■■■ English Words for Junior High School Students 20090921 ■■■ ● 中 学 英 単 語 ■■■● ■■■ ● ●256 is 毎週月曜日発行 Chick Tack ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 256.is <発音>──────────────────────────────── ★[Iz イズ] <品詞と意味>───────────────────────────── ★[動詞]〔三人称単数現在形〕 {原形:be[bi:]}{過去形:was[w∧z]} {過去分詞形:been[bi:n]} ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ☆(1)です、である(後ろに名詞や形容詞を従えて) My name is Aki Kobayashi.「私の名前は小林亜紀です」《中1》 She is Aki Kobayashi.「彼女は小林亜紀です」《中1》 主語が〔単数〕で、I でも you でもないとき、be動詞の現在形は is を使 います。I ならば am で、you ならば are を使います。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/words100/006am.html http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/words100/013are.html my name と I は違います。 I am Aki Kobayashi.「私は小林亜紀です」《中1》 Bill was young ten years ago.「ビルは10年前、若かった」《中2》 is の過去形は was です。 My cat has been sick since last Friday.《中3》 「私の猫は、先週の金曜日からずっと病気なのです」 〔現在完了〕の〔継続〕「ずっと〜だ」です。現在完了は“have+過去分詞” の形をとります。be動詞の過去分詞形は been 1種類です。 現在完了については、下記で学習してください。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/perfect.html ☆(2)ある、いる(後ろに場所を表す副詞や前置詞句を従えて) Your dog is under the tree.《中1》 「あなたの犬は、その木の下にいるよ」 under は〔前置詞〕です。under the tree で「その木の下に」となります。 「下のその木」ではありません。 There isn't any sugar in the pot.《中2》 「そのつぼの中には、砂糖は全くありません」 数えられるものが1つの場合に is が使われますが、数えられないものの場 合も is を使います。 There was much snow at the top of the mountain.《中2》 「その山の頂上には、雪がたくさんありました」 sugar や snow は、基本的に数えません。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/words100/101-150/109any.html ……………………………………………………………………………………………… ★[助動詞]〔三人称単数現在形〕 {原形:be[bi:]}{過去形:was[w∧z]} {過去分詞形:been[bi:n]} ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ☆(1)現在分詞(Ving)と組み合わさって〔進行形〕をつくる She is playing the piano now.「彼女は今ピアノを弾いています」《中1》 is が現在形なので〔現在進行形〕といいます。 He was taking a bath when the earthquake happened.《中2》 「その地震が起こった時、彼はお風呂に入っていた」 was は過去形なので〔過去進行形〕といいます。 My brother has been sleeping for twelve hours.《高校》 「私の兄[弟]は、12時間ずっと眠っています」 〔現在完了進行形〕の形です。その動作が過去のある時点から続いていて、 現在も続いています。is が過去分詞の been になっています。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/perfect.html#continu ☆(2)過去分詞と組み合わさって〔受動態〕をつくる Cheese is made from milk.「チーズは牛乳から作られます」《中2〜3》 〔受動態〕は下記で学習してください。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/voice.html <語源>──────────────────────────────── _ be は、古英語期には beon という形でした。 現在形の am は eom という形があったし、are に当たる eart という形も ありました。 ところが is は、古英語期より is という形が使われていました。 be動詞の各変化形はそれぞれ、基になる言葉が違っていましたが、英語の中 では同じ意味を持つようになりました。 am はラテン語の sum から変化してでき、is もラテン語の est が変化して 作られたものです。 過去形 was と were は、「残る」「留まる」という意味の別の英語からで きた変化形でした。 主語が複数形の時は、現在形の beop(出せない文字があるので近い表記) という形が古英語期に使われていたのですが、中英語期に北部方言の are が使われるようになって行きます。are については語源がよくわかりません。 be や been の基になった beon 自体も別の意味を持つラテン語から発達し てきてできました。 ──────────────────────────────────── 次回は its です。 ──────────────────────────────────── このメールマガジンは、“まぐまぐ!”を利用して配信されています。 http://www.mag2.com/ 当メールマガジンは、無料でお読みいただけます。 このメールマガジンの登録・解除は、下記のページからお願いします。 http://www.mag2.com/m/0000139181.html バックナンバーは、下記のページのリンクからご覧ください。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/words100/index.html もっと難しいものをお読みになりたい方は、『英語の文法と語法』の配信を申 し込んでください。 http://www.mag2.com/m/0000190027.html ∈≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡∋ <(` ) Chick Tack ( ) E-Mail Address : mit_desde1994@ hotmail.com / | 魔笛を観に行こう: http://tatsuku.web.fc2.com/ ∋ ∈ Chick Tack 英語5文型: http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/ 愛知哲仁 の ギリシア哲学への招待状:http://philos.fc2web.com/ ∈≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡∋ メール・アドレスは、コピーして、あて先欄に貼り付けてから、@ と hotmail の間の半角スペースを削除してください。面倒かけます。 ┛ おすすめ英会話・英語教材や無料サービスなどの紹介ページ ┛ http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/books/recommend.html ┛ ┛ ◆あとがき◆ is は本来、文部省選定の100語の範囲内で紹介するべき単語ですが、私が発行 計画を立てた時に見た新聞発表には入っていませんでした。 後日、訂正されましたが、そのことは100号までのうちには気付きませんでし た。そのため、is は今号まで記事になりませんでした。 あまり、おもしろくなかったのですが、be動詞の語源も紹介できたし、発行が 遅れたことも「けがの功名」ではなかったかと思っています。 ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ この連休は、シルバー・ウィークと言うそうです。春はゴールド・ウィークで はなくゴールデン・ウィークなのだから、シルバリー・ウィークとするべきで はないのか。初めて聞いたとき、そういう感想を持ちました。 しかし、「金婚式」を golden wedding anniversary と言うのに対し、「銀婚 式」は silver wedding anniversary と言います。silvery は使っていません。 どうも silvery は、あまり使われず、使われても「銀のような」や「澄んだ」 という意味で使われることが多いようです。 まあ、どのみち、ゴールデン・ウィークもシルバー・ウィークも英語としては 認められない日本語なので、英語として間違えているという意見は意味があり ません。好き勝手につけてください。 ちなみに、シルバー・ウィークは本来、勤労感謝の日(11月23日)前後のこと を指していましたが、定着せずに50年ほど忘れ去られていました。 今年はたまたま5連休となったため、この呼び名が復活したようです。残念な がら、来年のこの時期は3連休止まりとなるようです。 (追記)この言葉ができた当時は該当しないので、そんなつもりはなかったは ずですが、今年に関しては敬老の日を含むため、「お年寄り=シルバー」 という意味も込められていると説明する人もいます。 ・・・‥‥……──────────────────────……‥‥・・・ (c) Matsumiya Institute of Thinking 2009 ・・・‥‥……──────────────────────……‥‥・・・ |