旅日記2日目:5月1日(土) 香川のうどんと徳島のお好み焼き
昨晩寝る前はさほど寒くはなかったが、夜遅くなるにつれて冷え込んで、時々目が覚めた。数百メートル離れた小高い所には高松自動車道が走っていて、結構、走行音が聞こえる。
五色台白峰へ上る途中
朝7:15頃出発。県道180号を西側のふもとから上り、五色台へ向かう。少しして道が狭くなるが、所々、もやの中に瀬戸大橋を望むことが出来る。五色台スカイラインを北上し、途中バイクを停めて展望台に歩いて上がるが、もやがかかって今ひとつ。
東へ向かう。高松市の中心部に入り、客待ちしているタクシーの運転手に東方向でうどん屋を2件紹介してもらった。そこで、遅い朝食を取るべくそこから近い「源平うどん」(高松市屋島西町)(10:00~19:00)に入った。ぶっかけの小(1玉)(280円)を注文。トッピングはつけずに精算してテーブルに運ぶ。食べてみると、太く、腰があるしっかりとした食感だった。ちなみにぶっかけの中(2玉)は370円、大(3玉)は450円で、セルフのトッピングはかきあげ(100円)等いろいろ置いてあった。
源平うどん
ぶっかけ小
それから国道11号を西に進み、さぬき市志度の天野峠付近にあるうどん屋「源内」に入った。カウンター席に座ると、店内にはしょうがの香りが漂っていた。かけうどん(450円)を注文。注文を受けてからうどんを延ばし、切り、ゆで、水で冷やしてていた。しっかりとうどんと向き合っていて丁寧に仕事をしている感じを受けた。味のほうは、ダシはあっさりめで、麺も私には普段食べてるような普通だった・・・。
源内
かけうどん
ぐんぐん東へ進み、徳島県鳴門市に入る。国道11号から県道183号へ、鳴門公園方面へ進む。小鳴門海峡にかかる橋の上から海をのぞくと、北から南に川のように流れていた。
小鳴門海峡
川のように流れが速い
イカダが浮かぶウチノ海
鳴門スカイラインをぐんぐんのぼっていく。四方見展望駐車場手前の所や四方見展望台からは、イカダが浮かぶウチノ海の景色がすばらしい。
鳴門公園にたどりつき、駐輪料金100円を払い、散策する。渦潮の上あたりまで大鳴門橋下部の歩道を歩く「渦の道」というのがあったが、渦を見るのに500円か・・・と思いやめた。代わりに少し離れた所から潮の流れを見る。手前側の岩場付近を見ると、まるで川の流れのようだ。
鳴門大橋
潮の流れが速い
次に南下し、徳島市内に入る。徳島駅近くのお好み焼店「ニュー白馬」へ行った。目的は、徳島独特の金時豆が入ったお好み焼(基本は関西風のお好み焼)を食べるため。店に入ると、14時半頃の時間ということもあってか、他に1組のお客がいるだけだった。鉄板付テーブルもあったが、私は鉄板カウンターの席に座る。金時豆が入った「まめ玉」(520円)を注文。ちなみに、普通の豚玉は630円。キャベツ・卵・金時豆等をボウルに入れてかき混ぜ、鉄板に広げて焼かれる。しばらくして焼き上がり、目の前に運ばれてきた。自分でソースとかつお粉、青海苔をかけて食べる。うーん、金時豆が甘い。ネトッとした甘さが後を引く感じで、私には合わない。
お好み焼店「ニュー白馬」
金時豆が入った「まめ玉」
食後、国道11号、国道55号と継ぎ、県道26号、200号とつないで、四国最東端の岬、蒲生田岬へ到着。途中の道は細くてくねくねしていて、疲れる。岬に着いて遊歩道を歩き、灯台まで上がる。眺めが良い。
蒲生田岬
東の海を見る
うみがめの電話ボックス
来た道を引き返し、国道55号を南西へ進む。美波町日和佐には、うみがめをかたどった公衆電話ボックスがあった。
そして、どこに泊まろうか思案するが、適当な所が無い。暗くなり、海陽町宍喰にある道の駅「宍喰温泉」まで進んだが、ここも車がいっぱいでテントを張れるような所もなさそうだ。この温泉の近くで適当な所は無いだろうかと探しながら、宍喰の街中にある小さなコンビニのような店でひとまず弁当を買って食べていたら、通りがかったおじさんに声をかけられた。お遍路をやっているという、その親切なおじさんの協力で、なんとかなりそうな場所を見つけられた。やれやれということで、道の駅宍喰温泉に隣接した「ホテルリビエラししくい」へ、温泉に入りに行き(11:00~22:00、600円)、先の場所に移動してテントを張り、野宿した。
- 今日の天気:晴
- 走行距離:320.9km
- 宿泊地:徳島県海陽町宍喰 阿佐海岸鉄道宍喰駅付近の高架下
- 入浴地:宍喰温泉(ホテルリビエラ)