いろんな書籍が雑然と並んだ本棚
このページでは、管理人の推薦するいろんな書籍を、何の統一性もなくただ並べています。帯紙程度の推薦文が書かれている場合もありますが、ほとんどは書名だけです。気に入った本があればクリックして、オンラインショップの講評などをご覧ください。
英語ネイティブ度判定テスト
『英語ネイティブ度判定テスト』
小池直己・佐藤誠司著 大修館 ¥800+税
「英語圏の一般常識」「会話表現」「英作文」「文法・語法」の4パートに分かれていて、それぞれのパートに150問の1問1答問題がある。合計で600問。520問以上正解すれば「ネイティブ並み」と評価される。会話表現以降の3パートはもちろんのこと、「一般常識」も勉強になる。ニックネームから有名人を当てさせる問題や、都市の位置、歴代大統領の順番など、手強い問題も用意されている。
600問というと多そうだが、かなりのスピードで進められる。休みの日なら1日でやってしまうこともできるかもしれない。
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英語のしくみが見える英文法
『英語のしくみが見える英文法』ネイティブのセンスに迫る!
酒井典久著 文芸社 ¥1,600+税
「言葉なんだから説明できないこともある!」。生徒に質問されて幾度となくこう答えてきた。自分も疑問に思いながら、解決できずにいた数々の英語構文の謎が、次々と氷解していく。読み進めるうちに快感がほとばしり出る。
これを書くには膨大な文献調査が必要だったろう。少しのお金を払うだけで、その恩恵にあずかれる。これで、生徒の輝く笑顔に会えるならば安いものである。
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英語の歴史
『英語の歴史』 中尾俊夫著 講談社現代新書 \693
文法・語形・語彙・発音の歴史はもとより、つづり字と発音の関係やアメリカ英語の特徴についても書かれている。中・高生にとっては無用の知識だが、学校で出される自由研究の参考資料として役立ててもおもしろい。
中高生に英語を教えている人は、一読しておくと良い。新書版で200ページあまりなので、そんなに負担にならない。生徒に伝えても仕方ない内容がほとんどだが、英語を教えることに疲れたとき、これを読むと、教える勇気が湧いてくる。一度お試しあれ。
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Scholastic Dictionary of Idioms
“Scholastic Dictionary of Idioms”Marvin TERBAN US$9.99
アメリカ人が日常使う慣用表現を、小学生に紹介している辞書。大学入試や資格試験対策用のイディオムではない。TOEIC等の高得点者でも知らない表現が、例文・意味・成り立ちとともに紹介されている。もちろん、すべて英語で書かれているが、英検準2級の実力のある方なら、読めるとおもう。特に成り立ち(由来;起源)の項目がおもしろい。
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まちがいだらけの日本語文法
『まちがいだらけの日本語文法』 町田健著 講談社現代新書 \735
日本語の文法を教えていて、矛盾を感じたことはありませんか。もっと納得できる考え方があるんじゃないか。そう、お感じになるあなたに。そうなっていることに一応の整合性があることと、やっぱりみんなが悩んでいることがわかって、安心できる。
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チョムスキー入門
『チョムスキー入門』〜生成文法の謎を解く〜 町田健著 光文社新書 ¥720+税
また買ってしまった。興味のある題名ばかりなので、町健先生の本にはすぐ手が出る。読んでも余りわからないのだが……。
知識は増えたと思うが、この先生の本は、どうも私には合わない。読んだ後、気分が晴れないのだ。
と、言いながら、気になる本がまだある。どなたか同じ文庫の『ソシュール入門』を読まれた方はいらっしゃいませんか。
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夢十夜
『夢十夜他二篇』 夏目漱石著 岩波文庫 ¥483
『夢十夜』には、漱石の見た夢が十編入っている。女の人に、がけから飛び込めと言われ、飛び込まないと豚になめられると脅されたり、わが子を背負っているつもりが、仇に代わっていたり、と、とにかくナンセンス。そのナンセンスさの中に漱石の心の闇が浮かび上がる。ああ、私も漱石のような夢を毎晩見ていたい。
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天文学入門―カラー版 岩波ジュニア新書 (512)
『天文学入門―カラー版』 岩波ジュニア新書 (512) 嶺重慎・有本淳一編集
2005/7 202pages 1,029(税込み)
今夏の新刊。夏休みの自由研究の参考にも。
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元素図鑑
『世界で一番美しい元素図鑑』 創元社 セオドア・グレイ著 ニック・マン写真
若林文高監修 武井摩利訳 (2010/10/22) ¥3,990
各元素についてはせいぜい原稿用紙2枚分程度の説明しかないため、専門書としては使えないが、大きな写真が配され、入門用としてはうってつけ。これを見て興味を持った子供たちの中で、将来化学者が生まれることであろう。
我々は元素について、いかにあやふやな知識しか持ち合わせていないかを思い知らされる書籍でもある。小中高生のみならず、大人にも読んで欲しい。
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英語舌のつくり方
『英語舌のつくり方』 野中泉著 研究社 2色刷り CD1枚付き
2005/8 124pages \1,575(税込み)
今夏の新刊。実はネイティヴは、こう発音していた。
RとLの違い、THの発声法は、これで完璧。
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LとRの英会話
『LとRの英会話』〜日本人最大の弱点が20分で治る〜 光文社
マーティン・フォルズ著 初版1990/3
残念ながら現在、新刊の状態では販売されていない模様。Amazon のユーズドに少し出品がある。ヤフーオークションなどを探してみるのも手かも知れない。
英語の発音の学習を効果的に進められる。
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英文法のカラクリがわかる
『英文法のカラクリがわかる』 佐久間治著 研究社
2005/7 187pages \1,470(税込み)
語源の知識を材料に英文法の不思議を解き明かした書。
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神様がくれた漢字たち
『神様がくれた漢字たち』よりみちパン!セ 山本史也著 白川静監修
2004/12 172pages \1,260(税込み)
苦しい漢字学習に効く薬。白川文字学の伝道者の書。
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