Friends 本文へジャンプ
 

 年が開け1月12日、ヨゴレちゃんは避妊手術を受けました。術後も順調で大分慣れてきたヨゴレちゃん、ちゅー太さんの膝の上に乗る位慣れてきました。この頃ちゅー太さんは一時里親募集を中止しようかと心が揺れていました。ただ、野良猫の多い地域の為、今年も春から秋にかけて小さい仔を見つける可能性が多いので、引き続き里親さん探しを続行する事にしました。
 ヨゴレちゃんは先住猫ちゃんと遊びながら家猫としての色々な事を学んで行きました。ヨゴレちゃんが特に仲の良かったのは、くろちゃん。くろちゃんは黒猫さん一家の仔猫のうち特に人懐こい、野良ちゃんとは思えない仔で、ヨゴレちゃんよりも少し前に保護された仔です。ただ、Felv陽性の為里親さん探しは断念し、ちゅー太さんのおうちの仔になったのです。
 2月、ヨゴレちゃんはワクチン接種を終えました。そして「ヨゴレ」では可哀想と名前を「こむぎ」ちゃんに変えました。もうすっかり家猫さんになったこむぎちゃん、ワクチン接種に連れて行った後、病院に連れて行かれたと言うことですっかりへそを曲げ、しばらくちゅー太さんに近寄らなかったそうです。
 半年の間里親さん探しをしましたが、結局良縁に恵まれませんでした。でも、こむぎちゃんは最高の幸せを手に入れました。そう、ちゅー太さん宅の養女になったのです。いっぺんに2匹増え5匹のお母さんになったちゅー太さん、とても大変だと思います。でも、こむぎちゃんにとっては保護して貰い「人間って悪くない」と思わせてくれたちゅー太さんご夫婦の養女になれた事は最高の幸せだと思います。
 こむぎちゃんを養女にしますと言うメールに書いてあったご主人の言葉「きれいで可愛い猫なら大事にされるけど、こむぎは難しいぞお~、猫版おしんだぞぉ」は、こむぎちゃん本当に良かったねと思わせてくれる、素敵な言葉でした。
先住猫ちゃん達と寛ぐこむぎちゃん
大の仲良しのくろちゃんと。
この写真を見ると
こむぎちゃん本当に良かったね!
と思います。
ご主人が買ってくれた猫タワー。
誇らしげなこむぎちゃん