趣味の部屋・詩と私

■旅立ち

青春の詩

安らぎ


喜びの詩

  「創造への出発」  とおこ

無窮の時
無限の時間
あなたは 呼ばれていた
あなたは 呼びかけられていた
なのに あなたは 忙しかった
ざわざわと目の前に起きること
心に次々とわきあがる感情
耳に入る言葉
自分が他人との比較の中で占める立場 地位

そのような外の世界を追いかけるのに忙しく
静謐な時
太古の昔から語ろうとしている声
あなたに向けたメッセージ
受け取ることができなかった

あなたを待ち続け 待ち続け
やがて あなたは 内なる世界に気がついた
その時あなたは 創造の世界の旅に出発する

 

  「今」  kinnoiruka

ふもとで見る頂上は高く見えるけど
一度頂上まで行けた山が目の前に有る
登りきれないはずが無い
そこで、間違いなく光を見た

途中、何が有るか解らない、
何事もないとも思わない

でも、そこにある何かを乗り越える方法を手に入れたはず
だから、いままでの出来事に無駄は一つも無いんだよ
光を見る為にどうしたら良いのか、知る為の出来事

またつまずいたって良い
また立ち上がってゆっくり歩けば良い
急がなくても、焦らなくても
上へと進んでいる事には間違いないんだから

くじけそうになったら、自分の心に言ってみよう
「良くここまで来たね。少し休んでまた歩き出そう」
きっと少し楽にしてくれる

いつか、また頂上へと辿りつけると信じて
一歩前に踏み出すよ

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