永野護氏関連グッズ
ガレージキット関連特集
 
 

FSSの模型やそれらを制作しているメーカーについてのトピックスをまとめてみました。
実は私、このジャンルはあまり詳しくありませんので是非教えてくださいませませ〜。

 
  
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ガレージキットメーカー関連のイベント  1980-1989   1990-1994   1995-1999   2000-2004   2005-
ガレージキット関連の豆知識
 
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 ガレージキットメーカー関連のイベント 1980-1989
 
◆MAMORU NAGANO EXHIBITION# 1987年8/16〜9/6 渋谷海洋堂HOBBYLOBBY2 主催:海洋堂
 
「永野氏が参加したイベント MAMORU NAGANO EXHIBITION#1」を参照のこと。
 
◆SUPER NOVA 1987年12/20 守口門真市商工会議所2Fホール・大阪海洋堂ホビー館 主催:海洋堂
 
「永野氏が参加したイベント SUPERNOVA」を参照のこと。
 
◆MAMORU NAGANO EXHIBITION# 1988年7/31〜9/4 渋谷海洋堂HOBBYLOBBY2 主催:海洋堂
 
「永野氏が参加したイベント MAMORU NAGANO EXHIBITION#2」を参照のこと。
 
◆Wonder Festival 1988Summer 1988年8/14 東京都立産業貿易センター 主催:ガイナックス
 
ガイナックスが主催していた頃のWFにトイズプレスが初参加していたらしい(モデルグラフィックス1988年8月号のWFの告知記事により判明)。
 
どのような商品が販売されたのかなど詳細はいまのところ不明。
 
◆MAMORU NAGANO EXHIBITION# 1989年8/20〜9/3 渋谷道玄坂ギャラリー 主催:海洋堂
 
「永野氏が参加したイベント MAMORU NAGANO EXHIBITION#3」を参照のこと。
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 ガレージキットメーカー関連のイベント 1990-1994
 
Wonder Festival 1992Summer 1992年8/16 東京都立産業貿易センター 主催:海洋堂
 
「永野氏が参加したイベント Wonder Festival 1992 Summer」を参照のこと。
 
◆モーターヘッドクランケンハウズ1992 1992年8/25〜9/30 吉祥寺WAVE 主催:WAVE
 
「永野氏が参加したイベント モーターヘッドクランケンハウズ1992」を参照のこと。
 
Wonder Festival 1994Summer 1994年8/21 東京晴海国際見本市会場東館 主催:海洋堂
 
「永野氏が参加したイベント Wonder Festival 1994 Summer」を参照のこと。
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 ガレージキットメーカー関連のイベント 1995-1999
 
Wonder Festival 1995Summer 1995年8/6 東京晴海国際見本市会場西館 主催:海洋堂
 
「永野氏が参加したイベント Wonder Festival 1995 Summer」を参照のこと。
 
◆MAMORU NAGANO EXIHIBITON#3(1996) 1996年8/1〜9/8 東京都渋谷区海洋堂ホビーロビー
 
1996年にFSS10周年を記念して開催された模型イベント。
1989年にも全く同名で実施されている。
 
HobbyJAPAN1996年10月号P237に、このイベントについての告知記事が掲載されている。
 
特に永野氏のイラスト展示やサイン会などは開催されておらず、谷明氏の新作キット(1/220ヤクト・ミラージュ)や過去の発売された各社のキット展示、アマチュアディーラーのキットの展示募集などが行われていたと思われる。
 
◆FSS World Historical Exhibition 1997年4/26〜6/8 ボークス全店 主催:ボークス
 
模型原作者のトークショーが行われたり、永野氏の原画が展示されていた。
ちなみに展示されていた永野氏の原画は、雑誌で確認出来る範囲ではプラスチックスタイルに掲載されたキャラシートがメイン。 (情報提供グース様) (参考資料:HobbyJAPAN1997年8月号)
 
HobbyJAPAN1997年9月号P64に掲載されたボークスのFSSキット解説文章の中にも、「プラスチックスタイル」の色校が展示されていたと記載されている。 2011.4.18追記
 
また、イベント限定のテレカ(絵柄:プラスチックスタイルエスト)が限定販売された。
 
◆FSS WORLD 2 1998年4/25〜5/24 ボークス本社SR・名古屋SR・渋谷SR・大阪SR 主催:ボークス
 
ガレージキットGGIパトラクシェミラージュの発売を記念して行われたイベント。GGIのパトラクシェ・KOGなどの先行発売が行われた。また、本社と名古屋では造形村の原型師による座談会も実施されている。
なお、当初前年同様に開催記念テレカが発売される予定であったが、残念ながら中止になった。
 
このイベントの告知記事はホビージャパン1998年6月号のボークスの広告ページなどに掲載されていた。
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 ガレージキットメーカー関連のイベント 2000-2004
 
Wonder Festival 2000Winter 
 
ニュータイプ2000年2月号のFSS扉に、「ワンフェスで行われるアーマーモデリングのイベントにゲストとして参加するかも〜」という永野氏のコメントが掲載された。
しかし、イベントの3日程前に「都合によりキャンセルします」とのお知らせがトイズプレスのHPに掲載された。
ちなみに当時、このイベントに実際に行ったが、永野氏は残念ながら現れなかった・・・・。
 
また、このイベントで海洋堂から限定発売されるはずだったアクションフィギュアのナイトオブゴールド(クリアイエローVer)も、諸般の事情により発売中止になった。
 
当時原因は不明であったが、その後トイズプレスのサイトに掲載されている佐藤元氏の漫画に、このイベント当時の事情が漫画で描かれ、事情が多少は判明した。
まぁ、金色が銀色になってはねぇ・・・・。
 
◆FACTORYS MEETING 2000 2000年10/7〜10/15 吉祥寺WAVE Be-J特設スペース
 
過去発売された同社のガレージキットの再販や、ワンフェスで発売されたSILICON-TRIBEやTheムーンライターズが製作したガレージキットが展示されていた。
 
またFSS関連商品を購入すると、購入特典としてオリジナルマウスパッド(絵柄:エンゲージオクターバーMk.2)を貰うことが出来た。
 
◆Volks FSS WORLD 2000 2000年10/28&29 ボークス全店
 
当日限定のガレージキット(1/100アウゲ、エンゲージオクターバーSR3)や、イベント限定テレホンカード(絵柄:エンゲージオクターバーMk.2)などが販売された。
 
他にも商品を30000円以上購入すると、非売品のオリジナルマウスパッド(絵柄:エンゲージオクターバーMk.2)が貰えたり、FSSグッズを購入するとポストカードシート(ナイトフラグスに付属していた物と同じもの)を貰う事が出来た。
マウスパッドは、ウェーブのFACTORYS MEETING 2000で配られたものとは絵柄は一緒だが、一部ロゴ等が異なる
 
◆Volks FSS WORLD MIGHTY SERIES OWNER'S CEREMONY 2001年3/24&25 ボークス全店
 
マイティーシリーズ完成を記念して開催されたイベント。
このマイティーシリーズのガレージキットを予約した人を対象にマイティシリーズのフレームが限定発売されたり、暁姫のキャラシートを印刷したイベント記念テレカが発売された。
 
ちなみにテレカの販売については、事前に一切告知がなかったのでテレカコレクターの間で多大な混乱を生じさせていた。
 
◆ファクトリーズミーティング2001 SPRING 2001年4月末〜5/13 吉祥寺WAVE Be-J
 
「他では手に入らないアイテムの予約受付や絶版商品の販売など魅力的な内容」だったらしい(トイズ公式サイトより)。
残念ながらどのようなものが販売されたのかは失念してしまいました。たしかシリトラさんの彗王丸だったっけ? 
 
◆THE FIVE STAR STORIES on Wonder Festival 2002.2.3  2002年2/3 ビックサイト 主催:海洋堂 
 
「永野氏が参加したイベント THE FIVE STAR STORIES on Wonder Festival 2002.2.3を参照のこと。
 
◆魔導大戦Exhibition EAST&WEST 2002年3/2〜3/3 3/9〜3/10 ボークス全店
 
上記ワンフェス後に開催されたイベントで、ワンフェス時に展示されていたガレージキット20体が、3/2〜3は関東エリアの店舗、3/9〜10は関西エリアの店舗で展示された。
その他に本編登場ポーズのデストニアス透明版の限定販売やトイズプレス限定ポストカードシートやテレカ等が頒布・販売された。
このイベントの告知は模型雑誌の2002年4月号に掲載されている。 
 
◆魔導大戦Exhibition 02 [The BEST] 2002年5/3〜5/6 ボークス全店
 
1/100の半透明KOGとレッドの先行発売を記念したイベント。
他にも、これらキットのプロジェクトチームによるトーク会やWF2002冬に展示されたBEST20キットの展示などが実施されたらしい。
 
トイズの物販も行われ、永野護イラストによる「ファティマ コロナ」を絵柄にしたイベント限定のテレカとマウスパッドが販売された。
なお、トイズのサイト内にもこのイベントについてのページがupされている。
→http://www.toyspress.co.jp/volks/what/what994.html
→http://www.toyspress.co.jp/volks/what/what995.html
 
◆魔導大戦Exhibition 03 [SSS2002] 2002年8/31〜9/1 9/7〜9/8 ボークス全店
 
ボークスの30周年を記念して開催されたイベント。
1/100のKOGwithバスターランチャーと1/100パトラクシェミラージュが限定販売された。 (参考資料:ホビージャパン2002年9月号・10月号ボークス広告) 
 
◆魔導大戦Exhibition 04 [MORTAR MESSIAH] 2002年11/30〜12/1 ボークス全店
 
当時製作が行われたLED MIRAGE Ver.3の造形プロセス公開イベント。
原型師による開発時の資料や造形部品が公開された。
その他にも「1/100 SSS2002サイレンD型」が限定販売された。 
 
◆FACTORYS ALLIANCE and FACTORYS ALLIANCE CHALLENGEWonder Festival 2004 Summer
 
WF2002冬と同様、個人原型師のためにファクトリーズアライアンス(販売許可)・ファクトリーズアライアンスチャレンジ(販売許可はなく展示のみ許可)という形で一日版権が下ろされ、FSSのガレージキットの販売及び展示が行われた。
 
前回は、FA・FACの展示販売の他に、WSCやボークス、ウェーブ、海洋堂の過去に発売されたGKも展示され、非常に大きなブースとなっていたが、今回は純粋にFA・FACの為のイベントであったことにより、イベントのブースは2002時の1/4程度の開催規模だった。
また、前回のように巨大なバルーンやポップもほとんど設置されておらず(一体だけプラスタジゼルの等身大ポップが設置されていた。)、コスプレコンテスト等も行われず、純粋な模型ファンによるイベントという趣旨となった。
 
なお、一応最後までブース周辺でうろうろしていたが、永野氏が来たということは確認できなかった。佐藤良悦氏とか谷氏はブースに見えられていましたけど。
 
当日FA(販売)ではなく、FAC(展示のみ)で出品されたガレージキットは、
モーターヘッド:エンゲージ(1/144)・ガストテンプル(1/100)・サイレンR(1/100)・デストニアス(1/144)・ザカー(1/100)
キャラクター   :マロリーハイアラキ・ボスヤスフォート(ハスハ侵攻版)・ビューティーペール・アウクソー(PS)・メガエラ
 
なお、販売予定だったファクトリーズアライアンス版権を取っていた製品の中にも、展示だけで販売出来なかったものがあり、グリーンレフト・アウェケン(内部フレームのみ完成)などは展示のみであった。
ふくべ屋も販売予定だった3種の内1点を落としている。
 
他に企業モノの新作ガレージキットの展示も行われ、トイズで発売された谷氏製作のナイトオブゴールド(当日予約すると10%off←それでも45,000だけど・・・)や、ウェーブのAUGE(1/144)・ファントム (1/144)・レッドミラージュ(過去発売された1/100のキットを半透明装甲に差し替えたもの)等の発売予定キットも展示されていた。
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 ガレージキットメーカー関連のイベント 2005-
 
◆FSS20 on Wonder Festival 2007.2.25 2007年2/25 ビックサイト 主催:海洋堂
 
FAやFACなどは開催されず、ボークス・ウェーブ・WSC+シリコントライブの販売のみ。
なお、20周年を記念して4社の過去の作品も展示されている。
 
他にも生嶋毅彦氏・小田雅弘氏・佐藤直樹氏の三者によるトークショーも開催され、佐藤氏がマックスファクトリーに移籍及び1986年頃同メーカーがFSSキットの申請(時期的に一番早かったらしい)をしたなどの話も出たらしい。
そのトークショー会場に入室する際に12巻表紙のマウスパット(アメリカのイベントで以前配られた販促グッズ)が配布されている。
 
他に、トイズプレスのブースでは新刊のファクトリーズとトイズが販売され、購入者には小さいアウクソーバッジ(黄色)、マウスパッド1巻表紙とナイトフラグス表紙のレッドミラージュ横Verがプレゼントされている。 (情報提供:名無し御免様
 
HOBBY ROUND 5 2011年5/31 東京都立産業貿易センター浜松町館
 
東日本大震災 チャリティ関連情報」を参照のこと。 
 
◆ジョイントフェスティバル 2013年12/22 ビックサイト 主催:ボークス
 
ボークスの四十周年を記念して、ボークス主催のイベント「ジョイフェス」がビックサイトで行われた。
過去発売されたガレージキットやドールなどの展示や物販が行われ、ボークスが発売したファイブスター物語のガレージキットも大量に展示された。
その中に、1989年に永野護氏がイラストとサインを書いた色紙(イラストはラキシス)も展示されていた。 ※当日は写真撮影可だった
 
その他にもボークスの歴史を紹介した写真パネルの中に、ボークス守口店に永野氏が訪れた時の写真も展示されていた。
 
HOBBY ROUND 12 2014年10/19 東京都立産業貿易センター浜松町館
 
ボークス主催によるイベント。開発中のIMSテロルミラージュやAトールBS等が展示されていた。
震災後に開催された第5回以降、震災復興チャイティオークションが行われている。
HR12ではIMSレッドミラージュの完成品(専属フィニッシャー製作)及び永野氏の直筆サインが書かれ出品されると告知された。
ボークス側としてはサインをということであったが、永野氏の好意によりIMSレッドMの箱に永野氏のサイン「Volks one for all Mamoru Nagano 2014.Sep.」とアウクソーのイラストを書いて頂けたとのこと。
入札用紙を投函するという形式でオークションが行われ、落札価格は51万1千円というビックリ価格であった。
画像や当日の詳しいエピソードについては当サイト日記をご参照ください。
 
◆ジョイントフェスティバル2 2015年12/20 ビックサイト 主催:ボークス
 
ホビーラウンドとドルパの合同イベントで2年ぶりに開催された。
このイベントではIMSの新作として1/144Aトールの先行販売や今後の予定機種の発表が行われた。
 
模型関係以外では永野護氏の複製原画が展示されている。
(展示されたイラストは徳島のマチアソビvol.6で開催された永野護氏複製原画展と同じもの。ただし13巻表紙イラストが追加で展示されていた)
その他に会場内のスタンプラリーの景品として、ファイブスター物語13巻表紙イラストを使用したポストカードが配布された。
 
 
  
 
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 ガレージキット関連の豆知識
 
◆海洋堂1/35レッドミラージュ付属説明書「レッドミラージュテクニカルマニュアル」
 
小田雅弘氏が製作したガレージキット自体も「伝説の・・」という冠詞が付くシロモノ。
このガレージキットに付属された組立解説書(小冊子)も、大量に掲載されたのッドミラージュの設定画やオリジナルの表紙イラストなど超が付くほど豪華であったため、後に解説書単体で別売りされた。
ただしその後、トイズプレスから発売されたキャラクターズ1「MIRAGE」にレッドミラージュの設定画のほとんどが掲載されたこともあり、販売終了となった。
 
[表紙イラスト]
7777年フォーチュン太陽系におけるラキシス救出作戦に参加したレッドミラージュ最終機(41番機)のバストアップイラスト。全身に凄まじい程のカービング((なんと黄金のカービング)が施されている。
 
ちなみに、この機体に騎乗していた騎士はカーレル・クリサリス(よく見ると肩の装甲にクリサリス家の紋章がある)であるとのこと。
余談であるが、カーレルが7777年まで健在と言うことは、やはりそれまで冷凍封印されていたのであろうか?
超ド級のイラストだが、残念ながらこのイラストは他の書籍に転載などはされていない
 
もともとはビデオ版「Tales of JOKER」の為に描かれたイラストであると思われる。 (2007.08.15追記)
 
2007年7月に発売された「F.S.S DESIGNS 2」に、このイラストの原画が掲載された。 (2007.07.11追記)
 
1992年に発行されたニュータイプ付録設定集「THE OFFICIAL ART OF TheFIVE STAR STORIES 1992-1996」P14に転載されていたことが判明 (2007.08.15追記 情報提供:aIII様)
 
 
[解説]
モーターヘッドについての解説
モーターヘッドが開発された歴史背景やモーターヘッドとファティマとの関係などについての解説。また、レッドミラージュ後頭部イラスト挿し絵も掲載されている。←CHARACTERS1P58・モデルグラフィックス1986年6月号に転載)
 
レッドミラージュの開発
レッドミラージュの開発された経緯が解説されている。またレッドミラージュの出撃公式記録や機体ごとの搭乗者名簿などの表も掲載されている。
ちなみにレッドミラージュが公式に出撃したのは、「2989ジュノーハグーダ戦」、「3159アドラー戦」、「3199ボース戦」、「3237バーキュレ人、スタント遊星宇宙船(対異星人)」、「3238カラミティ侵攻」、「3960ジュノー侵攻」、「4100星団脱出時ウィル護衛」、「7777フォーチュン攻防戦(及びラキシス救出作戦)」の8回のみであり、そのうち2回(4100と????)は戦闘は行っていない。
 
追加装備/装甲材質
レッドミラージュの様々な追加装備(フレイムランチャーやルーナユニット等)の解説や装甲材質及び装甲色の解説が掲載されている。
 
 
[設定画]
レッドミラージュ各部の設定画及び解説が掲載されている。
 
頭部及びフェイスマスク(バシク初期設定画付き)・・・・・CHARACTERS1「MIRAGE」やモデルグラフィックス1987年9月号に転載されている。
  ただし、バシクの初期稿(決定稿とファティマスーツが異なる)はモデグラにしか掲載されていない。
2007年7月に発売された「F.S.S DESIGNS 2」にこのイラストの設定画が掲載され、バシクの設定画も掲載された。 (2007.07.11追記)
胸部・・・・・CHARACTERS1「MIRAGE」P60・「F.S.S DESIGNS 2」P168に転載
レーザーリフレクター・・・・・CHARACTERS1「MIRAGE」P59・「F.S.S DESIGNS 2」P168に転載
左腕・・・・・CHARACTERS1「MIRAGE」P60・「F.S.S DESIGNS 2」P168に転載
肩装甲・・・・・CHARACTERS1「MIRAGE」P61・「F.S.S DESIGNS 2」P169に転載
肩レフター・・・・・CHARACTERS1「MIRAGE」P61・「F.S.S DESIGNS 2」P169に転載
足及び足首・・・・・CHARACTERS1「MIRAGE」P61・モデルグラフィックス1987年9月号・「F.S.S DESIGNS 2」P169に転載
実剣及び腰部装甲板・・・・・CHARACTERS1「MIRAGE」P59・「F.S.S DESIGNS 2」P169に転載
アーレン・ブラフォード&キュキイ夫妻の初期設定。この設定画のみがこのマニュアルでしか見ることが出来ない
ちなみに、ふたりとも実際に連載に登場した時と全然姿・デザイン共に異なる。所謂初期稿と言って良いであろう。
ブラフォードは弓矢、キュキィは剣を持っている。必見!!
2007年7月に発売された「F.S.S DESIGNS 2」に、このブラフォード&キュキイ夫妻の設定画が掲載された。 (2007.07.11追記)
 
◆海洋堂「1/15 ウラッツェン・ジィ」に描きおろしイラストが・・・・
 
1987年10月に発売された1/15ウラッツェン・ジィ(原型製作:片山 浩氏)のインスト(組立解説書)に永野氏書き下ろしのイラストが掲載されている。
 
この描き下ろしイラストは原型師である片山氏に永野氏が描いたイラストと思われ、イラストの下には永野氏の字で「片山くん江 Mamoru Nagano」と書かれている。
イラストはウラッツェンの顔が斜め横の視点で描かれ、この解説書でしかみることが出来ない。 (情報提供:茶里先生様)
 
◆海洋堂店頭配布チラシ 「目に言う」VOL.4 (1989.2.10発行)
 
1989年当時、海洋堂店頭と貰うことが出来たチラシ。海洋堂新商品の発売情報などの情報が掲載されていた。
この号にはなんと当時、海洋堂が大阪で行ったイベント「SUPER NOVA」(詳しいイベントの内容はコチラ)のパンフレット表紙に印刷されるために描かれた永野氏直筆のイラストが転載されている。
 
描かれていたのはハスハ騎士マイケル・ジョーイ・ギラの初期稿ラキシス(黒髪長髪ver)、クローソーという非常に豪華なものであった。 (情報提供:谷川うなぎ様)
 
◆VOLKSカタログ 「ORIGINAL KIT CATAROG・NAGANO MAMORU COLLECTION FSS Jan'89」
 
ガレージキットを買うと箱中に封入されていたカタログ。当時VOLKSで発売されていたガレージキットの写真やコメント、説明が掲載されている。
 
このカタログ冊子の1989年1月号の表紙には、新作として発売予定だったルージュミラージュの設定画(ビラルケマ装備の方)が掲載されている。
ちなみに、キャラクターズや単行本以外ではこの設定画を見たことないっす。そーいえばこのMHのガレージキットが発売されたという話も未だに聞いたことない・・・。
 
#ちなみにこの号以外にもこのようなカタログが付属としてついていたかなど一切不明。情報求む
 
◆VOLKS「1/144 デボンシャ」に描きおろし設定画が・・・・
 
1989年2月に発売された1/144デボンシャ(原型製作:村松 是氏)のインスト(組立解説書)に永野氏書き下ろしの設定画が掲載されている。
 
この描き下ろし設定画は原型監修の過程で書いてもらったもので、この解説書でしかみることが出来ない設定画である。
描かれているのは、劇中では真っ黒に塗りつぶされていた顔部と膝・脛装甲。
デボンシャってこんな顔していたのか・・・。
 
◆VOLKS 「1/100 サイレンラルゴタイプ」に書き下ろし設定画が・・・・
 
俗に言うサイレン「TESTAROSSA:赤の一番」であり、単行本3巻のアトキでラルゴ・ケンタウリが駆った機体。原型師は吉中裕智氏で、1989年春に発売されている。
 
このガレージキットのインスト(組立解説書)に永野氏直筆の設定細部訂正図が掲載されている。
「頭部・肩装甲・胸回りの細部形状」や、「肩・アームのシャフトの図解」、「右手の小さな盾に描かれていたドラゴンの詳細設定」など、この解説書でしかみることが出来ない設定画である。
 
◆VOLKS「1/100ナイトオブゴールドATOK'S(Juno2989 CUSTOM TIME)」のパッケージに永野氏のサインが・・・
 
1989年春頃にVOLKSより発売された生嶋毅彦氏原型のナイトオブゴールド(以前作成した原型を単行本3巻のアトキ版に改装)のパッケージに永野氏のサインが書かれている。
しかしながら、このサインは直筆ではなく、サインが印刷されパッケージにシールという形で貼り付けられている
 
ちなみに、印刷されているサインは「Mamoru Nagano 89.spring.」。
サインの横にはLimited No.の文字と回転印で番号がスタンプされており、数量限定で販売されたものと思われる。
 
なお、付属解説書にも同様にサインが印刷されており、他にナイトオブゴールドのキャラシート(モノクロ)も印刷されている。
直筆サイン入りだと勘違いしてオク等で高値で購入しないように気をつけましょうね。
 
当時のボークスの広告(ホビージャパン1989年4月号P156)には、パッケージに永野氏のサインが印刷される旨は明記されておらず、単に限定500個と書かれているのみ。 2007.04.06追記
 
◆ウェーブ 「1/100レッドミラージュ」に書き下ろしイラスト&設定画&コメントが・・・
 
1991年12月に発売されたインジェクションキット「1/100レッドミラージュ(原型製作:佐藤直樹氏)」の付属解説書に、永野氏書き下ろし設定とイラストが掲載されるとの情報がトイズプレスから発売されたパブリッシャーズ1と2のウェーブのコーナーにて告知された。
なお、その情報によるとこのイラストは、キットを買った人にしか見ることが出来ない描き下ろしイラストであるとのことであった。
 
実際に発売されたキットの解説書には、イラスト・キットに対するコメント・設定画・設定に対するキャプション・カラーリング解説など多くの特筆すべき情報が掲載されていた。
それぞれの情報について、10年後に廉価版として発売された(現在も販売されている)キットに付属している解説書と比較しながらまとめてみた。
 
[イラスト]
解説書の表紙に印刷されている描き下ろしイラストで、ミラージュマークのしたに両手を広げたミラージュファティマのイラスト。
上記したとおり、この解説書で初めて描かれたファティマであるが、この解説書でしか見ることが出来ないわけではない。
数ヶ月後にニュータイプ付録の「THE OFFICIAL ART OF FSS 1992-1996(通称:92付録設定集)」のP23に転載されている。
 
ちなみにスカート部に「II」と描かれていることからわかるとおり「パルテノ」であるが、単行本6巻で実際にストーリー上に登場した時のようなドレッドヘア・ほとんど装飾のない銀色でピチピチスーツではなく、髪は直毛長髪であり、スーツも袖があるなど若干デザインが異なる。もちろんこの解説書に掲載されたパルテノは初期デザイン稿であろう。
ちなみに、92付録設定集には掲載されていないが、パルテノの足下にMamoru Nagano 1991のサインが描かれている。
 
[このキットに対してのコメント]
P2には、このキットに対しての永野氏のコメントが掲載されている。
「このキットに関しては海洋堂の1/35レッドのように新たに設定画を書き下ろしたり、キャプション(説明文)を書いた理由」や、「No.1のレッドミラージュキットとはどのようなキットであるのか」、「インジェクションキットとは、プラモデルなのかガレージキットなのか」等について永野氏がコメントを寄せている。
このコメントは他に転載されていないため、この解説書でしか読むことが出来ない
 
ちなみにこの解説書は「ガレージキットメーカー1社に対して1回は協力を」という趣旨で(海洋堂は1/35レッド)作られたものであるとのこと。
そういえばCASTはパッケージデザイン(レッド頭部とクラカラインが描かれたイラスト)として、ボークスは一体どのような協力をしてもらったのか気になります。
 
[設定画]
レッドミラージュのフレイムランチャー、リザーブユニット(フレームランチャーのタンク部)、頭部(ヘルメットがハズされた状態)、コクピット(のぞき込むバシクや調整を行うシシスも描かれている)、シリアルプレート(形式などが刻印されたプレート)の設定画が書き下ろされている。
その他にも、レッドの開発を行った3体のファティマ「バクスチュアル」・「ヴィッターシャッセ」・「シシステルケスレム」の設定画も描かれている。
 
これらの設定画はすべて後に発売された廉価版のキットの解説書に転載されている。
(ただしフレイムランチャーとユニットの設定画はフレイムランチャーを背負った重装版キットの解説書のみ)
 
[設定に対するキャプション]
それぞれの設定画に対して永野氏が解説している。
すべて廉価版キットの解説書に転載されているが、アマテラスがレッドミラージュを開発を決めた際のエピソードについてはノーマルキットの解説書には転載されず、重装版キットの解説書の冒頭に転載されているのみである。
「なぜユーパンドラは4100時にミラージュマシンを使うことが出来なかったか」・「ドラゴンネイチャーの存在について」など興味深い文章が多いのが印象的である。
 
[カラーリング解説]
最後のページにレッドミラージュのカラーリングについて、永野氏がコメントを寄せている。
特筆すべき内容として「多くのレッドミラージュの中で数種だけ、肩のミラージュマークとナンバーが赤地黒の縁取りでなく、赤地緑の縁取りのものがある」や、「2990年代、カステポーに登場したレッドミラージュはニュートラルグレーのボディーカラーであったという情報もある」というものがある。
緑の縁取りのレッドミラージュはグリーンレフトが使用した機体という設定(当時)であったものと考えられるが、カステポーに灰色のレッドミラージュ・・・。たぶん現在はボツ設定となっているのであろうが、非常に興味深い内容である。
このカラーリング解説も、この解説書でのみ見ることが出来る。
 
ちなみに、このキットと廉価版の見分け方はパッケージデザインと当時の販売価格である。
このキットは12,800円で販売され、パッケージは赤い背景にミラージュマークが描かれているシンプルなデザインであり、10年後に販売された廉価版はレッドミラージュのイラストが描かれ、3,000円程度で販売されている。