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2月14日

                            2月14日




2月14日、何の日でしょうか?そう、

皆さんもご存知煮干の日です!(2/に、1/ぼう、4/し)ほんとかどうかは知りませんが、

毎年なにやら甘ったるいものを売っていますがあんな南蛮渡来の物にはつばをはいて日本人なら

煮干でいいダシをとらなければいけない日なはずです!

高校時代は2月14日にノリノリで近所のスーパーに行き、



「いやー、今日はいいダシをとろうねー、H君」

「そうだね、絶好のダシとり日和だね、智史君」

「おや、今日は煮干の日なのにチョコが売っているよ」

「まったく、最近のスーパーは記念の日に物を売らなくなったのかな?」

「3月3日はあられ!12月24日は丸焼きとケーキ!2月14日は煮干だろうが!」

「まったくだ」

「おっと、煮干し発見」

「全然普通に売ってるね」

「まあいいや、レジで店員さんに教えてあげよう」

「いらっしゃいませー」

「今日は煮干の日ですよ」

「ありがとうございましたー」

「言ってやったね」

「言ってたの!?聞こえなかったよ」

「いいじゃん、早く俺んちでダシとろうよ」

2時間後、うまい草が生えてくるのを期待しつつジョウロで湯気を立てながらSの家の近くの空き

地にダシをまく少年の姿がありました。














えー、前フリ終わり!

若かったですね、あの頃は、しかし!今年は違います!2月14日!バレンタイン!ハイこれ常識!知ってるっつの!

さあ!バレンタインとは何の日だ?!


答えは!







チョコを作る日!
<まじかよ


そんな訳で今年2月14日は実家の妹といっしょにチョコを作りました!

「(電話で)なあ、チョコ作らない?」(兄

「どっち系?」(妹

「あっち系」

「作る」

(あ、ちなみに妹彼氏います、俺はゴール前の翼君よりフリーなんでよろしく)



そして早速実家に帰りチョコを買いにスーパに行く兄弟、

「何個買うか?」

という話になり妹がまだまだ正月気分を引きずっているらしく、

「2002年だから…」

と言ってきましたが、春先になっても俺の無茶をする心は芽吹いておらず却下でした。



とりあえず手始めに俺の歳の21個購入、他にもチョコでコーティングしたらおもしろそうなもの

(電池など)を数点買ったりして家に帰りました、

日頃の感謝と恨みとありがとうの気持ちと皮肉を込めて愛のバレンタインチョコ作成開始です



まずは細かくチョコを砕きます、それを湯せんで溶かして型に流して冷やして出来上がりです、



基本的にはこの流れで途中おもしろアレンジを加えつつ数点のチョコを作りました。

とりあえず裏に生えている木から折ってきた枝をチョコでコーティングして



「マジ小枝(ジにアクセント)




を作ってみました、見た目はもの凄くうまそうなんですけどそこはやはり自生している木の枝、

大地の力強さを感じずにはいられません。



次に作ったのが皿にチョコを広げてスウィートコーンをぱらりと振りまいて



「夜空」



さっぱり綺麗じゃありませんでした。

他にはベタだけどブロッコリーにチョコをべっとりつけて

「アフロ」

とか、ハート型に作って割り箸で汚く書いてみたりしました、

そしてどうも我等兄弟には料理の

才種はうまっていなかったらしく全てのチョコがうまくありませんでした、これでいいのだ


少年漫画雑誌ののページを使ってラッピングをしてプレゼントしてまわることになり、どう見て

も愛の告白に使う物とは別の意味で甘酸っぱい思い出になりそうな物が完成、

友人達に



「これ、俺の気持ちだから」


と5.6人に渡したところなぜか意外と好評でした、



「今年はこれだけかな…」



という言葉が胸を打ちますね






妹は俺がアパートに帰った後キチンといいチョコを買って彼氏に渡してたらしいです、やな女だよ、まったくもう。

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