[ 555] | イラクの邦人人質事件を考える | 記入日時 2004年04月11日 (日) 7:30 |
ところが、いまこれを書くためにネット検索したところ、3人は解放されるようですね。先ずは良かったです。(関連記事) さて僕はこの事件を聞き、まず思ったのは「面倒な事を起こしたな」です。 写真のように、いまイラクは非常に危険な状態です。それを承知で、彼らはアンマンから陸路タクシーでバクダッドに向かっています。彼らは出発前に「死ぬかもしれない。もう会えないかもしれないね。」と知人に伝えているようです。 彼らはカメラマンとして、ボランティア活動家として、その考え方は崇高かもしれません。しかし政府はたびたび邦人に対して避難勧告を出し、それにも関わらず彼らは活動を続けていたのです。ですから僕は彼らが雪山に登り遭難し、救助される人達と変わらないように思えてならなかったのです。 ですから、今回の事件で僕は「いかなる事があっても自衛隊は撤退すべきではない。」という意見でした。 もちろんそれは、人質という卑劣な方法に屈しないという意見だけでなく、国家の安全保障という見地からです。 そしてそれは、政府としても同様だったと思います。3人の命はもちろん大事です。しかしそれと同時に考えなくてはならないのは国家の安全保障政策なのです。小泉首相は3人が救われない場合でも、自分の政治生命を賭しても自衛隊の撤退は考えていなかったと思います。 もちろん、僕も戦争反対には変わりませんし、自衛隊のイラク派遣は反対です。しかし日本の安全保障を考える上で、イラクへの自衛隊派遣など、今はアメリカ追随外交しか道はないのです。 つまり日本の国防、安全保障はアメリカに追随せざる得ないほど、それほど日本は独自性を持っていないのです。 何故か? それは日本が軍隊を持っていないからです。自衛隊は軍隊でありながら軍隊ではありません。自分から攻撃出来ない軍隊は軍隊ではないからです。日本ではアメリカ軍が自由に日本の基地を利用しても、日本はアメリカの基地を勝手に使えません。日本はアメリカの植民地と同様なのです。日本は国防に関し、そんな国なのです。 日記528にも書いていますが、このイラクの自衛隊派遣を良い機会ととらえ、自衛隊のあり方や憲法論議をもっと活発に行うべきだと思うのです。そして日本人の一番不明瞭な「国防や国家の安全保障」という問題を、老若男女すべきだと思うのです。 今回は無事に3人が救出されそうですが、まだまだ事件は起こると思います。サマワの自衛隊も心配です。しかし、こうやって日本で安全に生活出来るのも、彼らのおかげだと思い感謝し、無事を祈るばかりです。 |
[ 554] | 「生まれる森」「精霊流し」 | 記入日時 2004年04月10日 (土) 6:50 |
この1週間で、2冊の本を読み終えました。 「生まれる森」島本理生(しまもと・りお) これは読むのに時間かかりました。文章は短いのですが。 買ったのが、いまtomomiのBBS見たら3月17日でした。確か20日ころから読み始めたと思うので、3週間もかかりました。 今年の芥川賞ノミネート作品です。 tomomi曰く、ノミネートされた作品の中で一番との事。 うん。悪くはないです。女性特有のゆったりとした文章、ちょっと江國香織を思い出させますが、江國ほどファンタジックではありません。 このゆったりした文章が、僕の読むスピードを遅らせました。 ゆったりと感じさせるのは、一語一語を丁寧に書いてるから。一人の少女の再生を丁寧に書いていきます。作者と同年代の若い人に読んで欲しい作品です。 「精霊流し(しょうろうながし)」さだまさし これは一気に読みました。文庫本で480ページ。厚さ2cm。 「解夏」を読んで気に入り(日記530)、読みました。 作者とほぼ同じ年なので非常に伝わってきます。子供の頃の思い出。生きる事と死ぬ事。もういつ死んでもおかしくない年になってきたので、余計にそう感じるのだと思います。 全部で8話から構成され、いくつもの話が縦糸と横糸のように絡み合い、あたかもタペストリーのように綴られていきます。 子供の頃、ピアノやバイオリンで苦労した人。音楽、特にクラシックが好きな人。浪人をした事のある人。挫折感を味わった事のある人。人と喧嘩をした事ある人。競馬に興味のある人。長崎に行った事のある人。“精霊流し”を知らない人。 そして最近人と永久の別れをした人。これら全ての人に読んで欲しい作品です。 |
[ 553] | 目黒雅叙園 | 記入日時 2004年04月09日 (金) 6:50 |
世界情勢は緊迫していますが、昨日の話の続きです。 目黒駅で高林さんと待ち合せ、訪問先の会社に向かう途中、大きいビルを目にした彼が「あの建物はなに?」と聞くのです。 博識な高林さんも、横浜に住んでる事もあり目黒雅叙園を知らなかったのです。 目黒雅叙園は日本最初の、総合結婚式場です。 そしてその内部の建築様式が素晴らしいのです。 それは絢爛豪華なのです! そこで少し時間があったので内部を散策しました。 竜宮城をイメージした玄関や、美術館を思わせる絵画彫刻、そして素晴らしい庭園が広がり、入ってくる人を圧倒しトイレなども“らでん”で施された大広間のようで、驚かされます。 高林さんも驚き喜んで、デジカメで撮影していました。 もし目黒雅叙園をご存じない方は、この館内に美術館などもありますので、一度行かれてみてはどうでしょう(^_^) |
[ 552] | アトレ品川 TRIBECA | 記入日時 2004年04月08日 (木) 6:40 |
一昨日(4/6)の話になるのですが、高林さん(日記144)と目黒で待合せ、会社訪問のあと中目黒で夜桜見物しました。 目黒川の桜はまだ花見ができ、ちょうど「大樽本店」のテラス席に座れ、桜を見ながらの懇親会はなかなか良かったです。 その後、中目黒から帰宅途中「オイスターバーに行こう」となりアトレ品川に寄りました。 オイスターバー(日記519)は日記にあるようにオープン初日に行ったのですが、それが正解のようでした。と言うのもその後何回か店に寄るのですが、その都度待ち時間が2時間などととても入れない状態なのです。 そこで一昨日は「TRIBECK」というライブジャズ・レストランに落ち着きました。まー、いい店です。品川も変わりました。 しかし、牡蠣は当分食べれませんね。食べれないと思うと余計食べたくなりますね。(^^;; |
[ 551] | 簡単トマトソースのレシピ | 記入日時 2004年04月07日 (水) 12:30 |
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