† 人様の家で好き放題〜ドラクエの勇者は即逮捕〜 †
瀬崎 :門の前に立つ。開ける前に二人に、「いいか、これからどんな事が起こっても、現実を受け入れろよ。」と言っておく(笑)
佐久間 :何それ(笑)
瀬崎 :だって、君ら悪魔の事知らないじゃん。
じゃあ、門を開けます。ビクビクしながら。腰引けてるし(笑)。震えが止まらん。
どんなデビルサマナーだ、それは。
佐久間 :情けねぇ(笑)
瀬崎 :これは武者震いだ(笑)。でもプルプル(笑)。駄目だ、斉藤さん開けてくれ。(笑)
斉藤 :しょうがないなぁ。
GM :加護チェ〜ック! 斉藤のみ。
斉藤 :(コロコロ)失敗。
瀬崎 :(卑らしく)さ〜い〜と〜う〜さ〜〜〜ん、頼みますよぉ(笑)
お前、最悪(笑)
斉藤 :そんなん言ったって(笑)
GM :はいはい、ゾンビが二体出てきた。行動は……瀬崎が一番だ。
戦闘記録其の1 ゾンビと戦闘、楽っ勝!!
GM :悪魔との遭遇(覚醒イベント)。命運でチェック。
全員 :(コロコロ)
瀬崎&斉藤 :成功。
GM :レベルが足りないから(覚醒は)上がったらね。経験値18。
ごめんなさい 3
覚醒するには必要LVというものがあり、第一段階の覚醒は5LVにならないと起こらない。そして、覚醒に必要なLVが1足りない毎に『−10%』もの修正がつく。この状況では、LVが4足りないので−40%もの修正がつき、絶対に成功しないはずだった。
瀬崎 :レベルアップやん。
しばらく、レベル上げの作業が続く。
GM :それじゃさきに行くよ。君らはまだここにいるんだ(マップ入り口を指す)
佐久間 :入り口か。
瀬崎 :入るぜ。
GM :ゾンビ撃退した事によって、次からの加護チェックに+10%できる。
瀬崎 :GM、CP教えてくれ。
GM :忘れてた、6点。で、入るの? もちろん玄関に罠なんかねぇよ。
瀬崎 :まあ、自宅の玄関に罠なんか仕掛ける馬鹿はいねぇ。「オラァ!」急に強くなった俺が蹴り開けるぜ。バァン!
佐久間 :上からチョークの粉の付いた黒板消しが(笑)
瀬崎 :ゲホゲホ、『毒』(笑)
佐久間 :俺が仕掛けた(笑)
勝手に罠を仕掛けるな(減点1)。
GM :(マップを指しながら)一階ホールに出て、これが二階に続く階段ね。で、扉が三つあってエントランス。他には何も無い。
佐久間 :階段があるじゃん。昇り?
瀬崎 :まず、最上階から攻めていくのが常識なんだよ(笑)
それってどこの世界の常識?
佐久間 :ボスから攻めるんスか(爆笑)
瀬崎 :まず『右手ファラリス左手ファリス』。右かな。
GM :右って事はこの扉か。開けま〜す。加護チェック! リィダァ!
瀬崎 :リーダー斉藤だよ。
斉藤 :おお!?(爆笑)
佐久間 :お前(瀬崎)が話、持ち掛けたんじゃん(爆笑)
瀬崎 :(コロコロ)おお05! 加護なんていらんのに(笑)
GM :手だけおっこってきて潰れちゃった。
一同、GMが突然放った訳の分からない言葉に沈黙。
瀬崎 :……ねぇ、手だけおっこってきてって……何? 今の。
GM :いや、ただ何となく(一同爆笑)
佐久間 :棚を調べよう。
GM :片付けた跡があって、何も無い。この部屋であとする事。
瀬崎は片っ端から調べはじめるが、まったくもって何も無い。
瀬崎 :窓から外見る。
GM :何も無い風景が見える。
瀬崎 :異界か……。じゃあ、窓とドアにつっかえ棒つけて、完全に閉まらないようにしておく。
GM :いざって時の脱出ルートだな。次の部屋行く?
瀬崎 :近場から。
佐久間 :(正面のドアを指す)こっち?
瀬崎 :違う。階段だ(爆笑)
佐久間 :ええええ〜(爆笑)
いきなり2階からかよ。ある意味で非常に漢らしい(笑)。
こんな無茶な野郎には、ぜひともD&Dをやらせてみたい。
GM :(マップに小道具を書き込む)正面。食堂みたいなもんだ。奥に扉がある。
佐久間 :一通り回らない?
瀬崎 :GM、誰もいないんなら、ここ閉めて左に行きたいんだけど。
GM :じゃ、加護で……
斉藤 :23以下(コロコロ)成功。
GM :見ての通り、左右にドアがあって、軽く見渡すと、血の跡がキッチンに向かっているのが見える。
佐久間 :キッチンへGO!
瀬崎 :じゃあお前が先頭ね(笑)
佐久間 :え?(笑)
瀬崎 :その部屋無視して、一階ホールの別の部屋に入ります。
GM :(マップを描く)書斎らしき部屋です。イベント・チェックー!
佐久間 :(コロコロ)成功。
GM :また出てこれねぇ。ゾンビちゃん悲しい。
佐久間 :本を探そう。
GM :書斎の本を調べると、魔法関係の本が見つかる。そのうち、佐久間の残したノートが見つかります。
瀬崎 :パラパラと読みます。
GM :佐久間法山は錬金術と魔道に詳しかった。使い魔インプの召喚に成功し、服従の誓いをさせた。助手でも使えるように、『七つの大罪の名において』という合い言葉を作った。
晩年、不死の秘密を解き明かす為にドイツからギデオン・バルクの人形を含む三つの素材を入手した事。融合技術が最後の難関である事、かつて死者再生の実験で失敗した事が分かる。ゾンビ化した死体は地下室に閉じ込めたが、処分の事を考えねばならない、と書いてある。
佐久間 :それが出てきたんじゃないの?
瀬崎 :そう。一体何回失敗したんだ、おのれは(一同笑う)
GM :ノートに鳥のような姿や、コウモリ、巨大な犬を描いたらしい姿が書き込まれている。
瀬崎 :『アエロー』と『カマソッソ』と『ケルベロス』……(適当)
出していいんなら出すけどね。
GM :この部屋の情報はこれくらい。
瀬崎 :じゃあ隣の部屋へ行く。
GM :イベントチェック!
サクラ :(コロコロ)23成功。
GM :こんな感じ。ドア以外何も無い。ドアは二つある。
瀬崎 :手前から行こう。それとも奥に行く?
佐久間 :真ん中の壁を突き破るとか。
瀬崎 :そしたら両方の部屋に出ちゃうだろ。
佐久間 :あ、そうか(笑)
GM :加護チェック!
手前の部屋は脱衣所だった。奥には洗面所や風呂もあり、その都度加護で判定したが、その全てに成功し、ゾンビなど微塵も出てこない。
瀬崎 :奥の便所を調べる。
GM :加護チェック。
佐久間 :便所 だよ?
サクラ :(コロコロ)79で失敗。
よりによってここで出すなよ(泣)
GM :ゾンちゃん♪(やけっぱち喜び)
瀬崎 :どういう状況だ?(笑)
斉藤 :便所で出てくるなんて(笑)
GM :便壷からゾンビが這い上がってきたぁ!(爆笑)
瀬崎 :ブキミちゃんか?
GM :違います! 窓からです! 二体だ。
戦闘記録其の2 自爆的ダメージで被害甚大
斉藤 :いえ〜い、二匹殺したぜ。
GM :経験値36。ちなみに、便壷には何も無し(笑)
佐久間 :便壷言うな(笑)
GM :次の行動を決めて下さい。
瀬崎 :便壷を探って、もう一匹ぐらいゾンビを出す。
GM&佐久間: ないないない(笑)
瀬崎 :じゃあ、ここに行く(キッチンを示す。テープに入らないことをするんじゃない!)
GM :ゾンビチェックしといて。+20%ね。次からゾンビは一匹にしよう(笑)
瀬崎 :(コロコロ)08!
斉藤 :別にゾンビから攻撃くらったわけじゃない。(一同爆笑)
GM :ああ、キッチン開けたら餓鬼が襲い掛かってきます。
瀬崎 :開けてないけどね(笑)
GM :(絶句)
瀬崎 :嘘だよ(爆笑)
お前もGM経験あるだろうに……GMを泣かせるような事するな〜(笑)
斉藤 :戦闘やっていいんスか?
GM :オーケー。
餓鬼は何もする間も無く(瀬崎に攻撃を回避された)、佐久間の<ザン>がクリティカルし、その後の瀬崎の攻撃によって命を落とした。
ちなみに、斉藤がまたファンブルし、瀬崎をぶん殴りかけた事を伝えておこう(笑)。まあ、今回は瀬崎の回避成功によって事無きをえたが。
GM :敵『ガキ』の首、討ち取ったり〜。経験値18。
佐久間 ;レベルアップじゃん。
PC達、レベル上げの操作にかかる。プレイ中断すること約9分……
GM ;キッチンです。
佐久間 :でっかい冷蔵庫3つってのは何処にあんの? 地下か?
GM ;……覚えてたか(笑)。じゃあね、知力+直感でチェック。
斉藤 :(コロコロ)成功。
GM :床に隠し扉を発見した。
瀬崎 :(殿様口調で)あ、よくやった。
佐久間 :やっぱ地下だよ〜。
瀬崎 :じゃあ行こうか。
GM :(マップに地下への階段を書く)
瀬崎&佐久間&斉藤 :おお〜、ドラクエかぁ!(笑)
佐久間 :ハモってる(笑)
瀬崎 :(テープに向かって)ちなみに階段の形の事ですよ(笑)
GM :階段降りてすぐの地下室の扉に鍵がかかっています。
瀬崎 :何しろっちゅうの? 俺、機械の修理しかできんぞ。
佐久間 :壊そう。
瀬崎 :『ピクシー』呼んで、ピクシーに壊させる。
GM :無理だ(一同笑う)
瀬崎 :斉藤、(扉を)殴れ。
斉藤 ;えへへへへ〜(笑ってごまかし)
GM :できないっ!(爆笑)
瀬崎 :じゃあどうするの?
佐久間 :鍵を探そう。
瀬崎 :(思い出したように)鍵を探すのか。そういう考え方もあったな(一同爆笑)
TRPG暦6年(当時)が泣くぞ。
佐久間 :俺も今まで忘れていたよ(爆笑)
瀬崎 :壊すことしか考えてなかった(笑)
GM :馬鹿ばっか!(笑)
瀬崎 :(根拠も無く)書斎だ、書斎にレッツゴウ!
GM :何も無いよ。
瀬崎 :じゃあどこに……(ハッとして)2階があったやーん(一同大爆笑、特にGM)
佐久間 :鍵の事に気づくなんて、自分をエライと思ったね。
