趣味の部屋・詩と私

■恋

青春の詩
旅立ち
安らぎ


喜びの詩

  

「気付いたこと」 rumiko 

メールすることがないと
恥ずかしいけれど
愛してるって打つことにしてる
やっぱり
愛してるんだな

「繭の恋文」  snow

言葉を紡ぎすぎたみたい
少しだけ休んで
またはじめよう…

愛しい人への恋文さえも
あたしの心は
その命を削りながら
少しずつ消費されてゆく

あたしは
コクワガの幼生と同じ
小さな躯から愛を吐きだし
美しかれと言葉を形づくる

唯一
違うとしたら

あたしは
この心の命が尽きるまで
永遠に吐きつづけること

コクワガはいつか
繭を破り羽ばたくけれど
あたしはその内側で
息絶え朽ちていく…

愛しい人は知らない
あたしの
いつか訪れるその時を

それでも
少し休んではまた
あたしは
恋文に言葉を紡ぎつづける

吐きだしては削りゆく
この心を抱きしめながら

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