story


prototype 

執筆:宴 資料提供兼協力:フユキオリカ様

作品にあたって・・・

私が仮面ライダーストロンガーに夢中になりはじめたのはほんの少し前のことです。以前、村枝賢一氏の「仮面ライダーspirits」を拝読して、一番かっこいいと思ったのが、この仮面ライダーストロンガーこと城茂だったのです。あの、荒っぽい態度や喋り、そして、その中に秘めた、タックル、岬ユリ子への思いや、彼の図太いまでの精神的な強さに惹かれました。それから数ヶ月して私は本編を見たのですが、コミックを読んだ時に感じたものは全く変わらず、更に私は城茂という男にのめりこんでいきました。そして、この思いを何とか形にしたいと思い、外伝という形をもって、彼の魅力を私の乏しい文章力をフルに活用?して再現しようと、書き始めたのが、この、「prototype」なのです。では、何故、「prototype」なのか・・・。というのは、今回、城茂が闘う相手は、組織ではなく、同じ人間。そして、彼こそ、城茂より先に改造された電気人間、いわば、彼の兄といっても過言ではない存在であります。その2人の闘いが今回の最大のテーマであります。閲覧者の皆様、どうか、この2人が、いかにして決着をつけるか、最後まで見守って下さるとありがたいです。

それから、この作品を書くと宣言した時、真っ先に、協力して下さった方がおられます。この作品を書くに当たっての資料を提供して下さったフユキオリカ様です。その方は、高校の時からの縁で、様々な面で、協力、アドバイスをして下さいました。そして、今、私より先に「仮面ライダーストロンガー」を見た彼女が、ストロンガーファンの先輩として、多数の資料をこの作品のために、提供して下さいました。その資料は、とても繊細、かつ綿密で、私は、連載に当たり、これほど心強い資料はないと感嘆した次第です。彼女の考察はとても奇抜で面白く、大変興味を持って読めた資料でもあったのです。彼女の資料、そして、彼女のアドバイスなくしては、この作品は連載を開始することすらできなかったと私は断言します。フユキオリカ様、本当に、本当に、ありがとうございました。

挨拶が長々となりましたが、これから、城茂を、物語を、情熱を持って描いていきたいと思いますので、最後までよろしくお願い致します。

それでは、本編をお楽しみ下さい。

第1話:逃走そして、野望

第2話:新たなる予兆(改訂版)

第3話:同じ者

第4話:戦いの火蓋、切られる←UP

(story for present )

ブローチフユキオリカ様へ差し上げたSSです。ユリ子の生前の話です。とある雑貨店でユリ子が一つのブローチを茂にねだります。←UP

奇跡フユキオリカ様へ差し上げたSSです。ストロンガー最終回のすぐ後くらいの話。死んだ筈のユリ子の姿を目にした茂・・・。←UP

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