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Sword World RPG OnlineSessionReplay
Insanity's Earth - 1

理想の職業は冒険者!

GM : それでは、SwordWorldのオンラインセッションを開始します。皆さん、宜しくお願い致します。

ブラット : よろしくお願いします。

プロクト : 宜しくお願いします。

カリオン : よろしくお願いします♪

ディタ : 宜しくお願い致します。

ライト : よろしくお願いします。

ラムリア : よろしくお願いします。

GM : 舞台は “タラント” の西側に位置する山中の小さな村、アヴァロの村です。農耕によって生計を立てている村で、生活は基本的に自給自足です。特産品は林檎で、甘味と酸味のバランスが絶妙となかなか評判が良かったりします。
また、ブルーグ商会という商売人の本店があり、コアな冒険者の間では隠れた穴場として噂にもなっているようです。

ライト : 隠れた穴場って(笑)。

GM : マニアだけが知っている、お宝品の転がっている店ってやつですよ。

ブラット : 多くの高品質品やら銀製品がありますからね(笑)。

カリオン : ふむふむ。

GM : ライト、ブラット、ラムリアの三人はこの村の出身者です。

ブラット : 了解です。

GM : カリオン、ディタ、プロクトの三者は “タラント” を根城に活動している冒険者です。現在、とある依頼の真っ最中ですが、それは後ほどということで・・・・・・。

カリオン : 了解〜。


GM : では、最初はラムリアです。

ラムリア : ・・・トップバッターかぁ、緊張するなぁ(笑)。

GM : あなたは現在、村のマーファ神殿に住み込みで厄介になっています。神殿というか教会ですが。

ラムリア : ふむふむ。

GM : 主な日課は掃除、礼拝、畑仕事、訪れた信者の応対などです。あなたは高司祭のフラヴィアに呼びだされました。フラヴィアはハーフエルフの女性で42歳。容姿端麗で気立てもよい人格者です。

フラヴィア (NPC) : 「ラムリア君、ちょっとお願いがあるんだけど、暇はありますか?」

ラムリア : 「はい、今は大丈夫ですが・・・何かあったのですか?」

フラヴィア (NPC) : 「酒場のご主人のドラッドさん、分かるよね? 今朝方、何故か裏口の前に開いていた穴にうっかり落っこちて、腰を打ってしまったらしいのです。」

ブラット・・・・・・穴? まさか・・・!?

プロクト : 穴が早くも活躍してる。

ライト穴の方が本人より出番が早い(笑)。

ラムリア : 『ブラット・・・(涙)。』(心の声)。

フラヴィア (NPC) : 「打ち所が悪くて起き上がれないそうなのだけれど、私はちょっと忙しくてすぐには行けないのです。代わりに手当てに行ってもらえますか?」

ラムリア : 「は、はい、すぐにいって参ります。」 と、そそくさと立ち去ります。心当たりがありまくりですので(笑)。

ディタ : そのうち、殺人事件に発展しかねませんな。

GM : では、フラヴィアは治療を君に任せると、直径1メートルはある大きなカボチャを転がして運んでいきました。

ラムリア : それで忙しいのか!?(笑)・・・いや、ここでは普通なのかな・・・ともかく酒場のご主人の元へ急ぎます。

GM : では、場面はそのままドラッドの経営する酒場に移ります。


GM : 小さな村なので、ここはほぼ唯一といっていい娯楽場です。といっても、来るのは農作業を終えた村人ばかりで、余所者は月に数度しか訪れません。ほのぼのとした雰囲気です。名前は一丁前に“黄金の林檎亭”などと掲げています。

ラムリア : 「すいません、ドラッドさんの手当てに伺いましたが・・・?」 と、そーっと声かけてみます。

奥さん (NPC) : 「はーい! まってたよっ!」

GM : と、出迎えた奥さんに裏口から迎え入れられます。

ラムリア : 「お久しぶりです。・・・ドラッドさん、大丈夫でしょうか。」 色々な意味で心配だ・・・。

奥さん (NPC) : 「ちょっと、診てやっておくれよ。」

GM : 裏口から上がると、腰に布を当てたドラッドがベッドの上でぐったりしています。
     また、その脇には得体の知れない何かがいます。

ラムリア : 得体の知れない何か!? ・・・セージ判定とかしないでも判るものなのでしょうか(汗)。

GM : いえ、よく見ると、顔がボコボコに腫れ上がったブラットのようです。服装で判断できました。

ブラット : えっ!?

GM : ブラット、君はドラッドが穴に落ちるのを見送った後、しばらくしてそのことが祖母のバーバラにバレばれました。祖母に修正された君は、引きずられるように・・・というか引きずられてここに連れてこられ、猛反省を促されていたところです。

ブラット : 大人に修正されちまった・・・!(笑)

ディタ : 正座されて説教。反省文20枚!

ライト : 「そんな子供、修正してやる!」 とか祖母に言われたんでしょうか(笑)

ラムリア : 確かに猛烈な反省だ! これが冒険者流?(笑)。

ブラット : 今、意識はあるのでしょうか?

GM : 意識は朦朧としています(笑)。

ラムリア : 「・・・と、とりあえず・・・治療、いたしましょうか。」 <キュア・ウーンズ>で治療可能なのでしょうか?

GM : ラムリアの申し出に、

ドラッド (NPC) : 「ああ、よろしく頼むよ・・・・・・」

GM : と、弱々しく答えます。幸い骨は折れていなかったようなので、処理は<キュアー・ウーンズ>で結構です。

ラムリア : ほっ。それでは<キュア・ウーンズ>をドラッドさんのみに・・・ 2D6 → 2 + 6 = 8 ついでにレーティングも? 回復 10点

GM : では、ドラッドの腰痛は治まりました。

ドラッド (NPC) : 「おお! 身体が軽い! ありがとうよラムリア。」

ラムリア : 「……あぁ、いえ、私はマーファ様の御心に従ったまでです。」 と、答えておきます。

ブラット : ラムリアのほうをチラッと見て 「ラムリア〜・・・俺も痛い・・・・・・」 と、かき消されそうな声でいいます。

バーバラ (NPC) : 「我慢せい、このバカタレが。」

GM : と、いつの間にやらバーバラが戸口に立っている。

ラムリア : きゃー!(笑)。

ライト : いつのまにって辺りがさすがと言うべきでしょうか・・・。

ブラット : 「げっ! ・・・ばあちゃん・・・」

ラムリア : ブラット、ごめんね後で治療するよ・・・と、目くばせはしておきます。ここで治すとひんしゅく買いそうなので。

バーバラ (NPC) : 「すまんのうドラッド。うちの孫がまた迷惑をかけて。」

ドラッド (NPC) : 「いやいや、ガキはこのぐらい元気な方が良いって! なぁブラッド!」

ブラット : 「だよな! おっちゃん!!」(笑)。

ドラッド (NPC) : 「はっはっは! よーし、じゃあお礼に修正してやるー!」 バキッ!!

ブラット : 「ゲフゥ!」 また、傷が増えてしまった・・・(笑)。

GM : まぁ、ドラッドはこういうのに随分慣れている感じですね。

ラムリア : ・・・慣れてるのなら一緒に治してあげれば良かった(笑)。

バーバラ (NPC) : 「この大変な時に、本当に申し訳ない。これ! お前も謝れ!」

ブラット : 「ゴメンナサイ・・・」 バツが悪そうに。

ラムリア : 「・・・大変なとき?」 祭りとかそういうのだったら知っているから聞きませんが。

バーバラ (NPC) : 「ほれ、ラムリアの畑でも作物が異常成長しておるじゃろ。アレで林檎がやられてしまってな。」

ラムリアあのカボチャは伏線だったのか!?(笑)。

ブラット : 「俺、カボチャは好きだぜー。」 と、自分勝手な意見を言っておきます(笑)。

GM : 三人とも知っていますが・・・今年は村の作物が大豊作で、それはもう凄いことになっています(笑)。しかし、最近では作物の成長が過ぎ、熟れて腐り始めてしまっているのです。

ラムリア : 「・・・・・・」 ブラットくんに呆れた目線を。

GM“アヴァロ村の林檎酒”といえばタラントでもそれなりのブランドなのですが、林檎もダメージを受けています。

プロクト : シードルがブランドなんだ。

ラムリア : ライト君の家も大変という事ですね(汗)。

ライト売り上げに多大なダメージが(笑)。

ブラット : 「けど、リンゴが食べれなくなるのは嫌だな・・・」 フォローもいれておきます(笑)。

バーバラ (NPC) : 「ホレ、これ以上ここにいても邪魔じゃ。ワシらは帰るぞ。それじゃドラッド、養生しておくれ。」

ブラット : 「ドラッドのおっちゃん、それじゃあね〜!」

ドラッド (NPC) : 「あいよ。ラムリア、ありがとうよ。じゃあなブラット、まぁこいつを持っていけ。」

ブラット : 「おっ、何々?」 遠慮なく貰っていきます(笑)。

GM : と、赤子の頭ほどもある林檎を渡されます。

プロクトメロン大のリンゴって一体・・・。

ライトリンゴも大きくなってるんですねえ・・・。

ブラット : 「でっけ〜。ありがとね、おっちゃん。」 元気良く帰っていきます。

ラムリア : 「あ、では私もお暇させていただきます。・・・お大事に。」 二人に続いて出ましょう。

GM : では、二人はどうしますか?

ブラット : う〜む。お裾分けでもしに行きますかね。

ラムリア : バーバラさんが帰ったのなら治療をして上げたいのですが。

ブラット怪我はあって無いようなものじゃないんですか?(笑)。

GM : はい。シーンが変われば治る類のケガです(笑)。

ラムリア : ぶ(笑)。さっきまで意識が朦朧としていたとは思えない回復っぷりだ!(笑)。

ブラット : 「ラムリア。これ持ってライトのとこに行こうぜ。」

ラムリア : ブラットが何処かへ行くならついていきますよ。またすぐにいたずらされると困るので(笑)。

GM : この時間、ライトは店番をやっています。では、場面は変わってブルーグ商会です。二人はとりあえず退場。

ブラット : わかりました〜。

ラムリア : はいはい了解です。ひとつの林檎をおすそ分けって凄いなー(笑)。


GM : ライトは最近気になっている事があります。どうもこの頃、山一帯の精霊力に異常が見られます。ちなみにこの村もその影響範囲に含まれています。

ライト : 「う〜ん、不思議だ・・・。普通こんな事はないんだけど・・・」

GM : 異常は村から西に向かうほど強いようです。そうこうしているうちに、ブラットとラムリアがやってきます。

ライト : カランカラン。「あ、いらっしゃーい。」

ブラット : 「ライト〜! 一緒にこれ、食おうぜ!」 と林檎を見せます。

ライト : 「お? でかいリンゴだな。だがちょっと待ってくれ。日課の50ガメル数え3セットが終わっていない(笑)」

ラムリア : 「お疲れさまです、ライト。」 一足遅れることになりそうですね。ブラットの勢いからして。

GM : 異常にでかい林檎です。くぼみがそれとなく人の顔のように見えます(笑)。

ライト : 「つかこれ、ちょっと怖いぞ! 皮むいたら赤ん坊の頭とかじゃないだろうな!?」

ラムリア : 「そんな精霊力感知していないでしょう? ライト・・・」 とかフォロー入れながら一歩引きます(笑)。

ブラット : 「そんなの気にするなよ。

ラムリア気にするなって無理!(笑)。

ブラット : 「とりあえず切り分けるよー?」 とダガーを手に取り出します。林檎を切ちゃっていいですか? 個人的には切りたいんですけど(笑)。

ライト : お願いします。自分が切ったらまず手首切っちゃいそうです(笑)。
      「ああ。ここ最近、怪しい精霊力は感知してるけどな。」

ラムリア : 「・・・怪しい精霊力、ですか?」 林檎は無視。ご自由に。(笑)。

GM : 林檎を切ると、濃厚な香りが漂いますね。ライトは一瞬だけ精霊力の混乱を感じました。

ライト : 「・・・ん?? ・・・まあいいか。いやね、どうも近頃精霊力の異常を感じててね。特に西の方からさ。」

ブラット : 2人が話している間に鼻歌でも歌いながら、一口大に切っていきます。

ライト : 「なあ皆。近頃おかしな事って心当たりあるか?」 と、何かたくらんでる顔で(笑)。

GM : では、ラムリアは自分の畑で取れる作物がおかしい事を自覚しています。それは村中でも問題になっており、皆が困っていることでもあります。今はまだ良いのですが、もう一週間もすれば、特に被害の大きい林檎は腐り落ちてしまいそうです。

ラムリア : 「そりゃあ、このまえ出来たサツマイモが大きかったり、リンゴがこんなんだったりはしてますけど・・・・・・」

ブラット : そろそろ切り分けた林檎を皆の前に出します。

ラムリア : 大きいだけじゃなく、おかしい?

GM味は大味、実は柔らかい、です。

ブラット : 「ん〜とね、村の大人たちがやたらと俺を殴ってる気がするよ。」(笑)。

バーバラ (NPC) : 「それはお前が悪い。

GM : と、玄関先にバーバラが立っています。

ライト : 「ああ、そうだねばあさん。・・・ってえっ!?

ブラット : 「また、出たよー!

ラムリア : 「い、何時の間に!

GM : バーバラはとりあえずブラットの尻をボインと蹴り飛ばします。

ブラット尻を押さえつつ飛び跳ねてます(笑)。

バーバラ (NPC) : 「ジェライト、お前は何か心当たりがあるみたいじゃな?」

ライト : 「え、え〜と・・・。どうも西の方が特に精霊力が異常だな、ってくらいだけど。」

バーバラ (NPC) : 「・・・・・・そうか。そういやお前さんにはそんな才能があったのぅ。それは、様子を見に行かんといけん感じじゃな。よしブラット、支度しろ。」

ブラット : 「冒険か!? ばあちゃん!?」 わくわくしながら。

ライト : 「え!? いいのかばあちゃん!」 とかなり驚いてます。

バーバラ (NPC) : 「冒険じゃないわい。山の様子を見に行くだけじゃ。」

ラムリア : 「・・・・・・今から西へ向かうのですか? たった2人で?」 汗、たらり。

バーバラ (NPC) : 「皆、村のことで手一杯で他に行ける奴がおらんからの。」

ブラット : 「ちぇ・・・! けど、ま、いっか。」

ライト : 「それでも冒険だよ! やった! 念願の冒険に出られる!!」 と飛び跳ねます。

ラムリア : 「ライトまでついて行く気ですか・・・」 とかいいながら内心うずうずしてる(笑)。

バーバラ (NPC) : 「なんじゃ、お前も付いてくる言いよるんかい?」

ライト : 「もちろん! 親父を超えるために行くさ! それに俺が行かないとおかしな精霊力が分からないだろ?」

バーバラ (NPC) : 「そうか。じゃあお前も来い。40秒で仕度しな。」

ラムリア : 「・・・・・・バーバラさん、私もついていって構わないですか? さっさと支度しますので。」

バーバラ (NPC) : 「ん? 構わんが・・・・・・。大して危険な山でもなし、3人行くならワシはええじゃろ。お前らだけで行って来い。」

ラムリア : 「はい、判りました。3人で行って参ります。」 だ、大丈夫かなぁ・・・…ベテランの冒険者なしで。

ブラット : (ボソ)「やった! ばあちゃんがいるとウルせぇもんな・・・」

バーバラ (NPC) : 「聞こえないように言え。」 ボインと尻蹴り。

ブラット : 「ぎゃふん!」(笑)。

ライト : (奥に向かって)「父さん! 俺は行くよ! 世界を見に行くんだ!(爆)

バーバラ (NPC) : 「早く支度せんかい!」

ラムリア : 「・・・では、準備してきます。すぐに来ますので、勝手に出発しないでくださいね。」 念押してからひとっ走りいってきまーす。

GM : というわけで、特に何かしたいことがなければ、三人は出発することになりますが。一応、バーバラが各人に3日分の食料を用意してくれます。

ラムリア : 林檎食べてから出発しますか(笑)。

ブラット : では、皆が準備しているときに林檎を食べて 「不味い・・・」 と言っておきます(笑)。

ラムリア : まぁ、家の道具持ってくるだけですけど。あとは育ての親の司祭様に挨拶を、ぐらいの。

GM : では、フラヴィアが

ラムリア : あ、やはりフラヴィアさんが育ての親か。

フラヴィア (NPC) : 「気をつけて行ってきなさい。」

GM : と、火打石を(笑)。

ブラットし、渋い・・・!

ラムリア : 「はい、3人で無事に帰ってきます。」 そんな見送りですか(笑)。

GM : では、三人は西の山に向かって出発しました。

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