喫茶店「さくらみち」

2002年5月

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4月
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風邪なので、立ち話くらいしか出来ません…


この前にupしてから、早、一週間。
風邪で朦朧とする体に鞭打ち、仕事の納期を間に合わせているだけで、
あっという間に日が経っていった感じがします。
あなたは、いかがお過ごしでしょうか?

「巡る、巡る季節の中で、
あなたは、何を見つけるだろう」
季節は、晩春を過ぎ、初夏を迎えているのではありませんか?
鬱蒼と茂る街路樹や、きらめく川面のさざなみに目を凝らすけれど、
今ひとつ決め手が掴めていません。

読みたい本、見たい映画、書きたい文章、
あれやこれやと目移りするほどに望みはあるけれど、
叶うのは、肩の凝らない読書ぐらい…。

デンゼル・ワシントンのファンサイトで、
BBSの書き込みを読んでいる内に、
「ブラック・ムービー」という本のあることを知りました。
これを読み、
D・ワシントンがポワチエの軌跡をそのまま辿っているのではない、
映画史上の綾を知る。
でも、己の歴史的社会的位置を自覚しながら生きていることの、
凛々しさは、共通して感ぜられました。

そういう事を始めとして、この本、本当に興味深く読める。

先日見た「パニック・ルーム」に出ていた黒人俳優のお名前は、
フォレスト・ウィティカーさんなんですね。
以前、「ブローン・アウェイ」「スモーク」で印象に残り、
直ぐに彼と分かりました。
彼が演じるとなると、その役の先がだいたい予想がつく。(笑)
彼にしても、フリー・モーガンさんにしても粗末な役にはならないのですよ。
「フラッド」のフリー・モーガンさん、悪役だけどあの結末でしょう!

あらためて、黒人俳優抜きの映画が考えられぬ程の重みを感じました。
あやふやに知っていた事がどんどんはっきり知らされ、
何度も頷きながら読み進みました。
あなたにも、あの映画この映画の片隅で気になる俳優さんがいらっしたら、この本をどうぞ。
映画館の待ち時間に読むにもいいくらい、軽い本です。


又、久々に、ダルジール警視達といっしょに過ごしています。
レジナルド・ヒルの書く世界は、この光あるれる季節にも違和感無く楽しめます。
ウェブ友さんの勧めて下さった「薔薇は死を夢見る」では、
海辺にダルジールが登場してビックリしました。
今は「武器と女たち」を読んでおります。

他の、麻薬やアルコール、暴力といった世界は、冬までさようなら。

去年の今頃読んでいた「模倣犯」の映画が、やってきます。
ほー、あの人があの役か…。
去年掲示板で配役をいろいろ挙げて楽しんでいるのを読みましたが、
なかなか当たっていない。(笑)

そう言えば、ハリソン・フォードが
L・ブロック作品のマット・スカダー役をするのを最近、
行きつけの掲示板で知らされて驚愕しました!
夢にも浮かばない配役で、見たくも有り見たくも無し…。(笑)

日曜日の午前中、福文で、要約筆記講座の一部を、
要約クラブの方と一緒に担当しました。
テレビ・映画での字幕や難聴体験がテーマでした。
今、風邪で鼻が詰まっていると普段に増して聞こえず、
もう直ぐやって来るろうの世界に思いをめぐらしてしまいます。
皆さん、耳を、聞こえることを大切になさって下さいね。
2002.5.26 記
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雨の多い五月も下旬へ


今日の日中、岡山では雨のようでしたが、
香川は、昼からお日さまが顔を出す天気で、
与島の午後3時はいいお天気と言える程でした。

岡山市主催の「心のふれあい交流会」に参加し、
讃岐うどんを賞味し、満濃池を見てきました。

途中、「世界のガラス館」という所へ寄ったのですが、
これが意外に拾いもので、良かった。
様々な用途のガラス器、いろんな色のガラス器、
遠く欧州の国々のガラス器、工夫を凝らした細工のガラス器、
技術の綾なすガラス器等など、
それはそれはエキゾチックな世界をひと時堪能しました。
ワインを始めとする洋酒を入れ、光の中で踊らせながら、
心を遠くへ遊ばせたくなりました。

この館は、他にも北海道や北陸,福島にもあるようなので、
近くまで行かれたら寄ってみてはどうでしょう?
ただし、欲しくなって散財しても責任は持ちません。(笑)

ようよう気を取り直して、市図のページを先に進めました。

以前として、風邪をひき続けておりますが、
それでも、仕事を始めいろいろやりながら日を過ごしております。
何をしても,体調が不十分だと、楽しみも不十分ですね。
皆さまもお体に気をつけて下さい。


2002.5.19 記
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雨上がりの輝き


昨日、久々にお日さまと再開。
まぶしくて、この世が輝いていることがよーく分かりました。
4,5日ぶりでしょうか?
一日置いて、昼下がり、若葉青葉の下をくぐると、
まだ湿っていて、いい香りに包まれます。
街中にある緑のトンネルのいくつかを駆け抜けたい衝動にかられそう。
これからの三,四ヶ月、楽しみです。

映画館のロビーは、応急処置が済みました。

昨日、中華料理屋さんで手にした「週刊文春」5/16号は、
映画ファン必見ですよ!

まず、
「ロード・オブ・ザ・リング」の字幕騒動。
戸田さんの至らぬ訳が指摘されています。

次に、
ジョディー・フォスターのインタビュー記事。
最新作は、負傷したN・キッドマンの代役ですって。
監督が、有名な方でした…。
だとしたら、感想は不満です。(笑)

最後に、
阿川佐和子さんのインタビューの相手が、
モーガン・フリーマンさん!
恬淡とした雰囲気の印象そのまんまの対談でした。
デンゼルとはちょっと違ったポジション・スタイルですが
いつも気にかかる好きな俳優さんです。
これが縁で
「スパイダー」の試写会が当たりますように!(笑)

最後になりましたが、
県図に新しい文章をupしました。

昨日は仕事で残業もしました。
今週、一週間が長そうー。

2002.5.12 記
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試写会に行ってきました


ジョディー・フォスターの新作「パニック・ルーム」を、試写会で見てきました。
もう,お気づきかと思いますが、
映画館のロビーが、殆ど吹っ飛んでしまいました。
この週末は、この復旧作業に潰れそうです。(大泣笑)
2002.5.10 記
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連休明け、風邪だ…、でも寝込むわけにはいかない!


連休の後半から、ひどい風邪でクタクタです。
皆さん,気をつけてね。

今のところ他に楽しみも無いので、
気楽な映画の原稿をボツボツ書いてみました。
2002.5.9
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映画館のロビーでも話せないヒソヒソ話(笑)


映画「恋ごころ」の紹介と見終えての感想です。
が、未だ見てない方は読まない方がよろしいかと愚考します。
見終えた方、どうしても読みたい方は、どうぞ,
マウスの左クリックで反転させてお読みください。
(ほとぼりが冷めた頃、忘れてなければきちんと表示しなおす予定)



恋ごころ

「'01カンヌ映画祭で10分を超えるスタンディング・オベーションを受けた話題作」というので,見に行きました。
見終えて,これがそんなに凄いか?って思ってしまい、
自分の鑑賞眼に自信を無くす。

最初は、大人の「恋ごころ」を描いたシリアスなドラマかな、
と思いつつ見ていましたが、
途中で、ジグソーパズルをはめる「遊びごころ」力投の映画じゃないか、と思い至った。

イタリアから久々に帰った舞台女優が主人公。
彼女には舞台でも共演している連れあいの男が居るのですが、
昔の夫に会いに行きます。
彼の現在の妻は、バレーの先生をしているのですが、
浮気をしています。
主人公の連れ合いは、舞台の責任者でもあって、
脚本の調べ物をしている最中に、若い女性と知り合いになります。
この若い女性の、異父兄が、先の浮気相手。
こうして、6人の男女がそれぞれの思惑で絡み合って、
事態は意外な展開を見せていきます。

台詞の掛け合いに時折唸らされ,これはおもしろそうだと感じたものの、
次第に眠くなる。
が、主人公の先夫が、主人公を部屋に閉じ込めた辺りから、
アレっと思わされ、いつしか物語りは6人の絡みが中心となっていた。

役者さんは本当に巧く、印象に残る方々ばかり。
フランス映画ならではのセンスも随所に見られ、
それはそれで堪能しました。
フランスの図書館って、ホンマに今でもあんなに古風なままかな?
って普段見られない所も見られました。

でも,作品の仕掛けが二重と言うか二段階に感ぜられて、腑に落ちません。
6人の絡み様には、シリアスさより遊びごころを感じてしまう。
主人公のつれあいが若い女性をふるところは頷けても、
主人公が浮気男と一夜を共にする辺りはちょっとなぁと不信感が増す、
という具合にちぐはぐさが気にかかるのです。


或いは、劇中劇の含みで、現実を劇化して行く試みがあったのか?
とも思いましたが、これはちょっと検証が必要。
でも、私の手には負えそうにない。

ご覧になった他の方々はどうだったのでしょう?
聞きたくても、作品の構成上ネタバレになるので聞けない仕掛けの作品でした。
2002.5.6 記 
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そもそもGWは、映画に因んだものでしたね


今年のGWは、如何でした?
私?内緒にします。

今週も試写会へ行けることになりました。
映画は、「パニック・ルーム」。
お笑いの後は、恐怖というわけですが、
しかし、ちょっと変なのばっかし、当たってない?(笑)

この前テレビでやっていた「サンセット大通り」を、ご覧になりましたか?
私は初めて見ました。
予想外のおもしろさでした。
あの女優さん、よく引き受けたなー!
それも,思いっきり演じて、「くさい」と言うより「まいりました」。
ワイルダーさん,こういうのも撮ってたんだ…。
何とはなしに、コーエン兄弟を連想したけど、
そーいうのって、微妙にずれてる?

ワイルダーさんの師匠、エルンスト・ルビッチの作品をも見たくなってきたぞ。

この休みに、スティーブ・マックイーンの「砲艦サンパブロ」を見ました。
先月の「トムホーン」に続いて、彼の作品を見たわけですが、
余人をもって代えることのできない俳優だなと今更ながらあらためて痛感した。
私にとって、彼の「ブリッド」は、かけがえのない映画です。
テンポ・メリハリ・情感と三拍子揃っており、
これが映画なんだと、いたく感動した時の、体の震えをまだ覚えています。
この後の類似作品を見て、これに勝るアクション作品には未だ出会ってません。

数えてみて、出演作が20本余り。
少ないですよね。
生きていらっしたら、まだ72歳。
私の親父より若い。
そう言えば、今年のル・マンに、彼の息子(41歳)が出ます。
自分の父の夢を代わって叶えるようで、ちょっとジーンとしました。

2002.5.5 記
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ゴールデンウィークに谷間はありますか?(笑)


試写会へ行ってきました。

定時に仕事を終え、駅前へ直行。
三階へエレベーターで上がったものの、
待ち行列の最後尾に並ぶ為、
階段を下りねばなりませんでした。(ため息)

少林サッカー」という作品です。
人によって,好みがはっきり分かれる作品で、
左側からけたたましい笑い声が盛んに聞こえ、
右側を見ると、しら〜っとした雰囲気です。(笑)
〈私の左耳が聞こえ、右耳が聞こえないせいかもしれませんが…〉

映画を見終えて外へ出てみると、
まだ雨が降っておらず、ありがたかった。
もう後、2日仕事があります。
2002.5.1 記
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