大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。
明治・大正時代の暖房器具展示会
炬燵、火鉢、湯たんぽ、電気ストーブ、まめたんのあんかなど、その時代に使用していた物を展示されました。(展示期間 2004年12月11日~2005年2月13日) |
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ひな人形特別展示 2005年2月15日から3月21日まで、勝間家所蔵の明治時代の終わり頃の五段ひな壇飾りが特別展示されました。 |
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5月人形(鎧・兜)特別展示 2004年5月、勝間家所蔵の5月人形飾りが特別展示されました。 |
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勝間家住宅 勝間家住宅(続き1) |
一般公開
(一般公開は2012年10月末で終了します。)
建築年代
江戸時代末期
所在地
富筋・西林町
歴史(由来)
勝間家住宅は、江戸時代末期に仲村家により建てられました。明治7年富田林町の杉山長一郎氏が買受け南杉山と呼ばれていました。古くから寺内町の南の守りとして、高野街道の主要位置にあり、眼下に石川と金剛山を見渡せる景勝地で城塞化されていたそうです。明治43年に勝間家が買い受け、現在に至っています。
本杉山家の後継者で歌人の石上露子(杉山タカ)はこの南杉山の敷地に建てた自身の山荘(恵日庵)で詩歌を楽しみ暮らしておりました。この恵日庵から続くつづら折りの小道を下った辺りには露子の芸術の舞台となった小川や水車がありました。水車の流れに架けた橋で夕暮れに恋人を待ち続ける心情を詠んだ「小板橋」は「明星」等で発表されその高い芸術性において賞賛されました。(勝間家住宅保存委員会)
~本欄の説明は、勝間家入館券の裏面解説より抜粋させて頂きました。~
建物の特徴
庭からは金剛・葛城連山と石川の流れを見渡せる。室内に配置された調度品や建具の多くは、明治から昭和初期のもので、それぞれの時代に実際に使用されていたもの。当時の生活の様子を垣間見ることができる。
寺内町の建築様式 |
屋根・屋根瓦 |
虫籠窓 |
格子窓 |
土蔵 |
煙だしの越屋根 |
鐘馗さん(魔除けの瓦人形) |
袖うだつ |
団体でお越しの場合には、地元のボランティア・ガイドによるご案内も可能です。(事前のお申込みが必要)
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じないまち交流館
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