冨士・道志山系の山 150  2007年初登山 2007年1月13日〜15日 晴れ 
 一日目(13日) 二日分の食料を仕入れ県道鳴沢富士宮線(精進登山道)交差付近へ移動 
           登山口から車で3分位の駐車場で南アルプス・毛無山・竜ヶ岳・御坂山塊・樹海などの展望を楽しみながらノンビリ過ごす。
 二日目(14日) 精進登山道を河口湖口五合目まで往復予定  県道鳴沢富士宮線登山口 (計5H30M)(5.7H)(歩数 29.116歩)

        登山口6:45→二合目8:52→三合目9:50→二合目10:38→登山口12:15
 以前から歩いてみたいと思っていたコースである。今日はここから五合目を往復し、明日ここから精進湖まで歩き御坂山塊縦走路と繋ぐ予定であるが以外にも雪が多い。
前日の駐車場から登山口へ移動し明るくなるのを待ち歩き始めるが雪が氷っていて歩きにくい。アイゼンは着けない。冨士風穴まではかなり踏み跡は有ったがここからは2〜3人の踏み跡しかなく歩きづらい。登山道は広くハッキリしていて迷うような事はないようだ。一時間位歩いたところで引き返したのか踏み跡が一人になった。軽水林道交差点付近まで来ると車の跡があり驚く。交差点から先はますます雪が多くなり全くトレース踏み跡はなくなったが鹿の足跡が所々ある。樹林の展望のない中、何とか天神峠に着いた。予想以上に体力の消耗を感じるがもう少し登ってみることにして歩き始め、しばらくすると誰もいない二合目の小屋に出た。休憩後、スバルライン三合目まで進むとやっと展望があったが奥秩父の金峰山付近しか見えない。登山道三合目を目指し進むと広い広場に出た。ここでやっと富士山の山頂部が見え、登山道三合目らしく立派な記念碑が建っていた。多分、ここから五合目まではますます雪も多くなり2時間以上かかるとすると、復路は途中から暗闇になるのでここで引き返すことにした。スバルライン三合目に戻り除雪されて雪一つない道路に出て50m位の所から南アルプスの展望が得られ、北岳・間ノ岳・濃鳥岳・塩見岳・荒川岳・赤石岳・上河内岳が見えた。登山道へ戻りひたすら登山口へと歩き冨士風穴の寄り道した。風穴は中へ入れるらしく木で組んだ梯子がかけられていたが今回は探検せずに登山口へ戻った。明日の予定のここから精進湖へは全く踏み跡がなく今日の疲れが影響すると考えられるので中止して山中湖三国峠へ向かう。峠付近で鍋物を食べながら暮れゆく富士山・南アルプス・御坂山塊の山々を眺めていた。
 三日目(15日) 鉄砲木ノ頭(明神山)(1.291m) 登山口 三国峠 (2H3M)(約3H)(歩数 記録なし)トイレなし

          三国峠7:20→鉄砲木ノ頭7:40→切通峠→高指山・平野分岐8:17→切通峠8:27→鉄砲木ノ頭9:00→三国峠9:23
 以前、山中湖平野からヤビツ峠を縦走したとき高指山〜角取山を歩かなかったので今回、三国峠〜高指山を繋ぐことにした。三国峠〜角取山は次回に歩く予定。
早起きして富士山・南アルプスが焼けるのを見ていたが意外に焼けなかった。鉄砲木ノ頭に標準タイムで着いたが昨日の疲れがあるらしく多少辛かった。山頂からは富士山・南アルプス・御坂山塊・道志山系の大展望台でした。また、山頂には山中諏訪神社が祀られていた。所々、雪があるがアイゼンは着けずに往復したが雪に慣れしない方はアイゼンを着けた方がいいです。また、この時期の山は低山でも常にアイゼンは持参した方がいいと思います。
 冨士・道志山系の山 151  2007年2月1日〜2日
 一日目(1日) 晴れ 大棚ノ頭(1.268m) 登山口 山伏峠東トンネル東登山口 (56M)(歩数 5.304歩)トイレなし

          山伏峠トンネル西口11:55→トンネル東口登山口→大棚ノ頭12:20→山伏峠トンネル西口12:50 
 以前から、ここ(山伏峠)を通るたびに御正体山と丹沢縦走路を繋ごうと思っていた。今日、夜勤明けではあったが往復1H位なので歩くことにした。東登山口には駐車スペースがないので西口(トンネル反対側)に若干のスペースがあるのでそこに止めて東口登山口へ向かう。トンネルを出て直ぐ右の方に向かうが意外に雪が多い。直ぐに突き当たり左へ直角に折れて細い登山道を慎重に登っていくと御正体山への分岐に出る。ここを左へ折れ登っていくと送電線鉄塔の下に出る。ここから富士山・御正体山・三国山・大洞山・畑尾山などが見えた。山頂に着くが木々で殆ど展望はないが隙間から冨士・石割山・御正体山が見える。アイゼンを着けていないので慎重に下り車に戻り三国峠付近のいつものポイントへ向かった。
 二日目(2日) 晴れ 三国山(1.320m)大洞山(1.384m)角取山(1.309m) 登山口 三国峠 (4H25M)(約5H)(歩数 24.219歩)トイレなし
              
 三国峠7:15→三国山7:35→大洞山8:22→畑尾山8:54→角取山9:05→籠坂峠9:35→畑尾山・大洞山分岐9:48→アザミ平分岐10:10→大洞山10:40→三国山11:23→三国峠11:40
 朝、いつものポイントでモルゲンロートの富士山を見て三国峠へ2分足らずで到着。駐車スペースには他の車は止まっていない。多分今回も誰にも会わないだろうなと思いながら支度して歩き始めるが結構雪がある。トレースがしっかりしているので迷うようなことはないが北風が強くかなり寒い。20分位で三国山山頂に着いた。山頂からは愛鷹山が木々の間から見えているだけである。
づな峠に着くと道標がありそこに、ここづな峠は武田信玄が元亀元年(1570年)に御殿場市の(深沢城)攻略に通った所であると書かれていた。
楢木山付近から明神ヶ岳・金時山・箱根山が見えていた。大洞山に着くがここも木々で殆ど展望が無い。少し先に進み1.366mのピークに出ると展望があり富士山・愛鷹山・南アルプス・御坂山塊の山々が見えた。ここからアザミ平へ下るがアイスバーンになっていてアイゼンを着けていないので慎重に下る。アザミ平からは御正体山・石割山・鹿留山・杓子山・三ツ峠山・御坂黒岳・金時山・箱根山が見えていた。アザミ平分岐から畑尾山に向かうがチョット急登と雪で歩きにくい。畑尾山も木々で展望は殆どない。樹林の中を角取山へ。山頂からは全く展望は無かったが立山→の表示があり進んでいくと展望が開け富士山・愛鷹山がみえた。ここで行き止まりみたいなので引き返し籠坂峠へ向かう。墓地公園を通り峠に着いた。復路を戻るか道路に出て山中湖から三国峠に向かうか迷ったが交通量が多いようなので登山道を戻ることにした。誰にも会わないと思っていたが樽木山付近で単独の男性とすれ違った。三国峠に戻り帰路に着く。
 道志・丹沢山系の山々 152 2007年2月10日〜12日 三国山 → 明神山 → 湯船山 → 白クラノ頭 → 不老山 → 岩下ノ丸 → 御正体山
 一日目(10日) 晴れ 三国山(1.320m) 登山口 明神峠 (50M) (1.7H)(歩数 8.030歩)トイレなし

          自宅9:30→明神峠12;35→三国山13:15→明神峠13:25 
 夜勤明けにて食料二日分を仕入れて明神峠に着く。空身で三国峠を往復し縦走路を繋ぐ。峠から県道横断点までは殆ど問題ない。ここから三国山までの神奈川県区域の登山道が荒れてはいたが迷うようなことは無い。残念なから時々ガスがかかり展望はなかった。山頂の2日の登山時の雪は殆どなくなっていた。車に戻り食事の支度後飲みながらノンビリ過ごし早々に仮眠した。
 二日目(11日) 晴れ 明神山(976m)湯船山(1.041m)白クラノ頭(973m)不老山(928m)登山口 明神峠 (5H30M) (6.2H)(歩数 23.842歩)

           明神峠7:00→明神山7:25→湯船山7:35→白クラノ頭7:52→峰坂峠8:20→見晴台8:40→世附峠8:55→不老山9:10→
           世附峠9:40→白クラノ頭10:35→湯船山10:58→明神山12:12→明神峠12:30
 日の出後歩き始めるがそれほど寒くない。5分位で諏訪神社奥宮がありお参りしてしっかりした登山道を先へ進む。しばらく進むと明神山の道標があった。30m位かすかな踏み跡をたどり山頂へ。木々であまり展望はない。登山道の木々の隙間から道志丹沢山系や箱根の山々を見ながら進むと今回の最高峰の湯船山に着く。まずまずの展望である。白クラノ頭からも樹林越しに山々が見えている。少し進むと若干荒れた下りになり慎重に下る。この付近から展望のない人工林の中を峰坂峠と進。峠から3分位進むと展望があるが悪沢峠の先の見晴台があり素晴らしい展望が得られる。
ここから少し進むと今日の目的地の世附峠に着いた。時間に余裕があるので二回目の不老山に向かう。不老山山頂からは箱根山付近の山々しか見えない。少し休憩後復路にかかり明神峠へと戻り明日の予定の登山口道坂峠へ向かった。他の登山者は5人と銃を持つた狩りの方に4人会いました。また、下山時に明神峠で高年のグループ約30位が明神山の方へ歩いていきました。登山道は全く問題なかったが強いてあげると白クラノ頭を少し峰坂峠の方に少し進んだ下りの所が若干歩きにくいです。この登山で見えた山々は高指山・石割山・御正体山・菰釣山・畦ヶ丸・大室山・檜洞丸・蛭ヶ岳・富士山・三国山・愛鷹山・箱根山・金時山・明神ヶ岳などが見えていました。
今回の登山で丹沢湖から不老山を経て三国山・籠坂峠と繋がり三国峠を経て菰釣山・大室山・蛭ヶ岳・塔ノ岳・大山がら日向薬師へと繋がった。
 三日目(12日) 晴れ 岩下ノ丸(1.304m)・御正体山(1.682m)二百山梨百 登山口 道坂峠 (4H50M) (6.9H)(歩数 22.343歩)トイレなし

      道坂峠6:30→岩下ノ丸7:25→牧ノ沢山→白井平分岐8:20→御正体山9:00→白井平分岐9:50→牧ノ沢山10:38→岩下ノ丸11:00→道坂峠11:20
 5時30分に起きて支度後明るくなるのを待ち歩き始める。今日も天気が良くそれほど寒くない。隧道の上辺りで太陽が出てきた。1.228mの四等三角点に着くと日の出後の丹沢連峰が素晴らしい。
他の登山者は一組の夫婦のみでした。危険箇所はそれほどではないですが白井平分岐から牧ノ沢山間に2カ所と分岐から山頂への急登で注意したいところがありました。
展望は今倉山・鷹巣山・雲取山・小金沢連峰の山々・金峰山・八ヶ岳・北岳・間ノ岳・濃鳥岳・塩見岳・荒川岳・赤石岳・聖岳・菰釣山・畦ヶ丸・加入道山など丹沢山系の山々が見えていました。
  道志山系の山 153  2007年2月20日〜22日 杓子山(二回目) → 鹿留山 → 石割山(二回目) → 菰釣山(二回目)
 一日目(20日) 移動日 (食料を仕入れて二十曲峠へ)
 二日目(21日) 晴れ 杓子山(1.598m)山梨百鹿留山(1.632m)・石割山(1.413m)山梨百 登山口 二十曲峠 (5H25M)(6.3H)(歩数25.300歩)トイレあり

          十二曲峠6:45→砂須山7:00→加瀬山7:20→立ノ塚峠7:50→鹿留山分岐8:24→杓子山8:43→分岐9:15→鹿留山9:21→
          立ノ塚峠10:06→加瀬山10:20→二十曲峠10:47→石割山11:20→二十曲峠12:05
 今回は二十曲峠から杓子山・石割山を歩き、鳥居地峠から丹沢山縦走路へ繋いだ。ここ二十曲峠は新富嶽百景になっていて朝・夕車で写真を撮りに来る人が多いようだ。今日も何人か三脚をたてているがガスが出ていてどうだろうか。支度して富士山の焼けるのを待ったが今日はダメみたいなので杓子山へ向かって歩き始める。10分位歩いた最初のピークから素晴らしい富士山が見えた。また、南アルプスがモルゲンロートに輝いていた。昨日からの霧が木々に付いて樹氷になっていて太陽が当たり素晴らしい。御正体山を右手に見ながら内野峠・立ノ塚峠と順調に進みいきなりの急登と岩場などで慎重に登る。この付近から分岐までは注意が必要。途中、岩場の上から素晴らしい富士山・愛鷹山などが見えた。鹿留分岐で先に鹿留山に行くか杓子山へ行くか迷ったが南アルプスや富士山の展望が良い杓子山へ先に行くことにした。何回かのアップダウンを繰り返し杓子山に着くと素晴らしい富士山・南アルプス・毛無山塊の山々・御坂山塊の山々・愛鷹山・三国山・大洞山・明神山などが見え山頂は誰もいない貸し切り状態だ。やせ尾根の復路を注意しながら分岐へ戻り鹿留山へ。5分足らずで山頂に着く。ブナの大木が有りあまり展望はないが木々の隙間から富士山・南アルプスが見えていた。分岐へ戻りやせ尾根の岩場などを慎重に下り峠へ戻り石割山へ向かう。 30分位で二回目の山頂に着くと雲が出始めて展望はイマイチで他の登山者はいない。時間的に、もう誰も来ないだろうな〜と思いながら休憩していると一組の夫婦が登ってきた。今日初めてであった登山者。10分位して単独の男性も登ってきた。展望は南アルプス・毛無山・足和田山・忍草山・杓子山・御坂山塊の山々・三国山・大洞山・畑尾山・愛鷹山・大蔵高丸・白谷丸・黒岳・雁ガ腹摺山・雲取山など見えていた。峠から石割間の登山道は全く問題なかった。峠に戻り明日の登山口へ移動の予定だったが、道志の森キャンプ場は展望が無いのとそろそろ日陰になるころなのでここでノンビリひなたぼっこしながら夕焼けや朝焼けを見ることにした。
 三日目(22日) 晴れ 菰釣山(1.379m) 登山口 道志の森キャンプ場 (3H35M)(4.5H)(歩数22.143歩)トイレ確認取れていません

        道志の森キャンプ場7:25→水唱橋7:38→城ヶ尾峠8:05→城ヶ尾山8:20→中ノ丸8:45→菰釣避難小屋9:10→菰釣山9:33→
        避難小屋9:48→林道10:10→水唱橋10:48→道志の森キャンプ場11:00
 今日は深夜から写真取りの車が次々ときて早々目覚める。空を見上げると星空である。今日は赤富士が拝めるだろう。私も三脚を立てて寒いので車の中で待機していると赤く焼け始めた。数枚撮り今日の登山口へ向かう。今日の登山は鳥ノ胸山を丹沢縦走路と繋ぐのと昨年12月に改装された避難小屋の様子を見に行くのが目的。キャンプ場の駐車場に車を止め林道を歩き始める。10分位で水晶橋に着くと林道が二手に分かれていて左へはゲートがあり車は入れない。右へは車は入れる。終点まで行くと菰釣避難小屋へ一時間足らずで行ける。ゲートを抜けて進んでいくと途中にまだ新しい熊の糞があった。林道と別れ登山道に入り進んでいくとあっという間に城ヶ尾峠に着いた。縦走時ここで休憩した記憶がよみがえる。先へ進み城ヶ尾山に着くと真新しい道標が立てられていた。ここからは菜畑山が見えます。アップダウンを繰り返し進んでいくと林道終点からの道が合流し直ぐに避難小屋に着く。ガラス窓が多く内部はかなり明るくて感じが良いが残念ながらトイレは無い。空模様が悪くなってきているが山頂へ。山頂からは雲が多く富士山は見えなかったが御正体山・中ノ岳・杓子山・奥ノ岳・高指山・明神山・三国山・大洞山・菜畑山と山中湖は見えていました。山頂を始めこの付近にはブナの大木が多いようです。分岐へ戻り林道へのガレと残雪の登山道を慎重に下り林道に出る。西沢コースを行く予定だったが林道の様子を見ながら水晶橋へ。林道は車庫の低い車は通れないことはないですがキャンプ場に止めた方がいいかもしれません。登山道状況は殆ど問題なかったですが林道への分岐付近は落石に注意した方がいいかも。
 道志山系の山 154  2007年3月4日 晴れ  
             赤鞍ヶ岳(1.298m) 登山口 厳道峠 (5H31M)(8.2H)(歩数30.588歩)トイレなし
 
            厳道峠6:34→御牧戸山7:00→長尾7:18→細茅ノ頭→赤鞍ヶ岳8:10→秋山峠8:45→朝日山(赤鞍ヶ岳)8:50→岩ノ戸峰9:15→
            朝日山(赤鞍ヶ岳)9:48→赤鞍ヶ岳10:32→細茅ノ頭11:10→長尾11:25→御牧戸山11:40→厳道峠12:05
 厳道峠から道志山系縦走路を細茅ノ頭まで歩いた。前日、峠に入り富士山や大室山などを見ながらノンビリ静かな時を過ごした。峠には秋山村と道志村を結ぶ林道開通記念碑が建てられている。今回も富士山の焼けるのを見てから歩き始める。コンクリートの階段を数段登りと二手に分かれるので右に行く。直ぐに送電線鉄塔下に出る。ここからいきなりの急登で息が上がる。御牧戸山にはテレビ中継用のアンテナが立てられている。その為、秋山村側の木々が切られていて展望があり奥多摩の山々・御前山・大岳山・市道山・高柄山と樹林越しに富士山・御正体山・鳥ノ胸山・菰釣山・南アルプスが見える。樹林帯の尾根道で木々の隙間から丹沢山系・奥多摩・奥秩父の山々を見ながら進むと展望が開けて小金沢連峰・奥秩父の山々・奥多摩の山々・桂川山系の山々が素晴らしい。ちょっとした急登を上り詰めると細茅ノ頭に着く。ここからも展望があり滝子山・大谷ヶ丸・大蔵高丸・ハマイバ丸・白谷ヶ丸・黒岳・雁ガ腹摺山・牛奥ノ雁ガ腹摺山・小金沢山・破風山・九鬼山・百蔵山・老子山・笠取山・唐松尾山・飛竜山・扇山・権現山・三頭山・雲取山・鷹ノ巣山・御前山・大岳山など大展望です。雨量計のある赤鞍ヶ岳からは展望はない。ここから少し行くと目の前が開けて富士山・御正体山・菜畑山・鳥ノ胸山・菰釣山・甲斐駒ヶ岳・鳳凰三山・北岳・間ノ岳・小金沢連峰・大室山・蛭ヶ岳などが見える。この付近(ウバガ岩)がこのコースの危険地帯です。展望に見とれすぎないように注意しましょう。注意しながら進むと秋山峠に着き狩り払いされていてここからも富士山・丹沢山系・箱根山などが見えます。ここから朝日山(赤鞍ヶ岳)へは直ぐですが樹林の中であまり展望が良くないが木々の間から甲斐駒ヶ岳・アサヨ峰が見えるが、ここ秋山峠で腰を下ろして展望を楽しみながら休憩。時間があるのでもう少し先の岩戸ノ峰へ向かう。ここも樹林の中で木々の間から菜畑山・御正体山・富士山・北岳・間ノ岳・濃鳥岳・荒川岳・赤石岳・聖岳が見えた。ここから菜畑山まで往復約3時間の工程であるが、無理しないでここで引き返すことにした。復路で細茅ノ頭付近で一組の夫婦が雨量計まで行くと行っていた。御牧戸山(11:40分)でも一人の小父さんがいたが何処まで行くか分からないが樹林帯の中の登山道で暗くなるのが早いので注意してくださいと言って峠へと戻った。道志村竹之本からの登山道が合流する付近は踏み後が薄く不明瞭なところがありましたので獣道と間違えないように注意。
 秩父の山 155 2007年3月20日〜21日晴れ 
      伊豆ヶ岳(854m)武川岳(1.052m) 登山口 名栗少年自然の家 (4H20M)(5.3H)(歩数23.362歩)トイレ確認取れていません

  名栗少年自然の家5:50→五輪山6:13→伊豆ヶ岳6:30→山伏峠7:12→武川岳8:05→妻坂峠8:35→武川岳9:00→見晴台9:24→展望台9:45→名栗少年自然の家10:10
 武蔵・武甲の山を歩いてきました。初日は移動後、足腰の神様で有名な子ノ権現と付近を散策。子ノ権現(天龍寺)の門をくぐり子ノ権現(天龍寺)でお参り。鉄の大わらじ・めおと下駄の横をt通り高台へ。東京中心部・武甲山などが見えていました。伊豆ヶ岳方面から来た登山者に花の様子を聞いたところ殆ど見かけなかったとのことだったので予定を変更して名栗少年自然の家から伊豆ヶ岳と武川岳を歩くことにして移動。正丸峠付近で夕焼けを見ながら早めの夕食後仮眠。
二日目5時に起きて名栗少年自然の家の登山口へ移動し明るくなるのを待ち行動開始。林道を進み3分位で指導標に従い左へ折れて沢をわたると登りになりしばらく進むと正丸峠からの道と合流。さらに進むと男坂・女坂の分岐に出た。登山道入口からここまで25分だった。当然、男坂の岩場を登る。他の登山者がいないので落石の心配はない。頑丈な鎖がありすんなり通過。岩の上に出ると素晴らしい展望があり多分(刈場坂峠)越しに赤城山。また、白く雪化粧した浅間山も見えていました。この先にも岩場かあり鎖はないので慎重に。左から回り込み出来そうだが意外に狭くホールドもあまり無いようでした。伊豆ヶ岳(851m)の山頂部(予定通り誰もいません)静かな山頂でした。山頂からはこれから向かう前武川岳・武川岳がその後に武甲山・左手には大持山が見えていました。山頂を後に武川岳へ向かうが間違えて女坂を進み男坂・女坂の分岐まで戻ってしまった。山頂へ戻り山伏峠への登山道を下りて峠から武川岳へ。登山道は問題ない。順調で1時間足らずで山頂に着く。武川岳からは大持山・小持山そして木々の上に頭を出している武甲山が見える。東南側の木々が無く蕨山・橋小屋ノ頭・後方は川乗山?などの展望があった。今回のの予定ではここまでだったが午前8時、下山するにはあまりにも早すぎてもったいないので妻坂峠へ向かう。途中の急坂(かなり急です) 落石注意箇所を慎重におりて妻坂峠に着いた。秩父市内や武甲山を見ながら休憩していると生川の方から単独の小父さんが登ってきた。まだ、8時30分過ぎで大持山へ向かうか迷いに迷ったが、ここから往復2時間30分かかるようなのでUターンして戻ることにした。急坂を慎重に登り武川岳に戻り見晴台コースを下りていると一組の夫婦が登っていった。見晴台コースは見晴台から展望台の間は不明瞭なところや危険箇所も多いので注意。展望台かからは伊豆ヶ岳がみえていました。二日間とも天気は良かった。もう少し花があると思っていたが殆どなくチョット寂しかった。次回(何時になる分からない)が、車ではなく電車で正丸駅から旧正丸峠・正丸峠・伊豆ヶ岳・子ノ権現・滝不動・吾野駅と歩こうと思う。
 津久井の山 156  城山(375m) 2007年03月29日 晴れ 登山口 津久井湖観光センター (データ無し)(18.926歩)
 夜勤明けあまりの天気の良さで近くの山の城山と城山湖付近を歩くことにして帰宅後登山口の津久井湖観光センター駐車場に向かう。津久井湖の桜は五〜八分咲きである。トイレをすませ山頂へ向かう。あまりの暑さでTシャツになる。登山道の花々の写真を撮りながら登っていると高年の小父さん二人が休憩していた。低山ではあるがジグザグに登っていて津久井城跡地の山のためか良く整備されている。のろし台跡地からは丹沢連峰や仏果山・高取山・南山などが見えていた。直ぐそばの神社の鳥居をくぐり津久井の名木(大スギ)へ向かう。樹齢推定900年の表示がありかなりの大木。城山(津久井城跡地の記念碑)付近からは泰光寺山・大洞山・高尾山・丹沢連峰・仏果山・高取山・南山などの山々が見えた。下山は女坂へ。途中で元気な男の子二人とお母さんが登っていった。駐車場に戻り車で城山湖(発電用)人造湖へ行くと沢山の人が思い思いに寛いでいた。航空神社にお参りし、発電所の駐車場に車を止めてダム周遊のコースを三沢峠へむかう。周遊は草戸山へ向かわなければならないが梅ノ木平への道を歩いているらしく間違えていることに気付いたが畝ノ木平まで歩くことにして進んでいると青年の家付近で若干の花が見られた。なお先へ進んでいると国道近い林道の脇にアズマイチゲの花が咲いていた。Uターンして城山湖へ戻るが高尾山や大洞山からの登山者が下りてくる中を三沢峠に戻ると沢山の登山者が休憩していた。
 長野・東信の山 157   2007年4月7日〜8日 飯盛山 → 浅間山(二回目)  
          7日 飯盛山(1.653m) 曇り 登山口 平沢峠 (1H17M)(1.45H)(歩数 7.441歩)トイレ確認取れていません
  
             平沢峠11:53→飯盛山12.28→平沢峠13:10
 朝、仕事が終わり帰宅後 飯盛山登山口 平沢峠へ車を走らせる。11時40分に峠の広い駐車場に着いた。ここからの八ヶ岳も素晴らしい。直ぐ横には獅子岩があるが下山後寄ることにして飯盛山へ歩き始める。前に3人のグループが歩いている。営業中の野辺山スキー場を左に見ながら平沢山へ歩いていく。途中で5人2グループが下山していった。平沢山を過ぎた辺りで10人位のグループとすれ違う。35分足らずで山頂に着いた。若干風があり肌寒い。展望は三ツ頭・権現岳・赤岳・横岳・瑞牆山・金峰山・横尾山・諏訪山・女山・茅ヶ岳・曲岳・黒冨士などの山々が見えていたが富士山・南アルプスは雲のなかで見えなかった。登下しながら花を捜したが一輪も捜すことは出来なかった。駐車場に戻り獅子岩に寄り車坂峠へ向かう。佐久辺りから雨が降り出し浅間橋付近から雪になった。上から下りてくる車が雪をかぶっているので結構降っているようだ。登るに連れて道路も真っ白になり本降りである。今回は篭ノ登山や湯ノ丸山を歩く予定だったが湯の丸林道が閉鎖中のため明日は二回目の浅間山に登ることにして早めの宴会後仮眠。
        8日  浅間山前掛山(2.524m)  晴れ 登山口 車坂峠 (8H15M)(?H)(歩数 30.884歩)トイレあり

    車坂峠5:30→黒斑山7:00→蛇骨岳7:35→仙人岳7:55→鋸岳8:10→Jバンド→賽ノ河原9:35→前掛山9:55→草スベリ分岐11:05→黒斑山12:45→中コース分岐→車坂峠13:45
 夜中に目が覚めると満点の星空になっていた。4時30分に起きて峠から雲海に浮かぶ八ヶ岳を見ながら支度後歩き始める。歩き始め昨日の雪は10p程度あり歩きにくいがアイゼン等は着けない。途中、八ヶ岳や四阿山・篭ノ登山などを見ながら登っていく。槍ヶ鞘付近でやっと真っ白な浅間山が見えた。トミーノ頭へ慎重に登っていく。帰りに登ってくる予定の草スベリコースを確認し黒斑山に到着。二回目の山頂からの浅間山・緩和されてこれから向かう前掛山・外輪山の蛇骨岳など素晴らしい。10分程度休憩しここでアイゼンを着け外輪山をJバンドへ向かう。ここから昨日の雪が多くトレースも消えているが外輪山の縁に沿って歩いていく。蛇骨岳付近から岩混じりの登山道でアイゼンを引っかけないように注意しながらゆっくりと進み、三角点のある仙人岳・鋸岳へ。ここからJバンドへと急降下。今回の一番危険なところである。雪でトレースが無く苦労しながらの降下だったが無事Jバンドへ下りることが出来た。本来ならここから湯平分岐へ行き賽ノ河原を登っていくんですが雪があるので直登する。だが、結構なアルバイトであった。傾斜がゆるみ分岐点に着く。(ここから最高点へは立ち入り禁止)一弾と雪が多くなり膝位まであるところもあり若干のラッセル。程なくして前掛山山頂に着いたが展望は雲が増えてあまり良くないが誰もいない山頂を満喫。いつかは緩和されて登れるようになるだろう浅間山 最高点を見ながら下山にかかると分岐付近をを15人位のパーティーが登ってくるのが見える。トレースが出来、歩きやすくなるのでゆっくり下りていく。すれ違った後、アイゼンは必要ない位に歩きやすい。分岐点を後に湯平へと下りていくと単独の小父さんが登っていった。草スベリ分岐付近でも単独の小父さんとすれ違う。草スベリ分岐に到着。休憩しながらコースを見ると昨日の雪でトレースが全く消えている。腐って歩きにくい中をトミーノ頭へと向かうが、途中で上を見上げると黒斑山へ尾根が伸びていて登って行けそうだ。草スベリコースをやめて(登山道開拓)黒斑山への尾根に取り付くが当然踏み後もない笹がうるさい急登を登っていく。途中から岩場になり、もろく手がかり(ホールド)を捜すのに苦労したが何とか半分登ると、丁度足を延ばして眠れるくらいの岩下があり鹿の寝床になっているらしく大量の糞があった。ここからが正念場でゆっくり確実に確保しながら登り、どうにか黒斑山付近の登山道へとたどり着いた。(岩がもろく落石等もありこのコースは不向きでお勧めできない)正規の草スベリコースへが好ましいがこちらも急登みたいですので注意が必要かも?。
 道志山系の山 158 2007年4月26日〜27日 二十六夜山(2回目) → 赤鞍ヶ岳(二回目 )→ 菜畑山(三回目)
       26日晴れ   二十六夜山(972m)山梨百 登山口 王ノ入川林道終点 (1H15M)(???)(歩数 13.442歩)トイレなし

                林道終点11:20→二十六夜山11:50→赤鞍ヶ岳分岐12:10→林道終点12:35
 今回は二十六夜山を秋山村(王ノ入川林道終点)から前回の赤鞍ヶ岳へ。そして菜畑山へと歩き道志・丹沢山系へと繋ぐ。夜勤明けで帰宅後食料を仕入れて秋山へと車を走らせる。大地から王ノ入川林道に入るがダートの林道が続く。終点近くで舗装された林道に出た。(後で分かったが尾崎から延びてきている林道だった。)ここから先へ真新しい林道が延びているが王ノ入川の橋の手前を右へ行くと直ぐに右に登山道があるが標識はない。ここから30m位先が終点で若干の駐車スペースがある。ここにも登山道かあるが標識はない。12時前に着いたのでカメラ片手に手前の登山道を登って行く。しっかりした登山道で15分位で尾根に出た。ここに二十六夜山・赤鞍ヶ岳の標識があった。右へ進んでいくと15分位で二十六夜山山頂に着いた。殆ど展望はない。少し戻り二十六夜ノ塔に寄り分岐へ。時間があるのでもう少し先へ行くと再び分岐がり右へ行くと棚ノ入山の標識がある。左へは何も書かれていないが踏み後はしっかりしている。方向的に林道終点へ下りていけると思うが来た道を車へと戻りビール飲みながら昼食後昼寝。15時頃犬の散歩らしい小父さんが軽トラで来たので突き当たりの登山道を聞いてみると赤鞍ヶ岳へ行けるらしい。明日はこっちから登ることにする。早めの宴会後早々に仮眠。
       27日晴れ  赤鞍ヶ岳(1.299m)菜畑山(1.283m)山梨百 登山口 王ノ入川林道終点 (6H10M)(???)(歩数 28.015歩)

       林道終点5:30→棚ノ入山6:16→赤鞍ヶ岳6:47→秋山峠6:50→岩戸の峰7:22→ブドウ岩ノ頭7:41→菜畑山8:20→ブドウ岩ノ頭9:11→
       岩戸の峰9:38→赤鞍ヶ岳10:12→棚ノ入山11:08→終点11:40
 5時に起きて歩き始め沢を2回ほど渡るが木の橋が架けてあり問題ない。砂防の横を通り登っていくが意外に急登。登り切ると昨日の分岐に出た。途中木々の間から南アルプスが見えていた。スミレを見ながら登っていくと棚ノ入山の稜線にでた。伐採されていて展望があり赤鞍ヶ岳から厳道峠への稜線・二十六夜山・矢平山・生藤山・陣馬山と奥多摩の山々・東京湾などが見えていた。さらに進んでいき棚ノ入山からは朝日山・岩戸ノ峰。鞍部に冨士の頭が見えていた。この付近はスミレが群生している。少し下り登っていくと三ツ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山・北岳・間ノ岳・濃鳥岳・笹子雁ガ腹摺山・滝子山・鳳凰三山・甲斐駒ヶ岳・倉岳山・高畑山と小金沢連峰の大谷ヶ丸・大蔵高丸・黒岳・雁ガ腹摺山・百蔵山・扇山・雲取山・飛竜山・唐松尾山など素晴らしい展望である。赤鞍ヶ岳(二回目)に着く。樹林の中で展望はないので秋山峠へ。富士山・御正体山・今倉山・菜畑山・畦ヶ丸・城ヶ尾山と後方は箱根山・鳥ノ胸山・ブナ沢ノ頭・菰釣山と大洞山・加入道山・大室山・蛭ヶ岳も見えていて素晴らしい展望台になっている。赤鞍ヶ岳へ戻り菜畑山へと進んでいく。急登のアップダウンを繰り替えし進んでいく。途中、樹林越しに南アルプスや・富士山・三ツ峠山などが見え隠れしていた。最後の登りを菜畑山へ登っていると単独の小父さんが下りてきた。今日は誰にも会わないだろうな〜と思っていた。菜畑山頂からは以前登ったときは富士山しか見えなかったが、今回は回りの木々を伐採してあり今倉山・富士山・加入道山・大室山・城ヶ尾山・畦ヶ丸・鳥ノ胸山・ブナ沢ノ頭・箱根山・菰釣山などがみえていた。展望をほどほどにして復路にかかる。途中かすかではあるが赤石岳・荒川岳・塩見岳も確認できた。
 伊吹山塊・鈴鹿山脈・中国山地の山々 159   2007年5月2日〜10日 
 伊吹山(二回目) → 藤原岳(二回目) → 氷ノ山 → 扇ノ山 → 上蒜山 → 道後山 → 吾妻山 → 三瓶山 → 那岐山
 2日(一日目) 移動日     自宅 → ゴンドラ乗り場
                   (2日) 23:30   (3日)5:30

 3日(二日目)晴れ 伊吹山(1.377m) 二回目 登山口 ゴンドラリフト乗り場 (5H11M)(??H)(歩数 23.043歩)

             リフト乗り場5:45→三合目6:55→五合目7:12→八合目7:50→伊吹山8:10(8:40)→五合目→三合目10:10→リフト乗り場10:56
 2日22:30分に仕事が終わり帰宅後23:30分に家を出る。高速道路は交通量は多いが渋滞はなく順調で5:30分にゴンドラ乗り場に着く。少し仮眠してゴンドラを使い五合目から登る予定でいた。ところがゴンドラは夏山シーズンまで運休の張り紙がしてあった。仕方ないのでここから歩こう。早々に準備し車をここに置いて登山口へ向かう(約2分)。花を捜しながら展望のない樹林帯をノンビリと登っていく。林道にぶつかり三合目のスキー場に着いた。スキー場内を四合目へと歩いていく。途中、振り向くと三合目付近にガスがかかっている。花々を見ながら五合目へとスキー場の中を登っていくと前方が開けたが山頂付近はガスに覆われている。五合目の綺麗なトイレ(水洗)に寄り山頂へと登っていくが最終リフトまではなだらかな登りである。ここで単独の若者がペットボトル片手に空身で登っていった。少しずつ傾斜が出てきてジグザグに登り始める。避難小屋を過ぎるとますます急になっていくが八合目までは殆ど問題ない。ここ八合目の金輪堂にはテーブルといすがあるのでゆっくり休憩すると良い。下の方を見ると登山者の姿は全くない。先ほどの若者がもの凄い勢いで下りていった。ガスの中を九合目まで岩帯の急登をゆっくりと登っていく。一組の夫婦が下山していったが山頂の小屋に泊まったのだろうか。九合目からは傾斜も緩むが岩が露出していて油断は出来ない。二回目の山頂に到着するがおみやげ売り場などはまだしまっている。ひっそりとしていて人の気配はない。山頂を散策するが花は全く咲いていない。ガスが消え展望か得られるが春霞で遠くは見えない。鈴鹿の山々が何とか見えている。山頂駐車場から単独の人が来たが直に戻っていった。花はないし、霞んで展望はないし早いが下山開始。九合目分岐付近で駐車場から一組の夫婦が登ってきた。花を見ながらゆっくりと下りていく。下の方には登山者が増え始めて来ている。そして五合目付近の林道の路肩には相当数の車が止まっているのが見える。五合目まで戻るとかなりの登山者が寛いでいる。トイレをすませスキー場内の登山道を登山口へと向かう。うぁ〜 凄い人数。天気も良いし3日だもんな。狭いところのすれ違いが大変でした。今回の伊吹山は花がメインで満足できた山行でした。危険箇所は八合目付近から山頂。車に戻り次の山 氷ノ山へ向かうがラジオから高速道路大渋滞のニースが流れてきた。氷ノ山やーめた。藤原岳へ変更し登山者用駐車場へと向かう。 
 4日(三日目)晴れ 藤原岳(1.140m)三百 二回目 登山口 登山者専用駐車場 (5H30M)(5.8H)(歩数 26.526歩) 綺麗な水洗トイレ有り

            駐車場5:45→五合目6:43→八合目7:23→藤原山荘8:00→藤原岳8:15→天狗岩9:03→藤原山荘9:25→八合目9:50→駐車場11:15
 前日、伊吹山下山後12:30分位に駐車場に着くとバス1台の他5台ほど止まっていた。意外に少ないがもう下山して帰ったのだろうか?。キムチラーメンを食べながら缶ビール一本。天気も良く美味しい。食事後、付近の花々を見て歩く。藤原岳自然科学館にも行き意外に小動物の多さに驚く。駐車場に戻り1日以上眠っていないので昼寝。いきなりの夕立であわてて車に飛び込む。夕方起き早めの夕食と宴会。明日の天気予報を見ると晴れ。安心して早々に仮眠。夜中に一台車が来て目が覚める。空を見上げると星が出ていた。
 4日朝5時に起きてノンビリ準備。5:22分頃伊勢湾の方向から太陽が出てきた。駐車場の集金(300円)係が来たので登山道状況を聞くと、今回予定していた坂本谷コースは土石流で登山道が崩落していて通行不可とのこと残念である。仕方ないので表登山道から山頂・天狗岩と回り聖宝寺道を下りることにして歩き始める。10分位で表登山道入口の鳥居に着く。前回来たときにはなかったが鳥居の手前右側に県営の立派な休憩場と駐車場が新設されていた。
展望のない樹林帯の中を進んでいき二合目の浅山車難子・四合目の広場と花々を見ながら登っていく。5・6・7合目と雑木林や杉林・若干の急登をこなし八合目に着き聖宝寺からの道が合流。ふたたび雑木林のジグザグの急登を登っていく。花を見ながら歩いているためか、それほどきつく感じない。無人の藤原山荘に着くと花の写真を撮っている時に抜いていった単独の人が休憩していた。深呼吸して山頂へ向かう。
笹原を一旦下り登り返すと15分で2回目の山頂に着いた。360度のパノラマだがやっぱり霞んでいる。山頂から銚子岳・静ヶ岳・竜ヶ岳はよく見えるが他の山々は同定出来ない。天狗岩に4人位の登山者が見える。山荘へ戻ると天狗岩にいた登山者が休憩していた。天狗岩へ向かっていると2人山荘の方へ歩いていった。また、フクジュソウ(後で分かった)も咲いていた。ごつごつとした岩の天狗岩に着く。藤原岳が素晴らしい。他の展望はほぼ藤原岳からと同じ。天狗岩の先は切れ落ちていて危険である。天狗岩を後に山荘へ戻ると沢山の人々が休憩していた。5分ほど休憩して八合目へと下りていく。10時近い暑い中を登山者がどんどん登ってくる。八合目でも沢山の登山者が休んでいた。八合目から左へ杉林の中の急登を下りていく。この付近はフクジュソウの群生地と聞いているが何時かは見に来たい。まだまだ登山者が登ってくる。さすが藤原岳。登山道状況は表登山道は問題ないが裏登山道の聖宝寺道は上り下り急登。また、何カ所かは気の抜けない場所がある。他の登山者は数えきれませんでした。
駐車場に戻り氷ノ山へと向かう。高速道路の渋滞を避けるため421号線を八日市へと向かったが石樽峠は大変だった。コンクリートの幅を測っていないので何ともいえないがエルグランド含む以上の車はおそらく通り抜け出来ないとだろ。
途中、私を抜いていったバイクの少年が転けたらしく走行不能になっていた。放っておけないので家を聞くと方向が同じだったのでバイクはここに置いて草津PAまで送り氷ノ山登山口へと向かう。高速道路は渋滞もなく福定親水公園駐車場に17時頃着いた。
 5日(4日目)晴れ 氷ノ山(1.510m)二百 登山口 福定親水公園 (5H10M)(5.75H)(歩数 21.178歩) 綺麗な水洗トイレ有り

            公園(P)5:15→氷ノ山越7:00→仙谷分岐7:30→氷ノ山7:45→神戸大ヒュッテ8:35→東尾根避難小屋9:27→東尾登山口9:52→公園(P)10:25
                                                                      

               扇ノ山(1.310m)三百 登山口 水とのふれあい広場 (2H00M)(1.92H)(歩数 9.178歩)

            ふれあい広場14:40→小ズッコ→大ズッコ→扇ノ山13:32→大ズッコ→ふれあい広場15:40
氷ノ山
 前日、17時に福定親水公園駐車場に着くと車が数台止まっていた。まだ、明るいのでビール片手に付近の花々を見て歩いた。車に戻ると1台しか残っていなかった。この車は少し上にテントを張っていて今日はここでキャンプとのこと。夕食の準備後元気の源宴会開始。そして天気予報を見て明日も晴れだ。よっしゃ気合いを入れて仮眠。
 5日深夜2時頃一台車が来て目が覚めた。トイレついでに空を見ると星が出ていた。ふたたび眠り4時頃車の音で目覚める。歩くには少し速いのでノンビリ準備しているともう一台きた。今のところ4組5人である。一人、二人と登っていく。今日はゆっくりの行動予定で一番ラストのスタート。15分位で布滝。曲がり坂をジグザグに登っていくとイワカガミが群生していた。女性の親子を追い越し不動滝を過ぎどんどん登っていくと曲がり坂終わりの看板かありここから平の登山道を進んでいくと地蔵堂に着いた。回りにはサンカヨウの花がいっぱい咲いている。ここから緩い登りがしばらく続く。途中、氷ノ山が見え始めてきた。
水場を過ぎるとやや傾斜が付いてきたがショウジョウバカマ・スミレなど花を見ながらか辛くはない。程なくしてつく米コース・鉢伏山縦走コースが合流する氷ノ山越に着く。石仏や避難小屋・テーブルがあり山頂を見ながら休憩。
ブナ林の中を進んでいくと仙谷からの登山道が合流。ここからコシキ岩までは若干歩きにくい所がある。コシキ岩からは階段が山頂まで続くが傾斜が少ないので句にならない。
山頂にはバイオトイレが設置してあり助かる。展望は三ノ丸・鉢伏山などは確認出来たが他は霞んで殆ど見えなかった。下山は復路を戻る予定だったが天気の良さと8時前だったので違う花を求めて東尾根を下りることにした。
千本杉付近までは木道が所々ある。神戸大ヒュッテから左へ折れて下っていく。人面岩を過ぎると傾斜が少しずつ増してくる。途中、ペットボトル1本しか持っていない2人の小父さんが運動靴・革靴で登っていった(チョット驚き)。途中、かなり急な下りの歩きにくい所がある。しばらく下っていくと東尾根避難小屋に着いた。ここを左へと急な階段を下りいく。一組の夫婦が登っていった。この付近はイカリソウがあちこちで見られた。傾斜が緩み東尾根登山口付近で15人位のグループが登っていった。東口登山口には立派な石碑がたっていた。
ここからむせかえるような暑さの舗装林道ををなるべく日陰を歩きながら福定親水公園駐車場へと歩いていく。林道沿いにはショウジョウバカマやイカリソウ・ニリンソウなどが見られた。駐車場に着くとかなりの台数が止まっていた。登山道状況は福定親水公園からのコースは殆ど問題なかった。東尾根は急登と注意したいところがある。水はどちらのコースも中間付近にあったが飲めるかは分からない。

扇ノ山
 扇ノ山へと向かう。河合谷林道を進んでいると途中崩落により通行止になっていた。林道入口に通行止の表示をしてほしい物である。仕方ないので一旦9号線へ戻り千谷から海上林道をへて水とのふれあい広場の登山口に着いたが雲行きがあまり良くないので明日は雨になるかもしれない。一組の夫婦が下りてきたのでおおよその時間を聞いたところ1時間15分位で山頂に着いたとのことだった。と言うことは今から登っても17時には戻ってこられるな〜無理なら途中で引き返せばいいよな〜と言うことで登り始める。昼飯を食べていなかったのでパンをかじりながら進んでいく。あまりアップダウンの無い登山道を何人かすれ違いながら進んでいった。
扇ノ山展望台からは雲や霞で全く展望はなかった。山頂へ行くと、もう誰もいないだろうと思っていたら5人の登山者が寛いでいた。山頂は熊笹や木々に囲まれて展望はないが避難小屋の二階からは得られるらしい。しかし、靴を脱いで上がっても展望はないので少し休憩して下山した。登山道は多少泥濘や滑りやすいところがあったが危険なところは無いようだった。他の登山者は15人と一匹でした。
今日は、次へ向かわずに明日の朝までここで過ごすことにした。もし、天気予報がはずれて天気が良かったら明日再度登る為。
夕食には早いので三角点のある山上まで行き回りの花々を見てきた。ふれあい広場へ戻るとみんな帰っていて誰もいなかった。
 6日(5日目)雨  休養日 鳥取県の観光 砂丘・池・滝など
 天気予報が当たり0時頃から雨が降り出した。朝5時に起きても降っていた。扇ノ山再登山を諦めて100名瀑雨滝へ向かう。雨降りで朝早いため誰もいない。さすが100名瀑。迫力ある。鳥取砂丘へ車を走らせていると今滝・不動滝の指導標があったので寄り道。今滝では雨の早い時間ではあるが家族5人が滝へ向かっていった。不動滝も子供二人と爺さん婆さんが滝へ向かっていった。鳥取砂丘に7:30分頃着いた。依然として小雨が降っている中、丘へ10人位の人が向かっていた。雨のためか写真にあるような波形はなく足跡だらけだ。波打ち際まで下りて見上げるとさすがに迫力があった。雨で詰まっているためかそれほど歩きにくくはなかった。この後、多鯰ヶ池・湖山池・東郷湖(臨海公園・燕趙園)と回り100名瀑 大山滝へ。一向ヶ平ゲートには崩落のため通行禁止の表示が。管理センターで確認すると崩落の脇を通って行けないことはないがチョットした登山道と変わらないですよ。行くなら記帳して下さいとのことだった。記帳して進んでいくと通行止のトラロープが張られていた。確かにここから登山道そのもので危険だ。雨で滑りそうなので慎重に通過。吊り橋を渡り雨とガスで薄暗い中を滝へと進んでいく。35分滝壺への下り口に着いた。素晴らしい滝で晴れていないのが残念。かなり急な下りで梯子鎖をたよりに滝壺へと下りた。凄いの一言。晴れていたらマイナスイオンをたっぷりと吸収して行きたいところだが薄暗くて不気味な感じがするので早々に退散。管理センターに戻ったことを伝え蒜山登山口犬狭峠へと向かう。ガスで見通しのきかない状態が犬狭峠まで続く中の運転でかなり疲れた。峠に着いたときは雨は殆どやんでいたが相変わらずガスは濃い。今日は、車の中であり合わせの物で宴会。明日、晴れることを願って仮眠。
 7日(6日目)曇り 上蒜山(1.202m)二百 登山口 犬挟峠 (6H51M)(8.33H)(歩数 25.018歩) トイレはありません。

            犬挟峠5:25→下蒜山6:45→塩釜冷水分岐7:53→中蒜山8:04→上蒜山8:45→中蒜山9:35→下蒜山11:10→犬挟峠12:16

 7日(6日目)晴れ  道後山(1.269m)三百 登山口 月見ガ丘駐車場 (1H40M)(2H)(歩数 9.587歩)綺麗な水洗トイレあり

                 月見ガ丘駐車場15:00→休憩所15:15→岩樋山15:28→道後山15:46→大池15:57→休憩所16:20→月見ガ丘駐車場16:40
 蒜山
 朝4時に起きたがガスが立ちこめていて暗いのでもう少し横になる。5時に支度して様子を見ていると東の方のガスが途切れるのが見えたので歩き始める。雑記林の中をなだらかに登っていく。しばらく進んでいくと90度左へ。ここから急になり鎖があった。鎖が必要なほど急ではないのにと不思議に思っていると滑る滑るなるほど納得。樹林の展望のないガスの中をどんどん登っていくと、いきなり草原状になり開けてきた。東の方を見るとうっすらと太陽が見えていた。雲居平に着くと下蒜山がガスの切れ間から見え隠れしている。八合目からは岩混じりの急登で長い鎖をたよりに登っていく。登り切り少し進むと下蒜山山頂に着いた。蒜山随一の展望が見られるところだが依然としてガスで見えない。
さて先へ進もうか戻るか迷ったが雨は降りそうもない。中蒜山まで行ってみることにしてフングリ乢へと急降下。滑る滑るこんなに滑る山は初めてである。これで急でもないところに鎖がある訳が理解できた。しかし、意外と太く重たい鎖を地面に這わせて設置してあり伝って歩くには辛い。腰の高さ位にしてくれるとかなりありがたいのだが。巨人ヶ平付近はイワカガミの大群生とイカリソウが見れた。フングリ乢を過ぎ杉林の中に残雪とショウジョウバカマが群生していた。ここから中蒜山への登り返しである。チョット油断して踏ん張るとスベリ歩きにくい中進んでいくと冷泉からの道が合流し中蒜山はもうすぐだ。ここからはそれほど歩きにくくはない。進んでいくと中蒜山避難小屋がガスの中に浮かんで見えてきた。中蒜山山頂に着いたが相変わらずガスで展望は得られない。
ここでも迷ったが残り3分の1の道程だ。ここまで来たから上蒜山まで行こう。ユートピアへと向かっていると先行者の足跡らしきが付いていた。至る処で真新しい滑った後があり先行者には悪いが非常に助かる。ユートピアから再び石ころ混じりの歩きにくい登りを鎖をつたい登っていく。二本目の鎖場で先行者が下りてきた。少し話をすると冷泉からとのことで下蒜山まで行き戻ってくるか峠へ下りるか迷っていた。ちゃんとした地図を持っていなかったので私のを見せながら峠から右へ向かい中道を冷泉へ戻った方がいいと思いますよと言って別れた。3本目の鎖を過ぎるとやや平坦な登山道になり上蒜山山頂に着いた。樹林の中で展望はない(ガスで分からないが)。三角点へ行き早々に峠へと向かう。鎖場手前で振り向くと山頂部がうっすらと見えていた。3カ所の鎖場を慎重に下りてユートピアに着くと中蒜山が見えていた。中蒜山に戻ると槍ヶ峰の稜線が見えていた。分岐付近から中蒜山と避難小屋が見えているが蒜山高原は依然としてガスに閉ざされている。日差しも出てきたので分岐から冷泉へは下りずに下蒜山へ。フングリ乢へと下りていくと先ほどの人だと思うが相変わらす滑った後がある。フングリ乢付近からは下蒜山が見える。下蒜山へ戻ってくると上からは太陽が照りつけて暑い。あっちこっちでカタクリが太陽を浴びてめいっぱいに開いている。他の花々も同じように開いていてあきない。岩場の急登を鎖をたよりに八合目へと下りていく。雲居平に着き振り向くと下蒜山が素晴らしい。回りのガスは消えて展望が得られるようになったが霞んで同定出来ない。最後の鎖場付近(12時頃)で単独の小父さんが登っていった。峠に戻り道の駅へ向かう途中蒜山3山か見えていた。食事後、道後山へと向かう。
登山道状況は前日が雨だったこともあるが何しろ良く滑る山である。鎖場は確か5カ所位あるのでゆっくり慎重に。他の登山者は2名でした。また、峠には大きなあずま屋はあるがトイレは無い。


道後山
 道後山登山口月見ヶ丘駐車場に15時前に着いた。整備された立派な駐車場と綺麗なトイレである。4台ほど止まってる。時間的に殆ど帰って行ったのだろ。それにしても素晴らしい天気になり日差しが強い。2時間あれば山頂・大池を廻って戻ってこれるな〜。ここからだときついアップダウンもあまり無いし歩いてこようか・ビール三昧かドットも良いな〜。いや、やっぱり天気が良いので歩いてこよう。15時に広い平らな登山道を歩き始めしばらくすると少し傾斜が出てきた。単独の小父さんが下りていく中進んでいくとあずま屋があった。ここから駐車場と毛無山方面の展望が有った。直ぐに岩樋山と両国牧場への巻道の分岐で左の岩樋山へと登っていくとケルンが見えあっけなく岩樋山に着いた。道後山はここからは1.271mのピークに隠れて見えない。残念ながら霞んで遠くの大山は見えていない。一旦、牧場へと下りていきピークへと登っていくと正面に道後山が見えてきた。三人の親子だろうかすれ違い山頂へと向かっていく。チョット下り登っていくと山頂に着いた。岩樋山・1.271mピーク・道後山は草原状で遮る物はなく360度の展望で船通山・窓山・妙見山・大倉山・猫山・三国山など他にも沢山の山々が見えていた。山頂を後に眼下に見える大池へと下りていく。大池はこれからいろんな花々を咲かせてくれそうな所だった。大池からなだらかな登山道を石垣の棚柵を通りあずま屋へと戻っていく。あずま屋付近で先ほどの家族を抜き駐車場へと下りていった。駐車場付近でアケボノスミレの写真を撮りに来たと言う地元の人の会い少し話をした。明日、吾妻山を歩くと言ったら比婆山も良いところですよと教えてくれた。登山道状況は全く問題ないと思います。他の登山者は4名でした。
今日はここに泊まり夕焼け・朝焼けを見たいところだが明日 吾妻山を登った後三瓶山登山口まで行きたいので、これから吾妻山登山口の南の原へと向かった。
 8日(7日目)晴れ 吾妻山(1.239m)三百烏帽子山(1.225m)比婆山(1.256m) 登山口 南ノ原駐車場 (3H40M)(??H)(歩数 17.380歩)

       南ノ原駐車場5:40→大善原6:15→烏帽子山6:50→比婆山7:12→大善原7:46→吾妻山 8:18→原池8:55→南ノ原駐車場9:20(トイレあるが鍵がかけてあった)
 前日、道後山下山後18:30分頃の南の原駐車場に着いた。さすがに疲れた。食事しながら元気の源(アルコール)を飲み早々に仮眠。
 8日、朝4時に起きたが少し怠いのでもう少し横になる。5時過ぎに起きて平らな登山道を進んでいく。吾妻山・大善原の指導標がある分岐まで来る頃には体調も戻りつつある。取り合えず大善原まで行ってみよう。大善原へ進んでいくと太陽が烏帽子山に登ってきた。そして大善原の下りにさしかかる頃は体調もだいぶ復活してきていた(太陽のエネルギー吸収?)。降下点からの大善原・烏帽子山・比婆山良い感じの山だ。それほどでもない坂を下りていく。大善原の花を期待していたが殆ど無くキスミレ・スミレ・ショウジョウバカマくらいしか見かけなかった。さて、どうする。行けそうだ。取り合えず烏帽子山へ向かう。横田別の指導標に従い烏帽子山へと広い登山道をスミレを見ながら登っていく。登りになるとやっぱり足が重い。仕方ない久々にサプリの世話になることにして服用。ゆっくりと登っていく。烏帽子山・比婆山の分岐指導標があり左へと進んでいくと直ぐに烏帽子山山頂に着いた。誰もいない。山頂には烏帽子岩・条満石がある。展望は比婆山・船通山方面・猿政山方面・大鬼山方面・立烏帽子山・吾妻山・毛無山などの山々が見えていた。(比婆山)なんか引かれる山名だな〜。たいした距離・アップダウンも無いので指導標に従い比婆山へと向かい少し下っていくと広〜い鞍部に出る。ここからブナ林をなだらかに登っていく。ブナの巨木の登山道を進んでいくと平になり比婆山十合目の木製の碑が立っていて祠もあり比婆山大神の神陸とされているらしい。展望は樹林の中で全くない。比婆山を後に再びブナ林を通り大善原へと近道の指導標に従い戻っていく。体調完全復活。横田別からは陽を遮る物が無く暑い。大善原を通り少し登っていき吾妻山への指導標に従い本来の目的の山 吾妻山へと登っていく。南の原からの登山道と合流。そしてあらら誰もいない吾妻山山頂貸し切りだ。心地よう風が吹き気持ちが良い。眼下に池ノ原・休暇村を見ながら大休憩。展望は猿政山・今櫛山?・四天蓋山?・毛無山?・今櫛山?・立烏帽子山・竜王山・烏帽子山・比婆山・船通山方面・玉峰山方面・伊賀平山方面・鯛ノ巣山方面の山々が見えていた。残念ながら大山は見えなかった。山頂を後に池ノ原へと階段状の登山道を下りていき池の周りを散策し南の原駐車場へと戻り三瓶山登山口西の原へと向かった。登山道状況は全く問題なかったが山頂から池ノ原への階段状の下りが膝に応えるだろ。他の登山者なし
 9日(8日目)晴れ 三瓶山(1.126m)二百 登山口 西ノ原駐車場 (4H22M)(4.75H)(歩数 20.441歩)トイレあり

   西ノ原駐車場5:00→扇谷分岐→男三瓶山6:37→兜山7:10→女三瓶山7:20→太平山7:38→孫三瓶山8:03→風越分岐8:17→子三瓶山8:35→峠分岐8:50→西ノ原駐車場9:22
 前日、吾妻山下山後三瓶温泉にお昼前に着いたので日帰り温泉にゆっくりと入り西の原へ向かう。いきなり草原状になり右側に孫三瓶山・子三瓶山が見えてきた。西の原の駐車場は3分の2は空いている。そのまま定めノ松の横に車を止めて見学素晴らしい。そして浮布池と回り駐車場へ。所が駐車場内は火気使用禁止の立て札があったので片腕ノ松付近の広い路肩へ移動。多分この辺も火気禁止だろうけどテーブルの上で十分注意しながら使用して昼飯を食べた。草原にゴザを敷きビールを飲みながら男三瓶山・子三瓶山を見上げる男三瓶山の登りは手強そうだ。ひばりも数羽鳴き始めると意外とうるさい。草原の花など捜しながらノンビリ過ごす。18時位から晩飯の準備をしていると西(定めノ松)の方が少し赤くなってきた。駐車場へ移動し飲みながら眺めていたがそれ程焼けなかった。
 9日、4時に起きると止まっている車は私のを含めて3台。1台の車は昨日登った人。もう一台は朝飯の仕度をしていた。ノンビリと準備し明るくなってきたので5時にスタート。なだらかな草原の中を分岐へゆっくり登っていく。分岐から扇谷コースを分け左へ。まだ少し薄暗い樹林帯の中を進んでいく。六合目付近までは樹林帯で展望は無い。七合目付近からは木々も低くなり傾斜も増してきた。七合目を過ぎると石ころ混じりの登山道となり歩きにくくなってきた。また、樹林帯を抜けて西から吹き上げてくる冷たい風が強く寒い。八合目から1.060m付近までは岩道の急登で落石などに注意が必要である。1.100mの峠への分岐付近からは草原状のなだらかな登山道が続き山頂も見えてきた。山頂も風は強いが陽があるのでそれ程寒くない。この山頂も貸し切りであるが霞んで遠望はなかった。これから歩く三瓶全てのピークを確認して女三瓶山へと下りていくが兜山までは歩きにくい危険なところが多い。兜山から少し下り登り返すと女三瓶山山頂に着いた。やっぱりここも貸し切りである。男三瓶山を見上げると単独の男性がここへ向かってくるのが見えた。女三瓶山へは東の原からスキー場リフトが太平山へと運行されている。軽装の観光者が多いためか広い石を敷き詰めた登山道が太平山へと続いていた。下りきると東の原からの登山道・室の内からの登山道・太平山への登山道が合流する分岐点だ。ここにはコンクリート造りの展望所がありこれから向かう子・孫三瓶山などが素晴らしい。今回は室の内池は寄らない。直ぐに太平山に着く。広大な東の原の草原が見える。太平山から下り気味の登山道を進んでいくと右から室の内からの登山道が合流する奥ノ湯峠に着いた。樹林の中の急登を登っていくと三瓶温泉からの登山道が合流している好展望の孫三瓶山山頂に着いた。やっぱり貸し切り最高だ。男三瓶山やこれから向かう子三瓶山が素晴らしい。長椅子がありゆっくり休憩後急な下りを慎重に下りていくと風越の鞍部で室の内と温泉からの登山道が交わる十字路。再び急登を子三瓶山へと登っていく。かなりキッイのでゆっくちゆっくり登っていくと草原状で貸し切りの山頂に着いた。西の原から男三瓶山への登山道が見えかなりの急登だったのが分かる。孫三瓶山には温泉からの登山者が2名見える。男三瓶を見上げていると単独の男性が峠へと下りてくるのが見えた。山頂を後に急降下していくと扇谷コース・室の内コース・男三瓶山コースが交わる十字路の峠に着く。ここから左へ展望のない樹林帯の扇谷コースを下りていく。扇谷を渡る堰堤付近で4人の小父さん達が登っていった。駐車場に戻り日本名瀑100選の八重滝・常清滝に寄り那岐山登山口へと向かった。
今日、すれ違った登山者は4名で他に4人の登山者が確認できた。登山道状況は、西の原分岐から男三瓶山への七合目付近からと女三瓶山への下りは急登で落石や転倒などしないよう十分注意が必要。また、孫・子三瓶山の上り下りも急登注意が必要。
10日(9日目)  那岐山(2.250m)三百 登山口 蛇淵ノ滝駐車場 (2H42M)(3.25H)(歩数 13.240歩)トイレ第二駐車場にある

                蛇淵ノ滝駐車場5:23→C・Bコース分岐→大神岩6:15→那岐山6:53→B・Aコース分岐7:04→B・Cコース分岐7:58→蛇淵ノ滝駐車場8:05
 前日、三瓶山下山後、滝百選2滝巡り三次インターから中国自動車道に入り津山インターを下りて高円登山口蛇淵ノ滝駐車場に16時前に着いた。夕食には早いので滝を見て車に戻ると下山して来た人がいたので様子を聞くとゆっくり4時間位とのことだった。この駐車場は斜めっていて寝にくいので下の第三駐車場へ移動。天気予報の時間まで飲みながらゆっくりと過ごす。明日の天気は雨。取り合えず明日の朝決めることにして仮眠。
10日、朝4時に起きるとまだ暗い。やっぱり天気は下り坂のようだ。第二駐車場へ行きトイレをすませ滝入口の駐車場へ移動し様子を見ていると雲の動きが激しいが今のところは降っていないので登ることにして林道を登山口へ。5分弱でC・Bコースの登山口があった。進んで行くと直ぐにC・Bコースの分岐が有りCコースへと伐採林の横を登っていく。6時を過ぎた辺りからぽつりぽつりと落ちてきた。大神岩付近で新調した雨具を着る。大神岩に着くと完全に降り出した。下山しようか迷ったが約半分登ってきていたのでそのまま山頂へ向かう。それ程急ではないが木の根や石の転がっている登山道となってきた。1.071m付近ではガスで視界30m位しかなく左からの風が強い。三角点山頂に着くと遮るものが無く風雨がさらり強く視界も20mあるかないか位で山頂へと進んでいく。ますますガスが濃くなり視界10m以下の中をあるいていると、いきなり白い物体が目の前にヒェ〜(ビビル)避難小屋だった。何となく不気味だったので覗かずに急ぎ足で山頂へ。山頂登頂証拠写真を撮り早々にBコースへと下山にかかる。Bコース分岐までもの凄く長く感じた。下っていくと伐採林の後に植林してあるらしく棚柵がしてあり柵戸を開けて中へそしてしっかりと締めて下りていく。途中不明瞭になり迷ったが伐採時に作ったと思われる道を下りていくと再び登山道になった。五合目には再び棚柵があり棚戸を開けて外へ。どんどん下りて行くと右手に淀川源流の沢が現れてきた。程なくして本流の橋を渡り平坦な道を進んでいくとC・Bコースの分岐。林道へ出て駐車場へ戻ってきた。風雨の中の登山だったが新調した雨具で全く濡れることなく行動できた。
登山道状況は、Cコースは殆ど問題なかったがBコースは棚柵の戸は通過後しっかりと閉めること。また、ガスなどの時は特に不明瞭なところがあり滑りやすいので注意。
当然、他の登山者はいません。
那岐山を後に美作インターに入り大荒れの高速道路をかっとんで16時に帰宅した。
今回の全走行距離1.430qでした。
 奥美濃・美濃山地の山と赤石山脈の山 160  2007年6月2日〜6月5日 能郷白山 → 冠山 → 入笠山
 2日(一日目)   移動日 能郷白山登山口 温見峠へ
  
 自宅9:30→相模湖インター(中央高速道路)→土岐JCT(東海環状自動車道)→美能関JCT(東海北陸道)→白鳥インター→158号線(大野市)→157号線(温見峠)17:30
 朝仕事が終わり帰宅後9:30分に自宅を出て中央高速相模湖インターへ。土岐JCTで東海環状・美能関JCTで東海北陸道へ入り白鳥インターを下りて大野市へと向かう。大野市から157号線には入り温見峠へと向かっていくが雲川ダムを過ぎるとだんだんと道幅が狭くなり峠に近づくに連れて嶮しい道となってきた。コンクリートブロックが置いてあり通行止めの温見峠に17:30分に着いた。さすがに今回の移動は疲れた。早々に飲みながら夕食をしていると西側(福井県側)の空が焼け始めた。この焼け方から察すると明日も天気は良さそうなので天気予報は確認せずに仮眠。
 3日(二日目)晴れ 能郷白山(1.617m)二百 登山口 温見峠 (2H40M)(3.5H)(歩数 11.379歩)トイレなし

             温見峠5:00→1.492mピーク5:50→能郷白山6:20→熊野白山権現社6:26→1.492mピーク7:08→温見峠7:40
 夜中に車の音で何回か起こされたが何れも登山者ではなく通り抜け出来ないので引き返していった。
4時に起きて周りを見たが他の登山者はいないようだ。ゆっくり準備していると岐阜県側の空が少し焼けた。5時に登山スタート。チゴユリを見ながら登っていく。時々樹林が切れて峠方面の姥ヶ岳・銀杏峰・部子山などが見える。20分位で傾斜が増してきて歩きにくい所も出てきた。花々を見ながらどんどん進んでいくが殆ど汗が出ない。新調して履きならししていない靴がまっちして快調に標高を稼いでいく。あらら50分で1.492mピークに着くと山頂付近が見えていた。ここから樹林帯も抜け展望の良いほぼ水平の道を登っていく。所々でサンカヨウが出迎えてくれる中を進んでいくと広場に出た。あれ〜もう山頂だ。ここからはあまり展望は良くないので祠のあるピークへ向かう。直ぐに能郷谷からの登山道が合流する。この付近はカタクリが群生していてた。谷からの風が強い。ガスもあちこちで涌いている。この付近も時々ガスで見えなくなった。祠のある山頂からは笹ヶ峰・金草山・段ノ岳・(冠山はガスの中)・部子山・銀杏峰・姥ヶ岳などの山々が見えていた。ガスが山々の山頂部を隠し始めたので早いが下山にかかる。1.492mピーク付近で単独の人とすれ違う。ピークでもう一度展望を楽しんで急登を下りていく。1.200m付近で一組の夫婦が登っていった。7:40分峠に下山すると岐阜県側に車が止まっていて登山の準備をしていたのでゲートが開いているのか聞くと開いていないがゲートを避けてこれる林道が有るとのこと。登山靴を脱いで移動の準備をしていると車が2台二人来てこれから登るらしい。
登山道状況は、山頂まで迷うような所はなかった。危険箇所は無いが強いてあげると1.200m〜1.400mの間に歩きにくい所がある。
温見峠を後に冠山の冠林道福井県池田側ゲートへと向かう。ネットでは明日開けるとのことだった。
 4日(三日目)晴れ 冠山(1.256m) 三百 登山口 冠峠 (2H20M)(2.5H)(歩数 10.857歩)トイレあり

                冠峠6:15→田代尾根ノ頭6:30→冠平7:10→冠山7:20→田代尾根ノ頭8:20→冠峠8:35
 ゲートに12時前に着いたので取り合えず昼飯。時間があるので林道を少しあるいてみることにした。それ程勾配はきつくない。途中、冠山が見えていた。ゲートに戻りノンビリしているとバイクの人が来たの状況を聞くと岐阜県側から抜けてきた。そして岐阜県側からは峠へ沢山の車が入っているとのこと。もし、ゲートが開かなかったら南越前町から高倉峠を通って峠へ行けると教えてくれた。沢山の人たちがゲートが開いていないのでUターして行った。15時頃、二人の小父さんがゲートまで来てゲートが開くのは明日ではなく6日だと言っていた。かずら橋まで戻り観光案内所で確認したらやっぱり6日だとのこと。池田町行政は変更になったことをこの付近とゲート前に表示すべきではないのかな〜。危うく明日一日をつぶすところだった。仕方ないのでバイクの人に教えて貰った道を通り冠峠へ向かうことにした。越前市〜南越前町と抜け芋ヶ平川沿いの林道へと入った。しかし、冠林道合流点までは凄い林道だった。何とか明るい内(17:40分)に冠峠に着いた。当然他の車は有りません。早々に宴会していると一台車が来たが5分位で帰って行った。天気予報だと明日は晴れるらしい安心して仮眠。
4日、夜中に起きて空を見上げると星が出ていない。雨さえ降らなければいいやと思いながら再び熟睡。4時前雨の音で目が覚める。たいした雨ではなく直ぐにやんだ。5時10分に大野市方面に太陽が出てきたが雲が多い。車が一台来たが直ぐにUターしていった。冠山には時々ガスがかかり見えなくなるが風上の越前市の方は晴れているので安心して歩き始める。5分位で階段になったが急ではない。さらに進んでいくと岩場が現れ朝方の雨で濡れているので慎重に通過し振り向くと冠峠越しに金草山が素晴らしい。程なくして田代尾根ノ頭に着いた。冠山は相変わらずガスがかかっている。ここから数回登ったり下ったり階段が有ったりを繰り返すが大したことはない。50分位で前方が開け冠山が目の前に迫る。この付近から分岐までは足元があまり良くない。いよいよ冠平分岐からガレの岩混じりを登っていくきロープのある一枚岩を慎重に通過。まだ、岩帯の歩き難い道を山頂へと上っていく。岩帯を登り切ると草木のトンネル場になり抜けると山頂に着いた。当然、貸し切り。あまり広くない山頂は360度の大展望だウォ〜。金草山・大小屋山方面・草間岳方面・権現山方面・部子山・銀杏峰・倉ニ又山方面・堂ヶ辻山・道斉山方面・若丸山・能郷白山・雷倉方面・蕎麦粒山方面・笹ヶ峰方面の素晴らしい展望だ。残念ながら日本海までは見えない。眼下には冠平・昨日、池田側林道から冠山を見上げた所も見えている。山頂一帯にはイワカガミが咲いていた。もう少し居たいが今日の移動も長いので下山にかかる。岩帯を慎重にゆっくりイワカガミやタテヤマリンドウなどを見ながら冠平へと下りた。残念ながらニッコウキスゲは全く咲いていなかった。冠平を後に冠峠へと戻った。峠に着くと二人の小父さんが登る準備をしていた。
登山道であった人はいませんでした。登山道状況は冠平からの上り下りと山頂の特に岐阜県側は切れ落ちているので注意。
峠を後に恵那山登山口広河原へと向かったが徳山ダム工事の時間帯通行止めで40分位待たされた。美農ICから東海環状→中央道と走っていると恵那山はがっぷりと雲が覆っている。薗原ICを下りて峰越林道を走っていると広河原登山口2q手前で災害通行止になっていた。取り合えず横の臨時駐車場に車を止めた。時間帯通行止や、さっきの山頂の様子などで恵那山の登山は気抜けして取りやめにしたが何時かは登る予定なので広河原登山口まで30分歩きの下調べはした。明日を何処の山にするか?雨が降っても楽しめる山で30分で登れる三回目の入笠山に決めて向かった。
 5日(4日目)晴れのちガス 入笠山(1.955m)三百  三回目 登山口 仏平峠 (18M)(?H)(歩数 記録なし)トイレお花畑と入笠湿原にあり
                 
                 仏平峠5:20→入笠山5:38→仏平峠6:22
                                
                      お花畑散策 6:30〜7:00     入笠湿原散策 7:05〜8:00    大阿原湿原散策 8:15〜8:55
 入笠山に16:30分頃着いた。展望の良い場所を捜しながら付近を走っていると仏平峠から1分かからない所に路肩の広い長椅子のある八ヶ岳が真正面に見える絶好の場所があった。ここで明日の朝まで過ごすことにした。富士見高原越しに八ヶ岳はガスがかかっているがそこそこに見えている。飯の仕度をしながら周りの花をカメラに収める。肌寒いので車の中で食事をしながら富士見高原付近の夜景を見ていた。明日の天気予報を見ていると曇り午後から雨らしい。恵那山をやめてここへ来て良かった気がする。ほどよい気持ちになってきたので酒を切り上げて仮眠。
5日、雲は多いが八ヶ岳が何とか見えている。太陽が赤岳の少し右に登ってきたが雲が多くハッキリとは見えない。展望は期待できないが仏平峠から山頂へ向かう。たいした勾配の無い登山道であっと言う間に山頂に着いた。御所平峠よりは楽なコースだ。山頂からは雲は多いが八ヶ岳・甲斐駒ヶ岳・鋸岳・仙丈岳が見えていた。鳳凰山も何とか見えている。山頂付近の花はズミやクサボケなどが見れた。ゴンドラ山頂付近はガスに覆われているので、今のところ入笠湿原もガスだろうが後で立ち寄るつもりだ。取り合えず山頂を後に車に戻り御所平のお花畑へ。残念ながらスズランは少し早いようだが若干見ることが出来た。御所平峠付近を散策しているとオオバシロバナエンレイソウが一輪咲いていた。入笠湿原もスズランは殆どこれからのようだがクリンソウ・スミレが見れた。大阿原湿原の散策ではクリンソウ・ミヤマカタバミ・スミレが見れたが全体的に花には早かったようだ。多分、後一週間もすればスズランが満開だろう。
当然ながら誰にも会いませんでしたが鹿さんにはあちこちで会いました。登山道状況は今回のコースは全く問題ない。御所平峠の岩コースは要注意。迂回コースは前回歩いた時は問題なかった。
 奥多摩の山々 161  2007年6月12日〜13日 
 12日 晴れ 移動しながら三百名山 三頭山付近の滝(九頭竜の滝・夢の滝・三頭大滝)を見て歩いた後、七ツ石山・雲取山登山口付近の広場でノンビリ過ごす。
 
 13日 晴れ
 七ツ石山(1.757m)雲取山(2.017m)  登山口 鴨沢 (7H28M)(8H)(歩数 35.195歩)トイレなし

 鴨沢登山道分岐4:55→堂所5:58→七ツ石小屋6:38→七ツ石山7:00→小雲取山8:14→雲取山8:30(9:10) →小雲取山9:35→ブナ坂分岐10:48→堂所11:36→鴨沢登山道分岐12:23
 梅雨入りしたが天気が良いので七ツ石山〜雲取山間を歩いていないので出かけることにした。12日、仕事を終え帰宅後食料を仕入れ奥多摩へ向かう。上野原町から奥多摩道路へ。途中、九頭竜ノ滝・夢の滝を見て三頭山登山口都民の森駐車場から三頭大滝を見て鴨沢から小袖への道へ入り鴨沢登山道分岐へ。登山口を確認して200m位手前の広い広場で昼飯。ビール缶一本飲み昼寝。夕方から飯の仕度しながら二次会の始まり。そこそこに切り上げ天気予報を確認して仮眠。
13日、4時に起きて登山口へ1分かからない。今日も良い天気のようである。所沢ナンバーの車が止まっているがもう歩いているみたいだ。仕度して歩いていくが雑木林や杉林の中をなだらかに登っていく。水場付近で所沢ナンバーの単独の小父さんを追い抜き大した勾配もなく七ツ石小屋に着く。天気は良いがやっぱり湿気が多いらしく富士山は見えるが霞んでいる。平日のためか小屋番はいないようである。ここからは傾斜がきっくなっていく。途中、単独の小父さんが鷹ノ巣山の方へ向かっていった。七ツ石神社で安全をお願いして山頂へ。二回目の山頂からは雲取山・飛竜山・三頭山・牛ノ寝通り・後方は丹沢連峰と御正体山・雁ガ腹摺山・富士山・杓子山・大菩薩嶺などの山々が見えていた。休憩しているとまた単独の小父さんが来た。奥多摩小屋かららしい。七ツ石山を後にブナ坂分岐へと下りていく。小石混じりの急坂をジグザグに下りていく。途中、単独の小父さんとすれ違う。ブナ坂分岐からは防火帯だろうか広い登山道を進んでいくと左側が開け展望がいい。五十人平へと進んでいくとまた単独の人とすれ違う。少しずつ勾配が着いていたが長い距離ではないので苦にならない。五十人平のヘリポートでは3人のおばさん達とすれ違った。奥多摩小屋付近からは急勾配の所が増え始める。1.813mへの急登で一組の夫婦とすれ違う。登り切ると単独の小父さんが休んでいた。平日にもかかわらず人気のコースだけ有りやっぱり登山者が多い。小雲取りからは間近に避難小屋と山頂が見える。避難小屋の横を通り山頂に着くと一人休んでいた。展望は富士山・雁ガ腹摺山・黒岳・牛奥ノ雁ガ腹摺山・小金沢山・大菩薩嶺・長沢背綾の山々・川乗山・本仁田山・鷹ノ巣山・三頭山・丹沢連峰・唐松尾山・リンノ峰と後方は古礼山・雁坂峠・雁坂嶺・木賊山・甲武信岳・三宝山・国師岳などの山々が見えていた。また、かすかではあるが南アルプスが確認できた。展望を楽しんでいるといつの間にか5人くらいになっていた。山頂を後に復路をブナ坂分岐へ。ブナ坂を通り車へと戻った。ブナ坂から堂所間で5人の人とすれ違った。今回のコースの状況は全く問題なかったが日帰りの場合は距離が長いので早立ちが好ましい。
 両白山地の山 162 2007年7月26日〜27日  白山 → 別山 登山口 平瀬道登山口
 26日 雨   白山(2.702m)  (7H12M)(8.2H)(歩数 25.651歩)

       平瀬道登山口5:40→大倉山避難小屋7:40→賽の河原9:13→室堂9:27→御前峰10:18→翠ヶ池10:42→室堂11:40→エコーライン分岐12:00→南竜山荘12:52
                                                                

 27日 晴れ 別山(2.399m) (10H22M)(9.8H)(歩数 37.034歩)

 南竜山荘4:30→油阪ノ頭5:35→別山7:00→油阪ノ頭9:00→南竜ヶ馬場10:00→アルプス展望台11:10→賽ノ河原分岐11:45→大倉山避難小屋13: 00→平瀬道登山口14:52
25日仕事を終え帰宅後20時頃家を出て相模湖インターへ。今回は(白山)二回目で平瀬道からの予定だ。松本インターを下りる頃はぽつりぽつ雨が落ちてきた。安房トンネルを出るとどしゃ降りになっていた。強めの雨が降ると直に通行止めになる大白川林道が心配だが高山を通り平瀬へと走らせる。依然として雨が降り続く中、林道入口に着いた。通行止めにはなっていないので進んでいくがますます雨が強くなってきた。
26日平瀬道登山口駐車場に3時過ぎに着いた。15台位止まっているが誰もいないようだ。缶ビール1本飲んで5時頃まで眠ることにした。何度が雨の降る音で目があく。5時に起きてトイレを済ませ様子を見ていると一台車が来て暗い雨の中雨具を着けて頭電で登って行った。薄明るくなり小降りになってきたので雨具を着けて様子を見ていると上空が明るくなりだしたので歩き始める。五分ほど登った所で頭電で登って行った三人組が上は物凄い雨で引き返してきたと言って下りて行った。
六時を過ぎたあたりから雨も上がり白水湖や周りの山々が見え出し青空も出始めた。花の写真を撮りながらゆっくりと登って行くと単独者は一人下りてきた。上の様子を聞くとかなり降っているようだ。天気予報では曇り/晴れの予報。この人の合羽はほとんど濡れていない。このまま花を楽しみながら登って行く。途中、歩きにくい所が多少あったが大倉山非難小屋に着いた。また、パラパラと降ってきたので小屋の中で休憩だ。きれいな小屋でザックがありデポして登っている人がいるようだ。小屋を後に進んでいく。若干のガレ・岩場を過ぎハクサンフローなどの花々を見ながら進んでいくと大カンラク雪渓の展望台に着いたがガスであまりよく見えない。ここまでで9人5組の人が下りて行った。小ぶりの雨の中をコバイケイソウ・クロユリなどの花々を見ながら進んでいく。雨具も着けずに一組の夫婦が下りて行った。程なくして傾斜も緩み黒ユリ・コバイケイソウの咲き乱れる中を進んでいくと賽の河原の分岐に着いた。ガスで視界は50m位だろうか。
さて、この天気。ん〜二回目の白山諦めて南竜山荘へ向かおうか。しかし、まだ9時回ったところだ。室堂まで約30分か。雨は少し強くなってきたが取り合えず室堂まで行くことにした。黒ユリ・ハクサンコザクラを見ながら進んでいくとガスの中から室堂の赤い?(オレンジ?)の建物が見えてきた。このままセンターを通らず山頂へと進んでいく。しかし、途中で凄い風雨で引き返しせンターへ逃げ込んだ。中は中高年の登山者でごったがいしている。なんか息苦しいので玄関の軒下で様子を見ていると小降りになり視界が100m位になってきた。安心は出来ないが登山道を見失うところではないので山頂へ向かう。さすがに誰とも行き合わない。
山頂(御前峰)に着くと又もや雨が強くなってきた。多分、今日はこの繰り返しだな。ここでまた自分との格闘だ。このまま室堂へ戻るか・池めくりお花畑コースへ行くか。視界50m位か。雪渓・残雪もあるな。雨でトレースは消えているな。10時半か。途中で引き返す時間はたっぷりあるな。よし予定のコースへ進もう。
山頂を後に翠ガ池池へと下りて行く。すると池から傘をさして登ってくる二人の小母さん(俺と同年代かな??)人がいた。すれ違う時これから山頂へと聞くと違う大汝峰の方にハクサンコザクラを見に行くというのでこっちは御前峰だよと告げると、あら何処で間違ったのかな〜と言っていた。この天気じゃ止めて山頂経由で室堂に戻った方が良いよと言うとあっちの方にコザクラが咲いているらしいと教えてもらったので見に行きたいらしい。仕方ないので分岐まで一緒に歩いてここですよと教えた。帰りは大丈夫ですよねと言うと雪渓を通って戻ると言うので、雨でトレース消えているしガスで視界が悪いので遠回りだけどこっちのお花畑コースを室堂へ戻った方がいいですよ。こっちですよと言うと分かったと言うので私は自分のコースを進んでいったが登山道は小川のように水が流れていて所々20p位の水溜りができていた。しかし、アオノツガザクラ・ハクサンコザクラ・クロユリなど沢山の花々を見れ無事室堂へと戻ってきた。
センター内へ入ると依然として混雑していた。そういえば今まで何も飲み食いしていなかった。パン1個食べ寒くならないうちに五葉坂を下りて行くが、ここが大きな石などこんなに歩きにくい所だったとは(前回は残雪)しかし、人気の山だこんな天気でもどんどん登ってくる。弥陀ヶ原からエコーラインに入り木道を進んでいく。今年はコバイケイソウの当たり年なのだろうか。木道も終わり急坂になる頃は雨は完全に止んだ。雨の中、長歩きした膝には応える階段を南竜ヶ馬場へと下りて行く。南竜道分岐からは傾斜も緩み木道も現れてきた。南竜山荘は近いようだ。
山荘に着き先ずはビールうまい。宿泊手続きを済ませ部屋に入り濡れた物を乾燥室に乾し、食堂で運びあげた氷でウイスキーを飲みながらゆっくりと過ごした。

27日
 朝、早く起きて外を見ると満点の星空が広がっていた。今日の工程は長いので早立ちの為昨夜の内に準備して置いたので横になるがもう眠れない。外に出ていると頭電でそれぞれ行動していく。足下が見える位に明るくなってきたので別山へ向けて行動開始だ。南竜ヶ馬場の木道を進んでいく。キャンプ場分岐付近で振り返ると雲一つない空で白山・南竜ヶ馬場が素晴らしい。木道も終わり柳谷降下点から油坂を見ると手強そうだ。徒渉点へと下りて行き歯を磨き気合いを入れて油坂を登って行く。途中、ガレ場があり慎重に通過。ジグザグに登って行くと上で人の声がする。先人がいるようだ。途中で先人の3人を追い越した。キバナノコマノツメ・ハクサンコザクラ・ハクサンフロウ・イワカガミ・エンレイソウ・ショウジョウバカマ・ヨツバシオガマなどの花々を見ながら登っていると2.244mピーク付近から太陽が出てきた。油坂の頭を想定していたが急登と花々に見とれて間に合わなかったが白山・南竜ヶ馬場のが素晴らしい。
程なくして油坂の頭に着いた。北アルプス・乗鞍岳・御嶽山・白山・御舎利山など素晴らしい展望だが今日の目標の別山はまだ見えない。天池へ進んでいくとニッコウキスゲ・ハクサンフロウ・シナノキンバイなどの花々が見られるようになってきた。天池に着くとアオノツガザクラ・ハクサンコザクラ・チングルマなどの花が見られた。更に進んでいくと小さな池がありハクサンコザクラが群生していた。急なアップダウンを繰り返しながら進んでいくが距離が短いのでさほど苦にならない。途中、クロユリ・ハクサンシャクナゲ・ゴザンタチバナ・ウサギギクなどの花々もあり退屈しない登山道だ。
御舎利山の登りにかかるとニッコウキスゲ・ハクサンフロウの大群性ですげー。今まで沢山の山々を登ってきたがこんな大群性を見たことがない。途中、御舎利山への道は高山植物の保護や育成のため通行禁止になっていて御舎利山へはチブリ尾根分岐からだ。分岐に着くと別山がすぐそこに見えている。御舎利山は今回パスして緩やかな登山道を別山へ進んでいく。程なくして別山神社のある別山に着いた。
山頂からは360度の大展望で今のところ山頂は独り占めだ。歩いてきた稜線と白山が素晴らしい。室堂の赤い屋根も見えている。白水湖・三方崩山・北アルプスの山々・乗鞍岳・御嶽山・中央アルプス・川上岳・鷲ヶ岳・大日ヶ岳・三ノ峰・野伏ヶ岳・荒島岳・経ヶ岳・赤兎山など最高の展望で他にも両白山地などの山々が見えていた。そして別当出会いを行き来する車も見え、各登山道を沢山の登山者が白山を目指して登っているのか見える。この分だと今夜の小屋は大混雑になるだろう。展望を楽しみながら朝飯を食べていると追い越した三人組がチブリ尾根分岐に着いたようだ。朝飯を終えるころ3人組も到着。そしてチブリ尾根からだろうか1名加わり山頂は5人になった。さ〜て展望をまだまだ楽しみたいが今日の工程は長いのでそろそろ復路に取り掛かろう。山頂を何度も振り返りながら竜ヶ馬場へと戻って行く。それにしても素晴らしい天気で暑い。花々は昨日の雨のあとで天気がいいので俺が一番だーと誇らしげに咲き誇っている。2.276mピーク付近で昨夜同宿だった島田夫婦とすれ違った。また、油坂でかなり後年の単独の小父さん、そして柳谷徒渉点で5人のグループとすれ違い竜ヶ馬場に戻ってきた。昨日の雨の中の疲れからか膝の調子が若干気になる。
竜ヶ馬場を後にアルプス展望台へと木道を登って行く。20人位のグループ2組・2組の夫婦とすれ違いながら登って行くが膝がおかしいのでペースを落としなが登りアルプス展望台に着いた。単独の小父さんが休憩している。展望はガスが出始めてあまりよくない。10分休憩後、賽の河原へと登って行く。右手下にはゴールの白水湖が見えているがまだ先は長いが膝は持ってくれるだろうか。どうにか賽の河原に着いて隙解け水で頭や顔を洗い喉を潤し休憩後、大倉尾根の平瀬道を進んでいくが相当のスローペースで下りて行く。大倉山非難小屋付近までで30人位が登って行った。皆さんどうしてこんな暑い時間に登るのだろうか?。いつも不過ぎに思う。夏は特に早発ち早着きが原則なんだがな〜。正午を過ぎると何といっても雷が怖い。非難小屋で20分位の休憩。再び駐車場へと下りて行くが崩落場所付近で単独の外人さんが休んでいた。また、途中で2人の地元の人だろうか登山道の整備をしてくれていた。有難うございますと言うと、また来てくださいと非常に嬉しい言葉が返ってきた。そして、猿ガ馬場付近で単独の20代だと思う女性が登って行った。休憩なしで行けば18:30分位に室堂か?。時間的には大倉山非難小屋泊まりになるだろうな。などと余計な推測をしながら下りて行く。残り30分位の所から階段状の登山道になり膝が最悪状態で倍の時間がかかりやっと駐車場に着いた。正直に言って途中でビバーグも考えたが何とか無事に下山できた。竜ヶ馬場で膝に違和感があった時もう一泊竜ヶ馬場山荘に泊まれば良かったと大反省。そして家路に着くが高山で湿布を買い貼り運転するが調子がよくない。上高地を過ぎ梓湖付近で今日の帰宅を断念し、翌朝家路に着いた。
 
 中央アルプスの山 163  2007年7月30日〜31日 登山口 千畳敷駅
 30日 雨のちガス 木曽駒ヶ岳(2.864m) (4H45M)(2.3H)(歩数 7.120歩)

            千畳敷駅9:25→乗越浄土11:20→中岳12:12→木曽駒ヶ岳14:04→頂上木曽山荘13:20→中岳分岐13:40→宝剣山荘14:10
                                                          

 31日 晴れ   宝剣岳(2.931m) (2H25M)(1.4H)(8.404歩)
           
            宝剣山荘6:20→宝剣岳6:38→三ノ岳沢分岐7:18→極楽平7:40→七曲7:55→極楽平→千畳敷駅8:45→千畳敷カール9 :03→千畳敷駅10:25
 今回も会社後輩と年1回の山行だ。今回も楽に登れてコマクサが見れる山に行きたいと言うので他にも沢山の高山植物が咲く木曽駒ヶ岳に一泊二日に決定。前日の天気予報ではまーまーだ。AM2時に後輩宅に寄り相模湖インターから駒ヶ根インターへと向かった。5時半ころ駒ヶ根高原大駐車場に着き朝食を済ませ、しらび平行きの一番バスを待つていると山頂方面の雲行きが怪しくなりだし中腹から上は見えなくなった。そして始発30分位前から雨が降り出した。三分の一の人たちは諦めて帰って行った。バスに乗りしらび平に着く頃はもの凄い雷雨になりバスに無線が入りロープウェイは安全確保の為運転見合わせ中との事でバスはしらび平に着いた。バスを降りロープウェイ乗り場で待っていると説明があり運行は何時になるか分からないとのことだ。三分の二以上の人たちが払い戻しして帰っていく中、二時間強待ち、ようやく運転再開され千畳敷に降り立った。雨は降っていないがガスが立ち込めて視界は良くない。取り合えず雨具を着けて行動開始。しかし、三日前の白山・別山での膝が完治していない。時間はたっぷりあるのでゆっくりと花々の写真を撮りながら登って行く。後輩も花が好きで私よりも花の名前を知っている。千畳敷カールには多少の雪渓も残っていて雪解け後にショウジョウバカマが咲いている。
次から次へと花々が咲いていてなかなか先へ進んでいかないが私(膝)には大助かりだ。約一時間で乗越浄土に着くとガスはますます濃くなり宝剣山荘も見えない。取りあえず小屋に入り頂上山荘の予約確認をしたところ今日はこちらに変更してくださいとのことだった。一応手続きを済ませこれから農ヶ池を回り山頂経由で戻って来ますと言うと雪渓が何カ所か残っていて危険なため止めた方が良いと言う。私はアイゼンは有るが後輩がないので後輩に状況を話して木曽駒ヶ岳往復に変更し空荷で向かった。殆どの人が帰っていったので静かな山行でゆっくりのんびりと花を見られるが多少寒い。そして私も初めて知ったが木曽駒ヶ岳周辺の自然のコマクサは薬草として採り尽くされ絶滅して、現在有るコマクサは人工(人手)により植え付けられた物だそうだ。中岳・木曽駒ヶ岳山頂・頂上木曽山荘と歩き頂上山荘から巻き道を歩いたが初心者や雨天時などは避けた方が良いでしょう。巻き道は切れ落ちている場所など危険なところが多い。
時間は沢山あるが展望が無いので山荘に戻りストーブを囲みのんびりと過ごした。

翌朝、外を見ると星が出ているので伊那前岳へご来光を見に行ったがガスや雲が多く今一だ。甲斐駒ヶ岳の左側で奥秩父の金峰山の辺りに登ってきたと思うがもう少し左の八ヶ岳(権現岳)付近かもしれない。小屋に戻りパンを食べガスが下がるのを待った。6時過ぎようやくガスが消え素晴らしい青空が広がった。昨日の様子からは想像も着かない好天だ。今日は今回の難所宝剣岳へと向かうが天狗岩と三ノ沢岳が素晴らしい。いよいよ宝剣への取り付き点の鎖場に着いたが上から数人下りてくるので待つことにした。
後輩を先に歩かせて後方から見守りながら登っていく。宝剣岳山頂に着くと360度の大展望だ。空木岳・南駒ヶ岳・三ノ沢岳・御嶽山・木曽駒ヶ岳・乗鞍岳・北アルプス・将某頭山・伊那前岳・恵那山など素晴らしい展望だ。山頂を後に今度は先に下りていく。鎖場の難所が何カ所か有るが慎重に下りていく。無事危険地帯を抜け遭難記念碑のある三ノ沢岳分岐に着いた。ここからの展望も素晴らしい。途中、岩の隙間など沢山の花々が咲いていた。南アルプスの甲斐駒ヶ岳・仙丈岳・北岳・間ノ岳・農鳥岳・富士山・塩見岳・荒川岳・赤石岳・聖岳・恵那山など見えるようになっていた。極楽平から千畳敷へと下りていくがコメバツガザクラ・コケモモ・ウラシマツツジ・チングルマ・ミネズオウ・アオノツガザクラ・シラタマノキ・コケコゴメグサ・ヒメウスユキソウ・ハハコヨモギ・ゴゼンタチバナ・タカネツメクサ・コバイケイソウ・キバナノコマノツメ・クモマスミレ・ミヤマダイコンソウ・ミヤマキンバイ・ミヤマキンポウゲ・シナノキンバイ・チシマギキヨウなどの花々が素晴らしかった。また、千畳敷カールのクロユリ・シナノキンバイ・イワカガミ・コバイケイソウの大群落は忘れられない思い出になりそうだ。千畳敷を後にしらび平へとロープウェイで下りた。
そして、時間があるので何時もロープウェイから見ていた滝で日暮れの滝を見に行く。本当は千畳敷から歩いて下りたかった。下り口まで行ってみたが完全に荒れて下り口すら分からない状態になっていた。滝までの遊歩道には今まで見たことのないキバナホトトキス・ヤマホトトキスなど他にも沢山あったが調べきれない。滝もなかなか素晴らしかった。ここまでは問題なくこれたがここから先の登山道は完全に消えていた。しらび平へ戻るとロープウェイ乗り場は順番待ちの人達で外まで溢れていた。バスで駐車場へ。温泉に入りそばを食べ帰路に着いた。
 南アルプスの山 164 2007年8月25日〜29日 登山口 広河原 下山口 鳥倉林道大鹿登山口  25日は芦安町営駐車場へ移動日
間ノ岳 → 三峰岳 → 安部荒倉岳 → 新蛇抜山 → 北荒川岳 → 塩見岳
 
 26日 晴れのちガス 間ノ岳(3.189m) (8H55M)(9.5H)(歩数 27.314歩)

             広河原6:00→二俣7:53→八本歯ノコル10:00→北岳山荘11:20→中白峰12:10→間ノ岳13:15→三峰岳13:50→三国平14:30→熊ノ平小屋14:55

 27日 晴れ 安部荒倉岳(2.693m)新蛇抜山(2.667m)北荒川岳(2.698m)塩見岳(3.074m) (7H10M)(6H)(17.239歩)
         
             熊ノ平小屋5:20→安部荒倉岳5:50→小岩峰6:25→新蛇抜山6:45→北荒川岳7:40→塩見岳10:38→塩見小屋12:30
                                                        

 28日 ガスのち雨 本谷山(2.658m) (5H35M)(5H)(歩数 18.678歩)

             塩見小屋5:30→本谷山6:55→三伏山7:43→三伏峠小屋7:55→大鹿登山口10: 15→鳥倉林道駐車場11:05
 今回の目標は南アルプスの標高ベスト4座(安部荒倉岳・新蛇抜山・北荒川岳・蝙蝠岳)の登頂を目指す。25日朝仕事を終え帰宅後今晩の食料を仕入れのんびりと芦安の駐車場へと向かう。駐車場に着くと全ての駐車場が満杯状態だ。乗合タクシーの発着場所の木陰にどうにか空きがあり駐車できた。今日はここで車中泊で明日の一番の乗合タクシーで広河原へ。取りあえずお昼時なのでビール一本飲みお昼寝。15時頃起きて温泉にのんびりと入り、明日のスタミナ源のビールを飲みながらのんびりと過ごしていると、次から次へと登山者が戻ってきて帰って行く。18時を過ぎると駐車場は殆ど空き状態になった。夕食で一杯やりながら明日の天気予報を確認し明日からの山行に備えて早々に仮眠。夜中に起きると満点の星空だ。

26日4時頃起きていつものパターンでパン1個とコーヒー。そしてトイレを済ませ一番の乗合タクシーで広河原(2002年頃までは車でここまで入れた)へと向かう。バスでもタクシーでも左側に座ると車窓から南アルプスの素晴らしい展望が得られる。アルペンプラザでおりて足回りを見直し二俣へと歩き始める。野呂川に架かる吊り橋を渡り広河原山荘横を通り進んでいく。若干、汗ばむ頃草スベリコース分岐に着いた。ここは、大樺沢沿いを進んでいく。40分位で少しずつ歩きにくい所があらわれて来る。木々が低くなり右側斜面が荒れているところに出ると前方に八本場ノコル・右手に北岳・後方には早川尾根の山々が見えだした。少し進んでいくと右岸へと渡る。以前は左岸を二俣へと進んでいったが 現在は崩落が激しく危険なため右岸に付け替えられた。花々を楽しみながらしばらく進んでいくと再び左岸へと渡る。この付近から素晴らしいお花畑が広がるがかなり暑い。。花やバットレスに見とれてなかなか二俣に着かない。約2時間ようやく二俣に到着10分の休憩。北岳バットレス・観音岳・高嶺など素晴らしい展望だ。
さてここからは八本場のコルへと危険地帯に入る。右側のバットレスからの落石に注意しながら進んでいく。何人か取り付いているようなのでなおさら注意だ。前方からは沢山の人達が下りてくる。この分だと八本場への入口手前のガレ場は相当注意しながら登るようだ。案の定端を歩き石をごろごろ転がしながら 下りてくる馬鹿者がいる。ここはあいつが通りすぎるまで待機だ。それにしてもここでこんなにすれ違う人が多いとは思ってもいなかった。無事ガレ場を通過しコルへと進んでいく。梯子の連続で標高は稼げるがかなりのアルバイトだ。途中で休憩しているとバットレスに取り付いているパーティーが見える。少し様子を見ていたがなかなか登っていかない(俺はやらない)。下りて来る人が殆どいなくなった。コルへ向けて再び梯子を登っていくがガスが出始めてきた。八本歯のコルに丁度10時に着いた。残念ながらガスで間ノ岳や農鳥岳は見えない。ここからも気は抜けない。梯子や大きな石の上を歩きながら北岳と山荘への分岐に着く。ガスで展望は無さそうだし復路で通る予定なので山荘へのトラバースコースへ。このコースも花々が素晴らしいが右上からの落石には注意が必要だ。
山荘に着いたが富士山はガスで全く見えない。小屋に入りカップラーメンを食べながら大休憩。外に出ると雲行きが気になる。雷雨が来そうな気配だ。雲の流れを見ていると追いかけて行く形になるので取りあえず間ノ岳へと向かう。13:20分間ノ岳到着。これから向かう熊ノ平付近へと雲が集まり農鳥の方へと流れている。農鳥小屋へ向かうか熊ノ平小屋へ向かうか迷うところだ。雷が気になる時間ではあるがゴロゴロ聞こえていなかったので予定通り熊ノ平へと向かうが、ここから三国平までは危険箇所が多い。焦らず慎重に進んでいく。ガスがかかり殆ど見えない。何とか三国平の分岐まできた。もう大丈夫だ。ここから小屋まで30分位のはずだがもの凄く長く感じる。どうにか小屋が見えてきてほっとする。長かった。
小屋に着き取りあえずビール。美味い。手続きを済ませ中にはいる。なかなか良い感じの小屋だ。夕食まで時間があるのでテラスでウイスキーを冷た〜い水で割って飲んでいたが中では薪ストーブを焚き始めだ。そろそろ切り上げて小屋に入り明日の準備やコースチェックをしていると食事になった。約30人位だろうか。明日は50人の団体さんが来るらしい。今日でよかったな〜。

27日4時に起きて朝焼けを見ようと思っていた。丁度、農鳥小屋付近が赤くなったがガスが架かりそれほどでもなかった。これから向かう方向にはガスが次から次へとかかり先の方が全く見えていないので様子を見ていると少しずつ引いているようだ。今日は塩見小屋までだが膝の調子が良ければ蝙蝠岳も往復したいが北俣岳分岐で決めることにして歩き始める。ガスで視界50m位だが時々晴れ間も見え隠れし間ノ岳や農鳥岳方面が見えてくるようになってきた。安部荒倉岳はうっかりしていると標識を見落として通り過ぎてしまうので注意だ。と言っても三角点までは直ぐで雲海に浮かぶ塩見岳が素晴らしい。反対の伊那荒倉岳方面はガスで見えない。
樹林帯の中を進んでいくと小岩峰。振り返ると2658mピーク・安部荒倉岳と熊ノ平小屋が見えている。前方には新蛇抜山・北荒川岳と塩見岳が素晴らしい展望がいいところだが前後は注意したいところだ。新蛇抜山ピークへは標識なし・踏み後も殆ど分からなかったが農鳥岳・熊ノ平からの稜線と仙丈岳が素晴らしい。。何とかピークには立ったが三角点は探せ出せなかった。
登山道へ戻り北荒川岳へと進んでいく。北荒川岳への登りにかかるが意外ときつい登りだ。登りきると樹林が切れ北荒川岳に到着。素晴らしい展望である。中央アルプス・これから向かうどっしろと構えた塩見岳・蝙蝠岳への稜線・農鳥岳・広河内岳・笹山・間ノ岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈岳・富士山・恵那山の素晴らしい展望だ。
ここからは炎天下の歩きとなる。しばらくは多少のアップダウンはあるが緩やかな登山道を花々を楽しみながら進んでいく。北俣岳への登りはきつい登りで息を切らせながらの登りだった。分岐で休憩しながら蝙蝠岳をどうするか迷ったが今日は辞めておこう。百名山100座目の山(塩見岳)へとウキウキ・ワクワクしながら登っていく。二回目の塩見岳山頂到着だ。雲は増えてきているが素晴らしい展望で北岳・間ノ岳・甲斐駒ヶ岳・鋸岳・仙丈岳・農鳥岳・広河内岳・笹山・蝙蝠岳・荒川岳などの素晴らしい展望。
11:30分塩見小屋へと下りていくが登山道が以前よりも荒れているように感じた。山頂から小屋付近までは危険地帯で落石が起きやすいので慎重に行動。小屋に入り展望を楽しみながらビールで乾杯だ。夕方までのんびりと過ごし明日に備えるがどうも天気は下りのようだ。天気が崩れるようなら明日の蝙蝠岳から農鳥小屋へは中止して豊口登山口へ下りバスト電車で車を取りに戻ろう。
28日 やっぱり天気は下りだ。周りの山々は全く見えない。付近はガスが通り抜けていく。変更して豊口へと向かう。途中から雨も落ちてきたが三伏峠付近からは止んだ。塩見岳は二回目だが一回目と同じく登頂した日は素晴らしい天気だが次の日は雨だな〜。豊口の着くとバスは出たばかりで相当待つようだ。下山してきた親切な方が下の町まで乗せてくれた。本当に助かりました。
 毛無山塊の山165 2007年9月23日   登山口 三ノ瀬登山口
           飛竜山(2.077m) (6H40M) (9.1H) (歩数 21.078歩)

            三ノ瀬登山口5:25→将鑑小屋6:40→禿岩8:28→飛竜権現分岐8:35→飛竜山8:50→将鑑小屋11:00→三ノ瀬登山口12:05
 今回は久々の奥秩父の山で縦走路繋ぎの登山。将鑑小屋から飛竜山をピストンだ。天気は曇りだが雨はもってくれるだろう。小屋へ向かって林道を進んでいくとあちこちで崩れている。台風13号の影響のようだ。小屋に着くと犬が迎えてくれた。ここから先は未知の登山道だ。樹林の展望の無い登山道が続くがしっかりしている。先行者は居ないだろうと思っていたが4人の人が大荷物で歩いていた。テント泊で縦走とのことだ。さらに進んでいくと5人のグループを追い越した。所々危険な場所もあるので注意しながら進んでいくと、いきなり大崩場所が現れた。引き返そうか迷ったがこの登山道はほぼ水平に着いているので高巻きして進めば何とかなるはずだ。上からの落石に注意しながら大石を避け木々を避けながら進んで何とか抜け大ダルへと進んでいく。飛竜権現への登りはそれ程きつくない。禿岩へ行ってみたがガスで全く展望はない。直ぐに飛竜権現に着き飛竜山〜小金沢連嶺へ繋がった。展望はないが二回目の飛竜山山頂へ。休憩後来た道を戻っていくが将鑑小屋を過ぎた辺りから雨が落ちてきたがたいしたことなかった。車へ戻り自宅へ向かっていると土砂降りの雨になってきた。間に合って良かった。
今日の出会った登山者は12人でした。登山道は台風で崩れて場所2カ所は何時石・岩が落ちてくるか分からないので注意。その他にも注意したいところが何カ所かありました。
 中央アルプスの山 166 2007年10月3日〜4日 登下口 桂木場 
            木曽駒ヶ岳(2.864m)・将某頭山(2.730m) (歩数 46.488歩)

 3日 雨のち晴   桂木場7:00→馬返し8:32→胸突ノ頭10:22→西駒山荘10:56→濃ヶ池分岐11:50→濃ヶ池12:05→宝剣山荘13:30→頂上木曽山荘14:20   (7H20M)(6.75H)
 
 4日 快晴     頂上木曽山荘5:20→木曽駒ヶ岳5:30→濃ヶ池分岐7:15→将某頭山7:48→胸突ノ頭8:38→大樽小屋9:28→桂木場10:50  (5H30M)(4.1H)
今回は紅葉時期に合わせて日本標高ベスト(84)将某頭山と4回目になるだろうか木曽駒ヶ岳にロープウェイを使わないコースで登ってきた。2日に登山口の桂木場に入りのんびりと過ごす。夕方から雨が降り出してきた。
 志賀・草津の山 167 2007年10月12日〜13日
 12日 雨のち晴    志賀山(2.036m) 登山口 前山リフト頂上駅 下山口 前山スキー場駐車場 (4H05M)(4.8H)(歩数 17.428歩)

             リフト頂上駅12:00→志賀山12:52→裏志賀山13:10→大沼池14:00→四十八池湿原14:50→ひょうたん池15:30→スキー場駐車場16:05

 13日 ガスのち晴   芳ヶ平湿原大平湿原 登下口 白根火山駐車場 (5H15M)(5.5H)(歩数 28.974歩)

                駐車場5:45→芳ヶ平ヒュッテ6:32→大平湿原7:10→芳ヶ平湿原7:52→駐車場9:45→弓池→白根山10:35→駐車場11:00
 奥秩父の山 168 2007年10月20日〜22日 登山口 大弛峠 20日は移動日
  21日 晴れ      国師岳(2.592m)甲武信ヶ岳(2.475m)北奥千丈岳(2.601m)
 
   大弛峠5:40→国師岳6:25→国師ノタル7:50→東梓8:10→両門ノ頭9:20→富士見9:55→甲武信ヶ岳11:05→甲武信小屋13:20 (7H40M)(6.0H)(歩数 22.298歩)

  22日 晴れ 甲武信小屋5:15→甲武信ヶ岳5:30→富士見7::02→両門ノ頭7:20→東梓8::15→国師ノタル8:28→国師岳9:55→北奥仙丈岳10:15→大弛峠11:00
                                                                          (5H45M)
(5.9H)(歩数 19.546歩)
 富士御坂山系の山 169  2007年10月29日〜31日 29日は五合目までの移動日
 30日 晴れ    精進口登山道(五合目〜三合目〜五合目)1月のリベンジ(富士山と御坂山塊繋ぎ) (3H20M) (歩数 15.941歩)

         河口湖口五合目(P)6:20→御庭山荘→スカイライン御庭(P)7:15→奥庭7:25→三合目8:08→四合目8:50→河口湖口五合目(P)9:40


           足和田山と御坂山塊繋ぎ
       
       紅葉台展望台(P)11:10→紅葉台11:24→根場民宿村分岐11:33→竜宮洞穴11:43→710号線11:52→根場浜登山口(P)12:15→紅葉台展望台(P)13:25
                                                                                (2H15M)(歩数 12.440歩)

           
        毛無山塊と御坂山塊繋ぎ

        竜ヶ岳登山者用(P)13:52→東海自然歩道入口14:06→300号線14:19→パノラマ台入口14:22→300号線14:34→竜ヶ岳登山者用(P)14:48 (56M)(歩数 5.223歩)

 31日 曇り    精進口登山道(富士風穴(P)〜精進湖口〜富士風穴(P)1月のリベンジ(富士山と御坂山塊繋ぎ)

           富士風穴入口(P)6:45→富岳風穴分岐7:48→精進湖民宿村8:00→精進湖入口8:06→富士風穴入口(P)9:25  (2H40M)(歩数 16.668歩)
 
 奥多摩山系の山 170 2007年11月8日〜9日 登下口 後山林道終点 8日は登山口へ移動日
              飛竜山(2.061m)雲取山(2.017m) (8H05M)(9.9H)(歩数 38.132歩)

林道終点5:50 → 三条ノ湯6:15 → 北天ノタル7:48 → 飛竜権現8:20 → 飛竜山8:35 → 禿岩8:53 → 北天ノタル9:38 → 三条ダルミ10:50 → 雲取山11:25 → 三条ダルミ12:05 → 三条ノ湯11:22 → 林道終点13:55
                                                                    
 千葉県の山 171  2007年11月17日〜19日 
 17日 晴れ    嶺岡浅間 (335m) 登下口 白滝不動尊   (1H15M)(歩数 7.979歩)

           白滝不動尊13:45→天狗のある石祠14:01→林道14:10→嶺岡浅間14:27→林道14:46→白滝不動尊15:00

 18日 晴れ    伊予ヶ岳 (337m)  登下口 平群天神社 (1H15M)(1.4H)(歩数 5.834歩)

           平群天神社7:23→展望台7:47→南峰7:55→北峰8:05→展望台8:17→平群神社8:38
                                         

           富山(350m)  登下口 町営駐車場 (2H38M)(歩数 11.403歩)
  
              町営駐車場8:5→福満寺9:04→一合目9:10→五合目9:25→七合目9:35→南峰9:45→北峰10:00→林道終点10:40→伏姫ノ籠窟11:02→町営駐車場11:28


           御殿山(364m)  登下口 山田バス停側登山口  (50M)(歩数 4.515歩)

              登山口11:57→東星田分岐12:12→御殿山12:17→東星田分岐12:33→登山口14:47


 19日晴れ    鋸山(330m)  登下口 日本寺駐車場 (3H13M)(歩数 13.809歩)
        
              日本寺駐車場8:00→十州一覧台8:43→石切場9:00→展望台9:30→鋸山9:44→林道金谷元名線10:14→日本寺駐車場11:13
 千葉の山 172  2007年11月27日〜28日
 27日 晴れ   大福山(295m)梅ヶ瀬渓谷 (1H10M)

 上古屋敷先の駐車場14:40→大福山展望台14:46→梅ヶ瀬渓谷入口14:52→日高邸跡分岐15:10→日高邸跡15:14→浸蝕崖15:20→日高邸跡分岐15:26→駐車場15:50

 28日 雨    養老渓谷粟又の滝 (1H45M)

 駐車場 9:05→水月寺9:10→幻の滝9:18→滝巡り遊歩道入口9:28→見返しの滝9:34→昇竜の滝9:39→万代の滝9:56→粟又の滝10:02→ばあちゃん地蔵尊10:42→駐車場10:50
 毛無山塊の山 173  2007年12月15日〜16日 (15日は移動日)
          毛無山(1.946m)雨ヶ岳(1.772m)竜ヶ岳(1.485m)  晴れ (8H20M) (?H)(歩数 2.0767歩)

     麓駐車場6:20→不動の滝6:54→五合目7:30→富士山展望台8:25→アルプス展望台8:35→毛無山8:43→大見岳9:02→タカデッキ9:30→
      雨ヶ岳10:00→端足峠11:08→竜ヶ岳11:40→端足峠12:38→端足峠分岐12:53→A沢貯水池13:10→根原吊橋13:22 →あずま屋14:04→麓駐車場14:42
 今年最後の山行を何処にするか迷っていた。10月31日に富士山のお道中を歩いていたとき毛無山に影富士か延びていたのを思い出した。そこで今回毛無山から竜ヶ岳を縦走して御阪山塊へ繋ぐことにした。15日は移動日。二日目は麓〜毛無山〜雨ヶ岳〜端足峠〜A沢貯水池〜東海自然歩道で麓へと戻る。三日目はA沢貯水池〜端足峠〜竜ヶ岳〜端足峠〜A沢貯水池の計画で家を出る。15日は夜勤明けのため移動日とし食料を二日分仕入れて朝霧高原へと向かった。麓の駐車場だと何の展望もないので約5分の朝霧パーキングの富士山側砂地に車を止めて遅い昼飯を食べながらビール。そして目の前には富士山。後方には毛無山塊が素晴らしい。夕方になり晩飯の支度をしていると富士山がオレンジ色に染まりだした。毛無山はガスがかかり上部は見えなくなっていた。素晴らしい夕焼けも終わり一杯飲みながら夕飯だ。そして天気予報を見て早々に仮眠。
夜中にトイレで起きると満点の星空が広がっていた。今日は天気が良くて展望も期待できそうだ。5時に起きてパンを1個食べトイレを済ませて魔の500円駐車場へ移動。昨日から止まっていた車はまだ駐車したままだ。明るくなるのを待っていると頭電二人が登っていった。6:20分まだ暗いが足下は見えるので登り始める。2分右側に神社を見送り林道を進んでいく。右に90度折れたところから涸れ沢を渡り登山道となる。少し登ると地蔵峠への分岐だ。地蔵峠経由は以前登っているので今回は右の不動ノ滝経由の登山道を進んでいく。はさみ岩で振り向くと富士山や雲が赤く焼け始めていた。はさみ岩上でしばし眺めた。麓から標高差900m以上を一気に登るハードな登山道だ。以前下山で通ったときよりも急に感じる。朝霧高原分岐まで登りっぱなしの下りはない。急な登りをジグザグに登っていき汗ばむ頃不動ノ滝に着いた。5分の休憩後、一枚脱ぎ歩いていく。人の声がするが頭電で登っていった人達だろう。
三合目付近で二人組を追い越した。さすがに急登なので応えているみたいだった。登山道にも陽が当たりだし暖かくなってきた。五合目で立ったまま息を整えて急登をひたすら登っていくがそれほど苦にならない。富士山が頑張れと後押ししてくれているのだろう。七合目に着くと30m位だろうか平になるが再び急登になる。丁度息が切れる頃富士見台に着き富士山や安倍山系だろうか?素晴らしい。遙か下の方に車を止めたところが見えてかなり登ってきたことが実感できる。展望を程々に山頂へと急登登っていき傾斜が緩んでくると朝霧高原分岐で地蔵峠からの道が合流する。そして直ぐ先に南アルプス展望台(岩)がある。残念ながらガスがかかり展望は今一だがガスが上がっているので後で期待できそうだ。ここから登山道に雪が出始めた。アイゼンは必要なさそうだが所々凍っているので要注意だ。若干のアップダウンを繰り返し誰もいない毛無山山頂に着いた。展望は木々が生長して以前より悪くなっているようだ。愛鷹山の後方には天城山も見えている。
ここから先の竜ヶ岳までは未踏路で楽しみだ。山頂を後にまずは毛無山塊の最高峰の1.964mピークへと向かっていく。少し下っていく(3分位だろうか)と山頂よりも展望の良い場所があった。大休憩するにはこっちが良さそうだ。雪もだんだん多くなってきてトレースが薄くなってきたが迷うほどではない。登山道を少し外れて最高点ピーク(展望は全くない)により大見岳へと進んでいくが直ぐに大見岳(展望はない)に着いた。大きな石の前に大見岳1.964mは天子山系の最高峰と書いた標識があるがこの表示は間違いだ。天子山系の最高峰は1.964mである。大見岳は1.959mのはずだ。ここからますます雪も多くなりトレースは完全に消えたが尾根を外さないように下って行きタカデッキへと登り返しだ。タカデッキへと登っていると高校生と引率の先生10人位とすれ違った。途中、左後方に南アルプスが見えた。ガスは相変わらずかかっているが鳳凰山・北岳・荒川岳・赤石岳と確認できるようになってきていた。
タカデッキ山頂は笹(胸元位ある)に覆われているが東側(富士山)は素晴らしい。ここから北よりに方向を変え下っていくと雨ヶ岳が前方に見えてきた。鞍部から登り返していくが雪は殆ど無くなってきた。雨ヶ岳山頂も誰もいない。それほど広くないが絶好の富士山展望台だ。毛無山よりもこちらの方が良さそうだ。朝霧高原越の富士山・愛鷹山が少し・伊豆半島と天城山・駿河湾・御阪黒岳・御阪山・河口湖・三ツ峠山・今倉山・杓子山・石割山・御正体山・大室山など丹沢山系の山々の展望がある。展望を楽しみながら休憩していると端足峠の方から汗だくの単独の小父さんが到着した。
30分の休憩後10:30分に端足峠へと下っていくがかなりの急降下だ。所々土が凍っていて危険だ。左手には西湖が見え先方には竜ヶ岳が見えている。この分だと明日の予定の竜ヶ岳も今日登れそうだが端足峠に11時頃着いたら登ることにしよう。取りあえず今は転ばないように集中して下りよう。それにしても急だ。一気に高度が下がり竜ヶ岳を見上げるようになった。麓からの毛無山への登りと殆ど変わらないように気がする。端足峠に近づくと竜ヶ岳へ真っ直ぐに伸びた白い帯は笹の中を山頂へ延びる階段でここも急登だ。左手の笹の中をジグザグに狩り払いされた後が山頂へと延びていろ。登山道の付け替えを行うのだろう。
十字路の端足峠に11:10分に着いた。峠から貯水池を見ると大分下にある。明日の登り返しは辛そうだ。時間的に竜ヶ岳山頂に12時には着く。よし、今日の内に登ろう。しかし、急な登りで今までの疲れもあり10歩進んでは休憩を繰り返し登っていく。木々が低くなり後方を見ると南アルプスの殆どが見えるようになっていた。取りあえず山頂へと進み11:43分二回目の竜ヶ岳に到着、富士山が目の前に立ちはだかっている。山頂ではお昼時も重なって沢山の人達が食事をしながらわいわいがやがや。少しキャンプ場からの登山道へ進んでいき御阪山塊・西湖・足和田山・小金沢連嶺・奥秩父の山々・三ツ峠山・杓子山・石割山・御正体山・高倉山・丹沢山系の山々を眺めて後山頂に戻り軽い昼飯をしながら富士山・駿河湾・伊豆半島・安倍山系の山々や今日歩いてきた稜線の展望を楽しんだ。そして、端足峠へ下りる前に南アルプス大展望を眺めながら、あの楽しかった縦走を思い出していた。まだまだ麓の駐車場まで約4h位あるだろう。殆どの登山者がキャンプ場へと下りていく。展望を程々に急な階段を端足峠へと下りていく。それにしても良い天気だ。峠からA沢貯水池へとジグザグに下りていく。途中、ごろごろした石の登山道になり落ち葉で隠れていて歩きにくい。捻挫しないようにゆっくりと進んでいくと東海自然歩道の分岐点になり左へ行くと本栖湖へ。ここは右のA沢貯水池へと進んでいくと広場になり、やや左前方に富士山が素晴らしい。そして東海自然歩道の案内板がそれに従い麓へと進んでいく。A沢貯水池を90度右に曲り林道を進んでいく。車進入禁止の標識があるが意外と通行しているようだ。
殆どアップダウンのない自然歩道を富士山や先ほど通った稜線をを眺めながら進んでいくと根原吊り橋に着いた。直ぐそばには恐ろしい熊の写真付き熊出没注意の看板がある。橋を渡り進んでいく。周りは殆ど見えない木々のトンネルがしばらく続き先ほどの熊の看板が頭を過ぎる。若干、急ぎ足になるが疲れた足には応える。しばらくするとススキの登山道になりのんびりと進んでいく。左には雲一つ無い富士山。そして朝霧高原のハンググライダーの練習上・頭上では沢山のグライダーが楽しそうに飛行している。そんな中を進んでいくと真新しいあずま屋があり少々休憩。もう、かれこれ8時間は行動しているのでさすがに疲れた。あと50分位だろう。気合いを入れて歩き始める。右上には毛無稜線が高々と見えている。もう少しでゴールだがアスファルトの道になり疲れた足には応える。なるべく端の草地を歩きようやく駐車場に戻ってきた。
今日であった登山者
 麓〜毛無山間は3合目付近で抜いた二人・毛無山〜雨ヶ岳は高校生と引率の先生10人位・雨ヶ岳〜竜ヶ岳は3人・竜ヶ岳山頂30人位・竜ヶ岳〜A沢貯水池〜麓は0人。
危険箇所
 麓〜朝霧高原分岐間の登りはいいが下りは要注意・毛無山〜雨ヶ岳間は不明瞭な所あり・雨ヶ岳〜端足峠の下りはスリップに注意・竜ヶ岳〜端足峠の下りもスリップに注意