第126回
USBデバイスサーバ
バッファロー LDV-2UH
(2011年6月30日購入・2013年3月21日著)



デスクトップパソコンをテレビに繋いで使いたい

 ロードテスト第45回で、購入したデスクトップパソコンのSONY「VAIO VGC-RM50」はメモリの増設やCPUの交換、グラフィックボードの交換、各種インタフェースの増設といった事を経て、現在でも主力として働いている。特にハードディスクを大量に繋いでいるため、またデスクトップパソコンと言うことで負荷の高い作業を行うのもノートパソコンより安心できると言うことから、撮影した写真や動画の保存の他、ノートパソコンで編集した動画の最終出力などを行わせている。また、ロードテスト第102回で紹介したドキュメントスキャナ「ScanSnap S1500」で雑誌や漫画のスキャンを行うのは、ノートパソコンだが、スキャンデータの保存や、それらのファイル変換は「VGC-RM50」で行っている。
 さて、この「VGC-RM50」は、リビングから離れた奥の部屋に置いてあり、普段の作業はリビングに置いているノートパソコンで行っている。この、奥の部屋は、家族の内、一人の寝室を兼ねているため、夜になると直接作業はできなくなってしまう。そのためVNCソフトを使ってノートパソコンから「VGC-RM50」の画面を見て操作できる様になっている。多少の表示の遅延はあるが、家庭内の1000BAE-TのLAN経由なのでそれほど遅くはなく、大半の作業はそれで問題なく行えている。また前述の様に、「VGC-RM50」では、「動画の最終出力」や「スキャンしたデータの変換」といった、出力を行わせる動作や、データの変換形式の設定と行った簡単な操作を行い、後は「VGC-RM50」に任せておけば完了するようなものが多い。そのため、作業時間はそれほど多くなく、VNCソフト経由でも不満はない。
 しかし、問題なのが、旅行などで撮影したビデオやTV番組などのカット編集、またそれをBlu-rayディスクやDVDにするという作業である。こういった映像を次々に表示していく様な場合、VNCソフト経由では遅延が発生しすぎて、まともに作業できず、できたとしても直接操作するより数倍時間がかかってしまう。また、VNCソフトの表示の関係か、画像編集がうまく行えず、写真などの色の修正や、トリミングも行えない。
 そこで、ふと考えたのが、リビングにあるテレビに「VGC-RM50」の画像を映し出して、何とかしてキーボードとマウスもリビングまで持ってくればVNCソフト経由でなく直接作業ができるという事である。そこで、そういったことが可能か検討してみることとした。
 まず、画面を映し出す方法だ。「VGC-RM50」のディスプレイ出力は、ロードテスト第96回でグラフィックボードを交換したため、DVI-IとD-Sub 15ピン、HDMIの3つがある。「VGC-RM50」とディスプレイはDVI接続をしているため、残るはD-Sub 15ピンとHDMIである。一方テレビはSONYの「KDL-40HX800」という機種で、HDMI入力が4系統とD-Sub 15ピンのPC入力がある。HDMIはBlu-rayレコーダ2台が接続されており、またビデオカメラやデジタルカメラを繋いで、撮影したビデオを大画面で観たりという事をするために1基空けておきたいが、それでも1基の空きがある。つまり、HDMIとD-Sub 15ピンのどちらで接続しても良いわけだ。HDMIは映像だけでなく音声も1本のケーブルで送ることができるため便利だが、信号の減衰によるエラーが生じやすくなるため長さに関しては限界がある。規格上に既定は無いものの、一般的に販売されているケーブルは5mまでである事が多い事からこの辺りまでが確実で、高品質のケーブルでもせいぜい10mが限界と言うことだ。これ以上となると、間にHDMIリピータを挟む必要がある。現在「VGC-RM50」とテレビの間は最短距離で11m、部屋の縁を通るとなると13〜14mになる。HDMIリピータは1つで20m程度まで延長できるので1つで足りるとは言える。しかしHDMIリピータは5.000円ほどかかる上に、5mのHDMIケーブルも1本1,500円程度する。全部合わせると1万円以上してしまいそうだ。もう一つHDMIの映像をワイヤレスで送信する機器も売られている。しかし、この機器が約15,000円〜25,000円と高価な上に、直線では見えない場所で11m離れていると正常に通信できるか心配だ。一方D-Sub 15ピンで考えると、アナログであるため最大長は決まっていないが、30m程度までが推奨されており、中には50mを超えるケーブルもあるようだ。今回は1920×1080ドットと高解像度での出力であるため心配はあるが、ある程度の画質劣化を許容すればD-Sub15ピンの方が、ケーブルだけで接続できそうだ。ケーブル自体もHDMIケーブルと比べると安めだ。ケーブルは一般的に10mの次は15mになるので、15mの物を購入するとなると3,000円〜4,000円ほどだ。HDMIで接続する事を考えると安く付くし、間にアダプタをかましたり、装置を取り付ける必要がない分シンプルだ。また、この価格なら出せないことはなさそうだ。
 もう一つ、マウスとキーボードである。これはUSB接続なので、USBケーブルを伸ばすことがまず考えられる。USBケーブルもHDMIケーブルと同じでケーブル長には限界があり、こちらは規格で最大5mと規定されている。リピーターケーブルか、セルフパワーのUSBハブ(コンセントから電気をとるUSBハブ)を1つ使うごとに、5m延長でき、最大20mまで伸ばすことが可能だ。今回の場合、通常の5mのUSBケーブルの先に、5mのケーブル付きのリピーターを接続し、さらにその先にUSBハブを付け、そこにマウスとキーボードを接続することで、理論上は動作可能だ。しかし、色々と繋ぎすぎて、正常に動作するか分からない上に、それぞれの製品をそろえると5000円近くなる。もう一つ、USBケーブルの途中をLANケーブルで繋ぐという機器もある。2つのアダプタから構成されており、USB機器のケーブルの先にLANケーブルに変換するアダプタを接続する。そしてそこからLANケーブルで繋ぎ、パソコンの手前で、今度はLANケーブルからUSBに変換するアダプタを接続する。そしてそれをパソコンのUSB機器に接続するという方法だ。USBエクステンダーという機器で、これなら最大40mまで延長できるが、機器自体が9,000円と高価な上USB1.1での接続しかできないため、マウスやキーボードの接続には問題ないが、他には流用しにくくなってしまう。機器が2つも必要で、しかもLANケーブルは独立して接続しなければならない(家庭内のLANケーブルと併用はできない)のでLANケーブルを引く必要があるのもややこしい。もっとスマートな方法はないかと考えていた。

USBデバイスサーバを検討する

 一番シンプルに行くのは既存の線を利用する方法だ。テレビと「VGC-RM50」の間を通っているのは、LANケーブルとテレビのアンテナ線だ。モジュラージャックの位置の関係もあって、テレビ台の下に各種通信機器を置き、テレビ台の上に無線LANルータを設置している。奥の部屋まで無線LANでは通信が安定させることが難しかったため、LANケーブルを引いてきて、有線接続している。これを利用できれば、新たに配線が増えることがなくシンプルだ。
そこで思いついたのがUSBデバイスサーバだ。簡単に言えば、USB機器をネットワーク接続できる様にし、複数のパソコンから利用できる様にするという製品だ。前述の「USBエクステンダー」との違いは、パソコン側はネットワーク接続のままである事(機器側だけUSBに変換する)と、既存のネットワークの中に組み込めることだ(独立してLANケーブルを引く必要はない)。USB接続のプリンタをネットワーク対応する「プリンタサーバー」というものがあるが、USBデバイスサーバはもう少し対応製品の多いものだというイメージだ。
 しかしUSB接続の製品なら何でも接続できるかというとそうでもない。通常でも、パソコンにUSB機器を接続すると、その製品にあったドライバソフトが必要になるだろう。その場合、特殊な製品だったり、製品間で機能が大きく異なる製品の場合は付属のCD-ROMなどからインストールする形で、マウスやUSBメモリ、外付けハードディスクなどの一般的な製品でメーカーが異なっても機能が大きく異ならない製品は、Windows標準のドライバソフトが組み込まれる。一方、USBデバイスサーバの場合も、繋ぐUSB機器によってドライバソフトが必要なのは同じだ。しかも、USBデバイスサーバ自体がUSB機器を認識しなければならないため、Windowsにドライバソフトをインストールするのではなく、USBデバイスサーバにインストールする必要がある。しかし、USBデバイスサーバの中にWindowsが入っているわけではないため、付属のCD-ROMからインストールすることもできない。するとどうなっているかというと、USBデバイスサーバの中にあらかじめ、有名なUSB機器のドライバがある程度インストールされているのである。そのUSB機器であれば、接続して使用する事が可能だ。逆に言うとWindowsパソコンに直接接続する時は自動的にドライバがインストールされる様な一般的な製品であっても、USBデバイスサーバの中にドライバがなければ動作しない事になる。USBデバイスサーバの中のメモリはそれほど大容量ではないため、入れておけるドライバの数も限られる。USBデバイスサーバは数多くあるが、対応しているUSB機器にバラツキがあるのはこのためだ。逆に、特殊なドライバを必要とする地デジなどのUSB接続のTVチューナも、バッファローならバッファローのTVチューナに、I・O DATAならI・O DATAのTVチューナと行った具合に、自社のTVチューナのドライバだけは組み込んでおき動作させられる様にしている場合もある。
 さて、今回はマウスとキーボードを接続したいため、対応したUSBデバイスサーバを探す。ところが、これがなかなかないのである。一般的に対応しているのは、外付けハードディスクやUSBメモリ、プリンタ(プリンタ複合機)の他、最近ではiPodなどに対応している物もある。しかし簡単なマウスやキーボードの記述がないのは、あまりにも対応しているのが当然すぎるのか、それともマウスとキーボードを遠くで使うということ自体が想定されにくいためだろうか。どちらにしても、正式に対応を謳っていない製品では動作しない可能性がある。そんな中で見つけたのが、バッファローの「LDV-2UH」である。キーボード、マウスの接続への対応が公式ホームページに書かれているのだ。他機種に対して特に高いというわけでもないので、正式に対応している安心感が一番ということで、この製品を購入した。ヨドバシカメラマルチメディア梅田にて6,980円(10%ポイント還元)であった。ちなみに15mのディスプレイケーブルの方は、バッファローコクヨサプライの「BSDCV150」をAmazon.comで3,024円で購入した。

「LDV-2UH」の外見を見る。

 早速、「LDV-2UH」を見てみよう。本体は大きくはなく、60×95×28mmとなっている。上面にはロゴマークがあるだけで、アクセスランプなどは一切無い。左側面にはUSBポートが2基である。それぞれのポートは少し離れているため、大きめのUSBフラッシュメモリなどを接続しても、干渉することはなさそうだ。反対の右側面は、LANポートと電源コネクタになっている。LANコネクタの右上にはLINKランプ、左上には電源ランプが内蔵されている。また初期化スイッチもこちら側にある。
 付属品はACアダプタとLANケーブルのみだ。ACアダプタはコンセントに挿す部分にアダプタがあるタイプで、高さを高くすることで幅を狭めたり、コネクタの向きを90度曲げたりという工夫により電源タップでも使いやすくしたタイプではなく、一般的な形状だ。

「LDV-2UH」の本体である。黒い箱形でシンプルな外見だ。60×95×28mmとコンパクトである。

「LDV-2UH」の上面である。メーカーロゴ以外何もない。500円玉とのサイズ比較からも、本体の小ささがわかるだろう。

「LDV-2UH」の左側面である。USBポートが2基あり、それぞれ機器を接続できる。ある程度間隔があるため、USBフラッシュメモリなどを接続しても干渉する心配はなさそうだ。

「LDV-2UH」の右側面である。 LANポートと電源コネクタはこちら側だ。その右側に見えるのは初期化スイッチである。電源ランプはLANポート内のLINKランプの反対側にある。

「LDV-2UH」と付属品である。「LDV-2UH」本体とACアダプタ以外はLANケーブルのみとシンプルだ。


「LDV-2UH」の準備を行う

 それでは、本格的に15mのディスプレイケーブルと、「LDV-2UH」を使って、デスクトップパソコンVGC-RM50を、離れたリビングのテレビを使って操作してみたいと思う。
 まずは、ディスプレイケーブルを接続する。こちらは、簡単だ。デスクトップパソコンと液晶ディスプレイはDVI接続をしているので、D-Sub15ピンの方は余っているので、そこに接続する。そして液晶テレビ側は側面にD-Sub15ピン入力があるので、そこにに接続する。そして、液晶テレビの入力切り替えで「PC入力」を選ぶ。後は、パソコンのディスプレイ出力の設定を切り替えるだけだ。ここで、パソコンのディスプレイと液晶テレビの両方に同じ内容を表示するミラーリングを使用する方法と、パソコンのディスプレイから液晶ディスプレイに切り替える方法のどちらをとるかが悩みどころだ。パソコンに接続しているディスプレイはロードテスト第31回で購入した、ナナオ(EIZO)の「FlexScan M170」である。17インチのスクエア型で解像度は1280×1024ドットだ。一方、液晶ディスプレイはフルハイビジョン対応なので、解像度は1920×1080ドットだ。もしミラーリングを選ぶと、液晶テレビにも1280×1024ドットで表示することになってしまう。拡大表示しない場合、左右に320ドットずつ、上下に28ドットずつの黒帯ができてしまう。一方拡大表示すると上下は余白が無くなるが、左右の黒帯は相変わらずな上、拡大表示なので少しぼけた感じになってしまう。ディスプレイと液晶テレビの両方を同時に表示しなければならない状況にはならないと思われるので、液晶テレビの解像度をフルに発揮できる様、ディスプレイから液晶テレビに切り替えることとした。ちなみに、出力先の一覧を選ぶ際に、何も設定していないのにしっかり「Sony TV」と表示されていたのには驚いた。
 さて、この「Sony TV」を選ぶと、解像度が1920×1080ドットになり、液晶テレビに無事に表示された。表示品質に何の問題もなく、表示が切れることなく画面にきっちり収まっているあたりは、調整が不要なので便利だ。「表示」の方はこれでOKということで、続いて「操作」の方の環境を整えていこう。
 「LDV-2UH」にLANケーブルを接続し、家庭内に既にあるネットワークに接続する。続いて、デスクトップパソコン「VGC-RM50」に、付属のディスクから「デバイスサーバ設定ツール」をインストールする。インストール時に、「自動接続」か「手動接続」かを選択する画面が表示される。「LDV-2UH」に接続した機器は、ネットワーク内のどのパソコンからでもアクセスできるが、複数のパソコンで同時に使う事はできない。「手動接続」を選んだ場合、「LDV-2UH」に機器を接続しても何も起こらず(認識はされるが)、使用するパソコンから「接続」をする事で使える様になる。複数台のパソコンから機器を使用するときはこちらを選ぶことになる。一方、「自動接続」を選択した場合は、「LDV-2UH」に機器を接続すると、そのパソコンで自動的に接続されて使える様になる。特定のパソコンでしか使用しない場合にはこちらを選んでおけば、接続ボタンを押す必要はなくなる。今回の場合、用途がデスクトップパソコンにマウスとキーボードと接続する事に限定しているので、「自動接続」を選んだ。これで「LDV-2UH」の設定は完了だ。

「LDV-2UH」にキーボード・マウスを接続する。

 あとは、マウスとキーボードを接続して無事に使えるか確認するだけだ。ここでは心配なことがいくつかある。まずはマウス・キーボードを認識するかどうかだ。「LDV-2UH」では対応機器にマウスとキーボードが入っているとはいえ、手持ちのマウスとキーボードが認識するかは分からない。もう一つ、ホームページの「LDV-2UH」ページには、USBポートは2基あるがバスパワー動作するのは一方だけと書かれていることだ。「LDV-2UH」自体はコンセントから電気をとっているので、給電は問題なさそうだが、何か制限があるのかもしれない。マウスもキーボードの消費電力は小さいとはいえ両方ともバスパワー動作なので、もしかすると片方しか動かないかもしれない。そして認識したとしても、タイムラグが発生しないかという問題もある。特にマウスではわずかでもタイムラグが発生するとまともに操作できないことが考えられる。このあたりを検証してみよう。
 まず、マウスを接続してみる。接続したマウスはバッファローコクヨサプライの「BSMBU03GM」である。USB接続の有線マウスで、ホイールや「進む」「戻る」ボタンなどを備え、センサーはBlueLEDを採用している。接続すると、自動的に認識され、普通にUSBポートにマウスを接続した時と同じようにドライバが自動的に組み込まれ、数十秒で普通に動作した。試しに動かしてみると、直接接続した場合と何の変わりもないスムーズな動きで、タイムラグなどは一切感じられず、細かい操作も問題なく行えた。また、スクロールホイールだけでなく、「進む」「戻る」ボタンも正常に使用できるため、「LDV-2UH」とLANケーブルを通じてつながっているとは思えない使用感だ。
 続いてキーボードを接続してみる。接続したのは、エレコムの「TK-UP84CPBK」だ。テンキーが無く、コンパクトなキーボードだが、USB接続の有線キーボードだ。2つ目のバスパワー動作の機器だが、マウスの時と同じように、自動的にドライバが組み込まれ、すぐに使える様になった。文字を入力してみたが、マウスと同じくタイムラグなどはなく、問題なく使用できた。またキーボードを認識したとたんにマウスが使えなくなったという様なこともなく、両製品が同時使用できた。これで離れた場所でデスクトップパソコンを操作できる様になった。
 ちなみにワイヤレスマウスのバッファローコクヨサプライ「BSMBW03PU」や、コンパクトマウスのシグマA・P・Oシステム販売「Grig SLACDISV」も使用してみたが問題なく使用できた。キーボードも、その後に購入したオウルテックの「OWL-KB109STD(W)/KN」を接続してみたが、こちらも問題なく使用できた。もちろん相性問題が無いとは断定できないが、一般的なマウス、キーボードなら問題なく使用できそうだ。

「LDV-2UH」にUSB機器を2つ接続するとこのようになる。

「LDV-2UH」にキーボードとマウスを接続したところである。どちらもバスパワーで問題なく動作し、操作性も問題な合った。




 今回はデスクトップパソコンを、離れた場所(リビング)で操作できる様にするという特殊なパターンとなった。特に液晶テレビに接続するのは、元々PC入力端子もあることから良いとして、USBデバイスサーバを使ってマウスとキーボードを接続するというのはかなり特殊だと言えるだろう。またUSBデバイスサーバといえば、ハードディスクやTVチューナ、プリンタ複合機などを接続して共有利用するというパターンが多いと思われるため、本来ならハードディスクでも接続して転送速度のテストをしたいところだが、今回はマウスとキーボードに限定してテストを行っている。とはいえ、マウスやキーボードを遠隔地で使う場合、ネットワーク環境が整っているなら、USBケーブルを延長したり、USBエクステンダーを使うより、よっぽど現実的だ。実際にキーボード、マウスを接続してみると、直接USBポートに接続するのと変わらない使用感で、必要になればハードディスクやUSBメモリを挿す事もできるなど、他にも便利に使えそうだ。遠隔地での操作を考えている人は、是非USBデバイスサーバを検討していただきたい。


(H.Intel)


■今回の関係メーカー・ショップ
バッファロー http://buffalo.jp/