その12−森エルフの篭絡(3)
古代の悪神が封じられている遺跡の内部。ランタンの光に辛うじて照らされる薄暗い通路で、エルフ美女が両手両足を繁茂する蔦に縛り付けられ、そのスレンダーな白い肢体をさらしていた。
肌着が乱れた彼女の胸元からは、柔らかそうな形のよい白い胸と、桃色に色づいた乳房の先端が曝け出されている。
そして、大きく開脚させられた黒いスパッツの股布部分は、円を描くように切り裂かれ、卑猥に濡れる小さな膣穴と、ヒクヒクと小刻みに引き攣るお尻の穴が丸見えになっていた。
「いいか、これはセスに頼まれたから仕方なくだ…わ、私が好きでさせてあげただなんて勘違いするなよ」
相変わらずの口調の森エルフ美女「魔弾」のフィーセリナ・エルダー。
しかしその言葉と裏腹に、形のよい薄いバストを背筋をそらせ、俺の方に突き出していた。
「ああ、わかった」
俺は上の空で返答をしながら、エルフの処女雪のように白い乳房にそっと手をあて、ゆっくりと感触を確かめるように撫で上げていた。
手のひらにしっとりと吸いつく極上の柔肌。
エルフであるフィーセリナの乳房は、女獣人セスティアの肉感たっぷりの爆乳とは異なり、そのスレンダーな肢体によく似合ったラインを描いている。
こんな綺麗な乳房を前にして、我慢できる男はいないだろう。
当然ながら、すっかりフィーセリナの美貌とその幻想的な肢体の虜となっている俺は、我慢の限界を軽く超えてしまっていた。
「あ、だめ……あんっ」
俺は、フィーセリナの形ばかりの制止を無視して、その白い肌を堪能するべく、鼻先を押し込むように柔らかな胸に顔を寄せる。
そして、そのままエルフ美女のなだらかなで柔い肌に何度も頬をすりよせていた。
もちろん、両手で周りから小振りなバストをくすぐるように愛撫するもの忘れていない。
「う〜ん、すごいスベスベしてるな、この胸は」
俺は、顔中に押し付けられる、人肌の温かさと、きめ細かい極上シルクのような肌触りにうっとりとしながら、顔を左右に振って、エルフのバストに顔をこすりつける。
「こっ、こら、顔をそんなにグリグリ押しつけるな……こっ子供ではないのだから、そっそんな風に甘えるな……だっ、だいたい、え、エルフの大人は、こんなことしない」
フィーセリナは頬を染め、すべすべとした肌の柔らかい乳房に顔をうずめる俺を、じーっと見つめながら、濡れた唇でそう呟く。
俺は、さらに両手で無理やりむにゅっとエルフのバストを寄せると、谷間をつくり顔を埋めていた。
ふう、大きさは残念だが、このスベスベで吸いつくような素敵すぎる肌触りは一級品だな。
「あんっ……もう、そんなに胸をよせて……うっ、嬉しそうな顔をして……まったく、お前は変態だな……なあ、そんなに私の胸が好きか?」
「勿論だ」
俺はそう即答すると、エルフのバストに顔を埋め、ミルクを溶かしこんだようなその柔肌に顔を埋め、満足げにふにふにとする。
「そ、そんな素直に返事をするなっ……まったく、しょうのない奴だな」
フィーセリナは、少し呆れたような口調そう言いながらも、長い睫の奥で緑の瞳を潤ませて、満足そうに俺を見下ろしている。
もし両手が拘束されていないなら、迷わず自分の胸に顔を埋めるニンゲンの頭をかき抱いだくだろう、そんな優しい表情だった。
そしてすっかりデレだしたフィーセリナの白く艶やかなバストの肌触りを堪能した俺は、次にその味を舌でも堪能すべく行動を開始する。
「フィーセリナ、もっとしてもいいよな?」
「え?」
胸を愛撫され、うっとりとしていたフィーセリナの整った美貌が、何の事か判らず、きょとんとしている。
俺は、そんな戸惑う美女の小振りなバストを撫で回し、やや激しく揉みよせると、おもむろに、そのきめ細かな乳房に舌を這わせだしていた。
「なっ……あひっ…んんっ…こっ今度は…何をする気だ……あっ、なっ舐めてる?…えっ…な、なんでっ…そっそんなところ舐めるんだ、この変態っ、あんっ」
敏感すぎる体を持て余している森エルフの美女は、はじめての感触に思わず白い喉をそら、背筋をビクビクっと可愛らしく震わせていた。
「れろっれろ、んっ、フィーセリナのおっぱい、美味いぞ」
今までのゆったりと顔を摺り寄せる行為から一転、俺は舌を伸ばし、唾液を刷り込むように激しくペロペロと飢えた犬のように舐めまわす。
フィーセリナの華奢な膨らみのバストは、俺の手でぐいぐいと寄せられ、さらに舌で舐められ、みるみる唾液まみれになっていく。
「あひっ…んっ…そんな恥ずかしい事言うなぁ……あんっ…ぺちゃぺちゃ音をたててっ…あひっ…もう胸が、バカニンゲンの唾液まみれに…あひっ…そこっ、ねちょって…あんっ、こらっ、だめっ、あぁんっ」
俺は、エルフ美女の小さな胸を弄り、ほんのり色づく乳輪を舌先でレロレロと舐めあげながら、時折、尖らせた舌先で乳首をピンっと弾いてみる。
「んひっ……むっ胸を……いっ苛めるなぁっ…あひっ…んんっ、んっーうっ…んっ」
フィーセリナは、恍惚とした瞳で、俺の唾液にまみれ濡れていく自分のバストを眺めながら、本人は押し殺しているつもりの甘い喘ぎ声をあげ続けていた。
「あんっ、んくっ、ん、もう、私の胸が、唾液でベトベトになって、あっ、あひっ、ん〜っっ」
エルフ美女が、せつなそうに唇をふるわせ背筋を反らす度、二つの控えめなバストが突き出される。
そして、その頂では色素の薄い乳暈に彩られた乳首が、ぴんっと尖り、俺の舌先に舐められる度、ヒクヒクと敏感に素直な反応を返してくる。
「フィーセリナ、ここ凄い硬くなってるぞ、直接吸ってもいいよな?」
「ふぁ?すっ、吸うって?……あん」
俺は返事を待たず、あーんと口を大きく開けると、淫らに尖る乳首に、ちゅうちゅうっと音をたてて吸いついていた。
「ひああっん…もう、な、何でこんな事する……乳房を吸わせるのは子供を育てる時だけの筈だぞ…んくっ、変態なんだから…んあっつ…そっそんなに吸っても……おっ、おっぱいなんて出ないから…んあっ…んんっ…ひぃ、ジンジンして…ああっ、何でっ…お、おかしくなるっ」
フィーセリナは、「森の掟」の知識では性的な対象として意識されていない場所を、俺の舌で舐めしゃぶられ、歯でコリコリと噛まれる度、胸の性感を淫らに開花させていく。
俺は、更にもう片方の手で、空いている方の綺麗な乳首を爪でキュッ、キュッ、とコスる。
「ふぁあっ、ああっ…ひいっ…んくうぅぅつ、そっそこ捻っちゃ……だめぇ…ビリビリくる、きちゃうからっ、あひっ、ひっ、ひっ、んあああっんんっ」
俺の指先が、固く勃起した小さな突起を、コリッ、コリッ、と抓るたびに、フィーセリナのお尻が床から跳ね上がる。
黒いズボンの股布に開いた穴から女の園を露出したエルフ美女が、ビクンッビクンッと大きく振るえると、そこから愛液をとろとろと溢れさせていた。
どうやら高貴なエルフのお姫様は、乳首を吸われただけで、またしてもイってしまったみたいだった。
「んはぁっ……あうぅ……はふぅ」
敏感すぎる体を持つエルフ美女は、王族らしからぬ気の抜けた緩みきった笑みを浮かべながら、緑色の瞳を恍惚とさせ、半開きの口からトロリと涎をはしたなく滴らせている。
そんな、すっかり乳首責めの虜となったフィーセリナの惚けた美貌を見つめながら、俺はさらにしつこくその突起を指先で苛め、唾液を絡めて舌で舐めたり、音をたててちゅうちゅう吸ったりと好き放題しながら、囁きかける。
「フィーセリナ、乳首も弱いんだな」
「はぁはぁはぁ……だっ黙れ…この、変態め……おっ、お前が悪い、おっぱいは出ないと言っているのに吸いつくから……そ、そんなことをするのは赤ん坊だけ……あぁっ…あひっ、また…吸うな、吸のをやめろと…言っているだろ……あんっ、おっぱいは出ないってさっきから何度も…あひいっ、もう、やめっ……な、何でこんなに…あん、あんっ…あひっ、歯でコリコリもだめぇ… もう、止めっ、止めてっ、あんっ」
白く透き通るような肌をもつ微乳をいいように弄ばれ、フィーセリナは眉根を寄せ、絶え間なく押し寄せる絶頂から逃げようと身をよじる。
「んっ、そうか、わかったもう止めよう」
そんな森エルフの様子を見て、俺は真面目な口調そう言うと、紅葉色に火照る彼女の胸からあっさり顔を引き上げていた。
フィーセリナの淡いピンク色の乳首から、口をちゅぽんっと音をたててはなし、捻りあげるように弄っていた指も止める。
「え!? ええ、やめるのか!……そっ、そんなぁ」
そして、フィーセリナは俺が素直に乳首責めをやめた事に、目を見開き呆然としていた。
その長命な人生で初めて愛撫されたフィーセリナの小さな乳首は、俺の唾液でテラテラ濡れ、色素の薄い乳輪周辺には、唇の跡がうっすらと残っている。
指の爪でコリコリと苛められていたもう片方の乳首も、すっかり引き伸ばされたり捻られたりするのに慣れたのか、開放された今でも見ているこちらが判るほどジンジンと熱を帯び、固くスケベに尖っていた。
「……ば、バカニンゲン……その、本当に、もうしないのか?」
性への関心が薄いはずのエルフ美女は、いくらもたたないうちに拘束されたスレンダーな体をもじもじと動かし、上目使いで尋ねてくる。
「ん?本当は止めてほしくないのか?」
「…………バカ」
唾液に光る唇を尖らせて、そう呟く彼女の深緑の瞳は、気恥ずかしそうに宙を彷徨っていた。
「おっ、お前が止めるから悪いっ…その、へ、変なところで素直になって、意地悪ばかり……わっ、わかっているクセに……お前は卑怯者だ」
俺への文句を呟くことで気分を落ち着いたのか、エルフの王族に面ならる美女は、何かをふっきるように深いグリーンの瞳をきっと鋭くする。
「とっ、とにかく、セスとの約束だから、お前を気持ち良くしてやらないといけないから……だ、だから、とっ特別に、野蛮なニンゲンのお前に…その…わっ、私の胸を触ったり…な、舐めたりするのを許す……ふん、勝手に気持ちよくなってろ、変態ニンゲン」
勝気なエルフの姫君は、濃緑色の髪をさらっとなびかせそう宣言すると、すっかり俺の唾液で濡れた薄いバストを突き出してくる。
どちらかと言うと、気持ち良くなっているのは俺じゃなくて、フィーセリナの方じゃないかと思うんだけが……なんて事を言えば、またどんな罵詈雑言交じりの言い訳が飛んでくるかわからないから黙っているに越した事ははない。
それに、せっかくフィーセリナが許可をしてくれたのだ、ドンドンと深みに嵌ってもらう事にしよう。
そんなワケでお許しのでた俺は、手足を拘束された姿勢で、胸と秘所をさらすエルフの美姫に再度覆いかぶさっていく。
「じゃ、お言葉に甘えて」
そう言いながら、片手で先程まで吸いついていた乳首をコリコリと揉み解し、もう片方の手を、大股開きになっている美女のスパッツに開いた穴に這わせると、指先で愛液まみれの肉ビラを広げ、小さな肉穴をほじってあげる。
「んあぁぁっ…むっ胸…許すのは胸って言ったろっ、そっち、そっちちがうぅううっ……やめ、指いれちゃ…あひぃ…まっまた広げてっ…んひっ……やめ、やめろぇ、この変態っ、ちがうからっ、あひっ、ソコ、指でほじっちゃ…出し入れ、する、の卑怯っ、くあっ、あっ、あっ、あんっ、あんっ」
白い喉を晒して喘ぐフィーセリナは、予想していなかった蜜壺と乳房を同時に弄られる感触に、悶絶し喘ぎだす。
「大丈夫だ、「森の掟」には反してない筈だ、問題ない」
「あひっ…うあっ…んんっ…そ、そうだけど……問題ないどけ、問題あるんだ……バカぁ……あひっ…んあっ…ソコだめ、ソコをほじるのっ、あひっ、あん、中までひっかくなバカぁ…ひあああっ」
ビクッ、ビクッとフィーセリナの引き締まった腰が痙攣し、突き出された肉の盃から濃厚な愛液がとろとろと吐き出される。
膣口をほじる俺の指は、すぐにその淫らな液でぐっしょりと濡れだしていた。
スレンダーな肢体を官能でくねらせる華奢な森エルフの耳に俺は顔を寄せると、悪戯心に火をつけられ、そっと囁きかける。
「なあ、フィーセリナ、ソコって何処だ?ちゃんと正しく言ってくれないと判らないんだけど?」
本当はこんな事言うつもりはなかったんだが……どうやら俺は、「森の掟」の説明の時に、卑猥な単語をフィーセリナの口から言わせることができなかった事が意外にも心残りなっていたらしい。
うーん、自分でも知らない自分を発見してしまった気分だ。
「……………そ、そんな事言えるか、バカ」
快楽の涙で瞳を潤ませる緑髪の美女は、顔を寄せる俺からふいっと目線をそらし、小さな声で「この変態」っと付け足してくれる。
「ふーん、言ってくれないんだ?じゃ、止められないかもな」
なんて言いながら、俺は散々吸いついた勃起した乳首を指先でギリギリとひっぱりあげ、さらに超敏感な美女の蜜口に沿えた指先で、肉のヒダヒダを激しくコスってやる。
「あひいぃぃ、んくう、あ、あああっっ、わっわかった、言う、言うから…ひあぅっ」
乳首と蜜穴を弄くられた森エルフの気丈な姫は、すぐに自分の立場を思い出してくれた。
「はひっ………おっ…お、お、おま×こ、おま×こ……あひっ、私のおま×こをニンゲンの指でっ…ひぐっ…ほじられてますぅ………んああっ…いっ言った、言ったぞ、こっこれでいいんだろっ、変態バカニンゲン…はふぅ」
フィーセリナは端正な美貌を染め、エルフ耳をへたっと力なく萎えさせる。
もっともそれは羞恥を捨てたと言うよりも、蜜壺を捏ねくり回される快感に勝てず、口走ってしてしまったと言った感じだった。
「よく言えたな、これからはアソコじゃなくて、ちゃんとそう言えよ、約束だからな」
俺がにっこりと満面の笑みを浮かべながらそう言うと、フィーセリナはさらに真っ赤に顔を染め俯むき、小さな声で掃き捨てるように呟く。
「……わかった、お前がそう言うなら……今度からそう言う……だっ、だらか指でほじるのもう勘弁してくれ、あんなに凄いのされたら、頭がおかしくなってしまう」
そう呟く濡れた口元からは、快楽のため力が入らないのか唾液が糸をひいて細い顎に滴っている。
「どうしようかな、まあ約束だしな……あっ、ほら、涎が口から垂れてるぞ、フィーセリナ」
俺は、エルフの長い耳に顔を寄せた姿勢のまま、両手でエルフ美女の乳首と膣口を弄りつつ、その半開きの唇から細い顎へと滴っている涎を、べろっと舐める。
そして、そのまま舌を這わせ、色白のスベスベした頬を舐めていく。
「あんっ…こっこら、今度は…か、顔を舐めるな、バカっ……くっ、口は…だめっ、んんっ…せっ接吻は子供ができるからっ、「森の掟」でお前とは、ニンゲンとは禁止されて、んっ、ちゃんと説明してやっただろ」
フィーセリナは「森の掟」を守るために、俺の舌から逃れようと顔をそむける。
それでも、俺はその美貌を舌を伸ばして追いかけ、エルフの顎先から頬までペロペロと嘗め回し、唾液を擦りつける。
「確か「森の掟」では口と口をつけたら駄目なんだよな?だったら、ほら、舌でほっぺや顎を舐めてるだけだから大丈夫だって」
俺は、エルフの白磁のような頬に舌を這わせ、その快感で歪む美貌を汚すように唾液を擦りつけながら、そう屁理屈を口にする。
「えっ…えっ…そっそうか?……でも顔を舐めるなんて、野蛮だ……あんっ、そんなに舌で涎を擦りつけるなっ…おっ、お前の匂いが染みついてしまうだろ……あん、もう…あふぅ」
フィーセリナは、舌に顔を舐められる感触もお気に召したのか、片目をつぶって可愛らしく身をふるわせるだけで、先ほどのように整った容貌を背けることない。
むしろ自分から進んで顔舐めを許すように俺の舌が這うのに任せている。
勿論、その間も、俺は片手でかすかな膨らみの微乳を揉みしだき、つんと立った乳首をシゴきあげ、もう片方の手で約束なんぞ守らず美女の蜜壺の粘液を掻き乱して、膣口を拡張するように弄るのに余念はない。
「あんっ、もう、このバカ、よくも犬みたいに顔中舐めましてくれたな、もうベトベトになって……んっ、あひいぃぃぃ、ちょ、ちょっと何を、んおっ、そ、そ、ソコ、指でぐりって…ひあんっ…ソコは駄目ぇ、ソコ……お、お、おま×こよ、おま×この穴だっ、おま×こ穴の中にいぃ、んひぃっ、ゆ、指を入れてグリグリするの…やめっ…あひっ…ジンジンして……おかしくなるぅぅうっ、おかしくなるからぁぁっ」
フィーセリナは、調教の成果なのか卑猥な言葉をちゃんと口にすると、膣口をほじくり返されてながらツタに縛られたスレンダーな肢体を小刻みに痙攣させる。
そんなフィーセリナの様子に満足した俺は、今度は白くスベスベの頬を舐めていた舌を、快楽漬けで森エルフの矜持を失いつつあるフィーセリナの半開きの桜色の唇に寄せてみる。
すると、フィーセリナの唇に俺の舌がちょんっと触れた瞬間、官能で蕩けていたその美貌が、すぐさま気丈にも拒否反応を示していた。
「ばっ、バカニンゲン、駄目だって……あひっ……んあっ、何度も言っただろ…「森の掟」で……いっ、異種族と口をつけちゃ……ひっ……そっそんな胸をつねっても…ゆっ許さないんだからな……こっこれだけは駄目っっ…あんっ…駄目なんだから」
俺が、いくらピンク色の乳首を転がし、指をどれだけスベスベとした美肌に這わせても、森エルフの教えを守るフィーセリナは享楽に溺れながらも、唇を許そうとしない。
さすが、生まれた時から徹底してエルフの社会常識「森の掟」の誓いを教育されてるだけあって、完全に理性も蕩けているのに本能的に掟を守ろうとしている。
だが、それでは困るのだ。エルフの王族であるフィーセリナには、俺の今後の生活の安寧のためにも徹底的に堕ちてもらわなければいけない。
そうシャドウエルフの暗殺者におびえる生活なんてごめんこうむる。
「フィーセリナ、ほら、舌で舐めるだけだから、ほっぺは良かったんだよな?だったら唇を舌で舐めるのだっていいんじゃないか?」
俺は、森エルフの美女のバラ色に染まる頬をぺろっと舐めながら、そう囁きかけてみる。
「そっ…それは……いいかもしれないけど……でもでも……だ、大体、お前そんなに私の口を舐めたいんだ?変態だな……あんっ、おっ、おま×こで指動かすなっ、あひっ、ひっ卑怯だぞ、あぁあんっ、それ、それされちゃうと頭がぼーってなって……う〜っ、やっぱり、駄目、バカニンゲンっ」
フィーセリナは胸と膣口からさざ波のように襲う快感に、拘束された肢体をもじもじと蠢かしている。
「それじゃ、舌で唇を舐めるだけだから」
俺は都合よくエルフの言葉を解釈すると、「森の掟」で接吻を禁じられたエルフ処女の唇に、伸ばした舌で容赦なくべろっと舐めまわし、たっぷり唾液を塗りつけるように汚していく。
「んっっ、んふぅ……んんっ、もうっ…んんっ…ぷはっ……ばっバカ、唾を流し込むな…んっ、んふぅ」
半開きだった口元を舐め回され、エルフ美人の瑞々しい唇は、顎まで唾液を滴らせるぐらいに、唾に塗れていく。
俺はさらに、フィーセリナの涎で光る唇に尖らせた舌を這わせ、もう無理やりその薄い唇を割って口腔内に潜り込ませていた。
勿論ちゃんと「森の掟」を守って唇が触れないように配慮している。
「んふうっ…んんっ…ひっ、舌が入って……んぐぅ、んんぅ、んんっ、むぅ〜ぅ」
初めて食物以外のモノ、他人の舌を口腔内に入れられた森エルフの麗人は、目を白黒させて、どうして良いか判らず額に皺を寄せて困惑している。
彼女がとっさに舌に噛みつきそうになるのに堪えてくれたのは、俺にとってはとっても嬉しい気遣いだ。
そのお礼とばかりに、俺はエルフ美女の半開きの唇に差し込んだ舌先で、その綺麗に揃った小さな白い歯や歯茎を舐めまわし、とろとろと唾液を流し込む。
常に身奇麗なエルフ娘の潔癖な口の中に、エルフが生理的に嫌うニンゲンの唾液が垂れ流み、たっぷりと溜まっていく。
「んふぅ…らめっ……むぅ〜〜っ」
苦しそうに顎をあげるフィーセリナは、口の中の粘液を嚥下することができず、かといって俺の舌を押し返す術も知らないようで、ただ呻き声をあげてされるがままになっている。
そんな困惑する美女の艶やかな唇の端から、口腔内に収まりきらくなった俺の唾液が溢れでて、つつっと滴り、揉みくちゃにされている剥き出しのバストに垂れ落ちていく。
「んちゅっ、ほら、ほら、フィーセリナ、溜まった唾液を飲まないと……はやくしないと唇がついちまうぞ」
俺は「森の掟」を思い出させてやるために、美女の口腔内に伸ばした自分の舌先を追うように、ゆっくりと唇を近づけていく。
「んんっ……ひっ、ひょうらぞ……う〜、む〜ぅ……んぐっ、ごくっ、こくっこくっ……ぷはぁっ」
どうしてよいか判らず困惑するフィーセリナは、やがて覚悟を決めたのか、口腔内に溜まったニンゲンのドロリとした唾液の塊を喉を鳴らして飲み込みだす。
「はぁはぁはぁ……のっ飲んだぞ、全部……ううっ、ドロドロして気持ち悪いっ……いいか、今のは掟を守る為しかたなく……ぷはっ、ちょっちょっと、また……んぐっ… つっ唾を流し込むの…やめっ……くううっ、わっわかった、お前の唾液を吸えばいいのだろ、吸えば、ちゅっ、んはっ、くっ、くそっ私の口をなんだと思ってる……んぐ、くちゅっ…・・・お前のタン壺じゃないんだぞ…んっ、じゅるるっ、こくっ、じゅるっ」
フィーセリナは、多少戸惑うが「森の掟」を守る為と自分をごまかした様で、牝犬のように甘く鼻をならし、俺の流し込む涎をこくこくと嚥下して受け入れていく。
「んぐっ…ごくっ…んんっ…んんっ…はふぅ……どうだ、また飲んでやった……んあっ、まっまだ唾液を流し込む気かっ…もう、んんっ…この舌が悪いんだな……よくも、人の口の中に好き放題に涎を垂らしてくれたな……こんな舌、こうしてやる……んちゅ、じゅるるっ」
最後にはやけになったフィーセリナは、涎を流し込む元凶である俺の舌を、積極的に咥えると、頬を窄めてじゅるるっと啜りだしていた。
それでもまだエルフ美女の甘美な舌は、その口の奥で縮こまっている為、注がれる涎を全て啜り取れず、口の端から垂れ落としていく。
「んんっ、ほら、今度はフィーセリナが舌をだすんだ、その方が吸いやすいぞ」
俺はいったん舌を引き抜くと、唇が微かに触れ合うぎりぎりまで顔を近づけ、そうアドバイスをしてみる。
「……そ、そう?何だか騙されてる気もするけど……あひっぅ!わかった、舌をだすから、お、おま×んこ虐めるなっ……くぅ……ほ、ほら、舌をだしたぞ」
弓形の眉を寄せ、疑いの眼差しを俺に向けた森エルフ美女だったが、女陰に伸ばした指先で無防備な陰核を指先でコリコリとすり潰すように弄ってやると、すぐにエルフ耳をへたっとさせて、半開きの口からピンク色の舌を素直に突き出てくる。
すぐさま、その差し出された女レンジャーの舌を、俺はじゅるっと音をたてて吸うと自分のソレに絡めて舐めまわす。
「んひっ…じゅるっ…んぐっ…こ、こら、わっわらひの…ひたを…吸うなっ……あひっ、なまあたたかくて、ひもちいっ…んんんっ、んぐぐっ、れろっ、んちゅ、じゅるるっ」
森エルフは舌の先まで敏感なのか、お互いの舌が捏ねるように絡むたびに、ヒクヒクっと震え、すぐに悦びに浸りきった甘えた鼻声をだしていた。
「じゅるぅ…んふぅ……んんっ…もう、ねちょねちょになってるぅ…わっ、わらひのひたが…ニンゲンとからまって……唾液が喉に、んぐっ……ふぅ……わかってる、飲めばいいんだろ、溜まったのを……れろっ、いいか、ほた今吸ってやるからな、ちゃんと見てろ……じゅるるっ、ちゅちゅちゅっ」
恍惚とした表情で目を細める森エルフの美女は、絡み合う舌を今度は彼女の艶やかな唇にくわえ込み、滴る唾液を卑猥な音をたてて吸引しだす。
お互いの口の間を、くねくねと蠢く絡み合う舌が何度も行き交う。
その度に湧き出し混じりあう唾液を、すっかり舌での交わりに溺れたフィーセリナが美味しそうに啜っている。
糸を引いて滴る唾液が、剥き出しにされた平坦なバストに垂れ落ちる。
俺はエルフのお姫様にちゅうちゅうと優しく舌を吸われながら、彼女の白い絹のような肌を撫で、そのなだらかな胸元に乳液を塗り広げるよう捏ね回し、さらに控えめな丘の中心でつんと尖る淡い桜色の乳首を指先でつまみコリコリと捻りあげてやる。
「はひっんぅ……おっぱい、つねるなっバカ……弄っても乳は出ないって言ってるだろ……あんっ……しっ、舌がはなれただろ……ほら、はやく絡ませて……んんっ、そうだ、ちゃんとしろ、バカニンゲン、んっ、んふっ、ちゅっ、じゅるるっ」
森エルフは俺の舌を絡めとり、端正な顔たちをうっとりと蕩けさせながら、ちゅうちゅうと夢中で吸いついてくる。
そんなフィーセリナの唇は、何時の間にか俺の口にぴったり重なり、唇同士を甘く吸いあうほど濃厚な接吻をしているんだが……
まあ本人がすっかり舌を吸い合う行為に夢中で気がついてないから、「森の掟」を破っている事は黙っておこう。
俺は、ディープキスに没頭するエルフ美女のシロップのように蕩ける唾液まみれの舌を味わいながら、彼女の敏感でスケベな乳首をさらに激し指先で捻り、さらに下半身を覆う黒ロングスパッツの穴から差込んだ指で、膣粘膜を掻き乱し、クリトリスを爪でコリッコリッと弄りまくっていた。
「んあっひああぁぁっん…おっぱいっ……んひっ、お、ま×こも…あっあっ、コスるの凄いっ…ひぐっ…んあぁぁぁぁあああああっ」
高貴なエルフ族の姫は、幻想的な美貌を酔ったように火照らせ、絡めていた舌を思わずはなし、快楽に溶けきった牝の声をあげていた。
性行為を忌避している普通のエルフの女性では一生得られない激しい肉の喜び。
それを知ってしまった掟破りのエルフの麗人は、汗と涎と淫液を撒き散らし絶頂に震えている。
「ふあぁぁぁっ……いいっ、いいのぉぉっ」
その肢体はブルブルと震え、蔦に縛られた両手に力がこもり、両脚に履かれたブーツの先がぴんっと張りつめ宙をけっている。
「んんっ………はぁはぁはぁ」
やがて、どろっと口から唾液を滴らせ荒い息をついて脱力する。
へたりこむように体から力が抜けた彼女は、いまだにその華奢なバストや、愛液を垂れ流す蜜壺をコネコネと指でこね回す俺を、ちらりと恨めしげに見上げてくる。
「はぁはぁはぁ……あんっ、もう、お前はすぐに悪戯ばかりする……あっほら、唾がこぼれてる……もったいない、んっ、ちゅっ、れろれろっ、舌をナメナメするのは…やめちゃだめだろ、バカニンゲン……んっ、じゅるっ」
フィーセリナは気だるげに微笑むと、自分から俺の唇を奪うと、美女の舌腹全体をつかってねっとりと嘗め回してくる。
エルフ特有の整った白皙の美貌は官能的にほんのりと色づき、長いまつげを震わせながら、丹念に俺の唇を吸い上げ舌をはわすフィーセリナ。
そして、先ほど俺にやられたのと同様に、今度は彼女の方から舌先を尖らせ、俺の唇をわって口腔内に潜り込んでくる。
「んんっ…はふぅ…ほら、バカニンゲン、お前も私を…その……」
みなまで言わせず、俺はエルフのスレンダーで柔らかい肢体を愛撫しながら、そのトロトロに蕩けた舌先を迎え入れ吸いたてる。
「んふぅ……んんっ……もっと……ぬちゃぬちゃして……舌を絡ませて……あふぅ……れろっ……くちゅくちゅっ……んふぅ」
艶やかなフィーセリナは、さらに口腔の結合を深めるように、緑色の髪をゆらし艶やかな唇を大きく開いて俺の口にむしゃぶりつく。
エルフの姫君は、彼女的には「森の掟」に違反してないと言い張る、舌を絡め唾液を啜る行為にすっかり夢中になってしまったみたいだった。
俺はそのままディープキスの主導権を熱心なフィーセリナにまかせて、口腔内を好きなように舐めまわさせてやる。
口での性交に没頭する森エルフの美女は、うっとりと目を閉じ、蔓草のように伸ばした舌先を蠢かし、あんなに毛嫌いしていたニンゲンの口の中を舐め清め続ける。
「んんっ…んふぅ…れろれろっ…んちゅっ…はふぅ、んんっ、じゅるるっ」
積極性と巧みさを増していくエルフ美女の舌は、軟体動物のように蠢き俺の舌に絡むだけに留まらず、そのうち俺の歯の一本一本まで数を確かめるように掃くように舐め、口蓋の上部をくすぐるように突きまわしてくる。
「んふぅ……れるぅ…れろれろっ…あふぅ…んちゅ……やめちゃ、らめぇん……おまん×こ、ほじほじしろぉ…ちゅ…んっ…弄るのやめちゃだめぇ……ちゅっ…のぉ…んんっ」
さらに、エルフ美女との甘い蜜舌の吸いあいで、俺の指の愛撫がおろそかになると、あれほど止めろと言っていたくせに、僅かばかり動く腰を俺に擦りつけながら肉壷への悪戯を催促してくる始末だった。
「んんっ…んふぅ…れろっ…んっ…くちゅっ……んふふふ…んっ」
すっかり肉欲を知ってしまった処女エルフの姫君は、蜜壺をほじられ愛液を滴らせながら、交じり合った唾液をまるで極上のシロップのように美味しそうに啜り上げるのだった。
「あふぅ…んはぁ…れろっ…んんっ……ちゅっぷっ」
やがて森エルフの姫君は、たっぷりと俺の口腔内を嘗め回し、何度も喉をならして交換した唾液を嚥下したあげく、やっと満足したのか、ゆっくりとその美貌をはなしていく。
最後まで、名残惜しげに俺の舌に絡んでいた美女の舌が、ぴちゃっと卑猥な音をたててはなれると、どろっと交じり合った唾液がお互いの舌先から水飴のように糸を引いて滴り落ちていた。
「はぁはぁはぁ……もう、満足しただろ?変態ニンゲン」
じっとこちらを見上げる潤んだエメラルドグリーンの魅力的な瞳。
その神秘的な美貌は擦りつけられた唾と汗にまみれ艶やかに光り、可憐な唇からは滴る涎が、剥き出しの白くきめ細かな微乳まで垂れていた。
もちろんM字開脚された脚の間では、スパッツの裂け目から丸見えの薔薇色の肉穴が、トロトロと濃厚な蜜液を分泌しているのは言うまでもない。
どう見ても、すっかり肉の悦楽に満足しているのは森エルフの美女の方だった。
「えっえと、満足したのはフィーセリナで、俺はまだ全然……」
激しいディープキス、もとい舌での粘液交換に口元を濡らしながら、俺はつい正直にそう口にしてしまう。
「なっ…こ、これだけしたのにか?……胸もアソコ……あっ、おま×こも散々弄ったくせに、舌だってあんなに舐めてやったんだぞ、あんなに気持ちよかっ……よくしてやったのに」
自分の秘所を下品な隠語で呼ぶ事に慣れつつあるエロエルフとして調教中の森エルフの姫君は、自分と同様に俺が満足していないことに腹をたて、唇を尖らせている。
「そうは言っても、俺はまだ……ほら」
そう言って俺が目線を落とした先では、ビクビクと脈打つ塊がズボンが突き破らんばかりに押し上げテントを張っている。
「何でだ?あんなに色々してやったのに、不思議だ」
正確には、してやったのではなく、されただけのフィーセリナは、やはり男の都合など考えてみたこともない様子で、マジマジと俺の股間のテントを眺めている。
「そういうわけで……次はフィーセリナの番だからな」
俺は、フィーセリナの白い肌から手をはなすと、ズボンの前を開く。
そして、おもむろに下穿きから、もう血液が集まりドクドクと脈打っている熱い肉棒を引きずりだす。
それを目にした途端、一瞬、間をおいて、すぐにフィーセリナの顔が真っ赤に染まる。
「なっ…ななななっ何をだしてる、バカ、変態、しまえ、しまえったら……うわぁ、わぁ、わわわ、すっすごい、ソレ、そんな大きく……それ……そんな……それが…そうなのか?………きゃっ、動いたっ」
フィーセリナは慌てて目をそむけるが、すぐにチラチラと視線を俺の股間に送り出す。
「………うぅ……そんなの……見せるな……う〜ぅぅっ」
最後には、ビクビク動く男根の先端から逃げるように身をすくめ、上目遣いで唸りだしてしまった。
蛇じゃないんだから噛みませんっと言いたくなるほどの警戒ぶりだ。
俺は、勃起した逸物相手に威嚇している森エルフを見つめながら、ある種の勇気を振り絞りお願いをしてみる。
「えっと、それじゃ、まずはコレをフィーセリナに咥えてもらいたいだが、いいか?」
「………は?」
フィーセリナは、俺が話す言葉の意味がまるで判らないといった、とぼけた表情で此方を見つめかえしてくる。
俺のモノを咥えてと頼んだら、きっと激しく拒否するだろうと思っていたが、とぼけて誤魔化すなんて予想外の反応を返してきていた。
「だから、その……フェラチオしてほしいなって……」
「ふぇらちおん?……何それ?魔法か?」
きょとんとした顔で逆に質問してくる森エルフの姫様、その瞳は至って真面目だ。
「「……………」」
気まずい沈黙が辺りを支配する。
まさか、本当に判っていないとは……これは、やはりと言うか、なんと言うか……
エルフの性知識は、他種族への差別並みに偏っているらしい。
「えーと、さっき指を舐めたり、舌を吸ったりしたよな……それと同じ要領で、そのコレを、フィーセリナの口の中に入れて、舐めて欲しいわけなんだが」
俺はビンビンに立っているナニを剥き出したままの情けない姿勢で、フェラチオについて端的に説明してみる。
「舐める?コレを?誰が?」
ワケが判っていない、ぽわんっと惚けた顔をして尋ねかえすエルフの姫君。
俺は黙って、自分の股間のモノを指差し、次いで、きょとんした顔のフィーセリナの唇を指差す。
やがて彼女は、疑問符いっぱい浮かべたまま小首をかしげ、「ふぇらちおん?え?ソレを?私が?」っと何度か呟き、長い睫をパチパチと瞬きさせて悩みだす。
どうやらエルフ社会の常識では、なかなかその行為が理解できないらしい。
そのまま待つこと数十秒。
やがて、徐々にその眉間に皺がより、唇がわなわなと震えだすと、エルフの姫君の理解が一定水準を越えた瞬間、予想通り爆発していた。
「へっ、へへへ変態、お前はやっぱり変態だ!なっ、なっ、なななな舐めるって、どうして、あああ、もう、この変態っ、そっソレは口に入れるものじゃない、そ、そ、そんな事もわからないの、このバカニンゲンッッ」
噛み付きかねない勢いで、食って掛かってくる森エルフのお姫様。
うわ、しまったぁ、せっかく指と舌の愛撫で素直になりかけていたのに、これでは元の木阿弥だ。
キスの余韻でトロンとしていた瞳は怒りのためか鋭さを増し、甘く喘いでいた口調には、ニンゲンへの嫌味をこめた棘が蘇っている。
もっとも気丈さをとり戻したのは表面的な部分だけで、たっぷりほぐしたフィーセリナの体の芯はすっかり開花し咲き誇っていのは相変わらずだ。
彼女のきめ細かい色白の肌は、肉の愉悦を忘れられず桜色に火照っているし、蜜口はとろとろと愛液を溢れている。
少し舌で舐めたり指で擦ったりするだけで、敏感すぎる体をもつ森エルフ美女は、すぐにでも官能の声をあげ、肉の快楽に再び溺れていくことは間違いないだろう。
「き、聞いてるのか、バカニンゲン!何度でも言うぞ、お前は変態だ、変態っ、くっ口でそんなところを舐めるだなんて、聞いた事も無いっ……お前はどうかしている、頭がおかしい人なんだ、そうだ、そうに決まっている……な、何だ、その目は?な、舐めないと駄目なのか?……どうしても?……あうぅ……ううぅ……む、無理っっ、できるかそんな事っ、あぁぁもう、ソコを ピクピク動かすな、この変態っっ」
フィーセリナが一人パニックになり直情的に喚き続けている。
ちょうとその時、今まで静かだった忠実な奴隷獣人の「赤牙」のセスティアが大声で自己アピールを始めていた。
「ちょっとフィー何がまかせておけよ! ファン、あたしならすぐに舐めてあげるれるよ、ほら、手足は動かないけど口は自由だから、フィーができないなら、あたしがお口でちゅぱちゅぱしてあげる、ね、そうしようよ、ファン」
振り返ると、布ビキニの際どい格好の獣人美女が、蔦に体を拘束された姿勢のままで、長いケダモノの舌をれろっと出して、ハァハァと発情したように荒い息をはいている。
そんなセスの発言に俺の視線が奪われた事に気がついたフィーセリナが、「んんっ」咳払いし、眉を吊り上げて怒りを表明してくる。
そして、セスへの対抗意識をメラメラと燃やし、強気の声で言い返していた。
「な、何を言っている、セス、ファンは私にして欲しいと言ってるんだぞ……そっ、その、ふぇらちおんとか言うのの一つや二つ、私にだってやれる、み、見ていろ、百芸に秀でたエルフに出来ない事なんてないっ」
そう言うや否や、言葉の勢いそのままにフィーセリナは薄い桜色の口から舌をだすと、んーっと伸ばしてその先端で俺のペニスにちょんっと触れていた。
「んふっ……あっ、うわっ何コレ、なんか生あたたかい………ぺろっ…………バカニンゲン、ちょっと苦いぞ」
高貴なエルフ王族に連なるフィーセリナ姫は、その整った美貌を歪ませながら、ピンク色の舌先でおそるおそる亀頭をチロチロと舐めてくる。
とりあえず舌で男根に触れさせすればいいと考えたエルフ美女の舌先が、本当に触れるか触れないかの微妙なタッチで、ちょんちょんっと接触しすぐに離れていく。
俺は微妙すぎる感触に、堪らずもじもじと腰を動かし、股間に顔をうめる緑髪の美女にお願いしてみる。
「あっ、あのさ、フィーセリナ、もう少しその…激しくしてくれないと……」
「うっ、うるいさい、文句の多い奴だな、これでいいんだ……だいたい、ふぇらちおん何て今日が聞いたのも初めてなんだぞ……まぁ初めてにしては上手い方だと思うがな」
ふんっと鼻先で俺をあしらうと、またちょっぴり出した舌先で、先ほどと同じようにペニスの先端をちょんちょんとつっつきだす。
ほんと、どこから沸いてくるのかさっぱりわかならい自信過剰ぶりだ。まったく俺の意見を聞く気はないらしい。
ううぅ、これじゃある意味拷問だ。
薄桃色の綺麗な舌先をのぞかせ、肉棒をチロチロと蛇の生殺しのような微妙なタッチで舐め回す、妖精のような可憐な美女。
しかも時折、その自信満々のグリーンの瞳で、どう気持ちいいでしょ?っと此方を見上げてくるのだ。
もう言うに言い出せなくなってしまった俺は、そんな微妙な感触に腰を疼かせるしかない。
そして、そんな俺のガッカリした様子にいちはやく反応していたのは、やはり俺専用の性欲処理ペットを自認している麗しい女獣人「赤牙」のセスティア・ゼルフだった。
「フィー、フィー、そんなんじゃ、何時までたってもファンのザーメン絞りとってあげられないよ、あ〜ん、ほら、もっと舌全体でベロベロ舐めまわして、それ から口の中に含んで唾液と一緒にくちゅくちゅってしてあげないと……それに最後は喉の奥までおち×ちんをじゅるじゅるって吸ってあげないと……あっ、駄目、駄目だったら、その裏側もレロレロしたげないとファンは喜ばないんだから……はぁぁっ、もう、全っ然だめ」
セスティアは、聞いている此方が恥ずかしくなるような内容で、フィーセリナへのフェラチオの駄目だしをする。
「フィー、もう無理だったら、かわってあげる、て言うか、かわんなさいよ」
おまけに、はやく口腔性交の順番をかわってくれと、絡まる蔦の間から飛び出たふさふさの尻尾を期待を込めて左右に振っている。
そんな冒険者仲間の言葉に、プライドの高い森エルフの女レンジャーは、ぴくっと長いエルフ耳を動かし、可憐な唇をひくつかせている。
「ねぇフィー聞いてるの?ほら、また舌がとまってる、あたしがお手本がわりにファンのおち×ぽ口でシゴくところ見せてあげるから、ね、交代しよ?」
「あー!もうセスは黙ってて、今は私が相手をしてるんだから、今度口出ししたら、もうこのバカニンゲンは絶対セスに貨さない」
フィーセリナは、嫉妬心を隠そうともしないで鋭い眼つきでセスティアをギロっと睨んで黙らせると、今度は俺に向かって剣呑な声で怒ってくる。
「それとバカニンゲン、お前ももっと激しいのが好みならそう言え、まったくグズだな、お前は」
「え、だっだから、さっき……お願いしたんだが……」
俺は股間を丸出しの情けない姿勢のまま、強気のフィーセリナの気迫に押されて、ついおどおどとした態度で答えてしまう。
ほんとうに支配の力が効いているのか怪しくなってきた。
「ふん、判った、激しいのがいいんだな、だったら、これでいいだろ……んぐぐっ、んちゅ、じゅるるるっ」
逆切れしたフィーセリナは、ぐいっと顔を突き出し薄い唇を開くと、その小さな口の中に肉棒をしゃにむに咥え込んでいく。
「あっ、フィーセリナっ、そんな突然っ…あうぅ…いいっ」
エルフ娘の生暖かい口腔粘膜がぴったりと亀頭に吸いつてくる。
たっぷりと絡みつく唾液のぬるぬる感と、裏筋にはりつく舌の刺激が堪らない。
「んぐぅ……おっおおきひ……じゅるるっ、んぐぅ」
森エルフの可憐な口では全て収めることができなかったのか、頬が内側から俺のペニスに押され、飴玉をしゃぶっているように膨らんでいる。
何とか半分ほどペニスを口腔内咥え込んだエルフ姫は、どう?と言わんばかりに俺を見上げ、そのエメラルドの瞳を輝かせている。
「う、うん、気持ちいいっ、あぅ、暖かくて、いいっ」
「んんっ…ふぅぅ……んっ……そうかコツが掴めたぞ……んふふふ……もっと…良くしてやる……じゅるっ、んぐぅうっ」
調子に乗るフィーセリナは、さらに俺に快楽を与えるべく、肉棒を飲み込みんだまま、突き出した首を前後にゆり動かしだしていた。
フィーセリナの頬肉が肉棒に押され、膨らんだり、窄まったりを繰り返しだす。
「んふぅぅ……ちゅじゅっ…んんっ…んじゅっ…んぐっ…んぐっ…じゅちゅっ…んちゅ」
エルフ美女は、今までとはまったく異なる激しさで、ぐちゅぐちゅと音をたてて俺のペニスを口の中に擦りつけていた。
そうまるで、俺の肉棒で歯磨きをするみたいに、ズリズリ擦りあげているのだ。
ううぅ、これは気持ちいいぃ。
彼女の頭が前後するたびに、小さく並びの良い真っ白な歯と歯茎がペニスにこすり付けられ、亀頭の先端が心地よい頬肉の柔らかな裏地に突き当たる。
そして、くちゅくちゅとうがいをするように唾液が絡みつき、溢れる唾を啜るのと同時に俺の肉竿も音をたてて吸われていく。
「あっあああっ、ちょっちょっと今度は激しすぎって、うううっ」
「んぐ、んんっ、んふぅ、んんっ、ぐちゅ、ぐちゅ、くちゅ、くちゅ」
フェラチオというか俺の肉棒を使った歯磨きに没頭するエルフは、俺の声なんか聞こえない様子で頭を前後にふり、口腔奉仕に没頭している。
どうやら、口にモノを入れる行為は、食べ物を咀嚼する時か、歯を磨く時しか思いつかなかったのだろう。
森エルフの美女は、後者にみたててフェラチオを行うことにしたらいし。
咀嚼じゃなくて本当に良かったけど……
このエルフ流の肉棒でのお口掃除、歯や頬に激しくズリズリこすり付けられる感触が、もう気持ちよすぎる。
俺は、エルフ美人のお口の中でぐちゅぐちゅと肉棒が摩擦される快感に、思わず目を細め腰を突き出した姿勢のまま、陶酔した声をあげていた。
「あうっ、すっすごい、きっ気持ちすぎてっ、うっ……いいぞっ、フィーセリナ、すっごい手慣れてる感じで、うぅっ」
「んむっ…ずるるっ……ぷはっ!そ、そそっそんなワケないだろ、はっはじめてに決まっている!お前がどうしもって言うから口でしてやったんだぞ……だいたいこれが普段使い慣れた歯みが……ええい、いいか、私がこんなモノを舐めるのに慣れてるワケじゃない」
麗しのエルフの姫君は、息継ぎをするように、ちゅぽんと口からペニスをはなすと、剥きになって此方を睨んでいる。
どうやら、俺の「手慣れている」という言葉がお気に召さなかったようだった。
そんなフィーセリナの先走りと唾液に濡れる唇は、吐き出された俺の肉棒の先端の間に、淫らな液が垂れ下がってキラキラと光り、とてもエロい。
「聞いているのか?バカニンゲン、このハイエルフである私に、こんな真似をさせ自体が間違っている……お前は、この私のありがたさがわかってない、本当なら今すぐその場にひれ伏して許しを請うはずなんだぞ、いいか、そもそも私達ハイエルフは選ばれた民、下賎なお前たちとは――」
自称ハイエルフの気位を持つ森エルフは、唇から垂れ落ちそうになっている淫らな汁を舐めとりながら、如何に自分達エルフが優秀な民であり、それに比べてニンゲンの俺が下等な存在であるかについて語りだす。
こちらを睨んで説教を続ける間も、優秀なエルフであるフィーセリナは、ごくごく自然な動作で目の前で揺れる肉棒に、自分から首を伸ばして舌先をつけ、ちゅっと吸いついていた。
「んちゅ……愚かなニンゲンはいつも下種な事ばかり考えているから……れろっ…じゅるっ……こんな、ふぇらちおんとか言うワケのわからない淫らな行為を思いつくんだ……れろれろっ……まったく、男の性器を女に舐めさせるだなんて……んちゅ……何が嬉しくてこんな意味のない行為をするのか、さっぱり理解できない……れろっ…… んっ、おいバカニンゲン、裏側も舐めたいから……ごほんっ、そっ、その、舐めてやるから、腰を引け……ふん、本当に理解できない野蛮な行為だ……れろっ」
まさに言動不一致のお手本のようなフィーセリナは、伸ばした舌先で肉棒を嬉しそうに舐めしゃぶり、「森の掟」でキスすら許されていない筈の唇で、ちゅちゅっと音をたて滲み出す先走りの汁を丁寧に啜りとっている。
「んちゅ……れろっ……おい、わかっているのか、バカニンゲン?」
フィーセリナは整った鼻筋を、俺の肉棒に擦りつけ、裏筋をペロペロ舐めながら、そう尋ねてくる。
どうやら、ペニスおしゃぶり付きのお説教は終ったらしい。
「……はっ…はい…わっ、わかりました」
一応そう答えはしたが、当然だけど俺はフィーセリナの説教なんて一つも聞いてはいなかった。
なにせ、積極的に肉棒をなめしゃぶる舌の心地よい感触と、音をたてて吸いつき擦あげてくる唇の柔らかな締めつけのせいで、俺の股間は煮えたぎっていたのだ。
でも、いくら情熱的で丹念でも、まだぎこちない舌と唇での愛撫だけでは、物足りない。
俺は、さらなる刺激で一気に燃えたぎる欲望を吐き出したくて仕方が無かった。
あぁぁ、もうもう、我慢できない。
俺は最後の絶頂に駆け上がる強い刺激を求め、勝手に動き出していた。
「ふん、わかればいい………ところでニンゲン、なんで私の頭を手で押さえている?」
そう、俺はいつのまにか、肉棒を舐めるフィーセリナの頭を両手でぐいっと掴んでいたのだ。
「すまん、フィーセリナ、俺、俺もう我慢できないっ」
そう謝りながら、欲望に負けた俺はフィーセリナの濃緑の髪を押さえ、自分の腰を押し付ける。
「んんっ、何を…ふぐぅっ…やめっ……んぐぐぐぐぅんぶぅぅぅっ」
腰を突き出すのに合わせ、バキバキに勃起した男根が、美女の薄い唇をわってズブブブッと潜り込んでいく。
先程の肉竿を半分まで咥えた歯磨きブラシ状態ではなく、喉奥まで一気に塞いでしまっていた。
「ふぐうっ、うーぅっ、ふぐぅぅっ」
フィーセリナは、鋭い目尻に涙をため、えづくように何度も喉を鳴らしている。
それでも俺は、容赦なくカクカクと腰を振り、肉の槍を前後させて、森エルフの美女の喉奥を突き入れる。
「はぁはぁ、ああっ、フィーセリナ、ああぅ、すぐに、すぐに出すから」
俺はそういいながら、股間に溜まった欲望を排泄するためだけに、エルフの口を肉穴に見立てて挿入を繰り返す。
「んぐぅ、んーっ、んんーっ、んぐぅ」
フィーセリナは、顔を俺の股間に押し付けられ、弓形の眉を寄せて苦しそうに鼻で息をしながら、初めて味わう喉への陵辱にうめき声を漏らしていた。
それでも俺は苦しそうな彼女の頭を両手でしっかりと押さえつけ、小刻みに腰をふり口腔内で肉棒をズボズボと前後させていた。
口を無理やり開いているわけではないため、フィーセリナがその気になれば、俺のモノに歯を立てるのは容易な筈だが、喉を犯され悶絶する彼女はそうせず、焦点を徐々に失っていく目を見開き、されるがままになっている。
「あぅ、フィーセリナ、もっと吸うんだ、あうぅ、いいっ、いいぞ」
「んぐぅ……んふぅ…んーっ、じゅるぅ…ちゅぼっ……じゅるるっ、んふぅ」
そして、予想外な事にフィーセリナの頬がへこむと、肉棒を迎え入れるように口腔粘膜で包み込み、潤滑油の唾液ごと淫らな音をたてて吸引までしだしていた。
ずっちゅずっちゅっ ずっ ずっ ずっちゅ
俺の腰が前後に揺れるたび、その律動を口で受け止めるエルフの濡れた唇がめくり上げ引き伸ばされる。
精液を受け止めるだけの肉便所と化したフィーセリナは可憐な唇をペニスに張り付かせ、その頬を窄めて吸いついてくる。
「じゅるるぅつ…んふぅ…んぐぅ……ちゅるっ……んぐぐぐっ」
その強烈な刺激に、俺の睾丸からペニスの先端に向けて、熱い迸りが駆け上がっていく。
「あっ、あっ、あうぅ、もうでるぅ」
ビクビクビクっと腰を痙攣させながら、俺はフィーセリナの頭を股間に抱きしめるように抱え込んでいた。
「んぐぅっっ」
涙と汗と、塗り広げられた淫液にぬらぬらと光り、強張るエルフの美貌。
「出るぅ、うっっ」
どぴゅっ びゅっく びゅっく びゅぅっくっ
俺は、エルフ美女の口腔内に、ドクドクドクっと白濁した濃厚なスペルマを注ぎ込んでいた。
こってりと濃厚な白濁液が精輸管を駆け上がり、ペニスの先端から直接美女の喉奥にブチまけられる。
「ぐふぅ……っっ…んぐ、んん、ごくっ、ごくっ、んぐっ」
瞬間、フィーセリナは目を見開いて動きを止めるが、すぐに覚悟を決めたように、そのまま白い喉を上下させ、噴出する白濁スペルマを飲み下しだす。
「うっ、ううっ、あぁぁ、いいよ、うっ、飲んでっ、もっと全部飲むんだ、フィーセリナっっ」
どぴゅっ どくっ どぴゅっ びゅっ
フィーセリナが喉を「ごくり、ごくり」とならしスペルマを嚥下する以上に、エルフの美女のお口の処女を奪い興奮していきり立つ俺の肉棒は、子種がたっぷりと含まれたスペルマ汁を、生暖かく気持ちのいい美女の口腔内にどぷどぷっと送り込み続けていた。
「ぷはぁっ……ごほっ、ぷはぁ、ごほっ、うぅ……はぁはぁはぁ、も、もう無理っ…ごほっ」
やがて、初めての精飲では耐え切れない量を口の中に注がれたエルフ美女は、頭をおさえる俺の手をふりきって首をふると、白濁液を噴出するペニスをごぼっと吐き出し、苦しそうに咳き込みだす。
「ごほっ…ごほっ……はぁはぁっ…あうぅっ、ごほっ」
その半開きの唇からは、ブクブクと泡だったスペルマの粘塊が吐き出され、空気と混じりあい濃密な匂いを放っていた。
「はぁはぁ……あぁ……わ、私……ニンゲンの精液……精液……ごほっ……飲まされた……ごほっ…………はぁはぁ」
フィーセリナは、呆然とした表情で、自分の口から垂れ落ちた精液を眺めている。
そんな惚けたエルフの美貌に、男根の先端びちゃっとはりつくと、まるで追い討ちをかけるかのように、精子がたっぷりと詰まった濃厚な精液がびゅるるっっと顔射される。
「はぁ…はぁ……あっ、やめっ……あぁぁっ…っっ」
高貴なエルフの白磁のような綺麗な頬や、すっきりと通った鼻筋に、こってりとした練乳を振り掛けるように俺のザーメンが降りかかる。
穢れを知らなかった誇り高い森エルフの美貌は、俺のスペルマ塗れとなっていた。
「うっ、ううぅ……ふぅ、気持ちよかったぁ」
俺は、そのまま最後の一滴まで、エルフの秀でた額に顔射していた。
「はぁはぁ……すごい臭い……これが、ニンゲンの子種………あぁ……口の中も、顔も……ニンゲンの精でドロドロにされてる……」
一方、俺の欲望を一身に受けたフィーセリナは、ぼんやりとそう呟きながら、四肢を拘束された姿勢でその整った妖精の美貌からスペルマを滴らせている。
ぼんやりと垂れ落ちるザーメンを見つめるその緑の瞳の奥には、被虐的な快感に浸る恍惚とした輝きが着実に灯りだしていた。
「魔弾」の異名をとる美貌の女レンジャー、誇り高い森エルフ王族につらなるフィーセリナ・エルダール。
支配の力に犯されたその高貴なエルフ族の美女は、艶やかな唇にゆっくりと舌を這わすと、こびりついていた精液を舐めとり、微かに聞こえる小さな声で呟いていた。
「…………あふぅ……これ…癖になりそ……」
どうやら、初めての口腔性交はエルフの姫君に、一生消えない特殊な性癖を刻み付けたみたいだった