過去レス
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東部に大学院大学を  県内合併の動き加速
◆長泉なめり駅開業 ◆中央公園を文化ゾーンに
◆「無料 I  T 講習」 来月開講 ◆千本浜の素晴らしさビデオで発信
◆数奇な運命・平和の大切さ熱く 大学院大学誘致へ
◆「サンライズ宮本」が開所
◆日本人女性初の名誉会員
沼津港の振興ビジョン
人集う”街の駅”目指す
沼津千本小、読書活動で大臣賞 ◆公立小中高の完全週5日制
◆子育て「ぴよぴよ号」発車 ◆住基ネットスタートについて
戦火くぐった日本人小学生の絵 ◆乙武さん運転免許取得
◆落合楼の再生法申請に ◆日本サッカー歴史に残る1勝!
◆沼津市社会福祉会館移転 . ◆ノーベル賞、田中耕一さん主任から大昇格
がんセンターボランティア説明会 ◆性決定遺伝子、メダカから発見
◆沼津駅北口広場全面供用 ◆路上喫煙、禁止条例可決
◆川奈ホテル、民事再生申請
◆沼津港航路水門本体完成
静岡県東部のニュースや過去の記憶しておきたい「ニュースの保管箱」過去レスです。
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◆東部に大学院大学を 

県東部に産学連携の大学院大学の誘致を目指す官民関係者らが集まり「地域の教育を考える集い」が開かれたという記事です。石川県知事・斎藤沼津市長・芝県元教育長・ヒトスギ塾の一杉塾長・国際交流コーディネーターの小宮山さんらがパネラ―になり、沼津市周辺の首長、経済人、教育関係者が懇談会をおこなったようです。

記事によると、芝氏は日本の教育が危機に瀕し早期の改革と家庭や地域での心の教育が必要とし、高等教育について行政や学校、県などと連携し拠点づくりを、ヒトスギ塾長は最近は家庭や地域に教育力がない、東部地域の教育レベルが低いことを指摘し、沼津駅周辺に大学や大学院の誘致を提案した。また小宮山さんはこの地域に大学院大学は必要だが質にこだわるべきとし、学生や社会人が集まる大学づくり、町づくりを求めた。石川知事は、国際的視野でものを考える人材教育の必要性を訴え、その上で、県東部から要請の出ている大学誘致には、少子化や既存大学の統合などで大学の開設は(国)が認めないが、大学院大学には門戸を開いているので、内容やネームバリューも含め模索している。私立の大学院でも誘致する価値があれば設置や運動助成を検討したいと述べた。(静岡新聞H14.3.27掲載記事)とありました。

少子高齢化にともない文部科学省は、大学の再編、統合の推進、国立大学に民間経営手法を導入、大学に第三者の評価による競争原理の導入―などを打ち出し 、6月文部科学省が取りまとめた「大学を拠点とする日本経済活性化のための構造改革プラン」では世界最高水準の大学づくり、人材大国の創造、都市・地域の再生を挙げているおり、浜松市で 浜松ホトニクスが光技術を利用した起業家を育成するための大学院大学「光産業開発大学院大学」構想を発表し注目を集めているようです。
しからば 静岡県東部は・・、長泉町の最新技術と設備の整った「癌センター」が出来、三島には「国立遺伝学研究所」があるし、県東部に「知の集積」を合言葉に推進していくなら、季候の良いこの地区に合った大学院は医療やバイオ関係のものがよいのではとおもいます。そしてこの冒頭の「産学連携」が一番大切と思います。ここに集まる、学生や大学関係者などが、住み良い環境、また医療や研究に訪れる人々に優しい環境を提供していく地域の活性化と教育のレベルアップが必要と思います。おとしよりにやさしい街づくりや環境づくりは「こころ」の教育、地域に根を下ろす商工業の発展の地道な努力の維持力と、倫理感を持たせる教育が非可決とも思います。

少子化で、教育現場の再編統合がこれから行われてゆくと思いますが、ただ統合再編で縮小させるのではなく、集約化して、活性化や拡大につなげるものであってほしいと思います。そして、こういった考えの輪をまず広げて、大きな力とし、周辺地域の人々の世論になって関係者が動き易くなるよう、また、動かざるを得なくなるようにしたいものです。
(静岡新聞H14.3.27掲載記事より)  

◆長泉なめり駅開業 目次(上)に戻る

「長泉なめり駅」(御殿場線)9月7日開業
この駅は「静岡がんセンター」へのアクセス新駅で、広場からホームまで段差なしのバリアフリーの駅になるようです。御殿場線では19駅目、下土狩―裾野間で、下土狩から2.1キロ地点に出来る。地元住民の署名により出来る請願駅でもあり「静岡がんセンター」のアクセスと工業団地の活性化と町づくりに貢献する。無人駅で、6両編成に対応した延長35メートルの型式ホーム、自由通路は復員3メートル延長24メートルでエレベーター2基を設け、西口に4100平方メートル(旧246沿い)東口は1000平方メートルの駅前広場があり、この広場からホームまで一切の段差なしとし、音声誘導装置も設置するようです。開業は9月7日と発表されました。
(静岡新聞H14.3.27掲載記事より)
これからの駅はやはりこういった発想で作ってほしいですね、障害や病気の人だけでなく、お年寄りにも優しい駅となります。だいぶ話題になったホームから転落した人を助けようとして死んだ2青年かいました、事故防止策も含め、新駅だけでなく既存の駅も改造をじょじょにしていってほしいものです。  (静岡新聞H14.3.27掲載記事より)

◆「無料 I T 講習」 来月開講
平成13年度に続いて開講が決まった受講無料の沼津IT講習会の14年度第一回実行委員会が2日、同市大手町の産業振興プラザで開かれた。本年度も産学官民で実行委員会を組織し、講座を運営する。昨年は当初の目標8460人を大幅に上回る10617人が受講、市民の要望も高いため継続実施する。
計画では5月下旬ごろ開始、受講者募集は5月中旬に始める予定。
6月から開始する、別枠の緊急雇用対策のIT講習会と連動し、両校合わせて4000人の受講を見込んでいる。
受講した市民が事後にパソコンの操作などについて相談するサポートセンターを開設する。
講師、サポートメンバーとして東海大開発工学部、沼津高専の学生らも協力する(以上記事概略)
毎日ポータルサイトに登録してくるホームページの数は相当なものです、それだけインターネットの時代になってきています。シルバーエイジにとって強い味方となるものです。
「IT講習を受けたがすぐに忘れて、今では消し方付け方しか覚えていない」という友人もいましたが、とにかくパソコンにふれて、「こういうものか」という体験も大切です。繰り返し受けること、期間的にもゆっくりと講習が受けられて基礎が分るようになると本当にいいのですが・・・。とにかく機会があったら積極的に受けてみましょう。
(静岡新聞H14.4.3掲載記事より)
◆数奇な運命・平和の大切さ熱く 目次(上)に戻る

◆曹 石堂 さん静岡で公演  
「戦禍に揺れた数奇な運命・平和の大切さ熱く」
幼くして両親を亡くし、中国で日本軍と寝食をともにした縁から沼津市で一時生活、帰国後も苦難の人生を歩んだ中国・山西大の元教授、曹石堂さん(73)の講演会が25日夜、静岡市黒金町の静岡労政会館で開かれた。曹さんの来日に合わせて沼津二小時代の同級生が中心になって企画した講演会。日本軍から「兵隊太郎」と呼ばれていた曹さんは自らの数奇な運命を語った。
孤児となった曹さんは、中国を転戦する日本軍の鉄道部隊について回り、周囲の日本兵に「太郎」の名で親しまれた。親代わりだった少尉から日本に呼び寄せられ、終戦まで沼津市で過ごした。その間、加藤太郎の日本名で沼津第二小、沼津商高に通い、立教大に進んだが、帰国後、スパイ容疑で逮捕され、文化大革命でも迫害を受けた。名誉を回復した後は山西大で日本語を教えた。
今年は日中国交正常化30周年。沼津二小の同級会に出席するため来日した曹さんは日中にまたがる戦中、戦後の「生き証人」と紹介され、過去,現在、未来 日本と中国」と題して講演した。曹さんは日本軍の中国侵攻、文化大革命など当時の生々しい体験を披露し、「戦争は絶対だめ。私はたまたまいい(日本軍の)人たちと巡り会ったので生き延びた」と何度も平和の大切さを訴えた。
「戦争は絶対だめ」という曹さん。首相の靖国参拝、有事法など話題になっている昨今、賛成・反対派、思いは皆同じとは思うが、理不尽な不審船や拉致、テロや侵略には対策も、国旗、国歌論争など、平和を願う心は同じでも、方法や考え方がそれぞれ違う、
さて正しい選択は、平和を目指すための方向は同じなのだから、(賛成派に対して、軍国・帝国主義の亡霊復活などの偏見は捨ててもらって)意見の集約を計り方向は堂々と憲法改正が必要ならして、姑息な手段でなく、進めてほしいですね・・
 (静岡新聞H14.4.26掲載記事より/H14.4.26)

◆「サンライズ宮本」開所 目次(上)に戻る

沼津市宮本のあしたか太陽の丘は1日、敷地内に整備を進めていた心身障害者生活寮「サンライズ宮本」の開所式をおこなった。知的障害者だけでなく、身体障害者も対象にした生活寮は県内でも初めて。
2階建て職員宿舎の1階部分を改修し、2DKの間取りを2戸用意した。1戸につき2人が共同で生活する。4月まで重度身体障害者授産施設「ワークスとおがさ」に入所していた4人が入寮し、食事などの支援を受けながら自立を目指す。(以上記事概略)

まだまだ小さものですが、あちこちに、支援する施設が出来るといいのですが、入居された方も「頼るのでなく、社会人としての自覚を持ちたい」との感想が出ていましたが、社会での自立は遠く大変でしょうが、がんばってほしいものです。
(静岡新聞H14.5.2掲載記事より/H14.5.2)

◆日本人女性初の名誉会員 目次(上)に戻る

三島・遺伝学の大田名誉教授、「アメリカ科学アカデミー」
生物が進化する仕組みについて、独創的な研究で世界的な注目を集めてきた三島市谷田の国立遺伝学研究所の大田朋子名誉教授(68)=同市初音台=が4月30日付けで「米科学アカデミー」の外国人会員(名誉会員)に選出された。日本人女性研究者としては初の栄誉。大田名誉教授は「評価されにくい進化学の分野で、世界でも権威あるアカデミーに認めてもらえたことは大変名誉。ほかの女性研究者が後に続いてくれれば」と喜んでいる。
米科学アカデミーは現在千九百七人の米国会員と、会員選挙権を持たない三百三十人の外国人名誉教授で構成。遺伝研では二代目所長の木原均博士(故人)、木村資生博士(同)、前所長の富沢純一博士が会員に選ばれ、大田名誉教授は四人目となる。
大田名誉教授は東大農学部卒。進化の仕組みを分子レベルで定量的に説明して世界的な評価を得た「分子進化の中立説」の木村博士のまな弟子として、集団遺伝学の研究を重ねた。48年、木村博士の説を発展させた「ほぼ中立説」を提唱し注目を集めた。
56年には優秀な女性科学者に贈られる第一回「猿橋賞」を受賞。
平成2年には遺伝研女性初の管理職(副所長格)に就くなど、女性科学者の第一人者として知られている。
(以上記事)
日本は先進国の中で、女性が科学や医学研究の分野では育ちにくい環境にあるのではと思ってきましたが、こういう方が身近にいたことはうれしいことです。外国に比べ、まだまだ女性が社会的地位を占めるようになって来たのは最近で、だいぶ遅れているように思う。
男性が家事育児に協力し、女性の仕事を支えるというのは、まだ特殊な(稼ぎが良いなどの)場合に限られ、才能や好きなことを貫くのは、結婚などを犠牲にしないと難しいこと、
これからの若い世代はお互い協力して、優秀な女性を世に出していってほしいと感じます。
   (静岡新聞H14.5.5掲載記事)

◆沼津港の振興ビジョン 目次(上)に戻る

具体的な振興プランを進めていた「港湾振興ビジョン策定調査委員会」は28日沼津港の振興ビジョン報告書をまとまた。県東部の物流の拠点、西伊豆への観光交通拠点、防災拠点として、港湾機能の充実。賑わい拠点を形成する。ことを整備方針として、内港を6ゾーンに分けて
既設店舗ゾーン (内港東外側) モールゾーン (内港東内側) エトランスゾーン (内港北側) 散策体験ゾーン (内港西内側) 緑地ゾーン (内港西外側) 魚市場整備ゾーン (内港南側)と区分して、既設店舗ゾーン、モールゾーンの南側に立体駐車場を予定
外港は5千トンクラスの大型船に対応出来るよう堤防を改良して港口を広げる。
内港周辺は飲食店が建ち並び年間50万人の入り込み客があるが水産市場や旅客設備の老朽化が指摘され、駐車場も不足している。このため魚市場は南側の同一ゾーンにまとめ(魚市場整備ゾーン)、空いたスペースは水産物や名産品販売などの店舗が入るモールゾーンとして既設店舗ゾーンと合わせて賑わいを創出する。西伊豆方面への旅客船が発着する部分は、玄関口ととらえて車の寄りつきが容易な広場を確保する。(エトランスゾーン)西側は魚料理教室などを、体験したり休憩するゾーンとし(散策体験ゾーン)港口公園を中心とする緑地ゾーンと連携させる。
外港に関しては、現在の67メートルの港口では2千トン程度の船しか入れず、波が高い時や、風が強い時に船の運航に影響が出ているため、西防波堤の構造を変え90メートルを確保する。大型漁船への対応を考え、魚市場用地を拡張する。県は14〜18年度の5年間で20億円の事業費を見込みハードを整備、各ゾーンの施設は地元の官民が整備、県は全体の推進母体は沼津市が中心となって組織してほしいとしている。(静岡新聞H14.3.29記事より)
この港湾整備計画も何年か前から言われていたような気がします。やっと動き出すようですね、有名な所では釧路のフィッシャーマンズワースや神戸のハーバーランドやメリケンパークまではいかなくても、沼津の海の玄関口として、県東部の魅力になってほしいと思います。清水は港で栄え規模は数段違いますが、遅ればせながら、沼津も早くやってほしいと思っていました。ぜひ中途半端なものでないものに、山も海も観光地もあり美味しい海産物があり、首都圏から近いこの地はもっと夢がある楽しい地区としてほしいと思います。   (静岡新聞H14.3.29掲載記事より)

◆人集う”街の駅”目指す  目次(上)に戻る

大手町商店街振興組合ではさんさん通り(沼津駅南駅前通り)の「さんさんホール」を4月1日オープンさせた、沼津の顔を自負する商店街に元気がなければ沼津全体が停滞してしまう、とうい危機感が商店街の真中に”街の駅”をと構想し、タワー駐車場との融合設備として、1階は小ホールでミニギャラリーとし、2階はコミュニティーホールは80人を収容出来るもの、会合や講演会、カルチャー教室などにと呼びかける。
「商店街にトイレが少ない」との声にこたえて、商店街全体のトイレとして気軽な立ち寄りも歓迎する、1階は車椅子対応のリアフリー型2階3階に男女別に設置、「黙って見ているだけでは商店街がだめになってしまう、一つの目指す方向としてきっかけなれば」と松田理事長。新たなランドマークに期待を込める(以上記事概略)
同じ紙面には「駅周辺に百貨店を」という市民のアンケートの結果記事があり、やはり駅南は百貨店、専門店の商業施設を(68%)と、中心市街地に賑わい創出を望む声が多いようだ。中心市街地に出かけるとき、なにかしらの不便を感じる、時々感じる、合わせて66%で、駐車場や交通渋滞がその主な原因との結果を報じている。賑わい創出にはさんさんホールも良い事ですし、一つの大きな前進ですが、
この駐車場問題をなんとかしていく方法はないのでしょうか(交通渋滞の緩和にもなるはずです)
机上の空論的で無理なのでしょうが、小さな駐車場を幾つかに統合し、3〜4箇所商店街を囲む位置に作るとか、共通券で、どの駐車場でも空いていれば停められるようにするとか(ここは駄目というところがあると意味がない)
駅南を一つの大きなデパートと考えるような構想が望まれると思います。  
(静岡新聞H14.4.2掲載記事より)

◆沼津千本小、読書活動で大臣賞 目次(上)に戻る

千本小学校が本年度の読書活動優秀実践校の文部大臣賞を受賞する。
表彰式は23日に東京で開催の「子供の読書活動推進フォーラム」の中で行われ、全国70校の受賞小学校を代表して同校が実践発表を行う。
隔月で毎朝15分間の朝読書を全校児童が行い、保護者や地域住民による読み聞かせボランティアの協力を得て、本を通じた豊かな心づくりを実践してきた。図書館活動では児童たちの関心に合わせて教室や図書館の配置を決め、コンピューターを早期から導入して調べ学習や図書貸し出しの便利性を高めた。(以上記事概略)
図書離れが進む昨今、こういう活動があることは、好ましいことですが、逆に言えばこういうことをしていかないと図書離れが更に加速してしまうということか?、電子図書を普及させる時代活字離れは避けられない。やはりこのような推進運動しかないのかもしれない。
(静岡新聞H14.4.20掲載記事より)

◆子育て「ぴよぴよ号」発車

沼津市が新たな子育て支援策として企画した「子育てサーポートキャラバン事業」が1日、同市八幡町の第一地区センターから始まった。保育士らが市内11地区の公民館や地区センターに出向き、子育ての相談指導、育児講座などを行う。
サーポートキャラバンは未就学児童と保護者が一緒に参加する。母親同士、子供同士の交流を図り、子育てに関する情報を提供するなどして、地域の子育てサークル育成も視野に入れている。かわいらしいヒヨコの絵を書いた専用車「ぴよぴよ号」におもちゃや絵本を乗せ、2人または3人の保育士が一月に1〜2回巡回する。(以上記事概略)

少子化や昔のガキ大将のいた近所の遊び場がなく、井戸端会議などのご近所付き合いが薄い、いま、参加者も子供のいる家庭との交流の場が出来て良かった、核家族化で相談出来る場が出来たなど好評らしい。行政が橋渡ししなければ、と、ある意味寂しい気もするが、いいことはどしどしやって行くべきで〜す。
 (静岡新聞H14.5.2掲載記事より)

◆戦火くぐった日本人小学生の絵 目次(上)に戻る

51点、イタリアの骨とうの市で発見、レヴォーニさん「描き主探したい」、長泉で月末まで展示、
平成11年春、イタリア・パルマ近郊の骨とう市で美術愛好者のイタリア人女性グロリア・レヴォーニさんが偶然、昭和13年に日本の小学生が描いた絵を大量に発見し、購入した。レヴォーニさんは描き主を捜したいと、日本で唯一のイタリア人芸術家の常設美術館「ヴァンジ彫刻庭園美術館」(駿東郡長泉町)のオープンを機に来日。同美術館は5日から、小学生の作品の展示を始めた。31日まで。
レヴォーニさんが源氏物語を読み日本に興味をもっていたところ偶然に見つけ、友好の証と分かり、こころを打たれ散逸を防ぐため即座に購入。 作品は、森永製菓の日独伊親善交換図画コンクールに全国1万校から寄せられた作品の一部で、描き主の名前・住所も裏に記載されているものの当時小3年生の描き手もすでに71才に、大人のつくった暗い世相に負けず輝いている子供たちの絵は、時を越えた友好として、イタリア・ドイツも作品展とし巡回する。(問合せは同美術館055-989-8787まで)
(以上記事概略)
日本に興味をもってくれた女性が全て即購入し、日本に届けてくれる、なかなか出来ないことですね、描いた方もかなりの数が戦火でなくなっているかも知れないし、高齢ですから、でも71才の人がこの自分の絵を見たら、人生が走馬灯のように思い出され涙するかも・・描き手が見つかるといいですね、日独伊の三国同盟で日本が侵略戦争に突き進んでいた時代、14万点づつがイタリア・ドイツに寄贈されたとありましたが、ドイツ・イタリアは(日本も)焦土になりよく51点もまとまって残っていたものです。
そうしてみるとかなり貴重な、大切なもののような気がしてここに書きました。
71才のおじいさんがいる人、このページ見たら、おじいさんに聞いてみてくださ〜い。お願いします。

 (静岡新聞H14.5.6掲載記事より)

◆性決定遺伝子、メダカから発見 目次(上)に戻る

メダカが精巣を形成するなど、オスとしての性質を持つために不可欠な遺伝子を、岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所の長浜嘉孝教授と松田勝研究員、新潟大のグループが突き止め、13日、英科学誌ネイチャー(電子版)に発表した。
このタイプの遺伝子は性決定遺伝子と呼ばれ、1990年に人で見つかり、ほとんどの哺乳類に共通することが分かっているが、哺乳類以外の脊椎動物で見つかったのは初めて。 (以上記事概略)

他の魚でも同様の動きをしているか調べ、人の研究への応用につなげたい、といっているが、これら遺伝子の解明が世界的のも進み、ある民間会社では人の全ての遺伝子の解読に成功し、その働きについて詳しい調べが進んでいるという。
これはある意味、神の領域で、性別を人間が調節するなど、とんでもないことという議論もあり、確かにガンなどの病気や、障害の撲滅にも必要なものかもしれないが、これも両刃の剣で、個人の情報が漏れると、差別などにつながるおそれも十分にある。ガンや障害の遺伝子をこの人が持っているなどとなっては大変なことです。
研修者や、それを扱う人の倫理感が大切であり、監視も規制も必要になってくると思いますが・・・

 (静岡新聞H14.5.13掲載記事より)

◆沼津市社会福祉会館移転 目次(上)に戻る

沼津市は12日の市議会民生病院委員会で、同市高沢町の市社会福祉会館を同市千本の旧沼津森林経営センターに移転する事業について7千5百万円をかけて建物改修などを行うと説明し、移転時期は「15年2月としたい」と明言した。

移転先が高齢者等福祉世代交流施設「千本プラザ」に隣接する点を生かし、両施設を一体的に活用する考え。木造2階建ての旧森林経営センター(床面積581u)はすべてバリアフリー仕様に改修、車椅子利用者のトイレ、エレベーター、自動ドアなどを設置し、段差解消を図る。駐車場も千本プラザと共有化する。現行のプラザ駐車場は50台収容。福祉会館側に新たに60台分の駐車スペースを設ける。プラザ駐車場が有料となっているため、基本的に有料駐車場とし、福祉会館利用者の減免措置を設ける方向で検討を進める。(以上記事内容)

複合的利用はいいことだと思いますが、現在の駐車場の有料利用は少し問題あると思う、せっかくお風呂など利用の方が、駐車場が有料ではと、感じます。市の予算のこともあり、機械の償却分のコストは回収すべきなのかもしれないが、他の目的で千本やプラザ周辺にきた人は有料でも、プラザ、今度の福祉会館利用者には、双方に減免措置をとるべきでは?、近く歩いてこれる市民は良いが、沼津も広いのだから、遠くの市民は利用が高くなるのでは?よく検討しよい方法を考えてほしいと思います。
 (静岡新聞H14.6.13掲載記事より)

がんセンターボランティア説明会 目次(上)に戻る

「患者と共に生きて」と県立静岡がんセンター
長泉町の県立がんセンターボランティアサポート委員会は21日「病院ボランティア」の志願者を対象にした初の説明会を開いた。県東部などから約百十人が訪れ、ボランティアの概念や活動内容などの説明を受けた。
「白衣を着ていない人の存在が大きくなりつつある。スタッフが忘れがちな”普通の感性”を発揮し、患者さんを助けるのではなく、共に生きてほしい」と「病院内の案内役や子供のサポート、話し相手、ティーラウンジ運営などがあるが具体的にはこれから。職員と協動し、アイディアを出し合えれば」、「今まで我慢しなければならなかった患者さんの不都合を、皆さんが解決してくれれば」など、ボランティアコーディネーターや副院長、総長が話し期待した。ボランティアは28日まで申込みを受け付け、面接後、7月から開院直前までボランティアトレーニングを行なう
(以上記事参考)
ボランティアも参加してくれる人達には感謝しなければといつも思います。新潟でのタンカー座礁による重油流失や神戸大震災の時など多くのボランティアが参加しています。災害時によらず、地元に密着した病院ボランティアも大変なことです。こういったボランティアの善意の人達の気持を考えて、行政側の(問題を問われている政治家や官僚ですが)人たちも、給料をもらって仕事をしているのだから、もっと姿勢を正すべきと腹が立ちます。
モラルや理念がない公僕は要らない。そう思いませんか?
(静岡新聞H14.6.22掲載記事より)

◆沼津駅北口広場全面供用

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 『全面供用は来月27日』(午後から)『バス停移し4.5倍に』、『歩道上にはシェルタ』

 地域振興整備公団が主体となって整備を進めている沼津市のJR沼津駅北口広場が7月27日から全面供用されることが26日決まった。従来の2千平方メートルの広場は4.5倍の9千平方メートルに広がり、タクシー・一般車エリアとバスターミナルエリアを分離したツインロータリー形式を採用した。

北口広場の整備は静岡東部拠点第一地区土地区画整備事業の一環。従来の送迎用一般車・タクシー用ロータリーを改修し、東側に新設したしたバスロータリーに市道七通線の道路上にある路線バスのバス停を移すのが主な内容。
タクシー・一般車エリアはタクシー4台分と一般車乗降用7台分(うち1台は身障者用)の停車スペースを整備した。
バスエリアは路線バスと観光バス合わせて6台分の乗降用スペースを用意した。

広場は歩道の段差をなくしたり音声誘導システムを取り入れるなど、ユニバーサルデザインの視点から、近くの沼津盲学校や各種団体の意見を聴いて仕様を決めた。歩道部のデザインは沼津の伝統工芸「沼津垣」をモチーフにした。改札を出た後でぬれずにタクシーやバスに乗れるよう歩道上にシェルターを設置した。シェルターの上に太陽光発電のためのソラーパネルを取り付け、音声案内システムなど広場の施設に活用する。(以上記事)

今までは、バス旅行などがあり、集合場所が駅北が多く、道路上で待つことが多く、雨が降ると困ることがあったがこれからはよさそうです。なにか南口より良くなって、いままでは駅裏口の感があったが、イメージは大きく変わりますね。
 (静岡新聞H14.6.27掲載記事より)

県内合併の動き加速 目次(上)に戻る
「55市町村が検討組織に参加」「合併協設置 本年度が正念場」
静岡、清水市のが来年4月の合併がほぼ確実になる中、本年度に入って県内の他市町村でも合併機運が高まっている。4月に合併推進本部を設置した磐南5市町村、今月17日に任意合併協議会を設立する志太2市2町に続き、賀茂、田方郡内では市町村長が検討を始めることで合意するなど一歩踏み込んだ段階に入った。現在、全体の74%55市町村が合併の検討組織に参加。”無風状態”だった自治体にも、市議会が研究会を発足させた天竜市など動きが出始めている。(以上記事)

沼津・三島市など3市5町でつくる東部広域都市づくり研究会がこの地区にはあり検討をしているようですが、ここへ来て御殿場と小山町もこの研究会に参加の方針を固めたとか。地方の時代です。沼津も商工会議所レベルでも検討は始っているようです。自分たちでつくる町づくり大いに前向きに取り組んで実現に向け話し合ってほしいものです。
(静岡新聞H14.7.3掲載記事より)
◆中央公園を文化ゾーンに   目次(上)に戻る

「まつづくりの会「海風47」市長に整備案提出」沼津
沼津市のまつづくり市民の会「海風47」はこのほど、提言書「沼津市のまつづくり計画 重点施策の具体化」をまとめ、斎藤衛市長に提出した。中央公園一帯を演劇芸術文化ゾーンとして整備する案や、子持川ー観音川の環境整備案などを盛り込んだ。
同会は昨年1月、中心市街地活性化、歴史遺産活用、産業振興など各分野を網羅した「21世紀の提案書」をまおとめた。今回はこの中から7項目に絞り、より具体的な提言を行った。大手町の中央公園一帯の整備は、沼津城跡という特性と狩野川沿いの水辺空間を生かす観点から、「文化ゾーンの形成」の方向性を打ち出した。公園をエントランスと位置づけて周辺に演劇ホール、歴史資料館、美術館が入る共同住宅や、界隈性のある商店街を整備するプランを定示した。

沼津駅西側から沼津港横に注ぐ子持川ー観音川は、環境共生都市の実現をコンセプトに「ホタルと桜の遊歩道を目指す」とした。中心市街地と沼津港周辺整備は一体性を持たせ、両方を散策路でつないで交流人口、夜間人口(定住者)を確保する案を示した。このほか、千本浜公園内に「沼津文学館」を整備、みかん栽培、観光振興、地域資源活用の三つから考える西浦地区の活性化、農業、林業の振興についても触れた。まつづくりのグランドデザイン再構築には情報の共有化と市民参画が不可欠だとし、「これを制度的に保障するものとして市民自治基本条例(まちづくり条例)策定が必要不可欠」と強調した。(以上記事)

「まつづくりの会 海風47」という会が提案した以上の記事はなかなか面白いと思う、あくまで予算とここに参画(影響を受ける住民も含め)する幅広い人達との対話のなかで行政を動かして進めていくべきとは思います。文学館や美術館などは、予算も多くかかるので、駅周辺整備や沼津港整備、千本浜周辺の世代交流センターを核とした整備、沼津市社会福祉会館移転なども含めて、無駄の無い総合的視点から行政がまとめて、よいまちづくりを進めてほしいと思います。

(静岡新聞H14.7.13掲載記事より)

◆千本浜の素晴らしさビデオで発信 目次(上)に戻る

若山牧水や井上靖ら多くの文人が愛した沼津市の千本松原。そこに住む村松一成さん(69)と諸星肇さん(66)が「松原の素晴らしさを映像で発信しよう」とこのほど、ビデオ「千本松原―春」を製作した。村松さんがビデオを回し、沼津千本コーラスの諸星さんがビデオに登場する若山牧水や地元出身のハンセン病歌人明石海人の歌を独唱している。二人は海人の母校沼津商高の先輩、後輩。同校同窓会の明石海人顕彰会の役員、会員として昨年7月、海人の生誕百年を記念して千本浜公園で除幕された歌碑建立事業にかかわった。
これをきっかけに「地元に住むものだけに分る千本浜の良さを多くの人に知ってもらいたい」とビデオ制作を計画。かって映像関係の仕事をしていた村松さんが半年以上をかけて千本松原を撮影し「景色だけではつまらない」と沼津合唱団の創設以来のメンバーでバリトンで独唱も勉強した諸星さんが映像に合わせて海人の「幾世の鐘」牧水の「幾山河」勝田香月の「船出」などの歌4曲を独唱した。
映像は千本浜に松を植えた増誉上人から始まり、北条・武田の首塚や海人や牧水、香月、童謡の本居長世の歌碑、井上靖の文学碑、松原に咲く大島桜、椿などの春の草花や自然が・・、子供のころから松原を遊び場にしていた村松さんが3時間の映像を10分にまとめた。諸星さんはインターネットにものせたいと「夏・秋編」の制作にも取り組んでいる。
ビデオは2千本制作し、希望者に2千円の実費で配布するという。
問い合わせは諸星さん<TEL : 055-962-8429>まで・・
今は癒しのブーム、千本浜の良さを再確認しながら、癒されると思いますが、希望者は諸星さんまで・・・

(静岡新聞H14.8.11掲載記事より)

◆沼津港航路水門本体完成 目次(上)に戻る

沼津港の航路水門・国内最大級の本体完成・470トン扉も11月設置・期待感高まる観光拠点

東海地震の津波対策として県が平成9年から約40億円の予算で建設を進めている沼津港航路水門の本体が完成し、11月初めに国内最大級の水門扉(重量470トン)が設置される。工事進捗状況率は85%(予算ベース)で、完成は15年度末。今後、水門上部にエレベーター付の展望施設も整備する計画で、沼津港のランドマークタワー、観光拠点として港のにぎわい創出や地域活性化が期待される。
航路幅40メートル、両岸の支柱は高さ30メートル、展望施設を含めると約40メートル。津波対策で水門を閉めた状態は水面から5.8メートル、水門による防護面積は約50ヘクタール、防護人口は約9千人。市単独事業の展望施設は計画では水門最上部の機械室2棟に幅4メートルの連絡橋を設置し、ガラス張りにして、駿河湾や大瀬崎、富士山や箱根連山を望めるようにし、機械室の周囲も展望施設として利用する。展望施設には2台のエレベーターを設置、ユニバーサルデザインで車椅子での展望もできる。

(静岡新聞H14.9.13掲載記事より)

◆大学院大学誘致へ「考える会」設立 目次(上)に戻る
県東部の官民が連携
県東部への大学院大学誘致を目指して、民間団体や行政、教育関係者らが連帯する「地域の教育を考える会」の設立総会が12日、ブケ東海で開かれた。「教育で都市(まち)おこし」をスローガンに、目標実現のため用地確保などを関係機関に働きかけることを決議した。沼津氏や周辺市町の首長、経済人、教育関係者ら120人が出席した。
会長に就任した諏訪部恭一沼津商工会議所会頭は「静岡県は西高東低といわれてきたが、県がんセンター開院や沼津駅周辺整備などで風が変わってきた。今後の東部発展のため高度な知識、技術を持った人材の育成が不可欠」と大学院大学誘致の必要性を訴えた。来賓の石川嘉延知事は「地域の魅力の柱になるのは住宅と教育と医療。東京からみれば静岡県の住宅地は安価で、がんセンターで最先端の医療も始まった。欠けているのは教育だ」と述べた。
総会では「地域を支える人材育成のため、高度教育機能、学術拠点が不可欠」との考えで一致した。今後、世界に通用する大学院大学誘致に向けて県、県議会などに要請していく。具体的な誘致候補地として沼津市双葉町のフジクラ沼津工場跡地を上げた。
(静岡新聞H14.9.13掲載記事より)
川奈ホテル、民事再生申請 目次(上)に戻る

フジサンケイクラッシクが終ったばかりのびっくり報道です。名門、川奈ホテルが負債670億円で自主再建を断念とは、
旧大倉財閥の傘下企業としては、大成建設、日本無線、東海パルプ、赤倉観光ホテル、ホテルオークラなどの大倉グループである名門コースが無くなる?、クループの商社である大倉商事も1998年8月に自己破産しています。
日本でも一ニを争う古いゴルフ場で、気位が高いことでも有名な静岡県でも有数のゴルフ場と記憶しています。好景気の時は1度は言ってみたいところ、「もう少し練習してからここに来たら」などと若いゴルファーがキャディさんにしかられた、とかいいながらも、もう一度は行ってみたいという、ところだったのが、不況になって、その名門なるが故の気位の高さや、値段が高すぎる、宿泊しなければ出来ない、などの影響か?
クループ企業も支援出来ないほどの不況なのか、景気はどうなる、おりしも静岡県では松菱百貨店の初の債権者会議が開かれ、「配当は極めて困難」などと一緒に報道(夕刊)で、「政府から景気も底打ち」との発表があったが本当に景気は良くなっていくのかと心配になる
営業は継続してゆきながらとのこと、伊東という日本でも最も気候のいいところだけに、営業方針を転換して、親しみのあるコースとして生まれ変われば人気もでるかも?ゴルフ場も、再建中のコースがたくさんある、ジャンボが所属していた日東興業もしかり、狭い日本にどうしてこんなにゴルフ場があるのと思うくらいだから経営も大変なのでしょう。
老舗・名門ほど今は厳しい時代、老舗ほど時代にあった経営への切替が難しいということなのでしょう。
(H14.5.21)

落合楼 が再生法申請 目次(上)に戻る

 文人墨客に愛され、とくに歌人の北原白秋や山岡鉄舟などにゆかりの宿として有名な、湯ヶ島の老舗、あの落合楼が再生法申請とは、先の川奈ホテルに続いて経営難でと、またまた、いやなニュースに愕いています。不況は伊豆地方にも深刻な影響を与えているのですね。
落合楼は「眠雲楼」と呼ばれていたのを、明治の英傑「山岡鉄舟」が「落合楼」と名付けたと、聞いています。1、2度泊まったことがありますが、閑静な日本の宿といった風情はあったのですが、伊豆、熱海、長岡などの温泉地に多くのホテル、旅館があり比較すると、高級なという感じはせず、お風呂や部屋も”古いというイメージ”で、古くても、何か高級感や、新鮮さがないように思われた。
イタリア、フランスなどでも、歴史のあるホテルは、近代的ホテルと比較すると、浴槽などは配管などが露出していて、ゴージャスな浴室とはいかなくても、手入れがゆき届いていて、格調ある器具や家具ともマッチしていていいものですが、少し手入れがゆき届いていない感じがし、また温泉地が回りに多いので、サビース面でも一歩負けているようにと思った記憶があります。
 でも、そういった、ひなびた、古さが気にいっている人も多いものです。
 負債約十億とか、歴史も文化もある旅館だけに、地元観光関係者も再建に協力したいとの意向も新聞に載っていたが、建物も有形文化財にも指定されていると聞いていますが、古いハードを生かしつつ、新しさというより新鮮さを感じさせる何かが必要な気がします。文化財に指定されているので、建具など痛んだといってサッシになどには安易に出来ない、元の材質で作らせると非常に高価な物になる、などいろいろ問題があるでしょうが、ここは乗り切ってほしいものです。ぜひ、「落合楼」という名を消さないよう再建してもらいたいですね。
みなさ〜ん、すぐ、宿泊予約、予約、お願いしま〜す。

◆日本サッカー歴史に残る1勝! 目次(上)に戻る
強豪ロシアを1:0で破り、ワールドカップ史上初の1勝、6月9は日本サッカーにとって記念すべき日となった。稲本よくやった!日本選手全員の勝利です!。日本中がわきかえったが、一方ロシア国内ではサッポーターが暴れ一部で暴動化などのニュースも・・
勝敗には必ず勝者と敗者が生まれる、前に記憶に残る事件は、オンゴールした選手を射殺したサッポーターがいたが、サッカーの借りはサッカーでと思う、行き過ぎた応援は慎みたいもの。イングランドとアルゼンチンのように、オーエンのPKでベッカムは4年前のリベンジ、は見ごたえがあった。

 なにか、ロシアと日本戦というのは、因縁のようなものを感じる。国際舞台での大一番に、勝つ時はロシアなのか?、サッカーと戦争は違うが、かってのバルチック艦隊との戦いのように、優れた武器(サッカーでは技術なのだろうが)を持つ、先進国に、後進国の日本が初めて勝ったのがロシアなのだから・・

 野球世代のオジサン達がサッカーに目覚めた?「いやサッカーもおもしろい」と、国際レベルの戦いに、目を見張っている。
試合が始まる前、友人が日本は負けないと、北方四島が帰らないから、「負けなければならない」など冗談で周囲を笑わしたが、でも勝気がすると言っていた。また、別の友人は、ワールドカップで日本中がサッカーサッカーと騒ぎすぎ、TVも視聴率が上がる、とサッカーの報道ばかり、今国会など、重要法案などが我々の知らない間に通っては困るよ、国会外でも、ロシア問題での議員さんをサッカー報道で助けてしまっている。ロシアが負けるとまた大騒ぎでその人が助かるよ。や、政府も景気対策で、経済効果も外国サッポーターの落とすお金でかなり助かるからね、力も入れるさ〜。などと、まあ、ビールの売上もサッカーで大幅アップ、に協力しつつ、話題も豊富に・・。

 勝って良かったが、次がポイント、チュニジア戦が大事、たぶん韓国も決勝進出を決めてくるので、日本も「勝って兜の・・」で、侮らずロシア以上の気持で戦ってほしいですね。それでサッカー後進地区アジアも世界に認められる。
さすが、開催国、面目躍如です。歴史に残る快挙(韓国も)H組1位で16チームに入り、トーナメント戦へ、次はトルコで勝てばベスト8ですね。
(H14.6.14) こちら、サッカーに詳しくない方には「おくさまのワールドカップメモ」をどうぞ・・
公立小中高の完全週5日制実施 目次(上)に戻る

今日(2002年4月1日)より学校の週2日制が導入で休みが増えると生徒は大歓迎、親は学力低下が心配、という報道が一般的であったが、新しい学習指導要領により小中で「絶対評価」が導入される「相対評価」は5段階制だと「5」の生徒がクラスで何名となり、水準的には「5」でも、テストで1点でも少なければ、あるいは点数は同じでもその他の評価で「4」と言う事になったが、「絶対評価」ではそうならない、何人でも「5」がいても、逆に「1」がいてもいいはずとなり、
いいことだとは思うが、中身の教育方法を考えてほしい、記憶力の評価でなく「考える力」や「応用力」、そして「こころ」のありかた(戦前の道徳にも、良いものはたくさんあったはず、すべてなにか封建的なものに括られて見捨てられたものがあるようにずっと感じている)などの評価を考えてほしい。

本県(静岡)では「県評価基準モデル」を作成したとあったが、国立教育政策研究所(国教研)が一般的な基準を示しているが県レベルでの統一基準を作る例は少ないらしい、他より独創的なものであってほしい。
また週休制導入も先生の為のような気もしないでもないが、教育とは大変な労力を要する仕事だからそこはよしとしても、生徒に月1日だけ「ボランティア」をさせたり、「社会への貢献」の日などあってもよいのではとは思う。

住基ネットスタートについて 目次(上)に戻る

異議ありです! H15年8月5日政府が400億もかけた、住基ネットがスタートしました。個人情報保護法案が国会で流れ整備されないうちにこちらだけが勝手にスタートというわけで、疑念をもつ市町村が離脱したところもあり、いいのか悪いのか?、一市町村だけでなくすべての情報が集ると、どこかで、また不心得者が出て、情報漏洩など、必ず出てきます。ハッカー対策はとうか、ある程度は電子化された情報というのは、漏洩はやむおえない世界です。だたそうなったとき、違法者を特定し罰するものは確立しておかなければなりません。
確かに電子政府など、I T関連では立ち遅れないようにもわかりますし、国が主に便利になり合理化につながるのはいいことですが、400億円の投資をし、公務員に楽をさせるのでは?、また国民は本当にきめ細かなサービスを受けられるのでしょうか?はなはだ疑問です。
今までだって、行政のたらい回しや、本来公僕であるはずの公務員の姿勢も(一部の公務員でしょうが)問題ありです。国民の汗と涙で支払っている税金を無駄に使って、感覚のずれた外務省のように大変贅沢な大使館の修復したりですから、このネットにより、今のところ報道などでは、国家公務員が削減されるなどの話はでていませんし民間なら400億かけたら、人員や設備など軽減され500億の節約となるなどと当然の収支が検討され、実施されるはずです。
何事も推進していく場合、両刃の剣という側面はありますが、本来切ってはいけない部分を守る法整備や対策をしっかりしないと大変なことになります。この個人情報保護法案しかり、防衛上の法整備もそうです。
景気対策なども、今こそ政治家が力を結集し取り組むべきです。が、利権や秘書の所得などの問題や、与党も野党も何か政争の駆け引きばかりで、真剣に考えているのか不安です。こんな時の首相は大変だと、人気を少し回復した小泉首相に同情しつつも、もっとしっかりやって下さいと、一言も言いたくなります。ところで私の背番号は何番下が494949とか424242などだったら、断れるのかな〜。

◆乙武さん運転免許取得 目次(上)に戻る

ベストセラー「五体不満足」で知られるスポーツライターの乙武洋匡さん(26)が9日、自動車の運転免許を取得したことを、13日放送される(TBS系)ドキュメンタリー番組の制作発表で明らかにした。道交法の改正で、障害者の知的、身体的能力が適格と確認できれば免許試験を受ける事が可能になり、「先天性四肢切断」の乙武さんにも門戸が開かれた。運転には運転席の左右にアクセル、ブレーキ、ハンドルなどに相当するレバーを備えた専用ワゴン車を使用。腕の付け根をレバーに当て、前後左右に操作する。乙武さんは「自覚と責任を持って運転していきたい」と話していた。(静岡新聞H14.9.10掲載)
この26歳の青年には、敬服する。普通の人と同じ感覚で何事にも明るく積極的にチャレンジし、行動し、運転免許も取得とは、たいしたもの、障害者とはとても思えないほど、常人でもとてもかなわない不屈の意思力とたゆまない努力があるのでしょう。
乙武さんがんばれ・・・

路上喫煙、禁止条例可決 目次(上)に戻る

今年10月1日から施行すると可決された指定地区での喫煙や吸い殻のポイ捨に対し、最高2万円の過料を払わせる東京都千代田区の「安全で快適な千代田区の生活環境の整備に関する条例」が24日、区議会で可決、成立した。全国初のことだそうだ。
いいことで基本的には賛成ですが、「異議あり」です。外国では公共の場所では、空港、レストランなど、とにかく人が多く集る場所では禁煙ですが、室内です。野外で禁煙を禁止するなら、タバコを麻薬並に禁止したら?と思います。少し行き過ぎではないでしょうか。
喫煙者のマナーが悪いからだとは思いますが、外国の観光地でも野外は禁煙ではありませんよ、「歩行中の禁煙と当然ポイ捨ては禁止」ならわかります。喫煙する時は、歩かずに座るなどして喫煙し、携帯用灰皿に入れるなら問題ないと思いますが、外国でも会社など社内は禁煙で、喫煙者は吸うところがなくて、やっと外に出て、いっぷくということで・喫煙者が肩身の狭い思いをしている。
「歩行中の禁煙と当然ポイ捨ては禁止」で罰則を重くしては?地区での指定をどう知らしめるのか?、外国の人には?、地方の人には?観光で立ち寄って「何処までが禁煙なの?」では困るな〜
まったく「吸う権利」はとうなるのでしょう、え!タバコをやめろ!って、それなら売らないでよ〜!も〜!ほんと!
とかってな喫煙者の寝言でした
(H.14.6.24)

◆ノーベル賞、田中耕一さん、主任から大昇格 目次(上)に戻る

 島津製作所は10月12日、ノーベル化学賞の受賞が決まった研究員の田中耕一氏(43)の処遇について、「役員待遇」に昇格させる方針を明らかにした。特別褒賞金も支給するそうだ。田中さんは現在は課長よりも下の主任で、研究成果に対する褒賞金もほとんど支給されていなかった。島津製作所は、異例の昇格によって役員並みの年収でノーベル賞受賞に報いるとともに、自由な研究活動を保証することで、今後の田中氏の研究を支援するという。出張中の矢島英敏社長が帰国してから、週明けに開く役員会などで昇格人事などを内定するもよう。 田中さんはこれまで、同期入社の社員が課長などに昇格する中で、「研究に没頭したい」として昇格には消極的だったという。

(読売新聞より・H.14.10.12)

「サラリーマンの星」などと騒がれ、一番迷惑しているのは田中さん本人だろう、人生がすっかり変わってしまい。戸惑っている姿に、同じサラリーマンとして好感を覚える。それにしても、日本では、優秀な人にどうしてそれなりの評価が行われていないのだろう。どこかに社会的欠陥があるのでは?、芸術でもそうだが、日本では陽の目を得られず、海外での評価や賞を取らないと、評価が表れない。業界内での制度や業界的序列などの上に立つ権威者に疑問を感じる。先輩や先人達の狭い了見のせいか?隠れた、すぐれた若い人はまだまだ多い。

年度 日本人のノーベル賞受賞者
1949 湯川秀樹(物理学
1965 朝永 振一郎(物理学
1968 川端 康成(文学賞)
1973 江崎 玲於奈(物理学
1974 佐藤 栄作(平和賞)
1981 福井 謙一(化学賞)
1987 利根川 進生理学 医学賞
1994 大江 健三郎(文学賞)
2000 白川 英樹(化学賞)
2001 野依 良治(化学賞)
2002 小柴 昌俊(物理学賞)
2002 田中 耕一(化学賞)
2008 南部陽一郎(物理学賞)
2008 小林 誠(物理学賞)
2008 益川 敏英(物理学賞)
2008 下村 脩(化学賞)
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