魚雑学

さて、魚の雑学について。
かなりマニアックな話かも・・・だけど、魚好きじゃなくても 面白いつーか、面白いとおもいますよ〜。
第一回 魚の分類

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・魚の分類について
 第一回は魚の分類について語ろうと思います。
 つってもオレは別に博士とかじゃぁないんで、そんな凄いコトは言わないよ。
 所詮自分のわずかな知識と意見を言うだけだから。
 え〜と、まず魚類というのは、動物的に分類していくと・・・話を分かりやすくするために真鯛 (まだい)を例にとってみよう。
 動物界−脊椎動物門−顎口上網−硬骨魚網−条鰭亜網−真骨下網−スズキ目−スズキ亜目 −マダイ科−マダイ属−マダイ
となる。
 脊椎動物門というところで脊椎動物と無脊椎動物に分かれるんだろう。多分。で、その下の、 顎口上網っつーのが分からないんだ。ヤツメウナギはウナギって名前がついているものの、 ウナギとは全く関係ない魚で、無顎類っつー種類に分類されるらしいが、その無顎類ってのは この位置からすでに種として違う生き物っぽいな、どうも。誰か知っている人いたら教えてくれ。
 その下の硬骨魚網。ここで初めて魚って言葉が出てくる。硬骨ってくらいだから硬骨魚と軟骨魚 に分かれるんだろう。つまり、タイとかスズキとかコイみたいな硬骨魚とエイとかサメみたいな軟骨魚。 ここまでくるとようやく魚の分類らしくなってくるな。
 そして、条鰭亜網、真骨下網と続くが、これもオレには何のことだかさっぱりだ。・・・なんか全然 雑学話になってないなぁ。
 え〜なになに?種の違いを語る上で、門とか綱とか語るのは自分の住所に星の名前や大陸の名前 とつけるようなものらしい、と。普通は省略する・・?
 よかった、じゃあ省略しちゃおうか。オレには何のことだかさっぱりだし。
 ・・・御免なさいね。ちゃんと調べてまとまったら書きます。
 さて、普通は目のあたりからの話になるらしいので、その目から。
 この目てのは、例えば「スズキ目」「サケ目」「フグ目」なんてのがあるがこの目が違うと、 同じ魚類でも、ホ乳類でいうところのヒトとウサギくらいの違いがあるらしい。
 オレもこれを知ったときには驚いた。スズキとサケなんて細かい違いこそあれ、おおよその形 なんて大して違わないのに。
 で、その目の下に亜目ってのがあるが、この亜ってのはちょっと細かく分けてみた、っつー感じで あんまり気にしない方がイイ。大事なのはその下の科。ここまでくるともうかなりの人が知っていると思う。 生き物の分類での科ってのは。よく似ている属をまとめたのが科なんだけど、例えば「マカジキ」「メカジキ」 という具合にメチャ似てるのに科が分けられていることもあるからややこしい。
 また「クロダイ」と「マダイ」てな具合にあんまり似ていないのに同じ科だったりすることもあるので、 もう少し分かりやすく分類しろ!と決めた人を怒りたくなってくる。
 そういえば○○タイとかって魚はすんげ〜いるのに、タイ科の魚はかなり少ないんだよな。 日本には10種位しかいないし。昔の人はちょっとでもタイに似てればすぐ何とか鯛って名前付けちまうんだから、 困るよ!昔の人!
 さて、話を戻して、この科の違いはホ乳類で言うところの犬と猫程度の違いになる。さっきよりグッと近くなった。 つまりスズキ目タイ科と、スズキ目アジ科は犬と猫との関係ってわけ。てことは、犬と猫は同じ目なんかな?いや、 ここは魚の話をするところなので犬猫は出入り禁止!
 犬猫は良いとして、つまり目が変わるだけで、似たような魚でも分類がガラっと変わっちゃうわけよ。 見た目で分類を見分けるのはかなり厳しいな。
 でもどういう所をみて、「これはスズキ目で、これはサケ目で・・」て決めるんだろうな?生態的にとか、 身体機能的にとかあるんだろうな。
 で、その科の下にさらに属ってのがあるけど、これもかなり細かいレベルでの仲間わけなので、ほとんど 無視してかまわないと思う。すんごく似ている種類をまとめて属としているんだと思うよ、これは。で、その属が 集まると科になって、科をまとめたのが目(あるいは亜目→目)であるんだね。
 この分類方法の元となる分類方法を考えついちゃった人が、スウェーデンの科学者、カールフォン=リンネっつー人。
 リンネの分類方法では、門と科がなくて、属を目に、目を綱にまとめていたらしいけど、今はそれに科と門を加えて 分類しているんだな。
 でもようはどれだけ細かいレベルで分けるかってことだから、別に科や門が無くても構わないんだろう。 ただより細かく分けたほうが色々考えるとき、楽なんだろうな。
 結局どれだけ細かく分類されたところで一般市民には関係ないコトなわけよ。で、何が言いたかったかって ゆーと・・・別に無いんだけどね。ただなんとなく語ってみたかっただけで。
 でもなかなか知らないコトで、参考になったっしょ?(何のだ?)
 そんじゃ今回はこのへんで。
 
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