学校帰りの小学生などに向かって「私きれい?」と尋ねてくる謎の女性。パッと見は整った顔立ちの美人なのだが、非常に大きなマスクで口元を隠している。不自然に思いながらも「きれい」と答えると、マスクの下の口を見せて「これでも?」と聞く。マスクの下から現れる口は耳元まで裂けている。その素顔は、お世辞にもきれいなどとは言えず、子供のことなので恐怖に立ち竦んでいると、懐から鎌を取り出し襲い掛かってくるという。
■参考1(情報提供:ゴゴTさん)
はじめまして。 懐かしいの口裂け女ですが、 某広告代理店が口コミの威力を 調査するために流した噂、という説 もあるようですね。 一日で日本全土を駆け巡ったとか・・・ ただ、当時、私が住んでた日本最東端の地では 他地方よりかなり遅れて噂が流れてきた ようなので、そのことも都市伝説なんでしょうね。
※ゴゴTさん、情報提供ありがとうございました。
■参考2(情報提供:綾虎さん)
ちょっと前のナイ*イサイズでCIAの謀略って言う話も出てましたよね。 番組中ですぐさま否定的な結論に落ち着いてましたけど。
※綾虎さん、情報提供ありがとうございました。
怪談系の都市伝説の中ではもっとも有名な話なのではないか。日本各地で目撃情報があり、20年近く前に教育現場では、実際に口裂け女に対する対策が立てられるなど、全国的に社会問題になった話。
口が裂けているのは整形手術の失敗のためだという。整形の際に小さな口を大きく(あるいは大きな口を小さく)したのだが、気に入った形にならず、何度も大きさを変えているうちに裂けたままどうしようもなくなってしまった、というもの。また、一度は手術が成功したものの、化粧品や整髪料(ポマード)などが、手術跡に悪影響して肉がただれ、やがて口が裂けた、という話もある。
実在の犯罪者、変質者の類のようでもあるが、以下のような妖怪・化け物じみた特徴がある
・かなりの高速(時速80km?)で追いかけて来るのでとても走って逃げられるものではない
・ポマードを非常に恐れていて、そのポマードという言葉を聞いただけでもたじろぐ
・べっこうあめが好物
三人姉妹の一人だという話もある。また、かなり希な例だが、「カシマレイコ」が本名とも。話の混同が起きているのかもしれない。大きな騒動となった80年代の口裂け女の噂の発祥地は、岐阜県内であると言われている。マスコミ各誌に口裂け女の記事が初出した時期と、掲載された発生・伝播の経緯は以下の通り。
1979年3月23日付 週刊朝日
78年暮れ岐阜県内で発生、翌年2月滋賀県東部、3月京都府内へ伝播
1979年1月26日付 岐阜日日新聞
岐阜市内で発生
1979年6月26日付 週刊朝日
岐阜県八百津町で発生、最初の目撃者は老婆だったと言い、そのストーリーは「のっぺらぼう」の怪談のパターンを踏襲するもの
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