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第221号 単数と複数−1

=━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ English Grammar and Usage ━━━
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┛┛   英語の文法と語法    No.221    20150716   Chick Tack
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             ● 第221号 ●

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 Contents         単数と複数−1
………………
       (1)ズボンとパジャマ

       (2)メガネやハサミ

       (3)新聞と公共性のある団体名につく the

       (4)by nature


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(1)ズボンとパジャマ
………………………………

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    ・1つの物でも2つの部分の組み合わせでできているものは
     〔複数形〕になるものがある。
     代表的なものは「ズボン」。trousers; pants; jeans;
     shorts; tights; slacks; braces(英); suspenders;
     breeches; britches(米); briefs; knickers; trunks
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 (a) His shirt and trousers were as red as a butcher's and even the  
  end of his iron-gray beard was matted with blood.
  (“Gone With The Wind”by Margaret Mitchell )
   http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer04.html#gww
   「彼のシャツとズボンは肉屋の服と同じように赤かった。そしてさらに、
    彼のアイアングレーのあごひげの先端は、血が付いて縮れていた」

  trousers「ズボン」は2つの筒からできている。アメリカ英語では pants 
  をよく使う。

 (b) He wears classic khaki pants.
  「彼は昔ながらのカーキ色のズボンをはいている」
  「彼は定番のカーキ色のズボンをはいている」

  イギリス英語では pants は下着を指すことが多い。

  編集人は、「パンツ」と言えば下着のことだった。でも、少し前から「パン
  ツスタイル」や「パンツルック」「レギンスパンツ」「ツーパンツスーツ」
  など「ズボン」としての用法が日本でも定着している。

 (c) Where are my jeans? ― They're in the wash.
  (“CAMBRIDGE GRAMMAR OF ENGLISH”Ronald Carter & Michael McCarthy)
    http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/books/english02.html#cge
    「私のジーンズはどこにあるの?」「洗濯中よ」

  1着でも〔複数扱い〕する。ここでは my jeans が1着だとしても〔be動詞
〕
  が are になる。応答文でも They で受けている。

  be in the wash は「洗濯中である」という意味になる。

 (d) I need a few pairs of shorts for the summer vacation.
   「私は夏休みのために[の]半ズボンの数組が必要である」
   →「私は夏休み用に何本か半ズボンが欲しい」

  数える場合は a pair of shorts, two pairs of shorts などとなる。

  男性用下着も shorts ということがある。ただ、女性用下着を shorts とは
  言わない。「ショーツ」を女性用下着にあてるのは日本独特の表現のようだ。
  女性用の下着は panties; briefs と呼ぶ。やはり複数形になっている。イ 
  ギリスでは knickers と言う。


 (e) These days, designer jeans are in and long skirts are out.
   (Longman“Essential Idioms in English” by Robert J. Dixson)
   (ISBN-10: 0131411764)(ISBN-13: 978-0131411760)
  「このごろは、デザイナー・ジーンズが流行りで、ロングスカートは流行遅
   れだ」
  ←「これらの日々は、デザイナージーンズが中にある状態で、そしてロング
    スカートは外に出ている状態だ」

  この例文の jeans は、出回っている designer jeans 複数を表している。
  and の後ろの long skirts が複数になっていることから推察できる。


 (f) His eyes strayed across the room to another bed, on which lay a  
  pair of pajamas.(“Charlie Chan Carries On”by Earl Derr Biggers
  ASIN: B00V21H3VK)
  「彼は部屋の反対側のもう1つのベッドをぼんやり見た。そこにはパジャマ
   の上下が置いてあった」
  ←「彼の両目は、その部屋を横断してもう1つのベッドにさまよった。その
    ベッドの上に、1組のパジャマが横たわっていた」

  上下別になっているパジャマは、複数になるのも納得できる。数えるときは
  やはり pair を使う。

  lay a pair of pajamas は、〔述語動詞〕と〔主語〕の〔倒置〕。


………………………………………………………………………………………………
(2)メガネやハサミ
……………………………

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    ・メガネや双眼鏡・ハサミなども同じようなものが2つ組み
     合わさって1つのものになっている。
     glasses; spectacles; binoculars; bellows; scales;
     clippers; scissors; forceps; pincers; shears; tongs
     tweezers; pliers; wire cutters; nippers
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 (a) The rain poured down his thick glasses and he took them off and   
  wiped them to see the protecting canvas unrolled from Gatsby's    
  grave.
  (“The Great Gatsby” by F. Scott Fitzgerald)
   http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer04.html#gatsby
   「雨が彼の分厚いメガネを流れ落ちた。彼はギャツビィの墓から保護帆布
    が取り除かれるのを見るために、メガネを外してぬぐった」

  メガネは通常、レンズが2枚1組になってはめ込まれている。

  see the protecting canvas unrolled from Gatsby's grave の構文につい
  ては、第171号(1)で触れている。
  http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/161-180/egu171.html#1

 (b) The biologist looked through his binoculars to see birds far off. 
 (HEINLE'S Newbury House Dictionary of American English)
  http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/books/onlineeed.html#hnhdae
  「その生物学者は、遠くにいる鳥を見るため彼の双眼鏡をのぞきこんだ」

  binoculars は「双眼鏡」。筒が2つある。bi-, bin- は、ラテン語の
「2」
  を由来とする〔造語要素〕。
  bin「2つの」+ ocular「目」「接眼鏡」+ s「複数」= binoculars。

  よく似ているが、bio- はギリシャ語起源の〔造語要素〕で「命」という意
  味がある。
  bio「生命」+ logy「論理」「学問」+ ist「専門家」=biologist。

 (c) ...he took up her scissors and cut off a long lock of her hair,....
  (“Sense and Sensibility”by Jane Austen)
   http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer02.html#sense
   「彼は彼女のハサミを取り上げ、彼女の髪の毛の長い1束を切った」
   「彼は彼女のハサミを手にとって、彼女の髪の毛を1掴みし、長く切り取
    った」

  scissors「ハサミ」もよく出てくる。

  lock は、ここでは「束」や「巻き毛」。a lock of で「1束の」。


 (d) The butcher placed the meat on the scales.
  (“Random House Webster's Unabridged Dictionary 2nd”)
    http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer.html#rhwud
    「その肉屋はその肉を秤(ハカリ)の上に置いた」

  「天秤(てんびん)ばかり」が発祥のため伝統的には scales だが、このご
  ろは天秤ばかりで重さを量る方が珍しい。scale で使われることも多い。イ
  ギリス英語では、天秤ではなくても scales となることもある。


 (e) This pair of tongs is made of a single piece of stainless steel  
  for resistance to heat and corrosion. 
  (Amazon.com の Carlisle 60756205 Spectrum Dura-Kool Stainless     
   Steel Tongs with Vinyl Handle, 12", Red の紹介文 ASIN: B008QYRCC
Q)
   「このトングは熱と錆(さび)に強い1枚物のステンレスでできていま
す」
   ←「このトングの1組は、熱と腐食に対する抵抗性のために1枚のステン
     レス鋼から作られている」

  a pair of や the pair of が、〔複数名詞〕の前に置かれている場合、 
  pair に呼応し〔単数〕扱いするのが基本。


………………………………………………………………………………………………
(3)新聞と公共性のある団体名につく the
………………………………………………………

  単数と複数には関係ないのだが、前(第220)号の(3)で、銀行名の前
  の the について言及した。冠詞特集号群で落とした新聞名と団体名をここ
  で補足する。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    ・新聞(社)名や公共性のある団体名には the が付くことが
     多い。
     the Wall Street Journal; the Los Angeles Times;
     the Boston Globe; the Chicago Tribune;
     the New York Times; the Washington Post
     the Financial Times; the Guardian; the Times:
     the Sun; the Economist; the Daily Telegraph;
     the Australian; the Sydney Morning Herald; the Age
     the BBC; the Red Cross; the European Union
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 (a) Media tycoon Rupert Murdoch won his battle for Dow Jones Co. and 
  The Wall Street Journal, sources said Aug. 1, in a $5.6 billion
    (\663 billion) deal.(The Japan Times ST の2007年8月10日の記事より)
  「メディア界の大物ルパート・マードックは、ダウ・ジョーンズ社とのウ 
   ォールストリート・ジャーナルを求めての戦いに勝利したと8月1日に情
   報源が言った。56億ドルの中で」
  →「8月1日に情報筋が語ったところによると、メディア界の大物ルパー 
    ト・マードック氏が、56億ドルでダウ・ジョーンズ社とウォー   
    ルストリート・ジャーナルを買収した」

  Dow Jones Company, Inc. は(出版)会社名のため the が付いていない。
  この会社は the Wall Street Journal の発行元。現在はマードック氏が会
  長を務める News Corporation の子会社 Ruby Newco LLC の子会社。

  新聞名には the が付くことが多い。通常 the を付けない新聞もある。

    USA Today; San Francisco Chronicle など。

  ただ、the を付ける人もいて、新聞名には the を付けることが浸透してい
  るとわかる。特別な場合を除き、重大な問題は生じないと思うので、気に留
  める必要は少ない。

 (b) The European Union (EU) is a politico-economic union of 28 member 
  states that are located primarily in Europe.(Wikipediaより)
   http://en.wikipedia.org/wiki/European_Union
   「ヨーロッパ連合は、主にヨーロッパにある28の加盟国家の政治的・経済
    的な連合体である」

  公共性のある団体名にも the が付くものがある。ただし EU の場合、the 
  を付けずに表記している例もかなりある。

  United Nations「国連」も the を付けてあるものと付けていないものが混
  在する。複数の英和辞典でも United Nations を調べると(the United  
  Nations)とカッコ囲みの記載がある。

  国連の英語サイトでも the なしがほとんどであるが、著作権についての 
  ページに次の文があった。

 (c) News-related material can be used as long as the appropriate      
  credit is given and the United Nations is advised.
  http://www.un.org/en/aboutun/copyright/
  「報道関連の記事は、適切な引用表記がなされ、かつ国連に通知があったも
   のに限り利用可能です」
  ←「ニュース関連の資料・データは、適切な謝辞が与えられ、そして国連が
    通知を受ける限りにおいて使われることが可能である」


  Association of South‐East Asian Nations の ASEAN は、辞書にも the
  がなかった。


 (d) The BBC tries to avoid mispronouncing foreign words.
  (CUP “English Vocabulary in Use” by McCarthy and O'Dell)
   (ISBN-10: 1107600944)(ISBN-13: 978-1107600942)
   「BBCは、外国語の単語の発音を間違えないように努めている」

  BBCは、British Broadcasting Corporation の頭文字で、「英国放送協
  会」と訳されている。国王の特許状に基づく公共事業体となっている。

  我が国のNHKのようなものだが、NHKには the は付けない。Nippon
  または Nihon Housou Kyoukai[Hoso Kyokai] の頭文字であろうが、英語で
  は Japan Broadcasting Corporation としている。


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  この他、辞書・聖書にも the が付く。

  ・The Oxford English Dictionary「オックスフォード英語辞典」
  ・The Bible「聖書」「バイブル」
  ・The Koran「コーラン」「クルアーン」

  雑誌名も the が付いたが、最近では付かないものも多くなった。

  ・AARP The Magazine
  ・CURRENT
  ・ELLE

  Natureネイチャー」は the が付かないが、前身の The Reader「リーダー
  誌」は the が付いていた。


  新聞や雑誌名は普通名詞を使うものも多くあり、それらと区別するため   
  the を付けたのではないかと考える。近年 the を付ける例が減っているの
  は、その必要性が薄れてきたからだろう。理由はさまざま考えられるが、全
  般に当てはまるものを思いつかないので、紹介はやめておく。


………………………………………………………………………………………………
(4)by nature
……………………

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    ・by nature・・・「もともと」「元来」「生まれつき」
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 (a) I did not want any external influence in my life. You know
   yourself, Harry, how independent I am by nature. 
  (“The Picture of Dorian Gray”by Oscar Wilde)
   http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer02.html#pdg
   「私は人生の中で外からの影響というのを少しも望まなかった。あなた自
    身ご存知のはずだ、ハリー、私が生来、いかに独立心が強いかを」

  know の〔目的語〕は how independent I am by nature。

  yourself は〔再帰用法〕の〔目的語〕ではなく、〔強意用法〕。呼びかけ
  の Harry とともに挿入されている。

 (b) He's not by nature an inquisitive person. 
 (“Oxford Collocations Dictionary for Students of English”Diana Le
a)
   http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer.html#ocdse
   「彼はもともと詮索(せんさく)好きの人間ではない」

  よく主要素の間に割り込んでくる。

 (c) They say that to do injustice is, by nature, good; to suffer
  injustice, evil; but that the evil is greater than the good.
  (“The Republic”by Plato, translated by Benjamin Jowett)
   http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer02.html#republic
   「彼らはこう言っています。自然の性質として、不正を行うことは良いこ
    と[利益・善]で、不正で不利益をこうむることは悪いこと[損害・ 
    悪]である。しかし、(同じ不正によって受ける)損害の量が(得られ
    る)利益の量よりも多いと」

  難解。

  they は「一般の人々」。

  say の〔目的語〕は〔that節〕2つ3つ。

  that節中では〔to不定詞〕で始まる〔主語〕2つが対比されている。

    To do injustice is good.
    To suffer injustice is evil.


………………………………………………………………………………………………
 参考文献  http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer.html
……………… http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/books/english01.html
       http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/books/english02.html


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● あとがき

 The Young Men's Christian Association「キリスト教青年会」。編集人が未
 成年であった頃、YMCA(正式にはY.M.C.A)という歌が流行した。西城秀樹が日
 本語の歌も歌っていた。確か、中学校の夏のキャンプ合宿のキャンプ・ファイ
 ヤーで、クラスの出し物として歌った。

 YMCA の意味など何も知ることなく、「♪ワーイ・エム・シ・エー♪」と連呼
 していた、腕文字付きで。

 誰が言ったか知らないが、Yokkaichi Monster's Club Activity のことだと信
 じ込んでいた純朴な編集人であった。何の事だか?? そんなローカルな名前
 ではおかしいのに。


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 ☆ブログ 丹生川郷下村通信
 http://sobey.at.webry.info/


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        (c) Matsumiya Institute of Thinking 2015
・・・‥‥……──────────────────────……‥‥・・・
      



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