〒329-3436 栃木県那須郡那須町大字伊王野459 物産センター TEL 0287-75-0577 水車館 TEL 0287-75-0654 |
|
道の駅とは、国道沿いにある休憩所のことで、 高速道路のパーキングエリアやサービスエリアのような所です。 全国に649駅(H13.8.21現在)あり、 食事処・お土産店・トイレなどを中心に、 その土地の名物がある観光スポットになっています。 東山道伊王野(とうさんどういおうの)は、 福島県・茨城県の山々を望む 白河市との境目近くの国道294号線沿いにあります。 |
|
ここの名物は、巨大な水車と石臼で挽くそば粉で作った手打ちそば。 水車の直径は12mあり(上の写真)、 石臼は直径2mの中国産御影石でできていて、 その大きさは日本一。 現在、ギネスブックに申請中! 食事処「水車館」では、そば打ちの実演を見学しつつ、 打ちたてのそばを食べることができます。 水車と石臼なら熱を持たずに粉を挽くことができるので、 機械製粉よりも美味しいそば粉を作ることができるのです。 |
|
食事処・水車小屋と隣接して、 そば打ち体験道場もあります。 申し込みをすれば、そば打ち名人の指導のもと、 自分で打ったそばを食べることもできます。 |
作りたての「水車そば」をいただきました。 細くつややかなそば、しっかりとした歯ごたえとコシがあり、 口の中に余韻が残ります。 いろいろなメニューがあったのですが、 あえて海苔も天ぷらも何もつけないそばをいただくことに。 銀河高原ビールの「小麦ビール」も飲んでみました。 一般の国産ビールよりもフルーティーで軽い喉ごし。 おつまみに、そばの切れ端をフライにして塩で味付けした スナックが出されました。 そばの甘みと、塩加減がとても美味しい! |
「水車館」の暖簾をくぐると、 すぐにそば打ち実演を見ることができる。 下は、そば打ち名人の井上さん |
道の駅 元組合長の白井さん 組合長に在任中のこと。 お忙しい時間を割いて、道の駅を案内してくれました。 歴史に詳しくて、説明がとてもわかりやすいです。 50歳の時に、そばの修行に出て、 そば打ちを取得してきたバイタリティー溢れる優しい方です。 |
組合長 白井さん(当時)のご案内で、 伊王野まつり伝承館を見学させていただきました。 ここには、伊王野温泉神社の祭礼で 「おはやし」を乗せて引き回す屋台を2台、常設展示してあります。 彫り物の見事な屋台は、11月3日のお祭りで見ることができます。 お祭りのクラマックス「であい」では、2台の屋台が出会うと、 双方のおはやしをかき鳴らして優劣を競い、 勝負がつくまで鳴らし続けます。 おはやしには、ものすごい集中力が必要ですから、 何十分もハイペースの演奏し続けていると、 調子が狂ったり、太鼓や笛の音が弱くなったりしてくるのだそうです。 審判が聞いていて、先に調子が狂ってきたほうが負けになるのです。 この日のために、おはやしの練習が行われます。 この「伊王野まつり伝承館」にはおはやし練習室もあって、 町内ごとに部屋を分けて練習をしています。 おはやしには楽譜が無いので、写真のようなテンテンスクスク・・・という紙を見て、 先輩から口伝いに伝えてゆきます。 なお、この屋台展示室にはスライド上映施設もあり、 伊王野まつりの様子を録画したミニ映画を見ることもできます。 |
彫り物の見事な屋台 楽譜をもたない「おはやし」は、 先輩から後輩へ口伝いに伝えられていきます。 |
〒329-3436 栃木県那須郡那須町大字伊王野459 物産センター TEL 0287-75-0577 水車館 TEL 0287-75-0654 |
営業時間 まつり伝承館 9:00〜18:00(4月〜10月) 9:00〜17:00(11月〜3月) 物産センター 9:00〜18:00(4月〜10月) 9:00〜17:00(11月〜3月) 水車館(食事処) 11:00〜17:00(4月〜10月) 11:00〜16:00(11月〜3月) 加工体験施設 9:00〜18:00(4月〜10月) 9:00〜17:00(11月〜3月) |