キュベレイ
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機動戦士Zガンダム 1985−1986放送 |
永野氏デザインによるハマーン・カーン用モビルスーツ。 白い美しい機体でNT専用兵器ファンネルを装備していた。 |
永野氏がデザインしたハマーン・カーン用モビルスーツ。 ハマーン・カーンの象徴として凄いインパクトを放っていた。 美しい白い機体で、NT専用兵器ファンネルで蹂躙し、ハマーンは最後まで乗り換えることなくこのキュベレイと運命を共にしている。 異様な横に大きく広がった肩の装甲、丸みを帯びた全体像、個人的には一番好きなMS。
佐藤元氏のコミック魂火のゲストページに永野氏がコメントやイラストを寄稿し、SD化されたキュベレイのイラストが掲載されている。 他にもまんだらけ目録8号にサイン色紙に描かれたキュベレーのイラストが掲載されている。 設定画
掲載雑誌 B-CLUB通巻3号(1985年12月) P66 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン モデルグラフィックス1985年別冊GUNDAM WARE PROJECT Z P21 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトルサイン 4枚目の設定画が完全な形で掲載されている。また腕の設定画も掲載されている。 Z大辞典(復刻版でもOK) P73 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン B-CLUB通巻8号(1986年7月) P46 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン ZZ&Z保存版設定資料集 P97 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン MS大全集 P60 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン ZガンダムエースNo.001 P82-85 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトルサイン (1)〜(3)までの設定画が完全な状態で掲載されている。キュベレイに関してのコメントも多数掲載されている。 Zガンダムノスタルジア P162 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトルサイン (2)ともう一枚の設定画が完全な状態で掲載されている。 コメント Bclub3号・アニメック1985年10月号・Newtype1985年10月号・ZガンダムメモリアルLD-BOX1封入ブックレット・ISSUE・OUTLINE・ModelGraphix2002年7月号・ZガンダムエースNo.001 イラスト 魂火・まんだらけ目録8号 |
最初に永野氏が描いたキュベレイ。 講談社から発行されたZガンダムを10倍楽しむ本にエマー・シーンと一緒にイラストが描かれている。 但しこの頃はマラサイという名前で呼ばれていた。 #1987年に行われたエキシビジョン#1にこのイラストが展示され、タイトルが「エマとマラサイ」と併記されていた。 機体の色が白色でなく赤色なのが非常に印象深い。 エマがいる艦の窓からこのMSが見えているという構図から考えると、当初この機体はシャアが乗る予定のMSだったのではないかと夢想してしまう(笑)。 その他の特徴としては、マニュピレーターはクロー状で、肩の装甲にX-15Bと書かれている。
掲載雑誌 Zガンダムを10倍楽しむ本 綴じ込みピンナップに、このMSが描かれたイラストが掲載されている。 |
1985年4月頃に描かれた初期稿。 マニュピレーターがクロー状になっていたり、背中にガンダムMK2と同じ様なバーニアがついている他はほとんど決定稿と変わらない。 設定画にはキュベレーという名前は書かれておらず、ただ「Zガンダム2クゥール〜 18m級モビルスーツ」と書かれているのみである。 ちなみにそれ以前はマラサイという名前で呼ばれていた。 ※「10倍」に掲載されていたこの初期稿を使ったイラストの題名が「エマとマラサイ」であった。 その後キュプレィ→キュベレイに変わっていったのかもしれない。 設定画 設定画には全身像前面図が1点描かれているのみ。 永野氏の書き込みは非常に多いが、掲載される際に多くの雑誌で削られてしまっているのが非常に残念。 ただしPROJECTZ及びModelGraphix1986年1月号には完全な状態で掲載されている。
足下にはビットが一個描かれている。 この設定画の書き込みは非常に資料的に価値があるものが多い。 その中で一番注目すべき点として肩部装甲に書かれていた「羽型メインバーニア 別紙」であろう。 今のところこの初期稿の設定画は全身像が描かれているモノのみが確認されているが、メインバーニアについて描かれた設定画が他に存在すると思われる。 掲載雑誌 モデルグラフィックス1985年別冊GUNDAM WARS PROJECT Z P21 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトルサイン 完全な形で掲載されている。 B−CLUB通巻3号(1985年12月) P66 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン ModelGraphix1986年1月号 P67 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトルサイン 完全な形で掲載されている。 |
ラポート発行の機動戦士Zガンダム大辞典に掲載された、永野氏による形状の異なる機体。 2005年に、Zガンダムヒストリカ09にも転載されている。 肩の装甲が大型化され、巨大な鈎爪のような腕部といい、まるで怪物のようなデザインにリデザインされている。 通常キュベレイのファンネルは腰の後ろのコンテナに収納されているが、この機体は腰部の前掛け?のような所にファンネルが収納されている。 同時期に書かれたハンブラビと同様に、なぜか肩にミラージュマークが描かれている(笑)。 その他にも「X-129」「QubeleY」とも描かれている。 ちなみに併記されたサインは「X-129 QUBLEY Mamoru Nagano 86.4.17」。 ・・・・・綴り、違いまんがな。 掲載雑誌 ZG大辞典(復刻版でもOK) このMSが描かれたモノクロイラストが掲載されている。 Zガンダムヒストリカ09 P29 このMSが描かれたモノクロイラストが掲載されている。 |
講談社から発行された富野由悠季氏の小説機動戦士Zガンダム第四部-ザビ家再臨のカバーに、永野版ハマーンと共に描かれている。 他の小説版MSがオリジナルであるのに対して、このキュベレイはほとんど差異が見られない。 唯一カラーリングが白色から薄紫色になったのみである。 掲載雑誌 機動戦士Zガンダム第四部-ザビ家再臨 カバー表紙にこのMSのカラーイラストが掲載されている。 モデルグラフィックス1985年別冊GUNDAM WARS PROJECT Z P156 小説第4巻が紹介され、表紙イラストが掲載されている(モノクロで掲載)。 |
青色とキュベレイを想わせる白いカラーリングで新たに描き起こされたモビルスーツ。
掲載雑誌 Newtype1994年1月号 P8〜9 イラスト及び解説文が掲載されている。 ZガンダムメモリアルLD-BOX1封入ブックレット P16 イラストが完全な形で掲載されている。 本誌ではコメントに隠れてよく見えなかった永野氏のサイン(「Mamoru Nagano 1993Dec」)も見ることが出来る。 ISSUE(P102)&OUTLINE(P104) イラストが小さく掲載されている。 GUNDAM A 2002Spring No.004 P323 安彦氏との対談のなかにイラストがモノクロで掲載されている。 ZガンダムエースNo.001 P86 永野氏のインタビューと共に、このイラストも転載されている。 Newtype2007年1月号 綴じ込みポスター イラスト及び解説文が掲載されている。 機動戦士ガンダム30周年画集「天地創造」 P201・203 Newtype2007年1月号のイラストが再録されている。 |
2005年Zガンダム劇場版公開に合わせて4体のMSが描かれ、Zガンダムエースとニュータイプ2005年7月号の付録ポスターにて公開された。
(ガルバルディ・キュベレイがZガンダムエース、リック・ディアスとハチカはニュータイプ2005年7月号) 永野氏がモビルスーツのイラストを描く場合は大抵原型を留めていないデザインになってしまうのであるが、この時に描かれたMSの内、ガルバルディ、キュベレイ、リック・ディアスはデザインに変更はほとんど見られなかった(ただしハチカは完全な新デザインのMS)。 私個人としては、キュベレイとガルバルディが描かれたポスターを始めて見た時の印象は、珍しく暴走していない・・・という意外な印象を受けた。しかしながら、最後にはちゃんとハチカというオチが用意されていたわけである(笑)。
掲載雑誌 ZガンダムエースNo.001 付録ポスター・P246 付録ポスターにこのMSのイラストが描かれている。また目次ページにもこのポスターが小さく転載されている。 ニュータイプ2005年7月号 P156 付録ポスターの裏側に、このMSのモノクロイラストと永野氏によるキャプションが描かれている。 ガンダムエース2005年8月号 P79 同時期に発売された増刊「Zガンダムエース」の付録としてついていた永野氏書き下ろしのポスター(キュベレイとガルバルディβ)が小さく転載されている。 機動戦士ガンダム30周年画集「天地創造」 P202 イラストが再録されている。 |