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長野県真田町を中心とした、四季折々の信州の自然、風物を映像で紹介していきたいと思います。

(画像の無断転載禁止)


戸沢聖観音菩薩像(とさわしょうかんのんぼさつぞう) 2011.2

戸沢聖観音
・全体像

お顔は、人形のようだ、と言えなくもない。他の聖観音像の写真と比べ、目、鼻、口(唇)が小さい。特に口。その分、ほほが広いので、幼くも見え、また、たおやかををかもし出している、とも言える。
彫刻として見て、これほど前かがみの姿勢にしたのは、よほどのこだわりがあったに違いない。しかも、膝まで曲げて。
仏像の素人が文献で調べる限りでは、このような形態の仏像は見当たらない。

左足にかすかに重心を預け、左に骨盤が上がって傾いているという、よく菩薩立像では見かけるポーズなのだが、戸沢聖観音の場合、それがけして様式化されものではなく、体の動きが大変自然なのである。そしてそれが美しい。あたかも、仏師が作る際に実際にモデルとなる女人を立たせ、作ったかのようだ。初発性なるものを感じるのは、実際にそのような工程があったからかもしれない。体にまとうノウ衣も、飾り気がなくシンプルだが、しっかりとした体のフォルムを保っている。足が接しているすぐ下の台の部分から両腕を除く頭部までは、そもそも一木(いちぼく)で作ったため(後で、頭部の内刳りし玉眼を埋め込むために首を切り離した可能性はあり)の力強さと言えなくもない。(今回の修復で、一木かどうかははっきりするはずだ。)
素朴ではあるが、見れば、見るほど、味のある菩薩さんである。


光背、天衣はところどころ破損し、左手に持っていた持物は、今は未開蓮の上部のみとなっている。 何時の頃の修復か、天衣(垂下部)が逆にくっつけられていた。
腕を除く体部は殆んど一木に近いようである。

 2011年2月に修復が決定したと言う事で、大変うれしい限りだ。修復所ではX写真を撮ったりし、内部構造などが明らかになるであろう。その際、作者の名前や、制作年代が明らかになることを期待したい。上原のお寺に安置されたと同じ年代に作られたとして、江戸時代中期の仏像だとしても、その前の室町や鎌倉時代に作られた仏像にも彫刻としてはけしてひけをとらない仏像だと言えないだろうか。Y.M


7007年の写真いろいろ 撮影:宮島幸男
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・2007.12.2
東御市の「道の駅」に「雷電」(同市出身の江戸時代の大大関)の像が設置されていました。浅間山を見据えるようにして立っていました。
・2007.10.7
知り合いの方より巨大な松茸を戴きました。
・2007.5 信州稲田の棚田
(日本棚田百選・上田市岩清水)
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第9回 「戸沢の雪景色とオシメ(しめ縄)」 2005.1(撮影:ジェペット)
(2004年31日から元旦にかけて信州は大雪に見舞われました。)

真田町戸沢について
  故・宮島 清(民話作家)のふるさとであり、毎年2月8日の戸沢の道祖神祭り(戸沢のねじ)は、独特な「ねじ」と呼ばれる手作りの「もち」を藁馬に載せて引くことなどで、全国的に知られている。
<第9回のみ画像クリックで拡大>

作:宮島幸男 作:宮島幸男


第8回 「冬の菅平」 2004.1(撮影:ジェペット)

菅平ダム ダムの上流「唐澤の滝」 菅平高原 夏はラグビーグランド 雪原


第7回 「松代(真田町の隣町、長野市松代) T(象山と池田満寿夫美術館)」2004.1(撮影:ジェペット)

松代は、江戸時代、松代藩真田氏の城下町。1622年真田信之(真田幸村の兄)が入封以来真田氏が継いで、
10代幸民のとき廃藩置県。  8代真田幸貫(ゆきつら)は、下級武士であった佐久間象山を重用。
佐久間象山(文献、ドラマ当では、さくましょうざん と読まれることが多いようだが、真田、上田近辺では 
ぞうざん先生 と呼ばれている)。 象山が江戸に出る前、蘭学を学ぶため、上田の活文禅師(かつもんぜんし)のもとに
通ったのだが、その時、真田町を通って上田に行っていた為であろう、真田町にも象山にまつわる話が、民話となって語り
継がれている。
象山神社の鳥居 象山神社への初詣風景 煙雨亭
(象山神社隣の公園に移設されている、象山が暗殺される間際まで住んでいた京都の住居脇にあった茶室)
佐久間象山銅像
(川中島古戦場跡地公園内)
池田満寿夫美術館
(元旦はお休みでした。池田満寿夫は中国奉天(瀋陽)生まれ。長野北高校卒。

第6回 「真田の神社仏閣」 2003.8(撮影:ジェペット) 

長谷寺
(ちょうこくじ)
真田氏の菩提寺
真田幸隆・昌幸の
お墓を見ることが出来る。六文銭の彫りこまれた石の門が独特。
信綱寺
(しんこうじ)
真田氏ゆかりの寺
真田信綱夫妻の
お墓を守る。
信綱寺までの参道 信綱寺参道脇の山桜の巨木 山家神社
(やまがじんじゃ)
真田氏ゆかりの神社
今にも天狗が舞い降りてきそうな雰囲気。

第5回 2003.4(撮影:ジェペット 

真田氏本城跡から見た
美ヶ原高原
城跡付近のりんご園 城跡からみたミミール
近隣の田畑や家並み。
右側の山中に信綱寺が見える
城跡から菅平を望む 真田の里より見た菅平

              



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