願いします。」

店員「はい、かしこまりました。」(以下省略。)


カレーチキンバーガー(期間限定商品)は甘口の洋食店風のカレー味でおいしかったです。しかも単品250円
という求めやすさもあります。お値段からいくとこれは本当にすぐれものです。メジャーなファーストフード業界の
期間限定商品の中では、これは吉野家の鰻定(550円)の次くらいにコストパフォーマンスが高いのではない
かと。

吉野家の鰻定ですが、鰻丼、味噌汁、漬物の小皿というセットで、これで550円というのは奇跡に近い企業努
力がうかがえます。もっとも、本当においしい鰻丼を出すためにはファーストフードとして出すのは不可能で、数
十分の調理時間が必要だというのは鰻にこだわる方ならば常識で、「短時間で出せる鰻丼など鰻丼じゃない。」
というご意見があるのは承知してはおりますが、ファーストフードとしての鰻丼でこの価格帯ということに今回は
目を向けたいです。ところでこの吉野家、ベーシックな味噌汁が全部インスタント50円なのはインスタントでも豚
汁でもない味噌汁を選べないものかとは思いますが、今後に期待したいです。


2007年7月24日(火)

きらめきヒーリング講座入門編を開講しました。

本日の受講者の方(以下Mさん、仮イニシャル、男性)は犬がお好きな方で、飼われてる犬(以下Yちゃん、仮
イニシャル、♀)のお話になっていきました。Yちゃんはもう食べ物が大好きで、キャベツが好きとうかがい、ちょ
っと驚きました。Yちゃんはおとなしくて賢くて可愛い感じの子ではないかと思いましたが、小型犬としてはあま
りほえず、あまりおもちゃで遊ぼうとせず、その点賑やかな子ではなく、結構横になってぽけーっとしてることが
多いんだそうです。

でも、Yちゃんは昔はテレビ番組で悪役が出て来たら、「どしたんやお前?」というくらいほえてたそうです。私は
こういう話大好きです。犬って、皆が皆じゃないかも知れませんが、どしたんやということに懸命になって前脚に
力入れて「うわんっ!わんっ!わんっ!」ってやったりしませんか?あれすごい見てて面白いです。

Mさんは本を出されて有名な先生の教室で気功を習われ、また、別の先生からレイキも学ばれてますが、気感
がなかなかわからないとのことでした。まずはお持ちの数珠【注1】やヘマタイト製の足輪の状態をみていただき、
その後浄化の手続きを踏んでいただくカリキュラムから進めていきました。浄化前のざわざわした感じが浄化後
は無くなったとMさんは感想を出されました。

Mさんがいままでヒーリング能力があるという実感が湧かず、気感がなかなかわからなかった理由ですが、スワ
ディスターナチャクラ(丹田のチャクラ)に原因があるということがわかりましたので、ここにかなりの時間を割きま
した。肚(はら)という言葉が武道にはありますが、ここが重要なポイントであることは多くの方が納得されている
ことかと思います。


【注1】
数珠は持つことをレイキの先生から薦められたとのことですが、持つ場合はメンテナンスが必要です。私はアクセ
サリーや法具の類は身につけていません。人間は生まれながらにして、そのようなものがなくてもやっていけるだ
けのものを持って生まれて来ていると私は思いますし、実際、人間が生まれて来るときは法具や曼荼羅本尊をぶ
ら下げて生まれて来るわけではないのです。誤解を恐れずに言えば、目に見えない情報を含め、生身の生きた人
間の全ての情報が最高のグッズなのです。


2007年7月23日(月)

うどんのおたふくに行き、週刊少年ジャンプ2007年第34号をぱらぱらっとやってみました。

こち亀に仰天してしまいました。なんと、中野ブロードウェイで両さんが「フィギュアが売れない。」と悩む店主の
相談に乗るという話から始まり、両さん自身が中野ブロードウェイで占いじみた商売を始めてしまう話が出てい
たのです。しかも、両さんは相談者に「キングジョー、ナメゴン、ガッツ星人の怪獣ソフビ人形を買え。」【注1】だ
のと言っています。

ええと・・・・、中野ブロードウェイも、そしてキングジョーもこの日記でちょっと前に話題にしたような気が私はする
んですが、もしかして作者の秋本治先生はここをご存知な・・・・・・わけないですよね。多分w

更にはもっとびっくりな話が展開しました。両さんの占い商売はますますエスカレートして、他のテナントの店主
から、「うちの商品を買うように相談者に占いで言ってくれ。」と言われ、 あくまでも「トレカ」と称する福沢翁5枚
を「袖の下」として渡されたのを受け取ってしまっています。

両さんも両さんで、「わしが収集しているのは野口、樋口ではない。福沢だけなんだよ。」なんてめっちゃ怪しいこ
と言うてます。「警察官がこんなことしているなんて、なんて教育上よろしくない展開をしてるんだこの警官漫画。」
と思うてしまいますが、読者はこの主人公はこうだと諦めているのがどうやらこの漫画のお約束のようです。言う
だけ野暮。そういえば福澤諭吉と野口英世もこの日記で話題にしたばっかしだったりなんかして。

両さんの占い商売があまりに怪し過ぎたからなのか、最終的に両さんは中野ブロードウェイの商店会から追い出
されてしまいます。しかし、それでも懲りない両さんは、「今度は巣鴨で美少女フィギュアを売るぞ。」というなにや
ら凄まじい世迷い言・・・・・い、いや発想の転換をして巣鴨で商売を始めます。巣鴨の抹香臭い周囲の店の中で
思いっきり浮いてるのを通り越して、もうシュールとしか言えない萌え萌えの店を出店しての商売です。

両さんは美少女フィギュアを「刺抜き地蔵でも参拝して帰りの途中かいな?」みたいなおじいちゃん達に見せ、「こ
れぞ現代の弥勒菩薩!」だの「癒しだねえ!」 だのとええかげんなこと言うて叩き売りを始めてしまいます。こうい
うのを見ると、あんたは寅さんかと思うてしまいます。というか、「あの寅さんでさえこれは売ったこと無いだろう。」
と思い直してしまいました。いずれにせよ、こんなん巣鴨をぶらついてるじいちゃんに売るなんて、相当無理があり
ます。買うのはサイボーグじいちゃんGくらいなもんでしょう。この人なら「1本壱万円!」とか言うて買うてくれそうで
す。

ところで、新連載の『SKET DANCE』ですが、これに出て来るヤバ沢さんって、ほんまとことんヤバいキャラです。
学校に勝手にペットのサルを連れて来てスケット団に預けるし、どうみても帰宅部で運動せんと家で『花より男子』
とかのコミック読んでるのが似合ってそうな人なのに、所属部は彼女に一番似合っとらんチアリーディング部だし、
読者にこのシーン見たくないとか思いっきり思われてるし、読切の時だったか、この人いっつもメガネかけとるくせ
にスケット団にコンタクトレンズ探せなんて言うてなかったですか?私のうろ覚えだけど。 しかし、この漫画で一番
読者に期待されてるのがこのヤバ沢さんのヤバさだったりなんかして。 読切の時と全然変わっとらんヤバ沢さん
の過激なヤバさに大喜びしてる読者が多数いることを今回誌面でしっかりと確認させていただきました。


【注1】
ガッツ星人といえば、 知らん人はあのガッツ石松みたいな顔した宇宙人かいなと思うてしまいそうな名前ですが、
この漫画の「ガッツ星人」というフレーズを見た私は、以前、中野ブロードウェイを見学(あくまでも見学です。見学。)
に行き、中古のおもちゃ店に入り、カネゴンの怪獣ソフビ人形の前に立った時、丁度「ガッツ〜ガッツ〜みなガッツ
〜♪」なんてガッツ石松の曲のBGMが流れてたのを思い出してしまいました。ああ何たる偶然。こんなくだらんも
ん思い出させてくれた秋本先生に感謝。
ところで怪獣ソフビ人形といえば、ご一読をお薦めしたい本があります。『マルサン−ブルマァクの仕事』(くらじたか
し著/文藝春秋)という本です。
私はこの本を古書店で視界にたまたま入ったのを発見して買い、そして読んでみました。いまなお世界中のコレク
ターが血眼になって探す『ブリキ製のキャデラック』や、 日本初のプラモデルを作り、ソフビ怪獣で当時の子供達を
熱狂させた幻の玩具メーカー『マルサン』と、第二次怪獣ブームに火をつけることとなった『ブルマァク』の盛衰を一
営業マンの眼を通し綴られた名著です。 玩具の開発者兼営業マンとして熱意を注いでいった過去の記録が載って
いて、読んでいていろいろと考えさせられるものがありました。
「怪獣ソフビ人形は現在でも売られているじゃないか。」と言われそうですが、昔のは今よく見かけるものとは異なり、
あまりリアルではなく、可愛らしいマンガチックな姿をしていました。中野ブロードウェイに行くと昔のソフビ人形に出
会えます。そして、この本を読んでいて、何故ウルトラシリーズの怪獣でエース以降のソフビ人形がほとんど無いの
かといった話もわかりました。ソフビ人形は全ての怪獣が作られたわけでは無いことも知りました。
昭和40年代当時、子供達に特に人気があった人形は、ウルトラマン等の主役人形は別にして、カネゴン、ペギラ、
バルタン星人、メフィラス星人、レッドキング、ゴドラ星人、メトロン星人、キングジョー等のウルトラQからウルトラセ
ブンまでに登場した怪獣や宇宙人の人形でした。帰ってきたウルトラマンの怪獣も売れ行きはともかく、キングボッ
クル等の終盤近くの怪獣の人形も作られたようです。 ウルトラマンエースやタロウになると激減し、主役の人形や
カメレキング、バキシム、ガラン、ギロン人、アリブンタ、アストロモンス等の怪獣や宇宙人の人形を除き、ほとんど
作られなくなりました。



2007年7月22日(日)

昨日の日記を読まれた方の中で一部の方からご意見をいただき、「かめ吉は学歴偏重主義者なのか?日記
を読んでいると、『高学歴者以外は認めない。』と言わんばかりの嫌味を感じる。」等のご意見や、「文化学院
って何ですか?」等のご質問のメールをいただいており、これには即答の必要を感じ、それもこの日記のコー
ナーでの回答が必要と判断しましたので、今日はその話題を扱うことと致します。

昨日の日記で何故、私が近代日本の高等教育や大学教育に尽力された方々のことを重要視したかですが、
これには理由があります。

もちろん、近代においても大学他の高等教育機関の権威主義による弊害は存在しました。それが故に、例え
ば野口英世等の方が海外に活路を見出そうとされた等の事例も過去には存在しました。しかし、現代日本に
おける受験動機が不純な学歴偏重の傾向は当時は比較的希薄であったこともまた確かであったと言えます。

資源の無い国、日本は近代化を図るためには教育立国にするしか他に道は無かったとよく言われています。
幕末、そして明治維新当時の日本の指導者達の意識としては、欧米列強の科学力、経済的な影響力、そし
て軍事力を目の当たりにし、その異文化の力に脅威と畏敬の念を抱いたのでした。そして、その異文化に内
在するものを出来得る限り国内に取り入れ、そして欧米列強に対抗出来る国力をつけなければ、やがて日本
は大変なことになるという焦燥感もまたあったのです。

かくして「大学」とは、 その名称自体は中国から輸入されたものではありますが、 まず第一に欧米の知識と技
術を学び受け取る教育の場と意識されたのでした。研究機関としての大学は黎明期においてはその位置付け
がまだ弱いものであったのです。

加えて当時の日本の指導者達(主に政治家と官僚と学者)は、まずヨーロッパ型の法治国家を作ろうと考えて
いました。ですから当時の学部の優先順位としては法学部が最優先の学部となりました。この法学部出身の
テクノクラートに工業技術力が加われば、取りあえずは第一の基礎は作ることが出来ました。それが故に明治
以来、日本の大学、特に帝国大学は法学部と工学部を中心に発達させられたのです。それは東京帝国大学
や京都帝国大学はもちろんのこと、東北帝国大学(現東北大学)もまたそうであったのです。【注1】

また、大学ではない高等教育機関も法学と工学を最重視する方針での設立が成されていきました。日本の近
代史において私立の○○法律学校や△△法政学校の設立が多いのはそれが理由です。工学の場合は法学
よりも設備や研究にずっと費用がかかるがゆえ、官立の工業専門学校が各地の需要に応じて設立されました。
そして、法学と工学の他は医療の充実もまた重要課題でしたから、医学部も重視され、帝国大学医学部や官
立医科大学が設立されました。

他方、社会科学として本来最重要な学問であるはずの経済学は帝国大学では比較的重視されず、殖産興業
政策においても法的に許認可制度を作って民を管理し、技術のよろしきを得ればそれでよろしいというのが明
治期の日本でした。 それが現在も国立総合大学では暗い影を落とし、学部としては同格であらねばならない
はずであるにもかかわらず、 経済学部が常に法学部よりもずっと格下であるかのような目で見られるという、
よくない傾向を作ってしまったのでした。

すなわち明治期の日本の大学は、学術研究よりも学問的知識のプロフェッショナルな応用に重点が置かれた
傾向がみられ、学術研究期間としての大学の機能は後追いの状態で充実させられていったのでした。しかし、
そのような傾向があった中でも一部の文化人は法学、工学、医学以外の学問を重要視し、私設の高等教育
機関を設立し、向学の志がある人達の入学を募っていたのです。同志社英学校の新島襄、哲学館の井上円
了、女子英学塾(現津田塾大学)の津田梅子等の方々はそのような方々であったと言えます。

しかし、明治期に欧米の学問を取り入れ、社会的指導者を養成するという目的で始められた大学や他の高等
教育機関の制度や、 国が重要視しなかった学問を扱うにせよ、 その学問への向学心に燃えた方々を集わせ
た私立の大学や高等教育機関の伝統は戦後教育の大変革により激変させられてしまったのです。

もうここまで書くとお気づきの方が多いかと思います。旧制の大学や高等教育機関の制度が一度廃止され、
新制大学が発足したのですが、その後、大学を「偏差値の高低」というただ一点の価値観のみで値踏みし、
そして学校側もその価値観でのみ受験指導をし、「自らが高いステータスを得るため。」「一流企業に入社
したいため。」「高級官僚になって出世したいのだが、東京大学法学部に行くのが一番出世し易いため。」
などという理由で自分の学力で一番難易度が高いところに行くのだと単純に考える受験生を多く作ってしま
いました。そこには学究に関する想いは希薄であり、また不純なものも多くなっていきました。

かつてあった(本当は今もある)大学の得意分野、挙げて来た実績、個性、そういったものが戦後は踏みに
じられてしまったのです。日本は教育立国であることを忘れてしまうと、恐らくは先進国から脱落してしまうこ
とでしょう。実際、初等教育はかなり破壊され、「円周率は3でよい。」という愚を犯していたりしますし、大学
受験も不純な動機で受験する人が後を絶ちません。私はそのような事態にならないようにするためには、も
っとこのような話を一般の方々にしていきたいという意見でおります。決して学歴偏重主義や権威主義が背
景にあるからこれを言いたいわけでは無いのです。

ところで、次のご質問の「文化学院って何ですか?」ですが、この学校は大学ではありません。専修学校で
す。

文化学院は1921(大正10)年にまず中学部が設立されました。この年、和歌山県新宮の山林地主でクリ
スチャンでもあった西村伊作は、長女のアヤが中学進学の年になった時、女性にとって裁縫や料理以外を
学べる中学が無いことを嘆き、共学の中学を東京・駿河台に開設したのでした。そしてアヤが長ずるに従っ
て大学部までつくり上げました。リベラルな自由と芸術の学園には與謝野寛・晶子夫妻、石井柏亭、佐藤
春夫、山田耕筰、阿部知二、末弘厳太郎(すえひろいずたろう)等の方々が学部長や主任教員として参加
し、戦前から当時の日本では珍しい男女共学の学園となっていったのでした。

これらの方々の他に伊作に共鳴して教鞭をとった学者、文化人は数多く、吉野作造、寺田寅彦、芥川龍之
介、有島武郎、川端康成、横光利一、美濃部達吉、遠藤周作、奥野信太郎他、錚々たる顔ぶれでした。

文化学院は戦時中、「自由尊重の弊あり」として弾圧され、閉校を余儀なくされましたが復活し、現在まで
に卒業された方々の文学芸術方面における活躍はよく知られているところです。文化学院は現在も大学に
なることは無く、法的には専修学校の扱いで、校風はちょっと見にはキリスト教系大学に似ていますが、布
教を目的にはしておらず、民間の非権威的な土台を有することが大きな違いであると言えます。

創立者の西村伊作の思想ですが、これがまた独特の人間観に基づくもので、「善い人になるな。人のために
尽くすな・・・・・・。そのことのために恩に着せる心が起こるから。」「人に悪く思われないために人に施すのは、
人を敵にする。」「夫婦、子供の愛、そんなものはない。そこまでいうと、人はむっとするがね。」等の言を残さ
れています。ただの善行配達人のキリスト教布教者には言えない台詞です。

日本はこれ以上、特に地方に意味の無い大学や学部を増やすのではなく、また、地方自治体も村おこしとい
う動機で海外の大学の日本校を誘致するのではなく、こういったタイプの専修学校の活動も認め、教育におけ
る柔軟な姿勢が求められるのではないかと私は思うことがあります。なにも大学だけが高等教育機関ではな
いのです。佐藤春夫『小妖精伝』、阿部知二『沈黙の女』等、この学校を題材にした文学も存在し、読書による
出会いが出世主義や欲が蔓延する既存の教育界を外側の視点でみるきっかけになるかも知れません。


【注1】
現在では信じられないかも知れませんが、戦前の東北帝国大学法学部は京都帝国大学法学部とほぼ互角
の研究実績と実力を有するとみられ、 戦後も憲法学者に清宮四郎、 刑法学者に新派刑法学の木村亀二、
そして家族法学者に中川善之助といった学者に恵まれていました。
中でも木村亀二は教育刑論の学者で、東大、九州大、明治大、法政大の多数の学者の支持も得、後に政
府の弾圧を跳ね除けて復帰したばかりの刑罰単純応報論の京大の瀧川幸辰(たきがわゆきとき)と論争し
た過去の記録もあります。
また、東北帝大は理学部や工学部の実績も昔からよく知られ、工学部系付置研の金属材料研究所(通称、
金研)、電気通信研究所(通称、通研)は世界をリードする研究を多数生み出しています。金研の初代所長
本多光太郎のKS鋼、新KS鋼発明の功績や、通研の創始者八木秀次(やぎひでつぐ)の八木アンテナ発
明の功績は特に有名です。更に有機化学の真島利行を源流としてアモルファス金属の増本健(ますもとつ
よし)、村上武次郎(冶金)、茅誠司(強磁性結晶体)、岩崎俊一(磁気工学)、西澤潤一(光通信の三要素
を全て発明)等の方々がお出になっています。電子立国日本の技術のかなりの部分への功績が東北大、
またはその前身である東北帝大の研究から成されているというのは特筆すべきことだと思います。
日本の大学の理工系はエンジニアリング(工学)を社会が先に必要としたことから出発しています。しかし、
東北大の場合は理学部でサイエンス(基礎科学)をするところも順調に発展していったのです。東北大の金
研も通研も大学自体に研究第一主義があり、 基礎科学を重視し、 理と工を相互乗り入れさせることにも理
解がある気風があったことが幸いしたのでした。
東北大が行政の東大、理念の京大に伍していくには研究第一主義と進取の気風がどうしても必要であった
という歴史的経緯があり、進取の気風は戦前から女子や専門学校生、そして外国人に入学を許可した先進
性にもあらわれています。有名な人物としては魯迅もここで学んでいます。


2007年7月21日(土)

歴史上の人物の資料をネットで調べようとしたら、大変な資料サイトに出会えました。そのサイトの名は『近
代日本人の肖像』
です。

このサイトは国立国会図書館の資料サイトで、近代日本史でおなじみの方々の写真(一部の方は肖像画
をこんなに扱っているサイトは他に無いのではないかと思われます。 政治家、官僚、軍人、実業家、学者、
芸術家、文学者等、約350名(2007年7月21日(土)現在)の肖像が公開されていますが、これは観る
人によっては大変な資料になると言えます。

見方はいろいろあるでしょうが、日本の近代国家化を進めていかれた方々の中でも、高等教育や大学教
育等に尽力された方々のお写真が興味深い資料と言えます。やはり教育に力を入れるというのが近代化
の要であると私も思いますし、この時代の方々が刻まれた歴史の重みが残されています。

直接のリンクはしませんが、夏目漱石(旧制松山中学校、東京帝国大学(現東京大学))、福澤諭吉(慶応
義塾(現慶應義塾大学))、 大隈重信(東京専門学校(現早稲田大学))、 新島襄(同志社英学校(現同志
社大学)、山田顕義(皇典講究所(現国学院大学)、日本法律学校(現日本大学))、西園寺公望(明治法
律学校(現明治大学)、立命館(現立命館大学))、新渡戸稲造(札幌農学校(現北海道大学)、東京女子
大学、旧制第一高等学校(現東京大学))、西周(獨逸学協会学校(現獨協中学校・獨協高等学校))、與
謝野晶子(文化学院)等の方々の資料が全部揃っていることに驚きました。【注1】

しかし、更に欲を言えば、京都帝国大学初代事務局長であり、京都法政学校(現立命館大学)創設者でも
ある中川小十郎や、哲学館(現東洋大学)創設者である井上円了や、日本初の公立大学である大阪商科
大学(現大阪市立大学)を設立された關一も入れていただけたらとも私は思いました。


【注1】
創設者の方だけではなく、教鞭をとられたのみの方や、初代学長や初代校長であった方も含んでいます。


2007年7月19日(木)

久々にTSUTAYA西葛西店に行き、なんかCDシングルのランキングが気になりましたので、行ってみたら
FUNKY MONKEY BABYSの『ちっぽけな勇気』のCDシングルが目に入りました。


目に入った瞬間、「うわー、これは凄い!!」と思いました。


「あの週刊少年ジャンプの『メゾン・ド・ペンギン』の本当の主役は実は彼だったんではないか?」と思いっき
り間違われてしまうくらいこの漫画の直前に子役募集の広告が出ていた、あの、これに出るなんて正に冒
険者の証の彼
がジャケットにでかでかと出てるではありませんか!ATプロダクションさん、今回はやってく
れてますね。


いやー、これです。これ。

・・・・・・・・・・とリンクする前に開きたい方は覚悟して開いて下さい。いろんな意味において凄い
ですからこのジャケット。 私は開かんほうがええかなーとは思うてるんですが、まあ、一応リン
クしときますけどね。

ここ開いてどんなことがあっても責任もちませんから、よろしくw






























脇君ごめん。m(_ _)mなんか今日の日記で、ど
うしても君のこと紹介したかったから。
ところで坂本君は?


2007年7月18日(水)

TBSの『水トク』で、若年性乳ガンで余命1ヶ月の宣告を受け、そして天に召された24歳女性の最後の1
ヶ月間のドキュメンタリー番組「愛と生命と涙の全記録『余命1ケ月の花嫁』 〜乳がんと闘った24歳 最
後のメッセージ〜」
が放送され、それを観る機会がありました。

この番組は当初、TBSが夕方のニュース番組『イブニング・ファイブ』で、5月10日・11日の2日に分けて
放送したところ、視聴者の方々から、「涙が止まらなかった。」「命の大切さについて考えさせられた。」 「も
っと毎日を大切に生きなければと思った。」など、たくさんの反響があり、そして、「もう一度見たい。」「家族
そろって見られる時間帯に放送を。」 といった声も多く寄せられたという経緯があり、新たな追加取材を加
えた2時間の番組として放映することになったとのことでした。

若年性乳ガンと診断され、 しかも余命1ヶ月という24歳の1人の女性が背負うにはあまりにも重い現実を
前に強く生きて天に召された長島千恵さんと、周囲の方々の優しさ、思いやり、そして強さに心動かされた
視聴者の方々がとても多かったのではないかと観ていて思いました。 特に、 結婚式を一緒に挙げられた
恋人の赤須太郎さんの行動力と恋人への優しい心遣いは私も素晴らしいと思いました。中途半端な男性
ならば、ただ世を呪って諦めてしまうところを太郎さんは自らの恋人への想いを決して捨てず、そして、「千
恵さんの夢を絶対に実現させるんだ。」という想いを貫かれました。

もし皆の気持ちが簡単に諦めの方向に行っていたとしたら、この模擬結婚式は無かったはずであり、模擬
結婚式が実現したことについては、私も本当によかったと思いました。しかし、現実はただただ残酷に千恵
さんの命の残り時間を削っていったのでした。

千恵さんは皆からの最高の贈り物となった模擬結婚式から僅か1ヶ月後の5月6日に天に召されたとのこ
とですが、私はこの事実を知り、これは偶然の一致では片付けられないものを感じました。

実を申しますと、講座を受けられた方、特に最近講座を受講された方のご親族の方や、ある意味親族以上
に重要な方が今年の、それも5月上旬の時期に集中して何人もお亡くなりになっていることを私は聞かされ
ていたからです。共通しているのは、いずれも地獄に行くような人格の方々ではなく、また寿命とはとても言
えない年齢の方も多く、「何でこんないい人が亡くならないといけないのか。この人が何をしたというのだ。」
という方が(死因はそれぞれですが)急逝されているということです。

これについては実は読者の方々からも、それも複数の質問メールをいただいており、私もいろいろ調べて個
別の回答メールを出させていただいておりますが、数が数だけに、また内容が内容だけに返信に時間がか
かっております。本当に申し訳ございません。

ところで、私はこの番組の千恵さんの笑顔や周囲の方々への優しい気遣いを観ていて、「ヒーリング雑感
のコーナー」
の第80回を思い出さずにはいられませんでした。一部の波動を語る偏狭な人達が、「あの人
間は波動が悪く、人格が低いからガンに罹患した。」と決め付けてしまっている話についてです。

ガンにかかる原因にはいろいろなものが考えられ、人格だけが発ガンの原因として絶対視されてしまうのは
間違いです。

例えば、過去においてウサギの耳にコールタールを塗って人工的にガンを発生させた実験があります。
これは明らかにウサギの性格が悪いからガンに罹患したのではなく、発ガン性物質がガンを発生させ
た事例です。はっきり申しまして、ウサギの性格は発ガンとは全く無関係であると言えます。

人間においても発ガン性物質や遺伝的特性、そして送電線直下等で長年暮らすことによる電磁波から来るも
の等、その人の人格とは全く無関係な要因でガンに罹患することは十分有り得る話です。 私は「千恵さんは
波動が悪い人だからガンに罹患した。」とか「千恵さんは人格が低いからガンに罹患した。」としれっと言える
「波動を語る人」にだけは絶対になりたくないです。彼女の罹患の原因は決してそのようなものではないと私
は思っています。それだけに私は「発ガン=その人の波動や人格が悪いから説」を安易に言う「波動を語る人
達」にこそ、この番組を観ていただきたかったです。


重いお話が続きましたので、ここで話題を変えようと思います。

今日の私はテレビを観る前はネットのプレイヤーズ王国を観ていました。で、今回も凄いのが聴けました。鍵
盤以外は全部生演奏で、しかもEWIがこれまたすごいのーと思わせる方の演奏でした。いやもうこれは本当
に驚きました。曲はやはりT−SQUAREのものです。

『TRIUMPH』(作曲:和泉宏隆)


私はこの曲が大好きで個人的な話で恐縮なのですが、この曲を聴くと上京して間が無い頃を思い出します。
間奏以外は歌謡曲感覚の旋律で満たされているこの曲を聴き、 EWIの表現力とエレキギターとの相性の
良さに感動した当時の私は「EWI4000sが欲しいなあ。」と本気で思いました。【注1】

ところで、上京して間が無い頃といえば、DIMENSIONのアルバム『Fourth DIMENSION』もよく聴いて
いました。 DIMENSIONはT−SQUAREとは対照的にEWIは使わないという姿勢を徹底されてて、聴い
てみて「生のサクソフォンでこれだけのことが出来るのか!」という驚きの連続でした。

DIMENSIONのスコアは私が知る限り市販は成されていないと思います。それだけにアマチュアが演奏す
るには耳コピーするしか無く、それだけにプレイヤーズ王国でDIMENSIONの曲やってるなんて人はほとん
どいないだろうなあと思いましたが、一応調べてみたらありました。

『Se.le.ne』(作曲:DIMENSION)

EWIのギンギンのサウンドを聴いた後に聴くと、生楽器の手作り感がたまらないものがあります。


【注1】
EWI4000sはライヴに使える最低限の機材だけでも30万円以上します。もちろん買えませんでした。ち
なみにリリコンは1980年代後半当時70万円もしたそうです。演奏する人やCD出すグループも少ないし、
こりゃあなかなか普及せんなと思いました。残念だけど。


2007年7月17日(火)

YAHOOを観ていたら、松坂大輔投手に正露丸【注1】が送られたという記事が載っていましたので読みま
した。

松坂発言でレ軍に正露丸の陣中見舞い

2007年7月16日(月) 18時43分 デイリースポーツ

 レッドソックスの松坂大輔投手(26)が、夏バテ対策として正露丸を常備していることが今月
2日に報じられたことから、本拠地フェンウェイ・パークに15日、製薬会社のキョクトウ株式会
社(本社=富山市)から、段ボール1箱分の『正露丸』が届けられた。現在、十数社の製造販
売メーカーを持つ正露丸業界だが、松坂発言余波で、し烈なバトルがぼっ発した。
 メジャー・リーガーの一言が、正露丸業界を動かした?この日、130粒入り正露丸100箱
など総額15万円相当の商品が詰まった段ボールが、海を越えてフェンウェイ・パークに届け
られた。
 発端は松坂が夏バテ対策の一環として「常に持っていて、危ないと思ったらのんでいます」
と、正露丸を常備薬としているのを明かしたのが、紹介されたことだった。
 突然の贈り物に松坂はビックリ。「アロンアルファ以来ですね」と目を丸くした。昨年3月に行
われたWBCのMVP授賞式で、松坂に授与されたトロフィーの一部が破損。松坂がとっさに
「アロンアルファでくっつけて直します」と、テレビ中継でコメントしたことで、後に東亜合成社か
ら瞬間接着剤が進呈されたことがあったのだ。
 今回の陣中見舞いも、“1億ドルの男”として世界に名をはせる松坂だからこそ。スーパース
ターの一言はこんなにも注目されている。


そのYAHOOのページにリンクされていた正露丸のサイトを見てまた驚きました。『正露丸』という名称は現
在ではこれを特許庁が固有の商標とした審決が最高裁判所によって取り消されているため、各社がこの名
前で正露丸を出せる【注2】のですが、どこの会社の正露丸も見事なまでに酷似した箱に入っているのです。
もう、「なんじゃこりゃ、これかまんのか?」と思ってしまうくらい似ています。

実はこれ、2005年11月にパッケージの類似性を理由に大幸薬品が和泉薬品工業を相手取って製造・販
売差し止めを請求する訴訟を起こしていた
のですが、 2006年7月27日に大阪地方裁判所はその請求を
棄却したのでした。 大幸薬品はこれを不服として2006年8月7日、大阪高等裁判所に控訴しました。原告
側の控訴が成されていますので、まだ続きはあるのですが、この訴訟の行く末がどうなるのかが注目されま
す。


【注1】
このようなことを書くと、正露丸のファンに水を差すようで非常に書き辛いのですが、このサイトではクレオソ
ート製剤服用の危険性について詳述が成されています。これにつきましては、大幸薬品がサイトに反論を掲
していますので、これも載せておきます。

【注2】
1954年に業界第1位で中島佐一の「忠勇征露丸」製造販売権を継承する大幸薬品(大阪府吹田市)が商
標登録を行い、 『正露丸』の名称の独占的使用権を主張したのですが、 クレオソートの製法を独自開発し、
物資不足の第二次世界大戦中も軍に征露丸の納入を続けた和泉薬品工業などからの反発を受け、裁判の
結果、1974年3月に「『正露丸』はクレオソートを主材とした整腸剤の一般的な名称として国民に認識され
ており、これを固有の商標とした特許庁の審決を取り消す。」という最高裁判決が確定したのでした。
『正露丸』の商標は現在も大幸薬品が所有しているのですが、他社が『正露丸』の名で販売しても構わない
という、『アスピリン』などと同様にいわゆるパブリック・ドメインとしての地位が確立された数少ない医薬品の
一つであるといえます。


(【注1】は2007年7月18日(水)に追記。)


2007年7月16日(月)

台風4号が日本を離れ、各地に爪痕を残して息をつく間も無く、本日は新潟県と長野県を中心に強い地震が
起きました。被災地の皆様、心からお見舞い申し上げます。


2007年7月15日(日)

今日、テレビのニュース番組を観ていて、このような事件が起きたことが報道されていました。


すれ違った男と口論、男子大学生が傘で目を突かれ重体

 15日午前5時15分ごろ、埼玉県富士見市西みずほ台の市道で、東京都練馬区田柄、私立大
1年橋本拓実さん(19)が、すれ違った男と口論になり、傘の先端で左目を突かれた。


 橋本さんは意識不明の重体。東入間署は傷害事件として男の行方を追っている。

 同署の調べでは、橋本さんは友人の男性と一緒に歩いていて、男とすれ違いざまに目が合い、
口論になった。男は30歳代ぐらいで、身長約1メートル70。

 橋本さんは、一緒にいた友人の自宅に向かう途中だったという。

2007年7月15日21時14分  読売新聞)


加害者が暴力行為に至ることになった動機からしてもう問題外である上、傘で目を突くという行動も卑劣です
が、仮に被害者が意識不明の重体の状態から回復すること無くそのまま死亡してしまった場合、この加害者
は「まさか死ぬとは思わなかった。殺すつもりは無かった。」と言い訳をするのであろうか、このような人物なら
ば恐らくはあっけないくらい簡単にそう言ってしまうであろうと思いました。

私はこのケースで万一、被害者が死亡した場合は加害者に対し、傷害致死罪ではなく殺人罪の適用が妥当
だとみております。目は脳に直結している器官であり、脳から発達した経緯がある器官であるゆえ、そこへの
破壊的攻撃は脳への破壊の可能性と直結しており、それは「相手が死亡してもかまうものか。」というのと同
義だからです。言い訳は通用しないのです。


2007年7月14日(土)

今日は雨降ってる他は平和に終わるかなーとずっと思ってたんですが、ナイナイのめちゃイケ
に出て来た
オバQに噴きました。







こないだ彼の話題をしたばっかりだというのに、こう
も早くテレビで彼を観ることになるとは思わなんだで
す。

しかも、あの人のコスプレで無理矢理顔の上に目ー
とか唇とか描いてるしw


2007年7月13日(金)

きらめきヒーリング講座上級編を開講しました。

本日の受講者の方は昨日入門編を受講されたKさんです。昨日の入門編のおさらいを行った後、チャクラに
関するご質問をいただきまして、それに少々お時間を割かせていただきました.。また、「いろんなことが筋反
射テストの類以外でわかるようになるためにはどうすればよいか?」といったご質問もいただきました。

受講者の方によって個人差はありますが、いろいろわかるようになるためには1〜2日の受講だけでどうに
かなるものではなく、身体を作る必要がある方も中にはいらっしゃいます。そうではなく、1日でほぼ全員が
となりますと、やはり筋反射テストや呼吸法の類から入っていくことになります。

カリキュラムを進めていて、Kさんの化粧品のことで、Kさんはそれを通販で買われたとのことですが、通販
業者さんの「めんどくさい。」だの、「いやいや仕事をしている。」だのといった強い想念がその化粧品に残っ
ているのが気になりましたので、それの状態を変えました。また、Kさんがお持ちのダウジング用の水晶製
ペンデュラムも、そのままだと体調を崩しそうでしたので、 その状態も変えました。 ペンデュラムに手をかざ
されたKさんからは、「波動が優しくなった感じがします。」とのお答えをいただきました。こういったものは時
々状態をみてメンテナンスをする必要があります。

Kさんはもともと波動感覚には敏感な方で、昨日はKさんの携帯電話がヘベレケにくたびれた状態になって
いたのを浄化してみましたが、Kさんご自身も携帯電話を取り出された時にそのヘベレケ感を感じられたよう
で、浄化後の携帯電話の感じがリフレッシュされたことにも気づかれました。こうなると(昨日のお話ですが)
お茶の味を変える話もどんどん進行します。お茶の入ったコップを「あの本」の図形の上に乗せたり、いろん
な方法でお茶の味を変えたりしてみました。Kさんはそれぞれに感想を出されました。今日はレイキの第1
シンボルでミネラルウォーターの味を変えました。

ところで、Kさんがペンデュラムをお持ちであったことから、今回はフーチやダウジングのお話を少々。

フーチやダウジングで情報を取る方法というのは、身体のみを直接使用する方法よりもいろんなものを介在
させている分精度が落ちる上、介在しているものが多いだけ、そこに目に見えない存在が影響を及ぼすリス
クも高く、道具もまたそれらの存在によるエネルギー的な劣化が起きて検者に悪影響を及ぼすことも有り得
ます。

その意味では、(これも完璧というわけではありませんが、)道具を使う方法よりも使わない方法のほうがよ
りリスクが低いとは言えます。これは例え話で恐縮ですが、道具を使う方法はアナログ録音のマスターテー
プにダビングを重ねて出来た孫テープを元にCDを作っているようなお話に近く、身体のみの筋反射テストの
類はレコーディングで言えばダイレクトカッティングや作業工程で劣化しにくいデジタルレコーディングでCD
を製作しているようなお話に似ています。 しかし、理想を言えば、生の情報を筋反射テストを行う意図以前
に直接認識出来るのが一番正確な情報なのですが。【注1】


カリキュラムが進み、目利きの上級編の話題では自動車がサンプルとなり、Kさんのお車のお話になって
いきました。

Kさんが現在お乗りのお車の右後輪のところ一帯にもの凄いマイナスのエネルギー(それも想念エネルギ
ーだけではなく、魔物の類まで)がへばりついているのがわかりましたので、それをお伝えしましたら、 以
前、トラック野郎と接触事故を起こされ、 事故を起こしたことをKさんが電話で言うと、 そのトラック会社の
オーナーがヤクザまがいの恫喝を行うところであったとうかがいました。

もちろん事故現場には警察を呼び、保険会社が対応してくれたこともあり、Kさんが彼等から更にひどい目
に遭うことは無かったのですが、自動車に彼等の悪想念と彼等を煽っている魔物とがへばりついてKさん
に嫌がらせを行っていたのでした。

Kさんはその後、この自動車で操作誤りの自損事故も起こされ、幸いお身体は無事だったのですが、自動
車はまた修理に出さねばならなくなったのでした。このままでは自動車を手放さない限り似たようなことが
起こり続けるかも知れないと思った私は、そのエネルギーの浄化を行ったのでした。


【注1】
これとて絶対に正確だという保証は何らありませんが、極力誤差を少なくするためには他の切り口でどうな
のかを確認することや、傍証が得られるような情報を扱うのであれば出来るだけ傍証を得ることが必要です。
筋反射テストやそれ以外の自分の能力で得た情報も、それを絶対視して決め付けをしてまっしぐらになるの
ではなく、例えば身体の情報を取った場合については整形外科的検査法の結果等も考慮に入れ、結果の
食い違いの有無を照合したりするのは基本中の基本です。それでも検査結果が絶対的に正しいとは限らな
いという冷静さはやはり失ってはならないと言えます。


2007年7月12日(木)

きらめきヒーリング講座入門編を開講しました。

本日の受講者の方(以下Kさん、仮イニシャル、女性)は愛犬家の方で、アニマルコミュニケーションにご興
味がおありとのことで、犬のお話になっていき、携帯電話のS君(仮イニシャル、♂)のお写真を拝見させて
いただきました。

Kさんによりますと、S君はまだ5歳でありながら外観におっさんの風格があるごつい犬なんですが、ごつい
外観に似合わず、とても優しい性格をしている感じがありましたのでそれを告げました。マジ優しいヤツだそ
うです。

しかも、Kさんによりますと、S君はKさんのことをただの飼い主としてではなく、彼女みたいに思っているん
だそうです。いい関係じゃないかと思いました。

S君は股関節や前脚の肘に異常があるとKさんからうかがい、遠隔でみてみたら意外や意外、首の後ろへ
のヒーリングがよいという感じがありましたのでそれをお話ししました。

カリキュラムを進めていくうち、Kさんとは音楽のお話になっていきました。レイキ等のシンセサイザーBGM
のCDをはじめ、ワルターやプレトニョフのCD、そして日本を代表するヴァイオリニストのうちの1人であるE
さん(仮イニシャル、女性)のお話になっていきました。

Eさんは「開」の演奏をされる方なのですが、Kさんはその芸風がお好みではないことから、私は幸田聡子
さんのことをお話ししました。 この方はEさんほとではないですが、「開」の要素がある方で、しかも芸風や
取り上げられる曲が良い意味で通俗的ですので一般の音楽ファンに受け入れられやすい感があります。
中でも『愛のヴァイオリン』(COCQ−83586)というCDはお薦めです。

Kさんとは他にPurple.Cさんのサイト「神秘のお部屋」悟りのパワーのページのお話もしました。Kさん
は波動感覚に敏感な方で、この日記やヒーリング雑感のコーナーで私が話題にしたものをいろいろとお試
しになり、それらが日常生活に活きているというお話をうかがい、私が話題にしたものの数に逆に私が驚か
されました。 いや、これは私が紹介してきたものが駄目なものだからではないのです。このサイトを運営す
る者としての責任の重さを感じ、そして「誤って悪いものを紹介することは決して出来ない。」という襟を正さ
ずにはいられない気持ちになりました。


(2007年7月13日(金)に文章を一部追加。)


2007年7月11日(水)

ブックオフに行き、500円で叩き売られていたバッハの『ゴルトベルク変奏曲(「ゴールドベルク変奏曲」と
表記されていることもあります。)BWV.988』
のCDを買って聴きました。ヘルムート・ヴァルヒャ(アンマ
ー・チェンバロ)の演奏
です。

この曲はチェンバロの他、ピアノで演奏されることもあり、ピアノの超人気盤としてグレン・グールドのCD
が有名です。この盤が存在するがゆえ、この曲をチェンバロ以外の楽器で演奏しようとされる方が以後多
く現れたのでした。

これはヴァルヒャ盤のアンマ−・チェンバロの演奏限定で言えることなのですが、小音量で室内に流すと
なんとも言えない良さがあります。これでは説明になっていませんが、パワー感は希薄なものの、整体効
果や癒し効果は大きいです。また、バッハの作曲技術上の意図もよく見えますので、バッハ好きは必携
のCDかも知れません。

ところで、先日、プレイヤーズ王国にUPされたガイキングの主題歌を聴いた時になんか主旋律がEWIっ
ぽくてよく似ていると思い出してしまったT−SQUAREの曲をUPしてる人がいないか検索してみたら、む
ちゃくちゃ懐かしいのがありました。

『PRIME』(作曲:安藤まさひろ)

この曲、後にアレンジを変えられてサッカー番組のテーマ曲として使われましたが、私はこの最初のアレン
ジの方が好きだったりします。最初のアレンジはモーターショーなんかで今でも時に耳にします。また、この
曲はEWI【注1】を吹き始めで、 その光線銃みたいな周囲を切り裂きかねない吹奏感にまだ慣れない人が
最初に取り組むのによい曲だとも思います。本編に全然アドリブが無いし。 (ギターはきついかも知れんけ
ど。)


この曲は最初エレキギターに主旋律をさせるなど、相当原曲をいじっています。むしろこの曲をよく知ってる
という吹奏楽小僧のほうが面白がるのではないかと。

『OMENS OF LOVE』(作曲:和泉宏隆)

ちなみにEMIを使用して原曲に近いアレンジの演奏をしてる方のはこちらです。【注2】

この曲は完全打ち込みで主旋律をアルトサクソフォンのサウンドにした方のものや、MP3でかなりエレキギ
ターやEWIのサウンドに肉薄した方のもの
もあります。それだけ多くの人に長年愛され続けた曲なのだなと
思います。


もうそんな時代じゃないと言われそうですが、T−SQUAREのこの手の曲、また新曲が聴きたいです。


【注1】
このEWI(ウインドシンセサイザーの一種)、私も吹いてみたことがあります。吹奏感の醍醐味はサクソフォ
ン等の生の木管楽器のほうが遥かに上なのですが、聴き手の衝撃はEWIのほうが上だと思います。それ
だけになんかギャップを感じてしまいます。吹く側としては。
運指はサクソフォンと基本的に一緒なのですが、EWIの吹き手がサクソフォン奏者の中からもっと増えてい
かないのは案外この辺に理由があるのかも知れません。あと、もっと自分が扱いたい音のバリエーションが
増えたら面白いことになりそうなのですが。音域の広さと機動力はあり過ぎて怖いです。少なくとも私はこれ
をうまく使いこなせません。これで機関銃みたいな演奏をする人は凄いのーと思います。

【注2】
厳密に言うと、T−SQUAREの『TRUTH』や『PRIME』等の曲はEWIではなく、米コンピュートーン社の
リコン
(Lyricon)というウインドシンセサイザーが当時のレコーディングやライヴ演奏で使用されていました。
しかし、後にコンピュートーン社は倒産したため、このリリコンは生産されなくなり、T−SQUAREはウインド
シンセサイザーを使用する場合、現在ではAKAI社のEWIによる演奏に全て切り替えています。


2007年7月10日(火)

モスバーガー【注1】に行き、ナン・タコス(チェダーチーズソース)のオニポテセット(680円)を食べました。
店内に置かれているお持ち帰り自由の小冊子を手に取って読んでみました。

その小冊子にはモスバーガー35年の年表が載っていました。以下抜粋です。


1972  東京・成増にモスバーガー1号店オープン。
      成増駅のショッピングセンターの地下に、わずか2.8坪の実験店が誕生。
      その後、線路沿いにある八百屋の倉庫を間借りして新装開店した。

1973  世界初の「テリヤキバーガー」発売。
      ハンバーガー=ケチャップという印象が強かった時代に、
      元祖・和風味のバーガーは、大ヒットを記録。

1979  100店舗目(小豆島店)オープン。

1986  全国47都道府県への出店を達成(外食産業では初めて)。

1987  世界初の「モスライスバーガー」発売。
      米のバンズで具を挟むというかつてない発想がウケて、売り切れ続出に。
      米余り問題が指摘されていた当時、ごはんを見直すキッカケに。

1991  1000店舗目(江古田旭丘店)オープン。

1997  「新価値宣言」キャンペーン開始、協力農家さんのもとで、農薬や
      化学肥料に極力頼らない方法で育てられた「モスの生野菜」、放牧飼育で
      牧草のみを食べて育てられた「モスのビーフ(パティ)」を全店に導入。
      「フレッシュバーガー」発売。

2003  「匠味(たくみ)」発売。
      スローフードが一般に広まるなか、
      本格・高級志向のハンバーガーとして話題になる。

2006  「モスのごはん」発売。
      現代の、食のスタイルが多種多様であることを考え、
      野菜を気軽に食べられるごはんのシリーズが誕生。

2007  モスバーガー、テリヤキバーガー 
      大幅リニューアル。 
 



これを読んで意外に思ったのは1986年の全国47都道府県への出店を外食業界で初めて達成したのは
モスバーガーであったということと、1979年の100店舗目のお店が香川県のお店であったということです。

私にとってモスバーガーとの出会いは香川大学キャンパスの斜め向かいにあったお店【注2】なのですが、
このお店がオープンしたのは私の記憶が確かならば1980年代の後半で、それ以前の私はモスバーガー
の存在を知らなかったのです。しかしそれでも早いといえば早いですね。例えば吉野家は1990年代前半
まで高松市内には無かったはずですから。

モスバーガーのお話に戻しますが、今日食べたナン・タコスは夏限定のメニューで、今年は発売されて6年
目なのだそうです。インド料理でよく知られているナンにメキシコ料理のタコスとトルティーヤチップスが乗っ
ていて、みずみずしいトマトの角切りとレタスの細切りがサラダっぽさを醸し出しています。

このナン・タコス、主力商品とは異なり、毎年微妙にリニューアルが成されるのも楽しみの一つです。今年は
3種類のソースが選べるのです。その3種類のソースとは、濃厚なチーズ味のチェダーチーズソース、激辛
ではないものの、 なかなか辛い(らしい)ホットスパイシーソース、 そしてメキシコの家庭料理で肉の煮込み
等に使われ、フルーツと野菜のチヤツネにチョコレートやスパイスを加えて個性的な味にまとめられたメキシ
カンモレソースです。私はこれらの中からチェダーチーズソースのナン・タコスを注文しました。

食べてみて、これは夏向けのメニューだと思いました。ナンの上にいろんなものが乗っていますので、ちょっ
と食べにくいですがおいしいです。ナンのもちもち感も私は気に入ってます。

小冊子のモスの年表を読んで思ったのですが、モスバーガーには時代時代の消費者の声や世相を敏感に
キャッチし、それを商品にダイレクトに反映させていく企業努力を常に怠らないという姿勢があり、私はこうい
うの好きだなあと思います。そして、35周年を機に大幅にリニューアルされたモスバーガーとテリヤキバー
ガーは後にどういった評価を得ることになるのか、今から気になります。


【注1】
『モスのココロ―モスバーガーハートフルブック 』(生活情報センター・刊)という本があります。過去の期間
限定商品を含むハンバーガーの写真が豊富で、見るだけでおいしい本です。また、株式会社モスフードサ
ービスの創業時の苦労談は読み応えがあります。
創業者の櫻田慧前社長はアメリカのトミーズというハンバーガーショップのハンバーガーと出会い、そして
「将来は日本にもハンバーガーの時代が来る。」と確信されたのでした。そして、櫻田慧前社長は先見の
明があったがゆえの先駆者としての周囲の無理解の苦労や、商品開発の苦労等、 数多くの苦労を経験
されたのですが、それらの苦労が実を結び、モスバーガーは日本の消費者に受け入れられることとなった
のでした。

【注2】
残念ながら、このお店は現在は閉店しています。


2007年7月9日(月)

昨日の日記でちょっと話題にしてしまった『オバケのQ太郎』をちょっと調べていたら、とんでもないものが
検索されました。→『劇画・オバQ』

オバQが劇画化されてたなんて、というか変わらんやんやってることが。


と思ってしまったのはさておき、私のオバQの記憶は第1作のモノクロアニメではなく、2度目にカラーアニ
メ化されて弟のO次郎や友達のU子が初登場した『新オバケのQ太郎』や、3度目にアニメ化されて15分
刻みで土日以外毎日放送され、話数が全部で510話もあるやつから来るものばっかりなんですが、 もう
直接おひつのご飯を食べて空になったおひつを叩いておかわりを催促するシーンとか、犬に追いかけられ
て「犬だあー!」とビービー騒ぎながら逃げるシーンとか、『銀魂』にちゃっかり登場しているシーンとか、も
うそんな記憶ばっかりが出て来ます。

玄関に番犬がいる家にどうしても行かなきゃならなくなって、郵便小包に化けて郵便配達の自転車の荷物
の中に入り込み、「切手が貼られてないから郵便料金を払って下さい。」なんて家の前でQ太郎を待ってい
たゴジラが郵便局員に言われてしまい、ゴジラが郵便料金を払った後、腹いせに「くそ!」と小包をぶん殴
ったらQ太郎の声で「痛てぇ!」なんて言って化けてたのがバレた話で爆笑したのも今は昔の話です。


















ところでこの「ゴジラ」というニックネーム、東宝から
クレームはつかなかったんだろうか?



2007年7月8日(日)

きらめきヒーリング講座入門編を開講しました。

本日の受講者の方(以下Dさん、仮イニシャル、女性)は、2007年6月21日(木)に60分ヒーリングセッ
ションを受けられたDさんです。

ヒーリングセッションを受けられたDさんは、回路が開いてからは両腕に温湿布をしているような感覚が続
いたと語られました。しかも、それは今日整体院内に入ってから強まっていると語られ、私が見てみると、
どうも最近のDさんのお仕事の頭脳労働の関係から来る疲れを処理している癒しの反応のようで、Dさん
が整体院内に入った時にその癒しの反応の効率が更に加速し、強力なものとなったようでした。 この整
体院から出、そして疲れの処理も終わるとこの反応も終わるのではないかと私はDさんにお話ししました。

その後、Dさんとはチャクラの開閉の話や、過剰に働いているか、抑制的に働いているかといった話、そし
てチャクラ覚醒の話になっていきました。

Dさんはチャクラをイメージするという精神世界関係のチャクラ本の実習を実践されたことがある方なので
すが、それではチャクラを見たという実感が湧かなかったとのことでした。 私は「チャクラは肉体レベルの
ものとしてではなく、もっと微細なレベルのものとして実在するものであり、また、単なるイメージによる産
物とも根本的に異なり、誰にでもあるものです。」と解説しました。

また、「私は、例えば『ドラえもんがタイムマシンに乗ってどっかに行ってるシーン』や、『オバケのQ太郎
がコーラをグビグビ飲んでぷはーなんてやってるシーン』のカラーアニメの映像を瞑目してても目を開い
た状態でも作って動かすことが出来ますが、それはあくまでもこのようなものを見ようと意図的にイメー
ジングした結果生じた想像の産物であって、チャクラはそのような『想像してこんなの出そうぜ。』って意
図で作られる想像の産物と同じものではなく、想像の意図など全く無いシチュエーションで見ることが出
来るのです。」ともDさんに言いました。【注1】

もちろん、瞑想やトレーニング等実施していった結果、チャクラを見るに至ったということ自体に大した意
味は無く、別にこんなのは目標にせずともいいのですが、見ることが出来るようになったらなったで、そ
れはそれで当たり前にあるもので、別に大したことではないと流して下さい。別にそんなのは見えたか
らといってもその人が異常でも偉いわけでも何でも無いのです。

また、チャクラ開閉についてですが、実はこれ自体も大層な話でも何でもありません。中には何十万円
も何百万円も気功の大先生にお金を支払って、その先生に開けてもらったと豪語される気功の達人の
先生方がいらっしゃいますが、これは一生開き続けているというものではなく、シチュエーションにより
開いたり閉じたりしているものですので、このような方が他所の先生のところに行って「閉じてるよ。」と
言われてしまうこともあるわけです。

私はDさんにチャクラの開の状態と閉の状態を確認していただく実習をしました。Dさんはご自身のチャク
ラの変化の状態を確認され、不思議に思われていました。

ところで、今日はミネラルウォーターの波動に関するお話も出ました。一部の方が「ミネラルウォーターの
○○は波動がよくない。」ということをセミナーで語られているというお話をいろんな方々からうかがってい
ますが、私はこれは波動の状態を変えられる人なのか否かで意味が全然違うものになると思っています。
人によってはどれを買って飲んでも波動という意味では大同小異になることさえ起こり得るのです。【注2】

講座の最後のほうではDさんと音楽のお話になっていきました。今、Metisという広島出身の女性アーテ
ィストの『RESPECT!』という曲
がいろんなところでかかっているのをよく耳にするんですが、最近はこの
方の才能と歌唱力が面白いなあと思うなんて言うてしまいました。この夏はこの曲をいろんなところで聴く
ことになりそうです。


【注1】
イメージングが苦手な方、藤子系の画像を動かすのは比較的簡単です。

【注2】
無論、化学上のカルシウムやナトリウムの含有量等、 他の物差しでは銘柄により大きく水の性質が異な
ります。 また、食品や嗜好品の場合、 例えばタバコのHOPE一箱あたりのタール14mgといった含有量
はどう波動を操作しても変わりませんし、食品添加物の含有量も波動操作で変わるものではありません。


2007年7月7日(土)

なんか一昨日の日記の【注2】に書いたタロウの話が一部で妙に盛り上がってしまってるようなんですが、
本当にあほなこと書いて火を点けてしまって申し訳無・・・・・い、いや、そうではなくてタロウといえば、中
葛西にすごく安くて、しかもおいしい料理が出て来る中華料理店があるんですが、その中華料理店の名
前が「中華レストラン太郎」だったよなあなんて思い出してしまいました。

私は「中華レストラン太郎」(中葛西8−23−6マインコート1F)のおすすめセット(577円)が安くてむち
ゃくちゃボリュームがあって、しかもうまいということで、たまーに整体院のビルの駐輪場に置いてる自転
車をこいで食べに行っています。はっきり言って私はこのお店のおすすめセットのファンです。

このセット、日によって何のセットなのかが違います。豚しょうが焼き定食の日であることもあれば、カツ丼
セットが組まれることもあれば、フライ盛り合わせ定食であることもあります。このお店の場合、私は三色
丼ワンタンセットや中華丼ワンタンセットの日が大当たりだと思います。ワンタンの入ったラーメンドンブリ
の隣にカツ丼や中華丼があるのですが、その丼、ラーメンドンブリよりは小さいものの、まずますの大きさ
で、値段が577円でこれは凄いと思わせるものがあります。ラーメンドンブリの中にはラーメンスープとワ
ンタンがいっぱい入っている上、チャーシュー、メンマ、ワカメ、刻みネギまで入っているのです。

そうです。これ、ワンタンじゃなくて中華麺だったらラーメンと一緒なんです。ラーメン定食にしろと思いっき
り思われてます。が、そうしないのが太郎のいいところだと思います。もちろん、ラーメンもおいしいです。
おいしい中華料理店の作った素直なラーメンが食べられます。スープが素直な味なのです。しかし、それ
だけに最近人気が高いしつこい系のラーメンとは遠くかけ離れていますので、ラーメンの食べ歩きを趣味
とする人のウケは良くないと思います。が、素直なおいしさは貴重です。私はいいと思います。太郎のラー
メン。

という訳で、今日自転車こいで食べに行きました。今日は豚しょうが焼きセットの日でした。このお店の豚し
ょうが焼きは定食屋でよく見かけるタイプではなく、中華風に焼かれたしょうが焼きで、あんがからんでて独
特のおいしさがあります。キャベツの千切りにちょっとマヨネーズがついてて、小鉢のおかずが二つもつい
てます。ラーメンスープとごはんはもちろんついてます。それだけにお食事時は大変な人気です。ただ、東
京メトロ東西線葛西駅から徒歩10分以上かかるようなところにあるがゆえ、行列は出来ません。でも、そ
れがいいのです。


2007年7月6日(金)

ウルトラマンメビウスネタで今日も書いて欲しいというご要望をもの凄く感じたんですが、今日は他の話に
しようと思います。3日も続いたらさすがに濃いいですこの話題。

という訳で、1日前の日記の文章に【注2】を加えました。

あっ、そうじゃなかった。ウルトラマン以外の話題ですね。今日の私は「さあ、今日はロッテリアのシェー
キ日和だ。」と思いましたので、ロッテリアに行ってマンゴシェーキ(100円)を買って飲みました。

この辺だけかも知れませんが、ロッテリアのシェーキは通常は210円なのですが、8月31日まで100
円なのだそうです。私はカルピスシェーキが好きなのですが、今回はマンゴシェーキを買ってみました。

ロッテリアのシェーキは安くて、しかも比較的おなかにやさしい感じがあって好きです。夏もいよいよこれ
からが本格的な暑さを迎える時期です。夏バテしないようにしましょう。



2007年7月5日(木)

昨日、ウルトラマンメビウスを偶然(?)YouTubeで観ることになってしまった私は、どんなんかより知りた
くなってしまい、第1話第2話を観てしまいました。

第2話に出て来る怪獣、昔々『帰ってきたウルトラマン』【注1】に出てた時より相当強化されてませんかこ
れ?ハチャメチャに強いですこいつ。


で、第3話の予告で太郎の怪獣が出ると知り、根気が続かんようになって
観るのやめました。
【注2】


私は平成の某巨大ヒーローのシリーズはほとんど観てないのでよく知らないんですが、YAHOOに繋がっ
てたORICON STYLEの仮面ライダーの新作映画がどうとかいう記事を見てるうちに、これまたたまたま
昨日たどり着いてしまった『好きなウルトラマンランキング』なるものを見てますと、なんやこれ平成シリー
ズ絶望的やんみたいな結果でしたので、あんま観なくてもいいかなと最初は思ったんですが、 直木賞作
家の朱川湊人さんが「これの脚本を是非書きたい。」と言われてて実際に脚本を書かれた第32話は気
になりましたんで観てみました。

(観てみて、)この話、第27話で「行け〜、行け〜、ぶっ潰せ〜!」とか言うとった隊員に撃たれたメイツ
星人ビオが感情に走って「地球の大陸の2割をよこせ!」だなんて言い出すんですが、いくらなんでも無
茶苦茶で、しかも私怨が先走りした要求ですなあという違和感を感じずにはいられませんでした。

もうあまりにもぶっ飛んだ要求なので、不謹慎にも私は「大陸が欲しいんか。大陸ならいいのがあるじゃ
ないか。南極大陸とか、南極大陸とか、南極大陸とか、やったらどうだ。」と突っ込んでいました。

この辺の交渉はもっとディベートのシーンとして現実的なものをやっていただきたかったのですが、あまり
難しくしてしまうと子供達がついていけなくなることもあり、難しいところでもあります。(しかし、ウルトラセ
ブンはやってたな。キングジョーの回だったかで。)

しかも、この第32話で斉藤とも子さんが保育園の園長先生役を演じられてたのは、「これ絶対狙ってるだ
ろーw」と思ってしまいました。 なんか昔よくやってた中村雅俊先生の青春ドラマの優等生役以外のこの
方を私はほとんど知らないんですが、 「今も現役の女優さんだったのか。」と失礼なことまで思ってしまい
ました。

斉藤とも子さんですが、薬師丸ひろ子さんや南野陽子さん等の方々と一緒で、萌え萌えの少女時代の
面影を残されたまま、まあ・・・、その・・・、いわゆるお・・・いや、大人の女性になられてます。凄いです。
こんな園長先生に優しく言われて可愛い園児達に優しくされてしまったらメイツ星人ビオも心変わりを起
こしてしまいます。

それはさておき、怪獣ゾアムルチが町を破壊し、ウルトラマンメビウスが必死になって戦ってる最中にこ
の園長先生が嬉しそうにメイツ星人ビオに話しかけるんはなんとかせいと言いたくなりました。園長先生、
この状況で嬉しそうなのは思いっきり浮いています。 よって、ここは斉藤とも子さんではなく、個人的には
藤谷美和子さんに園長先生役を演って欲しかったところです。え、ダメ?


【注1】
このシリーズのウルトラマンは海外では「ウルトラマンジャック」と呼ばれているのだそうですが、日本人
で、しかも昭和の時代にこれを観まくっていたおじさん世代の私にはとても馴染めません。

【注2】
ウルトラマンタロウって、なんかわろてしまう怪獣がやたら出てませんでしたか?帰ってきたウルトラマン
のヤメタランスや、ウルトラマンエースの「中に石橋タカさんが入ってんじゃないか?」と疑ってしまうほど
着ぐるみがごわごわのバイオリン怪獣(名前忘れた)でさえもまあ何とか許容範囲内だった私なのです
が、「さすがにもうこれは駄目だろう。」と思ってしまったのがタロウに出て来たモットクレロンでした。「な
んやこの名前!?」というインパクトもそうなのですが、この怪獣が出た回のタイトルが「怪獣を塩漬けに
しろ!」って、これもういかんわーと思いました。 これはきっと、円谷プロが子供達に馬鹿馬鹿しい怪獣
番組はもうそろそろ卒業しろよというメッセージを送りたかったのに違いありません。 だいたい、「タロウ」
っていう名前って時点でもうダメだもんなあ・・・。(ファンの皆様、ごめんなさい。)


(2007年7月6日(金)に【注2】を追加)


2007年7月4日(水)

雨のおかげで涼しい1日でした。最近の私はカップ焼きそばにはまっています。しかし、なんでもいいわけ
ではないのです。このカップ焼きそば、 選択を誤ってそのまんま食べると食品添加物の影響で食後の体
調が非常に重苦しくなるものもあります。

そんな中で私がチョイスするのは東洋水産の「昔ながらのソース焼そば」です。これは全国区のカップ麺
メーカーのカップ焼きそばの中でも比較的負担が軽いのです。価格も安くてすぐれものです。 「明星一平
ちゃん夜店の焼そば」「サッポロ一番おたふくソース焼そば」「ぺヤングソースやきそば」も比較的軽いの
ですが、私の場合、味の好みの点でセカンドチョイス以下となります。

ところで、YouTubeのガイキングのOP映像を観て終わったらとんでもないのが繋がってましたんで、ちょ
っと観てみました。ウルトラマンメビウス第27話の後半です。

観ていてこれはいかんと思いました。あまりにも人間が身勝手過ぎだからです。「ウルトラマンなら立ちあ
がれ〜!」とか、「お寝んねしてんじゃねえ〜!」とか、「行け、行け、ぶっ潰せ〜っ!!」とか、 「君達、あ
のなあ・・・。」と思いました。しかもゴマダラカミキリ1匹に皆でよってたかって・・・。


2007年7月3日(火)

「ヒーリング雑感のコーナー」を更新しました。


2007年7月2日(月)

一昨日に書いた日記の瞳孔のお話で読者の方からメールをいただき、ちょっと考えさせられましたので、
今日はそのことについて書きます。

龍の憑依ですが、これには程度問題があり、ほとんど周囲の方に気づかれないようなものもあれば、ある
手かざし系新興宗教の教祖(故人)のように通常人にはその姿が見えずともあからさまなものも例として
あります。

波動整体療法等の情報の取り方でよく話題になる物の怪の情報としての龍は、その大部分がほとんど周
囲の方に気づかれないケースです。【注1】

しかし、実はそのようなものばかりではなく、強い憑依による問題を抱えたクライアントにお会いすることも
私は時々あります。波動整体療法の検索による龍の検出は、その大部分が「円満な波動エネルギーの
交流」と称するものだけで解決がつく他愛も無いものです。というか、大部分のこの療法の施術者の方々
がこの程度のケースに遭遇しているのみに留まっています。

しかし、物の怪の一部の龍の憑依で重いものとなりますと、重い身体の病を併発させていたり、周囲の人
が不自然に感じるほど不快な熱感を放っていたり、普通ではない食の嗜好を有するようになったり、精神
性の疾患だと精神科の先生に誤診させるほどの精神異常の状態に憑依者を追い込み苦しめたり、 脳を
乗っ取って自分の意思とは異なる言動を行ったりします。【注2】

ある手かざし宗教の創始者は光龍に憑依され、霊力を得ていましたが、生卵を何個も割って飲むことを好
む食の嗜好や、不快な熱感等の不自然なものも有していたがため、 当時その教祖に会われた元総理大
臣(故・福田赳夫外務大臣(当時))等、部外者からは奇異なる人物と見られていました。ここまで来ますと、
仮にその姿を見ることが出来ない方であったとしても、憑依者の異常に気づきます。

自分の意思とは異なる言動は居丈高でエキセントリックで高慢な雰囲気でなされることが多く、しかもその
内容は「現世人類がこの地上に現れる前の時代は体長5mを超える巨人族がレムリア大陸に生息してい
た。」「イエス・キリストも釈迦も日本で死んだ。」「インドの超古代は核戦争で滅んだ。」等、荒唐無稽であ
ることが多いです。手かざし宗教やキリスト教系の新興宗教の中には龍が演出したものが多く、その説く
内容は規律を重んじてはいますが、高慢で慈愛に欠け、彼等の啓示に基づくその教えを厳守すればする
ほど、逆に人間の尊厳を失わせる方向に誘導されていきます。 そのように現実世界の人間を動かそうと
する意図が彼等にはあるのです。

その例として、こだわってはいけないものにこだわらせて「それを守らないと地獄に落ちる。」等と脅迫する
教えを教義の中に入れたりします。「輸血者は天の国に迎え入れられない。」という強迫観念を植え付け
て輸血の拒否をさせて子供を死なせてしまったり、コーヒー等の嗜好品を合理的な理由無く絶対悪として
飲んではいけないとしたりする教義等はその典型と言えます。実はそれらには合理的な理由は何にも無
く、彼等は現実世界の人間に働きかけて真実とは異なる教えを吹き込み、人間がその教えにこだわるの
を見、そしてほくそ笑んでいるのです。

こうして彼等は憑依した人間の思想信条を束縛し、魂の自由を失わせ、自分達の言うことを聞かせようと
するのです。自由を失った魂は彼等の言うがままの価値観に凝り固まるのです。その結果、憑依された
人がいかに不幸な目に遭おうとも、彼等は 「自分達が憑依した人がどうなろうと我々の知ったことではな
い。」という本音でいるのです。誤った信仰の真に恐ろしい理由がそこにあるのです。

話しておかないといけないことを書いていたら長くなってしまいました。今日はこの話題はこの辺で終わり
にしようかと思います。


そういえば、今日の話をしていませんね。今日の私は週刊少年ジャンプ2007年第31号が出てる頃じゃ
ないかとコンビニに入り、それを手に取ってみました。 今週号の表紙はとある漫画です。 時間があまりあ
りませんでしたので、こち亀だけ見ました。




そのこち亀なんですが、今週は「うわ、演歌やw」という内容だ
ったのに噴きました。


ちょっと前に「うわ、演歌やw」という現象が起きたばかりだというのに、なんというタイミングなのでしょう。
なんと、こち亀に北島三郎さんの『歩』の歌詞が延々と載っていたのです。 小学生読者にこれをどうしろ
と?この漫画、先週は工場見物おたくの話だったんですが、毎度毎度侮れません。


こんな濃いいものを読まされてしまっては、頭の中がド演歌になってしまいます。口直しにプレイヤーズ王
国をいろいろみていたら、今回は別の意味で濃いいのを発見してしまいました。

これです。

『GAIKING / 「ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU」OP』



原曲はサイキックラバーのバリバリのブラスロックで、冒頭のブラス群がもう燃え燃えなんですが、この
アレンジは主旋律がEWI(イーウィ)っぽくて、「T−SQUAREですか?」なんて思ってしまいます。なん
か懐かしいポップな感じがあります。 原曲冒頭の重厚かつ質実剛健なブラスのサウンドは超えられて
ないかというのが残念なのですが、この方向性のまとめ方ならばセンス抜群といった感じでしょうか?
また、「この曲の全曲ってこんなんだったんか!」という新鮮な感じもあります。 クライマックスがほんま
燃える曲です。日本全国のアマチュア吹奏楽団のサックス吹きはEWIも吹いて定期演奏会で是非この
曲やってみようなんて煽りたくなります。


【注1】
それでも龍の場合は瞳孔の縦長の楕円形化が比較的よく見られますので、霊の情報が見えない方は
参考になるかと思います。 ただし、あくまでもそれだけで決め付けるのではなく、有力な参考資料の一
つという捉え方にとどめます。それだけでまっしぐらをしてしまわない冷静さを持って下さい。


【注2】
私は龍、蛇、狐、狸、天狗、その他いろいろと自称する存在が憑依者の脳の言語中枢を使って私に話
をして来たため、彼等と対話を行ったことが何度もあります。その話の内容はケースにより異なります
が、今まで遭遇したケースでは身勝手な論理を振りかざし、自己を正当化して論理矛盾を突いても開
き直り、脅しにかかることが多いです。円満な波動エネルギーの交流がすんなりなされるのは比較的
平易な問題です。大部分が平易ですが、稀にそれだけでは終わらないこともあります。そこからが対
話者の器が問われるところなのです。


(2007年7月4日(水)に文章の一部を訂正)


2007年7月1日(日)

月が改まりました。今日はご期待に添えない話題になってしまいそうですが、書かないといけないものを
感じましたので一昨日の続きを書きます。

そうです。またかいなしつこいなという突っ込みがありそうなミートホープのお話です。私もそう思うんです
が、この事件、いろんな問題を内包してますので私も話題にせざるを得ないのです。

「牛肉ミンチに豚肉等、他のものを混入させて虚偽表示をして安く売っていたのは、消費者が安くしない
と買わないからだ。」と社長がインタビューに答えたのをテレビで観た私は、責任転嫁をする社長がいけ
ないというのもそうなのですが、 粗悪品をただ安いからということで求める姿勢や、そのような姿勢の方
が世の中の多数派を占めるというのも問題があることは否めないとも思ったのでした。

世に「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉があります。羊頭狗肉を実施したミートホープは、いわばその
悪貨を乱発したわけですが、 その偽物を購買する層が多くなればなるほど本物が取り残され、 駆逐さ
れていってしまうのです。

悪質で消費者を欺いているようなものを、ただ安いからという理由で多くの人達が購入してしまう。この
ような姿勢は悪貨を乱発する会社を応援してしまうことになってしまうのです。 悪質なものをただプライ
スダウンという価値観のみで応援するという姿勢をとる消費者が多数派の世の中を作ってしまっては、
アンフェアな会社が良質な会社を駆逐してしまい、産業が健全な維持発展をしていけないということな
のです。

ミートホープの社長を擁護する気は私には全くありませんし、しかるべき責任を取っていただくことが当
然のこととも思いますが、 社長が責任転嫁をした消費者層は賢明なる購買をしないと、アンフェアな会
社を応援する愚を犯すことになってしまうというのは本当のところかとも私はこの事件をみていて思いま
した。

コストを下げることの全てが悪だとは私は申しません。フェアな企業努力でプライスダウンしているとい
うのであれば、それはそれで評価されるべきでしょう。ですが、安いことにもしアンフェアな背景がある
のであれば、その企業は応援してはならないと私は考えます。それは消費者がお金を多く出さなくて
済むといった単純な話だけではなく、 「悪貨は良貨を駆逐する」という風潮を消費者が作っていってし
まう行為でもあるからです。


2007年6月30日(土)

VELOCE某店で抹茶ラテ(220円)を飲みました。ここ最近抹茶がブームだそうです。このVELOCE某
店にはとっても愛想のいい可愛い女性がいます。 心根の優しさと可愛らしさが目からにじみ出ているの
です。会話をはじめ、ほんのわずかな触れ合いですが、こういうのって癒されます。いいなあと思います。

ここで私が言っているのは「美人だから目の造型が綺麗なんじゃないか?」とか「この子の目、なんか萌
え漫画の女の子の目みたいやなあ。有り得ん目をしとる。」とか、 そういうことではないのです。 しかし、
「目は心の窓」とか「目は口ほどにものを言い」とかよくいいます。これらは本当のことだなあと思います。
瞳孔がなんか違うのです。【注1】やはり目という器官は脳が延長し発達したというところがあるがゆえ、
脳に直結しているようなところがあるのだと思います。


【注1】
私が今までに経験した中では、龍に憑依された人の瞳孔は縦に長い楕円形になり、非常に眼光が鋭い
ケースが多いです。


2007年6月29日(金)


梅雨がまだ明けていないというのに最高気温が30℃を超えてしまう暑さです。こうも早くから真夏のよう
な暑さでは、自然界の生物達も大変なのではないかと思ってしまいます。

それはさておき、昨日の日記に書いたミートホープの再建話ですが、早速メールをいただきました。こん
なことを書くのはけしからんと。

これは、そのメールを出された方のご意見なのですが、「三男がミートホープ再建を模索しているのは
保身と創業者一族の金の成る木を手放したくないがためだけのことであり、程度差はあれど関連会社
の焼肉店の社長である長男もまた自分の焼肉店を失いたくないため、 それだけにのみ動いているに
過ぎない。実の親と報道陣の前で長男はあたかも自分が正義の人であるかのようにふるまい、父親
である社長を諌めるかのごとき演出をしていたが、本音の部分では父親を退陣させ、これを機に自分
がその地位に取って代わろうとする本音と虚栄心が見え隠れしている。そんなこともわからないのか。」
とのご意見でした。

私はこの方のように決め付けでものを言うことはしません。真相がどうであれ、決定的な証拠を得、そ
して提示することが出来ない限り、この方のような断定調の発言を不特定多数の方々が閲覧される
場でするなどというのは私には出来ないのです。社長やご子息の方々の本音がどうなのかを決定的
な論拠も無い形でつらつらと書き連ねるというのは、それが真面目な内容であればあるほど、また重
い問題を有していればいるほど、私は軽々しくは扱えないと思うのです。

しかし、これだけは言えますが、社長はもちろん、少なくとも明確な関与をご自身が認められている三
男の恵人専務は経営陣に残るべきではなく、長男の等取締役につきましては、当然不正が行われた
事実をご存知であることは否定出来ないにしても、経営陣としての関与が成されているというのであれ
ば、等取締役も経営陣に残るべきではないと私は考えます。

どうなるかは今後の展開を見ていくしかありませんが、従業員レベルでも工場の虚偽表示の作業に直
接かかわり、しかもその内情を知りながら仕事をしていた従業員は残るべきではないと思います。とな
りますと、管理部門の現状を知らされていない方や営業関係の方が残るのみかも知れません。これで
は会社は事実上回っていきません。厳密に従業員を解雇していったら再建など事実上不可能でしょう。
そういった面でもこの問題は根が深いと言えます。


ミートホープのお話はこのくらいにして、今日の本編いきます。



某所での会話

(注:某所ではBGMによく有線を流していたりしてます。)

M子「阿部さん、今日の有線なんか変でしょ。」

阿部「え?ああ、仕事に集中しててよくわかりませんでしたが、な
   んか変ですね。さっきまで洋楽鳴ってたのに、今はJ−POP
   ですか。」

M子「これね、私が変えてるんじゃないのよ。見て見て、機械が勝
   手にチャンネル変えてるの。うわー、こわっ!阿部さん、見え
   ないお友達連れて来たでしょう。」

阿部「なんですかそれ?しかし、ホントに勝手にチャンネルが変わ
   っている。これ、もう機械がガタ来てるだけじゃないですか?」

M子「そんなことないわよ。これ絶対あなたのお友達の仕業よっ!」


阿部「・・・・・・・・・・。」

(そんなこんなで、今度は『千の風になって』がかかり始めました。)

阿部「うわー、これ絶対ここで流れるわけがない曲やw どしたんや
   今日は。」


M子「阿部さん、これ、今おじさん達の間で流行してる曲よ。阿部さ
   ん、やっぱりお友達がやってんじゃないの?」

阿部「わははははは。んなわけ無いでしょう。」

(有線のチャンネルは更に変わり続け、今度はJAZZになってしまい
ました。)

阿部「まだJAZZやからええけど、そのうち『ラジオ体操第1、よぉぅー
   い!』とか言い出したらどないしよ。」

M子「ロッキーのテーマになったりなんかして。あっ、また変わったわよ。」


阿部「うわ、演歌やw」





2007年6月28日(木)

今日はいろんな会社が株主総会を実施した日だったようです。テレビでもNOVAの報道がなされていま
した。

この株主総会、私もサラリーマン時代は経験しましたが、辛いもんです。いや、なんか事件でも起こして
いる会社とか、 経営不振でどうしようもなくなっている会社とか、表面化していなくてもなんか疑惑の噂
でもちきりになっている会社とか、総会屋に目をつけられてる会社とかいうのでもない限り、株主総会そ
のものは1時間も時間を使わず、すんなり終わる可能性が高いものなんですが、 目に見えない世界の
重さがもう凄いのです。会社側も経営陣糾弾会にならないよう、もう必死なのです。もちろん、普通は糾
弾会にはなりはしないのですが。

そんな株式総会のことはさておき、今日も私は売れ残りの週刊少年ジャンプのことを思い出してしまい
ましたのでコンビニに入り、先に他の週刊誌をぱらぱらやってしまいました。

またミートホープ社の牛ミンチ混入事件のお話で恐縮なのですが、この事件、いろんな週刊誌の記事
を読んでいくうち、相当根が深いものを感じましたので、また書かないといけないと思いました。

ミートホープ社の田中稔社長は顧客への対応を終えた後は社長を退くとのことなのですが、三男の恵
人(よしひと)専務が会社再建を検討中ということを知り、私は従業員のことを考えるなら再建かも知れ
ないが、単純な再建では世間の納得が得られにくいかも知れないとも思いました。

もちろん、何の関与も無い従業員が数としては圧倒的に多く、私は単純な全員の解雇で終わらせるの
は従業員にとって酷なケースもあると思います。が、単純な再建も私には抵抗があります。

この会社の不正をめぐり、今までの経緯を見ておりますと、社長と長男の等取締役とが会議で取っ組
み合いの喧嘩になりかねないほどの対立があったとも週刊誌に書かれており、長男は社長の不正を
行う方針に納得がいかない思いを抱かれていたことがうかがえます。社長は自分の方針に従う三男
を次期社長にと考えていたとのことですが、私は遵法精神を捨てず、社長の不正についても厳しい物
言いをする長男を疎ましく思い、自分の意見に従う三男を重用した社長の舵取りにも問題があると思
いますが、社長と同じく、 関与を認めている三男がそのまま再建の模索をしているという構造はいか
がなものかとも思います。

消費者の納得を得るためには、少なくとも関与をした人物が(再建に至るまでの仕事をするのはとも
かく、)再建後も経営陣に居続けることはあってはならないのではないかと私は思いました。




え、ジャンプのこと書けですって?はい書きます。コンビニに行き、売れ残りの週刊少年ジャンプ2007
年第30号を手に取った私は、ごくせんのあの先生が読切を描かれているのを目にしました。『必殺動
物部』だなんてタイトルです。なんかメンバーがサンバルカンというか、そんなノリです。

この必殺動物部、男2人に女1人という構成の高校の弱小部なんですが、生徒達が知らない仕事を裏
でしているようです。その仕事とは、あの世に行って死んでも死にきれない動物達の思い残しを晴らす
仕事のようです。なんか「GWは、仕事だ!」とか言うとりそうです。実際、自分達のことを「必殺動物仕
事人」と言っています。

で、彼等には龍騎みたいに守護霊獣という動物達がついています。部長の獅子丸めぐる君にはライオ
ンの獅子王、副部長の錦都(にしきみやこ)さんにはニシキヘビの雅、新入部員(なのか?)の馬渕ニ
コ君には新入部員だからかどうか知らんけど、 ほとんど生まれたばかりとしか思えん仔馬のサンコが
ついています。 おい、馬渕君の守護霊獣、この子は仕事の頭数に入れたらいかんだろー。

実際、作者にはサンコで笑わそうとしている意図明確。ヤクザな動物商人達に密室で囲まれて副部長
がやられてピンチって時に、ここは強い奴がブーンとか飛んでやって来て形勢逆転だろー普通というシ
ーンで、 「すいません、すぐ帰りますんで。」とか「もう帰っていいですか。」とか言うてニコ君がうわーん
帰らんといてくれーって必死になって抱き止めてるのに爆笑しとる人多過ぎです。 ですが、この漫画で
一番ウケてるのはたぶん犬の顔耳君ではないかと。この犬、実にいい味出しています。作者の森本梢
子先生の新たな読切がまた読みたいです。

そういえば、スペードの尻尾の女の子の漫画が人気投票を募っていて開票結果を出していました。こ
れをやるようになったら終わりが近いとか思われ・・・、あっ、いや、そんなことは無いでしょうこの漫画
の場合。

そんなことより、この人気投票の順位を見て思ったんですが、なんですかこのモロときめきメモリアル
みたいな順位は。女の子ばっかりが上位に来ています。主人公のはずの結城リト君がようやく5位に
来ています。本当に主人公なのか彼は? もういちいち人気投票なんかやらんでもいいでしょうこれだ
ったらおもろーないと思いました。え、もともとそういう漫画なんですかこれ?

それはともかく、読者は猿山君にもっと入れてやって下さい。日本全国もの凄い数の人が見とるという
のに3票しか入ってませんでした。ザスティンの愛犬ことカジリーヌ13票やリト君の家の庭でキシャー
ッとかいうて鳴いてる巨大植物6票にも負けている彼って・・・。


2007年6月27日(水)

以前から話題にしようか否かと思っておりましたPurple.Cさんのサイト「神秘のお部屋」のお話を今日は
してみたくなりました。

Purple.Cさんは波動感覚の能力をお持ちな方だということはネットの世界では既に有名なのですが、私
はPurple.Cさんの波動の世界の発明や発見にいつも驚かされています。そして、Purple.Cさんは現実
世界と目に見えない世界とに接するにあたり、絶対に必要なバランス感覚を常に失われない方です。

Purple.Cさんがお作りになった波動関係のものの中でも私が特に気に入ったのは「宇宙幻美無想」と書
かれ、オリオン座の大星雲の写真が載った悟りのパワーのページです。身体と肉体よりも微細な情報と
心が心地良く洗われるのが実感出来ます。ヘベレケに疲れた時にこれで救われる方も多いのではないか
と思いました。その意味では癒しパワーのページもいいのですが、悟りのパワーのページはもっと微細で
深いところまで洗ってくれるようなところがあり、まさに悟りに至る身体の微細な情報を調身させ、瞑想に
より生じるリスクを低めてくれる効果が期待出来ます。

パワー体験のページにある写真にも驚きました。紙箱の蓋の裏面と底の面に「無限力源大光源」と書か
れた浄化BOXの写真なのですが、これは本当に平易で、かつ得られる効果が大きい方法です。

文字波動ノウハウのコーナーは私も同意見の箇所と異なる意見の箇所があります。Purple.Cさんのご
意見がまさに該当するケースも多々あると私は思いますが、「神とは人間の作り出した産物である。」と
いうこと、それを全てのケースにおいて100%そうだとしてしまうと、タネもしかけも無い超常的な物理現
象が過去や現在において起きていることへの説明がつかない
といった問題も存在します。

では、かくいう私も説明がつけているのかというとそうではなく、その意味においてはPurple.Cさんのこ
とをとやかく言う資格があるとは言えないのですが、この領域に深く入り込んでいくことが今すぐになされ
なければならないテーマではないとも私には思えます。人間が更に進歩してようやくつかめることも中に
はあると思うからです。


2007年6月26日(火)

ミートホープ社の牛ミンチ豚肉混入事件の件で全国あらゆる箇所にあるブログがこの話題を扱っています。
このサイトからいろんなブログに飛べます。

今回呆れてしまったのはミートホープ社の現社長や現工場長の責任のなすり合いや現社長の「消費者
が安くしないと、半額にしないと買わないから。」という消費者への責任転嫁発言のこともさることながら、
「牛肉100%の表示を行いながら、豚肉を混入させることによる偽装の事実がある。」という告発があり
ながら、それを黙殺して放置してしまった農林水産省北海道農政事務所や北海道庁等の事勿れ主義の
体質についてです。

今回の事件では不正競争防止法違反(虚偽表示)の容疑により警察も捜索を行うことになったようです
が、豚肉他、牛肉以外の肉の混入の他にももっと根が深いものがある感があり、徹底的な究明をお願
いしたいところです。


ミンチ偽装 期限切れ販売の疑いも

 北海道苫小牧市の食肉製造加工会社「ミートホープ」(田中稔社長)の牛肉ミンチ偽装問題
で、道警は24日、同社本社など約10か所を不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで捜索
する。

 捜索対象には、同社製の豚肉などが混入したミンチを使って冷凍の牛肉コロッケを製造して
いた「北海道加ト吉」(赤平市)の工場なども含まれ、道警はコロッケの製造過程の全容解明
を進める。

 問題の牛肉コロッケは、日本生活協同組合連合会(日本生協連、東京都渋谷区)が「加ト吉」
(香川県)に生産を委託、加ト吉の子会社の北海道加ト吉が製造した。ミート社はすでに記者会
見などで、牛肉コロッケの原料のミンチに豚肉などを故意に混入したことを認めているが、道警
は、コロッケの製造過程も含めて捜査を進める必要があると判断。捜索対象に北海道加ト吉の
工場なども加えた。

 牛肉ミンチ偽装以外にミート社は、苫小牧市や千歳市の学校給食用に、ブラジル産鶏肉を国
内産と偽って納入したり、大手鶏肉販売会社の国産鶏肉の袋をコピーし、別の会社から仕入れ
た鶏肉を詰めて販売したりしたとされる。このほか、賞味期限が切れるなどした冷凍食品を格安
で仕入れ、転売していた疑いも浮上している。

2007年6月24日  読売新聞)



しかし、迷惑のつけを払わされるのは常に一般の消費者や関与が一切無い一般の従業員です。(今のま
まだと従業員は全員解雇だそうです。)構造的に年金問題と共通するものを感じます。

年金問題も賞与の一部返上で「これで禊は終わった。」という顔をして、実は何の解決に至る仕事もしない
という政治家や公務員ならばもうそんなのはいらないと言うべきでしょう。 (ただし、責任が無いまともにお
仕事をされている方は除きます。)

こんなことを言うと顰蹙を買いそうですが、極論すれば年金の制度が完全崩壊し、年金が将来1円もいた
だけない事態が仮に発生したとしても生活していける経済力と生活力が無ければやっていけない世の中
になってしまっているということです。「国や地方自治体に過剰に期待するのは絶対にやめるべきである。
特に年金面。」というのが私の予測です。また、「国にお願いするのは強いて挙げれば (厳しい言い方に
なりますが、)治安面において最低限のものをお願いする程度でしょうか? これも将来的には変わると思
いますが。特に公務員は(全員とは言わないまでも)お役所仕事体質を何とかして下さい。」 というのも一
般庶民の皮肉たっぷりの意見としてあるのを最近はよく感じます。

よって、年を取って働けなくなるようになる前に稼ぐか、年を取っても働けるだけの自己管理と健康維持
が絶対不可欠のテーマとなるのです。この国には、高年齢であるというだけで働き口が極端に無くなる
社会構造がありますが、それを変えていかないと新たな問題が噴出することでしょう。

高齢化社会は将来的に年金を完全に崩壊させ、就業人口減とそのくせ高齢勤労者を邪魔者扱いし締め
出している社会構造が社会の閉塞化を招き、日本の国民生産力は著しく下落、格差社会は今でこそ大
きな社会不安を起こしていませんが、将来は9割超の負け組を作り治安は著しく悪化、 そして先進国か
らは脱落するという危機すら招きかねないことになります。

もちろん、この危機を打開する方法が無いわけではありませんが、そのためには欧米の個人主義を誤解
したことにより定着した悪い意味における個人主義を排し、拝金主義のみが信用出来るというさもしい世
の中を是正し、そして、生産力がある者、稼ぐ力がある者、貯えの多い者は刹那的な享楽等の無駄金遣
いではない、社会に真の還元が出来、産業を潤す生きた消費を行うことが必要です。

「信用が出来ない世の中だから蓄財をして吝嗇に徹する。」と言う価値観がお金の「金は天下の回りもの」
と比喩される社会を回す潤滑油の役割を奪っています。

年金問題からお話がかなり横にそれましたのでちょっと戻しますが、現在の閉塞的な状況を打開出来る
か否かは、今、就業者層として認識されている世代と高齢者層に入ったばかりの世代が鍵を握っていま
す。 「信じられるのは金だけだ。」なんて心の中でうそぶく人が多々現れる閉塞的で世知辛くせこい社会
を作って来たことの修正を行うのもこれらの世代のすることです。ですが、そう言う一方で「自分の家族と
財産を守り、将来を明るく出来るか否かの鍵を握るのは結局自分以外の誰でもないのだ。」というのも忘
れてはいけないのです。悲しい現実ですが、現状ではそうだと言わざるを得ません。

肉体よりも微細な情報の交流という意味においては、お金を稼げる人と養われる人の個人主義的分断
化がなされたことが社会の経済的な閉塞を呼んでいるという面があります。 実を申しますと、お金を稼
げる人には養われる人が必要であることが物質次元しか感得出来ない人には見えないのです。(その
逆はわかり易いかも知れませんが。)

エーテル【注1】の次元が感得出来る方ならば、私の言わんとしていることがご理解いただけるかとは思
うのですが、ゲマインシャフトにおける愛の交流が稼げる人を癒し、そして養われる人が稼げる人により
救われているという構造がかつての日本社会にはあったのです。もちろん、エーテルというものの存在
がわかった上ではなく、ゲマインシャフトにおける心情的なものとしてそれが行われていました。しかし、
戦後社会の物質至上主義や拝金主義、そして悪い意味における個人主義や左翼的思想背景による全
ての人間を同一の規格品のようにみる風潮がそれをかなり破壊してしまったのです。

この件についてはまた機会を改めて書く必要があるかも知れないと私は思っていますが、その前に私が
せねばならない仕事もあり、現時点で書けることだけにして今回はこの話題を終わらせようと思います。


【注1】
ここでいうエーテルとは、物理学上の用語のエーテルとは異なるものを指しています。物理学上の用語に
おけるエーテルは現在ではその存在を想定しないこととなっています。


2007年6月25日(月)

昨日のお話の続きで、プレイヤーズ王国のネットサーフィンをしておりましたら、驚きの作品群に出会ってし
まいました。

交響曲第9番『新世界より』より第3楽章(ドヴォルザーク)

行進曲『威風堂々』第1番(エルガー)

この2作、いずれもpapanGさんの作品ですが、リスナーのオススメ度の数字にまずは驚かされます。そして
聴いてみてまた驚きます。


MP3でここまでの音を組めると知り、本当にいい時代になったものだと思います。

また、この2曲があったのにも驚きました。

『交響曲』より第4楽章(矢代秋雄)

『交響的断章』(ネリベル)

矢代秋雄さんの『交響曲』は管弦楽により、ネリベルの『交響的断章』は吹奏楽により演奏されるという違い
はありますが、共にバイタルで豊麗なクライマックスを築く傑作で、聴き応えがあります。パソコンを外部スピ
ーカーに接続されていない方はヘッドホンで聴いてみて下さい。


『ダフニスとクロエ』第二組曲より夜明け(ラヴェル)

これがまた凄い作り込みです。これを聴くと、第二組曲部分だけでよいので全部聴いてみたいと思ってしまい
ます。


いろいろみていて、以前、三枝成章(現、成彰)さんの『OVERTURE 「FIVE RINGS」』という曲についてリンクし
たことがあったのを思い出しました。この曲はMP3で製作をされた方がまだいらっしゃらないようなのですが、
もっと打楽器群の重みが出れば原曲により近くなると思いました上、 残念なことに打ち込み向きではない曲
であると私は思っていました。 しかし、MIDIでここまで肉薄出来ましたというのを今回聴きまして、MIDIの限
界を感じる一方、MIDIでここまでのことが出来る方がいらっしゃるのかという思いがしました。



ところでお話変わって、今日は「ヒーリング雑感のコーナー」も更新しました。ご興味がおありの方はどうぞ。














【おまけ】
『ウルトラセブンの歌』(作曲:冬木透/作詞:東京一)

『マイティジャック』(作曲:富田勲/作詞:清瀬かずほ)


この2曲は燃えますw



ウルトラセブンの歌はともかく、マイティジャックって、以前中野ブロードウェイのお店のBGMで流れてた
のを聴いた時には「おおっ、これがかの幻の円谷プロ作品、マイティジャックの主題歌か。しぶいのー。」
と妙に感動してしまいました。このマイティジャック、ウルトラセブンと違って再放送に恵まれなかったもん
だから知名度低いこと低いこと。私は平成のお江戸でこの曲初めて知ったぞw

しかし、「マイティジャックってウルトラセブンよりも後の特撮番組だったはずなんだけど、エレキギターや
合唱の扱いや富田サウンドの重厚さがかえって時代を感じさせる曲だよなあ。」とも思ったんですが、今
回聴いてみたこれはシブイw特に歌うたってる人達がうま過ぎでまた聴きたくなるサウンド作りに感服。


(【おまけ】は2007年6月26日(火)に追記。)


2007年6月24日(日)

某朝番組の次の次の番組こと『題名のない音楽会21』吹奏楽番組になっていました。登場団体は
阪市音楽団
。この楽団、日本最古の現存するプロの吹奏楽団なのですが、さすがは芸人が多い吹奏楽
です。

指揮をされてた宮川彬良さんは『マツケンサンバU』で有名ですが、吹奏楽との接点は今までは意外に
少なかったとのことでした。 接することになったきっかけは、1997年に大阪で開催された「なみはや国
体」だったそうです。この国体、吹奏楽は主役ではないのですが、結構多くの仕事があります。開催され
るところの地元の中学や高校の吹奏楽部員が演奏するケースが多いです。


2007年6月23日(土)

ネットサーフィンをしていたら、なんかミートホープという会社がズルをやったということが報道されてまし
た。

牛肉に豚肉混入、ミートホープ本社や工場に立ち入り検査

 食肉製造加工会社「ミートホープ」(北海道苫小牧市)が牛肉ミンチに豚肉などを混ぜて出荷
していた問題で、農林水産省は22日、食品の表示について定めた日本農林規格(JAS)法に
基づき、 ミート社の本社や工場、 原料を仕入れてコロッケを製造していた北海道加ト吉など道
内5か所で立ち入り検査を始めた。

 農水省や北海道職員ら約50人が午前11時ごろから、出荷や仕入れの状況などについて、
帳簿や伝票を見ながら調べている。

 一方、赤城農相は22日の閣議後の記者会見で、農水省が昨年2月にミート社の不正に関
する情報提供を受けながら不正を見抜けなかったことについて、 「北海道庁に文書で対応を
要請したことは確認しているが、道との連携のあり方を検証し、改善したい」と述べた。

2007年6月22日12時32分  読売新聞)


この記事を読んだ私は、「これはいかんだろー。」と思ったのは言うまでもありません。

日本農林規格(JAS)法に違反しているという問題もそうなのですが、これは消費者を欺く裏切り行為
です。このようなことを行う企業は信用が失墜してしまうのも当然のことだと言えます。

あっ、そういえば最近モスバーガーのハンバーガーパティがリニューアルして、牛肉100%じゃなくなっ
て牛肉と豚肉の合挽き肉になったんですが、これは全く問題が無いのです。正直に言うてるからです。
法律にも違反していませんし、倫理上もオッケーです。

企業は消費者の信用を裏切ってはいけないのです。ミートホープはモスの正々堂々とし、遵法精神を
堅守する姿勢や、その企業文化から企業としてのあり方を学ばなければなりません。

で、某雑誌に載ったモスバーガーのリニューアルに対する消費者の感想なんですが、「やっぱりモスは
合挽き肉だよねっ!」だの、「ソースがよりおいしくなった。」だの、「口にとろけるバンズがもう最高!」
だの、もう絶賛の嵐です。まさに「やってよかったリニューアル」といった感じです。

これを読んだ私は、反対意見は無かったんでしょうかと思ったんですが、商品開発でよりおいしくなった
んだからいいのかと思い直しました。そんな私はキリンビールのラガーを思い出してました。

合挽き肉のモスバーガー、私も食べましたが、以前よりソースの甘みが強いです。そして、合挽き肉だ
けに豚肉の脂肪分を舌に大変感じます。牛肉だけならこうはなりません。牛肉だけだと、もっとぱさつい
てて脂肪分が希薄な感じです。また、牛肉特有の臭みが強いです。そんなわけで、合挽き肉採用の結
果、肉汁感がこの価格帯では信じられないほど感じられるのはモスの商品開発の勝利と言うべきでし
ょうか。 合挽き肉といい、ソースといい、みずみずしいトマトといい、300円でこれは奇跡の開発です。
いや、おいしかった。

で、最近マクドナルドに行ったんですが、現在トレィに敷かれるシートにやたらでかでかと「マック
のパティはビーフ100%っ!」
って書かれてます。もうほんまに手技療
法業界やヒーリング業界みたいなことすんなって思ったんは私ぐらいかも知れませんが、この業界は
違反してません。正常な競争原理が働いとると思います。うん。


2007年6月21日(木)

60分ヒーリングセッションを実施しました。

本日セッションを受けられた方(以下Dさん、仮イニシャル、女性)は中国地方のご出身で、子供の頃から
AM放送から流れる韓国の放送がお好きで、韓国語を学ばれ、現在では韓国語がペラペラで日本語を話
すより話しよいというほどになられた方です。もちろん、ご先祖も含め、Dさんは日本の方です。これはすご
いことだと思いました。

西日本のAM放送はロシアや中国や韓国の放送がよく入ってきます。私も高松に居た頃はそれを実感し
ましたが、Dさんとは異なり、韓国語がペラペラになるほど語学の勉強にのめり込む情熱は生じませんで
した。私は韓国語のことはほとんどわかりません。

Dさんは中国地方の大学で心理学を専攻されたのですが、現在はそのことではなく、韓国語を生かした
お仕事に就職されています。これはやはり魂が望んだのではないかと思いましたが、「12世紀の高麗
の時代の、かつて百済の領土だった地域にDさんの魂は縁が深くあるのではないでしょうか。 Dさんは
かつての新羅や高句麗のあった地域には比較的惹かれることは無いのではないでしょうか?」と告げる
と、Dさんによりますと、プヨという市がかつての百済の領土のあたりにあり、そこに行った時に白馬川と
いう川や山並みや寺院にもの凄く惹かれたとのことでした。 とにかく港湾都市の海に惹かれるのではな
く、山や川です。

お話が進むうち、Dさんのご主人のお話になっていきました。Dさんとご主人とは年齢差が15歳で、年の
差が大きいカップルでした。15歳の年齢差で一緒になるというのは、魂の絆が相当強いのではないかと
思いましたがやはりそうでした。この年齢差、親子ほど大きくはなく、身近な兄弟よりは大きいという年齢
差で、通常は共通の話題になるものや興味を抱くものが見出し難いのですが、それだけに魂の絆が強い
とそれらの要件を飛び越えることも有り得ます。歴史上の有名人ですと、森鴎外夫妻も14歳の年齢差で
した。


2007年6月20日(水)

「ヒーリング雑感のコーナー」を更新しました。


2007年6月19日(火)

うどんのおたふくに行き、週刊少年ジャンプのバックナンバーを読みました。現在の最新号は第29号だと
思います。

『瞳のカトブレパス』という漫画が新連載されてて、そこに以津真天(いつまで)という名前の妖怪が出てた
のを見た私は、「これどっかで見たことあるぞ。えーと、ああ思い出した。ぬ〜べ〜に出て来たやんか。」と
過去ジャンプに連載されてた別漫画にこの妖怪が出てたのを思い出したのでした。

この妖怪、なんか空飛ぶ鵺(ぬえ)みたいな感じの不気味な姿をしています。どっちかというと仮面ライダー
助けてくれというよりもデビルマン助けてくれと言いたくなるような感じです。 この以津真天、『太平記』にも
出て来るそうです。


以津真天を検索してみると、「人を襲うことはない。」という記述がいたるところで見られます。しかし、この
ジャンプの漫画のこいつは人を食おうとしています。うわあ響鬼さん助けてくれこいつ魔化魍やです。いや
空飛んでるからこういうのは威吹鬼さんのほうがええんかいなとかいらんことが頭の中から次から次へと
出て来そうな漫画です。 なんか主人公の志村時生君が無茶苦茶強い人らしいんで、今後の展開に期待
したいです。志村君にほかの人の名前が出て来んようになる活躍を期待してます。

ところでとある漫画が、現在から魔法で過去の主人公の意識に働きかけて過去をいじくって変えてしまおう
とする話をしているのには驚きました。つい一昨日の日記で、私は「『過去にあった出来事そのものを消すこ
とは出来ません。ですが、過去を冷静に見ることが出来る強い自分になることは出来ます。』 と言うたばっか
りだというのに、この漫画は過去を変えようとしている。ははははは。すごいのー。」と思いました。でもまあ、
これはフィクションですから。バック・トゥ・ザ・フューチャーだって、ドラえもんだってフィクションなんだし、何で
もありだ、まあいいかと思い直しました。


2007年6月18日(月)

午前中少し時間が取れましたので、CDをいろいろ聴いてみました。とはいえ、今日は鑑賞というのではな
く、癒し効果がある演奏か否かをみるサンプルとして、各CDレーベルが出しているサンプルCDを資料とし
て取り出して聴いてみました。こういうのも面白いです。

クラシックのジャンルですと、ある程度同じレーベルのシリーズのCDを購入すると、『音のカタログ』等のタ
イトルがつけられたサンプルCDをもらえることが多いです。私は気がついたらいろんなレーベルのをもらっ
ていました。

今、手元にあるのはドイツグラモフォン、ソニー、フィリップス、テラーク、エラートの5レーベルのサンプルCD
です。特にドイツグラモフォンのプレトニョフの演奏やソニーのワルターの演奏はいい資料だと言えます。 小
澤征爾さんやレヴァインやメータやハイティンクやドラティ等の方々の演奏も再生すると軽い開放的な場が
築かれ、わかりやすいです。マゼールは振るオケと時代によってかなりの差があります。マゼールの場合、
クリーヴランド管弦楽団時代の演奏よりもウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やフランス国立管弦楽団と
の演奏のほうがより優れているものが多いようです。

そのマゼールですが、私はチャイコフスキーの大序曲『1812年』の演奏を最初に聴いたのがマゼール&ウ
ィーン・フィル盤
でした。現在でもこの曲の中では最も聴き映えがするスペクタキュラーな演奏だと思います。

この方はどちらかと言うと、通俗的な曲の演奏のほうが面白いですし、この大序曲『1812年』という曲はただ
生真面目に演奏しても何も面白くない曲です。聴感上のスペクタキュラー度の話はともかく、もっと「開」の度
合いが大きい演奏を求められるというのであれば、小澤征爾指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団盤
ゲルギエフ指揮、サンクトペテルブルク・キーロフ歌劇場管弦楽団盤あたりが候補に上りますが、 合唱が
盛り上がる中、大砲が大爆発し、ウィーン・フィルの弦の音が艶っぽくてもうこの上なく派手で、しかも指揮者
の天才的でダイナミックな閃きがそこここで炸裂するマゼール盤よりは地味かな?とも思います。

マゼール盤は合唱付の演奏で、 この曲の弱点と言える冒頭部のヴィオラとチェロの単調な感じを消すため、
合唱を入れて盛り上げていく手法を導入することにより、この問題を解決しています。ただし、この手法はマ
ゼールのオリジナルによるものではなく、先にカラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団盤が存在
します。

ところで話変わって、これは昨日の日記の続きで恐縮なのですが、書く必要を感じましたので昨日の続きを
書きます。

昨日の電話で、2007年5月20日(日)の日記を読まれたHさんは、私にこのようなことを言われました。

「この書き方だと私が宗教団体で何か悪いことをして、その後ろめたさから脱会し、信者の恨みを買って祈ら
れていると誤解する人が出るかも知れないから訂正して下さい。」とのことでした。

読者の皆様も「何故今頃になって。」といぶかられるかも知れませんが、私もそうでした。 私は 「それは杞憂
であるに過ぎないです。会社を辞める人だって、いろいろな理由で辞めます。定年退職もあれば、前向きな
理由による自己都合退職もあれば、 諭旨解雇もあれば、 懲戒解雇もあるでしょう。 宗教を辞める人だって
悪いことをしたからという人ばかりではない。考え過ぎですよ。」 と答えましたが、Hさんは納得しきれない様
子でした。

Hさんのいろんな意見を聞いているうち、Hさんの新興宗教観と世間の人の新興宗教観にかなりの隔たりが
あると私は思いましたので、厳しい言い方になるかも知れませんが、私は心を鬼にすることにしました。

昨日の日記でHさんに強い調子で物言いをしたお話ですが、これから展開するお話もそうなのです。そして、
口調のみならず、その内容も過激です。でも言うことにしました。

「日本の、『あくまでも自分達は良識派なのだ。』と信じて疑わない層の(もちろん皮肉が混じっています。)
人達の宗教観は、他国の人達とは異なり、『宗教とはいかがわしいもので、特に新興宗教の信仰などとい
うものは馬鹿な人間がやるもの。』という認識でいる方々が日本国内では圧倒的多数を占めます。これは
厳然たる事実なのです。」 ということを私はHさんに電話で言いました。

Hさんはこのようなことを他人から言われるのは初めてだったのでしょうか。意外な思いで聞かれていました。

更に私は、 「例えば、数年前に白装束集団と命名された珍妙な団体が、『タマちゃんを救出するんだ!』 とタ
マちゃん捕獲作戦を展開したり、そこのトップが『近いうちにニビル星が地球に落下して人類が滅びる。』なん
て言っていたりしたことがあったでしょう。 私はそれを聞いて、 『なんてトンデモなことを言っているんだ。 もし
ニビル星なんてのが本当に地球に落ちるんなら、この団体以外のアカデミズムの場でも大騒ぎになるだろが
よ。』と突っ込んでましたよ。タマちゃんのことだって、『鰭脚亜目の動物など個人レベルの飼育設備で飼育出
来る生き物では無い。 かえって死なせるだけだ。やめろ。』と思ってテレビを観ていました。私だけではなく、
多くの方々がこの団体のことを馬鹿馬鹿しい珍妙な団体だと思って観ていたはずです。 しかし、 これは馬鹿
馬鹿しさの内容は異なるかも知れませんが、世の人達は、貴方がかつて信仰をしていた新興宗教のことも、
このカルト宗教団体と大同小異の目で見ているんです。それも、『いかがわしい、胡散臭い新興宗教団体』と
いうニュアンスの目で。それにお気づき下さい。」とまで言いました。

Hさん、これが不本意だというのならば、貴方はまだこの新興宗教に通じる気持ちをお持ちです。お気づきに
なっていただきたいです。


2007年6月17日(日)

2007年5月20日(日)にヒーリングセッションを受けられたHさんと電話で久しぶりにお話ししました。

Hさんはかつてある新興宗教の信仰をされてた方であることは既に説明をさせていただいておりますが、脱会
をされた後、かつての信者仲間(幹部や講師クラスの方だそうです。)から祈りによる想念を受けて苦しまれる
ようになったことで、Hさんから2007年5月20日(日)の日記につき、追記のご依頼があった上、詳述が少々
必要かと思いましたので、今回実施します。【注1】

Hさんによりますと、その元信者仲間達は「あくまでも本人達の意思としては『脱会したら地獄に落ちてしまう
可哀相な人を復帰させて救ってあげよう。』という善意の意図で祈られている。」 とのことで、その宗教ではト
ップの推奨もあって、他の人のためにいろいろ祈るのだそうです。もちろん、その祈りの念はその新興宗教
信者特有の身勝手な論理に基づく生霊となり、Hさんを苦しめることとなります。

私は思いましたが、ここでいう「善意」とは当事者が「善かれと思ってしていることだ。」と信じて疑っていない
だけのことで、実は善意でも何でもなく、 新興宗教信者の、 それも幹部や講師という組織内で権威づけが
なされた人達が時に陥ることが多い一種の高慢な選民意識に基づく思考であるに過ぎません。 よって、そ
の想念は、「善意」と本人達が思っているに過ぎない実は「高慢な選民意識」という低いレベルの想念によ
る生霊となってHさんを苦しめてしまうのです。ここまで来ると「呪い」を行っているのと結果的に大して変わ
りません。

簡単に申しますと、これは、たとえ善かれと思ってしたことであったとしても、「小さな親切が大きなお世話に
なってしまうケースが世の中には存在する。」ということがまるでわかっていない方々が陥りやすい罠なので
す。

その新興宗教は「この宗教だけが神様と繋がった本物の宗教」「当団体の信仰にのみ救いがあり、他に救い
は無い。」と謳っており、しかも脱会した人は、「我が団体からドロップアウトした人で、復帰しなければ地獄に
落ちてしまう可哀相なレベルの低い人」という位置付けなのだそうです。

これを読んでお気づきの方が多いかとは思いますが、ここから脱会した人を何の根拠も無く自分達よりも何
段も下だと見下している高慢な精神が見て取れますし、また、「この宗教だけが本物」「ここにのみ救いがあ
り、他には無い。」という発言はカルト宗教の常套句なのです。このような高慢な精神状態で祈りを実施した
場合、低レベルの身勝手な想念エネルギーによる祈りとなってしまうことは明白です。その結果、(あくまで
も当事者達がですが)善かれと思ってしている行為が迷惑行為となってしまうのです。

Hさんからは「もっと、この元信者仲間達がどういう意図で祈りを行っているのかを書いて欲しい。」というご
依頼をいただき、私も書く必要を感じましたので、今回書くことに致しました。

Hさんは、祈られることで身体の苦痛が発生して苦しみ、精神科の高名な先生のところに行かれました。私
はその先生のお名前をうかがい驚きました。ここにお名前を書くと、かなりの方がご存知な先生です。ご著
書も多く、精神科の世界で最高の権威をお持ちの方です。

しかし、その先生はHさんのお話をほんの数分聞かれ、「ノイローゼ。」と軽く言われてお薬を出されただけ
で終わってしまいました。 完治しなかったのはもちろん、症状の軽減さえ無く、薬は副作用があっただけで
全然効かなかったのです。

Hさんは現代精神医学の最高峰の先生に頼れないことに失望し、今度は精神世界のご著書が多く、講演
や独自の癒しの活動で有名な先生のところに行かれたのでした。しかし、今度はその先生に「2人っきりに
なろう。」と言われ、性的な嫌がらせを受けてしまったのです。Hさんは失望どころではなく、今度は心に深
い傷を負ってしまいました。もちろん、その先生の名前をここに書くことは出来ませんが、 私はその先生の
本を取り寄せ、一読し、その影響力は思いのほか大きいかも知れないと思いました。 特徴として、特に勉
強熱心な女性読者の共感や興味をそそる内容の本が多いのです。(江原啓之先生ではありません。念の
ため。)

Hさんからそのような過去のお話を聞かされた私は、憤りもそうなのですが、同業者(または隣接業者)と
して情けない気持ちになりました。そんな人達ばかりではないことをそれこそ祈りたいのですが、Hさんは
そのような人達ばかりに遭われたのでした。

私は今回の電話で、「過去にあった出来事そのものを消すことは出来ません。ですが、過去を冷静に見る
ことが出来る強い自分になることは出来ます。」とHさんにお伝えしました。 これ、私はいろんなところでテ
ーマとして扱っているんです。その他、Hさんにはわざと嫌われるような強い調子で「その考え方はHさん
がいた宗教の信者の考え方と同じです!」と言ったりしました。Hさんには嫌がられるかも知れませんが、
私はわざと強い調子で言いました。それはHさんの思考回路が変わらなければ本当に脱会したことにな
らないからですし、私はHさんに本当に自由の身になって欲しかったからでした。

Hさんは私から強い調子で言われることに衝撃を受けられ、本当に嫌がられました。しかし、それでも「今
までいろいろ訪ねた中では一番結果が出ている。」 とも言われました。それが無ければ電話でのお話も
続かなかったかも知れません。

嫌われ役を買って出ることが出来る人ほど、誰にでも出来るわけではない難しい仕事をこなせる人ほど、
責任が重くのしかかる仕事をこなせる人ほど、社会的に意義のある仕事をしているということがあります。
嫌われ役というのは、そういうものです。(嫌われ役ではなく、嫌われてるのは話が別です。賢明な方は
違いを見抜かれることかと思いますが。)

Hさんとは厳しい話ばかりしたわけではありませんでした。HさんはSMAPの中居正広さんのファンで、中
居正広さんがテレビ番組でいろんな人からからかわれているのを観ていると辛いというお話になっていき
ました。

中居正広さん(以下、中居君w)はとても優しい人で、 しかも 周囲の、特に先輩のタレントがからかいたく
なる人だというお約束が芸能界内に出来てしまっているような感じがあり、それがゆえにいろんな人が気
兼ねなく中居君にいろいろ不躾なことを言って笑いを取っているような番組が出来やすい傾向にあります。
と、ここまで書いてみて、誰かに似てるような気がしたんですが、そうだ思い出した。なんか今日は無かっ
たんやけど、某朝番組の次の番組のリーダーみたいなところが中居君にはあります。【注2】

で、こういう人って、なかなか辛いという顔をテレビでは見せません。プロ根性がある人です。もちろん、中
居君にだって辛いことはいっぱいあるとは思うんです。それを見せないのはやはりプロ根性です。Hさんは
テレビの中居君を観ていて、そういう中居君が大好きなんだとのことでした。


【注1】
Hさんがこの新興宗教を脱会することを決心された背景として、まず、教えそのものの矛盾点に気づかれ、
また、Hさんの周囲の信者の方々の中には幹部級、講師級の方が多く、 その方々の中には短命であった
方や心や身体の病に苦しまれている方、家庭不和の方、修行をされた結果精神に異常をきたした方が多
かったという事実がありました。 お話をうかがい、それでもHさんが脱会に至るのには時間がかかったとい
うのが私の率直な感想です。


【注2】
ココ第18話の画像最高やと思いましたw


2007年6月15日(金)

きらめきヒーリング講座に関する雑誌の取材のご依頼を1件いただいたのですが、出版社の方とお会いする時
間がうまく取れず、お断りせざるを得なくなってしまいました。申し訳ございません。

私自身、ヒーリング講座のことで雑誌の取材を受けるというのは未体験のことで、出るべきか否かと思うことが
あります。出たら今のペースが急激に守れなくなり、その結果、一部の方に大変なご迷惑をおかけすることに
なるかも知れず、また出ないことには知られずに終わるということもあるわけで、難しいものがあります。


2007年6月12日(火)

マルエツに行き、森永抹茶キャラメルが安売りされているのが目に止まりましたので、一箱買って食べてみま
した。

この抹茶キャラメル、定番商品としてあまりにも有名な森永ミルクキャラメルの変型ともいうべき商品で、京都
の宇治抹茶を100%使用した甘さ抑えめの、どちらかというと大人の嗜好に合わせた味が特徴です。抹茶の
香りがほのかにし、甘過ぎない味はかえって次の1つに手が行ってしまう止まらないおいしさです。

森永ミルクキャラメルは1914年(大正3年)から発売されている森永製菓株式会社の基幹商品【注1】ともい
うべき商品で、ここ近年黒糖と抹茶という新商品が出ることにより、選択の幅が広がったことを嬉しく思います。


【注1】
現在も販売されているミルクキャラメルではなく、単にキャラメルということであれば、森永製菓が初めてキャ
ラメルを発売したのは1899年(明治32年)のことで、もっと歴史があります。森永製菓のサイトの年表によ
りますと、ミルクキャラメルも現在のようにポケット用紙サック入りの箱入り形式になったのが1914年のこと
で、ミルクキャラメルの原型となったキャラメルが、バラ売りで 「ミルクキャラメル」の商品名を得たのは1913
年のことのようです。


2007年6月11日(月)

YOUTUBEを何気にいろいろ観ていたら、『マグマ大○』の英語版が出て来たので驚いてしまいました。タイ
トルは『The Space Giants』という、なんかジャイアントロボみたいな名前に改題されてます。

受験英語ではない英会話の聴力向上のいい素材に・・・・・・ならんか、これは。


























【おまけ】
みんな騙されるな。こいつはガチャピンの成虫だ。


2007年6月10日(日)

きらめきヒーリング講座入門編を開講しました。

本日の受講者の方(以下Sさん、仮イニシャル、女性)は東北地方の某県から来院されました。公立の女子高
校を卒業されたと聞き、「東北地方の公立高校の進学校は女子校や男子校の有名校が多いですよね。」とい
う話になりました。

Sさんは他の女子校を卒業されているのですが、有名どころでは福島県の安積女子高等学校【注1】や宮城
県の仙台第一高等学校(男子校)等の高校が知られています。

香川県出身の私が何故そんなことを知っているのかというと、高校時代に仙台一高からの転校生O君といろ
いろお話が出来たからでした。

O君は大変なイケメンで、しかも全然ズーズー弁ではなく、なんか東京からやって来たんじゃないかというくら
いかっこよかったです。讃岐弁を話さない人と同じクラスになるというカルチャーショックがあり、O君は田舎の
学校には全然似合わんキャラでした。もうジャニーズ事務所に入っても全然おかしくないかっこよさで、しかも
その中でもトップクラスのイケメンになってしまうんじゃないかというくらいイケメンでした。

そんなO君、体育祭や文化祭でもお母さん達や他校の女子生徒達から「むちゃくちゃかっこいい人がいる。」
と話題になっていました。で、なんでか知らんのですけど、私はそのO君と結構深い話をしてたのでした。今
にして思えば。

我が母校にはイケメンが何人かいましたが、やはりジャニ系みたいにみられてて女の子にキャーキャー言わ
れてたA君と、そしてO君と、それから、なんでおるんかがようわからんのやけど、この私は大学受験の模擬
試験を3人組になって受けに行ったのでした。

そうです。私がイケメンだったらイケメン3人組にみられてシブがき隊に勝っとったというのに、私が思いっきり
ギャグにしとるじゃないかというのはまあ置いておいて、この3人で昼食食べに行った時に 「私は今、むちゃく
ちゃおもろい体験をしてるんじゃなかろうか?」と思ってしまったのが今でも鮮明に思い返せます。今思えば
本当にいい思い出です。 その後、O君はH海道大学に、そしてA君はO山大学に進学したのでした。

この話、オチがあります。私が大学4年になって保険会社から就職の内定をもらった時、いろんな国立大学
の内定者と一緒に話をしたんですが、H海道大学の内定者Y君から、「君、O君知ってるだろ。」と言われた
のでした。O君はH海道大学でもブイブイ言わせてたのかと懐かしく、また嬉しく思いました。A君も保険業
界に就職したと知り、もーほんまにおもろいなーと当時は思うてました。 今、私はサラリーマンとは全然違
う人生送ってるけど、みんな元気にしてますか?


・・・・・・・って、よう考えてみたら今日のこと全然書いてないですね。お話を元に戻しましょう。本日の受講者
SさんとはJ−POPの話が少々出ました。Sさんはマッキーこと槇原敬之さんのファンで、マッキーの話にな
っていきました。

マッキーの曲って、なんか気恥ずかしくなるようなことを王子様みたくストレートに歌っていて、「『うわー恥ず
かしい!こんなんよう聴かんわー。』と思ってしまうくせに、 気がついたら何故か自分ちのCD棚にマッキー
のCDがあったりなんかしてるうーなんて人が多かったりしませんか?」だなんて失礼なことを私はSさんに
言ってしまいました。Sさんごめんなさい。

そういう私も、マッキーの『どんなときも。』を最初に聴いた時のインパクトは今でも忘れません。「うわー、この
曲モーツァルトの『ディヴェルティメント へ長調 K.138』そのまんまやんか。」というツッコミを入れてしまった
のです。もちろん、マッキーの作曲が偶然モーツァルトのこの曲に似てしまったんだと思います。ですからこれ
は別にとやかく言うことはないとは思いますが、CHEMISTRYに曲を提供した『約束の場所』の歌詞はどうも
松本零士先生の漫画の台詞のパクリのような気がしてなりません。

いや、マッキーのパクリ疑惑の話をするのが今日の日記のテーマではありませんでした。Sさんごめんなさい。

Sさんの話をせんといけませんよね。Sさんとは少しですが、今封切られてる映画『300』について話をしました。
この映画、ペルシア戦争中のテルモピュライの戦い(紀元前480年)で、アケメネス朝ペルシア軍とギリシャの
スパルタ軍が激突する話なんですが、当時のスパルタ王であったレオニダスと、ペルシア王であったクセルク
セス1世
【注2】の話が「歴史上の人物とつながってみる」のカリキュラムで出ました。Sさんもレオニダスは比較
的わかりやすかったんではないかと思います。

しかしこの映画、スパルタ300対ペルシア100万だなんて、いくらなんでも誇張ではないかと。


【注1】
現在では共学化され、校名も安積黎明高等学校に改名されました。

【注2】
ヘンデルは歌劇『クセルクセス』(またの名を歌劇『セルセ』)を作曲しましたが、このクセルクセスこそ、アケメネ
ス朝ペルシア王クセルクセス1世のことです。 この歌劇は現在では滅多に上演されなくなりましたが、第1幕第
1場で主人公クセルクセスによって歌われるアリア『オンブラ・マイ・フ』だけは現在でもいろんな歌手によって歌
われています。また器楽曲として編曲もされ、いろんな楽器で演奏されてもいます。
(かめかめ日記第23集2005年11月23日(水)の日記でもこの曲の話を扱っています。)


2007年6月8日(金)

ブックオフで750円で叩き売られていたデュリュフレのレクイエムのCDが目に止まりましたので、買って聴き
ました。

今回買ったCDは、スティーヴン・クレオベリー指揮、イギリス室内管弦楽団、ケンブリッジ・キングス・カレッジ
聖歌隊他の演奏によるCDで、カップリングとして有名なフォーレのレクイエム(それも、第2稿であるジョン・ラ
ッター版での演奏である上、なんと「ピエ・イエズ」にボーイソプラノを起用!!実はこのフォーレのレクイエム
併録こそがこの盤のウリなのですが。)も収録されていました。今回はこの件でお話を進めていきます。

実を申しますとこのCD、演奏自体は決してうまくはありません。一般の音楽評論家の先生方の推薦盤として
は決して上位には挙がって来ない演奏です。実際、特に聖歌隊の合唱の粗が目立ち、合唱経験者の方の中
でも特にシビアな方であれば、聖歌隊の歌の発声に余裕が無く、少年の声と成人男声が全く溶け合わないこ
とも気になることかと思います。ただ、メゾ・ソプラノのアン・マレーの歌とトランペット奏者の演奏が絶品なのが
救いです。そんな粗があるCDではあるのですが、癒される盤です。上手下手を超えた要素が音盤に記録され
たことを嬉しく思います。

モーリス・デュリュフレ(1902−1986)は、 20世紀を代表するフランスの作曲家であり、またオルガニスト
です。パリ音楽院でポール・デュカスに作曲を学び、作曲の他、オルガン、和声学、伴奏法、フーガの諸部門
で全て一等賞を得て音楽院を卒業したそうです。とても優秀な学生であったことがうかがえます。

今回のこのCDに収録されているデュリュフレの『レクイエム』Op.9は、1947年に完成した曲で、楽譜出版
社デュランからの委嘱で作曲されたものですが、その楽譜には「父の霊に捧げる」と明記されています。

この『レクイエム』ですが、「入祭唱&キリエ」「オッフェルトリウム」「サンクトゥス」「ピエ・イエズ」「アニュス・デ
イ」「ルクス・エテルナ」「リベラ・メ」「イン・パラディズム」から成っています。「ピエ・イエズ」にソプラノまたはメ
ゾ・ソプラノ独唱、「リベラ・メ」にバス独唱を立てています。構成だけ見ると,、やはりフォーレのレクイエムを連
想してしまいます。にもかかわらず、決してフォーレの焼き直しといった感じはしません。

フォーレのレクイエムは「入祭唱&キリエ」「ピエ・イエズ」「アニュス・デイ」などの曲想がクラシックを聴き慣れ
ない層にもつかみ易く、心を揺さぶる簡素で美しいメロディーに満ち、雰囲気も敬虔な安らぎに満ちているの
に対し、デュリュフレの レクイエムの「入祭唱&キリエ」の冒頭部分は、合唱と伴奏が分裂しているかのよう
な混沌を感じさせるスタートで、トワイライトゾーンに放り込まれた気分になる人も出るかも知れないようなとこ
ろがあります。ですが、私はこの冒頭、フォーレのレクイエムよりも傑作なんじゃないかと思って聴いています。

一部のフォーレファンから許さんと思われることを覚悟で書きますが、「アニュス・デイ」も、私はあまりの美しさ
に葬式で「故人とは何ちゃ関係無いけど、取りあえず会社が行けいうから参列にやって来ました。」という本音
なんぞで参列するお義理族の連中まで泣かせてしまいかねないフォーレのそれよりも、デュリュフレのそれの
ほうが「やるのー。」と思わせるものがあってより惹かれています。グレゴリオ聖歌の旋律と歌唱法をそのまま
用いていることによる古代的な要素と、それを支える近代的和声の不思議なマッチングがこの曲の特徴です。
なるほど、いかにも20世紀です。トワイライトゾーンなわけです。合唱の奥でざわざわ細かく音をメカニックに
刻んでくれるオルガンと、声に艶っぽく絡むトランペットがまたいい味出しています。特にトランペット。


(クレオベリー盤のCDジャケット)





え、デュリュフレのレクイエムの決定盤書いてくれって?管弦楽版(第1稿、第3稿)では演奏技量、癒し要素、
共にこれだというのが私が知る限りまだ出てないのです。私もいろいろ聴いたことがありますが残念です。未
聴ですが、オルガン版(第2稿)で傑作があるといろんなところでよく紹介されてるのがグラ−デン盤です。

この盤を推薦される専門家の先生方の推薦文、まーいろいろと専門的な用語が並んでるんですが、要するに
「うわー、めっちゃ女声合唱が綺麗や。もうこの世のものとは思えん。天国にいるみたいやー。」 なんて書いて
るんです。

こういう誇大広告を読んでしまうと、なんか、夜の繁華街の呼び込みで

「社長、社長、エビちゃん似の可愛い子いますよ!5000円ポッ
キリで飲み放題!!どや?」
みたいなことを吹き込まれ、つい誘われるまま店に行って
みたら、
確かにエビちゃんこと蛭子能収大先生みたいな子がい
上、ウン十万円の請求書が怖いお兄さん方と一緒にやって来たなんてことが無いのを祈り
たいんですが。


まあ、そんなこともあるかも知れませんけど、それはまあとにかく、こんなん読まされたら、もういてもたっても
いられず、是非1回聴いてみたいとか思ってしまうんですが、なかなか機会がありません。

これは音楽評論家の先生にお願いしたいのですが、推薦文の面白さが現物の面
白さを越えてしまわないようお願い致します。

ところで、オルガン版(第2稿)の話に戻りますが、作曲者のデュリュフレは出来るだけ演奏機会が多くなるよう
にという趣旨でオルガン版の第2稿を作り、後に小編成のオーケストラ版である第3稿を出版したことでもわか
るように、この第2稿には不満を感じていたようなのです。その第3稿は作曲者による決定稿で、作曲者自身も
この版を決定稿としたいと述べているのですが、それはあくまでも演奏家の集め易さという点を考慮してのこと
で、 事情が許せばフルオーケストラ版の第1稿で演奏して欲しいと思っていたのではないかとも思われていま
す。(第1稿による作曲者自作自演盤が存在します。)

第3稿使用のクレオベリー盤は個人的には結構気に入ってます。(一般的な意味においてお薦め盤というわけ
にはいかないのが残念ですが。)でもこの聖歌隊、疲れた時に聴くといい人多いかと思います。フォーレのレク
イエムも含めて。


2007年6月7日(木)

昨日の日記で話題にした水の結晶の話が反響を呼んでいます。水の結晶の話につき、私見を述べた私ですが、
もちろん、この意見があるがゆえに全てを否定するという根拠にはなりません。

実際、仕事や私生活において、既存の科学で解明された手法だけでは追いつかず、それだけでは解決がつか
ないといった事例にぶつかることが多いですし、ヒーリング講座やセッションをお受けになった方の中にはタネ
も仕掛けも無い私の発言に驚かれた方がお出になるケースも、お一方やお二方ではありません。

例えば、日記には書いておりませんが、外観からでは全く見抜けない何の変哲も無いアクセサリーに退魔のエ
ネルギー調達の魔術がかけられていることが感じられたため、それを指摘したら、ロッキー・マウンテン・ミステ
リースクールの魔術がかけられているがゆえ、 通常のアクセサリーとは異なり、 浄化のメンテナンスの間隔が
非常に長くて済むというご回答をいただいたこともありましたし、グラウンディングが出来ているか否か受講者
の方ご自身の体感で確認していただくことも、私が受講者の方の身体に触れることなく出来ていることもあった
りします。他にもいろいろ経験しています。私が受講者の方から事前に聞いていない話を私がしたり、受講者の
方のお姿や服装やお持ちのものからではとてもではありませんが推理すら出来ないような話を私がしてしまうこ
ともよくあります。それはケツアルコアトルや双頭の鷲の話等の話だけではありません。他にもいろいろありまし
た。で、最近では2007年5月20日(日)にヒーリングセッションをお受けになったHさんのお話が不思議なことだ
なあと思います。

Hさんはかつてある新興宗教の信者であったことは既に述べさせていただいておりますが、脱会後、かつての信
者仲間から嫌がらせの想念を受けるようになり、それがHさんの周囲ではほとんど呪いに等しい怪現象を起こし、
Hさんご自身の身体の調子もおかしくされてしまい、Hさんは仕事が全く出来ない状態に追い込まれてしまったこ
とを以前書かせていただいたことがありました。

Hさんはセッションを受けられた直後は身体が楽だったのですが、ご自宅に帰ると駄目になってしまったのでした。
そのため、Hさんから電話がかかって来ました。私は電話で、「その宗教に関するものを全て捨てて下さい。」 と
言いました。 その時は「脱会した時に全部処分しました。」とのことだったのですが、 私はその電話の時点で「ま
だいろいろあるのではないか。」という感じがもの凄くしたのでした。

その後、Hさんからお電話がありました。Hさんがご自宅の大掃除と整理をされた時、例の悪臭がするところにい
ろんなものがうず高く積まれた下に隠れた形で、その新興宗教の会報誌の類やお経の類、そして会費納入関係
の書類がざくざくと出て来たとのことでした。これではただ単に脱会したというだけのことで、完全に縁を切った状
態だとはとても言えません。 Hさんによりますと、「まだあると思います。」とのことで、 「全てのものの処分を済ま
せることがまずは必要です。」と私はお話しさせていただきました。

Hさんについてですが、その新興宗教関係のものを全て処分することのみならず、そのことを日常生活上の意識
に上らせないような日々を送ることも必要です。かつて誤った信仰を持った経験がある新興宗教やカルト宗教の
脱会者は、その過去を意識に上らせることをついしてしまうのですが、それは逆効果です。脱会しただけでは足
りないのです。 脱会後のこだわりは何も無い人と比較して負のつながりをその新興宗教やカルト宗教との間に
作ってしまうのです。(通常の信者の場合は「信じている」という正のつながりの影響があります。)これは全くつ
ながりが無い関係よりもまずい状態なのです。それが想念のつけ込みを作ってしまうのです。

例えば私の場合、Hさんとは異なり、その宗教を信じていたという過去がありません。ですから正の関係も負の
関係も無いわけです。これだと呪いがかかりにくいのです。しかし、Hさんは負の方向性で、ある意味「受け入
れてしまっている」のです。この状態ですと呪いがかかりやすいのです。かかりにくくするためには日々を充実
したものにし、その新興宗教へのこだわりをいかなる意味においても無くしてしまうことです。 それは決して不
可能なことではありません。人間、猿岩石のことだって忘却の彼方に埋没出来るのです。やれば出来ます。そ
のためには何かに集中して忙しくする練習をすることも有効です。

人によるかも知れませんが、人間、暇だといろいろ妄想に耽ったりします。そんな時、過去において気に入らな
かったことや恨みに思ったこと、そして過去の負の経験に関することを想念で反芻してしまう人が時にいたりし
ます。その性癖は他を破壊し、そして自分自身を破壊します。

そのような方には「精神的に捨てる」(ここで「捨てる」というのは、単に「ものを捨てる」という意味ではありませ
んが、いらんものをどんどん捨てることも有効です。もっとも、ここでいう「捨てる」の意味とは異なりますが。)と
いうことを行う鍛錬や、妄念にとらわれないエクササイズの実施が有効です。 (誤解を避けるため、方法は書き
ませんが。)

何故それらが有効なのかと申しますと、気に入らなかったこと、恨みに思ったことの大部分は、突き詰めて考
ていけば、そう思った理由がくだらなかったりするからなのです。実を申しますと人間、「これだけは譲れない」
ということはそうそう無かったりするのです。特に自分のことについてはそうです。そういえば、週刊少年ジャン
プの漫画のヒーローどもは「これだけは譲れない」という領域のことはほんまに譲らんけど、それ以外のことに
ついてはほんまに馬鹿みたいなキャラが多いんですが、いや、そんな話ではなかった。「人間、『これだけは譲
れない』なんてことは実はそうそうあるものでは無い。」それがわかれば大抵のことには怒らなくなりますし、恨
みに思うことも無くなります。 それらが起こるのは結局のところ、自己保身の気持ちが強い人の自己愛の延長
が成せる技なのです。



2007年6月6日(水)

昨日の日記に水の結晶の話を書いた件でメールをいただきました。そのメールは、私がこのような意見でいる
ことが意外だとのご主旨でした。

私は波動云々のお話を全て肯定的にみているとは限りませんし、また逆に全てについて頭ごなしの否定をして
いるわけでも無いのですが、この水の結晶のお話は否定的にみています。【注1】

確かに、江本勝さんが出された水の結晶の写真集の写真自体は本物です。しかし、結晶の形が言葉に影響さ
れるという主張は科学的な意見だとは言い難いのです。言葉はもちろん、音楽にも影響されません。 江本勝さ
んは「科学的には、まだ証明されていない。」というスタンスでいらっしゃるのですが、水の結晶の形は温度と過
飽和度によって決まることが中谷宇吉郎博士による人工雪の実験で既に示されており、 科学的には完全に否
定されていることなのです。

それでも、水が生物であるというのなら、まだ科学的な研究の余地があるかも知れません。しかし、水は感覚
器官も頭脳も神経も持たないただの 「H0」 という2つの元素によって構成された物体に過ぎないものですの
で、言葉の意味に反応して温度と過飽和度の条件を越えてまで形を変えてしまうことは有り得ないのです。

私は水の結晶についてはこのような結論ですが、これが生物となると、水と同じスタンスで捉えてはいけない
という意見でおります。

しかし、「生物」と一言で申しましても範囲が広過ぎます。この地球上には様々な生物が生息し、その生物が
感知出来る世界もその種により様々なものであることでしょう。それゆえ、一様に同じだとは断言出来ません
が、少なくとも感知する能力があることはもちろん、その言語や音楽の意味やニュアンスを理解出来る情報
処理能力を有する生物については、言語や音楽の影響を受けることが有り得るのはむしろ当然のことでしょ
う。

しかし、それは波動が理由なのではなく、その言語や音楽がどのような内容を有していて、それがどのような
シチュエーションや意図で発せられたのかということと、 それを感知する側がどのような感性でそれを受け取
り、情報処理をしているかによってその影響の結果が決まるのは言うまでもないことです。 例えば、(決して
行ってはいけませんが、)ペットに何度も虐待の意図で暴力を振るい、そして罵声を投げかけ続けていたとし
たら、 そのペットがなつかずにひねくれてしまったり、 極度に飼い主を怖がったりするようになるのは当然の
ことだと言えます。


【注1】
ご一読をお薦めしたいサイトとして、学習院大学理学部物理学科教授の田崎晴明先生の「『水からの伝言』を
信じないでください」
というサイトがあります。


2007年6月5日(火)

今日は久しぶりにドヴォルザークの交響曲第8番ト長調が聴きたくなりましたので、ジョージ・セル指揮、クリ−
ヴランド管弦楽団の演奏のCD
(EMI盤)を取り出して聴きました。

ドヴォルザークの曲というと、交響曲第9番『新世界より』や、チェロ協奏曲や、スラヴ舞曲ばかりが話題になる
感があるのがどうもなんだかなあと思うことが私にはあります。他にもたくさんいい曲があるのにと思うのです。
え、ユーモレスク?あれもいい曲ですね。

という訳で、今回は交響曲第8番を聴きました。この曲、特に第3楽章のメロディーの弦楽器の流れるような美
しさが第9番とは異なる魅力を有しているのですが、セル盤はここを本当にさらりと清潔に演奏してて曲の魅
力に惹き込まれます。二流の指揮者ならばゆっくりとしたテンポでカンタービレをかけ過ぎて曲を破壊してしま
う危険がこの曲にはあり、また、実際それで失敗している演奏も時々見られるのですが、セル盤やブルーノ・
ワルター指揮、コロンビア交響楽団盤
はそのようなことがなく、安心して聴けます。そもそも、第3楽章の作曲
者の指定はアレグロなのです。

ジョージ・セル指揮、クリ−ヴランド管弦楽団のCDは、その大部分がソニーレーベルから出ていますが、製
作はCBSマスターワークスではなく、サブレーベルのエピックによるもので、同じソニーレーベルのワルター
盤やバーンスタイン盤の1950年代〜1960年代のものと比較してみて、その音質はかなり聴き劣りがす
るのが残念です。演奏は決して粗悪なものではなく、極めて優れたものであるだけに余計そう思います。確
かに、20世紀前半に主に活躍した19世紀生まれの巨匠の多くがステレオ盤を遺せなかったことを思えば、
ステレオ盤が多く存在するジョージ・セルはまだ恵まれていたのかも知れませんが、それでも残念なものが
あります。

しかし、このドヴォルザークの交響曲第8番のCDはEMIによる製作で、当時のクリ−ヴランド管弦楽団の
音が倍音豊かに再生されることが嬉しいです。セル&クリ−ヴランド管弦楽団の過小評価はこの盤が残
ったことにより変わることかとも思います。これはセルの遺した演奏を知るのにまず聴いてみたいCDであ
ると言えます。

ところで、音楽のお話はこのくらいにして、いつもならば観る時間がなかなか取れないYOUTUBEを今日は
ちょっといろいろ観ていました。それらの中に、観ていて驚いてしまったのがありました。

これ、ラストシーン渋過ぎです。そこに至るまでのストーリーは私は「うーん・・・・仮面ライダーが恋をかけて戦
うかふつー・・・・・・。」と否定的な意味で唸ってしまったんですが、というか、江本勝さんが制作スタッフに入ら
れてるんじゃないかなんて思ってしまう最初のシーンが気になります。私は、この水の結晶の話をこの映画に、
それもアカデミックな雰囲気で入れてしまったことには抵抗があります。しかし、それはともかく、2号が負け宣
言した後のラストシーンの1号が渋過ぎですので、そこのシーンとISSAのEDの歌だけ5つ星です。ほかのシ
ーンには星をつけないでおきます。

優しい男の1号のストイックな寂寥感がラストで出たのはよかったんですが、伊達男の2号の明るさがこの映画
では十分に出なかったのがとても惜しいです。病弱で自殺を考えていたウエンツ瑛士と、そのガールフレンドが
ショッカーの悪魔の囁きによって改造人間になる過程も、もっと深く掘り下げて描いて欲しかったです。この映画
は90分の尺ではなく、100分から120分位の尺で練り直したほうがよかったんではというのが率直な感想です。
時間制限からライダーのラブストーリーと割り切ったのかも知れませんが、仮面ライダー同士がヒロインを振り向
かせるための恋の競争をするというのも私はやめて欲しかったなあという気持ちです。 そもそも、本郷猛や一文
字隼人がライダーガールズに萌えていたという記憶がおじさんには無いのです。


2007年6月4日(月)

昼から整体院で雑務をしました。雑務を終わらせた後はしばらくネットサーフィンで調べものをしていました。

夜になり、夕食を食べようと外出しました。自転車に乗り、中葛西方面に行きました。夜21時から翌日の午
前3時までの変則的な営業で知られる中葛西の隠れた名店「シチューの店 ながしま」(中葛西3−2−6)
に行き、ほうれん草のおひたしとカレーライスを注文しました。

このお店、外観はモロ大衆食堂で、「シチューの店」とお店のひさしにもし書かれてなかったとしたら、フレン
チ出身のただものではないマスターのシチュー専門店だとは誰も思わないかも知れません。 むしろ個人営
業の古ぼけたラーメン屋の外観に近いです。

外観だけはそうなのかと思い、サッシのような引き戸をガラリと開けて中に入ると、中もモロ大衆食堂です。
カウンターと小上がりがあるレイアウトはフレンチじゃないだろこれです。もう、反射的に「トンカツ定食」って
言って座りそうになります。

しかも漫画単行本がいっぱい置かれています。それになんかオーストラリアの写真やラグビーの写真が壁
にいっぱい貼られています。どうやらここのマスターはラガーマンのようです。ラガーマンなのかどうか質問
してみたら、「昔は。」と一言だけお答えをいただきました。職人魂ここに炸裂といった感じです。

このお店、デミグラス風ではないフレンチのラグー・ド・ブフ風のビーフシチューがむちゃくちゃうまいと定評の
お店で、シチューだけで何十年も営業出来てるんじゃないかというくらい濃いい大衆食堂なのですが、 ビー
フシチューの「1,300円」という、皆の者ひかえおろうなお値段を見てしまった私は未食です。で、いつか食
べようと思うももうウン年の記録更新中です。

そんなながしまですが、カレーライスは550円です。お金の持ち合わせが少ない人も安心して入れます。あ、
いや、ここはもともと大衆食堂だったじゃないか。それはともかくこのカレーライス、ここでしか食べられないで
あろうお味です。この複雑な味はシーフードのような、いやチキンカレーと言っていいのだろうか、いや、何が
入ってんだろこれという闇鍋みたいなインパクトがあります。もちろんこれは専門店の味ではなく、かといって
大衆食堂や家庭料理風の味でもありません。どのくらい凄いかというと、標準の味を確かめるために翌日
レーハウス
CoCo壱番屋に行ったことがあるくらい、ここのカレーライスは凄いです。え、褒めてないって?文
章変えようかな。いや、でもここのはほんま一度は食べてみて下さい。


2007年6月3日(日)

ブックオフで『楽しい鉱物図鑑』(堀秀道著/草思社)という図鑑を見つけ、105円で買いました。

この図鑑の定価は3,900円です。鉱物標本のグラビア写真が多く、滑石を大量に使用した上質な西洋
紙で出来ている本書が古書とはいえ、 わずか105円だというのは、 本当にこれでいいのだろうかと思っ
てしまうディスカウントぶりです。それはともかく、仮に新書価格のままであったとしても、定価を上回る情
報がこの図鑑の中にあると思います。タイトルだけ見ると子供向けではないかと誤解されそうですが、 中
を開いてみるとさにあらず。もちろんお薦めの図鑑です。

ところで、お話変わって誠に恐縮ですが、2007年5月27日(日)の日記で夭折した作曲家ハンス・ロット
の話を書いた件について一部の読者の方に誤解が発生しているようですので、今日はこの件につき説明
を致します。

私がハンス・ロットについてこの日記に書いた日がZARDの坂井泉水さんの命日となったことを、私はこ
の日記を書いた後の2007年5月28日(月)にテレビの報道によって知り、また、読者の方のメールをい
ろいろ拝読していくうち、私は2007年5月27日(日)の日記の全文、特に最後のお笑いの箇所を削除し
ようかと相当迷ったのですが、結局削除をせずに全文を残すことに致しました。

日記を書いた時点では、私は坂井泉水さんがお亡くなりになったという報道をまだ見ておらず、ハンス・ロ
ットの話やお笑いの話を取り上げたのは全くの偶然であったこと、ご容赦宜しくお願い申し上げます。

最後に、坂井泉水さんのご冥福をお祈り申し上げます。


2007年6月2日(土)

先日の日記(2007年5月28日(月)の日記)に関するご質問をメールでいただきましたので、この場にて
回答を致します。

まず、この日の日記の一文、「ヒーリング講座の図形は私が書いてもそんなに効果が感じられないのに、
先生が書くとなんで効果があるんですか?電話や対面で先生と話をしてる時は私は心霊現象に苦しまな
いのは何故ですか?私は先生が出来るようなことが出来るようになりたいです。教えて下さい。」というH
さんのご質問の表記につき、私の書く時の配慮が足りなかったせいで一部の方に「図形は効果が全く無
い。」という誤解を生じさせることとなったこと、お詫び申し上げます。

図形ですが、書く人により効果にかなりの差があることは確かのようです。しかし、最低限の効果はいか
に効果が薄いケースであったとしても存在します。効果が無いわけではないのです。

書く時の秘訣ですが、私が講座の時に書いたスピードがまずは必要であり、また、うろ覚えで書かれる方
も多く、それが効果の差に繋がっているケースも多々あります。私が見ていて、「これでは十分な効果が
期待出来ない。」という書き方をされているケースもかなり多いのです。多くのケースにおいて書くスピード
が遅過ぎます。これは真言密教の僧が剣印で九字を切るスピード、陰陽師がペンタグラム(五芒星)を書
くスピードをご覧になったことがある方ならば納得していただけることかと思います。

また、敏感な方の中には、この図形の効果を更に引き出せる書き方に気づかれた方がいらっしゃること
かとも思います。講座では話しませんでしたが、私はこれを厳密に言うと立体的に書いています。平面
だけの世界ではないのです。(もちろん、平面でもある程度の効果は出せますが。)

そして、これは1日で出来る話とは限らず、講座でもお話しすることは無いのですが、この図形の効果を
最大限引き出せる人は「自他一如」の実現を済ませた人であり、近代以降の人類の思考を個々の存在
として縛り付けたデカルトの「我思う故に我あり」の世界観の心境から解放された心境を得られた人です。
そのためには一日の講座で行えることには限界があり、個人差はありますが、そのためのエクササイズ
に日数を要するというのが私の見解です。方法論は公開しようか否か迷っていますが、今は独習による
弊害や文書表現の限界から来る誤解を避けるため、文書による公開はしないほうがよいのではないか
という判断です。



2007年6月1日(金)

6月に入って最初の日記です。今月から予定表を作成し、きらめきヒーリング講座とヒーリングセッションに
つき、平日の実施を一部開放することに致しました。平日の受講を希望されている方は、予定表をご覧に
なっていただけましたら幸いです。今まで平日を制限せざるを得ない日が続きましたこと、大変申し訳ござ
いませんでした。


2007年5月30日(水)

某所での会話

(実は、この前に長い長い音楽話があるのですが、省略。)

タムタム「そういえば阿部さんってEXILEが好きでしたよね。」

阿部「よう覚えとるね。最近はAqua Timezも好きやぞ。」

タムタム「阿部さん、僕等身大なら好きですよ。しかし、阿部
     さんからAqua Timezが出るのは意外です。」

阿部「意外か?私はアーティストの年代とかジャンルとか一
   切こだわらないからな。」

タムタム「それは僕の台詞ですよ。僕なんか高校時代は洋楽
     の凄く古いのよく聴いてましたから。」

阿部「どんなん聴いてたん?」

タムタム「ビリー・ジョエルに、カーペンターズに、サイモンと
     ガーファンクルに、ビートルズに・・・。」

阿部「それ古いいうどころのもんと違うぞ。もう40年も前のも
   あるやんか。」

タムタム「あははははは。んなもんだから、大学入学した時、
     カラオケボックスで何にも歌えなかったです。」

阿部「うわー、わかる曲が無い。
『若者たち』歌うてかま
  んですか
って言わんといかんが。」

タムタム「阿部さん、それ危険過ぎるw」

阿部「君のことやんか。で、今は歌える曲あるん?」

タムタム「ありますよー。
『君の〜ゆく〜道わぁ〜♪』」

阿部「あははははは。」

(ここでM子となかちゃんが外から帰って来る。音楽話が続くも
 中略。)

阿部「そういえばタムタム、君、
『大槻ケンヂ』って知ってる?」

なかちゃん「うわっ、やべっ!」
      (と言いながら顔がにやけている。)

M子「私、知らないわよ。」
    (と言うも、顔が何か嬉しそうである。)

タムタム「誰ですかそれ?僕J−POPあんまり知りませんよ。」

(タムタムのJ−POP知らない発言にM子となか
ちゃん大爆笑。)


阿部「んじゃあ、
『筋肉少女帯』って聞いたことある?」

タムタム「なんですか、その萌え漫画のタイトルみたいな名前?」

阿部「君の頭の中に今何があるんか凄い気になるけど、まあい
   いか。ちなみに筋肉少女帯のタイという字は軍隊の『隊』じ
   ゃなくて『帯(おび)』という字を書くそ。」

タムタム「いやー、知らないです。なんなんですか、それ?」

なかちゃん「年代はB’zやX−JAPANやチェッカーズと近い。
       一時代を築いたグルーブ。大槻ケンヂはそこにい
       た人。」

阿部「それ凄い説明やw・・・・・・一緒にしてかまんのだろうか?」

M子「もー阿部さんw」
  (ほんまに嬉しそう。)

タムタム「『おおつきけんじ』って漢字でどう書くんですか?
     ネットで検索してみます。」

(阿部、どう書くかをタムタムに教える。一部漢字じゃないじゃ
ないか。)

タムタム「で、この人どんな曲歌ってたんですか?」

阿部「そりゃー、もう
『元祖高木ブ−伝説』やろ。」

なかちゃん「阿部さん、それ最初に言いますかw」

阿部「いや、でもこの曲しかないやろー。一般人への説明い
   うたら。」

なかちゃん「でもそれ、『俺は高木ブ−だああああーっ!!』
       って叫んでるだけの曲ですよ。」

阿部「これな、恐ろしいことに
カラオケが存在するんやぞ。」



2007年5月29日(火)

昨日の日記の続きになって恐縮ですが、Hさんとの電話での対話でHさんから「こんなことを書いて欲しい。」
というご要望をいくつかいただき、それらの中にはすぐに書くには深遠過ぎるものや、個人で扱うには問題が
大き過ぎるもの、そして読者の皆様に誤解を発生させないように書いていくことが極めて難しいもの(例えば、
2007年5月20日(日)の日記で「それらの方法が何故危険なのかというと・・・。」として最後まで書かなか
った箇所などはそうです。)が多く、それらの中でどれを書こうかと迷いましたが、結局、今回は比較的Hさん
からのご依頼をいただいた中では、最も平易に書けるテーマであろうと思われる某朝番組のシリーズのこと
を少々書こうかと思います。

私がよく話題にする某朝番組が気になったのか何か理由はともかく、Hさんは先日アギトのDVDを借りてご
覧になったのだそうです。ここで「いきなりアギトかよ。」とか思わんといて下さい。一番イケメン路線が騒が
れてた頃のものです。あ、言っちゃった。で、第1話で怪人が謎の一家連続殺人を犯し、 しかも遺体がまる
でモズのはやにえのように木に逆さ吊りになって上げられていたのをご覧になったHさんは,、 「仮面ライダ
ーは、例えば戦隊ものと違って怪人が猟奇殺人をやって怖い。画面も戦隊ものより暗くて怪奇色が強い。」
という感想を持たれました。そこで私が何故アギトや555のシリーズの話をほとんどサイトに書かないのか
といった話になっていきました。

お気づきの方はやはり多いかと思いますが、私は某朝番組の話をシリーズによって多くすることもあれば極端
に少ない頻度で止めていることもあったりします。某朝番組のシリーズは毎年色を極端に変えるのがもはやお
約束になっており、それらの中でもアギトや555の話題が極端に少ない一番の理由ですが、私はアギトを観
ておりませんので・・・・・・・・というのは冗談で、アギトと555は他のシリーズと比較して、怪奇色が強かったり、
一家惨殺がどうだの、 人間が殺されて灰化するだのといったシーンが子供番組で扱うシーンとしてはどぎつ
かったりして私には抵抗があったからです。特に555のオルフェノクは新種の人類 (実は新種とはとても言い
難く、生物としては大変な欠陥を有する怪物であったというのが真相なのですが、)という設定であり、姿や並
外れた能力はともかく、どうしてもホモ・サピエンスの延長で視聴者が観てしまう要素があります。

元通常人であった者が仲間を増やすために「使徒再生」という名の殺人を行い、それでゾンビのように生き返
り怪物化に成功した者がオルフェノクの仲間になっていくという、ほとんど吸血鬼ドラキュラに近い手法を子供
番組として扱い、それを子供達が観るということに私は抵抗がありました。

「表現の自由はどうした。」「かめ吉は生ぬるい。」という批判があることは百も承知で書くのですが、やはり子
供達には過剰に怪奇色が強いシーンや怪人や(オルフェノクの類を含み、)人間が人間をおぞましい殺し方で
殺すシーンを見せることによる問題が大きいと私は思います。特に555はカブトのようなタイプの馬鹿馬鹿し
い笑いが少なく、主人公のたっくんも剣の剣崎君のような明るさや響鬼のヒビキさんのようなとぼけた感じが
あるわけでもなかったのが私には辛かったです。 いや、製作意図はわかるんですけどね。 (たっくんが「戦う
ことが罪なら俺がその罪を背負う。」と決意して変身する第17話の後半は人気があるようですが。)

なお、今回、Hさんは平成のシリーズで「原作:石ノ森章太郎」というのをそのままの意味で受け止められて
いたことが対話しているうちにわかりましたので、私は平成のシリーズは原作者が既に故人であり、「原作
者」というのは事実上名前貸しの状態で、原作を実際に行ったのは別の方々(主にプロデューサーや脚本
家の方々)であることを説明しました。案外、そのような誤解は多いかも知れません。



2007年5月28日(月)

先週の話で恐縮ですが、R県(仮イニシャル)のG市(仮イニシャル)の某所(おもろい喫茶店の類とでも思って下
さい。)に行き、そこで2007年5月20日(日)にヒーリングセッションを受けられたHさん(仮イニシャル、女性)と
いろいろお話をして参りました。

Hさんは新興宗教の信者だった時期があった方であることは既にこの日記で説明させていただいておりますが、
精神世界関係のお話にやはり造詣が深いお方で、しかも勉強熱心な方でした。今、時間とお金の余裕があれ
ば勉強がしたいとおっしゃる方です。

また、Hさんはプロ活動をされていた時代もあるほど占い、特に占星術に造詣が深く、過去、占いをされてた方
の中で霊感占いと称される先生のところには何十人と行かれたとのことでした。しかし、いずれもピンと来ること
を言われず、今回のヒーリングセッションで初めて「ええっ!?」と思われたとのことでした。実は、私はHさんが
双頭の鷲に非常に惹かれていることを聞かされる前にコンスタンティノープルや東ローマ帝国の話をしたのです。

そんなこんなで話が進むうち、Hさんがなんか面白いものをお持ちなので、そのお話になっていきました。その
面白いものとはソリッド・アライアンスのおばけ探知機(通称「ばけたん」)です。

説明書によりますと、「おばけがいそうな場所で、本体にあるボタンを押すと、『ばけたん』が空間のノイズを拾っ
て、異常な状態をサーチ!サーチしている間はピッと8色に光ります。サーチが終わると「赤→黄色→緑→青緑
→青」の5色の光が点滅。赤が表示されたら、あなたの近くにおばけがいる証拠。逆に青が表示されたらその
場はとても澄み切っていて快適な状態です。」とのことだそうです。

Hさんがご自宅で異常現象が起きた時にこの探知機のボタンを押すとランプが赤くなり、この赤い色はいろんな
ユーザーや製作関係者さんによると滅多に出ないんだそうです。私が持つと青い色になります。面白いです。

その後、私はG市の商店街に気になるラーメン屋さんを発見してましたんで、Hさんに「あっこに行きたいです。
一緒に行きませんか?」と言ったんですが、行かせてもらえませんでした。それはまあいいとして・・・。

実は今日、そのHさんから電話をいただきました。「ヒーリング講座の図形は私が書いてもそんなに効果が感じ
られないのに、先生が書くとなんで効果があるんですか?電話や対面で先生と話をしてる時は私は心霊現象
に苦しまないのは何故ですか?私は先生が出来るようなことが出来るようになりたいです。教えて下さい。」と
のことでした。

Hさん、1日で出来ることは講座で可能ですが、そうではないことをいかにしていこうかと今考えてます。もう少
しお時間を下さい。ごめんなさい。でも、秘訣になるようなことは電話でお話しさせていただきました。





2007年5月27日(日)

久々にCDを聴く時間が取れましたので、今日は以前から話題にしようと考えていたハンス・ロットの交響曲第
1番ホ長調のCDを取り出して聴いてみました。演奏はセバスティアン・ヴァイグレ指揮、ミュンヘン放送管弦楽
団です。

ハンス・ロットはマーラーよりも2歳年長の作曲家でしたが、わずか26歳で夭折したがために作品数が著しく少
なく、それだけにこの交響曲第1番は貴重な曲です。第1楽章の循環主題が『エデンの東』のメロディに酷似し
ていることにまず驚かされます。また、マーラーがこの曲のスコアを研究したことから、彼が後に作曲した交響
曲群の作風に影響を及ぼした曲としても知られています。

ハンス・ロット(1858−1884)はウィーンのコメディアンの私生児として生まれ、16歳でウィーン音楽院に入
学しました。オルガンをブルックナーに学び、入学後間もなく作曲も始めたのでした。 母親を早くに亡くし、父
親も18歳の時に亡くなり、生活に困ったロットは教会のオルガニストとなって生活費を稼ぎながら音楽院に通
っていたのでした。1年遅れて2歳年下のマーラーやヴォルフがウィーン音楽院に入学し、ロットはマーラーと
親しくしていたそうです。【注1】

ロットは在学中にいくつかの管弦楽曲を作曲し、卒業した1878年に、後に交響曲第1番の第1楽章となる
作品で音楽院の作曲コンクールに応募するのですが、審査員の失笑を買ったのでした。しかし、審査員の
1人であったブルックナーはそれに耐えられず立ち上がり、「諸君、笑うのはよしたまえ。君達は今後、この
人物がつくり出す素晴らしい音楽を聴くことになるのだから。」とロットを擁護し、 彼のために推薦状を書い
たのですが、それが実を結ぶことはありませんでした。

ハンス・ロットの作品は80曲に上るそうですが、生前には1曲も正規の演奏会で演奏されたり出版されたり
することはありませんでした。草稿や手紙などの資料は友人のフリードリヒ・レーアが受け継ぎ、彼の死後は
娘のマヤの所蔵となりました。それらは1950年にオーストリア国立図書館に移されたのですが、その存在
は長く忘れられていました。

ロットの交響曲第1番を発見したのは英国の音楽学者ポール・バンクスで、マーラーの青年時代を調査して
いるうちに、マーラーのロットについての証言からその存在を知り、オーストリア国立図書館のロットの資料
から交響曲第1番の草稿を発見したのでした。ロットのこの曲が初演されたのは、没後100年以上が過ぎ
た1989年のことです。

ロットの交響曲というと、マーラーとの類似性が指摘されることが多いのですが、マーラーの交響曲第1番
が書かれたのは、ロットの交響曲第1番の10年後のことでした。作曲家であり指揮者でもあったマーラー
はロットの楽譜を持っていたことがあり、目を通していたのですが、彼がそれを演奏することはありません
でした。その理由は、マーラー自身、ロットの作品からあまりに多くの示唆を受けており、そのことと関係
があるのではないかと推察されます。いずれにせよ、ブルックナーやマーラーの作品に惹かれる方はロ
ットの交響曲第1番を聴いてみてもよいかも知れません。 ただ、ブラームスは同曲を酷評していますが、
私は気にすることは無いと思います。【注2】





ところで、堅いお話の後でこんな話題に変えるのはなんですが、いつも
ならば観る時間がなかなか取れないYOUTUBEを今日ちょっといろい
ろ観ていたら、噴いてしもうたのがありました。

ただ、笑うためには事前の知識として、これを観ておく必要があります。
その後でこれを観てみて下さい。


もはや社会現象にまでなってしまっているのに絶句。
秋葉原限定やけど。というか路上でやったらいかんがな。



【注1】
ハンス・ロットの母マリーア・ロザリナ・ルッツ(1840−1872)は、美貌で人気の女優・歌手であり、わずか17
歳の時、年長のウィーンのコメディアン、カール・マティアス・ロット(1807−1876)と不倫の末妊娠し、18歳で
ロットを出産したのでした。ロットの両親が結婚するのは父親が先妻と死別した1862年になってからであり、そ
れまでロットは父親に認知されず、母親の私生児として育てられました。ロットは 両親を喪ってからもウィーン音
楽院で学業を続け、幸いにも、その技量と経済的な困窮が認められ、学費納入を免除されたのでした。ロットは
在学中に一時期クシジャノフスキーやマーラーと同居していたこともあります。

【注2】
ロットは1880年に交響曲を完成させると、スコアを指揮者ハンス・リヒターとブラームスの2人に見せ、演奏し
てもらおうとかけ合ったのでした。しかし、ブラームスはブルックナーが音楽院の若者に大きく影響していること
を好ましからぬ思いでおり、ロットに「どうせ才能は無いのだから、音楽を諦めるべきだ。」とさえ言い切ったの
です。


(【注1】と【注2】は2007年5月28日(月)に追記)


2007年5月26日(土)

また1週間近くの間が空いてしまいました。この1週間、日記を書く時間がなかなか取れず、あっちこっちに行って
おりました。今日、明日、明後日でようやく若干の時間が取れそうです。

この1週間、いろんなことがありました。どう書こうか迷っています。逆に書かないのがいいかも知れないとも考えて
おります。

それはともかく、しばらく日記を書かなかったお詫びと言ってはなんですが、これをどうぞ。

















あっ、そういえばダウンタウンのネタで傑作があったんで
した。これもどうぞ。


2007年5月20日(日)

ヒーリングセッションを実施しました。

本日来院されたHさん(仮イニシャル、女性)はある新興宗教の信者だった方で、今は脱会されているのですが、信仰
をされてた当時の信者仲間から嫌がらせの想念を受けるようになってしまいました。

Hさんの周囲ではほとんど呪いに等しい怪現象がご自宅をはじめとした場所で起こり、Hさんご自身の身体の調子も
おかしくされてしまい、Hさんは仕事が全く出来ない状態に追い込まれてしまったのでした。

Hさんは今までにいろんな先生に相談をされ、中には著名な精神科の先生や手技療法や精神世界において著名な
先生のところにも行かれましたが解決がつかず、また、いろんなセミナーの類も受けられましたが、受講をされた後
もあまり変化が無く、私のところに相談の電話をされたのでした。

Hさんによりますと、自宅にひとりでいる時に頭が締め付けられるような痛みに苦しめられたり、不快な熱感が身体を
襲って来たり、眠ってはいけない時に急に眠気に襲われてしまったり、部屋の中におしんこの腐ったような匂いが発
生したり、トイレでもないのに公衆便所の匂いが漂ったり、室内に無いはずのポマードの匂いがしたりすることがよく
あり、室内でラップ音や物品移動等の不気味な怪現象が起きたりすることもあるのだそうですが、私と電話で話して
いる時はそんなことはなく、身体も楽なのだとのことでした。

Hさんがどうすれば呪いの影響を受けにくくなるか、私は話をしていきました。そんな中でHさんがかつて入信されて
た宗教の修行や祈りの方法を聞き、私はそれらが危険なものだとわかりました。そして、「そのような方法で修行だ
の祈りだのを続けていると、やがてはパニックディスオーダーに苦しめられたり、発狂したりする人も出てしまうでし
ょう。それらの方法が何故危険なのかというと・・・。」といろいろ説明していきました。

Hさんによりますと、修行や祈りを続けた結果、発狂して廃人同然の状態になった信者の方々がいらっしゃるのだと
のことでした。また、そこの信者の中には短命な方が多く、そのような問題を何の改善も無くそのまま放置し、現在
もそれらの修行や祈りを信者に行わせているその教団を私は恐ろしいところだと思いました。

あまり暗い話をするのもいけませんので、Hさんと別のお話もしていきました。今日はコンスタンティノープル(コンス
タンティノポリス
)の話を少ししました。コンスタンティノープルの話が出たのは、Hさんにいろいろ精神的な導きをさ
れているスピリチュアルな方が、かつて東ローマ帝国(ビザンティン帝国)【注1】のコンスタンティノープルで生を受
けられた方のようだったからでした。面白いことにHさんは双頭の鷲の紋章に熱烈に惹かれている方でした。ところ
で全くもってこれは余談なのですがこの紋章、あのスペード漫画のラコ○ポの紋章も・・・・・あ、いや、なんでもない
です。



【注1】
「東ローマ帝国」「ビザンティン帝国」「ビザンツ帝国」のいずれが正しい呼び方なのかという議論があるのですが、
当の帝国政府や住民は、自国を単に「ローマ帝国」と称していたとのことで、当時の彼らが「ビザンティン帝国」
「ビザンツ帝国」といった呼び方をしたことはありませんでした。 また、 「ビザンティン」や「ビザンツ」は、どうやら
帝国の滅亡後、それも19世紀以降に使われるようになった通称のようです。


(2007年6月17日(日)に文章を一部訂正。)


2007年5月19日(土)

なんか景気のいい金管楽器の音が聴きたくなりましたので、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの『ファンファ
ーレ集』のCD
を久しぶりに聴きました。

このCDにはデュカスのバレエ『ラ・ペリ』から『ペリのファンファーレ』、コープランドの『市民のためのファンファーレ』、
ヤナーチェクの『シンフォニエッタ』
から『ソコール・ファンファーレ』等のファンファーレが収録されてて、金管楽器演奏
経験がある方の中には「これやったことがある。」と懐かしく思う方もいらっしゃることかと思います。

しかし、それにしても『ペリのファンファーレ』のテューバの出だしは音が高いです。これ何とか出してました。


2007年5月17日(木)

ちょっと時間が取れましたので昨日TSUTAYAで借りたDVDを観ました。借りた映画は『手紙』です。

例によってあらすじを細かく書くのは避けておきますが、観ていて主人公の武島直貴の兄である武島剛志を演じられた
玉山鉄二さんはいい俳優さんだなあと思いました。また、主人公を演じられた山田孝之さんのお笑いコンビのさほど面
白くない笑いがかえって良かったです。

この映画、多くの方々が泣くと話題になっているようですので、時間が取れた時に観ておこうかと思っていたのです。評
論ではラストシーンで泣いている人が多いように書かれているケースが多く、もちろんそこでも多くの方が泣かれている
ようでしたが、そこ以外の箇所でも視聴者の心が強く締め付けられるかのような悲痛な想念の蓄積を感じました。

例えば、当初、わけありで周囲の人達に「俺に深く関りあおうとするな。」というオーラを発散させていた主人公が、ヒロ
インである白石由美子(演:沢尻エリカ)と結ばれることになったのは、(主人公が勤める電器店会長(演:杉浦直樹)の
言葉も主人公の心変わりへの後押しとなったことであろうけれども、)結局、兄である剛志の存在によるものであると気
づいた人が多く泣いているのが読み取れました。

ヒロインと共に生きることを決め、ヒロインにプロポーズする主人公のシーンでこの二人が結ばれることとなったのは、
結局兄の存在が絡んでいるということに気づいた人達の想念は本当に凄かったです。また、妻となったヒロインと生
まれて来た娘を差別と偏見から守るために千葉の刑務所に服役中の兄を捨てるとつぶやきながら悲痛の想いで兄
に手紙を書いている主人公のシーンにも悲痛な想念の蓄積がありました。 そして、被害者の遺族の緒方忠夫(演:
吹越満)が「もう終わりにしましょう。」と言い、主人公と和解に至ったシーンも、演じられた吹越満さんを高く評価する
方が多かったようです。

ところでこの映画、実は主人公にはヒロイン以外の女性(それもええとこのお嬢さん)と交際するシーンがあって、主
人公はその恋愛に本気モードという設定で、この恋愛が壊れてしまった時のシーンは本来であればもっと悲痛に観
られていてもおかしくなかったのですが、意外に冷静に観られている感がありました。ここはもう少しなんとかならん
かったかなと思います。


2007年5月14日(月)

セブンイレブンに入った私は週刊少年ジャンプのことを久しぶりに思い出し、今売られている2007年第24号をぱらぱ
らっと開いて見てみました。

『マグマ大○』を拝むことになる前にあの太臓が最終回を迎えてしまいました。まあ、ちょっと前に予兆はありましたが。
これでとある漫画も「太臓よりも前だからまだ大丈夫。」だなんて言うてられんようになってしまいました。ジャガーでは
ストッパーにはなりませんです。ハイ。

今週号でもう1つ終わった漫画があります。『メゾン・ド・ペンギン』です。これはせっかくジャンプのギャグ漫画枠をゲッ
ト出来た奇跡の漫画だったというのに、 特に何の話をする訳でも無く終わってしまったことを今ではすごく後悔してま
す。でも言うことはもう決まっています。こういうのは最後に言うからいいんです。さあ言うぞ。たもっちゃん、お幸せに。
(といいつつバレーボール使いの漫画の余命を今からカウントしている私。)

こち亀はお江戸の私鉄ファンなら見といたほうがいい話でした。電車の車輌は古いのは本当に古いです。東京で昭
和30年代に走っていた車輌が外国で走っているケースなんかもあります。

昭和30年代ぐらいで驚いていてはいけません。 香川県の高松琴平電気鉄道(以下、「琴電」と省略。)では大正時
代から昭和初期にかけて製造され、かつては都会を走っていた電車の車輛が志度線、長尾線で今もなお現役車輌
として運行している
のです。リンク先の下のほう見て下さいよ。これ今も琴電で走っりょんですよー。(ほとんどが廃車
になったけど。)もちろん私も乗ったことがあります。

ところで、昨日の日記の感想メールをいただき、何でムハンマドの話になっていったのか少々解説がいるかなあと思
いましたので書いておきます。

受講者のMさんとの対話で、信長等の話やMさんが勤められてた会社の話や面接を受けに行かれた会社の話等も
含め、トップに立つ者の話になっていったのです。「トップに立つ者は一番仕事をしなければならない立場の人間であ
る。【注1】例えばメッセージだけたれて後は何もしないというトップが時にいたりなんかするが、そんなトップはいらな
い。」というごく当たり前の話から信長の時代の話やカエサル、オクタビアヌス等の時代の話になり、そしてムハンマ
ドの話になっていきました。いずれもリーダーになるべくしてなった人物です。

トップはトップとしての仕事を全うするという意味において一番仕事をしなければならないです。しかし、重責に耐えら
れず逃げる人も中にはいますし、ごまかしを行う人も中にはいます。実は何もしていないという人もいることでしょう。
世の中にはいろんなトップがいます。


【注1】
書かなくてもよいかとは思いましたが、これはトップが何でもやらないといけないという意味ではありません。これ以
上は書きませんが誤解無きよう。


2007年5月13日(日)

きらめきヒーリング講座入門編を開講しました。今日は冷房を久々につけてみて少しまずいことになりました。エア
コンが久々に使用されたこともあり、室内がエアコン発のなにか埃臭いにおいになってしまったのです。ここ最近は
毎日整体院にいるとは限らず、エアコンをつけることもなくなっていましたのでこれは不覚でした。

この仕事場はエアコンのメンテナンス不備以外の理由でも室内が臭くなるときがあります。下水道工事の時もどぶ
臭いにおいが充満しましたし、隣の人がごみ袋を共同の廊下に無造作に置いて放置していることで悪臭が整体院
内に入ることもあります。これは管理会社にも注意していただくようお願いしましたが、改善されていません。

この業界は「あそこは臭い。」という噂が立ってしまうと、とんとクライアントの足が途絶えてしまうのです。ここまで
来ると具体的な営業妨害になっているのですが、やっている方々はそこまで思っていません。名誉毀損の民事訴
訟の類もそうなのですが、こういったトラブルは訴えたところで訴訟の維持に数百万円かかり、勝訴しても損害賠
償額は数十万円といったところで、これでは時間と労力とお金の無駄です。辛いところです。

それはさておき、本日の受講者の方(以下Mさん、仮イニシャル、女性)とはカリキュラム「歴史上の人物と繋がっ
てみる」で深い話になっていきました。織田信長、エカテリーナ2世(エカチェリーナ2世)とご希望をいただきました
ので行ったところ、少しは違いがわかるけどもう少しわからないものかといったご要望でしたので、今度はMさんが
15年間人生を共にされ、天に召された愛犬のPちゃん(仮イニシャル、♀)の写真を拝見し、Pちゃんを繋げてみま
した。MさんはPちゃんのことは前に行った二人の時よりもはっきり捉えられたようでした。そして、どうしたら更に情
報が取れるようになるのか質問を受けましたので、回答をしました。

Mさんとはその後、ムハンマド(マホメット)に何故人がついていったのかといった話になりました。40歳の頃のム
ハンマドは悩みを抱き、メッカ郊外のヒラー山の洞窟で瞑想にふけっていたのでした。そこで大天使ジブリール(ガ
ブリエルが顕現したのですが、アラビア語で思考が構成されているムハンマドの脳に直接アラビア語の情報を送
ったようです。)に出会い、唯一神(アッラー)の啓示(のちにクルアーンにまとめられるもの)を受けたとされます。

その後も啓示は次々とムハンマドに下され、預言者としての自覚に目覚めたムハンマドは、近親の者たちに彼に
下った啓示の教え、すなわちイスラム教を説き始めたのでした。最初に入信したのは妻のハディージャで、従兄弟
のアリーや友人のアブー=バクルがそれに続いたのですが、それだけでは一般の人達はムハンマドについていく
ことはありませんでした。

身内や、特に親しい間柄の人達を除く一般の人達がムハンマドについていった理由は、結局のところムハンマドに
優れた行動力とリーダーシップがあったからでした。ムハンマドは的確な判断力で戦況を見極め、624年のバドル
の戦い、627年のハンダクの戦いと相次いで勝ちを収め続けていました。それで次第に人がついていったのです。

ムハンマドはイエス・キリストやモーゼ(モーセ)のように超常現象で人を心酔させるタイプではありませんでした。
旧約聖書の預言者のヨセフやダニエル達のような夢解きや予知の能力があるわけでもありませんでした。強いて
あげれば大天使ガブリエルの啓示を述べ伝えるというのみの力でした。しかし、それだけでは多くの人はついては
いきませんでした。 アラビア半島の土地柄もあるかも知れませんが、強力なリーダーシップと行動力で成果を出し
続けることが何よりも求められたのです。そしてムハンマドはそれが出来る方だったのです。

私は現在の新興宗教やカルト宗教のトップがメッセージのみたれて後はふんぞり返って何もしないというのを見て、
「メッセージをたれることだけで終わらせることほど楽なものは無い。」と思っています。 かの地下鉄サリン事件の
時も麻原教祖はメッセージのみたれてサティアンに潜み、堂々と自ら警察の前に出て来てトップとしての責任を取
ろうとはせず、結局警察に発見される形で逮捕されました。問題外のトップの姿です。


2007年5月11日(金)

昨日話題にしたブラームスの交響曲第2番のワルター盤バルビローリ盤につき、「Amazonはどうした?かめ吉
がAmazonを貼らないのは怪しい。わざとらしい。信用出来ない。」と思われてる方が一部にいらっしゃるようです
ので、(今に始まった話ではないんですけど)一応貼っておきます。

Amazonの評を見て面白いのは、音楽之友社の『21世紀の名曲名盤(1)究極の決定盤100』におけるバルビ
ローリ盤の音楽評論家諸氏の評価はトップクラスとはとても言えない(第9位)にもかかわらず、『レコード芸術』誌
の読者の人気投票では同盤が第1位になっているということです。こういうことも有り得るのです。

さて、話題変わって今日はクラシックとJ−POPの融合曲のご紹介メールを一通いただきました。 私が知らない
アーティストによる曲でした。それは『Lia』という女性アーティストによる『I Dream』という曲です。パッヘルベルの
カノンが曲中に使われているとても美しい曲です。『Lia's Cafe』というオフィシャルサイトがあって,、部分的ではあ
りますがディスコグラフィーのコーナーで同曲を聴くことが出来ます。 『I Dream』は『gift』というミニアルバムに収
録されています。


2007年5月10日(木)

昨日ブックオフで買ったCDを聴きました。曲はブラームスの交響曲第2番のCDで、演奏はブルーノ・ワルター
指揮、コロンビア交響楽団によるものです。

この曲はサー・ジョン・バルビローリ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のCDがもの凄く人気があります。
音楽評論家の先生方の評価はそんな全員が大絶賛だなんてことは無いのですが、『レコード芸術』という雑誌が
かつて行った「読者が選ぶベストワンのCD」(だったかな?名前忘れた。)とかいう企画では、この曲はバルビロ
ーリ盤がダントツの第1位でした。

この企画、「次はこの曲やります。」と雑誌で編集部側が言い、読者がいいと思うCDに葉書で票を入れ、その集
計結果が載るのです。 票を入れた人のコメントも載ります。この企画、結果を全部単行本にして欲しいと思われ
てます。のだめ人気もあることですし、出したらどうかと思います。音楽評論家の先生の本ばっかり出さんと。

ところで、最近は共産主義と無抵抗主義が何故いけないのかについてもう少し書いていったほうが良いのだろ
うかと思うことが多いです。この二つの主義は、特に共産主義についてはその弊害がわかり易くなって来た時
代になったとは言うものの、まだ亡霊が漂っていることは否定出来ず、無抵抗主義に至っては現在のいじめ問
題や学級崩壊の問題の解決法を喝破することすら出来ない識者を作り出す元ともなっています。

まず、共産主義ですが、これは結果の平等を唱えることと、計画経済を両立させようとしたことにまずは無理が
ありました。「頑張って功績を挙げたAさんも、ぐうたら寝て暮らしていたBさんも、全然仕事せずに遊んで暮らし
ていたCさんも、結果の平等ですから全員評価が同じ。」というのではそのうち馬鹿らしくなって全員が怠惰に
なっていきます。これで共産主義国の農地は荒れ、工場は廃墟となっていきました。正当な競争を認めないの
ですから研究もマイペース。何もしない人も頑張った人も結果が同じですから、まともな研究が少なくなっていき
ます。科学力の向上という意味においても共産主義はマイナスに働くのです。病院の設備や医療技術も時代
遅れのものになり、GNPも国民の所得も低い水準のままですから、なかなか医師にかかることも出来なくなり
ます。結果、十分な医療が行き渡らず、飢えや病で死ぬ子供達が続出します。

また、共産主義の理論は現実の人間には歪んだ形で実現されていくのです。何故ならば人間は規格品ではな
く、個性と欲を持った存在だからです。それ故に共産主義を採用した国家は反逆分子には粛清という恐怖政治
が敷かれ、私服を肥やす権力者と貧しい一般民衆という構図がお約束のように現れ、、そして既得権を手放し
たくないがための世襲といった要素が付きまとってしまうのです。これを避けるためには国民の全員が悟った人
になることですが、実際問題としてはそれは不可能です。

あと、共産主義には言論の自由や表現の自由がありません。テレビ番組も、映画も、音楽も、そして文学や漫
画も自由が無くなり思想統制、 言論統制がなされてしまうのです。 もう1つ書きますと自由恋愛も出来なくなり
ます。それでも支持しますか?共産主義。

続いて無抵抗主義について言えば、これは「生命に関する冒涜」ですらあるのです。ノウサギだって狼やキツネ
に食べられたくありませんから「逃げる」という抵抗を示します。「窮鼠猫を噛む」という言葉もあります。

齧歯目や重歯目に限らず、一般的に草食動物として認識されている奇蹄目(ウマ等の仲間)や偶蹄目(ウシ等
の仲間)は肉食動物に捕食されやすい生物ですが、彼等とてただ肉食動物に食べられることを良しとはしない
のは当然のことです。彼等で捕食されるのは主に病気や怪我で動けない個体、年老いて体力が弱った個体で
す。その他の個体は極力食べられないようにしています。逃げ足が速かったり、何か嫌なものを持っていたり、
例えばサイのように肉食動物よりも強い武器を持っていたりしています。それが当たり前なのです。

人間はなまじ賢くなってしまいましたから、悪魔にとり憑かれて生命への冒涜を行うことを美徳とするようになる
ことも有り得るのです。その悪魔の囁きは一見もっともらしく、また美しいかに見えますが、無抵抗主義の採用
の先にあるものは共産主義と同じくこの世の地獄です。マスコミや権威者達によって『聖者』とされた人物と言
えど、また天才と評された人物と言えど、その主張の全てが正しいとは限りません。

ところで、このブログマザー・テレサに関する記述は 「マスコミや権威者達によって『聖者』とされた人物と
言えど、 また、ノーベル平和賞受賞者と言えど、手放しで全面的に素晴らしい人物だといえるとは限らない。」
という好例を示していると思いました。マザー・テレサは聖女だと信じて疑わない方はお読みになってみること
をお薦めします。

とは言うものの、私はマザー・テレサの過去の功績を全面否定する気はありません。彼女の功績についてです
が、個人的なレベルにおいては普通は到底成し得ないであろう仕事を遺されたという意味において私も凄いと
思います。しかし、それはただただ純粋に賞賛されねばならないといった性質のものではなく、また、その功績
は単に彼女の独力のみで後ろ盾も何の貯えも無い状態の上で成されたわけでもなかったという事実は冷静に
受け止められなければならないでしょう。私は彼女のことを「凄い功績を遺された方」だとは思いますが、いわゆ
る「聖人君子」だとは思っていないのです。


2007年5月7日(月)

久しぶりにヒーリング講座を受講されたWさん(仮イニシャル、女性)と電話でお話ししました。

Wさんはこの日記の第28集で古代オリエント史の話が長々と出たことに驚かれてました。

私が何故この日記でこのような話を書いたかというと、いろんな方々、特に善意の押し売りをして悦に入っ
ている方や、ニューエイジの影響を受けて地に足がついていない状態の方、そして、何でもかんでも「話せ
ばわかる。」という甘い幻想を持っているいわゆる「甘ちゃん」の方に目を覚ましていただきたかったからだ
というのがあります。

それがどんなに残忍なものであろうと、ホモ・サピエンスの過去の歴史に決して蓋をしてはいけないと私は
思いますし、また、ホモ・サピエンスはただ生れ落ちただけでは生物学上は「ヒト」であっても、それだけで
は「人」として完成されていない状態であるということを見落としてはいけないとも思うのです。

私は以前、この日記に狼に育てられた少女二人の話を書いたことがありましたが、彼女達は生物学上は
まごうことなきホモ・サピエンスです。しかし、狼に育てられたという毎日の生活で蓄積していった脳の経
験によって刺激される価値観は既に「人」のものではなく、狼としてのものとなってしまいました。また、そ
れは幼い頃からそのようになっていた妹のほうがより人としての教育が難しいものとなっていたのです。

私はそれらのことをWさんに電話でお伝えすると、Wさんも納得されました。私達は、特に幼時における
周囲の情報により、どのような「人」になっていくのかが決まっていきます。決してそれは生来からのも
のだけで決まるのではありません。

アッシリア帝国の国民は王族から奴隷に至るまで嬉々として戦争に赴いたという記録があります。彼ら
の中でも特に裕福な層は猛獣狩りを大喜びで行っていましたが、まさにその感覚で略奪や他国民の虐
殺を行ったとのことです。

これは現代日本人の多数派の方々からは野蛮に思えるかも知れませんし、理解に苦しまれる方も多い
かも知れません。しかし、同じホモ・サピエンス種の生物であっても生まれ育った時の周囲の情報により
価値観は極端に変わってしまうのです。それは時に自分の命すらも嬉々として何の後悔も無く捨てて何
かを優先出来るほどのものになることがあります。

信じられないと思われる方が多いかも知れませんが、日本の太平洋戦争時にもそのようなことはあった
のです。例えば、人間魚雷「回天」に乗ることを希望する当時の若者達の記録や、玉砕することなく終戦
を迎え、長生きをされた方の回想の記録を読んでみますと、本心ではいやだったという人も中にはいまし
たが、そうではなく、根っから「回天」に乗って玉砕することを望んだという人もいたのです。そして生き残
ってからも「今でも躊躇せずに乗れる。」という心境を持たれているのです。

その記録を読んだ昔の私は自分の理解の外にある当時の若者達の心境を知り、人間とはこうも生れ落
ちてからの周囲の情報により、自分とは異なる心境や価値観の方がお出になるのかと震撼しましたが、
現在ではもっと冷静に「有り得ることだ。」と思う自分がいたりします。もちろん、当時の教育体制や軍国
主義を批判するのはたやすいです。しかし、それでおしまいにしてはいけない。ホモ・サピエンスという生
物の魂への刺激の結果を決して甘くみてはいけないと私は思うのです。

Wさんにはつい半世紀前の「回天」の話もしました。そして、今世紀の人類はどうなのかという話になりま
した。21世紀のこの日本に生きる私達に、アッシリア帝国の蛮行をただ野蛮とだけ断じて終わらせること
が出来る資格が果たしてあるのだろうかと私は思うのです。そして20世紀において、いたいけな子供達
を飢えや病で多く死なせていくことをただ「私の知ったことではない。」で終わらせた為政者たる無抵抗主
義者や共産主義者達に彼らを笑う資格が果たしてあるのかということも。


2007年5月6日(日)

某朝番組、久しぶりに主人公がどえらい目に遭っていました。やはり良太郎君はこうでなくてはなりません。
それはいいんですが、なんですか、あのウラタロスは。モモタロスに「亀野郎はナンパ。」って、ナオミさんを
ナンパしてるとか言われてるわ、 まゆみちゃんがどうだとか言うて警察のお偉いさんをゆすっているわ。こ
んなん子供番組でやったらいけません。 特にまゆみちゃんの件は「君どうやって知ったんやそれ。」と突っ
込んでしまいとうなります。













ところで全然関係無い話でなんですけど、次の番組で はい200万円とか言うて
笑わせよるおばさん
は理事長だったのか。


2007年5月4日(金)

某所での対話

いのっち「うわー、これサードインパクトになってしまった。」

阿部「いのっちどうしたん?またパチンコ用語や使うて。うわー、
   なんじゃそれ。」
【注1】

よしろー「阿部さん、それエヴァンゲリオンですよ。」

阿部「今やパチンコ用語やんか。いのっち、それ何とか頑張れ。
   『GWは、仕事だ!!』」

いのっち「間違いないっスね。」


【注1】
いのっちはもの凄いパチンコファンである。私はパチンコはやらんけどエヴァンゲリ
オンがパチンコネタになっていることくらいは知っている。



2007年5月3日(木)

今日何気に某地下鉄線に乗ったら「GWは、仕事だ!!」の中吊り広告を
見て噴きました。
【注1】




【注1】
なんか『ぱちんこ必殺仕事人V』の広告なんだそうです。ここで見ることが出来ます。2007年4月28日に
注目。「仕事」の文字がもう最高。 「『仕事』って、何やるんだよっ!!」と思ってしまいま
す。


2007年5月2日(水)

昨日の日記が普段と大幅に趣を変えてしまったことで少々考えさせられることがありました。今回は古代オ
リエントの、それも主に古バビロニア王国、アッシリア帝国、そして新バビロニア王国とメディア王国の話が
出ましたが、機会があればまた別の時代や地域の話が出るかも知れないです。

しかし、それにしてもアッシュールバニパル王による未来への遺産には感謝です。もちろん、治世下におい
て行った王の暴挙については問題がありますが、こと粘土板文書の資料を大量に図書館に収めたという功
績についてはこの上ない遺産を後世の人類に遺したと言えます。それは金銀の財宝を子孫に遺すことなん
かよりもずっと意義があることだと思います。

未来への遺産と一口に申しましても、金品の類ばかりがそうだとは限りません。何も金品を後世に残すこと
ばかりが能ではありません。そんなのはこんなこと言うたらなんですが徳川埋蔵金です。そんなん最近やん
りょらんテレビ番組のネタにしかなりません。




マーフィーの法則ではありませんが、私は「徳川埋蔵金の番組」とい
えば
「出ない。」と脊髄反射してました。

まあそれはさておき、うえ様も何か遺したらよかったんです。まあ目安箱がなんじゃとかあの番組で言うては
いますけど。



2007年5月1日(火)

かめかめ日記第27集は更新が少なかったこともあり、非常に長いものになりましたが、今回月が改まった
こともあり、第28集を立ち上げることにしました。

本日は第27集の2007年4月18日(水)の日記が「ほんまかいな。」と思われているようですので、若干の
文章の変更とリンクの補足を致しました。ここにも転載しておきます。


2007年4月18日(水)

日記というよりも近況報告に近い状況になっていますが、この日曜(4月15日)はきらめきヒーリング講座入門編を
開講しました。しかし、講座の特に前半の話の展開がいつもとは異なり、自分でも驚きでした。後半でお話を変え、
フラワーエッセンスの判別の力をつけるにはどうすればよいかといったお話を致しました。

問題の前半ですが、霊長目の一部の種が行うヒーリング行為や人類の先史時代の話、そしてメソポタミア文明の話
が展開していきました。現世人類は教養や既存の常識、そして世間体が邪魔してヒーリングという行為を素直に行わ
ないようになっています。特に日本人の場合は明治維新後の科学観、そして戦後教育の硬直した常識が影響し、更
には手かざしを行う新興宗教が世間によくないイメージを広げてしまったこともあってか、世界的にみても特殊な状況
下にあるという感じがあります。

メソポタミア文明の話がここまで濃厚になるのも初めてのことでした。今までなら出てもバビロン第一王朝のハンムラ
ビ(ハムラビ)王のハンムラビ法典や、 更に昔の(現在までに発見された中では最古の法典である)ウル・ナンム法
典の概要の話が出る程度でしたが、今回は現在のイラクとは全く異なる気象状況下で、例えば現在のヨーロッパの
水準から見ても信じられないほど高効率の収穫量の麦を収穫
し、その麦で牛や羊を飼育していたシュメール人の文
明の話
や、後に人類史上初の大帝国を築き、北イスラエル王国を滅ぼしたことで有名なアッシリアの文明の話が濃
厚に出ました。なんでかなと思ったんですが、なんか今回は必要だったみたいです。


(2007年5月1日(火)に文章を一部訂正。)



ところで、古バビロニア王国(バビロン第一王朝)やアッシリア帝国の話は旧約聖書にも出て来ます。ハンム
ラビ王(在位;前1792〜前1750)の名は旧約聖書(「創世記」第14章)に「アムラベル」という名で登場し、
アッシリア帝国の記述に至ってはまるで枕詞のように「残虐」という言葉が使われています。

旧約聖書の記述については、考古学が発達するまではそれが史実なのか否かが疑問視されていたような
ところもあったのですが、19世紀から20世紀にかけて新たに発見された文献の解読や遺跡の発掘によっ
て(多少北イスラエル王国や、南のユダ王国寄りの書かれ方がなされていたり、ユダヤ教の宗教絡みで書
かれていたりすることが否定出来ないとはいえ、)史実であることが確認されたものも多いです。

今回は時間が取れましたのでアッシリアの話を書いておこうと思います。ご興味が無い方は読み飛ばされ
ても結構です。

アッシリアの歴史において、例えば日本の戦国時代や中国の三国志の時代の武将のように見られている
のはアッシリア王シャムシ・アダド1世(在位;前1813〜前1781)です。ハンムラビ王と治世の時代がか
ぶっています。

シャムシ・アダド1世はメソポタミア全域の統一を行おうとするのですが、志半ばで没してしまいます。

彼が没した後、アッシリアはバビロン第1王朝第6代の王、ハンムラビの支配を受けます。(ハンムラビ王
はオリエント史上、アッカド王国のサルゴン王に続いて2度目のメソポタミア全域の統一を実現します。)

その後、アッシリアはミタンニ王国の支配を受けますが、このミタンニ王国がヒッタイト王国(ヒッタイト人は
旧約聖書では「ヘテびと」と記され、人類史上最初に製鉄技術を開発したことで有名。)との抗争で衰えて
しまうと、当時アッシリアの王であったアッシュール・ウバリト1世(アッシュール・ウバルリト1世)(在位;前
1363〜前1328)は独立を勝ち取りました。そして、紀元前11世紀以後、アッシリアは発展の時代に入
ります。

アッシリアの最初の全盛をもたらすのがティグラト・ピレセル1世 (チグラス・ピレセル)(在位;前1114〜
前1076)で、残忍で好戦的なやり方で征服を進めたのでした。しかしその後、西のアラム人に圧迫され、
東からはザグロス山脈の山岳民族に攻撃され、領土は縮小していったのでした。アラム人はバビロニア
を襲い、アラム人の一派のカルドゥ族はペルシア湾の海岸地域に住みつきました。(「カルデア」という名
称はこの部族から来ています。)

ティグラト・ピレセル1世は法典を作ったことでも知られています。その法典はハンムラビ法典よりも遥か
に苛烈を極めた内容になってしまいました。【注1】


紀元前10世紀になるとアッシリアが再び強大な軍事力をもって発展し始めます。アッシュールナツィルパ
ル2世(アッシュールナシルパル、アッシュール・ナツィル・アプリ)(在位;前883〜前859) の時代には
馬に引かせた戦車隊・騎兵隊・弓隊・槍隊などに分かれて周囲に領土を拡げていきます。「余は、市の門
に面して柱を立て、 そして主だった人々の皮をはぎ、 その皮を柱にまきつけた。 ある者は柱に塗りこめ、
ある者は杭に刺して柱の上に突き立てた。・・・・そして役人共の手足を切り落とした。」「そのうちの多くの
捕虜を焼き殺し、・・・ある者は手と指を切り落とし、ある者は鼻と耳をそぎ落とし、・・・・多くの者の目をえ
ぐり出し、・・・・・若者と娘たちを火の中に投げ込んだ。」 といった記録が残されています。これでは他国
の記録、特に旧約聖書において残虐非道の悪魔帝国と書かれるのも当然でした。

周辺諸国の反感を買ったアッシュールナツィルパル2世治世後のアッシリアは衰退の時代を迎えてしま
います。が、再び紀元前8世紀の後半には、一大勢力となったのでした。ティグラト・ピレセル3世(トゥク
ルティ・アパル・エシャラ)(在位;前744〜前727)の元で隆盛を迎え、そして、世界史上最初の世界帝
国を建設することとなりました。彼は反乱の恐れのある地の住民全てを遠隔の地に強制的に移し、かわ
りに征服地の住民を連れて来るという無謀な政策を断行しました。それにより道中で熱射病や飢えのた
め死亡した犠牲者も多かったのです。紀元前744年には1年に6万5千人が移動させられ、多くの人々
が餓死したのでした。   

ところで旧約聖書の上で有名なのは(ティグラト・ピレセル3世もそうなのですが、)シャルマネセル5世
(在位;前726〜前722)とセンナケリブ(シン・アヘ・エリバ 在位;前704〜前681)です。ただし、旧
約聖書には北イスラエル王国の首都サマリアを陥落させたのはシャルマネセルと記されていますが、
史実では最終的にサマリアを陥落させ、北イスラエル王国を滅ぼしたのは次王のサルゴン2世(在位;
前721〜前705)です。

紀元前721年、サルゴン2世は都を現在のコルサバードに移し、その子センナケリブ (旧約聖書「列
王記下」でヒゼキア王治世下のユダ王国を攻撃し、エルサレムを包囲するも、18万5千の軍隊を天使
に撃退され、遂には陥落させること無く撤退したという記述で有名。)は首都ニネヴェを建設、その子エ
サルハッドン(アッシュール・アヘ・イディン) (在位;前680〜前669)はエジプト第25王朝(当時の
王はタハルカ王。第25王朝は「エチオピア朝」と呼ばれる古代エジプト史上初の黒人王朝で、彼らの
子孫は後にメロエ文明を築きます。)を征服しました。

エサルハッドンの次の王が世界史の授業でも有名なアッシュールバニパル (在位;前668〜前627)
です。彼は考古学上この上なく貴重だとされている楔形文字の粘土板を収める世界最初の図書館を
作ったのでした。アッシリアの楔形文字の資料を読み解き、過去の歴史を解明していく学問を「アッシ
リア学」というのも、この王の莫大な遺産と言える図書館の資料から来ています。1850年から行われ
たニネヴェの発掘によって、2万点以上の楔形文字による粘土板文書が発見され、アッシリア学成立
の基礎となったのでした。  

アッシュールバニパルはニネヴェに壮大な王宮を営んだのですが、その宮殿の浮彫は有名です。アッ
シリアの歴代の王は猛獣狩りを非常に好み、当時シリアからメソポタミア北部に多くいたライオン狩り
が盛んに行われ、その様子を浮彫で見ることが出来ます。

しかし、アッシュールバニパルは大征服王の名で知られる通り、好戦的な王でした。その暴虐の様は
普段は敵対しているセム系の民族を結集させ、紀元前654年頃バビロニア、エラムなどが反乱しまし
たが、 紀元前640年頃、アッシュールバニパルはエラム(ペルシア湾岸にあり、首都スサ)を攻撃し、
これを征服したのでした。彼は、この地を荒れ野としたことを誇りに思い、捕虜にした人々や家畜、エラ
ム王の屍もアッシリアに持ち帰ったのでした。

また、アッシリアとメディア(後にエジプト(第26王朝)、新バビロニア、リディアと共に古代オリエント史
上において四大国と称されるようになる。)との戦いも次第に激しさを増しました。

メディア人は騎馬で戦い、アッシリア人は彼らから騎馬戦術を学んだと言われています。この時までは、
戦車が主な武器であったのですが、それ以後は馬を手に入れる目的でメディアに対する遠征を行った
こともあったようです。  

戦争に継ぐ戦争の歴史を重ねてしまった結果、アッシリア帝国の遠征による侵略、略奪、残虐行為に対
する憎しみはエジプトをも含むオリエント全域にまで満ち溢れてしまいました。こうした戦争状態が続く中
で、アッシリアの勢力は人的な資源を減らしてしまって次第に衰えていきました。こうした中、新バビロニ
ア王国(カルデア王国)の建国者であるナボポラッサル(在位;前625〜前605)は、紀元前612年にメ
ディア王国のキュアクサレスと反アッシリア同盟を結びます。

メディア王国と新バビロニアの連合軍はアッシリアの首都ニネヴェを攻撃しました。3度にわたる激しい戦い
の後、ニネヴェは陥落したのでした。こうして人類史上最初の世界帝国アッシリアは崩壊し、その後の歴史
において復興することは無かったのでした。帝国最後の王の名がアッシリアの独立を勝ち取ったアッシュー
ル・ウバリト1世の名をどうしても意識してしまうアッシュール・ウバリト2世(在位;前612〜前609)であっ
たのは歴史の皮肉でした。

アッシリア帝国を滅ぼした新バビロニア王国とメディア王国は互いの連合の繋がりを深めるため、メディア王
女のアミティスが新バビロニア王のネブカドネザル2世(在位;前605〜前562 ユダ王国を滅ぼした王とし
て有名。)と結婚したのでした。ネブカドネザル2世が有名な「空中庭園」をつくったのは、妻のメディアの自然
に対する郷愁を和らげるためと言われています。



【注1】
ハンムラビ法典は「目には目を。」で有名で、苛烈な内容と取られがちなのですが、実は当時としては先
進的で、しかも以前の歴史においては際限の無い復讐を当然とする風潮が存在し、その野蛮な精神に
対して歯止めをかけている点を決して見逃してはならないと私は思います。北のアッシリアの攻撃的な
気風と比較し、当時の南のバビロニアは法治国家としての先進性を有していたのは明らかです。

現代では、「やられたらやりかえせ」の意味で使われたり、復讐を認める野蛮な規定の典型と解されるこ
とが一般的ですが、「倍返しのような過剰な報復を禁じ、同等の懲罰にとどめて報復合戦の拡大を防ぐ」
すなわち予め犯罪に対応する刑罰の限界を定めること(罪刑法定主義)がこの条文の本来の趣旨であり、
刑法学においても近代刑法への歴史的に重要な規定とされています。

ハンムラビ法典の趣旨は犯罪に対して厳罰を加えることを主目的にしてはいませんでした。古バビロニア
王国は多民族国家であり、当時の世界で最も進んだ文明国家だったのです。多様な人種が混在する社
会を維持するにあたって司法制度は必要不可欠のものであり、基本的に、何が犯罪行為であるかを明
らかにして、その行為に対して適切とされる刑罰を加えるのは現代の司法制度と同様で、刑罰の軽重
を理由として一概に悪法と決めつけることは出来ません。ハンムラビ法典の内容を精査すると奴隷階級
であっても一定の権利を認め、条件によっては奴隷解放を認める条文が存在し、女性の権利(女性の側
から離婚する権利や夫と死別した寡婦を擁護する条文)が含まれています。後世のセム系民族の慣習
では女性の権利はかなり制限されるのでかなり異例なのですが、 これは「女性の地位が高かったシュ
メール文明の影響」との意見もあります。


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