リック・ディアス
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永野氏デザインによるエゥーゴ用MS。 TV版初期のエゥーゴのエース用重MSで、主にクワトロやエマ、アポリー、ロベルトなどが騎乗していた。TVに登場した機体以外に、初期稿やシャア専用機などバリエーションが多い。 |
永野氏デザインによるエゥーゴ用MS。 TV版初期のエゥーゴのエース用重MS。主にクワトロやエマ、アポリー、ロベルトなどが乗っていた。主にドムの設計思想を継いでいると思われる。
なおリックディアスのイラストは、10倍楽しむ本に永野氏によるイラスト(リックDがグリーンノア2に進入していくというシーンが描かれている)が掲載されている。 またこのイラストに色を付けたカラー版ポスターがコミックボンボン1985年3月号に掲載されている。 他にも若干デザインが異なる(ZG小説版のために描かれたのではないかと推測されるが・・・没になったのかも?)リックディアスのイラストがこれまたコミックボンボン1985年3月号に掲載されている。 佐藤元氏のコミック魂火のゲストページにも2ページにわたって永野氏のコメントやイラストが掲載されていて、そのなかにSD化されたリックディアスのイラストも掲載されている。 設定画 リックディアスの設定画には番号がふられていたと思われる。今のところ永野氏による設定画のタイトルが確認されているのが背部デティール等が載っている(3)、トリモチやビームピストルが描かれている(4)が確認されている。前面パースが描かれているのが(1)、背面パースが描かれているのが(2)ではないかと思われる。ちなみに腕や脚などの詳細が描かれている設定画は永野氏によるものではない。 →当時スタッフに配布された設定画を調査したところ、前面パースが(1)、背面パースが(2)であることが判明。つまり永野氏によるリックディアスの設定画シートは4枚であったことが判明した。 2005.01.22追記
掲載雑誌 MJマテリアル別冊Zガンダムメカニック設定集&作例集 P30〜31 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン アニメック1985年05月号 P65 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部)タイトル サイン 機動戦士Zガンダムグラフティ P78 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン アニメック1985年10月号 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部)タイトル サイン コミックボンボン1985年03月号 P220〜221 設定画(完全・一部)書き込み(完全・一部)タイトル サイン 綴じ込みポスターとして永野氏のイラストや小説版のリック・ディアスのイラストが掲載されている。 コミックボンボン1985年04月号 P433・435 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部)タイトル サイン 綴じ込みポスターに小さく永野氏のイラスト(カラー)と、イラストの初期稿とモノクロ版のイラストが掲載されている。 Zガンダムを10倍楽しむ本 P99 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部)タイトル サイン 永野氏のイラストが掲載されている MS大全集 P57 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部)タイトル サイン Z大辞典 P32・68 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部)タイトル サイン Zガンダムエース 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン Zガンダムについての永野氏のインタビューが掲載され、リックディアスについての話や設定画が掲載されている。 Zガンダムノスタルジア P154 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン リックディアスの設定画(3)と(4)の設定画が完全な状態で掲載されている。 魂火 P192 SD版のリック・ディアスのイラストが掲載されている。 Newtype1994年1月号 P8〜9 再デザインされたリックのイラストが掲載されている(カラーリングが黄緑に変更)。 Newtype2005年5月号 P235 HGUC・MGのリックディアスのキットについてやバンダイに対しての提言が掲載されている。 |
永野氏によるリックディアスの初期デザイン。ほとんど決定稿と同じであるが、右肩にシールドバインダーが付いているのが非常に印象的。 他にもふくらはぎの装甲ににスリットが入っていたり、背中のウエポンパックが異なるなど微妙に異なる部分アリ。 この設定画は放送前に発売された雑誌などに数多く掲載されていた。カラー版も多く見られる。 設定画 この設定画に、永野氏の書き込みは多く見られる。しかし設定画のタイトル及び永野氏のサイン等は確認できず。
掲載雑誌 MJマテリアル別冊Zガンダムメカニック設定集&作例集 P30 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトルサイン ZZ&Z保存版設定資料集 P56 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン |
コミックボンボン1985年3月号に掲載されたオリジナルデザインのリック・ディアス。 小説版ZGのために描かれたイラストで永野版カミーユと共に描かれている。 頭部のバルカンファランクスのカバーの形状や股間部の装甲の形などが異なる。 他にも頭部に2本アンテナがあるなど若干デザインに差異が見られる。 当時発売予定であった富野氏の小説版ZGの告知兼イラストを描くのが永野氏であるという情報と共にこのイラストが掲載されたのであるが、残念ながらこのイラストが同小説に使用されることはなかった。 よってかなり幻のデザインといえる状況になってしまっている。 →その後、2002年に発行された機動戦士ガンダム大全集PartII(テレビマガジン特別編集)に、コミックボンボン1985年3月号に掲載されたこのMSのイラストが転載されている。この書籍は今でも普通に書店で購入できるので、なかなか見ることが難しかったこのMSも、やっと誰でも見ることが出来る様になったといえる。 2006.02.22追記 掲載雑誌 コミックボンボン1985年03月号 P221 このMSが描かれたイラストがモノクロで掲載されている。この号には他にもリックディアスのイラストや設定画が掲載されている。 機動戦士ガンダム大全集PartII(テレビマガジン特別編集) P36 コミックボンボン1985年3月号に掲載されたイラストが転載されている。 |
大型のグライバインダーを装備したリック・ディアスの高機動型。
設定画 設定画は作例が掲載されたMG1985年8月号や、プロジェクトZに多く掲載されている。その後チラホラとMGに再掲載されていたりもしている。ちなみに設定画は、各部分のリックディアスからの変更点についてのみで、全身像などの設定画は存在しない。全身像についての設定画はすべてクリンナップした明貴美加氏によるもの。 設定画はバラバラに掲載されているためどのような設定画シートであったが判別できないが、サインが2点掲載されていることから2枚以上にわたって描かれたものであると考えられる。ちなみにサインは「Mamoru Nagano 85.23.June. For Model Graphix」・「くりす85.6.23」が確認できる。大きく分けてグライバインダー・頭部回り・腕・ボディ・バインダー取付ラック・後部スカート・足・足の裏の8箇所の設定画がMG1985年8月号・プロジェクトZに掲載されている。書き込みが削除されていないのが非常に嬉しい。
以上がモデグラなどに掲載された。今のところシートの状態で掲載された物は確認できず。 掲載雑誌 ModelGraphix1985年8月号 P80〜85 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部)タイトル サイン 作例及び解説・設定画(すべて)掲載されている。 モデルグラフィックス別冊GUNDAM WARS PROJECT Z P66〜67・90〜91 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部)タイトル サイン 作例及び設定画(すべて)掲載されている。またこのMSについてのコメントも掲載されている。 ModelGraphix1987年1月号 P56 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部)タイトル サイン 設定画が一部再録されている。書き込みもそのまま掲載されている。 ModelGraphix2002年10月号 P162 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部)タイトル サイン グライバインダーのみ再掲載されている。 ModelGraphix2010年9月号 P30 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部)タイトル サイン 設定画が一部再録されている。 |
ZガンダムのLD-BOX発売に際し、Newtype1994年1月号及び同LD-BOX1に封入されたブックレットに掲載された永野護氏のイラストに登場したリックディアス。 デザイン及びカラーリングがリメイクされている。
掲載雑誌 Newtype1994年1月号 P8〜9 イラスト及び解説文が掲載されている。 ZガンダムメモリアルLD-BOX1封入ブックレット P16 イラストが完全な形で掲載されている。 本誌ではコメントに隠れてよく見えなかった永野氏のサイン(「Mamoru Nagano 1993Dec」)も見ることが出来る。 ISSUE(P102)&OUTLINE(P104) イラストが小さく掲載されている。 GUNDAM A 2002Spring No.004 P323 安彦氏との対談のなかにイラストがモノクロで掲載されている。 ZガンダムエースNo.001 P86 永野氏のインタビューと共に、このイラストも転載されている。 機動戦士ガンダム30周年画集「天地創造」 P201 イラストが再録されている。 |
2005年Zガンダム劇場版公開に合わせて4体のMSが描かれ、Zガンダムエースとニュータイプ2005年7月号の付録ポスターにて公開された。 (ガルバルディ、キュベレイがZガンダムエース、リック・ディアスとハチカはニュータイプ2005年7月号) 永野氏がモビルスーツのイラストを描く場合は大抵原型を留めていないデザインになってしまうのであるが、この時に描かれたMSの内、ガルバルディ、キュベレイ、リック・ディアスはデザインに変更はほとんど見られなかった(ただしハチカは完全な新デザインのMS)。 1994年から約10年ぶりに描かれたリック・ディアスであるが、当時の設定を色濃く残しながら、スタイリッシュさと重厚感を兼備した(個人的には)極めて白眉なイラストだった。
掲載雑誌 Newtype2005年7月号 付録ポスター このリックディアスとハチカが描かれたポスターが付録として付いていた。また裏面にも4体すべてのモノクロ版イラストと永野氏によるキャプションが描かれている。 機動戦士ガンダム30周年画集「天地創造」 P203 イラストが再録されている。 ガンダムエース2024年3月号 P13 Newtype1986年3月号のイラストが再録されている。 |
2014年4月にニコニコ動画での「宮路一昭、川村万梨阿のアニタメ温故知新」にて、サンライズ会長である内田健二氏に永野氏より贈られた色紙に書かれていたイラストの機体。 内田氏にプレゼントされる際に視聴者に向けて紹介された。 腹部より上がモノクロペンで書かれており、左肩部・胸部・頭部のデザインが確認できる。 頭部及び胸部は従来のデザインと大きく異なっており、特に頭部は頭頂装甲部のトサカがない、マスクガードが凹型から凸型になっているなど大きく印象が異なっている。 胸部装甲は一体型であったのが正面部と鎖骨・脇を覆う部分が分割した形状に変更されている。 色紙には「Mamoru Nagano 2014 April.11th」とサインが書かれていた。 掲載雑誌 夕刊フジ2014年4/24号 P12 小さく色紙の映った写真が掲載されている。 声優グランプリ2014年6月号 P110 小さく色紙の映った写真が掲載されている。 |