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入学準備用品（通学用品）
通学用品について、実際に使わせてみてよかったこと、気付いたことなど、準備用品リストには書ききれなかったことを紹介します。（イラスト付き）
（小学生の通学路を見学していると、だいたいのランドセルの傾向や防犯ベルの持ち方がわかります。学校によって特徴もあるので、購入前には必ず通学路で確認してみましょう。）
ランドセル
ランドセルはとにかく重い！１年生には、やはり負担が大きいので「軽いものを」と思いますが、６年間使うとなると「重くても丈夫なもの」も捨てがたい…。そのうえ、色も形もいろいろあってカタログを前に迷ってしまいますね。
- 牛皮・馬皮のランドセルはやっぱり丈夫。見た目にもどっしりとした安定感があり、かつ高級感もあります。「本皮は手入れが大変」と思われがちですが、防水加工など特殊コーティングしているものも多く、濡れても汚れても安心。
ただし最大の難点はとにかく重いこと。本体だけで約1200ｇあるものが多い。また子どもさんによっては、皮特有の匂いをいやがる子もいます。 - クラリーノなどの人工皮革を使ったランドセルは、雨にも丈夫で手入れがラク。それになんといっても軽いのがウレシイ。軽量タイプなら800ｇくらいから。平均して1000ｇ前後のものが多いようです（背裏や肩ベルトには牛革を使っているものも多い）。
ただし、ものによっては軽さを追求しすぎて、耐久性に欠けるようなものもあるので注意しましょう。 - 肩ベルトの留め具が左右スライド式だと、腕を通しやすくて背負いやすいようです。もちろん、冬場の厚着のときも、肩幅が大きくなった時も窮屈感がなくてBEST。
- ６年間保証（たいていは留め具や肩ベルト、ほつれなど）があると、万が一壊れても安心かも。
- つや消し加工しているものは色がくすんで見えるけれど、傷も目立たない。（だからママが「こんなところに傷つけて！！！○△□×◇◎」と怒鳴らなくてすむかも。）
- 学校によって、ランドセルを６年生まで持つところと、高学年になるとランドセルでなく、肩掛けのカバンにする子が多いところもあります。ランドセルが低学年の間だけなら、丈夫さよりも軽さに重点をおく人が多いようです。
- 子どもは何でも扱いが雑！だからピカピカのランドセルも、あっという間に「こんなところに傷が…」「角の部分の色がハゲてる…」に。最初は気になるママも多いけど、最初の３ヵ月くらいで、汚れやキズについては「もう、いいかぁ～」とあきらめがつくみたい。今度怒鳴るのは壊して帰ってきたときかも、たぶん。
スタンダードタイプ
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昔からあるスタンダードな形のランドセル。色もカラフルなものがいっぱい。女の子は赤・ピンク・ブラウンなど自分好みの色を選ぶ子が多いけれど、男の子は圧倒的に黒・濃紺。 （縦：約２８cm 横：約２４cm マチ：約１４cm） |
カジュアルタイプ（タテ型）
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スタンダードタイプとサイズはほとんど同じ。かぶせの部分が半分なのでその分軽くなります。開け閉めもボタン１つのものが多くて便利。 （縦：約２９cm 横：約２５cm マチ：約１４cm） |
カジュアルタイプ（ヨコ型）
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手で提げやすいのはこのヨコ型タイプ。おしゃれな感じがあって開け閉めもボタン１つのものが多くて便利。ただしランドセルを教室後のロッカーに入れる場合、ロッカーサイズによっては横幅が大きい分、はみ出してしまうことも。机のヨコにかけるなら使いやすいかも。 |
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防犯ベル
小さい子どもが巻き込まれる事件が多発する昨今。万が一のためにぜひ子どもに持たせたいのが防犯ベル。学校や入学時に配布してくれる自治体のあるけれど、子どもの外出は学校だけでなく、おけいこからお友達の家に遊びに行くなどさまざまなケースがあります。複数持っておいてもいいかも。
- ランドセル横のフックにベルを付けている子もいますが、いざという場合に子どもの手では届きません。なるべくランドセルの肩ベルトに付けるかポケットに忍ばせておくのがいいでしょう。
- ブザーにはマスコットを引っ張るとピンが抜けて音が出るものと、紐を引くことでピンが抜けて音が出るものがあります。マスコットを引っ張るタイプだと、子どもが誤ってマスコットを引っ掛けることで ピンが抜けてしまい、何もないのに音を鳴らしてしまうことも。ヒモタイプは紐の長さによってはぶらぶらして邪魔になることもあります。どこに提げるのかを考えてから購入しましょう。
- 子どものことだから、音を鳴らして遊ぶことがあります。どんな意味で使うのか、どういう場面で使うのかなどは最初にきちんと教えておきましょう。
（ときどき学校でふざけて音を鳴らしては大目玉を食らってる子がいます（笑））
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 本体7cm×10cm（ひも12cm） |
| どちらもマスコットを引っ張ってピンを抜くタイプ。キーホルダーという感じでカバンに付けることができます。ただピンは小さいので、抜けると子どもの手では入れにくい。 | |
10cm×4cm【戻る】