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Sword World RPG OnlineSessionReplay
Soldier of Fortune - 5

それぞれが持つ強さの定義

GM : では馬を走らせ森までやってきました。ちなみにどうする予定です?

リク : 追い抜いていないのか。

ルーラン : ハボも馬を用意したのでしょう。

リク : 大体どの辺、ぐらいかは聴いていると思いますが。

GM : 大体は聞いています。

リク : そこ辺りを重点捜索。

GM : ではそうしていると夕方になってくるのですが、『レンジャー+知力』で『目標値:13』。

リク : ルイナ&ルーランだけですね。

ルイナ2D6 → 1 + 6 + (4) = 11 くは(倒)。

ルーラン : 平目も一応可ですよ  2D6 → 1 + 3 + (6) = 10

GM : ぐはぁ。

ルイナ : ・・・・・・ピンチ(汗笑)。

フィナ : ならばっ! 2D6 → 6 + 3 = 9

ガルバ : では。 2D6 → 1 + 4 = 5

GM : ガルバは・・・・・・遅かった。ガルバにはボーナスあげようとしたんですが、振っちゃったのでとりあえず無しです(笑)。

リク : 俺だけ・・・・・・? 2D6 → 4 + 2 = 6

ガルバ・・・何も分からない?(汗)。

GM : んではその夜にもう一度『レンジャー+知力』で『目標値:13』

リク : あ、日付が変わったので<インスピレーション>をかけておいてください。

ルーラン : 探索には使えませんが、常日頃からかけておくべきです。

フィナ : では、<インスピレーション>を唱えます。2D6 → 2 + 3 = 5

GM : では夜の判定(笑)。

ルイナ : ・・・ボーナスは無しですか? 続けて判定したから、とか(苦笑)。

GM : うい、ではルイナの指摘もあったので『目標値:12』で判定どうぞ。

ルーラン : それより、暗闇でまともに判定できるんですか?

GM : じゃあ難易度あがるかな。

リク : <ライト>ぐらいつけてくださいよー。

ルーラン : ・・・余計なこと言ってしまったな。<ライト>は当然かけてるとして、半径5メートルですもの(笑)。

GM : ふむむ、しかしここでもたついても仕方ないので<ライト>を3回かければOKとしましょう。

ルーラン : まぁ、真っ暗闇では判定自体が無理だと思うので、石を3つ取り出して対象拡大してかけます。<ライト> 2D6 → 2 + 2 + (6) = 10

GM : OKです。では判定を。

ルーラン : 石をガルバとリクに手渡します。「戦闘になったら足元に落としてください。光は消えませんから。消そうと思ったら布をかけてください。」

ガルバ : では、さっそく。 2D6 → 4 + 6 = 10

リク : 本業の人に任せましょうよー。

ルイナ : 今度こそですよ! 2D6 → 4 + 5 + (4) = 13 でたぁっ! ・・・なんでさっきでなかったんだろう(苦笑)。

ルーラン : 考えてみたら自分は暗視が出来たんだった(苦笑)。  2D6 → 4 + 3 + (6) = 13 二人とも成功です。

GM : うい、では二人は茂みに血のあとと散乱した荷物を発見します。

リク : ・・・っていうか自分もインフラビジョンあるじゃん。しかし、これを言うと自分の能力がばれる・・・。

ルイナ : 同じくインフラならあります(笑)。

フィナ : そして、ガルバにはドワーフ・アイがっ!

ガルバ : ドワーフ・アイでも見付けられなかったワイ(笑)。

ルーラン : 皆に伝えます。

リク : 「・・・・・・遅かったか。」

GM : そして散乱した荷物の中にですが、折れた剣を発見します。さび付いていてえらく古い剣です。

ガルバ : 「剣・・・? これは?」

ルーラン : ハボリムの剣か判断できますか?

GM : そうですね、ハーフエルフ3人はなんだか見覚えのある剣です。

ルーラン : おっと、昔折られた剣のほうですね。

GM : だと思われます。

リク : 「・・・・・・後生大事に取ってあった、か。」

ガルバ : 「ふむ。つまりハボリム殿は近くにいるという事か・・・」

ルイナ : ここにハボリムが・・・? しかし血痕(汗)。

リク : 「しかし、この荷物が置き去りにされているのは解せないな。」

GM : 『冒険者+知力』で『目標値:10』で。

リク2D6 → 5 + 6 + (6) = 17 あと出目1欲しい。

GM : 高っ!

ルイナ : それでは判定しますー 2D6 → 5 + 6 + (5) = 16 無駄に高いですね、しっかりわかりそうです(笑)。

ガルバ : 皆、ダイスがいいのう(笑)。

ルーラン2D6 → 1 + 1 + (6) = 8 (1ゾロ) 1ゾロです。何も分かりません(苦笑)。

ガルバ2D6 → 3 + 5 + (5) = 13

フィナ : 荷物です。 2D6 → 4 + 4 + (7) = 15

GM : では気づきます。折れた剣にガルバのハルバードと同じ銘が彫られています。

ルーラン : 「・・・そういう恨みでしたか。恨みというか、逆恨みですね。堕ちたなハボリム。」

ルイナ : まさかこう繋がるとは…(汗)。

ガルバ : 「・・・・・・どういうことかの? R&R達よ。」 と聞いておきましょう。

ルーラン : 「ハボは過去、剣が折れたことで盗賊に後れを取り、妹を失っています。その時に使用していた剣がアルガス・ダッザらの作成した剣だったのです。で、盗賊を皆殺しにしたハボは、次の怒りの矛先としてアルガス・ダッザに目をつけた。」

ルイナ : 何気なく皮鎧だったんだよね・・・シーフギルドにも通ってるし、<インビジ>も使えたらと思うと。

ルーラン : 「『お前らの剣が折れなきゃ、俺の妹は死なずにすんだんだ!』という理屈ですね。」

リク : 「・・・・・・なら、後生大事に抱えておくもんじゃないだろ、これ・・・・・・(折れた剣を見て)」

ルーラン : 「恨みをぶつける対象として、持ち合わせていたのでしょう。」

フィナ : 「・・・・・・とにかく、二人を早く見つけなくては。」

ガルバ : 「つまりダッザが狙われているという事だな! 助けないといかんな!」

リク : ということはガルバの武器も戦闘中に壊れる可能性があったわけですね(爆)。

GM : ではここで『レンジャー+知力』で『目標値:13』。

ルーラン : これは重要な判定っぽいですね。  2D6 → 6 + 2 + (6) = 14 よし!

ルイナ : と、言うわけで頑張って判定します! 2D6 → 2 + 4 + (4) = 10 ・・・うん、ルーランが成功したからいいよ(るるー:涙)。

GM : では森の奥から茂みをかき分けるような音が聞こえます。

ルーラン「・・・あっちから何か来る!」 方向を指差します。

リク : 第1戦闘配備。構えておきます。

ガルバ : ではモールを構えて・・・・・・。

GM : ではもう一度判定、同じ内容でこんどは『目標値:10』で。

ルイナ : えっと、ルーランだけですか?

GM : いえ、警戒している人全員です。

ルーラン : では  2D6 → 5 + 1 + (6) = 12

ルイナ : とりゃ 2D6 → 1 + 2 + (4) = 7 だんだん耳が遠くなってる(汗笑)。

リク : レンジャーないんで、平目 2D6 → 3 + 4 = 7 ・・・・・・。

フィナ : おりゃ 2D6 → 3 + 4 = 7

ガルバ : 平目〜 2D6 → 1 + 1 = 2 (1ゾロ) 1ゾロ!

GM : が、ガルバ(泣)。

リク主人公はまさしく君だよ・・・・・・。

フィナ・・・・・・最高だよ。ガルバ・・・・・・。

ルイナ : ガルバに、勝った・・・嬉しいようなそうでもないような・・・。

ルーラン同じ1ゾロでも、随分インパクトが違う(笑)。あ、ウェアフォルフは木に登らせます。相手が確認できる位置に移動できるならそうしますが、GMの好きにしてください。

GM : えー、ではルーラン。茂みの奥から人影が見えるのですが妙に背が低い人影です。

ルーラン : パッと見の印象で結構です。こちらに向かってきますか? 何してます?

GM : よろよろしながらこっちに向かってきているようです。

ルーラン「構えろ! 誰か来る!」 (多分ダッザだなー)

リク : ≪防御専念≫を申告します。既に殺ったかな・・・・・・。

ルイナ : 弓をセットしておきます。クロスボウなので。

ガルバ「む!? 何か来る! ワシのドワーフアイには見える! 敵か!!」 と逆方向を向いてます(笑)。

フィナ : 「ガルバさん! ボケてる場合じゃないですよ!」

ルーラン : <ライト>のかかった石をそこに投げ込みます。

ガルバ「おっと、そっちか。」 と言ってちゃんとした方向に(笑)。

人影 (NPC) : 「だ、誰かそこにおるのか!」

ガルバ : 「は!! こ、この声は!!」

GM : 石ころから照らされる人影の顔は・・・・・・手配書で見たダッザです。

ルーラン : ガルバ、ダッザと気づいたなら早々に駆け寄って確保した方が良いですよ。

リク : むしろ、返り血浴びてるとかそっちの確認を。

ルーラン : この展開ですと、十中八九ダッザがやられているかと。

リク : ま、そうだと思うので。ガルバには悪いが、戦闘態勢を継続。

ガルバ : 「今日会った依頼人は忘れても、この声は・・・師匠!! し〜っしょ〜〜〜!!」 と言って駆け寄ります。

ルイナ : いや、依頼人は忘れないでほしい情報だと思うよと普通にツッコミを(苦笑)。

GM : 状態を確認したリクはわかりますが、ひどい傷です。動いている・・・・・・いや、生きているのが不思議なくらいです。

ガルバ : 「フィナよ! すぐに『癒し』を!」

リク「・・・ガルバ! 止まれ!」 恐らく状況を見抜いてないだろうから、警告。

ルーラン : おびき寄せのトラップ臭いですね。

ガルバ : 「む!? なぜじゃリク?」

リク「・・・・・・罠とも考えられる。」

GM : ええとですね、ダッザはルール上はすでに死んでいます。つまり生死判定には失敗しています。NPCの特権として少ししゃべれるだけです。

リク : ヴィジュアルシーンですか・・・任せます(笑)。

ルーラン : すでに手遅れ、というやつですね。「ガラフ!」「おじいちゃーん!」

ルイナ : あ、なるほど。ゾンビかと思いました。

リク : 私はてっきり、アンデッドなものになったのかと。

ガルバ : 「フィナ、罠でもいい! 見殺しにはできん! 回復を!」

リク : 感動の再会を見ずに周囲の警戒を続けます。

ガルバ : それより 「もうすでに・・・・・・」 とか言葉が欲しいかもしれません。ガルバに。

フィナ : とりあえず、<キュア>をかけます。これで、回復しなかったので死人と判定した、ということでいいでしょうか?

GM : はい、了解です。

リク : 出来ればこっちにルーランが来て、ハボリムの捜索とかしたいもんですが。

ルーラン : あ、ちなみに私も周囲警戒組です。ついでにリクの隣に移動します。

ルイナ : ついでにボクは感動組です。・・・ボクだけ、かもしれませんが(苦笑)。

フィナ : じゃあ、僕も感動組でガルバの後ろで事の行く末を見ています。

ダッザ (NPC) : 「ハア、ハア・・・く、すまぬ。」

ガルバ : 「師匠! どうしたのですか!? 一体誰に!? と言うか、なぜこんなことになったのですか!?」

ダッザ (NPC) : 「し、師匠?・・・おぬしは一体・・・・・・すまぬがもう目が見えなくてのう・・・・・・」

ガルバ : 「私です! 昔あなた方に助けていただいたガルバです!」

リク : 師匠と別れのシーンだと、東方不敗を思い出してしまい、笑うので見ない。

フィナ : 僕は泣きそうになりますよ〜。

ルーラン : ガルバが素に戻っている辺り・・・うまいなぁ。

ダッザ (NPC) : 「・・・・・・おお、あのときの小僧か・・・・・・よもやこんなところで・・・・・・再会するとはのう・・・・・・・・・・・・運命とは不思議なもの・・・じゃな・・・」

ガルバ : 「いったいなぜこのような事に! なぜあなたがお尋ね者になったと言うのですか!」

ダッザ (NPC) : 「人殺しの・・・濡れ衣をきせ・・・られて・・・しまってのう・・・・・・信じてもら・・・えると・・・は・・・・・・思わんが・・・」

ガルバ : 「いえ、私は信じていました! 私を救ったあなたが人を殺すはずはありません!!」

ダッザ (NPC) : 「しかし・・・これも・・・・・・報いかもしれん・・・」

ガルバ : 「報い・・・?」

ダッザ (NPC) : 「・・・・・・わしらは・・・・・・職人じゃ・・・。しかし・・・どこまでいっても・・・わしらが作っているのは・・・・・・人殺しの・・・道具にすぎん・・・」

ガルバ : 「道具、ですか。」

ダッザ (NPC) : 「直接人を・・・殺さずとも・・・わしらは人殺しの・・・手助けをしている・・・・・・いつからか・・・・・・こんなふうに考えるように・・・なったのは・・・・・・。・・・そう考えると・・・剣が打てなくってしまってのう・・・・・・。いつからか・・・食っていくための・・・粗悪品しか・・・・・・作らなく・・・なってしまってのう・・・・・・。しかし・・・ブラキ様は・・・・・・やはり・・・そんなわしらを・・・お許しには・・・ならなかったようじゃの・・・・・・」

ガルバ : 「ブラキ様が・・・?」

ダッザ (NPC) : 「鍛冶屋としての・・・誇りを失い・・・・・・ブラキ様を・・・冒涜するような・・・真似を・・・・・・し続けた・・・報いなのかもしれん・・・のう・・・」

ガルバ : 「そんな、師匠! 死なないで下さい!!」

ダッザ (NPC) : 「・・・・・・ガルバよ・・・」

ガルバ : 「・・・はい。」

ダッザ (NPC) : 「・・・・・・おぬしは何のために・・・戦う・・・」

ガルバ「私は・・・私は・・・。私は、生きるために戦います。自分が生きるために。仲間が生きるために。そのために私は戦います。」

ダッザ (NPC) : 「・・・そうか・・・・・・そうかもしれんのう・・・誇りを失い・・・戦うことをやめた・・・わしに・・・・・・生きる資格など・・・なくなった・・・の・・・かも・・・しれんのう・・・・・・。・・・・・・・あの時・・・助けて・・・・・・やったと・・・思っていた・・・・・・小僧が・・・すでに・・・・・・わしより・・・大きくなっている・・・とは・・・な・・・・・・」

ガルバ : 「そんな・・・。そんなことはありません。私はまだ・・・まだ・・・」

ダッザ (NPC) : 「ガルバ・・・おぬしは・・・・・・わしのように・・・決して・・・誇りを・・・・・・失うな・・・・・・ ・・・これを・・・」

GM : ダッザは手にしていたハルバードをあなたに渡します。

ガルバ : 「これを?」 と言って受け取ります

ダッザ (NPC) : 「・・・わしの・・・最後の・・・・・・頼みじゃ・・・・・・おぬしが・・・・・・これを・・・使ってくれ・・・・・・わしの・・・最後の・・・・・・誇りが・・・ここにある・・・・・・!

ガルバ : 「師匠! そんな・・・最後だなんて言わないで下さい!」

ダッザ (NPC) : 「・・・あの男の・・・・・・狙いは・・・おそらく・・・わしだけではない・・・・・・次は・・・おぬしが・・・・・・誰かを・・・救う番じゃ・・・・・・」

ガルバ : 「私が・・・? 誰かを・・・。」

GM : そういってダッザの目がゆっくりと閉じます。

ガルバ : 「師匠? 師匠・・・? 目を、開けてください、師匠〜〜〜〜〜〜!!!!」

GM : しかしその声は二度とダッザに届くことは無かった・・・。

ガルバ : 「そんな、師匠・・・。私はまだ・・・まだ・・・」 とだけ言っておきます。

GM : さて、他の方々。もどってきちょ。

ルイナ : ただいま帰りました(笑)。

GM : さて、ダッザのきた方角からもうひとつの人影が見えます。


GM : 人影はこちらに近づいてきます。

リク : 「・・・・・・」 ≪防御専念≫ 堅持。

ルーラン : なら、そちらに注目しつつ、少し下がります。

ガルバ : 一応そっちの方向を見ます。

ルイナ : とりあえずいつもの戦闘のときのように後ろに下がります。ただならぬ気配なので。

GM : リクとルイナはわかります(インフラビジョンで)。ハボリムです。

ルーラン : 私も使い魔の視線で暗視が出来るって。よっぽど上等だぞ。

GM : ならルーランもわかる。

ガルバ : ワシも見える・・・気がするが?(爆)。

フィナ : 僕は、見えないですね(笑)。

GM : やがてハボリムは<ライト>の灯にてらされている距離まで近づきます。

リク : 誰かなんかいってください。今回自分は攻撃されるまで動きません。それとも、ギルドのことを言うかなあ。

ルーラン : とりあえず、ハボの主張を聞いてからだと思いますよ? というか、ハボの様子はどうですか?

ルイナ : 照らされているということは返り血まみれとかそういう状況も判りますよね?

GM体は返り血で真っ赤に染まり、異様な殺気を放っているのが判定無しでもわかります。

リク : そうか、よくよく考えれば私情は別にしてギルド関係で突き出す事は可能・・・じゃないか、なーんだ。

ルーラン : その場合、ハボの死刑は確定しそうですね。

ルイナ : と、とりあえず繋ぎ役の人がどれだけ酷い目にあったかはまだ不明ですから、刑罰はまた別なのでは(汗)。

ガルバ : 「・・・ハボリム殿。」

ルーラン : 「こんなところで遭うなんて、いやに奇遇じゃないか。」

ハボリム (NPC) : 「・・・・・・ちょうどよかった・・・お前らも来ていたんだな・・・」

ガルバ : 「ちょうどよかった? ハボリム殿、どういう意味じゃ・・・?」

ルーラン : 「・・・・・・どうしたよ。やる気じゃないか。」

リク : 「ハボ、一つだけ聴くが。俺宛に来た客を知ってるかい?」

ハボリム (NPC) : 「ははは、わざわざそんなことを聞くのか? リク。」

リク : 「ははは、そうだよなあ。ハボ。」 状況は確定しました。あとは先生にお任せいたします。

ハボリム (NPC) : 「見ろ・・・・・・殺人鬼を殺したぞ・・・・・・俺はまたひとつ強くなった・・・」

ガルバ : 「殺人鬼? 何を言っておる。この方は誰も殺してはおらんぞ。」

ハボリム (NPC)「・・・・・・ハハハハハハハハッ!!!!!」

ガルバ : 「何が、何がおかしい!!」

ハボリム (NPC) : 「・・・・・・消えたぞ・・・・・・」

ガルバ : 「・・・消えた?」

ルーラン : 「・・・どうした? 何を言っているんだ?」

ハボリム (NPC) : 「・・・・・・妹の・・・セリエの顔が・・・・・・ついに頭の中から消えたぞ・・・」

リク : 「・・・なんだ、妄執か。自分を追いつめて追いつめて、狂っただけのことだろうよ。」

フィナ : 「それは、あなたの・・・」

ガルバ : 「ハボリム、お主・・・」

ルイナ : 「・・・ハボリム・・・・・・」

ハボリム (NPC) : 「これで俺はまた前に進める・・・・・・。人を斬るたびに・・・まるで邪魔するように頭の中に浮かんだセリエの顔が・・・・・・ついに消えた・・・・・・過去の清算とともに・・・これで俺はまた先へ・・・・・・」

ルーラン : 「馬鹿な事を・・・お前は何をしているのか分かっているのか?」

ハボリム (NPC) : 「・・・・・・分かっているさ・・・いたって冷静だよ・・・」

ルーラン : 「・・・・・・だとしたら、狂ってしまったということだ。」

ハボリム (NPC) : 「俺の中の・・・武を極めるための障害がまたひとつ、消えていなくなった・・・それがうれしいだけさ・・・」

ガルバ : 「武を極めるため・・・。そのために妹を悲しませてもいいと思っておるのか! 何をすべきための武か分からぬのか! 分からぬで武を極めてなんとする!」

リク : 「・・・・・・こういう手合いに、問答は無意味だと思うがね。」

ルイナ : 「・・・・・・ハボリム、そんな風に言っちゃ・・・セリエは今でも悲しんでるままだよ?」

ハボリム (NPC) : 「悲しませる?・・・俺の道を妨害しやがった女が・・・悲しかったのは俺だぜ・・・・・・」

ガルバ : 「その程度の感情でしかなかったと言うのか、ハボリムよ。」

ハボリム (NPC) : 「・・・・・・それが何か・・・?」

ガルバ : 「くっ! こやつ・・・・・・」

ハボリム (NPC) : 「・・・・・・あの時俺が歌った詩を覚えているかい?」

ガルバ : 「詞とな? 覚えておるが・・・。確か強さとは・・・と言った内容じゃったかな。」

ルイナ : その話、“ベルダイン”にいた私達に推測できませんか? 話している内容で。

GM : バードであるルイナは知っていてもいいですよ。

ハボリム (NPC) : 「ただのおとぎ話だと思ってたさ・・・・・・しかしどうだ、俺はそれを実践するたびに前へ進めた・・・・・・そしてまた今も・・・・・・また一歩前へ・・・」

ルーラン : 「・・・・・・なんの話だ?」

ハボリム (NPC) : 「そうだな、強さの代償とでも言っておこうか。嬉しいぞ、俺はお前らに運命を感じる・・・・・・再び俺の前に現れてくれたお前らに・・・」

ルーラン : 「強さの代償だと? それがこれとどんな関係がある!」

ハボリム (NPC) : 「お前らと引き換えに俺はまた強さを手に入れることができる・・・」

ガルバ : 「・・・お主、その剣を降ろすつもりは無いのかの?」

ルイナ : 「・・・・・・もしも、ハボリムがボクの知っている詩のことを言っているなら・・・剣を降ろしてはくれないよ・・・」 うなだれつつ。皆が判るには、その節をルイナが歌うしかないかな。

GM : いいですよ、詩っても。

ルイナ : 奇妙な静寂の中で呟きにも似た哀しい歌を、歌ったと言う感じですね。

GM : わかっているとはおもいますが『ハート・情・人と人とのつながり』などに当てはまるものです。明確な単語は用意していませんでした。

リク : 私は、「人間性」あるいは「人間」であることを放棄し、武器になるのかと考えてましたがね。だから何物も恐れず、武器だから戦っても飢えない。その辺りから、ドワーフの作製した特殊武器とかのことかと

GM : 当てはまる部分もありますね。

ルーラン : 俺は目的かそれに類する物。本質はそれを乗り越える事で得られる達成感かと思いました。目的を持たぬ行動に達成感が生まれるわけはない。達成感のない行いに満足は生まれないので。最強になった事で目的がなくなったって感じ。

ルイナ「人への想い・心」でした。無くすときっといつまでも満足できないと思って。

フィナ : 色々とありますね。

ハボリム (NPC) : 「さて、それじゃあ総仕上げだ。しかしお前らはすばらしい友人だよ。俺のためにわざわざ出向いてくれるなんてな。」

ガルバ : 「・・・・・・それは、ワシらと戦う、と言う意味なんじゃな?」

ハボリム (NPC) : 「お前らの犠牲は決して無駄にはしない。俺は必ず武を極め、最強の称号を得てやる。」

ガルバ : 「・・・お主にはまだ話しておらんかったな。ここに横たわっておるドワーフはな、ワシの目標であり、命の恩人なのじゃよ。ワシは彼らを師匠と仰ぎ、彼らのようになる事を目標としたんじゃ。」

ハボリム (NPC) : 「・・・そうか、よかったな。お前もこれで前に進めるぞ。何をそんな怒りに満ちた顔をしている?」

ガルバ : 「・・・それを・・・お主がやったのか? 二人とも。」

ハボリム (NPC) : 「ああ、そうだ。俺の中のセリエを消すためにな。」

ルイナ : 「・・・・・・・・・あの詩の男は、最後まで救いがなかったんだよ? ハボリムにはセリエがいたのに、どうして・・・」 ぼそ。

ガルバ : 「そうか・・・・・・。師匠は言った。『今度はお主が誰かを救う番』だとな。じゃから、ワシは争いを求め苦しむお主を救うために戦う!

ルーラン「これ以上、道を誤る前にとめてやるのが友人の義務、かな。」

リク「腕一本ぐらいは貰っていくぜ。証拠品としてな。」

ガルバ「ワシ自身が生きるために! ワシの仲間を護るために! この師匠の魂がこめられたハルバードで!」 と言ってハルバードを突きつける!!

フィナ : ガルバ、カッコいい〜。

ルイナ : ほんとだかっこいいー!

ガルバ : せっかくの主人公なので、かっこよく行かせて頂きました。

ルーラン : でもまた語調がハーフドワーフ語に戻ってしまった(笑)。まぁらしいけど。

リク : あれ、をドワーフ語(らしきもの)にすると、次自分ドワーフなのであれをしゃべらなければならないので断固拒否します。

ルーランハーフドワーフ語ですから(笑)。

ハボリム (NPC) : 「さて、おしゃべりはここらへんで終わりにするか・・・さて、始めよう。楽しい楽しい殺死合を・・・・・・」 そう言ってハボリムの口が歪む。

ガルバ「よし、来い! うおおおおお!!!」

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