相田みつをさんの世界・・・・・・・・・。
在家のまま師事し仏法を学ぶ。
『にんげんだもの』『雨の日には雨の中を
風の日には風の中を』etcより
*その時の出逢いが
人生を根底から変える事がある
よき出逢いを
*つまずいたっていいじゃないか
にんげんだもの
*やれなかったやらなかった
どっちかな
<子供へ一首>
*どのような道をどように歩くとも
いのちいっぱいに
生きればいいぞ
*弱きもの人間 欲ふかきものにんげん
偽り多きもの にんげん
そして人間のわたし
*くるしいことだってあるさ人間だもの
まようときだってあるさ凡夫だもの
あやまちだってあるよ
おれだもの
* 『この花はおれが咲かせたんだ』
土の中の肥料はそんな
自己顕示を しない
おれのような
*一番わかっているようで
一番わからぬ
この自分
* だれにだって あるんだよ
ひとにはいえない
くるしみが
だれにだって あるんだよ
ひとにはいえない
かなしみが
ただだまっているだけなんだよ
いえばぐちに
なるから
* うそはいわないこころに
きめてうそをいう
* 名もない草も 実をつける
いのちいっぱいに
自分の花を
* 生きているうち はたらけるうち 咲かせて
日の暮れぬうち
* なまけるとこころがむなしい
一生懸命になると
自分の非力が
よくわかる
* かんがえてばかりいると * そのままで
日がくれちゃうよ いいがな
* 途中にいるから中ぶらりん
底まで落ちて地に足が着けば
ほんとうに落ち着く
* いまから ここから
* なやみはつきないなあ
生きているんだもの
* ひとの世の幸か不幸は
人と人とが逢うことからはじまる
よき出逢いを
* 自分が自分にならないで
だれが自分になる
*なみだで洗われたまなこは
きよらかで ふかい
* だれうらやむことはない
みから出たさびだなあ *
あなたの心がきれいだから
なんでもきれいに
見えるんだなあ
* べんかいのうまい人間
あやまりっぷりの
いい人間
* かげぐちをいわれることを知りながら
ほめられればすぐのぼせるわたし
*
あんなにしてやったのに
『のに』がつくとぐちが出る
親切という名のおせっかい
そっとしておくおもいやり
* そんかとくか
人間のものさし
うそかまことか
仏さまのものさし
* 浄玻璃の鏡のまえに立つまでは
秘めておきたしあのことも
このことも
*毎日少しずつ
それがなかなか
できねんだなあ
*ぐちをこぼしたっていいがな
弱音を吐いたっていいがな
人間だもの
たまには 涙をみせたっていいがな
生きているんだもの
みつをさんの世界NO2