Sword World RPG OnlineSessionReplay
Insanity's Earth - 5
GM : しばらくすると、<ホールド>も解けますね。 ブラット : おお、動けるようになった。しかし、何もせずに立ったままです。 プロクト : 「・・・・・・死にはしなかったけど・・・か。」 ライト : 「うわー。精霊って暴走するとこんなことになるのか・・・」 とぼけーっとしてます。 ディタ : 「戦う前に敗れて・・・生き恥か・・・」 GM : ちなみにカリオンは一人黒コゲになって倒れています。<ファイアボール>が直撃したのでしょう。 ライト : 「・・・カリオン兄ちゃん!」 と駆け寄ります。 カリオン : 「戦う前から死んでいて・・・末代までの恥だ・・・」 @魂 ディタ : 私なんて一歩も動けなかった。どうしようかな・・・茫然自失してるか、<ホールド>唱えたライトを攻めるか(爆)。 ブラット : 「ラムリア! カリオン兄ちゃんを治して!」 ラムリア : 「は、はいっ!」 死亡していることはいつ判るのだろうか。 GM : ラムリアが回復魔法をかけると傷は塞がりますが、いつまで経っても意識は戻りません。回復ついでに脈が無いことにも気づきました。 ラムリア : 「・・・傷は治療しました、が・・・」(沈痛な面持ち)。 ブラット : 「・・・ちっきしょー! なんで、兄ちゃんが死ぬんだよ・・・」 カリオン : 「・・・・・・・・・・・・」 ブラット : そのまま死体となったカリオンのそばで悔し涙を流して黙ってます。 ライト : 「兄ちゃん・・・。そんな・・・」 ディタ : 「奴もきっと喜びの野に行けただろう。・・・行けないと悲惨すぎる・・・」 GM : ディタ・プロクトの近くには水晶球が転がっています。高まった魔力を例外的に開放した影響か、砕けて半壊しています。 プロクト : 「・・・終わってみれば、儚いか。だけど納得は・・・出来ないッ!」 ディタ : とりあえず、水晶球を直に触らないようにして手にとってみます。 GM : もはや魔力は残っていないようです。ただのガラスと化しています。 ディタ : じゃあ一応、もらっておきましょうか。カリオンの墓にでも埋めておくということで(蘇生出来ないと思うから)。 ライト : 「・・・せめて、あいつらにリベンジか、兄ちゃんを生き返らせたいよ・・・!」 ラムリア : 「・・・急いで帰れば司祭様にお話を通してもらったり・・・出来るかもしれません!」 ・・・どれだけお金飛ぶかは別としてもね(汗笑)。 GM : ラムリアは、死者を呼び戻す儀式は時間を置けば置くほど成功しなくなることを知っています。ディタとプロクトも知っていて良いです。冒険者なら多分常識でしょうし。 ただ、フラヴィアにはそれほどの力はないです。 ラムリア : ・・・あぁ、最後の希望だったのに。 GM : ただ、相談すれば何とかしてくれるかな? とは思いますが。それだけ信頼しているので。 ライト : 「それに、ばあちゃんならもしかしたら何か知ってるかもしれない! 村に戻ろうよ!」 ブラット : このまま何もなければラムリアの言葉を聞いて、カリオンを村まで運びたいです。 ラムリア : ・・・。さて、問題は誰が金属の塊のようなカリオンさんを担いでいくかですね(笑)。 ディタ : 「運ぶのは私がしよう。」 ブラット : 「・・・」 何も言わずに頷きます。 プロクト : グラランは元から持てそうに無いからね・・・。 カリオン : ずるずるずる〜(足とか手をひきずっている)。 ディタ : ドワーフは背が低いからねえ・・・。 ブラット : それにカリオンは大きいですからね〜。 ラムリア : 「急ぎましょう。・・・急げば、何とかなる、かも・・・」 |
GM : では、森の入り口です。濃密だった精気は嘘の様に晴れています。複雑に絡み合っていた杉はいつの間にか解け、異常に伸びていた雑草も枯れて土に還っています。 村にたどり着いたのは休憩も入れて翌日の昼下がりとします。村には大した被害はありません。棚のビンが倒れたとか、その程度の被害です。 ライト : 「あ、村が元に戻ってるよ・・・。ハハハ・・・」 ディタ : 「たのも〜たのも〜(嘘)」 村の有力者たちへの報告は任せる。こちらは村長かな。 GM : えーと、では村長の所から解決しましょう。来ているのはどなたですか? ラムリア : いの一番にフラヴィアさんの所に転がり込みます。 ブラット : ブラットは教会に行きます。 プロクト : プロクトは、村長の方に行きます。 ディタ : カリオンは私がメインで背負っているのですが。私は村長宅に行こうと思うんですが。 GM : カリオンはそのまま村長宅で。では、ディタとプロクトは村長宅に付きました。 ディタ : ノックして 「村長、おられるか?」 コドレット (NPC) : 「ん? おお、帰ったか! どうじゃった?」 ディタ : 「まぁ出来は見ての通りだが、手痛い損失を受けた。・・・カリオンが死んだ。」 コドレット (NPC) : 「ななな!? 馬鹿な、馬鹿なカリオン・・・お前なぜ死んでしまったんじゃ!」 GM : と、カリオンの遺体を揺さぶります。気が動転しているようですね。 ディタ : 「敵の魔法が直撃してな・・・」 と、淡々と事実だけ述べておきます。 コドレット (NPC) : 「そ、そうか・・・・・・。して、村の者は無事なんじゃな? 姿が見えんが。」 カリオン : 「そんちょー、一応僕も村の者だよ。」 @魂 コドレット (NPC) : 「・・・・・・? いや、空耳だな。くぅ(泣)」 ディタ : 「3名とも無事だ。今は司祭のところに行っていると思うが。」 コドレット (NPC) : 「そうか、そうか。とにかく、バーバラがおらんと話もできん。ここで待っておってくれ。」 ディタ : 「・・・意地悪な質問で恐縮だが、蘇生の奇跡を使えるものは居ないか?」 コドレット (NPC) : 「この村には、それほど位の高い司祭はおらん。タラントまで出ないとな。」 GM : ちなみに、ここからタラントまでは普通に歩くと4日かかります。 ディタ : じゃあ無理だな(ぼそ)。 プロクト : 絶望的になりましたね。 ラムリア : 4日。絶望的な雰囲気がにじみ出てるよ(滝汗)。 ディタ : タラントまで赴いても、奇跡を使える司祭を捕まえて、寄進して説得して蘇生か・・・気が遠くなる借金地獄だな・・・。 カリオン : 生き返ってもまともな生活は無理じゃ(笑)。 ラムリア : お金に縁のないパーティだなぁ・・・(苦笑)。 |
GM : では、コドレットはバーバラを呼びに行きます。場面は教会に移ります。教会に来ているのは、ラムリアとブラットと? ライト : ライトも行きます。 GM : では、教会です。しかし中にフラヴィアの姿はありません。 ラムリア : 「大変ですっ! ・・・・・・ってこんな大事なときに一体何処へ行ったのですかフラヴィアさんっ!」 あちこち心当たりがあるところを探し回ります。 ブラット : 「誰かいないのか!?」 と一緒に捜します。 GM : なら、外の畑でフラヴィアを発見しました。 フラヴィア (NPC) : 「あ、おかえりラムリア。見てよ、大きかった作物は腐り落ちて、新しい実が生り始めたわ。」 ラムリア : とりあえずフラヴィアさんの話はスルー。「大変なんですっ! カリオンさんが、カリオンさんが・・・・・・」 だんだん語尾が勢いなくしていく感じで。 フラヴィア (NPC) : 「カリオン? ああ、カリオンね。どうかした?」 ライト : 「敵の! 敵の呪文にやられて・・・!!」 フラヴィア (NPC) : 「・・・様子がおかしいですよ。一体何があったの?」 ブラット : 「すぐにカリオン兄ちゃんを生き返らせろ!!」 と今にも殴りかかりそうな勢いで駆け寄ります。 フラヴィア (NPC) : 「死んだ? ラムリア、落ち着いて説明しなさい。」 <サニティ> 2D6 → 5 + 5 + (10) = 20 ラムリア : あっ、じゃあそれで落ち着いたと思われます(苦笑)。「・・・はっ。実はカリオンさんが・・・。」 と、事の顛末をしっかり語ります。 プロクト : なんだか達成値が7〜8LVっぽい〜(ガビーン)。 カリオン : こうなったらネクロマンサーの秘術を用いて・・・。 フラヴィア (NPC) : <クリエイト・ゾンビ>〜!って?(笑)。 ブラット : アンデット化だー(笑)!! ラムリア : ・・・そうかその手が!(笑)ってアンデットと化したら葬りますが・・・(苦笑)。 フラヴィア (NPC) : 「・・・そう。とにかく、村長のところに行きましょう。貴方達も付いてきなさい。」 ラムリア : ではついていきますね。もしもライトとブラットが危ないなら<サニティ>(笑)。 ブラット : いや、流石についていくだけならいらないです(笑)。 ライト : とりあえず、落ち込んではいますけどそこまでじゃないです(笑)。 |
GM : では、場面は再び村長宅に移ります。バーバラを連れた村長も戻ってきました。 フラヴィア (NPC) : 「・・・・・・カリオン。こんな姿で戻ってくるなんて。」 GM : と、フラヴィアは悲しみをあらわにします。対照的に、バーバラはなんだか複雑そうな顔をしていますね。 バーバラ (NPC) : 「・・・・・・」 ディタ : ・・・? ブラット : 「何とかなんないのかよ!?」 フラヴィア (NPC) : 「・・・申し訳ありません・・・無理です。私には魂を呼び戻すほどの力は・・・・・・」 GM : で、フラヴィアはマーファに祈りを捧げます。 ブラット : 「何とかしろよ!? 奇跡の力をつかうんだろ! なんで、1人ぐらい生き返せれないんだよ!?」 フラヴィア (NPC) : 「力不足で、すみません・・・・・・」 ラムリア : 「ブラット、少し言葉が過ぎているようですね。無理もないですけれど・・・」 フラヴィアさんが責められるのはちょっと。 ディタ : 「あまり司祭殿を攻めても仕方ないだろう。力が足りず死んでいくのは冒険をしていれば多々あることだ。」 ブラット : 「くそっ!・・・ばあちゃんなら、ばあちゃんなら何とか出来るでしょ!?」 バーバラ (NPC) : 「・・・・・・」 GM : バーバラは答えません。何かを迷っているのか押し黙っています。 ブラット : 「・・・ばあちゃん・・・? 何か、言ってよ!」 バーバラ (NPC) : 「・・・・・・」 プロクト : 「ブラット・・・・・・」 コドレット (NPC) : 「こうなった以上、カリオンの身はこの村に埋葬するとしようかのぅ。・・・・・・それでいいかな、ライト?」 ライト : 「・・・ああ。それしかないよね。自分達が力不足すぎたんだ。」 ラムリア : 「・・・すみません、カリオンさん・・・・・・」 マーファ様に祈りを。 プロクト : 「カリオン・・・・・・」 バーバラ (NPC) : 「・・・・・・手が無いわけではない。だがな・・・・・・」 GM : そして、また口をつぐみます。 ブラット : 「! やっぱり、何かあんだろ!? ばあちゃん!!」 ライト : 「何か手があるのかいばあちゃん!!」 ディタ : 「だが?」 バーバラ (NPC) : 「・・・・・・おぬし等、本気でカリオンを生き返らせたいんじゃな? どうしても救いたいんじゃな?」 ディタ : えー、なんかこの手の言い回し・・・いやーな、予感が。 ブラット : 「当たり前だろ!」 ええ、何かありますね(笑)。 ラムリア : 「・・・出来ることなら、何でもします。」 バーバラさんに向き直りましょう。 ライト : 「俺らのせいで兄ちゃんは死んじゃったんだ! もちろんだよ!」 ディタ : 奇跡以外の蘇生は神への冒涜か、それとも古代王国の魔法装置か。 ラムリア : 神への冒涜ならごめんなさいカリオンさん見捨てますね。 カリオン : となると、残るはやはりネクロマンサーマジックか。 ブラット : もしくは噂の錬金術で魂を鎧の中に入れるんですよ(笑)。 (© 鋼の錬金術師) 考えてみればカリオンは魔術師だ。 GM : まぁ確かにカリオンの鎧なら、例の弟なりに立派な体躯をしていそうですが。カリオン : できれば骨頭の鎧がいいなぁ。 プロクト : 骨系は連結数的に・・・スケルトンアーマー・・・。 ラムリア : 中身空っぽで生き返られても・・・酒飲めなくなるだろうし(苦笑)。 カリオン : 筋肉の錬金術師。 プロクト : ハガレンならぬニクレン(笑)。 ディタ : どっちにしても、連れ歩くとファリス神官から目をつけられそうだが。 GM : では、バーバラは深くため息をつきます。 バーバラ (NPC) : 「まったく、ワシも歳じゃな。押し切られてしまったわ。ワシがなんとかしてやろう。少しここで待っとれ。ああ、フラヴィアは腐らんようにしておいてくれ。」 GM : そう言い、バーバラは村長宅から出て行きます。で、フラヴィアが頭に「?」マークを浮かべながらも、<ブリザーベイション>を使用します。 フラヴィア (NPC) : 「大いなるマーファよ・・・・・・」 2D6 → 4 + 2 + (10) = 16 GM : では、カリオンの身体は低温保存可能な状態になりました。しばらくするとバーバラが戻ってきます。 バーバラ (NPC) : 「冒険者の。おぬしでいいかな。」 GM : と、蝋封された一通の手紙を差し出します。 ディタ : 「は?」 じゃあ受け取りましょう。 プロクト : 「これは?」 バーバラ (NPC) : 「こいつと死体を持って、タラントの街に行くがいい。そこに“靴のワグナム”という靴屋がある。そこにいって主人にこいつを渡すんじゃ。あとはそいつに任せれば大丈夫じゃろ。」 ディタ : 「は、はぁ・・・」 バーバラ (NPC) : 「あと、これは約束の報酬じゃ。」 GM : と、ディタとプロクトに800ガメルを受け渡します。ついでにカリオンの懐にも金をねじ込みます。 カリオン : わーい、お金だー。 ラムリア : あ、やっぱりちゃんと渡すのか。 バーバラ (NPC) : 「もしかしたら、帰ってこれんかも知れんからの。冥土の土産に持っていけ。」 プロクト : 「・・・・・・え?」 帰ってこれないってなんだー。 カリオン : 魔法で1ゾロ・・・・・・。 GM : かりおん は 灰になった (笑)。 ブラット : 正統派RPGウィザードリィですね(笑)。 ライト : 「・・・・・・靴屋だしなー。ダイジョブなのかいばあちゃん。」 バーバラ (NPC) : 「わしが信じられんなら、別に試さんでもええぞ?」 ライト : 「いや、これしか方法がないなら行くよ。なあ皆?」 ディタ : 事態がよくわからずにぼけーっとしたまま頷いております。 ラムリア : まぁ、さっぱりなので頷いておきます。助ける方法がこれなら行くしかない。 バーバラ (NPC) : 「悪いが、説明はせん。とにかく、騙されたと思って訪ねてみんさい。」 ディタ : だまされたー。 バーバラ (NPC) : はやっ! ディタ : 「ま、まぁ善は急げと言うからプロクト。とりあえず行くか?」 プロクト : 「望みがあるのなら、それにかけましょうか、ディタさん。何もしないのは、いやですからね。」 コドレット (NPC) : 「・・・・・・急ぎなら、頼めばライトのとこのオヤジが馬車を貸してくれるじゃろう。」 |
GM : では、ブルーグ用品店に移ります。事情を話すと、すぐに四頭立ての馬車を仕立ててくれます。 ベクター (NPC) : 「先日は助けてもらったからね。世の中持ちつ持たれつってね!」 ディタ : 「すまん。」 ベクター (NPC) : 「そしたら、急いだ方がいいんだね? あと一時間ほどで準備も終わるよ。」 ディタ : 「お願いする。」 GM : では一時間後。馬車の準備も整い、君たちはタラントに向けて出発します。 見送りに、コドレット、フラヴィア、ベクター。そしてカリオンの兄のマージスが駆けつけます。 プロクト : このシチュエーション、なんとも気まずい・・・・・・。 ディタ : 久しぶりに見た弟の姿は死体だった、なんて冗談でもやってられませんな。 マージス (NPC) : 「思い返せばオレにたかってばかりで迷惑ばかりかけられた弟だったが、こんなに早く死なれてもこまる。宜しくお願いします。」 カリオン : 実家を燃やした奴が何を言う!? コドレット (NPC) : 「よろしく頼むよ。」 ディタ : 宜しくお願いされるのはこの秘密の書類なんだけどなー。 プロクト : 「なんとか、やってみます。」 フラヴィア (NPC) : 「お気をつけて。」 マージス (NPC) : 「お前が帰ってきやすいよう、先日の500ガメルは立て替えておいてやる。・・・早く帰って来い。」 GM : そして馬車は出発しました。 ディタ : (ナレーション)そして、2度と村に帰ってくることはなかったのです・・・。 プロクト : うおい!(笑)。 |
[ キャラクター ] [ No.1 ] [ No.2 ] [ No.3 ] [ No.4 ] [ No.5 ] [ No.6 ] |