■■■ English Words for Junior High School Students 20100315 ■■■ ● 中 学 英 単 語 ■■■● ■■■ ● ●281 light 毎週月曜日発行 Chick Tack ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 281.light <発音>──────────────────────────────── ★[laIt ライト] <品詞と意味>───────────────────────────── ★[名詞] {複数形:lights[laIts ライツ]} ☆(1)光、明かり 〔数えられない名詞〕 The sun gives us light and heat. 《中2》 「太陽は光と熱を与えてくれる」 (研究社『ルミナス英和辞典第2版』竹林滋;小島義郎;東信行;赤須薫編) http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer.html#lej ←「太陽は私たちに光と熱を与える」 第4文型です。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/4thpat.html We sat and talked by the light of the fire.《中2》 (“LONGMAN Dictionary of Contemporary English 4th edition”) http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/books/english01.html#ldoce 「私たちは火の明かりのそばに座って話した」 ☆(2)ライト、電灯、明かり 〔数えられる名詞〕 Please turn on the light.《中1》 「明かりをつけてください」 turn on や put on で「〜をつける」「〜の電源を入れる」という意味にな ります。put the light on の語順で言う場合もあります。 turn off や put off は「〜を消す」「〜の電源を切る」という意味にな ります。 She could see the city lights in the distance.《中2》 (“Cambridge Advanced Learner's Dictionary 2nd edition”) 「彼女は遠くに町の明かりを見ることができた」 The lights are green. Let's go.《中1》 「信号は青だ。行こう」 light が「交通信号」という意味を表す時があります。 230回 green もごらんください。「青」と「緑」は近いですね。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/words100/201-250/230green.html ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ★[形容詞] ☆(1)明るい {反意語:dark} This room is light and airy.《中1》 「この部屋は明るくて風通しがよい」 〔形容詞〕としても使われます。 ☆(2)薄い、淡い {反意語:dark} She wears a light blue sweater.《中1》 「彼女はライトブルーのセーターを着ている」 ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ☆(3)軽い、少ない {反意語:heavy} The little girl was as light as a feather.《中2〜3》 (“Oxford ADVANCED LEARNER'S Dictionary 7th edition”) http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/books/english01.html#oald 「その小さな少女は、羽毛のように軽かった」 ←「その小さな少女は、羽毛と同じくらい軽かった」 この意味の light は、上記のまでの意味の light と語源の違う別の単語の ようなのですが、独立して項目を立てるのも面倒なので、続けて紹介します。 as...as〜 の原級比較については、下記をご覧ください。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/compa.html#pode We had a light lunch.《中2》 (“The AMERICAN HERITAGE Children's Dictionary”Houghton Mifflin) http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/books/dicchild.html#heri 「私たちは軽い昼食をとった」「私たちは軽い昼食を食べた」 「軽い」と訳しましたが「量が少ない」ということですね。 lunch には通常、冠詞の a はつけませんが、light などの形容詞が修飾語 として置かれるときは、つけることが多いようです。 <語源>──────────────────────────────── 「光」や「明るい」という意味の light と「軽い」という意味の light は、 語源が異なり、先祖のゲルマン祖語やインド・ヨーロッパ祖語の段階で、す でに別の語としてあったようです。 しかし、古英語や中英語期の形は、ほぼ同じです。今回は「光」の意味の方 のつづりの歴史を見てみます。 _ ゲルマン祖語の形は推測でしかわかりませんが、西サクソン語で leoht や leht という形が見られ、古英語でもこれらのつづりと、これらの変化形 liht が使われました。 中英語期には liht に統一され、やがて light となりました。「軽い」の 意味の方も、古英語期に liht とつづられていたようです。 英語の兄弟のゲルマン語系列では、現代ドイツ語が Licht、現代オランダ語 が licht です。古北欧語は ljos で、ゴート語が liuhap です。 インド・ヨーロッパ祖語までさかのぼれますが、そこから別に枝分かれした ラテン語では lux というのが「光」です。luna というのが「(天体の)月」 を表しますが、これも関連語です。 「光」というのは、人間の活動に不可欠のもので、インド・ヨーロッパ祖語 が分かれていく中でも、原形があまり変わらずに伝わって行ったようです。 インドのサンスクリット語やヒッタイト語にまで似た発音の語があります。 <記事訂正のお知らせ>───────────────────────── 第272回の late の記事を一部訂正いたしました。背景色が変わっているコ メント付きですので、スクロールすれば、すぐにわかると思います。確認を しておいてください。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/words100/251-300/272late.html ──────────────────────────────────── 次回は like です。 ──────────────────────────────────── このメールマガジンは、“まぐまぐ!”を利用して配信されています。 http://www.mag2.com/ 当メールマガジンは、無料でお読みいただけます。 このメールマガジンの登録・解除は、下記のページからお願いします。 http://www.mag2.com/m/0000139181.html バックナンバーは、下記のページのリンクからご覧ください。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/words100/index.html もっと難しいものをお読みになりたい方は、『英語の文法と語法』の配信を申 し込んでください。 http://www.mag2.com/m/0000190027.html ∈≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡∋ <(` ) Chick Tack ( ) E-Mail Address : mit_desde1994@ hotmail.com / | 魔笛を観に行こう: http://tatsuku.web.fc2.com/ ∋ ∈ Chick Tack 英語5文型: http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/ 愛知哲仁 の ギリシア哲学への招待状:http://philos.fc2web.com/ ∈≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡∋ メール・アドレスは、コピーして、あて先欄に貼り付けてから、@ と hotmail の間の半角スペースを削除してください。面倒かけます。 ┛ おすすめ英会話・英語教材や無料サービスなどの紹介ページ ┛ http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/books/recommend.html ┛ ┛ ◆あとがき◆ 新学期から Chick Tack と一緒に英語の勉強を始めませんか。 主に英作文を行いながら英語の実力をつけていきます。中学校で使っている教 科書別に練習問題は作り分けています。また、習熟度を見て、個人的に問題を 追加して作っています。一人ひとり、時間をかけて添削文を書いているので、 募集人数に限りがあります。 下記ページをご覧ください。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/mit/info/maillec.html もっと詳しくお知りになりたいことがあれば、直接メールをください。 当たり前ですが、無理な勧誘は行っておりません。 ・・・‥‥……──────────────────────……‥‥・・・ (c) Matsumiya Institute of Thinking 2010 ・・・‥‥……──────────────────────……‥‥・・・ |