ホーム | 喫茶ミミール | 関連出版 | 民話ダイジェスト | エッセイ | アートスペース | デジカメ | リンク |
エッセイ(ミミールスタッフのエッセイ・鑑賞の記)
トップページに戻る
21「家族のきずな歌で見直そう」 (2007.8) |
15日の本誌に、文化庁が公募の中から選んだ「親子で歌いつなごう日本の歌百選」を発表したという記事がありました。歌を通じて家族のきずなを確かめるきっかけに、と発案されたのが元だったようです。 この中に出ている歌は多くが昔、口ずさんだ懐かしい曲ですが、一部しか知らなかったり、うろ覚えだったりします。子供たちも学校ではいろいろな曲を習っているようですが、童謡などは意外に知らないように思います。 昨年から年明けまで、耳を疑うような凶悪な事件が続きました。本当に今こそ家族のきずなというものを、もう一度考え直す必要があるのではないでしょうか。 この百選に選ばれた歌には、古きよき時代、家族が支えあって仲良く生き生きと生活していた様子が、叙情豊かに描かれていると思います。子供たちにこのような素晴らしい日本の歌を教えていくと同時に、大人も一緒に歌を覚えていけたらと思います。 |
(2007・1・ 信濃毎日新聞 「私の声」 に掲載) 宮島喜久子 |