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メルちゃん、3度目の春を元気に迎えています。本当に穏やかな良い表情になっています。写真で見る限り、3本足なんて思えません。そらさんご夫婦の愛情をいっぱい受けて、こんなに良い表情になっているんですね。写真を見たとき、余りの優しい表情に思わず胸がいっぱいになりました。メルちゃんの病気は発症せず、天寿をまっとう出来る事も多いと聞きました。今のメルちゃんの表情は「大丈夫!きっと元気で過ごせるよ」と思えるものでした。

ツリーに悪戯。この後ツリーは非難しました。

o(=^▽^=)oにゃはっ♪

メルちゃんの得意種目
窓際のクローゼットからソファーにジャンプ!
お母さんの秘密兵器&愛読書を枕に
ちょっとおねむかな?
お父さんの腕枕で。
ケルンちゃんが膝枕。
メルちゃんの右にはミルトちゃんかな?
お父さんこの体勢で動けなかったそうです。
メルちゃん、本当に大事にして貰っているんだね。
この水入れを見た時
思わず我が家の物と比べてしまいました。

メルツちゃんは大変残念な事に2005年6月、天使になりました。
メルちゃんが亡くなった時にそらさんが掲示板に書き込んで下さった文章です。

猫ままさん、月曜日の朝メルツが力つきました。先週の初めからメルはあごの痛みから、食事が取れなくなっていました。ただ食べる気力だけはみせていたのでなんとか工夫して食べさせてあげようと試行錯誤していました。するとメルツは病中病後に飲ませる療法食のスープのようなものを気に入り,口にするようになりました。ただそれだとかなりの量1日5缶ほど飲まなくてはならず、1日1缶飲むのがやっとのメルツには到底栄養を保つことができませんでした。
メルツは病院で背中から入れる栄養剤で栄養を補ってもらっていましたがやはり半日あずけて点滴をしてもらうことにしたのが金曜日のことでした。効果はてき面でメルツは家に戻ると今まで食べていた猫缶と療法食のスープを食べることができました。そして次の日1日家でゆっくりさせてあげて日曜日また点滴に連れていきました。その夜横たわっているメルにブラッシングをしてあげました。メルはきもちよさそうに体の向きを変えてブラッシングして欲しい場所を示しました。その間私のひざに頭をこすりつけ甘えるしぐさを見せていました。それがメルととった最後のコミュニケーションとなりました。翌朝メルの部屋に行くとメルは息もたえだえに横たわっていました。「メル」と声をかけると弱弱しい声で「ミャ」と返事をしました。主人を呼びに行き、慌てて病院に連絡をいれました。主人が体をさすり呼びかけるとやはり返事をしたそうです。メルの元にもどりメルの頭にタオルをひいてあげるとメルツは何かをもどしました。その後メルは数度痙攣を起こし、静かに息を引き取りました。その間15分あったかどうか。私達が朝メルのもとにやってくるのを待っていたかのように亡くなってしまいました。
今朝のことです。メルの体を冷やすためにタオルに包んでいくつも入れていた保冷剤を変えていた時のことメルが甘える時にだす「クーン」と言う声が聞こえたような気がしました。メルは季節柄、長時間家においておくのはかわいそうだったので主人に無理を言って仕事をぬけてもらい先ほどミルを納骨してもらっている場所で荼毘に付してもらいました。棺にはお花やメルの初めてのお友達のおもちゃの「ぴよちゃん」、ネズミ、そしてミルの時にもしてあげたように天国に行く途中お腹がすかないようにいつも食べていたものをつめてお弁当にしていれてあげました。
メルは前足の切断からはじまり、条虫、白血病、腎不全、抜歯等たった4年間の間に痛い治療をたくさん受けさせてしまいました。その間にもメルに幸せな時間があったと信じたいです。なにより、私にとってはメルと過ごした時間はとっても楽しかったし癒されたし、猫ままさんと知り合いになることができました。そしてこちらでいろんな方々から貴重なお話しをきいたりメルのことを心配していただいたりできました。ありがとうございました。メルの骨はとりあえず持ち帰り私の出産がすんでおちついた49日頃ミルの横に納骨します。


メルちゃんの一生は短かったかも知れないけれど、そらさんと出会うまで辛い事が一杯あったかも知れないけれど、でもメルちゃんはとっても幸せだったと思います。
忘れないからね、メルちゃん。